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【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ
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302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/12(土) 22:34:20.50 ID:O4EDm7MB0
マイク「・・・ダビンチ?ああ〜ダビンチだ!ダビンチが助けに来てくれた!お〜〜い、ここだよダビンチ〜!早く助けてくれぇぇ〜〜!!」
ダ・ヴィンチちゃん「マイク!?まさか君もブルーナに捕まったというの!?これは少々救出するのが大変そうになるわね・・。」囚われているマイクを見て・・
立花響「・・・・!?。いた!調ちゃん!!?」囚われている黒髪のツインテールの女の子に目線がいく
黒髪のツインテールの女の子→月読調「・・ウゥゥ・・・・。ヒ・・・ヒビキ・・?そこにいるの・・ヒビキ・・・?」ハァ・・ハァ・・(衰弱している)
立花響「!?。(意識が朦朧している・・・・それに調ちゃんの両足も怪我をしているし、身体の方も衰弱している・・。)待ってて!今、私が助けに・・」タタタタァァ〜!(前に出ようとする)
ブルーナ「!。そこを動くんじゃないわ!貴方たちが動けば、ここにいる者たちの命は無いわよ!」シュッ!(腕を軽く振る)
ガシャンッ、ガシャンッ、ガシャンッ!(槍を人質の身体に近づける)
マイク「ヒ、ヒィィ〜〜!?」ビクビクッ!(槍の鉾先を見て怯える)
月読調「ウゥゥ・・・」衛兵たちの槍が身体に近づいてくる
立花響「!?」ズズゥゥ!(立ち止まる)
ダ・ヴィンチちゃん「迂闊に動かないで響ちゃん!すぐにでも調ちゃんを助けたい気持ちは私にもわかるよ!あの子の様子、かなり衰弱している様子だったわ。」
アルト「ああ。だが今は迂闊に動かない方がいい。今のブルーナを刺激するような事をすれば、彼女の命を保証は出来ないぞ!」
立花響「クゥゥ・・・。」スタスタスタッ・・・(後ろに下がる)
ブルーナ「――フッ。(思った通りね。二代目ガウェインが捕まえたというピンクの『絶唱の予言の子』は彼らにとって大切な存在だったというのね?)」
ブルーナ「(マイクって言う妖精もそう・・・亮太君たち家族や『予言の子』たちが寝泊まりしてたという宿屋を中心に捕縛していたが、まさかその店主もまた、彼らとの関係者だったとはねぇ・・。)」
ブルーナ「(これでさらに人質を守る為に、迂闊に動くことができなくなったわね、亮太君。これもまた、あなたが3年前に私の事を裏切ったのが悪いのよ!)」クスクスクス・・(笑みを浮かべる)
アルトリア「・・・・・・・・」怒った表情を見せる
ブルーナ「さて・・・『予言の子』アルトリア、『異邦の魔術師』藤丸立香、そして全ての元凶である三澤亮太。貴方たちはここでおとなしく私に首を差し出しなさい!」
ブルーナ「貴方たちがおとなしくここで死んでくれたら、ここにいる人質は助かるし、それ以上の危害も加えないわ。」
月読調「ウゥゥゥ・・・ヒビキ・・・・」ハァ・・ハァ・・・(息が荒々しい)
マイク「ダビンチ・・・」ウルウルウル・・・(泣きそうになる)
囚われの妖精たち「そ、そうだよ『予言の子』!あんたたちが死んだらオレたちは助かるんだ!ブルーナ様の言う通りだ!」
囚われの妖精たち「オレたちはただ『予言の子』の話をしただけで、決して『予言の子』の事を信仰してないし、信仰していないのに捕まったんだ!」
囚われの妖精たち「『予言の子』の話をしたから捕まった!『予言の子』のシンパと間違えられて捕まったんだ!」
囚われの妖精たち「お願いだよ『予言の子』・・・ブルーナに囚われた我々の為に死んでくれよ〜!」
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ!!(アルトリアにお願いするように言っている妖精たち)
アルト「クゥゥ・・・・・」ググゥゥ・・・(拳を握りしめる)
ブルーナ「・・・・・フフゥ〜ン。」二カッ!(余裕な表情を見せる)
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/12(土) 23:48:36.32 ID:O4EDm7MB0
カチャッ!(顔に付けた仮面を取るメリュジーヌ)
メリュジーヌ「私たちがこんな所で死んでも、君はその約束を守るつもりなど無いというのにか?君の事は『異邦の魔術師』である藤丸立香から聞いている。」呆れた表情
メリュジーヌ「君は以前・・ここにいる『予言の子』アルトリアにノリッジの『厄災』を祓ったら、ソールズベリーの鐘を鳴らしてあげると約束したというのに、君はその約束とは違う形で返しているじゃないか。」
メリュジーヌ「そんな簡単な約束も守れないというのに、私たちが死んだら人質を助けてあげるだって・・・?アルトや私たちの事を舐めているの?」
メリュジーヌ「邪教の話の事もそう・・・。私はアルトがそんな『厄災』とも言える邪教を説いているという話なんか聞いたこともないし、『予言の子』がアルトによって邪悪に堕ちたと言う事も聞いたこともないわ。」
メリュジーヌ「・・君は3年間も氏族長としての権力に酔いしれていたのか、或いは君の愛読書にしている聖書の本の読み過ぎたせいなのか・・」
メリュジーヌ「君は、前の風の氏族長だった『オーロラ』の思考と妖精としての『目的』が移ったんじゃないのかな?」ニコッ(にやついている)
ブルーナ「な・・な、なんですって〜〜!?」キリキリキリィィ〜〜!(イラついている)
アルトリア「ちょ・・ちょっとメリュジーヌさん!?さっきアルトさんがブルーナを刺激するような事をしたら、人質になっているマイクさんたちの命の保証がないって・・」アタフタ・・・(慌てている)
アルト「まぁそうとも言えるが、これについてはメリュジーヌの言っている事が正しいかもしれないな?」ニッ!(笑みを見せる)
メリュジーヌ「ええ!」ニコッ!(笑みを見せる)
アルトリア「えぇぇぇ〜〜〜〜!?」タラタラタラァァ〜〜(冷や汗をかきつつ動揺している)
【(は、話の意味がわからない・・・・)】
【(2人とも、一体なにを考えているのか・・)】←
ブルーナ「ヌヌヌゥゥ・・・私の事を馬鹿にするのは3年前からも変わっていないのね!行きなさい、あいつらを捕らえてやりなさい!!」シュッ!(号令を出す)
ブルーナの衛兵たち「ハッ!」ガシャンッ、ダダッ!(捕獲用の武器を構える)
ダッダッダッダッダッダァァァ〜〜!!(捕獲用の武器を持って襲いかかる一部の衛兵たち)
メリュジーヌ「来るのね・・・手出しは無用だ、藤丸立香。ここは私とアルトとバーゲストで十分だ。」
アルト「ああ!バーゲスト、こいつらはなるべく殺さずに無力化させるんだ!」
バーゲスト「ふん。言われずとも、こやつらなど私のこの鎖だけで充分だ!」ジャラジャラァァ・・・(手持ちの鎖を構える)
【し、しかし・・・】
ダ・ヴィンチちゃん「マスター、君が無理に戦う必要は無い。ここはアルトたちに任せておいた方が良さそうだ。」
ダ・ヴィンチちゃん「それより心配なのは響ちゃんの友だちの方だ。彼女の応急手当をすぐに準備をした方が良さそうみたいだからね?」
アルトリア「はい。スズカさんから応急手当用の救急箱を貰ってます。彼女たちの救出はアルトさんたちに任せましょう!」
立花響「アルトさん・・・メリュジーヌさん・・・」心配そうにアルトたち3人を見ている
ダッダッダッダッダッダァァァ〜〜!!(アルトたちに近づいてくる衛兵たち)
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/13(日) 21:40:46.41 ID:XGtaXJQa0
ブルーナの衛兵たち「ワァァァァァ〜〜〜〜!!」ダッダッダッダァァ〜〜!(捕獲用の武器の武器を持って襲ってくる)
アルト、バーゲスト、メリュジーヌ「―――――――!」タタタタァァーー!(それぞれに動き出す)
アルト「フッ、フンッ!ハァァッ!」タンッ、タンッ、タンッ!キィィン、キィィン、キィィン!(軽く衛兵たちに触れていく)
ブルーナの衛兵たち「ノガァァッ!?ヌゥゥッ!?」バタバタバタンッ!(触れられた途端に倒れてしまう)
怯えるブルーナの衛兵「アァ・・アァァァァ・・・」ビクビクビク・・(怯えて動けない)
アルト「ヒール(身体麻痺)!」キィィン!(すれ違うように触れる)
怯えるブルーナの衛兵「ムワァァァ!?」ビリビリィ〜、バタンッ!(身体が痺れて倒れ込む)
バーゲスト「ハァァァ〜〜!」ジャラジャラァァ〜〜・・(鎖を展開していく)
ブルーナの衛兵たち「!?」展開していく鎖を見て・・
バーゲスト「チェイン・ハウディング!!」ジャラジャラァァ〜〜、バシィィン!!(衛兵の足に向けて鎖攻撃)
ブルーナの衛兵たち「ぐわぁぁぁ〜〜!!」バシバシバシッ、ボキボキボキッ!!(両足を折られるように倒れる)
メリュジーヌ「ハッ、テイッ、ハァァァッ!!」ビュンビュンッ、バシバシッ!(素早く動く)
ブルーナの衛兵たち「ぐわぁぁっ!?アァァァァ〜〜〜!!」バキッ、ボキッ、ベキッ!(両腕と両足を折られて倒れる)
バーゲスト「骨折程度の怪我で済ませた・・・お前たちの命を取る必要など、はなから私たちには無いからな。」
メリュジーヌ「骨折を治して欲しいならスズカに治してもらえ。最も・・このまま降参して、我らの傘下に加わるに限るがな・・?」
アルト「ああそうだな・・。」
タッタッタッタッタァァ〜〜・・・・(処刑台に向けて歩いて行くアルトたち)
アルトたちを捕獲するために、多くの捕獲用の武器を持ったブルーナの衛兵たちはアルトたちに襲いかかるも、
アルトたちは衛兵たちを1人も殺すことなく衛兵たちの両腕・両足の骨を折ったり、身体を麻痺させて動けなくしたりなど、衛兵たちの命を取らずに返り討ちにしていくのであった。
【(す、凄い・・・)】
【(敵を殺さずに倒しているなんて・・・)】
ダ・ヴィンチちゃん「敵の身体を麻痺させたり、骨を折るだけで衛兵たちを無力化させるなんて・・・これは相当のテクニックがないと出来ない戦い方みたいだね。」
ダ・ヴィンチちゃん「スズカちゃんやアルトの回復能力があるからこその戦い方とも言える。この戦いの仕方なら、誰も殺さずに敵の勢力を崩すことが出来るかもしれない!」
【そうだね。】
【(それと誰も殺していない以上、俺たちが敵を殺すような事はしていないと証明出来るかもしれない・・。)】←
キィィーーン!(ガラスボックスの中のマイクのハウリングが鳴る)
ブルーナ「おのれぇぇ〜〜、それが何よ!衛兵たちを殺さずに倒せれば、殺人の罪を重ねずに済むって根端って話じゃないわよ!」
ブルーナ「そんなことをしたところで、数日前に土の氏族長のダルダンと二代目妖精騎士ガウェインをその手で殺めた罪は消えはしないというのに!」
アルトリア「!」タッタッタッタッ・・・・(少し前に出る)
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/13(日) 23:32:36.04 ID:XGtaXJQa0
アルトリア「――確かに土の氏族長であったダルダンと二代目妖精騎士ガウェインは、この『予言の子』である私と仲間たちとの戦いでその命を失い、このブリテンの土へと還りました。」
アルトリア「妖精たちを救う『予言の子』の一行である私たちが、彼ら2人を殺めた事で、多くの妖精たちは私たちに対する不信感を抱いているに違いありません。」
アルトリア「しかし私たちはただ、彼ら2人を殺したいという理由で殺したわけじゃありません。彼ら2人もまた、このブリテンに存在する妖精たちを殺すかのような事をしていました。」
アルトリア「ダルダンはノリッジの住民たちや自身の部下らを自身の都合で踏みつぶし、ノリッジの『厄災』の時も住民たちを見捨てて自分だけは安全地帯に逃げこんだり、」
アルトリア「二代目妖精騎士ガウェイン・・・もといビスケスはモルガン陛下の命で、純粋且つ罪なきウェールズの妖精たちを彼らが住む森と共に焼き払った・・。」
アルトリア「私は・・このアルトリア・キャスターは、このブリテンを救う為に立ち上がった『予言の子』であり、ブルーナが言う邪教徒でもなければ、『厄災』でもありません。」
アルトリア「アルトたちもそうです。私と彼らは“邪教徒の『厄災』”ではありません。このブリテンをモルガンの支配から解放する為だけに『境界なき勇士団』を作り、」
アルトリア「今でもここに囚われているソールズベリーの妖精たちや並行世界から迷い込んでしまったそこの衰弱している人間の女の子を救う為にここへ来たからね!」
アルトリア「これはこの妖精國ブリテンを救う『予言の子』である私とモルガンの支配から解放させるアルトたち『境界なき勇士団』の・・いわば『正義』でもあります!」
ブルーナ「せ、正義ですって・・!?」ガタガタガタ・・(動揺して身体が身震いする)
タッタッタッタッタァァ〜〜・・・・(処刑台に向けて歩いて行くアルトたち)
ブルーナ「!?。そ、それ以上動くじゃないわよ三澤亮太、それに裏切りの先代の妖精騎士たちめ!アンタたちが動けば、こいつらはどうなるノかわかっているの!?」
アルト「・・・・・・・・・」黙り込んでいる
ブルーナ「クゥゥゥ〜〜・・・や、殺(や)りなさい!!アイツら共々、そいつらシンパ共も殺しなさい!!」キィィーーン!(ガラスボックスの中のマイクのハウリングが鳴る)
処刑台にいる槍兵たち「!。ツゥゥゥ〜〜〜!!」ガシッ!(槍を構えていき・・)
アルト「!。ザ・ワールド!!」ギュゥゥゥン!!
シュッ・・ピタッ!(槍の先端が妖精を指す前に止まる)
処刑台にいる槍兵たち「」ピタッ!(時が止まる)
囚われの妖精たちと人間たち「」ピタッ!(時が止まる)
アルト「ヒール(身体強化)!」キィィン、ビュゥゥーン!(足を強化させ、前に素早く動く)
スタッ、バキバキッ、バシンッ!(マイクと月読調の前の槍を破壊し、槍兵を殴り飛ばすアルト)
アルト「(ツゥゥ・・マイクと調ちゃんは助けられるが、あとは多くて間に合わない・・・時が動き出す・・・)」ギュゥゥゥゥ!!
ギュゥゥ〜〜ン!!(セフィーが超スピードの中を駆け抜ける)
セフィー「音速加速・千塵斬り!!」ジャキジャキジャキンッ!!(長刀を素早く振るう)
ギュゥゥ〜〜ン、スタッ!(右端の所で動きを止めるセフィー)
ジャキンッ、バラバラァァ〜〜・・・(槍兵の槍が粉みじんに斬られる)
処刑台にいる槍兵たち「!?。ヒィィィ〜〜!?」ガタガタンッ!(恐怖のあまり尻もちをつく)
セフィー「―――フンッ。」ギィィィ〜シャキンッ!(長刀を鞘に納刀する)
アルト「!?。セフィー・・来てくれたのか!」セフィーの姿を見て・・
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/14(月) 22:52:00.83 ID:BqCI0DgD0
ビュゥゥーン、ジャキジャキンッ!(別の所の槍兵の槍を破壊するメリュジーヌ)
メリュジーヌ「フッ、私もいるぞアルト?」ドヤァ・・(ドヤ顔)
処刑台にいる槍兵たち「う、うわぁぁぁ〜〜〜!?」ガタガタァァァ〜〜!(その場から逃げ出す)
アルト「メリュジーヌ!さすが2人とも、同じタイミングで妖精たちを突こうとする槍を一瞬にして破壊するとは・・・」
セフィー「ああ。ブルーナの『殺せ!』という声を聞き、超加速でこっちに来た。どうにか最悪な展開は免れたようだな?」
ブルーナ「!?。(三澤亮太の息子!?いつの間に私の後ろ回りに・・・一体どうして!?)」驚愕している
ブルーナ「(メリュジーヌのスピードが速いのはわかる・・しかし彼女と亮太君の力を持ってしても、人質の3分の1は処刑できると思ってたのに、どうして・・・)」
ブルーナ「(それにこの処刑場に来たのはアルトリアたちとアルトとメリュジーヌたちであって、残りの奴らはどこにいったというの!?)」
ブルーナ「チィィ!」ガチャッ・・・(外に出ようとする)
メリュジーヌ「!。ハァァッ!」バコォォン!(ガラスボックスに攻撃する)
ブルーナ「キャァァァ!?」バコォォン!ガシャァァ〜ン!(ガラスボックスが横倒しになる)
バカッ、ズズズゥゥ・・・(横倒しになったガラスボックスから這い出る)
ブルーナ「イッタタァァ・・・・」ズルズルズル・・・(ガラスボックスから出ながら・・・)
メリュジーヌ「―――――――――!」シャキィィン!(アロンダイトをブルーナの顔面に突き出す)
ブルーナ「ヒッ!?」ビクビクッ!(アロンダイトを顔面に向けられて)
アルトはザ・ワールドで時間を止めつつ、前方面の人質たちを含め、マイクと月読調に突きつけられた槍を破壊し、
右方面にはメリュジーヌ、左方面にはセフィーが超スピードで左右の人質たちに突きつけられた槍を破壊し、槍を破壊された槍兵はその場から逃げ出し、
ブルーナもまた、ガラスボックスから出ようとする所をメリュジーヌにガラスボックスごと横倒しにされ、這いずって出ようとしたところを、
ブルーナはメリュジーヌにアロンダイトを突きつけられ、今度はブルーナが迂闊に動けない状態へと形勢が逆転するのであった。
ブチッ、ブチッ!(マイクと月読調の縄を剣で切っていくアルト)
月読調「ウゥゥゥ・・・・」ヨロォォ・・・(その場に倒れ込む)
アルト「おっと!」ドサッ!(月読調の身体を受け止める)
マイク「あぁ・・・シラベちゃん!」駆け寄る
月読調「マイクさん・・・・。・・・それにあなたは一体・・・」弱々しくアルトのことを見る
アルト「もう大丈夫だ調・・俺はアルト・オルラント。立花響に頼まれて、君を助けにここへ来た人間だ。」
月読調「響さんが・・・・私の事を助けに・・・・?」
アルト「ああ。」頷く
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/14(月) 23:44:35.89 ID:BqCI0DgD0
ブルーナの衛兵たち「ヌアァァァァ〜〜〜!!」ダダダダァァァ〜〜〜!(別の武器を持ってアルトたちに襲いかかる)
アルト「!!」ピュゥゥン!(月読調を抱えてその場を離れる)
セフィー「!!」ガシッ、ピュゥゥン!(マイクを掴んでその場を離れる)
マイク「オオオワァァァ〜〜!?」ピュゥゥ〜ン!(セフィーに掴まれ、そのまま連れてかれる)
ブルーナ「クゥゥゥ〜〜!!」キィィン、ブシュゥゥ〜〜!!(両手から蒼毒の毒ガスを吹き出す)
メリュジーヌ「!?」ビュゥゥーン!(その場から後ろに離れる)
ブルーナ「ツゥゥゥ・・・・」ノシィィ・・・パンパンッ!(立ち上がり、ドレスに付いた砂埃を祓う)
ピュゥゥ〜ン・・スタッ!(アルトリアたちの元へ着地するアルトたち)
【大丈夫かマイクさん!】←
【調ちゃん、大丈夫か!?】
マイク「お、おいらは大丈夫だよ・・。それよりもシラベちゃんを見てあげて!シラベちゃん、とても弱っているんだよ!」アタフタ・・(焦っている)
立花響「調ちゃん大丈夫!?何処か痛いところはあるの?」心配そうに駆け寄る
月読調「響・・・」ハァ・・ハァ・・(弱々しく息を吐いている)
ダ・ヴィンチちゃん「これは酷い怪我じゃないか!この傷跡から・・彼女はどっかの敵地で戦ってて、敗北して敵に捕らわれ、怪我人には劣悪な環境で手当されたみたいだね?」
アルトリア「ええ。この様子だと、とても酷く汚い檻の中で手当てされたのでしょうね。特に調ちゃんのその両足が・・・」月読調の両足を見て・・
アルト「ああ。・・・調ちゃん、少し足の様子を見せてもらうよ・・・。」ガシッ、ビリリィィ〜〜!!(調の両足の包帯を引きちぎる)
月読調「クゥゥゥッ!?」ズキズキッ!(痛がる様子を見せる)
アルト「!?。こ、これは・・・・・」月読調の両足を見て・・
グジュグジュゥゥゥ・・・・(酷く肉がタダレている月読調の両足)
月読調とマイクを無事に救い出したアルトが粗悪に汚い包帯で巻かれた月読調の両足を見てみたところ、包帯で巻かれた中身はとても酷く両足の肉が溶けており、
今にも足の筋肉や骨が見えそうな形で月読調の両足は酷い大怪我をしていたのであった。
ダ・ヴィンチちゃん「!!?。酷い皮膚のタダレようだ・・一体誰がこんな事を・・・・」月読調の両足の怪我を見て・・
マイク「ガウェインだよ・・・シラベちゃんの足をこんな目にさせたのは二代目妖精騎士ガウェイン様の仕業なんだ!ダビンチ。」
アルトリア「ガウェインが!?――確かにこのような大怪我・・・トリスタン郷も二代目ガウェイン・・・妖精ビスケスの口からの溶解液で両腕と胸元がタダレてしまってて・・」
アルトリア「まさか調ちゃん・・・何処かでイレギュラーズのビスケスと戦っていたというのですか!?」
月読調「ええ・・・・私の足を・・・・あの妖精の口から・・・・ゲホゲホゲホッ・・・・」咳き込んでいる
立花響「!?。調ちゃん、しっかりして調ちゃん!」焦っている
アルト「・・・・ヒール(情報提示)!」キィィン!(月読調の両足に触れる)
アルト「・・・・・!」ドクンッ!(何かを察知する)
―――――――――――――――――――――――――――――――――
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/15(火) 21:47:09.16 ID:zf1ogLNq0
3週間前・・・・西の人間牧場:人間居住地にて・・(ヒール(情報提示)で見たビジョン)
ガシンッ、ガシンッ!ズズゥゥ〜〜!(二代目妖精騎士ガウェインとつば競り合っている月読調)
月読調「くぅぅ・・・・」ズズゥゥ〜!(後ろに下がっていく)
二代目妖精騎士ガウェイン「ティリャァァァ〜〜!!」バリバリバリィィ〜〜!!(雷撃を放つ)
月読調「―――フッ!!」ギィィンッ!(雷撃をかわしていく)
シュパパパパァァーー!!『α式・百輪廻』(回転鋸を放っていく月読調)
二代目妖精騎士ガウェイン「ツゥゥゥ!!」ガキガキガキィィィン!!(放たれた回転鋸を剣で弾いていく)
月読調「ハァァァァ〜〜!!」ギュィィィ〜〜ン!バシンッ!(β式 獄糸乱舞)
二代目妖精騎士ガウェイン「ヌグゥゥ!?このクソガキぃぃ〜〜!!」ギギギィィ〜〜!(β式 獄糸乱舞によるヨーヨーの糸で上半身が縛られる)
月読調「―――よし、このままこの妖精を縛りつつ、ここにいる人間たちを逃がさないと・・・」
二代目妖精騎士ガウェイン「このぉぉぉ〜〜!!」キィィン、バリバリィィ〜〜!!(両腕が光り、上に向けて電流を放つ)
ゴロゴロゴロォォォ〜〜、ビカァァァ〜〜ン!!バリバリィィ〜〜!!(雷雲が出現し、そこから落雷が振ってくる)
逃げていた人間たち「ワァァァァ〜〜ギャァァァァ〜〜〜!!」バリバリバリィィィ〜〜!!(落雷を受け、感電する)
月読調「!?。アァァッ!?」落雷を受ける人間たちを見て・・
二代目妖精騎士ガウェイン「――!!。カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ)
バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲が月読調の両足にかかる)
月読調「!?。アァァァァ〜〜〜〜〜!!?」バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲が月読調の両足にかかる)
ガシュゥゥ〜〜!ドサッ!ビリビリィィ〜・・・・(月読調の両足がドロドロにタダレ、その場に倒れてしまう月読調)
二代目妖精騎士ガウェイン「フンッ。少々手こずったが、意外と呆気なく終わったなぁ・・?」ビリビリィィ〜、バギュギュゥン!(雷撃で糸をすべて断ち切る)
月読調「くぅ・・ぅぅぅぅ・・・」ドロォォ〜・・ズルズルズル・・(タダレた両足を引きずりながら・・・)
二代目妖精騎士ガウェイン「ったく、どこの人間だか知らんが・・・俺に刃向かう奴はこうしてやる!!」バリバリィィ〜〜!!(雷撃を帯電していき・・)
ブシャァァァ〜〜!!バリバリィィィ〜〜!!(月読調の両足に向けて更に水鉄砲と雷撃を喰らわす二代目妖精騎士ガウェイン)
月読調「アァァァ!?アァァァァァァ〜〜〜〜〜〜!!?」ガシュゥゥ〜〜!!ビリビリィィ〜〜!!(両足を攻撃される)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アルト「!?。ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・そうゆう事だったんだな、調ちゃん。俺のヒール(情報提示)で君の両足の発端を見せてもらった。」
アルト「君はあの場所で囚われていた人間たちを救う為に二代目妖精騎士ガウェインと戦い、人間たちがガウェインに殺されていくところに不意を突かれ、君の両足を必要以上に攻撃された・・。」
アルト「そして君はそのままブルーナのところに囚われの身となり、ろくな治療もされないまま、今日まで過ごしていたって事なんだね?」
月読調「・・・・・ええ・・。」コクッ・・(弱々しく頷く)
【(こんな事があり得るのか・・・?)】
【あまりにも酷すぎる・・・】←
アルトリア「・・・・・・・・・・」驚愕しすぎて何も言えない・・
アルト「・・・・・・・!!」スタッ・・(立ち上がる)
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/15(火) 23:34:33.49 ID:zf1ogLNq0
アルト「ブルーナ・・・お前はこれらをやるためだけにイレギュラーズのメンバーとなり、オーロラに成り代わるように風の氏族長になったというのか?」
アルト「3年前・・・・お前はコーンウォールの名なしの森から俺を救い出し、この風と自由の街だったソールズベリーに俺を自由に住まわせてくれるように手配してくれた。」
アルト「あの時のお前の慈悲と優しさは一体どこに行ったんだ・・・?いやむしろその慈悲と優しさ自体、俺を良いように利用する為の嘘だったと見受けられるよな?」
ブルーナ「!?」ビクッ!(図星を突かれる)
ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(アルトの言葉に動揺しだす観客たち)
観客席の妖精たち「名なしの森から救い出した・・?ブルーナ様は3年前から『厄災』である三澤亮太をあのコーンウォールの呪いから連れ出したというのか?」ガヤガヤガヤガヤ・・・(ざわついている)
観客席の妖精たち「それもソールズベリーに自由権を発行して住まわせたというのか?ブルーナ様は『厄災』である三澤亮太と、3年前からの付き合いがあったというのか?」ガヤガヤガヤガヤ・・・(ざわついている)
ブルーナ「〜〜〜〜!?(や、ヤバい・・・!?)」タラタラァァ〜〜・・(冷や汗を垂らす)
ブルーナ「いい、いったい何の話をしているのかしら・・?私はアンタのような人間の皮を被った『厄災』の事なんか一度も付き合ったこともないんだからね!?」
ブルーナ「大体アンタはね・・・あなたの行いのせいでブリテンの多くの妖精たちが多く死んでいる事を、私はシラミ潰しで調べ上げているからね!」
アルト「俺のせい・・・?お前は一体何の話をしているんだ?」
ブルーナ「ヌゥゥ・・・あなたが偽の『予言の子』として蘇ったせいで、シェフィールドの妖精たちも・・人間牧場の人間たちの多くが死んだというのよ!」
アルト「それは違うよブルーナ。シェフィールドはな・・お前たち『異端の妖精達(イレギュラーズ)』と女王軍のせいで滅んでしまったというのだ。」
アルト「ブルーナ・・・君が作った蒼毒兵器が二代目妖精騎士トリスタンに使われ、シェフィールドの多くの妖精と人間たちがその蒼毒の毒で死に、その毒が今でも各地で汚染が広がっている事を、お前は知っているのか?」
アルト「昨日のウェールズの時もそうだった。あの森は女王軍の兵士達と共に二代目妖精騎士ガウェインが、無辜とも言える妖精たちを森ごと燃やしていき・・人間牧場でも多くの人間たちが奴によって多く死んでしまった・・。」
アルト「わかるか・・・?ブルーナを含めたイレギュラーズは妖精たちを守らずに殺している。俺たちみたいな『境界なき勇士団』や『予言の子』たちとは真逆なことをしているんだよ?」
アルト「つまり言うと・・お前たち『イレギュラーズ』が妖精たちを痛めつけた分、俺たちを含む『予言の子』はその分の超える数の妖精たちと人間たちを多く救っていると言う事なんだよ。」
ブルーナ、アルトリア「!?」驚愕する
【アルト・・・・・】
アルト「俺たちはただこのブリテンを救おうとする真なる『予言の子』の手伝いをし、女王モルガンから妖精たちの自由を取り戻そうとしているのに、この有様はなんだというのか?」
アルト「ここにいるソールズベリーの妖精たちは、ブルーナに『毒と縛り』でモルガンの圧政と上乗せで苦しんでいるというのに、なんも意味もなくブルーナの事を支持していると言うのだ・・?」
アルト「君たちソールズベリーの住民たちはいつからこの他人の罪をなすり付けるような妖精の事を支持し、『風と自由』よりも『毒と縛り』を支持する妖精と成り果ててしまったというのか?」
アルト「脅されているのか?ブルーナに自身の事を支持しないと、彼女の蒼毒で毒殺されると脅しに屈服しているというのか?そうだよねぇ〜!」強めに言っている
バーゲスト「アルト・・・お主は敢えてここにいる妖精たちに訴えかける事で、ソールズベリーの妖精たちに『風と自由』を思い出させようとしているのか?」
【アルトさん、あなたという人は・・・】
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(アルトの言葉に動揺している観客たち)
アルトはアルト自身とブルーナとの関係を明かすと共に、イレギュラーズはブリテンの妖精たちを傷つけ・・アルトたちはそれ以上に妖精たちを救っていると観客たちに演説していき、
バーゲスト曰く、観客席にいる妖精たちにソールズベリーにあったという・・“『風と自由』を思い出せ!”というアルトからのメッセージに、
観客席にいる観客こと・・ソールズベリーの住民たちは、アルトのその言葉に動揺し、彼らの心が揺さぶられていくのであった・・。
310 :
以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします
[sage]:2022/11/17(木) 02:43:32.84 ID:VnLHUDWi0
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311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/17(木) 23:44:46.92 ID:M2NwoX6d0
観客席にいる妖精たち「(そんなこと言われたって・・俺たちはブルーナに訴えかける事すらも出来ないんだよ・・・。)」ガヤガヤガヤガヤ・・・(動揺している)
観客席にいる妖精たち「(俺たちはただ・・ブルーナ様の自分勝手な事に振り回されているだけなんだ。アルト・オルラントに言われたくはないのだよ!)」ガヤガヤガヤガヤ・・(動揺している)
観客席にいる妖精たち「(言いたいよ!言いたいよ!僕らがブルーナ様のせいで苦しんでいる事を言いたいよ・・。でもそれを言ったら殺される・・ブルーナの毒液で殺される・・。)」ガヤガヤガヤガヤ・・(動揺している)
観客席にいる妖精たち「(ブルーナ様に勝てるのか?『予言の子』はブルーナ様に勝てるのか?勝てなかったらお終いだ・・ブルーナに負けたらお終いだぁぁ・・)」ガヤガヤガヤガヤ・・(動揺している)
アルトリア「!。(妖精たちのみんなが動揺している・・・・。やっぱり妖精たちは、ブルーナに脅されて、私たちに罵声を・・・・)」
アルト「・・・・・・・・!。」コクッ。(アルトリアに向けて頷く)
アルトリア「!。アルトさんの言う通りです!私たちは女王陛下(モルガン)やブルーナのようなブリテンの妖精たちと人間たちを救う為に、『予言の子』である私が今ここにいるのです!」
アルトリア「3年前のソールズベリーは、妖精たちも人間たちも自由で生き生きとしてて、それによって共に手を取り合って共に暮らしていたはずですよ!」
アルトリア「貴方たちはこのままブルーナとモルガンの支配に屈服したまま『毒と縛り』のソールズベリーで生きていきたいのですか?ずっと息グルしい思いをしながら、ブリテンの地に還るつもりなのですか!」
アルトリア「私はこのような街を変えたい。ソールズベリーを元の『風と自由』の街へと戻していきたい!例えそれで私が『邪教徒』と言われようとも!」
観客席にいる妖精たち「―――――――!!」ガヤガヤガヤガヤ・・・・(さらに動揺していく)
【(観客の妖精たちが動揺している・・)】
【(もしかしてこれなら・・・)】
ダ・ヴィンチちゃん(小声)「(ああ!ソールズベリーの妖精たちに『風と自由』を思い出させ、尚且つ『予言の子』がブリテンを救う存在であると証明していくなんてね。)」
ダ・ヴィンチちゃん(小声)「(アルトめぇ・・少々危ない橋を渡りつつも、こうしてマイクや調ちゃんを救い出すなんて、君はなんてキレのある男だって言いたいわね?)」
メリュジーヌ(小声)「(ええ、でもまだ油断は禁物だ。まだブルーナのところには解放しきれていない人質がいるからね・・。)」ジロッ・・(前の処刑台の様子を見て・・・)
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(アルトたちとアルトリアたちの言葉に動揺している処刑会場の妖精たち)
ブルーナ「!?。(ま、マズい・・・・・このままじゃ亮太君たちと『予言の子』たちが『厄災』であるという事が嘘だとバレてしまう・・私が『予言の子』が『厄災』である嘘を付いたことがバレてしまう・・。)」
ブルーナ「(この嘘がバレたらここにいる妖精たちはみんな、亮太たちを支持することになって、私はソールズベリーでの居場所がなくなってしまう・・・)」
ブルーナ「(・・落ち着け私・・・。なんとしてでも亮太たちと『予言の子』たちをここで倒して、私がいかに私がこのソールズベリーの絶対的領主だと示さなければ・・・)」タラタラタラ・・・(冷や汗をかいている)
ガシッ、キィィーーン!(ガラスボックスから飛び出てるマイクを取り出し、それを使うブルーナ)
ブルーナ「デマに惑わされちゃ駄目よ!そいつらはブリテンを救うと見せかけて、あなたたちに邪教徒の『厄災』の呪いを付与させようとしているのよ!」
アルトリア「まだそんなことを言うのですか!私やアルトたちは、あなたが言うような邪教徒でも『厄災』でもありません!ここにいる兵士たちやマイクたちがそうです。」
アルトリア「アルトたちはただ貴方の命令で動いている兵士たちの身体の骨を折っているだけで命まで奪うつもりはありません。むしろ彼らもまた、私たちが救うべき存在なのですから!」
アルトリア「あなたは風の氏族長としてソールズベリーの妖精たちに何をしてきたのか分からないのですか?あなた自身はソールズベリーに何の功績を残したというのですか?」
アルトリア「貴方は貴方1人が裕福に生活するためだけに街の人たちから色んな物を奪ってきたり、自身の身体から分泌する蒼毒を街やブリテン中に垂れ流しで振りまいたりする事こそ、このブリテンを脅かす『厄災』だと私はそう確信しています!」
アルトリア「『厄災』と疑われる貴方が、私たちを『厄災』呼ばわりする事自体が、あなたが妖精たちをあなた自身のデマで惑わしているに他ならないわよ!」
ブルーナ「ヌッ!?ヌググググゥゥ・・・・・・」図星をつかれる
タッタッタッタッタッタッ・・・・・(処刑台のところへ近づいていくアルト、メリュジーヌ、バーゲスト、アルトリア)
312 :
以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします
[sage]:2022/11/18(金) 02:43:59.66 ID:Iz2J/iDf0
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313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/18(金) 23:46:16.52 ID:H6/vONHi0
ブルーナ「う、動くんじゃないわよ!まだ処刑台に囚われている住民たちを殺す事になっても良いって事なの!?」タラタラタラ・・(焦っている)
メリュジーヌ「・・・・おや?さっきまでの威勢はどうしたのかしら?まあ、君の威勢がどうであれ・・私とアルトはそこにいるブルーナ以外の者たちを救うつもりだからね。」
メリュジーヌ「君が兵たちに殺せと命じても、私とアルトとセフィーはそれ以上の速さでソレらを止める。そして兵たちの骨を折っていくわ。」
アルト「ああそうさ。俺たちはブルーナとブルーナたちの兵士たちより早く動ける・・・そしてその速さで人質に振るわれる武器と共に兵たちの骨を折っていく。」
アルト「俺たちに骨を折られるのはとても痛いぞ?折った骨を治したいのなら、俺の娘であるスズカや俺に平伏するがいい。兵たちよ、それでも俺たちに挑むつもりか?」ニヤリッ・・(笑みを浮かべる)
骨を折られたブルーナの衛兵たち「あぁぁ〜〜痛いよぉぉ〜〜痛いよぉぉ〜〜!!」バタバタバタ・・・(両腕両足の骨を折られ、痛がっている)
処刑台にいる衛兵たち「〜〜〜〜〜〜」ガタガタブルブル・・・(震え上がっている)
妖精の衛兵「だ、駄目だぁ・・・・・オレらがこいつらに敵うわけがない・・・人質を殺そうとすれば痛い目に遭うぞ・・・」ガタンッ・・(武器を捨てる)
妖精の衛兵「痛いのは嫌だ!降参しよう!俺たちではアルトとメリュジーヌたちを殺せない。アルトたちに返り討ちに遭うだけだ!」ガタンッ、ガタンッ・・(武器を捨てる)
妖精の衛兵「もうブルーナ様の命令はうんざりだ!命令されたところでアルトたちに痛い思いをされるだけだ!」ガタンッ・・(武器を捨てる)
妖精の衛兵「もう痛い思いはうんざりだ!処刑をするなら自分でやれ、ブルーナ様!」ガタンッ・・(武器を捨てる)
バーゲスト「・・・・だそうと。ブルーナ、お主も蒼毒の異端の亜鈴の力を持つ物であるならば、ダルダンや二代目ガウェインと同じように、正々堂々と戦ったらどうなのだ!」
バーゲスト「それとも、お主の蒼毒の異端の亜鈴だけでは我々に返り討ちに遭うだけだから戦いたくはないと言うのか、この臆病者のイレギュラーズめぇ!」キリキリィィ〜〜!(怒りを見せている)
ブルーナ「う、ウゥゥゥ〜〜〜・・・・・」ヌヌヌゥゥ・・・(追い詰められていく)
ブルーナ「(想定外の事態だわ。人質を出せば、彼らを救うためにも迂闊に動けないと思っていたが・・・まさかこんな事になるなんて・・)」
ブルーナ「(今にも処刑される人質を出されて動けないどころか、人質を救うために全力で動いて処刑を阻止していき、奴らは誰1人も私の兵たちを殺さずに無力化させている・・。)」
ブルーナ「(私の蒼毒は広範囲の敵を一網打尽に私の毒で浸食はさせられるが、亮太君のザ・ワールドとメリュジーヌたちの速さには追いつけない・・。)」
ブルーナ「(このままでは私の事を恐れずに妖精たちは亮太君たちと『予言の子』たちを支持していき、私は孤立していく一方よ・・・。かくなる上は・・・)」
ブルーナ「け、結界を張りなさい!すぐに内部の結界を発動させなさい!早く!!」キィィーーン!(マイクで怒鳴るように命じる)
グワァァ〜ン、キラァァ〜〜ン!!(処刑会場上空に結界の魔法陣が出現する)
【!】
【あれは・・?】←
ダ・ヴィンチちゃん「これは固有結界に似た魔術か!気をつけたまえ、何が起こるかわからないぞ!」上空の魔法陣を警戒しながら・・
アルトリア「えぇぇ〜〜!?まさかブルーナもまた、モルガン陛下の『水鏡』と同じような事が出来るのですか!?」アタフタ・・(焦っている)
バーゲスト「落ち着けアルトリア!この結界はモルガンの『水鏡』とは違う物だ。間違っても強制レイシフトされるような事は起こらないはず・・」
ブルーナ「(ふっ。この結界こそ、お前たち全員の動きを確実に封じる事が出来る私の切り札よ。この結界を発動させれば、こっちが優勢となる。)」
ブルーナ「(中にいる者を確実に閉じ込め、私たちが持っている宝石以外の奴らの体力と魔力を吸い上げていく。正にこの処刑会場の切り札とも言えるわ。)」
ブルーナ「(本来ならば、今この場にいないトリスタンたちや他の亮太君の子供たちを閉じ込めたかったけど、これはこれで良いわね?)」
ブルーナ「(クフフフフ・・・結界の力でまともに動けない亮太たちを私の蒼毒でジワジワと毒殺していくのも悪くはないわね・・。)」キラァァン!(首にぶら下げている青い宝石を見ながら・・)
アルト「・・・・・・・・・・・」黙って見ている
キラァァ〜ン☆パァァァ〜〜!(結界が処刑会場の中央を覆っていく)
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/19(土) 23:43:01.82 ID:3CoK3Ml00
キラァァ〜ン、ドクンッ!!(宝石が光り、ブルーナたちの身に異変が起きる)
ブルーナ「!?。ウグッ・・・・こ、これはいったい・・・!?」ギュゥゥ〜〜ン・・・(魔力と体力が吸われていく)
ブルーナの衛兵たち「ガァァ・・ァァァァ〜〜〜・・・!?」ギュゥゥ〜〜ン・・・(魔力と体力が吸われていく)
アルトリア「・・あれ?私たちはなんともない・・・ってこれ、逆にブルーナの衛兵たちが苦しんでいない、これ!?」驚いている
メリュジーヌ「ええ、おそらくこの結界はブルーナが仕掛けたと思われる処刑会場の仕掛けの一部と思われるのだが、それがブルーナたちのみに作用しているとなると・・・」
アルト「ああ!これはルージュがやったんだ。ルージュがこの処刑会場の仕掛けを制圧し、それらをブルーナたちに掛かるようにさせたんだ。」
【そうか!間に合ったんだね、ルージュ!】
【でもどうしてブルーナたちが結界の力で苦しんでいるんだ?】←
セフィー「オベロンが言うに・・この結界には体力と魔力を同時に吸い上げる能力があり、あらかじめセットで用意された特殊な宝石の首飾りをする事で、結界の作用を防ぐことが出来ると。」
セフィー「それを逆手に取れば、その首飾りを持つ者に結界の作用が効くようにする事ができ、それを可能にするためにルージュが制御室のセキュリティを制圧したのだが・・・」
骨を折られたブルーナの衛兵たち「あぁぁぁ〜〜ぐあぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」モガモガモガ、ガシュッ!(地にもがきながら吐血していく)
処刑台のブルーナの衛兵たち「グゥゥ〜〜ゥゥ〜〜ゥゥ〜〜!!」ドサッ、バシュッ!(倒れながら吐血する)
囚われの妖精たち「〜〜〜〜〜」絶句している
アルトたちとアルトリアたち「!?」吐血している様子を見てて・・
ダ・ヴィンチちゃん「これは正直、結界の効力が効き過ぎだ!こんなのはルージュが効き目を間違えたか、結界自体の吸収力がこれほどだったとしか思えない!」
アルトリア「えぇ、このままではここにいる兵士たちが・・・・アルトさん!」
アルト「ああ、彼らが付けている首飾りを外そう。正直これはやり過ぎたな。」タタタタァァ〜〜!(衛兵たちに駆け寄る)
シャキンッ、ブチブチッ!(骨を折られたブルーナの衛兵を中心に彼らの首についた首飾りを外していくアルトたちとアルトリアたち)
アルトたちは体力と魔力を吸う結界の作用によって苦しむ衛兵たちを見て、今起こっている事がアルトたちとって良くない事だと判断し、
アルトたちは骨折してまともに動けず、只もがいて苦しんでいるブルーナの衛兵たちを中心に彼らの首にさげている首飾りを外していくのであった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
同じ頃・・・・処刑会場の裏側:トラップ制御室
ワァァァ〜〜ぐわぁぁぁぁ〜〜〜〜!!(ブルーナの衛兵たちの悲鳴が聞こえる)
ギュィィィ〜〜ン!(制御盤がオレンジに光り、体力と魔力の結界が発動している)
ピィィ〜パパパッ!(スズカのサーチ能力で外の様子を調べている)
スズカ「吸収の結界がブルーナと敵兵に作用している・・・うまくいったわルージュ!」
ルージュ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・どんなモノよ!私にかかれば、結界の作用対象を変えることだってできるのだから・・。」ハァ・・ハァ・・ハァ・・(少し疲れている)
コーラル「お疲れさまですルージュさん。これでブルーナたちの魔力と体力を奪い続ければ、さすがのブルーナも蒼毒の異端の亜鈴の力を使う気力を失うかと・・」
スズカ「待って・・・!これ・・・結界による体力と魔力の吸収量が多すぎる・・・これって・・。」
イズ「はい、これは想定以上の結果になっていますね。この処刑会場の仕掛けである吸収の結界の力を逆手に使い、敵戦力を削ぐ予定でしたが・・」
イズ「このまま体力と魔力を吸われれば、ブルーナよりも先に衛兵の皆さんが死ぬ可能性があります。今の状況で、あの者方々を葬ることはこちらにはよろしくないと思われますね。」
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/20(日) 22:14:35.44 ID:xow8AKPe0
イズ「我々『予言の子』と『境界なき勇士団』との同盟はこのブリテンを支配する女王モルガンからブリテンの妖精たちと人間たちを救い、そして解放する為を主軸としています。」
イズ「現在、イレギュラーズの幹部の1人にして風の氏族長であるブルーナによる“邪教徒”の工作・及び数日前のダルダンと二代目妖精騎士ガウェイン死亡の件により、
イズ「『予言の子』及び『境界なき勇士団』・『円卓軍』の印象は、邪教徒の『厄災』という有りもしないデマの象徴として疑われ、今の妖精たちの目の敵にされています。」
イズ「これらの疑いを晴らすためにも、ブルーナが人質にしている者たちを救い出し、我らや『予言の子』が妖精たちと人間たちを救い出す存在である事を証明する必要があります。」
イズ「故に我々が妖精たちを傷つける者でない事を証明するためにも、たとえ敵であるブルーナの衛兵たちを殺さずに無力化させる必要があり、今ここで死なれると我らの印象を悪くする恐れがあります。」
イズ「この結界の効力と制御盤の事を考えるとしたら・・・・」ジィィィ〜・・(ルージュを見つめる)
ルージュ「あぁぁぁ・・私、こんな事になるはずはなかったのに・・・ただ、オベロンがこうすれば良いと思って制御盤の制圧後にこういう操作をしてと・・」
スズカ「そんなことは後にして!ルージュ、悪いけどこの結界を止めて!このままブルーナに関係ない人たちが・・・」
ルージュ「わ、わかった!すぐに結界を解除するわよ!」アタフタ・・(急いで制御盤を動かしていく)
ギュイギュイギュイ、ズグンッ!(制御盤の石版を動かし、それらを押し込む)
パァァァ〜!ギュゥゥゥ〜〜ン・・・・(結界の光が消えていく)
イズ「――結界の発動停止を確認。これで衛兵たちに作用した吸収が止まります。そしてもうこの場所に長居する必要もありませんね。」
スズカ「ええ。お父様たちと合流し、衛兵たちや人質たちの治療のために行きましょう!ルージュ、言いたいことはブルーナを倒してから聞いてあげるからね。」
ルージュ「は、はい!」頷く
コーラル、アドニス、イズ「ええ(うん)!」頷く
一方のトラップ制御室に残っているスズカたちは、外から聞こえる衛兵たちの悲鳴を聞き、すぐに制御盤の石版を動かし、処刑台中央に張り巡らせた結界を解除し、
スズカたちはアルトたちと合流するために制御室を後にするのであった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
処刑会場:中央
パアァァァ〜、キランッ・・・・(結界が解除される)
【結界が消えた・・・。】
メリュジーヌ「!。どうやら制御室にいるルージュたちも結界の作用に気づいて結界を解除したのね。ああ良かった・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「ああ。それに結界が解かれたことでこちらの逃走手段は後ろの鉄の門のみとなった。あと私たちがやれることがあるとすれば・・・」
アルト「ああ・・・残りの人質の救出とブルーナを倒す事だな・・?」ジィィィ〜〜・・(ブルーナを睨み付ける)
メリュジーヌ「―――――――!」ジィィィ〜〜・・(ブルーナを睨み付ける)
キラァァ〜ン・・・・(首飾りの宝石の輝きが失われる)
ブルーナ「っはぁっ!?・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・」ギュゥゥ・・・(体力と魔力の吸収が止まる)
ブルーナの衛兵たち「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・」息を切らしている
アルト「(五体満足の衛兵たちがあと少数残っているか・・・しかしもう衛兵たちはもう充分に戦う事が出来ないし、妖精の衛兵たちはもうブルーナの命令をもう聞きたくないはず・・・。)」周りの衛兵たちの事を見ていながら・・
ブルーナ「ハァ・・ハァ・・・い、いったいどういう事なの・・・?あんたたち、いったい何をしたというの!?なんで私が用意した結界の仕掛けが私たちに作用したというの!?」
アルト「さぁな・・・結界自体が不具合を起こして、ブルーナたちに結界の効力が作用したと思えるのだけどなぁ・・?」
ブルーナ「!?。クゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜!!」ブチンッ、ガシャンッ!!(首飾りを地面に叩きつける)
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/21(月) 00:19:03.22 ID:9nE2+qAN0
アルトリア「もう諦めたらどうなの!あなたは自身の持つ異端の亜鈴の力を使おうともせず、ただ自身の駒である兵隊たちを使い潰すだけで、あなたは一ミリたちとも戦おうともしない。」
アルトリア「何が“邪悪に堕ちた『予言の子』に代わって『厄災』の呪いをうち祓う”だ!あなたはこのソールズベリーや他の風の氏族たちをまとめ上げる風の氏族長なんでしょ!」
アルトリア「あなたがやっていることはただ、自分が裕福に暮らすためだけにソールズベリーの住民たちを毒と縛りで苦しめて、自分の蒼毒を他の地にも振りまいてブリテンの地を更に汚染していく。」
アルトリア「それに自分の都合が悪くなれば平気で嘘を付き、私たちに罪をなすり付け、自分の部下に自分がやりたくない事を押しつけて、自身はなにもしたくないように見ているだけ・・」
アルトリア「ブルーナがやっていることは・・前の風の氏族長だったオーロラでも出来る事だし、オーロラ時よりもただ劣悪さが増しているようにしか見えません!」
アルトリア「あなたはただ自分自身の氏族長の権力が失う事を恐れているだけであり、人質を使って私たちを罠にかけようとしていただけですよね!!」バァァ〜ン!!(喝を入れるように怒鳴る)
ブルーナ「う、うるさいわね!!あぁもう容赦はしないわよ!衛兵たち、私も手伝うからさっさとこいつらをなぶり殺しにしなさいよ!!」キィィーーン!(マイクを通して大声で叫ぶ)
ブルーナの衛兵たち「ゥゥゥゥ・・・・・・・・」ガタガタガタァァ〜・・・(誰1人も動こうとしない)
ブルーナ「どうしたのよ!さっさと殺れって言ってるでしょ!聞こえないというの!?」イライライラ!(イラついている)
ブルーナの衛兵たち「――――――――――――」プイプイ!(首を横に振る)
ブルーナ「!?」衛兵たちの態度を見て・・・
ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(その様子を観客席から見ている妖精たち)
観客席にいる妖精たち「(確かにブルーナ様はモルガン陛下と同じような仕打ちで俺たちを迫害してきたさ!それも毎回毎回さ!)」ガヤガヤガヤガヤ・・・(動揺している)
観客席にいる妖精たち「(『予言の子』の言う通りだ!ブルーナ様は自分の異端の亜鈴の力で俺たちを威圧して、俺たちから色んな物を徴収されてきたさ!)」ガヤガヤガヤガヤ・・・(動揺している)
観客席にいる妖精たち「(でも『予言の子』は邪教徒なんだろ?『予言の子』と三澤亮太が今さら俺たちの事を救ってくれるとは思えないし、信用できるというのかもわからないし・・)」ガヤガヤガヤガヤ・・・(動揺している)
観客席にいる妖精たち「でもブルーナの兵士たちを救うとアルトは言ってたし、もしかしたら彼らが『厄災』だと言うのは間違いじゃないかな・・?」ガヤガヤガヤガヤ・・・(動揺している)
【(妖精たちが益々ざわついている・・・もしかしたら!)】
【アルトリア!】←
アルトリア「(うん!)どうやら兵士たちはもうあなたに命令されたくないのでしょうね?あなたはもう氏族の長として孤立したといっても良いでしょうね。」
アルト「ああそうだな。ブルーナ、あなたはこの場で言ったよね?“邪悪に堕ちた『予言の子』に代わり、今ここで『邪教徒の厄災』の呪いをうち祓う”って・・。アレはハッタリなのか?」
アルト「もしブルーナ自身が人質の妖精たちを殺すというのなら、俺はそれより前にブルーナのその蒼毒が出る両腕を切り落としてやってやるさ。」
ブルーナ「!?」ビクビクッ!(顔を青ざめる)
アルト「出来るよな?お前が3年前、ソールズベリーの暴徒たちをその蒼毒の力でねじ伏せ、オーロラを救おうとしてた暴徒たちを毒煙で殺したようにさぁ〜〜!!」煽るように言う
ブルーナ「そ、それは・・・・何というか・・そのぉぉ・・・」ガタガタブルブル・・・(身体が震え上がる)
アルト、メリュジーヌ「・・・・・・・・」ジィィィ・・・(ブルーナを睨み付ける)
ブルーナ「ウゥゥゥ・・・・・」タラタラタラァァ〜〜・・・(汗がタラタラに流れていく)
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/21(月) 22:39:07.97 ID:9nE2+qAN0
マイク「ウッ、ウゥ・・ウゥゥゥ〜〜・・・」バシュッ、ドサッ・・・(血を吐いて倒れる)
ダ・ヴィンチちゃん「!?。どうしたんだマイク!しっかりするんだ!!」マイクに駆け寄る
月読調「ウゥゥ・・・ゲホゲホッ・・」ガシュッ!(口から血を吐く)
立花響「調ちゃん・・・調ちゃんしっかりして!調ちゃん!?」青ざめている
アルト「!?」後ろを振り返る
囚われの妖精たち「ゴホッ・・ガハァッ・・・・・」バシュッ・・・ガクッ!(血を吐いて死ぬ)
囚われの人間たち「ウグッ・・・・ゥゥゥ・・・・」ガクッ、ガクッ・・・(そのまま死んでいく)
ブルーナ「―――――!?」後ろを振り返りながら・・
アルトとメリュジーヌがブルーナに向けて睨みを付けているその時、突如マイクと月読調が血を吐いたと同時に処刑台に囚われている妖精と人間たちにも異変が起こり、
処刑台にいる妖精たちと人間たちは顔が青ざめ、口から血を吐きながら死んでいくのであった・・・
【・・・・えっ・・・・・?】
アルトリア「!?。アルトさん、マイクと調ちゃんにヒールを!早く!!」顔が青ざめている
アルト「わかってる!!ヒール(緊急回復)!!」キィィン!!(マイクと月読調に触れながら・・)
アルトリア「―――――!!」タタタッ、バタッ!(膝をつき、救急箱を開いていく)
アルト「―――――――!!」キィィィーーン!!(ヒール(緊急回復)の効力を強める)
ガヤガヤガヤガヤガヤ!!(突然のことで困惑している観客たち)
観客席にいる妖精たち「な、なんだ!?何がどうなっているんだ!なにもしていないのに処刑台の奴らが死んでいく!」ガヤガヤガヤガヤ!(困惑している)
観客席にいる妖精たち「誰がやったか見たか?処刑台にいる者たちが勝手に死んでいく・・・ブルーナ様やアルトが一ミリも動いていないのに・・」ガヤガヤガヤガヤ!(困惑している)
観客席にいる妖精たち「で、でもこいつらは『厄災』のシンパだろ?殺されて当然なのだが・・・・」ガヤガヤガヤガヤ!(困惑している)
タタタタタァァ〜〜、ピュゥゥン!(観客席から飛び降りるスズカ)
スズカ「ハァハァハァ!お父様ぁぁぁ〜!!」タタタタァァ〜〜、ズズゥゥ〜〜!!(アルトたちの元へ駆けつける)
アルト「スズカか!頼む、急いで2人に解毒剤を!!」キィィーン!(ヒール(緊急回復)を使いながら・・)
スズカ「ええ!」ゴソゴソゴソッ・・・シュッ!(スズカのバックから2瓶の薬品を取り出す)
キュッ、ポンッ!キュッ、ポンッ!タラァァ〜〜・・・(薬品の栓を取り、月読調とマイクに順番ずつ飲ませていく)
マイク、月読調「―――――――――」タラァァ〜〜、ゴクゴクゴクッ・・・(解毒剤を飲んでいく)
スズカ「ヨシ・・・ヒーリング(治療)!!」キィィン!(マイクと月読調にヒーリング(治療)をかけていく)
アルトはマイクと月読調の異変に即座に気づき、2人にヒール(緊急回復)を強めに施し、同じく急いで駆けつけたスズカもまた、マイクと月読調に手持ちの蒼毒の解毒剤を飲ませていき、
とにかく必死の思いで毒に犯されたマイクと月読調を救うべく、アルトとスズカの回復能力をフル発動していくのであった・・。
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/22(火) 23:02:56.51 ID:8KEoVxYO0
立花響「いやぁぁ・・・お願い・・死なないで調ちゃん!ようやく調ちゃんと再会できたと思っていたのに・・・」ポロポロポロ・・・(涙を流している)
立花響「生きるのをあきらめないで調ちゃん!ここで死んだら、クリスちゃんや切歌ちゃん・・それにみんなが悲しむよ・・」ポロポロポロ・・・(涙を流している)
月読調「ツゥゥ・・・・ゥゥゥゥ・・・・・」フゥ・・フゥ・・・(辛うじて息をしている)
ダ・ヴィンチちゃん「落ち着いて響ちゃん。アルト、スズカ。いったいこれはどうしたものなんだ!なぜマイクや調ちゃん、それに人質たちが急変したんだ!?彼らの身に何があったというのか!?」
スズカ「わからない・・・私もいま会場の観客席に来たところで2人や人質たちの様子を観察する暇はなかったのだけど、たった一つ当てはまるモノがあるとするのなら・・・」
【たった一つ当てはまるモノがある・・・】
【マイクや調ちゃんの身体に何があったんだ・・?】←
スズカ「『蒼毒の毒袋』・・・・。人質たちをこのように毒殺できるとするならソレしかないわ・・・。」グググ・・・(悔しい顔をする)
アルト「ああ・・・・」グググ・・・(悔しい顔をする)
【蒼毒の毒袋って・・・・?】
アルト「・・・・・・・・・・」ヒール(緊急回復に集中している)
―――――――――――――――――――――――――――――――
4日前(ノリッジへ出発する30分前)・・・ロンディニウム:医療室にて・・
ぐちゅぅぅ〜・・・(青い水風船のようなモノが器に置かれている)
レッドラ・ビット「フゥゥ・・・スズカたちに少し用があると聞いて来てみれば、急にアルト殿とスズカ殿に眠らされたと思ったのだが・・・」
レッドラ・ビット「私が寝ている間、あなたたち2人は勝手に私のこの美しい肉体を開き、私の身体からその青い『シコリ』を取り出したというのですか?」
アルト「勝手に君に手術を施した事については謝る。プライドが高い君と話し合う時間がなかったゆえに、こうするしか君に手術を施す手段がなくてね・・・」
アルト「それにレッドラ・ビットが旅の途中で病気とかになったら、アルトリアたちの巡礼の旅に支障が出ると思うからね?」
レッドラ・ビット「ハァ・・・・アルト殿がそう言うのであれば、今回ばかりは大目に見ておきましょう。それで、私の中から出たその青い『シコリ』刃なんでしょうか?」器のモノを見てて・・
スズカ「ええ・・この青い水風船のようなモノは、レッドラ・ビットさんの肺近くに付着していて、このシコリは何か割れやすくて危険なモノだから、摘出するのに時間が掛かっちゃって・・」
スズカ「もしこれが割れたらレッドラ・ビットさんはそのシコリの毒で死んでしまうんじゃないかと思いつつ、とても慎重で精密な感覚で取り出しました。」
レッドラ・ビット「成る程・・・ですがそのシコリの毒で私が死ぬと言う事はどういう事なのですか?」
スズカ「はい。この青い水風船のようなシコリを私のサーチで調べたところ・・・このシコリに高濃度の蒼毒が検出されたんです。」
アルト、レッドラ・ビット「!?」驚く
スズカ「それもそのシコリの厚さはあまりにも薄く、私も直に触って見たのですが・・とても言葉にできないほどを薄さなのです・・。」
レッドラ・ビット「な、なななんと!?この水風船みたいなブルーナの蒼毒が、私の強靱な身体の中に入っていたと言うのですか・・?」カシッ。(近くにある木の棒を持つ)
ソォォォ・・・ピトッ。バチンッ!(木の棒に触れた器の中の蒼毒の水風船が割れる)
ビチャンッ、シュゥゥゥ〜〜!!(蒼毒が器の中で溶解の音を出しながら液状になる)
アルト「うわっ!?木の枝で少し触れただけで割れるなんて・・・これがレッドラ・ビットの身体の中に、それも肺の近くにあるとは・・。」
レッドラ・ビット「この私の中に入ってたブルーナの蒼毒がもし何処かで割れる事があれば、私は確実にその毒で死んでいたでしょう。取り出される前に割れなくて良かったです・・・」
スズカ「ええ、私もそう思っていたわね・・。」ハァ〜・・(安堵の息を吐きながら・・)
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/23(水) 20:17:12.42 ID:Tv5Rya360
外にいるルージュ「スズカお姉ちゃ〜ん!みんなそろそろノリッジへ向かう準備をしているけど、お姉ちゃんたちは大丈夫なの〜?」外で呼んでいる
スズカ「!。すぐに準備するから待ってて!―――レッドラ・ビットさん、そろそろ私たちもノリッジへ行かなければなりません・・私がすぐにヒーリングを使いますから・・・」シュルゥ・・・(手袋を取りながら・・・)
ガシッ、ギュゥゥ〜!(スズカの手を取るレッドラ・ビット)
レッドラ・ビット「・・いえ、あなたは私の身体にあるブルーナの蒼毒をあなたの命をかけて取り出し、私の命を救ってくれました!これは感謝しても仕切れないほどです!」
レッドラ・ビット「ゆえにあなたは一刻も早く他の皆様と共にノリッジへ行ってきてください。私の事は気にせず、その癒やしの力はこれから傷つくアルトさんたちの為に使ってください!」
レッドラ・ビット「それに今回のノリッジの攻略には隠密によるノリッジの潜入が不可欠であり、馬車を引く事はおそらくないと思えるでしょう。」
レッドラ・ビット「それ故に馬車が引けないと言うのならば、私はノリッジに行かずにゆっくりとこのロンディニウムで療養しておいた方がマシだと思っていますよ。」
スズカ「レッドラ・ビットさん・・・」
レッドラ・ビット「大丈夫です。この程度の傷、一日でもあればすぐに体力も含めて完治いたしますので、ノリッジの攻略が終わり次第、私が馬車を引いて迎えに行きますので!」
スズカ「一日でもあればですか・・・わかりました。いちおう手術跡の傷口から感染症が起こる可能性を考慮し、あなたにこれを貼って、明日まで絶対に安静しててくださいね?」
レッドラ・ビット「ええ、ありがとうございます。スズカ殿!」感謝をしている
シュルッ、ビィィ〜!ペタペタペタ・・(手持ちの医療用の湿布を取り出し、それをレッドラ・ビットの前胴体に張りつけるスズカ)
シュゥゥ〜ゴボゴボゴボォォ〜〜・・・(器の中で蒼毒が音を立てている)
スズカ「お父様、さっきの蒼毒の水風船・・・これを作ってレッドラ・ビットの身体の中に入れた奴がいたとしたら・・」
アルト「ああ、おそらくブルーナの奴で間違いないよな。いったいどうやってそれらをレッドラ・ビットの体内に入れたのかは不明だがな・・。」
スズカ「そうね・・・肺と心臓の近くの絶妙な位置に設置してあった事から、彼女の異端の亜鈴の力で設置したものと言ったモノでしょうね。」
アルト「成る程・・・さじずめ『蒼毒の毒袋』と言うところか・・・。」
スズカ「ええ・・・。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そして現在・・・・処刑会場:中央
アルト「(あの『蒼毒の毒袋』がマイクや月読調、それに人質になってた妖精と人間たちの体内にも仕組んでいたとは、俺はなんという見落としをしてしまったんだ。)」
アルト「(しかもこのタイミングで一斉に中の毒袋が破裂するなんて・・・・・まさかブルーナの奴は最初から人質を・・・・)」
アルト「(だが今はせめてマイクと月読調だけでも救い出す事が先決だ!あの2人はここで死なせては駄目だからな!!)」キィィン!(真剣な表情でヒール(緊急回復)を行なう)
マイク「ウッ、ウゥゥ〜ン・・・・・・ダ、ダビンチ?俺はいったい・・・」パチパチッ・・(目を開く)
月読調「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・」フゥーフゥ−・・(意識が安定する)
【!?】
【2人が目を覚ました!】←
スズカ「――マイクさんと調ちゃんの体内の蒼毒の解毒と身体の回復を確認したわ。毒の周りは遅かったから、どうにか間に合ったわ・・・。」
立花響「!?。あぁ〜良かった・・・ありがとうアルトさん、スズカちゃん!!」涙ながらお礼を言う
アルト「ああ、別に良いさ。ソレよりも・・・・・」ジロッ・・(険しい顔をしている)
アルトリアたち、スズカたち「―――――!!」ジロッ!(ブルーナに怒りの眼差しを向ける)
ブルーナ「ヒィッ!?」ビクビクッ!!(身震いをする)
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/23(水) 23:49:21.01 ID:Tv5Rya360
バーゲスト「ブルーナ・・・貴様と言う者は、最初からこの者たちを殺すつもりだったのか!人質たちの体内に蒼毒の毒袋を仕込んでいつでも殺せるようになぁ!!」ギギギィィ〜〜!(怒りに満ちている)
ブルーナ「〜〜〜〜!?。ち、違うわ・・・私は何もしてない!?何も仕掛けてもいないから!?」ガタガタブルブル!(震えている)
アルトリア「!。いいえ、あなたの言っている事は嘘偽りも大ありです!私たちを有りもしない『厄災』に仕立て上げ、私たちが人質相手に動けないというアテが外れたから・・・」
アルトリア「あらかじめ人質たちにセットしていた体内の毒袋を破裂させ、処刑台の人質たちを殺して、マイクや調ちゃんの2人を殺そうとするなんて!」ギギギィィ〜〜!(怒りに満ちている)
メリュジーヌ「ええ・・3年前はオーロラや多くのソールズベリーの妖精たちを殺しておいて、今回は私たちの目の前で何も罪のない人質を殺すなんて・・・アルト!」ギギギィィ〜〜!(怒りに満ちている)
アルト「ああ・・・これで心置きなくアンタの事を倒す事が出来る・・。オーロラを殺し、メリュジーヌとコーラルを泣かせ、俺を裏切った報いを果たす事が出来るからな!」キィィ〜ン!(手を光らせる)
ブルーナ「アァ・・ァァァァァァ〜〜〜!?」ガタガタブルブル!(怯えている)
ブルーナ「(ど、どうなっているの!?確かに私の蒼毒の力の中で唯一、遠隔で毒殺することができる『蒼毒の毒袋』で殺せるわよ。)」
ブルーナ「(『蒼毒の毒袋』・・・私の蒼毒を受けた対象が解毒薬で解毒しきれなかった蒼毒が溜まり、水風船のような塊となって対象の体内に設置される、いわば反乱分子の一斉毒殺の暗技なのよ。)」
ブルーナ「(人質やあの2人にもあらかじめ私の蒼毒の毒ガスを浴びせ、解毒薬を駆使して毒袋を作り、もし人質が亮太たちが救われ、亮太たちの味方になる素振りを見せるタイミングを見計らい、)」
ブルーナ「(奴らの体内にある毒袋を割り、彼らをそのまま毒殺させようとはしていたけど・・だと言っていま奴らを殺すにはタイミングが悪いし、私が毒袋を割るように操作していない!)」
ブルーナ「(私の他に体内の蒼毒の毒袋を割れるとすれば、サラマンダー所長が作った遅効性の蒼毒促進剤を飲ませる必要があるのだけど・・・・!?)」
ブルーナ「(まさか・・・サラマンダーの奴が私を裏切ったというの!?あれだけ私と共に裕福な思いをさせたというのにどうして!!)」
ブルーナ「(いやそれよりもこの状況を何とかしないと!亮太たちは本気で私の事を殺しに来るわ!?)」ガタガタガタガタァァ〜!!(震え上がる)
タッタッタッタッタッタッ・・・・・(アルトたちがブルーナに近づいてくる)
ブルーナ「ま、待って・・・・私を殺せばどうなると思うの!?私を今ここで殺せば、妖精たちのモース病によるモース化を防ぐ手段を永遠に失う事になるわよ!」アタフタ・・(怯えながら)
アルトリア「!?」
【なんだそれは?】
【(妖精たちのモース化を防ぐって・・・)】←
メリュジーヌ「今度はハッタリをかます気か!妖精がモースになるのは、目的を失ったり、輝きを失ったりなどの“無意味化”と、モースに触れる事で無意味化が伝染する事で原因であるのは皆も知っている。」
メリュジーヌ「君みたいな平気で嘘をつき、約束を簡単に破るような奴に妖精のモース化を防ぐことなど・・・」
ブルーナ「本当だって!!私とサラマンダー所長はこのソールズベリーでここ2年の年月をかけて、このブリテンを巣くうモースを倒す手段を求めて研究の事業をしていたのは知らないはずだよね。」
ブルーナ「蒼毒兵器はその研究の副産物であり、それらと解毒薬の高額売買をする事でモース毒の解毒の研究費を稼いでいき、その研究結果の末にモースを蒼毒兵器で殺せることが発覚し、」
ブルーナ「そしてモースに接触し、今にもモース化する妖精を救い、妖精に付着したモース毒を解毒する特効薬が、あともう少しで完成するに至っているよ!」
ブルーナ「この特効薬さえ完成すれば・・もう二度とブリテン中の妖精たちはもうモースに怯える事はなくなるし、いつまた起こりえるかもしれない『厄災』から身を守る事さえできるのよ!」
アルトたち、アルトリアたち「!?」驚愕する
ガヤガヤガヤガヤガヤ!!(ブルーナのその言葉に動揺している観客たち)
観客席の妖精たち「それがあれば、俺たちはモースになる事も・・モースから身を守る事が出来るって事なのか!?それは凄い大発明じゃないか!」ガヤガヤガヤガヤ!(驚いている)
観客席の妖精たち「ブルーナ様が我らから富を徴収するのは、その研究を完成させる為だったというのか?なんでその事を今まで隠してきたのだよ、水くさいぞ!」ガヤガヤガヤガヤ!(驚いている)
観客席の妖精たち「ブルーナ様を殺すな!ブルーナ様はモース毒を解毒するクスリを完成させようとしているんだ。ブルーナ様を許してくれよ、『予言の子』!」ガヤガヤガヤガヤ!(ヤジを飛ばす)
観客席の妖精たち「それとも『予言の子』たちは本当に『邪教徒の厄災』として、ブルーナ様を殺そうとしているのか!!」ガヤガヤガヤガヤ!(罵声を上げる)
ワーーワーーワーーワーーワーーワーーーー!!(処刑会場にいるアルトたちに再び非難を浴びせる妖精たち)
ダ・ヴィンチちゃん「そんな・・・・これでは振り出しに・・・いや、もっと悪い立場に私たちは置かれたと言っても良いわね。」
バーゲスト「クゥ・・・いったい妖精たちは何を考えて、自身らに酷い仕打ちをするブルーナを支持しようとしてるというのだ!」キリキリキリ!(イラついている)
アルトリア「で、ですが・・ブルーナやサラマンダーがあともう少しで完成するモース毒を解毒する薬がある以上、迂闊にブルーナを倒すわけには・・・」
アルト「クゥゥゥ・・・(どこまで俺たちを振り回せば済むというのだ・・ブルーナ!)」グググゥゥ〜・・・(悔しい思いを込めている)
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/24(木) 23:28:07.51 ID:WT0Yzvjr0
キィィーーーーーン!!(突然とマイクのハウリング音が鳴り響く)
どこからか聞こえてくる声「モース毒を解毒する特効薬なんて、ハナから作っていないわよ最初から!」
どこからか聞こえてくる声「モース毒の解毒なんて、元・超高校級の薬剤師だった私でさえ、無茶ぶりな話だというのに!!」
ブルーナ「!!?」ビクッ!(その声を聞いて・・・)
ザワザワザワザワザワ・・・
観客席の妖精たち「この声は・・・サラマンダー所長だ!何でサラマンダー所長の声が会場内から聞こえてくるんだ?」ザワザワザワザワ!(困惑している)
観客席の妖精たち「でもちょっと待って!いま、サラマンダー所長が言ってたのは本当か!?モース毒の解毒なんて出来ないって・・・。」ザワザワザワザワ!(困惑している)
観客席の妖精たち「それにモース毒を解毒する薬を作っていないって・・・・」ザワザワザワザワ!(困惑している)
どこからか聞こえてくる声→サラマンダー所長の声「そもそもモースというのは科学で解決するような『毒』物なのではなく『呪い』の一種であり・・・」
サラマンダー所長の声「ブルーナはそのオカルトでしかない呪いを私の薬剤師としての科学力と知識で解毒薬を作れって、あんなの科学で証明するなんて・・・」
サラマンダー所長の声「そんなの大海原の海を1人ですべて飲み干す程のあり得ない事で、そんな空想100%事を出来るわけが無いじゃない!!」
サラマンダー所長の声「まさにこの世界の神秘に科学が完全に敗北したという証明がなされたって事だからね!!」
ブルーナ「!?」青ざめて驚愕している
アルト「!?」驚愕している
メリュジーヌたち「!?」驚愕している
ダ・ヴィンチちゃんたち「!?」驚愕している
観客席の妖精たち「!?」驚愕している
【それってまさか・・・・】
【(つまりモース毒を解毒する薬は存在しないってこと・・・?)】←
どうにかマイクと月読調の命を繋ぎ止めつつ、ブルーナの蒼毒の毒袋によって毒殺された人質たちに対する怒りをブルーナに向けるも、
ブルーナはモース毒を解毒する薬があと少しで完成する事を言いふらし、観客席の妖精たちを再びブルーナの支持派にしていくも、
突如として聞こえてきたサラマンダー所長のよる“モース毒の解毒薬の開発”の否定をする暴露話が会場全体に響き渡り・・・
処刑会場にいる全ての者たちは、そのサラマンダー所長の暴露話とも言える話をただその場で聞いていくのであった・・・。
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/26(土) 00:26:36.87 ID:Mk3qA8F20
第36節:薬剤師だったサラマンダーさん
――――――――――――――――――――――――――――
ダンガンロンパの世界:未来機関総本部 どこかの廊下
タッタッタッタッ・・・ドサッ・・・・
忌村静子「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・」ガシッ・・(薬品のビンを手に持っている)
忌村静子「・・・・・・・・・・・」黙っている
――――――――――――――――――――――――――
未来機関総本部。とある超高校級の希望と呼ぶ未来機関のメンバー、■■■の処分を決する会議に参加し、絶望の者たちによって仕組まれた罠に私は填まってしまった。
未来機関のメンバーの中に身を隠す裏切り者を探しだし、そいつを殺す為に同じ未来機関のメンバーとのコロシアイをする事になり、私もそのデスゲームに参加させられた。
希望が希望を殺す絶望のデスゲーム。この私・・・『忌村静子』は、そのデスゲームに敗北を喫する手前にいた。
小学生の頃から薬学に才能を示し、既存の薬の新たな効能を発見するなどの功績を上げた事で脚光を浴び、高校生時代からの二つ名は『超高校級の薬剤師』。
未来機関でも私のその知識を活かし、医療技術の開発を担当し、絶望の者たちによって崩壊した世界を救おうとしていた。
しかしそれも絶望の者たちによって打ち砕かれ、このデスゲームでの戦いの影響で自身の身体が疲弊しきっていたのであった。
――――――――――――――――――――――――――――――
シュルッ・・・・(ポケットから袋包みの飴玉を手に取る忌村静子)
忌村静子「(あたしはただ、みんなを助けたかっただけなのに…友達になりたかっただけなのに…)」指で掴んでいる飴玉を見つめながら・・
タンタラタラタラァァ〜〜〜♪(バンクルの音声が鳴る)
忌村静子「・・・・・・・・・・・・・」そっと目を閉じる
――――――――――――――――――――――――――――――
私には超高校級の菓子職人という二つ名を持つ『安藤流流歌』という女友達がいた。この飴玉も流流歌から貰った物だ。
高校生時代・・・希望ヶ峰学園に通っていた頃、流流歌とは共に超高校級の才能を磨きあげる同級生であり、私の幼なじみでもあった。
彼女とは彼女自身のワガママな態度と私に「お菓子を食べろ」という要求にウンザリしており、彼女との関係は冷めつつあった。
私は流流歌が作ったお菓子を一度も食べていない・・・むしろ食べる事も出来ない。私が服用している薬剤の副作用によって糖分を摂取すると命にかかわる故に私は流流歌が作るお菓子を食べられない。
私は流流歌にその事実を言ってはいるものの、流流歌自身は聞き入れる事もしないため、彼女との関係が冷めることは当然でもあった。
流流歌とは高校生の頃、年に一度の実技試験の最中に起きた事件のせいで私共々退学処分となった際、流流歌は私が流流歌を陥れたと言いつけ、
私もまた、流流歌が私を利用していたから学校を退学させられたと思い、彼女の事を『裏切り者』と断定し、彼女とはもう関わりたくないほどに嫌いになった。
私は流流歌に対する憎悪を持ち続けており、この絶望のデスゲームを終わらせられる存在であり、必ず殺す存在である『裏切り者』が流流歌であると確信し、
私は流流歌と同じ幼なじみでもあった『十六夜惣之助』との死闘を繰り広げ、近くにいた未来機関メンバーの攻撃により、彼女たちを見失ってしまった。
デスゲームのタイムリミットが訪れ、私の腕に装着されたバンクルにある睡眠薬を注射され、私は強制的に眠りにはいらされる。
私が眠っている間に『裏切り者』の襲撃にあって殺されるのか、何もされずに目が覚めるのか、答えは二つに一つしかない。
私がしてきた事が間違いだったというのか、私はどこで道を間違えたというのか、なぜこんな事になってしまったというのか・・・
私は私自身にそう問答しつつ、流流歌から貰った飴玉を見つめながら深い眠りへとついていき、
そして・・・・・・
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/27(日) 08:36:53.52 ID:8PiTVPxL0
3年前・・・・妖精國ブリテン南部:歪みの岬付近の海岸
ザァ〜〜ザァ〜〜ザァ〜〜ザァ〜〜・・(波の音が聞こえる)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「・・・・・えっ・・・・?」パチパチ・・(静かに目が開く)
ムクッ、ノシィィ〜・・・(浜辺に起き上がる忌村静子)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「ここはどこなの?私は確か未来機関本部に閉じ込められていたはず・・・・・」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「・・・これは夢なの?でもレム睡眠中にしては目も開いているし、意識もしっかりとしているし、起きている感じもしている・・・・。」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「これは幻覚なのかしら?まさかバンクルに幻覚剤が密かに含まれて・・・!?」自身の姿を見て・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――
私が眠りから覚めた時、私は未来機関総本部の中とはまた違う場所・・・また違う空の下に立っていた事を私は理解した。
『人類史上最大最悪の絶望的事件』以来、ずっと赤く染まっていた空はオレンジと白の黄昏時となっており、穏やかな風が吹き、いつも見ていた風景とは全く違っていた。
少し前は未来機関の本部内にいたのに、眠りから覚めた途端にこの黄昏時の海岸に迷い込んだ事に、私は何が起こったのかも・・すぐには理解が追いつかなかった。
そして私の目に一番疑った所は私自身にあった。私の姿はあの未来機関でのコロシアイが始まる前の服装に直っており、右腕にあったはずのバンクルがなくなっていた。
そして私の後ろ下半身に赤い炎が燃えている尻尾が付いており、今まで自身が感じたことがない感覚を感じるようになっており、私はその事に違和感を感じていたのだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「な、なにこれ尻尾!?しかもこの尻尾の先が燃えてるし、引っ張ったら痛いだけで抜けないし・・」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「それに何かしら・・・・あのコロシアイでの傷も疲れも消えているし、腕にあったバンクルもどっかに消えているし、いったいどうなって・・・」オドオド・・(不安がっている)
タタタタタァァァ〜〜〜〜!!(女王軍の兵士たちがやって来る)
女王軍・兵士1「おいそこの妖精!どこの地域出身でどの氏族の妖精なのか、身分証明をさせて貰うぞ。」
女王軍・兵士2「大人しく連行しろよな?でないとあんたの身体に令呪を刻みつけることが出来ないからなぁ〜。」ニヤニヤ・・(にやついている)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「えっ、何・・・妖精・・!?妖精って何よ?それにあなたたちはいったい誰なのよ!?」困惑している
女王軍・兵士2人「――――――」タタタタタァァーー!(黙って近づいてきている)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「ちょっと話を聞きなさいよ!私は・・・・ツゥゥ!」タタタタァァ〜〜!!(その場から逃げ出す)
女王軍の兵士1「逃がすな!追え!」タタタタタァァーー!(忌村静子を追いかける)
タタタタタァァーー!(逃げる忌村静子と追いかける女王軍の兵士2人)
――――――――――――――――――――――――――――――
私の身体の変化に動揺している最中、どこからかチェスのナイトの駒みたいな兵士がやってきて、私の事を捕まえようとした為に私はその場から逃げ出した。
私にとって、その兵士たちは『絶望の残党』の刺客なのかも分からず、奴らに捕まれば何をされるのかも分からない事から、苦肉にも私はその者たちに背を向けて逃げる事にしました。
その兵士たちは私の事を『妖精』と呼びつつ、私に令呪を刻みつけるとか、なにか意味がわからない事を言っていたのだが、
このあと私は、この世界は私がいた世界ではない事と私はもう『人間』ではなくなってしまった事を身をもって知ることとなった。
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/27(日) 11:05:41.76 ID:8PiTVPxL0
タタタタタァァーー!(前からも女王軍の兵士が2人来る)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「!?。(取り囲まれた!?このままでは私はアイツらに捕まる!)」ビクッ!(周りの状況を見て・・)
女王軍・兵士2「ウヒヒッ!シャァァァ〜〜〜!!」ピョォォン!(忌村静子に飛びかかる)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「イ、イィィ〜〜!」シュルッ・・・(左手を女王軍・兵士2に向ける)
ジュボォォォーーーーー!!(忌村静子の左手から火炎放射が放たれる)
女王軍の兵士2「うぎゃぁぁぁ〜〜〜!?」ボォォォォ〜〜!!(火炎放射を受ける)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「!?。うわぁぁぁぁ〜〜!?」ジュボォォーー!!(放たれた炎を見て)
女王軍・兵士たち「!!?」ズズゥゥ〜!(その場に立ち止まる)
女王軍・兵士2「アァァァ〜〜アァァァァ〜〜〜〜!?」ボォォォォ〜〜!!(全身が燃え上がっている)
ジュボォォォ〜〜ボォォォ〜〜!!(丸焼けになる女王軍・兵士2)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「(な、なんなのこれ!?何で私の手から火が出てきたというの・・)」ボォォ〜〜!(両手から火が出ている)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「(これは本当に現実なの!?どうやって未来機関の外に出られたのかも、火が付いた尻尾が付いているのかも、私の手から火が噴き出したことも・・・)」困惑している
タッタッタッタッ・・・(妖精騎士アグラヴェインが現れる)
妖精騎士アグラヴェイン「自分の姿に困惑しているようね、あなたは?」
女王軍・兵士1「アグラヴェイン様、良いところに!あの妖精の手から火を放ち、兵士1翅がやられました。奴をどう対処する予定で?」
妖精騎士アグラヴェイン「ええ。今の彼女は自分自身が妖精として生まれた事に自覚が出来ずに困惑してる。迂闊に刺激するのは還って危険よ。」
妖精騎士アグラヴェイン「私があの妖精を説得する。あなたたちはすぐに拠点に戻りなさい。」
女王軍・兵士たち「ハッ、仰せのままに。」
タタタタタァァーー!(拠点に戻っていく女王軍の兵士たち)
妖精騎士アグラヴェイン「さてと・・・・。自分の身体の変化に動揺しているようね、忌村静子?それとも自分が幻覚症状に見舞われていると思っての事かしら?」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「!。誰なのあなた?私の事を知っていると言うのならあなた、未来機関の支部の人間・・もしくは『絶望の残党』の1人かしら?」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「ここはどこなの?私に何をしたの?話次第ではあなたに自白剤を飲ませる手もあるわよ?」
妖精騎士アグラヴェイン「そう・・・自白剤を飲ませる必要はないわよ。私はあなたの身に起きた事を全て話すつもりだし、何よりも・・・」
妖精騎士アグラヴェイン「あなたはもう未来機関に戻る事など出来ないし、戻る必要もないからね?」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「!?。どういう事なの・・・?いったい私に何をしたというの?」オドオドオド・・・(状況が飲み込めない)
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・」黙っている
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チェスの駒の兵士たちに挟み撃ちをされ、兵士の1人に捕まりそうになった私に何も打つ手はなかった。手持ちのドーピング剤はあの時、流流歌を殺す為だけに全て使い切ったからだ。
万事休すかと思われた矢先、突然と私の手から火が吹き出し、その炎は瞬く間に襲いかかってきた兵士を焼死させるように丸焼けにしてしまった。
突然と私の手から火が噴き出した事に困惑している中、兵士たちの指揮官と思しき者が私に接触し、その者は私自身の身に起こっている事を話してくれた。
いま私がいる所は私がいた世界ではない妖精たちの世界である『妖精國ブリテン』であり、私はその世界に原因不明の形で迷い込んでしまったことを。
そして私はもう人間ではなく、この妖精國ブリテンの地に生まれた『夢の氏族』の妖精として生まれ変わってしまったと言う事を・・
私は妖精騎士アグラヴェインと名乗る妖精にその真実を突きつけられる事になってしまったのだ。
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/27(日) 21:47:54.06 ID:8PiTVPxL0
それから数分後・・・・・
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「そんな・・・・私はもう人間じゃなくなってて、私は今日ここで生まれた妖精だと言うの・・・?」ドサッ・・(膝をつく)
妖精騎士アグラヴェイン「ええ・・でなければあなたの手から火が放たれることはないわ。受け入れられない事はわかっているが、これが事実よ。」
妖精騎士アグラヴェイン「あなたは本来、未来機関でのデスゲームの犠牲者となるはずだった・・・しかしあなたはここにいる。炎を放つ『夢の氏族』の妖精としてね。」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「・・・あなた、私のどこらへんを知っているというの?私とあなたとはここで初めて会った筈なのに・・。」
妖精騎士アグラヴェイン「そうね。私はあなたの全て・・・・或いはあなたがいた『ダンガンロンパ』の世界の外側から見ていたと言ってもいいわ。まぁ、あなたには理解しがたいことだけど・・。」
妖精騎士アグラヴェイン「私に付いてきなさい。この世界になれるためにも、いちど私が統治するマンチェスターに行ってあなたの住処を決めなければならないからね?」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「・・・・・・・・・・・」黙り込んでいる
タッタッタッタッ・・・(そのまま向こうへ歩いて行く妖精騎士アグラヴェイン)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「・・待って。あなたが言っている事が真実だと言うのなら、私はもうあの世界に縛られることはないと言うの?」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・ええそうよ。あなたはもうあなたがいた世界に帰れない・・このブリテンの地で生き抜く事しか出来ない・・。」
妖精騎士アグラヴェイン「でもそれら以外の事をするならあなたの自由に生きても構わないわ。このブリテンの地をどう生き抜くのかはあなた次第よ。」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「そ、そうですか・・・・・。・・・・・・・・」そのまま黙り込む
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「・・クッ・・・クフフフフフフフフ、アハハハハハハハハ〜〜〜!!」笑い出す
妖精騎士アグラヴェイン「???」首をかしげる
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「フフフフ・・・。私は誰も助けられなかった・・・私がいた世界じゃ私の作る薬品を持ってしても、どうも手遅ればっかりで救えなかった・・」
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「誰も救えなくて、流流歌に利用されて、コロシアイをさせられて・・・。そんな人間だった私の末路が・・・このブリテン島に生きる妖精さんに転生とはねぇ・・・」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
妖精騎士アグラヴェインに私がこの妖精國ブリテンの地に生まれた妖精に生まれ変わった事実を聞かされ、その事実の重さにとてもじゃないほど驚愕した。
しかしそれと同時に私の中で押しつぶされていた感情が開放感と共にあふれだし、私の心は自由になったことをこの時に感じた。
私の元いた世界では常に希望とか絶望とかの連続で、それらのくり返しがコロシアイに繋がる事は私も少しぐらい感じていた。
しかしこの妖精國ブリテンに来て・・『夢の氏族』の妖精になって・・、もう私がいた世界の人間じゃなくなった事を知り、もはやその世界の事なんかどうでもよくなったと感じていた。
希望も絶望も関係ない。未来機関なんかもう関係ない。超高校級の薬剤師なんかももうどうでもよくなった。私がいた世界がどうなろうか知るもんか!
私はこのブリテンに生きる妖精・・・このブリテンに生まれた、自由に生きる妖精の末裔。私はもうあの世界にいた『忌村静子』なんかじゃない・・。
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)「―――――!?」ゴソゴソゴソ、シュルッ・・(「CureW」とラベルが貼られた薬の瓶と袋包みの飴玉を取り出す)
私は自身のポケットの中に私のいた世界で作った薬と流流歌に貰った飴玉があった事に気づき、それらを全て私の手のひらに取り出した。
そして私はあの元いた世界・・・『ダンガンロンパ』の世界と人間だった頃の私・・『忌村静子』から完全に決別する為に私はこの二つを持って・・・
グググゥゥ〜〜バギィィィン!!ボロボロォォ〜〜・・・(両手にある薬瓶と飴玉を同時に握り壊す)
元・超高校級の薬剤師の妖精(忌村静子)→夢の氏族の妖精(■■■■)「こんなモノ、もう全ていらない!!」笑い顔で握り壊す
私は手に持っていた2つのモノを元いた世界の私の希望と絶望に見立て、それらを握り壊すことで、人間だった頃の私・・『忌村静子』が死んだ事を、私自身の中で完結に終わらせたのであった。
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/28(月) 22:19:01.13 ID:oFXxQyNU0
夢の氏族の妖精(■■■■)「あなた・・さっき私の事を『忌村静子』と言っていたと言うけれど、今この場で訂正させて貰うわ。」
夢の氏族の妖精(■■■■)「『忌村静子』はあの場でもう死んでいる。今いる私はその『忌村静子』と姿が似ている妖精であるって事よ。」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・そう。それならあなたの真名は何かしら?妖精である以上、名前ぐらいはあるよね?」
夢の氏族の妖精(■■■■)「ええ・・・・この『夢の氏族』である私の真名・・・それは・・・」ボォォッ〜〜・・(火が付いた尻尾を見て・・・)
シュルシュル・・(いつものマスクを口に添える夢の氏族の妖精(■■■■))
夢の氏族の妖精(■■■■)→サラマンダー「私の名はサラマンダー。今日この浜辺で生まれた『夢の氏族』の妖精・・サラマンダーよ。」
妖精騎士アグラヴェイン「サラマンダー・・・とても良い名前じゃない?その赤い火を灯している尻尾に相応しい名前といっても良いわね?」
妖精騎士アグラヴェイン「私は妖精騎士アグラヴェイン。この妖精國ブリテンを守る妖精騎士の1人にして、この辺を領地としている妖精よ。」
妖精騎士アグラヴェイン「サラマンダー。さっそくだけど、あなたのその腕を見込んで一つ頼みたいことがあるわ。これからこのブリテンの地に暮らす為に必要となると言ってもいいわ。」
サラマンダー「頼みたいこと・・・ですか・・・?」首をかしげる
妖精騎士アグラヴェイン「ええ。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
数時間後・・・マンチェスター:とある作業所
ドクドクドクゥゥ〜・・(蒼毒が特殊な器の中に入っている)
妖精騎士アグラヴェイン「これは私の部下が國家試験の中で放った毒物の一種・・・名前を『蒼毒』と言うわ。」
妖精騎士アグラヴェイン「この蒼毒の毒性はこのブリテンに生きる妖精にとって害を及ぼし、その毒は周りの地面さえも毒で汚染してしまうのよ。」
妖精騎士アグラヴェイン「あなたにはその蒼毒を解毒する薬を作ってくれるかしら?超高校級の薬剤師の才能を持っていたあなたでなら、これらの解毒剤を作れると思うわ?」
妖精騎士アグラヴェイン「解毒剤を作る品々はこちらで支援してあげるわ。存分に使いなさい?」
サラマンダー「え、えぇ・・・どうもありがとうございます・・。」
妖精騎士アグラヴェイン「ええ。期待しているわよ、サラマンダー。」タッタッタッタッ・・・(部屋から出る)
ギィィ〜〜、バタンッ!(妖精騎士アグラヴェインが退出し、扉のドアが閉まる)
サラマンダー「さて・・・・妖精騎士アグラヴェイン様が期待している以上、その期待に答えませんとね・・・?」ギュウ〜パチンッ、パチンッ!(ゴム手袋を両手にはめる)
サラマンダー「フフフフフ・・・・・」ニヤリッ・・(目の前にいる者たちを見てて・・)
檻に入れられている現地の住民たち「〜〜〜〜〜〜〜!?」ビクビクビクッ!!(怯えている)
ガチャガチャッ・・・・(蒼毒の解毒薬の開発を開始するサラマンダー)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サラマンダー。―――古代ヨーロッパの伝説に存在していた火を司る妖精であり、妖精となった私の新しい名前である。
名前の発端は私の後ろに付いている火の付いた尻尾から、サラマンダーという妖精と同じものだと察知し、私はその妖精の名前を新たな自身の名前として付けた。
後から調べてみたところ、今の私が持つ力は炎を放つ他に、壁に張り付いたり、毒性の高い毒を吐いたりと・・いかにもサラマンダーの名に相応しい能力を持っていた。
そして人間だった頃の超高校級の薬剤師の才能もあり、その才能は私が人間だった頃よりもより俊敏かつ性能の高い薬を作る事ができ、それらの同じものを早い段階で量産する事も出来るようになった。
それと妖精の身体は魔力切れさえなければ、人間の身体と違って眠る必要もなく、空腹に見舞われる事もない為、ほぼ不眠不休で作業をする事が出来るようになった。
それに私の魂に刻まれた『より多くの種類の薬剤を作る』という妖精としての『目的』とマッチしており、自身のモチベーションにも影響なく、薬剤の開発に取り組む事が出来た。
この私、サラマンダーとして最初の仕事は・・“とある妖精が放った『蒼毒』というとても毒性が高い猛毒を解毒する薬の開発”であり、
私はそれを疑いもなく受理し、アグラヴェイン様が用意してくれた実験道具と実験材料と自身の超高校級の薬剤師の才能を駆使し、蒼毒の解毒薬の開発を始めた。
解毒薬の開発は私が人間だった頃よりも、とてもうまく順調に開発が進み、私もまた、妖精となった自分に歓喜を覚えるようになった。
たったの二日で試作薬を作り、たったの一週間で完成品が仕上がり、蒼毒の解毒薬の開発は大成功に納めたのであった。
それと開発実験の際に使用したモルモット(檻に入ってる現地にいた妖精と人間たち)の悲鳴や返り血が飛びかう事もあってか、私はブリテンに生まれた妖精の性質さえも理解し、
一度の実験でふたつの理解を得られた事に私はさらに妖精となった私自身の事が好きになる事ができたのであった。
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/28(月) 23:24:17.62 ID:oFXxQyNU0
それから数日後(時系列:オーロラの処刑執行日の2日前)・・・マンチェスター:とある実験室にて・・
ポチャンッ、トロォォォ〜〜・・・(蒼毒の解毒薬のデモンストレーションを行なっている)
サラマンダー「このように私が開発した蒼毒の解毒薬を持ってすれば、蒼毒の毒性を解毒する事が可能となります。」
サラマンダー「そしてこの解毒薬を更に改良すれば、汚染された地域の解毒も可能になると想定しておられます。」
妖精騎士アグラヴェイン「成る程。あなたの作った解毒薬なら、蒼毒による汚染を確実に治せると言っても良いわね。」フフッ・・(笑みを見せる)
サラマンダー「い、いえ〜それ程でも〜〜〜・・・」カァァ〜〜・・(惚れ惚れしている)
妖精騎士アグラヴェイン「さて・・・この蒼毒の解毒薬が完成した以上、あなたにはこれからある妖精の元で従者として働いて貰うわよ。」
サラマンダー「・・従者としての仕事ですか?その妖精とはいったい・・?」
妖精騎士アグラヴェイン「あなたが作った解毒薬の元となる『蒼毒』の提供者・・・私の部下の1人である『蒼毒のブルーナ』よ。それがあなたの仕事先の上司となる妖精よ。」
妖精騎士アグラヴェイン「彼女の元で働けば、あなたの『目的』をより確実に成就させる事が出来るし、あなたのその能力と才能を最大限に発揮させられるわよ。」
サラマンダー「!。より確実に『目的』を達成させる且つ、私の能力と才能を発揮させられるって・・・」
妖精騎士アグラヴェイン「ええ。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
オーロラの処刑執行日の前日・・・・洋服屋 シアンズ・ブティッカー:フィッティングルーム
サラマンダー「―――――――――――」クシュクシュクシュ・・・(自身の髪をまとめ上げている)
妖精騎士アグラヴェイン「入ってきていいわよ、サラマンダー。」呼びかけている
サラマンダー「あっ、はい・・。」ビシッ!タッタッタッタッ・・・(ブルーナがいるフィッティングルームに入っていく)
ペラペラペラペラペラ・・・・(妖精騎士アグラヴェインとブルーナ、サラマンダーがそれぞれの事で話していく)
ブルーナ「わかったわ。私の蒼毒とこの解毒薬で私の氏族長としての名声が広がり、それによる富が得られるとならば、あなたを私の最初の部下として雇ってあげるわ。」
サラマンダー「ほ、本当ですかブルーナ様!?」驚く
ブルーナ「ええ。あなたのその解毒薬と私の蒼毒・・・この2つを駆使して、このブリテン全土に私たちの存在を知らしめましょう!」キリッ!
サラマンダー「はい、ブルーナ様!」ビシッ!
ガシッ、ガシッ!(お互いに握手をかわすサラマンダーとブルーナ)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
妖精騎士アグラヴェイン様の頼みごと通り・・蒼毒を解毒する解毒薬を開発し、私はアグラヴェイン様の紹介の元、蒼毒の提供者にして『異端の妖精たち(イレギュラーズ)』の幹部の1人であり、
のちにソールズベリーの領主と風の氏族長である『蒼毒のブルーナ』の従者として働くことになり、私の良きパートナーとなった。
以前に私は超高校級の薬剤師なんかどうでもよくなったと言っていたが、それは人間の薬剤師だった頃の私を否定する意味でもあり、薬剤師の『才能』は私の目的を果たすための『手段』となった。
私はその『手段』を駆使しながら多くの蒼毒の解毒薬を製造していき、その過程で多くの蒼毒兵器も製作し、それらを蒼毒の解毒薬と共に売買するようにもなった。
蒼毒兵器の製作は人間だった頃に思ってた“誰かを救いたい”という気持ちとは真逆な考えであり、“誰かが苦しむ顔が見たい”という妖精である自分の欲求とブルーナ様の考えている事の一致で思いつき、
ブルーナ様の提供してくれた蒼毒を改良し、それらの解毒薬と共に蒼毒兵器をより多く製作していき、それらをブリテンの妖精たちに売りつけていき、
それらで稼いだお金と女王軍やノリッジからの支援金で私とブルーナは裕福な生活を送るようになり、私もまた、人間だった頃では味わえなかった幸福感を思う存分に堪能していったのであった。
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/29(火) 22:35:17.45 ID:93FbI2Ib0
オーロラの死後から数分後・・・ソールズベリー:霊安室にて・・・
ガシュッ、グチュッ、グチュグチュゥゥ〜〜・・・(オーロラの死体を解剖していくサラマンダー所長)
サラマンダー所長「これが心臓で・・これが肝臓・・・少々破損はあるけど、妖精の身体って、どうも人間と同じようで違うようなのね、オーロラ?」
オーロラの死体「」
サラマンダー所長「・・・あっ、もう死んでいるから喋らないのは当たり前かぁ・・。」ガシュガシュガシュッ・・・(解剖を続ける)
――――――――――――――――――――――――――――
私が妖精となって以降・・ブリテンの妖精特有の性質なのか、どうも私は血にまみれた行為などを好むようになり、人体や妖精の解剖と解体するのが薄々と好きになっていた。
私は生前のオーロラに投与した妖精用の『子宮活性剤』を効力を受けたオーロラの子宮を取りだし、今後のとある産業の参考にしていた所・・・
その内に解剖と解体するのが楽しくなり、気づいたときにはオーロラの身体がバラバラに解体され、解体されたオーロラの死体はのちに退職したコーラルが回収したと後で知った。
――――――――――――――――――――――――――――
ブルーナが風の氏族長に正式就任して数週間後・・・ソールズベリー:製毒工場の目の前
ブルーナ「と言うわけで・・・今後の妖精國ブリテンの発展と打倒『厄災』とモースの願いを込めて・・・ソールズベリー製毒工場、ここに開業いたしまーす!」チョキチョキ!(ハサミを手に持って)
チョキッ!パァァァ〜ン!(ブルーナがテープカットを行ない、製毒工場の開業をお祝いする演出が行なわれる)
集められたソールズベリーの住民たち「・・・・・・・・・」祝う気になれない
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・フワァァァァ〜〜・・」あくびをする
他のイレギュラーズたち「・・・・・・・・・・」つまらなそうにしている
サラマンダー所長「ブラボ〜〜ブラボ〜〜〜!!」パチパチパチパチパチィィ〜〜!!(拍手喝采をしている)
―――――――――――――――――――――――――――――
ブルーナ様が風の氏族長に正式に就任して数週間後、ブルーナ様との蒼毒兵器と製薬事業をするために建設された製毒工場が完成し、それのお披露目会が行なわれた。
工場の完成を祝おうとしない輩は多かったが、私にとっては今後の薬品製造の研究する場所が完成し、そこで多くの研究ができる事に、私はブルーナ様に感謝する程に嬉しかった。
私はこの製毒工場を自身の住処とし、そこで多くの改良した蒼毒の解毒薬と共に改良した蒼毒とそれらを使った兵器を多く製造・量産化していき、
それらを他のブリテンの妖精たちに売りつけていき、私とブルーナはそれらの売買で発生した富を2人だけで分け合い、裕福な生活を送るようになった。
蒼毒兵器による地域の汚染や高額な解毒薬の事で、他の妖精たちからの批判は少々あるけど、ブルーナはそれらを無視していき、
私は私で好きな薬の研究と蒼毒兵器の開発に専念し、それらで稼いだ金で裕福な生活を送っていったのであった。
―――――――――――――――――――――――――――――
女王暦2017年・・・西の人間牧場:第2住居エリア(時系列:アルトが復活する2週間前)
タッタッタッタッ・・・(その辺を歩いているブルーナたち)
騎士グランド「ブルーナ様。こちらに収容されている人間たちが安めの価値で買える区域であります。」
騎士グランド「ここらに収容されている人間の多くは牧場から逃げ出したと思われる人種が多くおり、それもあってワケあり商品として売りに出しているんですよ。」
騎士グランド「それに1週間前に人間牧場内を荒した『絶唱の予言の子』もまた、ここらに収監仕様としたところを歌を歌いながら暴れてしまい、円卓軍の襲撃にも合いました。」
騎士グランド「これらの襲撃は二代目妖精騎士ガウェイン様の手によって終息し、今や『絶唱の予言の子』はあなた方の所有物になったと聞いておられます。」
ブルーナ「そうね。ガウェインの奴め、あの偽者の『予言の子』の足を使えなくして私に献上するなんて、キズモノの人間を貰っても邪魔になるだけだからね!」
サラマンダー所長「はい。今はその偽の『予言の子』の観察と研究のために、製毒工場の牢屋に入れっぱなしですけどね・・。」
サラマンダー所長「・・・・・・!?」誰かの存在を小屋の隙間から見る
ブルーナ「?。どうしたのサラマンダー所長?何か気になる人材が見つかったのかしら?」
サラマンダー所長「えっ、えぇ・・・・(そんな・・まさかこんな事があるなんて・・・)」小屋の隙間を見ていて・・・
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/30(水) 22:31:43.24 ID:nYerc7770
安藤流流歌「クゥゥゥ〜・・いつになったらこの場所から出られるのよ・・・こんな裸のままでこんな小屋の中でうずくまっているなんて・・・」裸で座っている
安藤流流歌「惣之助君・・・いつになったらここから抜け出せるのかなぁ〜・・寂しいよぉぉ〜・・」ウルウルウルウル・・・(泣きそうな顔をしている)
雪染ちさ「よしよし・・私がいるからねぇ〜?」裸で慰めている
サラマンダー所長「・・・・・・・・・・」小屋の隙間から見ている
十六夜惣之助「流流歌・・・必ずここから助けてやる・・。流流歌のお菓子をまた“おいちい”と言える為にも・・・」裸で座っている
万代大作、宗方京介、逆蔵十三、黄桜公一、グレート・ゴス「・・・・・・・・・・・」裸のまま座っている
サラマンダー所長「・・・・・・・・・・」小屋の隙間から見ている
――――――――――――――――――――――――――――――
私が妖精となって3年の年月が立ち、研究材料となる人間の補充のために西の人間牧場から安値で買おうとしたところ・・・
かつて私がいた世界に所属していた未来機関のメンバーが揃いに揃って、今にも人間牧場の小屋の中で出荷される時を待っていた所を私は見てしまった。
話によると、歪みの岬から捕らえた外来種の人間であり、妖精騎士アグラヴェイン様がその人間たちをこの人間牧場に納品したのだと聞き、私は大いに感心を持った。
かつて共に絶望から世界を救済しようと手を取り合っておきながら、あのコロシアイゲームの中で容赦なくコロシアイを行なった未来機関の同志たち・・
それらがどういう理由でこの妖精國ブリテンに・・・しかも人間のままで人間牧場に出荷されようとしているのを、妖精となった私がその者たちを見て心が躍った!
サラマンダー所長「この棟にいる超高校級の○○と名乗る人間全てを買うわ!」
かつての同志だった未来機関メンバーの憐れな姿を見た私は、真っ先に他の妖精たちに買い取られる前に彼らの存在をいち早く買った。
彼らを買った理由はただ、彼ら未来機関メンバーを私の手でもて遊び、私の研究資材として死んでいく様を見ていく事でもあった。
私はブルーナ様にその事を話し、ブルーナ様を通して彼ら未来機関のメンバーを全て買い取り、ソールズベリーに連れ帰った。
そして私はかつての同志だった未来機関のメンバーに対して、あの世界では味わえないほどの絶対的絶望の屈辱と陵辱を施したのであった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
数年前・・・・ダンガンロンパの世界:未来機関 会議室
万代大作「『イルカも鹿も松の内』・・と言う訳ね。」
忌村静子「なにそれ・・・」
万代大作「自作のことわざだからね!意味はないんだよ。」
忌村静子「・・・キモい・・・。」
――――――――――――――――――――――――――――――――
未来機関メンバーを買い取ってから数日後・・・ソールズベリー:製毒工場 実験グラウンド
化物ゴリラと化した万代大作「ガァァァァァ〜〜〜〜〜!!」ドスドスドスドスゥゥ〜〜!!(ドラミングをしている)
黄桜公一「お、おい・・マジかよ・・おい!?」タタタタタァァーー!(とにかく逃げている)
雪染ちさ「アァァ・・・ワァァァァ〜〜〜!?」タタタタタァァーー!(叫びながら逃げている)
ミノタウロスと化したグレート・ゴス「グォォォォォ〜〜〜〜!!」ドスドスドスドス!!(2人を追い回している)
ガシュガシュガシュッ!!ズブズブズブズブッ!!(捕まえた2人をなぶり殺したり、犯したりしている怪物化した2人組(万代大作とグレート・ゴス))
ブルーナ「アハハハハハハ〜ゴリラ・・・ゴリラみたいな人間が人間を襲って食べてるよ!ネェ〜〜アハハハハハハ!!!」ゲラゲラゲラ!!(笑っている)
サラマンダー所長「ホント!私が作った筋力増強剤が効きすぎて、農家の人間がゴリラになったり、牛頭のレスラーが完全に牛の怪物になっちゃりしてねぇ〜〜アハハハハ!!」ゲラゲラゲラ!!(笑っている)
カァ〜ン、ゴクゴクゴクゴク!(観客席でブドウのワインを飲みながら、下の光景をゲラゲラと笑っているブルーナとサラマンダー所長)
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/11/30(水) 23:53:32.53 ID:nYerc7770
更に数日後(時系列アルトが復活する一週間前)・・・オックスフォード:妖精騎士の演習会にて・・・
ビリビリビリィィ〜〜〜!!(多くの武器が磁力によって、宙に浮いている)
二代目妖精騎士ガウェイン「フンッ!」ドヤァ〜・・(ドヤ顔をしている)
十六夜惣之助「アァ・・ァァァァァ・・・・」ガタガタガタブルブルブルブル・・・(身体がズタボロかつ恐怖で絶望している)
宗方京介(既に死体)「」舌だしで首ちょんぱ
逆蔵十三(既に死体)「」黒焦げ死体
サラマンダー所長「(最後は縦に真っ二つ・・最後は縦に真っ二つ・・最後は縦に真っ二つ・・・)」スリスリスリスリ〜・・・(くじ券を持って祈っている)
ブルーナ「(最後は縦に真っ二つ・・最後は縦に真っ二つ・・最後は縦に真っ二つ・・・)」スリスリスリスリ〜・・・(くじ券を持って祈っている)
二代目妖精騎士ガウェイン「つりゃぁぁぁ〜〜!!」ジャキィィン!!(ソードアルタイルを上に振り上げる)
十六夜惣之助「うわぁぁぁぁ〜〜〜――――――」ジャクンッ!!
ギチャァァ〜・・・・ドサッ!(縦に真っ二つに斬られる十六夜惣之助)
オォォォォ〜〜〜〜!!(周りで喝采が上がる)
ブルーナ「よし、よし!当たったぁぁぁ〜〜〜!!」喜んでいる
サラマンダー所長「やったやったぁぁ〜〜〜!!」喜んでいる
ヘェェェ〜イ!イェェェェ〜〜イ!(喝采を上げている)
ドサッ、タッタッタッタッタァァ〜〜・・(死体を回収する女王軍の兵士たち)
サラマンダー所長「あっ、待ってください!その死体は今後の研究資材として使いますから、こちらで買い取らせて貰いますね!」ヒラヒラァ〜!(モルポンドを見せる)
回収班の女王軍・兵士たち「は、はい。わかりました。」カシッ!(サラマンダー所長から金を受け取る)
ブルーナ「サラマンダー所長、その死体を何に使うのかしら?こんな縦に真っ二つに斬られた死体をどう扱うと言うのかしらね?」
サラマンダー所長「フフフ・・・その内にわかるわよ。その内にね・・・」ニヤニヤニヤ・・・(笑みを見せる)
十六夜惣之助(死体)「」縦に真っ二つに斬られて死んでいる
バサァァ〜・・・(十六夜惣之助の死体に黒い布を被せていき・・・)
――――――――――――――――――――――――――――――――
それからさらに数日後(時系列:アルトたちがソールズベリーに滞在している頃)・・・・ソールズベリー:製毒工場にて・・・・
ガサガサッ・・・(縦に両断された十六夜惣之助の顔死体を見せるサラマンダー所長)
安藤流流歌「・・・アァ・・アァァァァ〜〜〜〜!?」ガタガタガタァァ〜〜!(顔を青ざめて驚愕している)
サラマンダー所長「今後の研究資材として、私が死体を買い取らせたついでに残していたんですよ。ねぇ・・酷い顔ですよねぇ〜?」笑い顔
安藤流流歌「アァ・・・アァァァ〜〜〜・・・・」ガクッ!(膝をついて絶望している)
サラマンダー所長「絶望しているのね?貴方が大好きだった十六夜惣之助が死んだって事が事実と知っちゃったからねぇ〜・・。」
ゴソゴソッ、シュルゥゥ〜・・・(ポケットから炎上薬入りの袋包みの飴玉を取り出すサラマンダー所長)
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/01(木) 10:17:52.69 ID:sbssY58S0
私が行なった実験やアグラヴェイン様が企画した行事を通し、未来機関のメンバー全員にあの世界では味わえない程の絶望の数々を与え、その者たちを絶望させたまま、その者たちの命を終わらせてやった。
全く意味のわからない自作のことわざを言い、コロシアイゲームの中でNGワードによってバンクルの毒をもらい、毒殺された元・超高校級の農家:万代大作
コロシアイゲームの中で■■■に味方をしていた者の1人で、襲撃者によって最初に殺された元・超高校級のレスラー:グレート・ゴス
この2人には私が妖精國ブリテンで開発した筋力増強剤を多く投与し、上記の2人はその薬の影響で正気を失い、文字通りの化物となって他の未来機関メンバー2人を殺させた。
■■■を未来機関にスカウトした黄桜公一。コロシアイゲームの中で最初に殺されたはずの元・超高校級の家政婦:雪染ちさ。
あの2人を製毒工場の実験場で化物にした万代大作とグレート・ゴスに引き合わせ、黄桜は絶望の悲鳴を上げながらなぶり殺しにされ、雪染ちさは命乞いをしながら、化物の2人に死ぬまで犯された。
その様子をブルーナ様に新兵器のデモンストレーションとして披露させ、2人の悲鳴と死に様を見ながら、2人で飲み合うワインは最高だった。
安藤流流歌と同じ幼なじみで流流歌の彼氏面で、コロシアイゲームの中で私と殺し合い、過去に同じ学校の退学処分を受けた元・超高校級の鍛冶屋:十六夜惣之助。
退学処分を受けた私に手を差し伸べ、未来機関に入れてくれた元・超高校級の生徒会長:宗方京介。そして彼のボディーガードとも言える存在である元・超高校級のボクサー:逆蔵十三。
あの3人にはオックスフォードで開催された妖精騎士たちの演習会の演習道具として戦わせ、宗方京介と逆蔵十三は二代目妖精騎士ガウェインに完膚なきまでに蹂躙された。
妖精となった私にはもう宗方京介との関係もないし、逆蔵十三の事も知らない・・ただ二代目妖精騎士ガウェイン様に殺されるだけのタダの的になるしかその超高校級の才能は発揮されなかったぐらいだ。
十六夜惣之助に至っては自身の手持ちの武器を取られまくり、蹂躙され、自身はただ殺されるだけの存在であると悟った彼は、ただ絶望的な悲鳴を上げながら縦に真っ二つに斬られて死んだ。
宗方京介は舌出しで首ちょんぱで死に、逆蔵十三は二代目妖精騎士ガウェイン様の落雷で黒焦げになり、十六夜惣之助は縦に真っ二つに斬り殺された。
彼ら3人の死は私とブルーナが買った観戦くじに当選番号として見事に当選し、賭け金の倍以上の賞金と共に盛り上がり、十六夜惣之助の死体だけはあることのために私が回収させた。
そして最後に殺す未来機関メンバーとして選んだ元・超高校級のお菓子職人:安藤流流歌に関しては・・・
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
安藤流流歌「ガァッ・・アァァァァァ〜〜〜〜!!!」ジュボォォォ〜〜〜!!(口から炎を吹く)
ボォォォォ〜〜〜〜!!!(安藤流流歌の身体が炎上する)
安藤流流歌「――――――――――――」ボォォォーーーー!!(そのまま身体が燃え広がり、焼死する)
サラマンダー所長(元・忌村静子)「・・・・・・・・・・・」それを間近に見ている
サラマンダー所長(元・忌村静子)「(さようなら・・流流歌。私の人間だった頃の友達よ・・・)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
安藤流流歌に至っては製毒工場の作業員として雇い、2週間前から彼女に重労働をさせ、ゆっくりじっくりと流流歌が苦痛に苦しむ姿を私は観察していた。
そして流流歌が暴れていたところを私が彼女を踏みつけたり、蹴りつけたりと暴行を加え、あの時に回収した十六夜惣之助の死体の顔死体を見せたことで、流流歌は完全に絶望に堕ちていった。
最後に流流歌に私が作った炎上薬入りの飴玉を食べさせ、流流歌の身体を炎上させ、焼死させる形で流流歌を殺したのであった。
かつての幼馴染みで彼女の役に立ちたいと思っていた昔の私(忌村静子)と違い、妖精となった私(サラマンダー所長)には流流歌の死に対して何も感じることはなかった。
ただ当たり前のように家畜である人間が死んだだけ・・・ただそれだけで私は流流歌の死を受けいり、また次の薬品と蒼毒兵器の開発に取り組んていった。
このような当たり前で裕福で楽しい妖精暮らしをしているこの私、『サラマンダー所長』の研究の日々がこれからもずっと続くかと思っていた・・。
ただ永遠に楽しい思いでずっと続くかと思われていたはずなのに・・・・
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/01(木) 23:40:36.27 ID:sbssY58S0
処刑会場での出来事から数分前・・・・毒と縛りの街 ソールズベリー:製毒工場 研究エリアにて・・
バサバサバサッ!ガシャガシャガシャ!(工場の作業員たちが研究資料と解毒薬を全て回収していく)
サラマンダー所長「急ぎなさい、早く!こうしている間にもブルーナ様が三澤亮太たちを引きつけているのだから!」
サラマンダー所長「そこの要らない研究資料は燃やして!そこの解毒薬は荷車に詰め込みなさい!」
工場の作業員たち「ハッ!」タタタタタァァーー!(急いで作業に取り組んでいる)
バサバサッ、ボォォォ〜〜!!ガシャガシャッガシャン!(多くの研究資料を焼却炉に入れて燃やし、多くの解毒薬を荷車に詰め込んでいく作業員たち)
サラマンダー所長「急がないと・・・急がない・・・・!」ガシャガシャガシャッ・・・(自身の研究エリアの貴重品をかき集めていく)
―――――――――――――――――――――――――――――――
回想シーン:数時間前・・・・氏族長の私室にて・・
ブルーナ「サラマンダー所長、私が処刑会場で三澤亮太と『予言の子』たちを待ち伏せている間に、あなたは蒼毒の研究資料と解毒薬を持って、ネオ・ニュー・ダーリントンへ逃げなさい。」
ブルーナ「無論、いらない資料は燃やしても構わない・・とにかく製毒工場にあるモノ全てを持って、妖精騎士モードレッド様がいるネオ・ニュー・ダーリントンへ避難しなさい。」
サラマンダー所長「に、逃げろというのですか!?なぜ私がソールズベリーから逃げる必要があるというのですか!?」困惑している
ブルーナ「連中は人質たちの救出とソールズベリーの鐘の他に、私たちが生み出した蒼毒兵器を解毒する薬剤やそれらの作る方法さえも狙ってくる可能性があると見受けられるわ。」
ブルーナ「あなたを含めて、私の蒼毒を解毒する手段を『予言の子』や境界なき勇士団、円卓軍の奴らに取られたら、私たちが作った蒼毒兵器が無意味化する可能性があるわ。」
ブルーナ「私たちが今まで作ってきた蒼毒兵器の弱点と解毒手段の漏洩を防ぐためにも、あなたは解毒薬を全部持って、ネオ・ニュー・ダーリントンへ避難するのよ!」
サラマンダー所長「えぇ・・確かに『予言の子』たちに私たちが協同で開発した蒼毒兵器と解毒剤を取られるのは良くないと思いますが・・どうしてネオ・ニュー・ダーリントンへ逃げる必要があるというのですか?」
サラマンダー所長「あの性の楽園には多くの女性が人間も妖精も関係なく娼婦として売られ、一度売られたら二度と外には出られない・・正に女の牢獄とも言える場所になんかに行く事なんて・・」
サラマンダー所長「せめて妖精騎士アグラヴェイン様がいる夢の氏族の街、マンチェスターに避難した方が良いかと思いますよ。あの場所でなら夢の氏族である私なら、受け入れられると・・・」
ブルーナ「・・あぁ〜それは駄目・・マンチェスターだけは駄目なの。この戦争状態の中でアグラヴェイン様にこれ以上の負担を強いられる事は私にはできないからねぇ・・。」タラタラァ〜・・(気まずい表情を見せる)
サラマンダー「ハ、ハァ・・・」
ブルーナ「とにかくあなたは、私たちが開発した蒼毒兵器と解毒薬ビジネスの要と言える存在なの。あなたが捕まったら、必ず蒼毒の解毒薬の作り方を聞き出そうとするわ。」
ブルーナ「あなたはとにかく私の言う通りに逃げればいいの。この私やあなたのためにもね?」
サラマンダー所長「は、はい・・・・」渋渋ながら頷く
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サラマンダー所長「(あの妖精騎士モードレッド様がいるネオ・ニュー・ダーリントンへの避難・・女である私がそこへ逃げた所で何の特があるのですか・・)」
サラマンダー所長「(確かにこの妖精國ブリテンに赤ちゃんを出産する概念を作ったのは私のおかげですが、あの赤子たちはモードレッド様にとっての食事でしかない・・)」
サラマンダー所長「(あそこへ避難したところで、私の事なんか身体目当ての理由で私を娼婦として売られる危険があるしかないわよ。)」
サラマンダー所長「(それにブルーナ様が私をマンチェスターへ逃がしてくれない理由もわかる気がする。ブルーナ様は利己的に解毒薬の利権と氏族長としての権力を大事としている。)」
サラマンダー所長「(私をマンチェスターに逃がしてくれないのは、妖精騎士アグラヴェイン様に私を通してブルーナ様の好き放題を問いつめられて、ブルーナ様がアグラヴェイン様に絞られる事を避けるため・・)」
サラマンダー所長「(もし私がソールズベリーから逃げ出したことを妖精騎士アグラヴェインに見られたら、ブルーナ様が『予言の子』たちに敗北し、ブルーナ様がアグラヴェイン様に罰を受ける事を避けるため・・)」
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/02(金) 21:48:55.25 ID:KylwdTAf0
サラマンダー所長「(・・まったく、私がブルーナ様の従者になって3年・・・新作の蒼毒の解毒薬の利権といい、それらの公表をするなと命令するなど、どうも私とブルーナ様の関係が少々形骸化しつつあるわ・・。)」
サラマンダー所長「(そもそもあの蒼毒の解毒薬を作れたのは私の薬剤師としての才能のおかげであって、あなたに私の作った薬にケチケチ言う刺客なんかないくせに・・・)」
サラマンダー所長「(それに今、ブルーナ様の人質作戦によって『予言の子』たちや三澤亮太たちは人質やブルーナに注目が集まっている中で、私が逃げる必要があるというのですか?)」
サラマンダー所長「(私たちが作った蒼毒の解毒薬を三澤亮太たちが狙っているとはいえ、せっかくの私の研究室と工場を捨てて、ネオ・ニュー・ダーリントンへ逃げ出すなんて・・)」
ブツブツブツブツ・・・・(物言いをしながらもセッセと自身の研究エリアの貴重品を荷車に積んでいく)
アルトたちが処刑会場でブルーナとその兵士たちと戦っている裏で、大聖堂近くにある製毒工場内では、ブルーナの命令でサラマンダー所長たちが大急ぎで作業しており、
蒼毒兵器や解毒薬生成と量産の作り方に関する研究資料の廃棄と解毒薬品を荷車に全て積み上げて持って行こうとするなど・・
ブルーナの命令でサラマンダー所長は解毒薬全てを持って、妖精騎士モードレッドがいるネオ・ニュー・ダーリントンへの避難を急いで取り組んでおり、
サラマンダー所長は自身の研究室にある解毒薬と貴重な物たちを荷車に積んでいきながら、最近のブルーナの利己的な態度の事でブツブツと愚痴を聞かせていたのだが・・・
???「おいお前さんか?お前さんが風の氏族長ブルーナの側近の1人であるサラマンダー所長って妖精か?」
サラマンダー所長「―――!?」ビクッ!
タッタッタッタッタァァ〜・・・(村正たちがやって来る)
???→千子村正「お前さん、どっかへ引っ越しするにしては何かと急いでいるように見えるのだがなぁ〜?そんなに急いでどこへ行く気だ?」
千子村正「まぁ夜逃げにするにはもう少し暗い内に、それに荷物も少なめにして行った方が早く脱出できてたんじゃないのか?」ジロッ!(睨み付けている)
サラマンダー所長「アァァァ・・・な、なななんで・・・?なんで貴方たちがこんな所に!?」ガタガタブルブル・・・(震え上がっている)
サラマンダー所長「積み込みはもういい!早く積み荷と運び出して!!」大声で叫ぶ
荷車の騎手「ハッ!ハイヤァァ〜〜!!」バシンッ!ヒヒィィ〜〜ン!(出発しようとする)
ジャキンッ、ジャキンッ!バキッベキッ、ガシュンッ!(武蔵たちの斬撃が荷車の車輪と妖精馬の手綱を斬り裂く)
荷車の騎手「ヌワァァ!?」バシンッ、ドサッ!(落馬する)
ガタァァンッ、バリバリィィ〜〜ン!!(荷車が倒れ、薬品の入れ物が2・3個ぐらい荷車から落ちて、たたき割られる)
ヒヒィィ〜〜ン!?パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(手綱が斬れて、そのまま逃げ出す妖精馬たち)
ゼロワン「フンッ!」ガシンッ、ジィィィ〜・・(アタッシュカリバーを持って、サラマンダー所長を睨んでいる)
武蔵「逃がさないわよ、蒼毒兵器の製造者にしてイレギュラーズの1人・・『蒼毒のブルーナ』の手先め!」キリッ!(サラマンダー所長を睨んでいる)
トリスタン「ええ。」ジィィィ〜・・(サラマンダー所長を睨んでいる)
ゼンカイザー、ディエンド、カイニス「――――――――。」ジィィィ〜・・(サラマンダー所長を睨んでいる)
サラマンダー所長「!?。ハヒィィ〜〜〜!?」ガタガタガタァ〜〜!(震えている)
サラマンダー所長「(あ、あいつらは確か・・・前にブルーナ様が言ってた『予言の子』たちに組みしているという・・・サーヴァントという魔力の生命体の者たち・・・)」
サラマンダー所長「(それに昨日の夜に報告を受けた『秘密の予言の子』、『召喚銃の予言の子』に『AIの予言の子』!?アイツらがどうしてここに・・・)」
サラマンダー所長「(まさかブルーナ様が言ってたように、アイツらは私と私が作った蒼毒の解毒薬と解毒手段を狙ってきたと言うの!?)」
サラマンダー所長「(それになんで・・・ブルーナ様の話じゃ、サーヴァントは『異邦の魔術師』藤丸立香に付きっきりでいると聞いているのに、どうして私の事を狙って、サーヴァントたちが・・・)」困惑している
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/02(金) 23:58:29.66 ID:KylwdTAf0
ゴロゴロゴォォ〜〜・・・・ガシッ!(転がっていく解毒薬の容器を拾い上げるディエンド)
ディエンド「ふ〜ん、君の秘書の言ってた通りだね。ブルーナは自分以外の蒼毒を扱える彼女を逃がして、僕たちに蒼毒の解毒剤を製造させないようにさせようとしてたんだね。」
ディエンド「それも今まで作った蒼毒の解毒薬も一緒にソールズベリーから逃げだそうといていたけど、薬品の数が多すぎて、逃げるのに時間が掛かってしまったみたいだね?」
ゼロワン「ああ。コーラルが教えてくれたトンネルのおかげでサラマンダーに気づかれずに忍び込めたし、逃走を妨害することも出来たと言ってもいいね。」
千子村正「まぁそうみたいだな。全く、いくら儂らに蒼毒の解毒を知られたくはないからって、なにもこんなに解毒薬を作っては全部持っていこうとしてたとはなぁ・・」
千子村正「これじゃあ逃げれるモノも逃げられなくなるし、万が一逃げられたとしても、積み荷が重すぎて追いつかれてしまうかもなぁ・・?」呆れた表情を見せる
サラマンダー所長「〜〜〜〜〜〜〜〜!?」ビクビクビクッ・・・(震えている)
工場の作業員たち「〜〜〜〜〜〜〜〜!?」ビクビクビクッ・・・(怯えている)
トリスタン「観念したほうがいいですよ。ここにいるサーヴァントとヒーローたちは全員が手練れのある戦士である故に、そう簡単にあなた方にやられる事はありません。」
トリスタン「出来ればあなた方が我らに降伏し、無血制圧で事を終わらせたいと思っているのですが・・・」
サラマンダー所長「こ、降伏ですか・・・・・それは・・・・」ぐぐぐ・・(考えている)
サラマンダー所長「(降伏だと・・・・誰が降伏するモノか!誰があなたたちのイイなりになんかなるモノですか!)」キリキリキリィィ〜!
サラマンダー所長「(この私の研究とこの製毒工場を捨てて逃げるモノですか!ここには私がようやく手にした薬の製薬と蒼毒兵器製造の成果が詰まっているのよ!)」
サラマンダー所長「(私が人間(忌村静子)だった頃では味わえなかった幸福の他に、私がこれだけ多くの薬剤や蒼毒兵器を作るのにどれだけの設備とどれだけの魔力を使ったというの?)」
サラマンダー所長「(これだけ多くのモノを作り、多くの物を売って稼ぎ、この私が裕福で幸福感のある妖精人生を送ってきたか・・あいつらやブルーナ様には到底わからないことね!)」
サラマンダー所長「(この製毒工場には私の・・・炎と薬剤師の妖精『サラマンダー』の全てが詰まっているのよ。私があの世界で死んで、この世界で妖精に生まれ変わったあの時からずっと・・・)」
サラマンダー所長「(私とブルーナとの無邪気で残虐でとても楽しくて、とても幸福に満ちた日々が、この製毒工場に詰まっているのよ。)」
サラマンダー所長「(それをブルーナ様の命令やあの『予言の子』のサーヴァントと偽の『予言の子』たちの影響でこの製毒工場を捨てる事なんて、私には絶対に出来ない!)」
サラマンダー所長「(例えブルーナ様の・・ブルーナの命令に背いてでも・・・この私の工場を・・・私がようやく手にしたこの『居場所』を捨てるわけにはいかない!!)」ボォォ〜!(尻尾の炎が燃え上がる)
スタァァ・・ビシッ!(身体の震えが止まり、体勢がピッチリとなる)
サラマンダー所長「――フッ・・・『予言の子』や『異邦の魔術師』たちと一緒にいたはずのあなたたちが、何故ここに現れたかのがわからなくてびっくりしたけど、そんなことはもう関係ないわ。」
サラマンダー所長「ここは私の製毒工場であり、私の工房・・この場所はこの妖精、『サラマンダー所長』の妖精領域そのものでもあるのよ!」
サラマンダー所長「誰にもこの場所を捨てさせない!誰にも私の研究作品を渡したりするのもですか!ましてはあなたたちのような異世界から侵入してきたあなたたちなんかに・・・」
サラマンダー所長「解毒薬は渡さない!あなたたちも私の研究の被験体にさせてやるわぁぁ〜〜!!」シュッ、ボォォ〜〜・・(両手を村正たちに向けて・・)
ジュボォォォォ〜〜〜!!(サラマンダー所長の両手から炎を放つ)
千子村正「!?。おっと!」シュタッ!(放たれた炎から避ける)
武蔵たち「――――!!」シュタシュタッ!(同じく放たれた炎から回避する)
サラマンダー所長「―――――!!」タタタッ、カチッ!(ある場所の装置を動かす)
ガラガラガラァァ〜〜!ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ!(下にある檻から何かが2体現れる)
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/03(土) 23:48:46.72 ID:WVGBZq7s0
化物ゴリラ・万代大作「グゥゥゥ・・ガァァァァ〜〜〜〜!!」ドスドスドスドスッ!(ドラミングをしている)
ミノタウロス・ゴス(元・グレート・ゴス)「モォォォォ〜〜〜〜〜!!」ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ!(斧を持って現れる)
ガラガラァァ〜〜〜ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ!(上へ行く道が現れ、村正たちの前に姿を現す2体の化物)
千子村正「!。なんだこいつ・・・この化物共にまた、サラマンダーの奴の研究作品って奴か!」
トリスタン「これはなんてことを・・・ブルーナの蒼毒を加工した兵器だけでなく、人間を改造させた生物兵器も作っていたとは・・・」グググゥゥ・・
ゼロワン「何だって・・・コイツゥゥ〜〜・・・」キリキリキリィィ〜!(怒りを見せている)
サラマンダー所長「――――――――!!」ガシンッ、ガシンッ、ガシンッ!(更に多くのレバー装置を動かしていく)
ガラガラガラァァァ〜〜、ドスドスドスゥゥ〜〜!!(檻から更に多くの化物が出てくる)
改造・悪妖精たち「グォォォォ〜〜〜〜!!」雄叫びをあげている
カイニス「工場で改造した悪妖精もいたのか・・・おもしれぇ、やってやろうじゃないか!」ジャキンッ!(槍を構える)
ディエンド「ああ。どうやらサラマンダーは僕らと戦ってでもこの工場とそこの解毒薬を渡さないつもりみたいだね?」
武蔵「ええ・・・あの改造された人間の2人を斬るのは心苦しいけど・・致し方がない!」ジャキンッ!(覚悟を持って刀を抜く)
ゼンカイザー「ああ・・やるしかない。アルトたちやアルトリアたちの為にも、あの妖精と解毒薬を確保しないとね!」ガチャンッ!(ギアトリンガーを構える)
ガシガシガシッ!(それぞれの武器を構える村正たち)
サラマンダー所長「何をしてるの!あなたたちもさっさと鉄パイプとかスコップとかでも良いから戦いなさいわよ!」作業員に声をかける
サラマンダー所長「これは所長命令よ!私の命令を聞けないなら、ここで私の炎に焼かれるのかしら?」ボォォ〜!(手に火を持ちながら)
作業員たち「〜〜〜〜〜〜〜」ガシガシッ・・・(辺りにある長いモノを拾い、それらを構える)
千子村正「チィィ・・・少々厄介なことになるが仕方がねぇ!全員まとめて掛かってきやがれ!!」ジャキンッ、ダダダァァーー!!(敵に突撃する)
武蔵たち「――――――――!!」ダダダァァァーー−!!(敵に突撃する)
作業員たち「オォォォォ〜〜〜!!」ダダダダァァァ〜〜!!(村正たちに襲いかかってくる)
数時間前・・コーラルが教えてくれたトンネルを使い、サラマンダー所長がいる製毒工場に侵入し、彼女(サラマンダー所長)と捕らえ、解毒薬を確保の為に動いている村正たち
サラマンダー所長は工場に侵入してきた村正たちから、妖精になった自身が手にした幸福と工場、作り上げた薬品の多くを守る為、村正たちと対峙することを選び、
サラマンダー所長は檻に閉じ込めておいた多くの改造・悪妖精たちと共に・・かつて未来機関メンバーであり、サラマンダー所長の手によって化物と化した2人(万代大作とグレート・ゴス)を檻から出し、
そして工場にいる非戦闘員の作業員たちをサラマンダー所長が無理やり戦わうように脅していき、サラマンダー所長たちと村正たちの戦いが始まったのであった。
336 :
以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします
[sage]:2022/12/04(日) 02:53:51.93 ID:R6b/Tylc0
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337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/05(月) 08:56:41.81 ID:a90Sl+nG0
ジャキン、ジャキンッ!バンバンバンッ!(敵と交戦する村正たち)
ガギューン、カチャッ!『ATTACK RIDE・・BLAST!』(ディエンドライバーにカードを挿入し、リロードする)
ディエンド「ハァッ!!」ババババァァァーーン!!(銃口から連射したホーミング弾が飛びかう)
改造・悪妖精たち「ギャァァァァ〜〜!?」ガシュガシュガシュンッ!!(打ち抜かれる)
ゼロワン「タッ、ハァッ、トリャァァッ!!」ガシンッ、ガシンッ、ジャキンッ!(アタッシュカリバーの攻撃)
改造・悪妖精たち「ガァァァァ〜〜!?」ガシュガシュッ!(斬られていく)
ゼンカイザー「行くよぉぉ〜〜・・ハァッ!」クルクルクル、ジャキンッ!バァァ〜ン!(6番のギアのオーラを放つ)
音声『ババン!ババン!ババン!ババン!ババババーン!』『ゴーグルファイブ!』
キィィン、シャキィィン!!(大戦隊ゴーグルファイブの5人の幻影が現れる)
作業員たち「!?」ビクッ!(ゴーグルファイブの幻影に驚く)
キラァァン、ガタゴトゴトン、ピカァーン!!(幻影のゴーグルファイブがゼンカイザーとゼロワンにとりつく
ゼンカイザー「飛電さん、これを使って!」シュルッ!(白いゴーグルリボンを手に持つ)
ゼロワン「おっ、サンキュー!」シュルッ!(黄色いゴーグルリボンを手に持つ)
シュルルゥゥ〜、バシバシバシンッ!!(鞭のように敵を叩いていくゼンカイザーとゼロワン)
作業員たち「ヌワァァァ〜〜!?」バシバシッ!ガタガタァァン!(リボンに叩かれ、手持ちの武器を落としていく)
化物ゴリラ・万代大作「グォォォォ〜〜〜!!」ドスンッ!ドスンッ!ドスンッ!(パンチ攻撃)
武蔵「―――――――!!」ヒュッ、ヒュッ、ヒュンッ!(攻撃をかわしていく)
ミノタウロス・ゴス「ンモォォォォ〜〜〜!!」ドドドドォォォ〜〜!!(突進してくる)
カイニス「フッ、あらよっと!!」シュタシュタッ!(攻撃をかわしていく)
ドドドドォォォ〜〜!!(2体同時に突進してくる)
武蔵、カイニス「ハァァッ!!」ヒュンッ!(上にジャンプする)
ドドドォォ〜〜、ドシンッ!(互いにぶつかり合うゴスと大作)
ミノタウロス・ゴス、化物ゴリラ・万代大作「――――!?」ゴツゥゥン!!(お互いにぶつかり合う)
武蔵、カイニス「ハァァァァ〜〜!!」ジャキジャキンッ!(同時に斬撃攻撃を放つ)
ジャキジャクンッ!ガシュゥゥ〜〜!!(武蔵とカイニスの斬撃を喰らう2体の化物)
ミノタウロス・ゴス、化物ゴリラ・万代大作「――――!?」ガシュゥゥ〜〜〜!!(切り口から血が噴き出す)
千子村正「―――――!!」タタタァァァーー!!(刀を構えて前に出る)
サラマンダー所長「――――!!」ジュボォォォォ〜〜〜!!(火炎放射攻撃を放つ)
千子村正「―――――!」シュタッ!(炎をかわす)
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2022/12/26(月) 23:47:09.80 ID:moMbsdBx0
サラマンダー所長「ツゥゥ〜〜!」ジュボォォォォーー!(火炎放射を続ける)
千子村正「ハァァ〜〜!!」ジャキンジャキン!(炎を一刀両断しながら進む)
サラマンダー所長「!?。〜〜〜〜〜!!」ズルっ、ププププゥゥ〜〜!!(マスクをずらし、口から紫色の毒液を放つ)
千子村正「おっと!?」バサァ〜!ベチュベチュ・・・(羽衣を盾にして防ぐ)
サラマンダー所長「―――――!!」ヒュンッ、ペタペタペタッ!(壁に張り付いて動き回る)
千子村正「チィィ‥両手からの火炎放射の次は口から毒液かよ‥。浸蝕系の毒ではないが、これじゃあとでシミになっちまうぜ‥」羽衣に付いた毒液を見て‥
千子村正「それに壁に張り付くお前さんのその動き、炎の妖精というよりイモリみたいで気味が悪いよなぁ〜?」
サラマンダー所長「ツゥゥ・・・あなたたちが私より強いからって、いい気になるのも今の内よ・・・私が作ったのは蒼毒兵器だけではないわ。」
サラマンダー所長「私が作った超強化薬の服用とある程度の鋼鉄武装をさせた『改造・悪妖精』たち。『歪みの岬』から流れ着き、私が作った筋力増強剤で凶暴化且つ強化改造させた『超高校級の改造兵士』2体‥」
サラマンダー所長「これらの生物兵器と蒼毒兵器。これら二つの兵器さえあれば、ウッドワス軍の手を借りずとも『円卓軍』を軽くねじ伏せることなど容易いのよ?」
サラマンダー所長「ただこれらの生物兵器の軍事運用するにはもう少し調教が必要ではあるけど、あなたたちを殺すには充分と言っても・・・」
千子村正「あん?儂たちを殺すには充分だと?フッ、妖精の科学者の割に蒼毒兵器の他に随分とマッドサイエンティストな発明をしているのは詫鹿のようだな?」
千子村正「だがお前さんが言うその生物兵器がいくら凄い殺戮兵器だろうと・・・儂らをそう甘く見ない方が良いと思うぜ?」ニヤリッ‥(笑みを浮かべる)
サラマンダー所長「!?。なんですって?」
ジャキジャキンッ、ジャキジャキンッ!(カイニスと武蔵の連携斬撃)
ミノタウロス・ゴス、化物ゴリラ・万代大作「〜〜〜〜〜!?」ガシュンッ!バシュンッ!(斬られていく)
武蔵「あのマッドサイエンティストの妖精によって改造され、人の心を失いし哀れな者たちよ‥・せめてこの私の刀であなたたちの魂だけでも解放させてみせようぞ‥。」
化物ゴリラ・万代大作「グゥゥ〜‥グォォォォォ〜〜〜!!」ドスンッ!ドスンッ!ドスンッ!ドスンッ!(殴りかかろうとする)
ミノタウロス・ゴズ「ンモォォォ〜〜〜〜!!」ドスンッ!ドスンッ!ドスンッ!ドスンッ!(突進しようとする)
カイニス「フッ、こっちに突っ込んで来るぞ!武蔵!」ガキンッ!(武器を構える)
武蔵「ええ!いざ‥生物兵器斬り、参る!」シャキンッ、キィィィ〜ン!(刀を鞘にしまい、魔力を集中させる)
武蔵「南無、天満大自在天神。」キィィ〜ン、ドゴォォーーン!(後ろに4本腕の仁王が現れる)
武蔵「仁王倶利伽羅小天衝(におうくりから・・しょうてんしょう)!」ジャキン!ジャキン!ジャキン!ジャキン!(4振りの剣が振るわれる)
化物ゴリラ・万代大作、ミノタウロス・ゴズ「〜〜〜〜!?」ガシュガシュガシュン!!(斬られる)
武蔵「ゆくぞ、剣轟抜刀!伊舎那大天象!!」ギュォォ〜〜ン!(刀から光の剣刃を展開していく)
ギュォォォ〜〜、ジャキィィ〜〜ン!!(渾身の一刀が2体の生物兵器に斬りかかる)
ミノタウロス・ゴズ「―――グォォォォォ〜〜〜!?」ジャキンッ、ドバァァ〜〜!!(光の刃に包まれる)
化物ゴリラ・万代大作「ガァァァァ〜〜〜!?」ジャキンッ、ドバァァ〜〜!!(光の刃に包まれる)
改造・悪妖精たち「ギャァァァ〜〜〜!?」ジャキンッ、ドバァァ〜〜!!(光の刃に包まれる)
ジャキィィン、ドゴォォーーーン!!(大爆発が起きる)
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/26(月) 23:48:18.84 ID:moMbsdBx0
ちょっと期間が空きましたが、再開します。
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/28(水) 00:08:08.91 ID:/GKx2LWg0
改造・悪妖精たち「―――――――――――」シュゥゥ〜・・・(消滅する)
化物ゴリラ・万代大作、ミノタウロス・ゴズ「〜〜〜〜〜〜・・・・」ガシュゥゥン、ドスゥゥ〜ン・・・(そのまま倒れる)
武蔵「南無三‥。」シュッ・・・(刀を軽く振るう)
ゼンカイザー「スッゲぇ〜なにあれ!刀からビーム?あんなの一振りであの悪妖精たちを一網打尽にしちゃうなんて!」
トリスタン「ええ・・あれがロシア異聞帯やギリシャ異聞帯でマスターたちと戦ったという、女剣士宮本武蔵の宝具ですか‥。」
カイニス「ああ!武蔵めぇ〜、オリュンポスの頃から見ていない内にまた強くなりやがって・・・」
千子村正「ああ。武蔵のあの渾身の一刀であれだけの数を相手に一撃で仕留めてしまうとはなぁ・・・」
千子村正「(しかしなんだ?儂も少し感じたが、武蔵のあの宝具・・・少しながらオリュンポスで見た時とは違う魔力の流れを感じたのだが‥)」
千子村正「(武蔵の奴、いったいブリテン北部で・・・いや、あの時・・・オリュンポスで存在が消えたはずのアンタがどうしてこの妖精國ブリテンへと流れ着いたというのか‥?)」
千子村正「(アンタはいったい・・・どういう形で“何も無かった”事からこのブリテンへと来たというのだ・・・。)」
ギュィィ〜ン・・・・(武蔵から金色のエネルギーオーラが少し出ている)
武蔵ちゃんは多くの改造・悪妖精たちと化物と化した万代大作とグレート・ゴスを相手に、自身の宝具である『六道五輪・倶利伽羅天象』を使い‥
その渾身の一刀による一撃を放ち、派手な一撃の割に宝具の威力はあまり周りを巻き込まず、ただ目の前にいた敵を宝具による一振りで倒してしまったのだった。
その宝具の一撃にはオリュンポスでは見られなかった謎の黄金のエネルギーオーラが漂っており、その武蔵の中から漂う金色のエネルギーオーラに、
村正は少しながらも武蔵に対して違和感を感じていたのであった‥。
ガタガタガタガタァァ〜〜・・・(壁に張り付いたまま震え上がるサラマンダー所長)
サラマンダー所長「そ、そんな・・・私が作った生物兵器が・・・あの一撃で全滅するなんて・・・」愕然としている
千子村正「フッ、頼みの綱である生物兵器がやられてショックなのか?お前さんのその表情から、あの生物兵器の中に余程のお前さんの自信作があったと思われるよなぁ?」
千子村正「だが今の儂には興味はないが、ただの人間2人をあんな化物じみた兵器に作り替えるのはどうもシャレになんねぇな。お前さんはそうやってこの恒常で、」
千子村正「ブルーナの蒼毒を加工した兵器やさっきの化物じみた生物兵器を沢山作って、お前さんとブルーナの金儲けの為に、危険性を顧みずに蒼毒兵器を販売し続けやがって・・・」
千子村正「お前さんはそうやって、お前さんとブルーナが裕福な生活を独占するためだけにソールズベリーの妖精たちを苦しめているようでは、『予言の子』やアルトたちが黙っているはずがねぇよなぁ?」
サラマンダー所長「〜〜〜〜〜〜〜」図星
ヒュンヒュンヒュンッ、バスバスバスンッ!(サラマンダー所長が張り付いている近くの壁を射貫いていくトリスタン)
サラマンダー所長「!?。クゥッ!」シュタッ、スタッ!(壁の張り付きをやめ、恒常の床につく)
トリスタン「諦めてくださいDr.サラマンダー。抵抗したところでアナタに勝ち目はありません。」
カイニス「ああ、そういう事だ。お前たちにこれ以上、蒼毒兵器で多くのブリテンの妖精たちや人間たちを殺させるわけにはいかねぇ・・とっとと降伏したらどうなんだ?アァ!?」
サラマンダー所長「クゥゥ〜〜・・・」悔しがっている
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/28(水) 23:28:31.62 ID:/GKx2LWg0
サラマンダー所長「そ、それがどうしたの言うのですか!あんなのは素体さえあれば、また幾らでも作れるからね。」
サラマンダー所長「だかしかし、あなたたちには私の作った生物兵器を全滅させた損失は大きいと言っても良いわ!」
サラマンダー所長「あなたたちにはここで多くの私の生物兵器と多くの研究成果の破棄させた損害を支払って貰うわ!あなたたちの死でね!」キリキリィィ〜〜!!(怒りを露わにしている)
シュルッ、パカッ!(小箱から薬品が入った注射器を取り出す)
ディエンド「注射器か・・・いったいそれを使ってどうするつもりかい?まさかそれを自分に打つつもりなのかい?」
サラマンダー所長「そういう事よ。これだけはとても貴重な薬品で作るのにとても苦労した一品だけど、今はやむを得ないわ!」
サラマンダー所長「私はあなたたちを倒して、私はこれからも自分が裕福である生活をし続けるのですから!!」ガチャッ!(注射器を自身の首に向けていき‥)
チクッ!カチッ、チュゥゥ〜〜!(首に注射器をさし、自身にドーピングするサラマンダー所長)
ドクン、ドクン、ドクン、ドクンッ!キィィィ〜〜ン!!(ドーピングした薬品の効果でサラマンダー所長自身の魔力が上がっていく)
サラマンダー所長「ヌゥゥゥゥ〜〜〜!!」キィィ〜ン!ジュボォォォォ〜〜〜!!(身体中が燃え上がる)
千子村正「な、なに・・・・!?」燃え上がるサラマンダー所長を見て・・・
サラマンダー所長の身体中に纏っていく)
ボォォォ〜〜!!(身体中が紅蓮の炎に包まれているサラマンダー所長)
サラマンダー所長「――――――!!」ボォォォ〜〜!!(全身が炎に包まれている)
サラマンダー所長は、自身の衣服に隠していた薬液入りの注射器を取り出し、その注射器に入っている薬液を自身にドーピングし、彼女自身の身体が赤く紅蓮の炎を自身の身体に纏った。
その姿はまるで人間の姿をした炎の妖精:サラマンダーとも言える存在であり、彼女に燃え広がるその炎は彼女の髪や身体全身と同化しているように見えるのであった。
ゼロワン「マジかよ!あの妖精、へんな薬をドーピングして強くなりやがった!?」
トリスタン「ええ。あの赤き紅蓮の炎を身体に纏ったあの姿・・・まさに人の形をした炎の妖精、サラマンダーと呼ぶに相応しい・・・」
カイニス「ああ。あの伊達マスクのトカゲ尻尾妖精め‥あんな姿を隠していたとは・・・しかもあの注射器に入ってた薬でドーピングとはなぁ‥?」
サラマンダー所長「ふぅぅぅ・・ふぅぅぅ・・・ヌゥゥゥ〜〜〜!!」ボォォォ〜〜‥ジュボォォォ〜〜!!(身体中の炎の火力を上げている)
・・・ボォォッ〜!(武蔵の衣服の袖が火花で少し引火する)
武蔵「うわっ!?あの妖精からで出てくる業火がこっちにも飛び火してきたわよ!?」サッサッサッ!(手で火を払い除ける)
ディエンド「ああ、あのドーピングによって彼女の魔力の他に炎の火力まで上がっているのは確かのようだね?こっちにも彼女の炎による熱さを遠くからでも実感できているからね‥」
千子村正「ああ。サラマンダーの奴‥よっぽど儂らたちに捕まるのも、この蒼毒工場を制圧されるのも嫌らしいよなぁ?」
ボォォォォ〜〜〜!!(赤い紅蓮の業火を身体で燃えたぎらせているサラマンダー所長)
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/29(木) 23:10:23.99 ID:FyaL78Hd0
サラマンダー所長「(熱い・・・熱い・・・まるで私の身体中が燃える広がるように、身体が熱くなっていく・・・)」
サラマンダー所長「(2年前・・・アグラヴェイン様にねだり、鏡の氏族がいたとされる湖水地方で見つけた‥アルビオンと名乗る竜の遺骨‥)」
サラマンダー所長「(その遺骨の一部を持ち返り、解析し、それらを私専用のドーピング薬として製作して変身できるようになった‥この私の『火竜モード』。)」
サラマンダー所長「(この形態にはまだまだ改良の処置が必要であり、身体に籠もる炎の熱をどう対処するのかが問題なのだけど、今はそれを考えている時じゃない‥)」
サラマンダー所長「(私は何としてでもあの『予言の子』の一味を必ず焼き殺し、私のこの工場でまた多くの研究をしていく日々をしていくのだから!!)」
サラマンダー所長「さぁ、アナタのその眼に刮目しなさい。私のこの地獄のサラマンダー業火であなたたちを、骨の髄まで灰にしてやる!」ボォォ〜〜・・・(両手に紅蓮の業火を纏いながら‥)
ビュゥゥン、ジュボォォォ〜〜〜〜!!(炎を纏いながら村正たちに突っ込んでくるサラマンダー所長)
ボォォ〜、ボォォ〜、ジュボォォォ〜〜!!(村正たちに業火の攻撃を放っていく)
サラマンダー所長「ハァァァ〜〜〜!!」ジュボォォォォ〜〜〜!!(火炎放射攻撃)
カイニス「クゥゥ〜〜!」ボォォォ〜〜!!(盾で炎を防ぐ)
千子村正「クゥゥッ!」シュタタッ!(炎をかわしていく)
サラマンダー所長「―――――!!」ボォッ!ボォッ!ボォォ〜!(火炎弾を放つ)
ボォ〜ボォ〜!ジュボォォ〜〜!!(火炎弾がゼロワンやゼンカイザーたちに当たる)
ゼロワン、ゼンカイザー「ヌワァァァ〜!?」ドゴォォ〜ン!(後ろの爆発に巻き込まれる)
武蔵「介人!?ゼロワン!?このぉぉぉ〜〜!!」タタタタタァァーー!(突っ込んでいく)
サラマンダー所長「ツゥゥ〜、火炎網!!」ガシンッ、ボォォ〜〜!(網状の火炎攻撃を放つ)
武蔵「!?。ヌワァァ〜!?」ボォォォ〜〜!!(火炎網の攻撃が当たる)
千子村正「ツゥゥ‥サラマンダーの奴、あの注射器の薬でドーピングして以来、炎の火力が大幅に上がってやがる‥・これじゃあ、まともに近づけねぇぞ。」
カイニス「ああ。サラマンダーの奴めぇ、ただの薬物研究と兵器造りの妖精だと思っていたが、まさかここまで強くなってオレたちに襲って来やがるからな。」
カイニス「だがアイツを大人しくさせてとっ捕まえねぇと、アイツ、またどっかであんなような薬を作って、また厄介事が増えるのは確実見てぇのようだな。」
トリスタン「はい。彼女をどうにか抑えつけ、蒼毒兵器の流通を止め、そこにある解毒薬を確保する必要があります。どうにかサラマンダー自身の動きを止められれば良いのですが・・・」
カイニス「なら俺がアイツを殺さずに叩き潰してやる。あんな熱すぎる炎なんか、オレの力で対抗できるからな!」
タタタタタァァーー!(サラマンダー所長の前に突き進むカイニス)
カイニス「来やがれ、身体をボオボオと燃やしてイキッっている焼き妖精ヤロウ!アンタなんか、俺の足下にも及ばねぇからな!」
サラマンダー所長「!?。舐めた口を・・・ならばアナタから先に燃やしてやるわよ!妖精みたいな姿をしやがって!」
カイニス「妖精だと?ちげぇなぁ‥俺はあんたらみたいな妖精なんかじゃねぇ‥‥」
カイニス「俺はな、どんな世界にいようとも・・・俺は‥『神霊』だ!!」ガキンッ!(槍を構える素振りを見せる)
ギュィィ〜ン、ジュバァァ〜〜!!(謎の金色のオーラと共に水流のエフェクトが入るカイニス)
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/30(金) 00:15:30.57 ID:0z2kEUhu0
サラマンダー所長「クゥゥ〜!こっのぉぉぉ〜〜!!」ボォォ〜、ジュボォォォ〜〜!!(広範囲の火炎攻撃)
カイニス「トリャァァ〜〜!!」グルグルグルゥゥ〜〜!!(槍に水流を纏って防御する)
サラマンダー所長「!?。な、なんですって!?」ビクッ!
カイニス「オラァァ〜〜!!」グルグルゥゥ〜〜!!(金のオーラを纏った回転攻撃)
サラマンダー所長「クッ、ヌァァァァ〜〜!!」ジュボォォォ〜〜〜!!(全身から火炎攻撃を放つ)
ジュボォォ〜〜!グルグルグルゥゥ〜〜!!(カイニスの回転攻撃がサラマンダー所長の火炎攻撃をうち払っていく)
カイニス「ハァァッ!これでも喰らえぇぇぇ〜〜!!」ぐるんっ‥ギュゥゥ〜ン!(槍に海流のパワーをため込んでいき)
サラマンダー所長「―――ハァァッ!?」ビクッ!(目の前のカイニスを見て‥)
ドバァァァ〜〜!!バシュゥゥ〜〜〜!!(カイニスの水流攻撃が放たれ、サラマンダー所長の身体に直撃する)
バシャァァ〜〜!バシュゥゥ〜〜!!(水流攻撃が直撃し、サラマンダー所長の身体が水蒸気に包まれる)
バシュゥゥ〜〜、ビチャビチャビチャァァ〜‥(ズブ濡れになり、身体中の炎が鎮火する)
武蔵「身体の炎が鎮火した!――そうか!いくら熱く燃える炎でも、多くの水さえかければその業火は跡形も無く鎮火できる!」
トリスタン「はい。カイニスの水を操る能力であるならば、サラマンダーのあの炎を鎮火させ、無力化もできます。」
千子村正「ああ。いくらサラマンダーが地獄のような業火を扱えたとしても、あの身体の濡れようじゃ、もう身体が乾くまで全身から炎は出せないかもなぁ。」
千子村正「(――それにしても、さっきのカイニスから出た魔力・・・さっき武蔵が放った宝具から感じた違う意味での魔力の流れが出てたような‥)」
サラマンダー所長「・・・ゴフゴフゴフッ・・・!?」ビチャビチャァァ〜〜‥(ズブ濡れになっている自身を見て‥)
サラマンダー所長「(なぁ・・・水流で私の炎を鎮火させたというの!?アイツ、人間の姿をしているというのにそんな事まで出来るなんて‥)」
サラマンダー所長「(ツゥゥ・・・この濡れた身体では火竜モードはおろか、私の炎でさえ手が湿ってて炎が出せない・・・)」ボォォ・・・(手が濡れて炎が出せない)
カイニス「オラァァァ〜〜!!」バシャァァ〜〜ジャクンッ!バシャァァ〜ン!(水流を纏った突き攻撃)
サラマンダー所長「ヌハァァッ!?」バシャァァ〜ン、ジャクンッ!(脇腹に槍が刺される)
カイニス「ポセイドン・テンペストぉぉ〜〜!!」ギュィィ〜ン、ドバァァァ〜〜〜!!(水流の柱を繰り出す)
ドバァァ〜〜ン!ギュォォォォ〜〜ン!!(嵐のような水の柱が繰り出される)
サラマンダー所長「ガァァァァ〜〜〜!?」バシャバシャバシャァァァ〜〜!!(その水の柱の攻撃に巻き込まれる)
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2022/12/31(土) 10:41:26.08 ID:8jERgZju0
バシャァァ〜〜ン、ドサッ!(水流に流され、そのまま工場の床に倒れ込むサラマンダー所長)
サラマンダー所長「ゴフッ!?ゲホゲホゲホッ・・・‥!?」水を吐き出しながら・・・
カイニス「フッ、どうだ!てぇめえの薬でドーピングしての強化をした所で神霊の俺なんかに敵うわけないだろ!」
サラマンダー所長「クゥゥ・・・ウッ、ゥゥゥゥ〜・・・・」ズキズキッ・・・(刺された箇所を抑えている)
村正たち「・・・・・・」ジャキィィン・・・(武器をサラマンダー所長に構えていき‥)
サラマンダー所長「ヒッ・・・!」ビクビクッ!(自身に向けられた武器を見て‥)
パタパタァァ〜〜、スタッ!(外から飛んできたオベロンが降りてくる)
ポンッ!(そのまま元の姿に戻るオベロン)
オベロン「おっと、ちょうど良いところでサラマンダー所長を追い詰めたんだね。いやはや本当に感心するね?」
武蔵「オベロン!そっちの方は大丈夫だよね?こっちはあともう少しで解毒薬の確保とサラマンダー所長を捕まえる事が出来るんだけど‥。」
オベロン「ああ勿論さ。アルトたちに会場の内部構造と仕掛けの制御室を教えて、今は君たちのサポートをしに来たんだけど、どうやらその必要なないみたいだね?」
カイニス「ああ!ちょっとこいつらに手間を取ったが、問題なくこの工場の制圧したと言ってもいいよな。それとアンタが来るのが遅かったこともあるけど。」
カイニス「まぁ、コイツ(サラマンダー所長)を捕らえたところでコイツから蒼毒兵器の弱点を聞く必要があるのか?コイツに聞いても兵器の弱点を聞き出すのはなんか面倒だと思うのが‥」
カイニス「そこらに多く積んである蒼毒を解毒する薬がたっぷりあるからな?蒼毒兵器を使われたとしても、スズカやダ・ヴィンチに頼んで分析して貰えば良いんじゃないのか?」
千子村正「ああ、カイニスの言う通りかもな。アルトやイズに身柄の拘束をお願いはされているが、ただコイツを捕まえて置いて、他になんの価値がルのというのか・・・。」
オベロン「いや、サラマンダー所長は生かして捕まえておくのが正解だ。彼女にはまだ僕らの為にやっておくことがあるからね?」
千子村正「はぁ・・やっておくべき事だと?なんだいそれは?」
オベロン「まぁこれはアルトやイズの考察にもない僕が仕入れた特ダネと言っても良いぐらいの機密情報だからね。」
オベロン「彼女とブルーナはね、キャメロットにいる者たちにしか公表していないという、とある特効薬を作っている事を僕は聞いていて、それらの事を僕が調べてみたところ‥」
オベロン「2人はなんと、モースの毒を解毒する方法とそれを可能とする特効薬を彼女たちの秘密裏で作っていることがわかったんだ。」
サラマンダー所長「!?」ビクッ!(青ざめている)
トリスタン「モースって・・・あのブリテンの妖精たちの天敵とも言える存在であるモースの毒を解毒する薬を、彼女たちは作っていたと言うのですか!?」
オベロン「そうだよ。僕が聞いた噂が正しければ、彼女たちは既に蒼毒兵器でモースを毒殺させる成果まであげているに至っていると聞いていてね。」
オベロン「それにもかかわらず、ブルーナは薬の利権が自分にある事を理由にモースを蒼毒で殺せる事と改良した蒼毒の解毒薬をブリテン中に公表しようとせず、」
オベロン「2人は蒼毒の解毒薬とモース毒を解毒する特効薬の完成を前と後ろ盾に、彼女たちに支援する投資者たちさえも研究費目的で搾り取っているという噂があるのだけど‥」チラッ‥
サラマンダー所長「・・・・・・・・・‥」タラタラタラァァ〜‥(冷や汗をかいている)
オベロン「どうやら君の表情を見たところ、噂話は本当のことだったって事だね。全く本当にヤバい隠し事が多い妖精たちというか・・・」
千子村正「マジかよ・・・あのモースを蒼毒で殺せるどころか、触れれば汚染されるというモース毒を解毒する特効薬の研究を作っていたとはなぁ‥」
千子村正「その特効薬さえあれば、お前さんたちはモースに対して無敵になれるし、ブリテンをモースから解放させる事が出来るんじゃないのか!」
千子村正「ったく‥妖精の割にはとんでもない薬を沢山作れるもんだからな、ブルーナに仕える妖精にしては惜しい奴だよな‥?」
トリスタン「ええ・・・しかし彼女はそれらの研究のために、いったいどれほど多くの者たちを犠牲にしてきたことは、断じて許されない事なのは変わりません。」
トリスタン「故にDr.サラマンダーにはここで我々の手で捕まえ、彼女たちの罪を償わせて貰いましょう。」
武蔵たち「――――――――――」コクッ!(頷く)
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/01/01(日) 05:18:32.07 ID:hBmfzaku0
今さらだけど
【FGO:SS】本当のクリスマスイベント2022
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1670338393/
ってスレ書いてた人?
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/01(日) 22:57:11.99 ID:M3tHUjzt0
ズルズルズルゥゥ〜‥(静かにその場から逃げようとするサラマンダー所長)
カイニス「!。逃がすかよ!」ヒュンッ、ガシィィン!(サラマンダー所長の目の前で槍を突き刺す)
サラマンダー所長「ヒィィィ〜〜!?」ドサッ、ズルズルゥゥ〜!(壁の所まで追い詰められる)
オベロン「悪いけど、キミの素性のことは既に僕の方で調べさせてもらったよ。キミは最初からこの妖精國ブリテンに生まれた妖精じゃない‥」
オベロン「キミには、『元・超高校級の薬剤師:忌村静子』という人間だった頃の名前であって、キミがいた世界で薬剤師の才能で人々を助けていたんだよね?」
サラマンダー所長「!?」ビクッ!
オベロン「キミがこの妖精國の世界に流れ着き、妖精騎士アグラヴェインの力によって人間だったキミは殺され、このブリテンの妖精として生まれ変わってしまった。」
オベロン「そしてキミは人間だった頃の薬剤師の才能を、『人々を救う』事から『ブリテンの國民たちを苦しめる』事に使うようになり、今もそのためだけにその才能を使っていたんだよね?」
サラマンダー所長「〜〜〜〜〜」更に青ざめている
サラマンダー所長「(な、なんで私が『忌村静子』だった頃を知っているのよ!?しかも、よりによってあの妖精王のオベロンに知られるなんて・・・)」
サラマンダー所長「(いったいどこで私の情報が漏れたというの・・・私が人間だった事なんかブリテンの妖精たちは興味も話題にもされてもいないというのにナゼ!?)」
オベロン(ヴォーティガーン)「(フッ、アンタにはわからないはずさ。アンタが人間だった頃の情報は妖精騎士アグラヴェインから貰った本の資料でえた情報からだからね。)」
オベロン(ヴォーティガーン)「キミはアルトがいた世界では、アニメ版の『ダンガンロンパ』で登場する未来機関のメンバーとして登場し、超高校級の薬剤師の才能を生かして活躍したとか。」
オベロン(ヴォーティガーン)「(まあ、俺にとっては超高校級の才能もダンガンロンパも、全然知らないし、興味などハナから気味が悪くて素人もしなかったけどな。)」
オベロン「キミの身にいったい何があったのかは知らないけど、キミのその薬剤師の才能はこんな誰かを傷つけるような事は断じて間違っているよ!」
オベロン「僕はアルトやジョルニたちのような力は無いけど、僕は僕で君やブルーナの非道なやり方を止めたいと思っているからね。」
武蔵「オベロン・・・‥」
オベロン「とにかく君たちのソールズベリーでの凶行をなんとしてでも阻止し、ソールズベリーの鐘と共にソールズベリーを解放させてもらう。」
オベロン「そし君とブルーナの2人が研究し、完成間近に迫っているというモースの毒を解毒する薬がどこで作られている事をここで聞き出させて貰うよ。」
サラマンダー所長「ウッ・・・ウゥゥゥ・・・・」タラタラァァ〜‥(気まずい感じになっている)
ジャキィィン‥(カイニスの槍がサラマンダー所長の首元に近づいていき‥)
サラマンダー所長「ヒィッ!?」ビクビクッ!
カイニス「知っているのならさっさと吐きやがれ!!てぇめえとブルーナの2人で作っているのなら、そのモース毒の特効薬の作り方さえも知っているはずだよなぁ〜?」
カイニス「それにその薬で本当にモースの毒を解毒が出来る保証がある事も、その特効薬の完成品がある場所も知っているはずだよなぁ〜?」
サラマンダー所長「・・・・・・・・・」黙り込む
カイニス「さっさと言いやがれ!出ないとその首を切り落としてでも薬の事を聞き出すまでだからな!!」
ゼロワン「ちょっ、ちょっと待てって!?首を切り落としてでもって、そんなことをしたら聞き出す前にその妖精が死んでしまうって!?」
カイニス「うるせぇな!少し黙っていろ!」怒鳴る
サラマンダー所長「・・・・・・・・・」ググググゥゥ〜〜・・・(握り拳を解いていく)
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/03(火) 23:02:10.15 ID:HRdbHhcz0
サラマンダー所長「・・・フッ、フフフフフフ、アハハハハハハァァ〜〜!!」急に笑い出す
カイニス「!。なに自分勝手に笑ってやがるだ。何が可笑しくて笑ってやがるんだ!!」
サラマンダー所長「アハハハハ‥‥確かに可笑しいですよね?私が作った兵器たちを壊され、私の炎も無力化されて、私が元・人間だったこともバラされてね・・・」
サラマンダー所長「挙げ句の果てにモース毒の特効薬の存在を聞き出すために私を生け捕りにしようとするなんて、あなたたちは私たちの事を本当に何も知らないというのね?」
ゼロワン「何も知らないって・・・アンタいったい何を言って・・・」
ガシッ、シュタッ!(カイニスの槍を掴み、そのまま跳ね上がって立ち上がるサラマンダー所長)
カイニス「なっ!?テメェ〜〜!」
サラマンダー所長「逃げるつもりはないわよ。私はもうあなたたちからはもう逃げられないことは確定していますからね‥。」
サラマンダー所長「――知らないというのなら教えてあげるわよ。確かに私は、このブリテンで生まれた妖精なんかじゃない・・・この妖精國がある世界の外側から漂流してきた存在‥」
サラマンダー所長(忌村静子)「今から3年前の『歪みの岬』にて、外の世界からの取り替え(チェンジリング)で流れ着いてきた、元・超高校級の薬剤師の人間であった、『忌村静子』。」
サラマンダー所長(忌村静子)「そんな私はどのような死因であれ、人間だった私はいちど死に、この妖精國ブリテンに生まれた夢の氏族の妖精として転生し、私はあの世界から解放された。」
サラマンダー所長(忌村静子)「ホント辛かったわよ‥私がいた世界は、希望とか絶望とかがどこかの流行病のように渦巻いていき、それらが人から人へと渦巻いていって‥」
サラマンダー所長(忌村静子)「絶望の為に人を簡単に殺したり、絶望のために戦争したり、絶望のために多くの人々を苦しめていった・・・」
サラマンダー所長(忌村静子)「そんな絶望に満ちた世界を救うために私は必死に頑張ったわ。世界を絶望から救いだすためだけに、多くの犠牲を払ってでも戦ったわよ・・・」
サラマンダー所長(忌村静子)「でもダメだった‥私の懸命な薬剤の処置や医学術等や私の薬剤師の才能を持ってしても、あのどうしようもなく絶望に染まりきった世界を救う事など出来やしなかった‥」
サラマンダー所長(忌村静子)「信じていた私の仲間は、裏切り者の粛正の為に殺し合いをしていき、私の目の前で多くの仲間が殺された。誰かを救い、誰かの役に立ちたい私の想いをあの者たちは平気でドブに捨てるようにね?」
サラマンダー所長(忌村静子)「そんな絶望に染まりきっていた世界にいた私をこの妖精國ブリテンは救ってくれた・・・希望と絶望の渦に呑まれていた私をこの世界は受け入れてくれた!」
サラマンダー所長(忌村静子)「この世界に流れ着き、このブリテンの妖精として生まれ変わった私はもう、あの世界の人間だった頃の希望と絶望から解放されたの!」
サラマンダー所長(忌村静子)「あの世界の人間じゃなくなった以上、私は私の自由や妖精としての『目的』の達成の為なら、何をしても私の自由‥私のやりたいようにやれればそれで良いのよ!」
武蔵「!。あなたのその『目的』やあなたの自由で裕福な生活の為なら、他のブリテンの妖精たちや人間たちがどうなろうと構わないって事なのね!」
武蔵「自分自身の幸福のためなら、他の者たちの幸福を蹴落とし、ブルーナと結託して色々な蒼毒兵器を作りだし、この美しいブリテンの大地をその蒼毒兵器で汚染していくなんて!」
サラマンダー所長(忌村静子)「‥あのブルーナ様の蒼毒の解毒薬を毎度ばかり新しい種類を作る為にも、多少の検体と成り得る妖精と人間たちを犠牲にする必要があるの。」
サラマンダー所長(忌村静子)「それにその犠牲を糧に新たな薬と兵器を生産するから、妖精が何翅死のうと、薬を作る私にとっては関係事なのよ。」
カイニス「!?。てぇめえ〜・・・妖精が何匹死のうが、人間が何人犠牲になろうが、てぇめえが作りたいその薬と兵器が出来るならそれで良いって言うのか!」
カイニス「そうやってソールズベリー等のブリテン中の連中の全財産を根こそぎ奪い尽くし、てぇめえらを支援する輩からの支援金をあるだけつぎ込んでいって、」
カイニス「ブルーナのヤロウと一緒にモースの毒の解毒とその特効薬を作っていたと言うのか?アァ〜!?」キリキリィィ〜!(キレ気味で言う)
サラマンダー所長「モース毒の解毒と特効薬・・・?アハハハハ、あなたたちはいったいなにを勘違いしているのかしら?」
サラマンダー所長「モース毒の解毒の方法なんか存在しない。モース毒の解毒の特効薬なんか、このブリテンには存在すらないのよ!」
カイニス「!?。なんだと・・・?」驚愕している
村正たち「!?」驚愕している
オベロン「・・・・・・・・・」黙っている
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/04(水) 21:54:53.31 ID:h8bkpSBs0
オベロン(ヴォーティガーン)「(フッ、思った通りだ。ブルーナやサラマンダーの野郎にモースの呪いを薬で解こうなんて、ブリテンの大地がひっくり返るぐらいにあり得ない話だ。)」
オベロン(ヴォーティガーン)「(モース毒はモース特有の身体から発生する呪い。妖精がその毒に汚染されれば、たちまちにその妖精は“無意味化”し、やがて同じモースに変貌する。)」
オベロン(ヴォーティガーン)「(それにモース毒は妖精に降りかかる呪いであり、魔術的な手段で他の誰かに肩代わりして移し替えて解除する事が出来るのだが‥)」
オベロン(ヴォーティガーン)「(サラマンダー所長の医科学による処方薬とやらで呪いを打ち消そうとするなんて、それこそ天地がひっくり返るぐらいに無理な話だからな。)」
オベロン(ヴォーティガーン)「(全く‥ブルーナの奴め、モースの呪いを薬で治そうとすることが出来ないからって、このような詐欺をしていたなんてね?俺もかなり驚いたさ‥)」
ワーーワーーワーーワーーワーーー!!(外の叫び声が微かに聞こえてくる)
オベロン(ヴォーティガーン)「(‥さてと、あちら側の仕掛けがうまくいったみたいだし、こっちも最後の仕上げといたしますか‥。)」
ゴソゴソゴソ・・・カチッ。(隠し持っているマイクのスイッチをつけるオベロン)
ゼロワン「おい、モース毒の解毒と特効薬が存在しないというのはどういう事なんだ!?まさかそのモース毒の特効薬はまだ未完成だと・・・」
サラマンダー所長「未完成・・‥あなたたちにとっては、私が作ろうとしていたモース毒の特効薬がまだ実用化に至っていないと思っているが、実際はそれ以下よ!」
サラマンダー所長「モース毒を解毒する特効薬なんて、ハナから作っていないわよ最初から!」
サラマンダー所長「モース毒の解毒なんて、元・超高校級の薬剤師だった私でさえ、無茶ぶりな話だというのに!!」
サラマンダー所長「そもそもモースというのは科学で解決するような『毒』物なのではなく『呪い』の一種であり、」
サラマンダー所長「ブルーナはそのオカルトでしかない呪いを私の薬剤師としての科学力と知識で解毒薬を作れって、あんなの科学で証明するなんて・・・」
サラマンダー所長「そんなの大海原の海を1人ですべて飲み干す程のあり得ない事で、そんな空想100%事を出来るわけが無いじゃない!!」
サラマンダー所長「まさにこの世界の神秘に科学が完全に敗北したという証明がなされたって事だからね!!」
千子村正「そりゃそうさ。この妖精國ブリテンには機械類などのモノを使えなくしたり、妖精領域特有のルールが数多くあり、モースや『厄災』等などがうじゃうじゃと存在すると、」
千子村正「お前さんや儂らのような外から来た者たちの常識が通用しないのが山ほどあるし、ゼロワンたちに至ってはアドニスの力を借りなければ、彼らの特有の武装が正常に動かねぇぐらいだからな。」
千子村正「というか別世界とはいえ、妖精國の呪い相手に現代科学に挑もうとすること自体、お株違いにも程があるぞこれは!」
トリスタン「ええ・・・しかもモースの呪いを解く術もないというのに、恰もブルーナとあなたは、モース毒を自身らが作ろうとする薬で解く事が出来ると偽り、」
トリスタン「支援金や投資金の目的でブリテンの妖精たち全てに対して、このような『詐欺』を働いていたと言う事自体、許されがたいことです!」
サラマンダー所長「ヌググ・・・。私だって‥このような事がバレたら、モルガン陛下やアグラヴェイン様に殺される事は間違いないと、ブルーナに警告はしましたよ!」
サラマンダー所長「モースを殺せるようになった改良式の蒼毒の隠蔽や『蒼毒の毒袋』を捕らえたソールズベリーの住民たちに仕込ませる等も、私は止めようとしたわよ!」
サラマンダー所長「でもブルーナは私の警告さえも無視して、ブルーナのやりたいことばかりを優先して実行させて来たといっても他はないわよ!」
サラマンダー所長「モース毒の件もそうよ!私の力を持ってしても、モース毒の呪いを解除できないと確定した途端に、ブルーナは何と言ったと思う?」
サラマンダー所長「“出来ないならそれを利用すれば良い。どうにか特効薬のことはごまかして、モルポンドだけでも貰っておきましょう。”」
サラマンダー所長「“特効薬があると言っちゃった以上、その事を取り消す事も、出来ない事がバレることも許されない‥チクる事も告発する事も許されないわ!”」
サラマンダー所長「ブルーナ様はそう言って、この事に対して私に釘を刺し、恰もモース毒の特効薬がまだ研究途中であると、その嘘を貫き通すことを決定したのよ!」
武蔵「嘘を貫き通すって・・・つまりモース毒の特効薬を求めて援助した妖精たちは、ブルーナとあなたの嘘に振り回されたって事なの!?」
オベロン(ヴォーティガーン)「(‥頃合いだな。そろそろみんなと合流した方が良さそうだね。)」チラチラッ‥(周りの様子を観察して‥)
サッサッサッサッ・・・(そっとディエンドの元へ近づくオベロン)
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/04(水) 23:44:18.40 ID:h8bkpSBs0
ヒュンヒュンヒュンッ、クネクネクネ・・・(ディエンドの何かを伝えようとジェスチャーをするオベロン)
ディエンド「???」オベロンの動きを見てて‥
オベロン(ジェスチャーの動作)「(このままサラマンダー所長を連れて、アルトたちと合流したい。君の力を貸してくれ。)」そう表現するようにジェスチャーする
ディエンド「!。(成る程、そういう事か。)」理解する
サラマンダー所長「蒼毒兵器や蒼毒の解毒薬を高値で売りつけ、ソールズベリーや風の氏族の妖精たちからの徴収、モース毒の特効薬の生成の詐欺による援助金や投資金の入手‥」
サラマンダー所長「そうやって得た金はブルーナが色んな場所で自身が遊んで楽しむためだけに使われ、それ以外の事には使っていないわ。」
サラマンダー所長「ノリッジやグロスターで新しい高値の青い服の買い物をしたり、マンチェスターでおかしな本を買ったりしたり、ネオ・ニュー・ダーリントンで豪遊したりと、」
サラマンダー所長「ブルーナはブルーナで自身の権力と蒼毒の力に酔いしれて、ブルーナの自由気ままに氏族長の生活をしてきたって事なのよ!」
ディエンド「―――――!」シュッ!(手をかざす)
ギュィィ〜〜〜ィィィ〜ン!(光のオーロラカーテンが後ろからサラマンダー所長とディエンドたちを包み込む)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:処刑会場 中央
ギュィィ〜〜〜ィィィ〜ン!(オーロラカーテンからサラマンダー所長とディエンドたちが現れる)
【!?】
【(オーロラから村正たちが出てきた!?)】←
アルト「!?。(あれはテレビで見た『仮面ライダーディケイド』でよく出てきたオーロラカーテンじゃないか!なんでこの世界でもアレが・・・)」
アルト「(いや‥海東大樹がこのブリテン異聞世界に来た事も考えると、おそらく海東大樹がコレを使ってこの世界にお宝を探しに来たと確信が付くな。)」
アルト「(村正たちも出てきたと言うことは、あのサラマンダー所長の声を彼らが流していたと推測が付くな‥。)」
アルト「(にしてもあのオーロラカーテン・・・俺がこの世界に来た時に見た光のオーロラと同じのようなのだが、まさか・・・・)」
サラマンダー所長「アハハハハ!この事実をブリテン中の妖精たちに知られないにどれ程の隠蔽工作をしたと言っても過言はないわよ。」
サラマンダー所長「もっとも、あのブリテン中の妖精たちなんて、私たちの嘘1つでもこうも簡単に騙すことが出来て・・・・・・!?」我に返る
ブルーナ「・・・・・・・・・・」顔がとても青ざめている
サラマンダー所長「・・・・ブ・・・ブルーナ・・・さま・・・?」ガタガタガタ・・・(気まずい表情を見せる)
ブルーナ「・・・・・・‥‥」指を前にさす
サラマンダー所長「!?」クルッ・・・(観客席の方に振り返る)
アルトリアたち「・・・・・・・」ジィィ〜‥‥(ブルーナとサラマンダー所長を睨んでいる)
村正たち「・・・・・・‥」ジィィ〜‥‥(ブルーナとサラマンダー所長を睨んでいる)
ブルーナの衛兵たち「・・・・・・・・・」ジィィ〜‥‥(ブルーナとサラマンダー所長を睨んでいる)
観客席の妖精たち「・・・・・・・・・‥」ジィィ〜‥‥(ブルーナとサラマンダー所長を睨んでいる)
カイニスたちの力や脅迫によって、サラマンダー所長は追い詰められ、もう後がない事をサラマンダー所長(忌村静子)はそう悟り、
自身が元・人間だった事と共に自身による“モース毒の解毒薬の開発”が虚言である事・それらをネタに詐欺を働き、稼いだ金でブルーナたちが裕福に遊んでいた事・それら全てを隠蔽してきた事など‥
それらを全て村正たちの前に暴露し、そして気づいたときには突如として処刑会場で突流れてきたそれらの声明を聞き、
ブルーナとサラマンダー所長の事をとても冷たい目で見る処刑会場内の全ての者たちの姿がそこにあったのであった。
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/06(金) 21:20:28.14 ID:WIOI1rWo0
サラマンダー所長「こ・・・・これはその・・・・えっとぉぉ・・・」タラタラタラァァ〜‥(完全に気まずい感じになっている)
ブルーナ「―――サラマンダァァァァ〜〜〜!!」キリキリキリィィ〜〜〜!!(完全に激怒している)
サラマンダー所長「いぃぃぃ〜〜!?」ビクビクッ!(顔が青ざめている)
ブゥゥーーーブゥゥーーーブゥゥーーーブゥゥーーーー!!(処刑会場にいるブルーナとサラマンダー所長2人に批難を浴びせる観客席の妖精たち)
観客席の妖精たち「ブルーナめぇ、俺たちから色んな事を徴収しておいて、俺たちのことさえも騙していたのか!!」ワーーワーーワーー!!(罵声を浴びせていく)
観客席の妖精たち「このクソサラマンダーめ!モース毒を解毒する事が出来ると嘘をつきやがって!」ワーーワーーワーー!!(罵声を浴びせていく)
観客席の妖精たち「モース毒を解毒する薬の存在が嘘なら、『予言の子』が『厄災』に変わった事も邪教の教えも、全てがブルーナたちのでっち上げだったというのか!!」ワーーワーーワーー!!(罵声を浴びせていく)
観客席の妖精たち「『予言の子』が言ってたことは正しかった!『予言の子』は『邪教徒の厄災』なんかじゃない、ブルーナとサラマンダーの2人こそが『厄災』だったんだぁ!!」ワーーワーーワーー!!(罵声を浴びせていく)
ポイポイポイッ!ヒュンヒュンヒュンッ!(ゴミなどの色んな物がブルーナとサラマンダー所長にめがけて投げ捨てられていく)
【こ、これはなんというか・・・】
【あまりにもしっくり来ない逆転というか・・・】←
メリュジーヌ「いいえ、これで良いわ。モース毒の特効薬が虚言の産物でそれらをちらつかせてみんなを騙し、だまし取ったお金でブルーナたちは遊び放題の限りをしていたんだ。」
メリュジーヌ「要はブルーナとサラマンダー所長の2人が妖精たちを騙した事がバレて、このような形で2人への罵倒が一気に返ってきたと言っても良いさ。」
アルト「ああ。いわゆるブルーナとサラマンダー所長の自業自得と言ったモノか。3年間もソールズベリーの住民たちを“毒と縛り”で苦しめ、虚偽でブリテン中の妖精たちを騙していたからね。」
アルト「これでここにいる妖精たちは誰もブルーナの事を信用するに値しなくなった。みんな、俺とアルトリアたちの行動と話が真の正義に値すると、確信がついたからね。」
アルトリア「・・・え、えぇそうですね・・・。ほんと、妖精たちと言ったら、ざっとこんな感じだったって事だよね‥。」はぁ‥(ため息をつく)
アルト「・・・アルトリア・・・。」ため息をつくアルトリアを見て‥
タタタタタタッ、ガシッ!!(サラマンダー所長の胸ぐらを怒りのままに掴むブルーナ)
ブルーナ「サラマンダー、アンタいったいなんてことをしたというのよ!!あんな大声で私たちが隠していた事を大胆不敵に言いやがって!!」
ブルーナ「それになんでアンタがまだソールズベリーから脱出とかせずに、私の許可も無しに人質の体内に設置している『蒼毒の毒袋』の破裂の促進剤を投与したというのよ!?」
サラマンダー所長「し、知らないわよ!?私だってすぐにソールズベリーから逃げだそうとしてたのに、いつの間にか潜入していた村正たちのせいで工場から出られなくなっていたし‥」
サラマンダー所長「それにあれだけの解毒薬を持って行くのに、半日程度で外に持って行くなんて、あまりにも時間がかかる作業だったというか‥」
サラマンダー所長「というか私、人質に蒼毒促進剤を投与した覚えがないし、私の声が外に流れていたことなど・・・」
ブルーナ「うるさいわね!アンタのせいで私の作戦と私の氏族長としての権力、私が積み上げてきた何もかもが‥アンタのせいで全てが台無しよ!」
ブルーナ「アンタはただ黙ってアンタの薬剤師の才能でモース毒の解毒さえ出来ていれば、こんな事など起こる筈がなかったというのに!!」ガチギレ!
サラマンダー所長「!?」プルプルプルゥゥ〜〜!(腕が震え上がる)
ガシッ、バシッ!(胸ぐらを掴むブルーナの両腕を払い除けるサラマンダー所長)
サラマンダー所長「全部私のせいだと言うのですか!ブルーナ様だって、私にあんな霊的なモノを薬で解決させようなんて、完璧に無理な事だってあれだけ言ったのに!」
サラマンダー所長「私の薬を作る才能で呪いを解毒する事なんて、そんなのやる以前に無理な話だった事だし、それでもやれと言ったのはブルーナ様だったでしょ!」
サラマンダー所長「そして薬で呪いが消せない事が確信した途端にその事実を隠蔽し、虚言の解毒薬を餌にノリッジなどからの援助をだまし取り続けているなんて・・」
サラマンダー所長「あなた、私の薬剤師の才能と科学力を何かの魔術や魔法だと勘違いするのも、ホント馬鹿らしいぐらいな妖精よ、あなたは!!」ガチギレ!
ブルーナ「な、なによアンタァァ〜〜!!」ガチギレ!
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/07(土) 00:09:13.52 ID:EIqbdile0
サラマンダー所長「(あぁ〜〜まただわ!ブルーナは私の事なんて、自身の毒の解毒薬と兵器を作れる薬剤師の才能を持った妖精だと見ていなかった!)」
サラマンダー所長「(私が人間だった頃、私を利用するだけ利用して捨てた『安藤流流歌』と同じように・・・ブルーナは私たちが隠蔽していた事がバレた途端にその責任を私に押しつけて、)」
サラマンダー所長「(恰も自分がしてきた事を全て私のせいにして、自分はなにもやっていないと言い張るつもりなのね!もう絶対に許せないわ!!)」
サラマンダー所長「(身体の方はあと少しで両腕の湿気が乾く・・・そうなれば真っ先にブルーナの事をこの手で焼き払ってやるわよ!)」
サラマンダー所長「(もしブルーナの奴が私に向けて蒼毒を使ったところで、私が予備に持ってる最新の解毒薬でその蒼毒さえも中和させてやるのだから!)」
ガチャッ‥・、メラメラァァ〜・・・(裏で左手に最新式の蒼毒の解毒薬を持ち、右手に炎をため込むサラマンダー所長)
ブルーナ「〜〜〜〜〜〜〜」キリキリィィ〜!(ムカムカが収まらない)
アルト「観念するんだな、ブルーナ。もうこのソールズベリーにアンタに味方する者はもういない・・・アンタの部下も、アンタの兵も‥」
アルト「俺たちはこのままアンタを殺すつもりはない。大人しく投降してくれれば、もうここで無駄な血を流さずに済ませるからなぁ。」
メリュジーヌ「ええ。私たちはあくまでキミの権力で捕まった住民たちと調ちゃん、それとマイクを助けだし、『予言の子』と『境界なき勇士団』にかけられた疑いを晴らしに来たと言ってもいい。」
メリュジーヌ「でもキミは私たちに対して人質を取り、そして私たちの目の前で人質を毒殺し、調やマイクさえも死に追いやろうとしていた。」
メリュジーヌ「キミはキミが持つ蒼毒の異端の亜鈴と風の氏族長としての権力や地位で、ソールズベリーや他の風の氏族の妖精たちから、風や自由と幸福と財産を全て奪い尽くし、」
メリュジーヌ「高値の解毒薬や出来もしない薬の噂でブリテン中の妖精たちからも徴収しようとしたキミの最低最悪の悪行の数々・・・・」
メリュジーヌ「そして妖精騎士アグラヴェインやモルガンを後ろ盾に私とコーラルたちから、オーロラの命を奪った君を、私たちは絶対に許しはしない!」
カチャッ!(再び仮面を付けるメリュジーヌ)
メリュジーヌ(妖精騎士ランスロット)「次は僕が・・・いや私たちが・・・キミ(ブルーナ)から全てを奪う番だ!」ジャキンッ、キラァァン!(アロンダイトの刃が光り輝く)
ブルーナ「〜〜〜!!うう、うるさい!!私はまだ負けていない!まだ私には蒼毒の異端の亜鈴がある‥アンタたちなんか私の蒼毒で・・・」
アルト「ああそうかい・・・ならこの場でやって見るんだな?アンタが蒼毒を放とうとしても、俺たちはアンタから逃げるつもりはないからな!」キィィン!(手を光らせ、ヒール(改悪)を放つ準備を整える)
バーゲストたち「―――――!!」ジャキジャキッ!(それぞれの武器を構えていく)
ブルーナ「グゥゥゥ・・・‥」タジタジになっている
ブゥゥーーーブゥゥーーーブゥゥーーー!!ポイポイポイッ!(処刑会場にいるブルーナに批難を浴びせ、ゴミなどを投げてくる観客席の妖精たち)
ヒュンッ、パツンッ!(ブルーナの頭に紙コップが投げ捨てられる)
ブルーナ「―――!!さっきからギャーギャーうるさいわよアンタたちは!!さっきまで散々私の事を指示してきたというのに、風向きが変わった途端に私を罵倒してくるなんて!!」
観客席の妖精たち「うるさいのはてぇめえの方だ、このペテン師め!さんざん俺たちに高い金で解毒薬を買わされた他に、モース毒の特効薬があると嘘を付きやがって!!」ワーーワーーワーー!(罵声を浴びせていく)
観客席の妖精たち「アンタのせいで自由を奪われ、高い金で解毒薬を買わされて、さんざん条例とか法律とかで財産を絞り尽くしやがって!」ワーーワーーワーー!(罵声を浴びせていく)
観客席の妖精たち「もうアンタの指示なんか聞くもんか!このまま『予言の子』と『境界なき勇士団』たちにボコられてしまえ!!」ワーーワーーワーー!(罵声を浴びせていく)
ブゥゥーーーブゥゥーーーブゥゥーーー!!(ブルーナにさらに批難と罵声を浴びせていく観客席の妖精たち)
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/07(土) 09:41:20.22 ID:EIqbdile0
――――――――――――――――――
ブルーナの中で溢れてくる憎しみの象徴
オーロラ(回想)「『与えられた仕事を熱心にやり遂げる』・・それがあなたの『目的』なのでしょ?ブルーナ。」ニッコリ!(笑顔を見せる)
コーラル(回想)「ブルーナさん、これに懲りたのであれば、オーロラ様のありがたいご慈悲に感謝し、もう二度とこのような事をしないように誓えますね?」
アルトリア(回想)「『厄災』と疑われる貴方が、私たちを『厄災』呼ばわりする事自体が、あなたが妖精たちをあなた自身のデマで惑わしているに他ならないわよ!」
アルト(回想)「つまり言うと・・お前たち『イレギュラーズ』が妖精たちを痛めつけた分、俺たちを含む『予言の子』はその分の超える数の妖精たちと人間たちを多く救っていると言う事なんだよ。」
メリュジーヌ(回想)「次は僕が・・・いや私たちが・・・キミ(ブルーナ)から全てを奪う番だ!」
ブルーナ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
――――――――――――――――――
ドクンッ!ドクンッ!ドクンッ!ドクンッ!ドクンッ!(ブルーナの中の蒼毒の流れが速くなっていく)
ブゥゥーーーブゥゥーーーブゥゥーーー!!(観客席の妖精たちの罵声が激しくなる)
ブルーナ「うるさい黙れ・・・‥」ドクドクドクドク・・・
ドクドクドクドクドク!!(ブルーナの体内の蒼毒の生成が速くなっていく)
ブルーナ「ダマレ・・・ダマレ・・・ダマレ・・・・だまれ・・・‥!!」
ドクドクドクドクドク!!ドクドクドクドクドク(毒毒毒毒毒毒)!!ドクンッ!
キィィィン、ドクドクドクッ、キラァァァン!(ブルーナの眼と全身が青く光り輝く)
ブルーナ「黙れえぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!」キィィン、ドクドクドクゥゥ〜〜!!(ブルーナ自身の魔力が高まり‥)
ドバァァァ〜〜〜!ギュゥゥゥゥ〜〜〜!!!(ブルーナの中から巨大なゲル状の蒼毒の触手が4つ吹き出していく)
ギュゥゥゥ〜〜〜ドバシャァァァ〜〜ン!!(巨大な蒼毒の触手が処刑会場の観客席に襲いかかる!)
観客席の妖精たち1「う、うわぁぁぁ〜〜〜!?」バシャァァ〜〜!!(蒼毒の触手に呑み込まれる)
観客席の妖精たち2「ぎゃぁぁぁぁ〜〜〜!?」バシャァァ〜〜!!(蒼毒の触手に呑み込まれる)
バシャァァ〜〜!!(飛び散った蒼毒の液体が飛んでくる)
アドニス「――!?。コーラルお姉ちゃん!!」ガバッ!(コーラルの事を庇う)
コーラル「キャァァッ!?」ガバッ!(アドニスに押し倒される)
バシャンッ、シュゥゥ〜〜!!(蒼毒の液体がアドニスの背中の武装と右腕に付着し、そこから溶解していく)
アドニス「グゥゥッ、アァァァァ〜〜〜!?」ドクドクゥゥ〜!(蒼毒に背中と右腕の皮膚が溶解していく)
コーラル「アドニスさん!?」
ワァァァーーーーー!!キャァァァァーーーーー!?(ブルーナへの罵声が悲鳴へと変わっていく)
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/08(日) 09:36:21.30 ID:/r+IPJo60
アルトリア「な、なにこれ・・・!?ブルーナの蒼毒が凄い量で出てきたんですけど〜!?」ビクビクビクッ!!(震え上がっている)
スズカ「!?。ブルーナの魔力が急激に増大・・・及びブルーナの蒼毒の量が凄い量で放出しているわ!?」ピピピッ!(サーチで調べている)
ダ・ヴィンチちゃん「なんだって!?まさかブルーナが自身の蒼毒の力をここまで引き出すなんて‥さっきまでは少しも急激な魔力増大を感じていなかったのに・・・」
千子村正「おいおい冗談だろ!?ブルーナの奴、観客席の野郎の罵声に怒り狂っただけで、あれほどの蒼毒の巨大触手を出せるほどの魔力を出せるなんて‥」
アルト「ああ‥生まれた時から完成されている妖精である以上、悪妖精でもならない限り、魔力の増減は妖精それぞれに限られていると、バーゲストたちから聞いてはいたのだが・・・」
アルト「見たところブルーナは悪妖精にもモースにもなる前兆がなく、ただブルーナの身体から大量の蒼毒が出て・・・!」
アルト「いや待て‥ブルーナが黙れ!と叫ぶ瞬間、ブルーナの身体と眼が一瞬アドニスとセツノと同じような光り輝きをしていた・・・」
バーゲスト「なに!ブルーナにも『覚醒』したアドニスとセツノと同じような覚醒の発現の瞬間があったとしたら、まさか!?」
アルト「ああ・・・俺も信じたくはなかったが・・・。アドニスやセツノの力が何らかのきっかけで『覚醒』し、デメリットはあるが、宝具並の力を出せるようになると同じように・・・」
アルト「『異端の亜鈴』もまた・・・何かのきっかけで『覚醒』し、その力が進化すると言うのか‥!?」驚愕している
ドクドクドクゥゥ〜〜・・・(ブルーナから多量の蒼毒が出続けている)
ブルーナ「フゥ〜・・・フゥ〜‥フゥゥ〜・・・‥!?」ビクッ!(我に返る)
ブルーナ「(な‥なによこれ・・・これは私の『蒼毒の異端の亜鈴』でやったことなの?今までは蒼毒を放水やガス状に出すのが精一杯だったというのに・・・)」
クイクイッ・・・ギュゥゥギュゥゥ〜ン・・・(ブルーナの手の動きと共に蒼毒の触手が動いていく)
ブルーナ「(!?。あの巨大な蒼毒の物体を制御できる・・・やっぱりアレは私が蒼毒の異端の亜鈴で生み出したモノだというの・・・)」
ブルーナ「(私のさっきの怒りがトリガーとなって、私の蒼毒の力が強化されたというの?――だとしたら私は‥私もまた、メリュジーヌや彼女の子供たちと同じように、力が『覚醒』したというの!?)」
ブルーナ「(アハッ、アハハハハハ!!やっぱり私の決断は間違ってなかった‥あの時、國家試験で選んだあの青い砂が入った器を飲んだあの時から、私の運命は既に決定してたんだ!)」
ブルーナ「(私はもう、この妖精國ブリテンの妖精たちとは違う存在となった!もう誰も私を蔑ます事など出来ない・・・上級妖精の地位も、氏族長としての権力なんか、もうどうでも良い!)」
ブルーナ「(誰が私を裏切ろうと、誰が私に蔑もうとしても、この私の蒼毒で私への”罵声”はそれを言った自身の“悲鳴”へと変わる!)」
ブルーナ「(最後に信じられるのはこの私!そしてアグラヴェイン様から授けられたこの蒼毒の異端の亜鈴は・・・私の妖精としても真の力なのだから!!)」
サラマンダー所長「(アァ‥アァァァ〜〜!?な、なんなのこれ・・・こ、これが・・・ブルーナの蒼毒の異端の亜鈴の力だというの!?)」ガタガタガタ・・・(震え上がる)
サラマンダー所長「(確かにブルーナは『異端の妖精たち(イレギュラーズ)』の妖精だと聞くけど・・・こんな・・・この猛毒の塊・・・もはや異端を通り越して、危険すぎる猛毒の妖精よ・・・)」
サラマンダー所長「(こんな猛毒の妖精はもう、このブリテンの地に存在しちゃいけない・・・こんな‥‥私たちを毒殺するようなヤツは、私がすぐに焼却しないと!?)」
メラメラァァァ〜〜、ジュボォォォォ〜〜〜!!(右手に溜めていた炎を一気にブルーナにぶつけるサラマンダー所長)
ブルーナ「!」ヒュンッ、ブシャァァン!(蒼毒の液体の壁で防御する)
ブルーナ「なに?今度は私の事をその炎で焼こうとするなんて・・・アンタもアイツらと同じ様になりたいようね、サラマンダー所長。」
サラマンダー所長「うう、うるさい!!あなたはもうこのブリテンに存在してはいけない・・・あなたのような猛毒の塊がブリテンにいたら・・・」
ブルーナ「黙りなさい!」ブシュゥゥ〜〜ギュゥゥ〜〜!!(蒼毒の壁から多量の蒼毒の液体が放たれる)
サラマンダー所長「!!?」シュッ、チクッ!カチッ!(直ぐさまに左手の蒼毒の解毒薬を投与するも・・・)
ギュゥゥ〜〜ドバァァァ〜〜〜ン!!(多量の蒼毒の液体がサラマンダー所長を呑み込んでいく)
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/09(月) 00:00:41.07 ID:fqGN85TD0
ドロドロドロォォ〜‥ガシュゥゥ〜〜・・・(蒼毒の液体まみれになるサラマンダー所長)
サラマンダー所長「あぁぁぁ・・・あぁぁぁぁぁ〜〜〜!?」ガシュゥゥ〜、ドクドクドクゥ〜!(蒼毒に苦しんでいる)
サラマンダー所長「な‥なんで・・・・私の・・・蒼毒の解毒薬は完璧に調合・・・しているはずなのに・・・‥」ドクドクドクゥゥ〜〜!
サラマンダー所長(忌村静子)「そ‥蒼毒の量が多すぎて・・・解毒が間に合わな・・・‥ゴファッ!?」バシュンッ!(口から蒼毒と青くなった血を吐く)
ドサッ、ベチャァァン!(青くなった血を吐き、そのまま倒れていくサラマンダー所長(忌村静子))
【(そんな・・・サラマンダー所長が一撃で・・・)】
【なんてことだ・・・・。】←
スズカ「・・・さっきサラマンダー所長が持ってた‥蒼毒の解毒薬を自身に投与していたのは私も眼とサーチで見ていたわ‥。けど‥」
スズカ「あのブルーナが放った多量の蒼毒がサラマンダー所長が持ってた解毒薬の効力も投与した量よりも多すぎて、解毒が間に合わなかったんだわ‥。」
アルト「ああ‥あの様子じゃ、例え俺のヒールやスズカのヒーリングを受けたとしても、もう助からない・・・。ブルーナめぇ、まさかここまで蒼毒の力が増していくなんて・・・」
ブルーナ「そうよ三澤亮太・・・。アンタとその家族、そしてアンタの仲間たちと『予言の子』を含む仲間たちのおかげで、私の氏族長としての権力も地位名誉はズタズタに壊された・・・」
ブルーナ「でも、この私をここまで屈辱的に怒らせたことで、私の蒼毒の異端の亜鈴はこのように強化され、魔力だって、私の中でドンドンと溢れてくるようにわき上がるわ〜!」
アルト「クゥゥゥ・・・」グググゥゥ〜!(拳を握りしめる)
ブルーナ「私をここまで追い詰めてくれてありがとう三澤亮太!私の氏族長としての幸福と引き替えに私の強くしてくれたお礼として、アンタたちには目に物を見せてやるわ!!」
ブルーナ「アハハハハハハ、アァ〜ッハハハハハハハハハハ!!」ドクドクドクゥゥ〜〜!(巨大な蒼毒の柱に入っていく)
ドクドクゥゥ〜〜!ギュ〜ンギュゥゥゥゥゥ〜〜〜ン!!(チューブ状に形成された蒼毒の中を潜水しながら移動するブルーナ)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
処刑会場で聞こえたサラマンダー所長のよる“モース毒の解毒薬の開発”の否定を含む、自身らが集めた資金源の使い道の暴露話により、観客席にいた妖精たちはブルーナとサラマンダー所長に対して罵声と批難を浴びせていき、
サラマンダー所長にはブルーナに対して怒りと憎しみの言葉を言い、アルトたちには自身への皮肉と言われ、精神的にも立場的にも追い詰められたブルーナであったが・・・
ブルーナのその怒りと憎しみがトリガーとなり、ブルーナの蒼毒の異端の亜鈴が『覚醒』したかのように強化・進化が施されてしまい、
ブルーナはその強化された蒼毒で観客席にいた妖精たちやサラマンダー所長に向けて放ち、観客席にいた妖精たちはブルーナに向けて浴びせていた罵声が自身らの断末魔と悲鳴へと声を上げていき‥
サラマンダー所長が投与した蒼毒の解毒薬の量と効力以上の蒼毒の量と効力により、サラマンダー所長はなすすべなく毒殺されてしまい・・・
自身の力の強化と進化に上機嫌となったブルーナは、アルトたちによってブルーナの力が『覚醒』した事に、アルトに皮肉を返すように言い、
ブルーナは自身の蒼毒の力でチューブ状に形成された蒼毒の潜水しながら、ブルーナはソールズベリーの鐘撞き堂へと向かっていったのであった‥。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
夢の氏族の妖精 サラマンダー所長(真名:忌村静子):『ダンガンロンパ』の世界出身の元・超高校級の薬剤師および元・人間。
ブルーナの命令でネオ・ニュー・ダーリントンへの避難を強いられ、多くの蒼毒に関わる積み荷と共に渋々と避難の準備をしていく中で村正たちと鉢合わせとなり、
避難が出来ない事を良い事に自身の居場所でもある製毒工場の守る為に村正たちと交戦するも、その村正たちの返り討ちにあってしまい・・
オベロンにモース毒の解毒の方法と特効薬の事を聞かれるも、呪いであるモース毒にそれらを解毒する方法や特効薬がない事とそれを餌に詐欺を働いたことを暴露し、
オベロンが仕掛けたマイクを通し、処刑会場に彼女の声がそのまま流れてしまい、最後のトドメとしてブルーナと共に処刑会場にて、観客席の妖精たちに晒し者にされてしまう。
そしてブルーナが自身の今までの悪事を彼女に押しつける事に激怒した彼女は、ブルーナを自身の力で殺そうとしようとするが、そのブルーナの『覚醒』した蒼毒の力によって彼女は返り討ちに遭い、
『覚醒』したブルーナの蒼毒の前に彼女が作った蒼毒の解毒薬が効力的にも量的にも上回り、そのまま彼女はその蒼毒によって、彼女はその命を落とすのであった‥。
サラマンダー所長(忌村静子) 毒殺(ブルーナの蒼毒による毒の回りにより)
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/09(月) 22:39:58.61 ID:fqGN85TD0
第37節:判決、死刑!〜ブルーナとの決戦〜
―――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:鐘撞き堂近くの上空
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!(チューブ状の蒼毒を泳いでいくブルーナ)
ドォーン、ドォーン、ドォォォーーーン!!パンパァ〜ン!キラァァ〜〜ン!(ソールズベリー上空に蒼い光の天使の花火が打ち上げられていく)
ブルーナ「!。(凄いわ!多量の蒼毒で形成する物体を操れる他に蒼毒に関する物だったら何でも操れるって事なのね!良いこと知ったわ!)」
ブルーナ「(この力なら亮太とその家族共を一気に毒殺できるし、『予言の子』であるアルトリアも殺せる・・・いや、三澤亮太やアルトリアだけじゃない‥)」
ブルーナ「(この力ならば・・・『境界なき勇士団』も、他のニセモノの『予言の子』も、『円卓軍』も、ウッドワスも・・・そしてあのモルガン陛下でさえも、私の蒼毒で毒殺することが出来るかもしれないわ!)」
ブルーナ「(モルガン陛下を毒殺さえ出来れば、私はこの妖精國ブリテンの新たな女王になれるし、もしかしたらこの力でアグラヴェイン様を・・・)」
ブルーナ「(・・・いや、今はそれを考えるよりも先にやるべき事がある。私がモルガンを倒し、ブリテンの新女王になる事を考えるのはその後よ。)」
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!(鐘撞き堂へと急ぐブルーナ)
――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:大聖堂の屋上 鐘撞き堂
ギュゥゥゥ〜〜〜ン、スタッ!(鐘撞き堂に降り立つブルーナ)
ブルーナ「フゥゥ・・・。」バサッ、バサッ、バサッ!(身体に付着している蒼毒を払っていく)
ワァァァ〜〜!キャアァァ〜〜!?(下では観客席にいた残りのソールズベリーの住民たちが慌てふためいて、処刑会場から逃げ出している)
ブルーナ「ウフフフフ!さっきの蒼毒攻撃で無事だった妖精たちがあんなに慌てふためいて逃げ出しているわ。さっきまでは私にあんなに罵声を浴びせていたのにね?」
ブルーナ「でもまだ終わりじゃないわよ・・・あなたたちには私の秘密を知り、そして私の事をここまで怒らせたお礼を、亮太たちと共にさせて貰わなきゃならないからね?」
ドクドクドクゥゥ〜〜!(蒼毒をたくさん生成し、鐘撞き堂で何かの準備をしていくブルーナ)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:処刑会場内では・・・
ワァァァ〜〜!キャアァァ〜〜!?(無事だった観客席の妖精たちが処刑会場の外へと逃げ出していく)
トリスタン「妖精たちが逃げていく・・・さっきまでブルーナに批判を浴びせていた者たちが、ブルーナへの恐怖で混乱と恐慌状態へとなっています。これではまるで・・・」
【ノリッジの『厄災』と同じ・・・】←
オベロン「ああそうだね・・・どう見ても今の妖精たちの様子はノリッジの『厄災』が現れた時の同じ恐慌状態だ。あの妖精たちの様子じゃ、みんな揃って、ソールズベリーから逃げだそうとしているかもね!」
アルトリア「ええ。でもこれはこれでもうソールズベリーの妖精たちがブルーナの事を風の氏族長として、彼女を支持する事はもう二度と無いと思われます。」
アルトリア「それに、とにかく今はマイクさんと調ちゃんを安全な場所で休ませないと・・・蒼毒の回りが遅かったとはいえ、2人の体力はもうないかと・・・」
アルト「確かにそうだな。ここからのブルーナとの戦いにマイクと調は必要ないのは確かだな。ダ・ヴィンチちゃん、2人をここから安全な場所へと連れ出してくれないか?」
ダ・ヴィンチちゃん「ああ、わかっているさ!2人をソールズベリーの外へと一時避難させたいから、2人を運ぶことを手伝ってくれないかレッドラ・ビットくん?」
レッドラ・ビット「勿論です!私はいつでも速く走れますから、2人を早く馬車へと乗せてください!」
立花響「はい!調ちゃん、少し身体を動かすからね‥?」調に寄り添いながら・・・
月読調「え、えぇ・・・」はぁ‥はぁ‥はぁ‥(弱々しく頷く)
マイク「う、うん・・・」フー‥フー‥フー‥(弱々しく頷く)
ガシッ、ノシィィ〜〜‥(マイクと調を馬車へと運んでいく立花響とダ・ヴィンチちゃん)
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/10(火) 00:16:00.33 ID:VwC1gDWA0
タタタタタァァーー!(アドニスを抱えたルージュたちが駆け付ける)
ルージュ「スズカお姉ちゃぁぁ〜〜ん!!」タタタタタァァーー!(アドニスを糸で抱えている)
スズカ「ルージュ!あなたたち、どうにか無事で・・・・!?」
アドニス「ハァ‥ハァ‥ハァ・・・‥」フゥー‥フゥー・フゥー・・・(息苦しくしている)
バーゲスト「アドニス!?いったいどうしたというのだ・・・。アドニスにいったい何が・・・」
イズ「――先ほどのブルーナの蒼毒の巨大物体の一部がアドニス様の背中と右腕に付着し、そこから残った微量の蒼毒が身体に浸蝕されたと思われます。」
イズ「はやくアドニス様に解毒薬と回復処置を行なわなければ、アドニス様の命はないかと・・・」
ディエンド「そうか、なら話は早い。僕がその蒼毒の解毒薬の一つを持っているから、早く彼の治療をしたまえ。」シュッ!(蒼毒の解毒薬の瓶を取り出しながら)
スズカ「ええ!アドニス・・・今助けるからもう少しの辛抱よ!」ゴソゴソゴソッ・・・シュッ、シュッ!(バックから注射器を取り出して用意する)
アドニス「うぅぅぅ・・・・スズカ‥お姉ちゃん・・・。」ハァ‥ハァ‥ハァ・・・(息が弱々しく吐いている)
パカッ、ガシッ!チクッ、チュゥゥゥ〜〜・・・(蒼毒の解毒薬を注射でアドニスに投与するスズカ)
コーラル「アドニスさん・・・私の事を庇って、ブルーナの蒼毒を受けてしまわれるなんて・・・私はどうしたら・・・・」グスンッ、ウルウルウル‥(泣きそうになっている)
メリュジーヌ「コーラル・・・‥」心配そうにしている
ビュゥゥ〜〜ン!!(かなり強い風を発生させる)
【!?】
【なんか凄い風が吹きあれて来たというか・・・・】←
アルトリア「・・・!?。この風から感じる魔力・・・これはブルーナからの『風の報せ』です!」
千子村正「何だと?あのクソ妖精ヤロウ・・・今度はいったい何を語ろうとしているんだってぇんだ?」
観客席から逃げている妖精たち「ブルーナの『風の報せ』の前兆だ!俺たちを騙して、蒼毒で殺そうとしたブルーナの『風の報せ』だ!」ガヤガヤガヤ!(動揺している)
観客席から逃げている妖精たち「ブルーナのヤツめ・・・今さら我らに何を話そうとしているんだ!」ガヤガヤガヤ!(動揺している)
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ!!(ブルーナの『風の報せ』に動揺しているソールズベリーの住民たち)
――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:大聖堂の屋上 鐘撞き堂では・・・
バサッ、バサッ、バサッ!ビュゥゥ〜〜ン!!(青い翅を羽ばたかせ、かなり強い風を発生させるブルーナ)
ブルーナ「『その通りよ。この『風の報せ』はこのソールズベリーに存在しているアナタたち全員に通達するように送っているわ‥。』」
シュッ、シュッ、シュッ!(首をかっ斬るように親指を下に指し降ろすブルーナ)
ブルーナ「『ソールズベリーの領主‥および風の氏族長にして『異端の妖精たち(イレギュラーズ)』の幹部の1人、この『蒼毒のブルーナ』よりあなたたちに通達するわ!』」
ブルーナ「『これより、ソールズベリーの領主及び風の氏族長の権限により、あなたたち全員に裁判の再判決を執り行うわ!』」
ドォーン、ドォーン、ドォォォーーーン!!パンパァ〜ン!キラァァ〜〜ン!(ソールズベリー上空に蒼い光の天使の花火が打ち上げられていく)
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/10(火) 22:20:42.65 ID:VwC1gDWA0
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!!ギュンギュンギュゥゥ〜〜ン!!(ソールズベリーじゅうに多くの蛇の形をした蒼毒が出現する)
ブルーナ「『心して聞きなさい。これがあなたたちに告げる裁判の結果よ・・・。』」
ブルーナ「『――被告:偽者を含む『予言の子』一行、被告:『境界なき勇士団』メンバー全員、被告:『異邦の魔術師』と『カルデア』、被告:『ソールズベリーの住民』全員!!』」
ブルーナ「『判決は『死刑』!―――全員まとめて『死刑』よ!!』」
ブルーナ「『死刑!死刑!死刑!しけぇぇぇぇぇぇ〜〜い!!』」大声で叫ぶ
――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:地上にて・・・
ソールズベリーの住民たち「―――!?」驚愕している
ブルーナの兵士たち「―――!?」驚愕している
アルトリア「―――!?」驚愕している
ダ・ヴィンチたち、村正たち「―――!?」驚愕している
立花響、月読調「―――!?」驚愕している
ゼロワンたち、ゼンカイザーたち「―――!?」驚愕している
スズカたち「―――!?」驚愕している
メリュジーヌ、バーゲスト、アルト「―――!?」驚愕している
【―――!?】
【(死刑・・・だって・・・?)】←
―――――――――――――――――――――――――――――
ブルーナ「『アナタたち『妖精』のその心の移ろいから、私の事を支持するフリをして恨みを溜め、風向きが変われば私を一気に罵倒していき、』」
ブルーナ「『『予言の子』とモルガン陛下。――どちらかが優勢となれば、その優勢となっているヤツにすり寄り、自分たちはそれを利用して『厄災』から生き延びようとするその性根の悪さ‥』」
ブルーナ「『故に私は・・・・あなたたちのような『妖精』たちを、私は絶対に許しはしない!許されたりはさせない!!』」
ブルーナ「『この私のこの蒼毒でここにいるソールズベリーの全員、次代の妖精が生まれぬほどの烈火のように死になさい!』」
ブルーナ「『蝶のように舞い狂い、蜂の毒針に刺されるように、全員まとめて死になさ〜〜い!!』」
ブルーナ「アハハハッ、アハハハハハハハ!!アハハハッ、アハハハハハハ!!アハハハハハハハアハハハハ――――――!!」狂笑の如く笑い出す
蒼毒のチューブを泳ぎ、ソールズベリー大聖堂の屋上にある鐘撞き堂に辿り着いたブルーナは、自身の強化された『蒼毒の異端の亜鈴』を駆使し、
そしてブルーナは強風のように『風の報せ』をソールズベリー全体に伝達していき、そしてソールズベリーの中にいる者たちに『風の報せ』を通し、
アルトたち『境界なき勇士団』とアルトリアたち一行、そしてソールズベリーの住民たち全員。今まで自身の事を罵倒し、精神的にも立場的にも自身を追い詰めてきた者たち。
ブルーナはその者たち全員に対する死刑宣告を告げていき、地上では多くの蛇の形をした蒼毒の塊を出現させ、上空には打ち上げ花火で作り上げた蒼毒の蒼い光の天使が打ち上げられていき、
その光景はまるでソールズベリーに終末を告げる天使たちの凱旋とも呼べるモノであった・・・。
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/10(火) 23:59:41.49 ID:VwC1gDWA0
ソールズベリー:外部上空 クロコダイオー内部
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!ギュンギュンギュンッ!(モニター内でソールズベリーで蒼毒の蛇の塊がウネウネと動いている)
フリント「何アレ・・・?さっきまでソールズベリーにあんなモノはなかったはずなのに・・・」
ゾックス「アア・・・いったい向こうで何があったかは知らないが、どうやらアルトたちにはとっては想定外の事が起こっているみたいだな?」
ガオーン「何だって!?それじゃあ介人たちやアルトさんたちは、あの蛇のような毒の塊に苦戦しているんじゃ・・・」
ジュラン「落ち着けガオーン。まだそうと決まったわけじゃないし、介人たちがあんな塊に負ける筈がないからな!」
ガイル「ああそうだ。父さんや母さんたち、それに俺たち7兄妹があのような毒の塊にやられる訳がねぇ!父さんたちはまだ、あのソールズベリーでみんなと戦っているからな!」
ジョルニ「ああ。しかしウェールズで新たにゼロワンやイズたちが加わったとはいえ、相手はイレギュラーズのメンバーの1人にして風の氏族長である『蒼毒のブルーナ』。」
ジョルニ「彼女はイレギュラーズの中で3年前から妖精騎士アグラヴェインに仕える古参の妖精であり、彼女の異端の亜鈴である蒼毒はとても強力なモノであるのは、パーシヴァルから既に聞いている。」
ジョルニ「回復能力がある父さんやスズカがいるとはいえ、迂闊にブルーナの蒼毒を受ける訳にはいかないのは確かの用だね。」
ゾックス「ああ。今はとにかく、急いでアルトたちと合流した方が良さそうなのは確かの用だな。みんな、しっかり捕まってろよ!」ガシッ!(ギアダリンガーを手に構える)
ジョルニたち「ああ(おうよ)!」頷く
ギィィーーン、ビュゥゥーーン!!(ソールズベリーに向けてスピードを上げるクロコダイオー)
――――――――――――――――――――――――――――――
一方その頃、ソールズベリー外部周辺:東門近くの平原近くにて・・・
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!ギュンギュンギュンッ!(蒼毒の蛇の塊がソールズベリー内にて動いている)
ウッドワス軍・遠征部隊「オォォォ〜・・・・」ビクビクビクッ・・・(震え上がっている)
遠征部隊・隊長「なんだアレは・・・・?何か蒼毒の塊のようなのが、蛇のようにウネウネと動いているように見えるのだが・・・」
遠征部隊・隊長「上空の暗雲がより一層青く厚くなっていくし・・・。い、いったい・・・ソールズベリーの内側でいったい何が起ころうとしているんだ‥?」
ググググゥゥ〜〜、ピリピリピリィィ〜〜!!(ウッドワスがある手紙を手に持ったまま怒り出していき・・・)
ウッドワス「グゥゥ〜〜あの青臭い翅の蒼毒妖精めぇ・・・。何が“『予言の子』と『境界なき勇士団』に襲われてピンチだから、助けに来てくれ!”・・・だとぉ?」ピリピリピリィィ〜!!
ウッドワス「もし我が軍がブルーナの救援へと向かい、サラマンダー所長とブルーナを助け出してくれた暁には多くの解毒薬と共に蒼毒兵器をたくさん提供すると手紙に書き、」
ウッドワス「私はそれを了承し、このように急ごしらえでソールズベリーへの遠征部隊をここに連れてきたのだが・・・」ピリピリピリィィ〜、ブチッ!(堪忍袋の緒が切れる)
ガシッ、ビリビリィィ〜〜〜!!(ブルーナからの救援依頼の手紙を破り捨てるウッドワス)
ウッドワス「なんだというのだ!あの様子からしてブルーナの奴、ぜんぜんと余裕をカマしているのではないか!!」怒り心頭
ウッドワス「ブルーナの奴め、あのような蒼毒の力が使えると言っておいて、この忙しい私の身を差し置いて救援を求めるとは・・・一体、何様のつもりで手紙を送ったのだ、この青クソ妖精めぇぇ!!」
遠征部隊・隊長「ウウ、ウッドワス様・・・どうか冷静になられた方が良いかと・・・」
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/11(水) 23:59:30.73 ID:jE1efQT50
ウッドワスが破り捨てたブルーナからの救援依頼の手紙の内容
ブルーナ(手紙)「『予言の子』と『境界なき勇士団』がソールズベリーに進軍しているの!2大組織の目的は『ソールズベリーの鐘』と断定。」
ブルーナ(手紙)「私が『予言の子』と『境界なき勇士団』を引きつけている間に、私の従者であるサラマンダー所長をネオ・ニュー・ダーリントンへの避難をさせたいから、至急、救援をお願いします!」
ブルーナ(手紙)「私とサラマンダー所長を助けてくれた暁には、私たちが製作した蒼毒兵器と解毒薬をたくさんウッドワス公の戦場に支給します。ですからどうか私たちを助けてください!!」
――――――――――――――――――――――――――――
タタタタタァァーー!(兵士が偵察から帰ってくる)
遠征部隊・偵察兵「偵察から戻りました。今現在、ソールズベリーの門は依然として扉を開く様子はありません。我々の呼びかけにも、東門の方からの返事はありません。」
遠征部隊・偵察兵「それどころか、今の東門には内側からの毒ガスが漏れ出ており、このまま城壁から突入するには毒ガスもあって、侵入は不可能かと・・・」
ウッドワス「ツゥゥゥ〜ブルーナの奴、『予言の子』と『境界なき勇士団』を自身の手で殺して手柄を横取りしようとしているというのか、ブルーナは!」
ウッドワス「それにいくら待っても、あのブルーナが言ってた自身の従者であるサラマンダー所長という妖精の姿が現れんし、もはや一刻も猶予もない‥。」
ウッドワス「チィッ・・・北の野営地へと引き返せ!これ以上、ブルーナの振り回しにはもううんざりだ!」
ウッドワス「このまま待ってたとしても、もう既に円卓軍の戦力の補充がなされていると思われる。すぐに野営地へと引き返し、ロンディニウム侵攻の体勢を立て直すんだ!」
遠征部隊・隊長「は、ハッ!では遠征部隊、撤収〜〜〜!!」号令をあげる
遠征部隊の兵士たち「・・・・・・‥」ダッダッダッダッダァァァ・・・(不満げに歩き出す)
ダッダッダッダッダァァァ・・・(不満そうに東へと引き返していくウッドワスとソールズベリー遠征部隊の兵士たち)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー外部。上空ではアルトたちの作戦により、一度ロンディニウムへと戻っていったゾックスたちは・・・・
ソールズベリーへの増援として――ジョルニ、ガイル、ゾックス、ガオーン、ジュラン、セツノ、ハベトロットをクロコダイオーに乗せていき、
上空よりブルーナが展開する蛇の形の蒼毒の塊に驚愕するも、アルトたちの身を案じつつ、ソールズベリーへと向かっていた。
対して地上ではブルーナから届いた救援を要請する手紙を了承し、ウッドワス率いるソールズベリー遠征部隊を引き連れ、ソールズベリーへと救援へと向かったのだが‥
そのブルーナからの手紙の内容とは異なり、ソールズベリー内で蠢いている蛇の形の蒼毒の塊の存在を妖精特有の目視で確認し、
そして手紙の内容とは違う展開にウッドワスの怒り心頭に激怒し、ブルーナからの手紙をそのまま破り捨てていき、
ウッドワスと遠征部隊は骨折り損のくたびれもうけの如く、サラマンダー所長の到着を待たずに東の野営地へと引き返していくのであった。
また、ウッドワスたちが東へと引き返していく中、上空からソールズベリーへと向かうゾックスたちの進路は南から迂回して飛んでいってたため、
ウッドワスたちとゾックスたちが同じ目的地であるソールズベリーへ向かっていたという事をお互いに知るよしもなかったのであった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダッダッダッダッダッダッ・・・‥(不満げに東の野営地へと遠征部隊が引き返していく)
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・‥」ジィィ〜‥(ソールズベリーの方を見ている)
妖精騎士モードレッド「・・・・・・・」ジィィ〜‥(ソールズベリーの方を見ている)
ベリル・ガット「・・・・・・・」ジィィ〜‥(ソールズベリーの方を見ている)
レオンゴン(フード姿)「・・・・・・」ジィィ〜‥(ソールズベリーの方を見ている)
シ〜ン・・・(妖精騎士アグラヴェインたちの馬車から動かない妖精騎士アグラヴェインたち一行)
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/12(木) 23:53:09.58 ID:v3g0MBNJ0
ベリル「クッハハハハハハ!なんだよ、さほどの毒液や毒ガスを出せる程度でつまらない妖精だと思ってたが・・・ブルーナの奴、やれば出来る子だったじゃないか!」ゲラゲラゲラ!
妖精騎士アグラヴェイン「ええ・・私も夢の中で中の様子を見ていたけど、“大量に出した蒼毒で巨大な物体を作り、それを使役して敵を圧倒的に毒殺させる。”」
妖精騎士アグラヴェイン「“さらに蒼毒に関係する兵器も全て遠隔操作で使用できる”と、以前までのブルーナの力にはなく、私にも初めての事例と言ってもいいわ‥。」
ベリル「オォォ〜?アグラヴェイン郷も初めて見るという事は、ブルーナはイレギュラーズの中で特別な存在だったと言うことなんだな?」
ベリル「全く、ブルーナの救援要請でわざわざソールズベリーに行って見たところ、意外にもブルーナの奴が余裕の感じで蒼毒を出しまくって、さらに自身の異端の亜鈴が進化してたなんてなぁ〜。」
妖精騎士モードレッド「フンッ、全くだ。せっかくあたしたちがブルーナのヤロウのピンチに駆け付けたというのに、いざ来てみれば、ブルーナ自身の異端の亜鈴が進化してて、」
妖精騎士モードレッド「その進化した力でブルーナ1人でソールズベリー中の妖精たちをこの手で抹殺しようとするとは、ホント調子に乗っているにも程があるぜ!」不満げに言う
バシュゥゥゥ〜〜〜・・・・(城壁から蒼毒の毒ガスが微かに漏れ出ている)
タタタタタァァーー!(ウィンキーが奥からやって来る)
ウィンキー「アグラヴェイン様、ここは危険です。早くこの場から下がった方が良いかと・・・。この場所の風向きから蒼毒の毒ガスがこっちに流れてくると推測がなされていますが・・・」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・いいえ、毒ガスの方は私が何とかするとして、私はこのままブルーナの動向を観察しているわ。」
妖精騎士アグラヴェイン「ブルーナの進化した異端の亜鈴の力がどこまで三澤亮太たちと『予言の子』たちに通用するか、私はイレギュラーズの総大将として見届ける義務があるわ。」
妖精騎士アグラヴェイン「あなたたちはこのまま私の次の命令が出る間で、常に回りを警戒しつつ、このまま武装待機をしていなさい。」
妖精騎士モードレッド、レオンゴン、ウィンキー「―――――――」頷く
妖精騎士アグラヴェイン「(いったいどういう事なのかしら?妖精は生まれた時の『目的』を除き、生まれた時から完成されている存在である以上、成長する事は無いはず‥)」
妖精騎士アグラヴェイン「(他のイレギュラーズのメンバーは既に存在自体が完成されている存在に私の力で異端の亜鈴を付与していて、亜鈴そのものが成長する事は無いというのに・・・)」
妖精騎士アグラヴェイン「(ブルーナだけは自身に付与された蒼毒の異端の亜鈴が成長し、毒を出すだけだったブルーナが毒で出来た物体や兵器を操れるように力が強化されるなんて‥)」
妖精騎士アグラヴェイン「(いったい彼女(ブルーナ)の身に何が起こったというの?まさか彼女もまた、アルトリアと同じ何らかの形で成長する妖精だというのかしら‥。)」
ドクドクドクゥゥ〜〜!!(ソールズベリー内の蒼毒が動き出す)
妖精騎士モードレッド「!。ブルーナの蒼毒が動き出したぞ!これは面白い事になりそうな予感がするよなぁ〜?」
ベリル「ああ。ブルーナ、いったいどのような形で三澤亮太たちやカルデアの奴らを毒殺しようとするのか、なんだか楽しみになってきたぜ!」ワクワク!
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・」怪しんでいる
時同じくして、同じくブルーナの救援要請で来た他のイレギュラーズ一行とベリルもまた、ブルーナの救援要請でソールズベリーの近くまで来ており‥
ウッドワスと遠征部隊が東の野営地へと引き返す中で、彼女たちはブルーナの進化した蒼毒の異端の亜鈴に興味を持ったのか、彼女たちはその場から武装待機をしており、
ブルーナの進化した蒼毒の異端の亜鈴がどんな力なのか、ブルーナがその力でアルトたちに対してどのような結末を迎えるかを見届ける形で近くの平原で待機しつつ、
妖精騎士アグラヴェインだけは心の中で、なぜブルーナの異端の亜鈴が進化したのか、ブルーナはいったいどのような存在なのかが気になりだし、
妖精騎士アグラヴェインはブルーナに対し、彼女自身が何者なのかについて、アグラヴェイン自身の中で疑問と不信感を募らせるのであった。
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/13(金) 09:31:43.04 ID:1L21uIyZ0
話は戻り、ソールズベリー:大聖堂の屋上 鐘撞き堂にて・・・
ドクドクドクゥゥ〜〜〜!!(次々と巨大な蒼毒の物体が多く展開されていく・・・)
ブルーナ「許されよ。許されよ。私の罪を許されよ。私以外の罪は許されてはいけない。」
ブルーナ「そこの見張りなさい。あそこを狙いなさい。私の敵を皆殺しにしなさい、私以外の罪を根絶やしにしなさい。私の蒼毒の異端の亜鈴よ!」
ブルーナ「目標、ソールズベリー全領土。死刑、執行!!」パチン!キィィン!(指パッチンと共に翅が青く光る)
ドクドクドクゥゥ〜〜!ギュゥゥゥ〜〜ン!(蛇の形の蒼毒の物体全てが一斉に動き出す)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:住宅街
ギュゥゥ〜〜ン、ブシュゥゥ〜〜!!ブシャァァァ〜〜!!(蛇の形の蒼毒の物体から蒼毒の毒ガスと毒液が噴出される)
ワァァァーーーーー!!キャァァァァーーーーー!?(ソールズベリーの住民たちが蒼毒に襲われている)
ソールズベリーの住民1「た、助けてくれ・・・俺はまだ死にたくは‥グハァァッ!?」バシュゥゥ〜、ガシュッ!(毒液を浴びて血を吐く)
ソールズベリーの住民2「イヤァァァ・・・ゴフゥゥッ!?」ブシュゥゥ〜‥、バシュッ!(毒ガスを吸って血を吐く)
ソールズベリーの住民たち「ワァァァァ〜〜〜キャァァァ〜〜〜!」バシャァァ〜〜ン!!ブシュゥゥ〜〜!!(蒼毒に包まれて死んでいく)
ドクドクドクゥゥ〜〜!バシャァァ〜〜ン!!ブシュゥゥ〜〜!!(蒼毒の物体がソールズベリー全体を蒼毒で汚染していく)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー近くの上空――及びクロコダイオー船内では・・・
モワモワモワァァ〜〜‥(ぶ厚い蒼毒の雲がクロコダイオーの進路を遮っていく)
ゾックス「クソッ!この雲、普通に浮いている雲じゃねぇ‥俺たちの航行を邪魔しやがっている!」
ジョルニ「ああ。まるでこの雲、誰かに操作されているように僕たちの侵入を拒んでいるように邪魔をしている・・・もしかして、この雲自体も蒼毒で出来ているというのか‥?」
ブシュゥゥ〜〜!!(蒼毒の雲が外から侵入してくる)
リッキー「う、うわぁぁぁ〜!?雲が船内に浸水・・・いや、浸雲してきたぁぁ〜〜!?」
カッタナー「マズいぞ・・・このまま入られたら中にいる俺たち全員全滅するぞ!!」
セツノ「!!?」ブシュゥゥーーー!(手から冷気を放つ)
ギュゥゥ〜カチカチカチィィ〜ン!(蒼毒の雲が凍り、同時に氷で浸雲経路を塞いでいく)
ハベトロット「雲が凍ったぞ!てかセツノ、キミ・・・力の制御の方はもう大丈夫なのか?」心配そうにしている
セツノ「うん・・・セツノ、ある程度の力の制御が戻った・・・もう少ししたら、セツノも戦える‥。」
ジョルニ「そうみたいだね・・・でも今のこの状況では、父さんたちと合流する前にこの船も蒼毒に汚染されてしまうかと・・・」
ゾックス「確かにそのようだ。このまま上空からの合流は断念だ!着陸するぞ!」
ギィィィーーン、ビュゥゥ〜ン!(蒼毒の雲を振りほどくようにUターンし、西側の地上へ着陸していくクロコダイオー)
ブルーナの号令と共にソールズベリーに多く出現させた蒼毒の塊を操作し、ブルーナは無差別テロの如くソールズベリー全体に蒼毒を振りまいていき、
処刑会場から逃げだしたソールズベリーの住民たちはその蒼毒の塊に襲われてしまい、恐怖と悲鳴をあげながら蒼毒を浴びせられ、そして血を吐いて死んでいくのであった。
さらに上空では製毒工場の煙突から放出され、雲のように作られた蒼毒の雲は、ソールズベリーに向かうクロコダイオーの侵入を妨害するかのように襲いかかり、
蒼毒の汚染を恐れたゾックスたちはあえなく上空からの侵入を断念し、ソールズベリーの西側の平原へと降り立つのであった。
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/13(金) 23:52:20.37 ID:1L21uIyZ0
ソールズベリー:処刑会場では・・・
ワァァァーーーーー!!キャァァァァーーーーー!?(ソールズベリーの住民たちの悲鳴が上がってきている)
【――――!?】
【マズい、このままじゃソールズベリーが!?】←
千子村正「ああ。ブルーナめ、マジでやりやがった!アイツ、儂たちも含めてソールズベリーにいる者たちを全て抹殺する気だ!」
千子村正「こんな大胆不敵・・・いや、こんなやけくそ丸出しの蒼毒放出で俺たちを一気に毒で殺そうとしようってか!」
アルト「そのようだな。もうこのままの一刻の猶予もない・・・とにかくブルーナの暴走を止める以外に、ソールズベリーを解放するてはなさそうだな。」
アルト「どうにかブルーナの蒼毒の放出と操作を停止させ、ブルーナを倒さない限り、俺たちどころかソールズベリーにいる妖精全てが蒼毒に汚染されて死んでしまうぞ!」
メリュジーヌ「ええ‥元よりそのつもりよ。ブルーナを倒し、ソールズベリーをあいつから解放しない限り、私たちはこのソールズベリーから出られる保証はないわね。」
【うん。アルトリア!】
【それにソールズベリーの鐘を鳴らさないといけないからね?】←
アルトリア「はい。鐘を鳴らすことも大事ですが、ブルーナが出したと思われる蒼毒の物体が、私たちを妨害してくる可能性があります。」
アルトリア「バーゲストさんたちとトリスタン郷たちは手分けしてソールズベリーで動いている蒼毒の物体を倒し、これ以上の蒼毒の汚染を食い止めてください。」
アルトリア「ルージュちゃんとスズカさん、響ちゃんたちは村正たちが確保した解毒薬を使い、辛うじて逃げている住民たちの避難と救助をお願いします。」
アルトリア「そして藤丸君とダ・ヴィンチちゃん、村正とアルトさんとメリュジーヌさんとコーラルさんには、わたしと一緒に蒼毒の元凶であるブルーナを倒し、蒼毒の放出を止めに行きましょう!」
アルト「わかった!メリュジーヌ、コーラル。2人の仇討ちの為にも、今ここでブルーナを倒すぞ!」
メリュジーヌ「ええ。元より私たちはそのためにソールズベリーを解放しに来たからね。」
コーラル「ええ・・・しかしアルトさんやメリュジーヌさんはともかく、私にはお二人のような力など・・・・」
ガシッ・・・(月読調が立花響の方を持ち‥)
月読調「・・・私も行くわ・・‥。みんなの事を守らないと・・・ウゥゥ・・・」ヨロヨロヨロ・・・(力なく動いている)
立花響「!。ダメだよ調ちゃん!調ちゃんはまだ動ける状態じゃないし、調ちゃんのシュルシャガナだって・・・」
月読調「‥私が悪いの・・・。私があの時・・・勝手に人間牧場のみんなを助けようとしたばっかりに、誰もみんなを救えなかった・・・目の前にいる人たちを救う事ができなかった・・・」
月読調「それどころか、大怪我して捕らえられた私を助けに響が皆さんと一緒に助けに来てくれるなんて・・・私、なんて不甲斐ないんだなっと思っちゃって・・・」
月読調「だから今度は、私も皆さんと一緒にソールズベリーのみんなを助けなちゃいけないの・・・私の事を介護してくれたマイクさんのためにも・・・」
マイク「シラベちゃん・・・・」馬車で横になっている
ヨロヨロヨロ・・・、ガシッ、カチャカチャカチャ・・・(月読調のペンダントを弄っていくアドニス)
スズカ「!?。何をしているのアドニス!まだ蒼毒の解毒がしたばかりで、まだ安静にしてないと・・・」
アドニス「僕の事は大丈夫。それよりもみんなは出来るだけソールズベリーをブルーナの蒼毒から守ってあげて・・・コーラルお姉ちゃんのふるさとを守ってあげて‥」
アドニス「このソールズベリーの街は元々、妖精たちと人間たちが自由で仲良く暮らしていた街なんだよね?誰もが自由に生きられ、誰もが自由に暮らせる生活を送っていた『風と自由』の街だったんだよね?」
アドニス「僕はそんなソールズベリーを・・・コーラルお姉ちゃんが生まれたこの『風と自由』の街を、これ以上、ブルーナの蒼毒で汚染されたくはないから‥」
コーラル「アドニスさん・・・・」ジワァァ〜・‥(感心している)
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/14(土) 07:43:13.79 ID:SQ4C5vtU0
カチャカチャカチャ、キュィィ〜ン!(調のペンダントが光り出す)
アドニス「ハァ‥ハァ‥‥。僕に出来るところはここまでだけど、調ちゃんのシンフォギアをリンカー無しでも動かせるようにしたから、いつでもシンフォギアを纏って戦えるよ・・・。」
月読調「!。ありがとう・・・これで私もみんなと一緒に戦えて・・・・クゥ・・・」ドサッ‥(膝をつく)
立花響「調ちゃん!いくらシンフォギアがいつものように動かせるようになっても、調ちゃんの身体がまだ・・・」
スズカ「ええそうね。3週間も足が酷い怪我をして、その怪我のまま酷い環境で監禁されて、それに蒼毒の毒袋で生死を彷徨うぐらいの思いをしたというのに・・・」
スズカ「・・・ですが、アドニスが怪我も顧みずに調のシンフォギアを直してくれた以上、私にはおすすめできないけど、あなたにこれの投与を進めるわ‥。」
ゴソゴソゴソ・・・(バックからオレンジ色の薬品を取り出す)
アルト「スズカ、それは一体なんだ?」スズカが取り出した薬品を見て‥
スズカ「これ?『アドレナブースター』と言って、私が自作した体内アドレナリンの活性薬よ。これさえ投与すれば、調ちゃんは30分ぐらいまともに戦えると言ってもいいわ。」
【つまりこれを投与したら、調ちゃんは戦えるんだね?】
【30分過ぎたらどうなるの?】←
スズカ「ええ、薬の効果が切れたら丸一日は寝たきりになるのは確実だけど、あなたたちはそれでもたたかうつもりはあるんだよね?」
月読調「ええ・・・私、こういうのにはとても慣れているからね。30分もあれば充分よ。だからお願い・・・」
スズカ「・・・わかったわ。調ちゃん、必ず生きて私の元へ帰って来てほしい・・・それがあなたにこれを注射する条件よ。」
月読調「――――――。」コクッ。(頷く)
コーラル「アドニスさん・・・調さん・・・・」
【行こう、コーラルさん】
【ソールズベリーを解放しに行こう】←
【アドニスや調ちゃんの為にも、オーロラの為にも・・・】
コーラル「!。はい!では、アルトリアさんの言う通り、私たちは手分けをして、ソールズベリーをブルーナの手から守りましょう!」
ここにいるみんな「――――――。」頷く
ダダダダァァァーーーー!!(みんなそれぞれの行動に移るように移動する)
月読調「スズカさん、お願い。」ガバッ・・・(腕をさらけ出す)
スズカ「ええ。」シュッ、カチッ。(『アドレナブースター』を注射器にセットする)
チクッ、チュゥゥ〜〜!!(月読調の腕に『アドレナブースター』を注入する)
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/15(日) 21:42:39.12 ID:KtcSnFOo0
ドクンッ、ドクンッ・・・スタッ‥。(月読調の中に『アドレナブースター』が投与され、彼女は1人で立ち上がる)
月読調「――よし、薬の効果が効いている。これなら・・・」カッカッカッ‥(足の動きを確認しながら‥)
立花響「うん。調ちゃん、薬の効果が切れるまでだけど、一緒に戦おう。ソールズベリーのみんなやアルトさんたちを守る為に!」
月読調「ええ!」
シャランッ!タタタタタァァーー!(それぞれのペンダントを構え、コロシアムの外へと走る立花響と月読調)
――――――――――――――――――――――――――――――
月読調「Various shul shagana tron(ヴァリアス シュルシャガナ トローン)‥」聖詠を歌う
立花響「Balwisyall Nescell gungnir tron(バルウィシャル ネスケル ガングニール トローン)・・」聖詠を歌う
ギィィィーーン、ジャキィィーーン!!ガシャガシャァァーーン!!(ガングニールのシンフォギアを纏っていく立花響)
ギュゥゥーーン、ジャキィィーーン!!ガシャガシャァァーーン!!(シュルシャガナのシンフォギアを纏っていく月読調)
――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:東の通り
バシュゥゥ〜〜〜!ブシュゥゥゥ〜〜!(蒼毒の巨大物体から毒液と毒ガスを吐いてくる)
逃げている住民たち1「うわぁぁぁぁ〜〜〜・・・」バシュゥゥ〜〜、ガシュン!(蒼毒の毒液を浴び、そのまま死んでしまう)
逃げている住民たち2「ギャァァァァ〜〜〜・・・」ブシュゥゥ〜〜、ガシュン!(蒼毒の毒ガスに包まれ、そのまま死んでしまう)
道に転んだ女妖精「た、助けて・・・私はまだ死にたくない!私にはまだやるべき事があるのに・・・私はまだ、自由というのを知らないというのに・・・」ガタガタガタァァ〜!(震えている)
グォォ〜〜ン・・・(蒼毒を吐き出す素振りをする)
道に転んだ女妖精「――――――!!」眼を瞑る
ギュゥゥ〜〜ン、ギィィィ〜〜ン!!(屋根から一輪バイクのような物体が走ってくる)
月読調「ハァァァァーーー!!」ギィィィーーン、ピュゥゥーーン!(そのまま屋根からジャンプする)
ガシンッ、ギィィ〜ギィィーーン!!『γ式・卍火車』
ジャクンッ、シュパァァ〜〜ン!(『γ式・卍火車』が蒼毒の巨大物体を横から斬る)
立花響「――――!!」ガバッ、シュタァァ!!(女妖精を抱え、そのまま退避する立花響)
ズゴォォォ〜〜‥ボチャァァ〜〜ン!!(横に斬れた蒼毒の上部分が地面に落ちる)
立花響「大丈夫ですか?怪我はありませんですか?」
助けられた女妖精「・・・あれ?わたし・・・助かったのですか?」
月読調「――ここは危険だから、ひとまず処刑会場の方へ戻ってください。あの場所なら多分大丈夫ですから。」
助けられた女妖精「え、えぇ・・・何がわからないけど・・・助けてくれてありがとう‥!」
タタタタタァァーー!(処刑会場の方へ引き返す)
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/15(日) 23:45:56.83 ID:KtcSnFOo0
>>364
追記 タタタタタァァーー!(処刑会場の方へ引き返す女妖精)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドクドクドクゥゥ〜〜!!(蒼毒の巨大物体が下から生え替わっていく)
立花響「うわぁっ!?調ちゃんが斬った所から蒼毒が生え替わった!?」驚いている
月読調「そんな・・・あの蒼毒の物体はブルーナの能力が続く限り、あの物体は斬っても斬っても再生するって事なの!?」驚いている
カイニス「だろうな・・・。クソォォ〜‥ブルーナのヤロウめ、とんだ土壇場でとんでもない力に覚醒しやがって!」
ジュボォォォ〜〜〜〜!!(バーゲストが放った炎が蒼毒の巨大物体を焼いていく)
ボォォォ〜〜〜!シュゥゥゥ〜〜・・・(蒸発する)
バーゲスト「大丈夫かお前たち!」
月読調「バーゲストさん!今、バーゲストさんの放った炎が、さっきの巨大物体を蒸発させて・・・」
バーゲスト「ああわかっている。どうやらあの蒼毒の巨大物体は液体で出来ており、蒸発するほどの熱で燃やせば、蒼毒の被害を最小限に減らせると思われる。」
バーゲスト「要は熱消毒のようなモノだ。蒼毒の物体のことは予定通りに私たちが相手になる。調たちは妖精たちの避難と救助を優先し、何としてでも処刑会場に避難させるのだ!」
立花響「はい!行くよ、調ちゃん!」
月読調「ええ!」
タタタタタァァーー!(蒼毒の巨大物体の討伐をカイニスとバーゲストに専念し、住民たちの救助活動を徹底的にやる立花響と月読調)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブルーナが放ち、彼女の能力によって、ソールズベリーにいる者全てを毒殺するために蒼毒の毒液と毒ガスを吐いて襲いかかってくる蒼毒の巨大物体たち。
その蒼毒の物体からソールズベリーやそこに住む妖精たちを守る為にアルトたちはそれぞれの役割で手分けをしていき‥
バーゲストたちは蒼毒の巨大物体を討伐。響とスズカ、ルージュたちは処刑会場を避難場所として妖精たちの避難と救助をし、
アルトとメリュジーヌはコーラル、アルトリア、村正、ダ・ヴィンチちゃん、藤丸立香と共に元凶であるブルーナの元へと急いで行くのであった。
その際にみんなの事を守りたいと願う月読調の気持ちに説得され、スズカは調に『アドレナブースター』というアドレナリン誘発薬を投与し、
30分というリミットがあるも、調のシュルシャガナの機動力とスピードを生かし、生き残っているソールズベリーの住民たちを救出していくのであった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー:大聖堂の屋上 鐘撞き堂
ドクドクドクゥゥ〜〜!(蒼毒の巨大物体がソールズベリーを襲っていく)
住民たちの声1「ワァァァァ〜〜〜キャァァァ〜〜〜!?」悲鳴が聞こえてくる
住民たちの声2「ギャァァァ〜〜〜ぐわぁぁぁ〜〜〜!?」断末魔が聞こえてくる
ブルーナ「ウフフフフフフ、アハハハハハハハハハ!!」ゲラゲラゲラ〜!(悲鳴を楽しんでいるように笑っている)
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/17(火) 22:26:09.59 ID:YKtCbSae0
ドクドクドクゥゥ〜〜!バシャァァ〜〜ン!!ブシュゥゥ〜〜!!(蒼毒の巨大物体が妖精たちを殺していく)
ブルーナ「アハハハハハハ!死ね〜、死ね〜、死ね〜!死ね死ね死ね死ね死ねぇぇぇ〜〜〜!!良いわよ皆殺しよぉぉ〜〜!!」歓声をあげている
ブルーナ「虫けら共め!これが私の力・・・これが私の亜鈴の力・・・。これがこの風の氏族長・ブルーナの妖精領域よ!!」怒鳴るように喋る
ブルーナ「私の蒼毒で死んだ妖精だけがこのブリテンの地に居る良い妖精なのよ!アハハハハ、アァァ〜ハハハハハハハハァァ〜〜!!」ゲラゲラゲラ〜!(大声で笑う)
ビュゥゥーーン、スタッ!(メリュジーヌがアルトを連れて着地する)
タタタタタァァーー!(階段からアルトリアと藤丸立香、千子村正、ダ・ヴィンチちゃんがやって来る)
【そこまでだブルーナ!!】←
ブルーナ「――! ようやく来たわね『予言の子』、『異邦の魔術師』・・・そして三澤亮太に裏切り者のメリュジーヌ‥。」
アルト「ブルーナ、もうこれ以上、俺とメリュジーヌとは関係ない奴らを巻き込むな!アンタの敵は俺とメリュジーヌ、そして俺たちの家族と『境界なき勇士団』だけだろ!」
アルト「アンタはアンタ自身の蒼毒の異端の亜鈴の力でアンタが支配するソールズベリー全てを蒼毒で汚染させようとするつもりなのか!」
ブルーナ「クゥゥ‥うるさいわね!3年前、ただアンタは私の言う事だけを聞いて動いてくれさえいれば、ソールズベリーはこんな事にはならなかったはずなのに‥」
ブルーナ「全ては3年前、私の恩や努力を無駄にし、私の元から去ったアンタが悪いのよ!いったいアンタは誰のおかげであの名無しの森から助けられたというのよ!」
ブルーナ「一体誰がただの奴隷だったアンタに独立権を発行し、アンタに自由にソールズベリーを歩かせたり、アンタの力の存在をオーロラの奴に申告しせずにいられたというのよ!」
アルト「‥あの時はお前を巻き込みたくなかったからだ。アンタが女王軍に反旗を翻す俺と繋がりが解れば、女王軍はアンタを捕らえられ、何をするのかも解らなかったというのに・・・」
アルト「それをアンタは俺がアンタを裏切ったと勘違いをして、俺の理解者だったアンタは妖精騎士アグラヴェインの元へと寝返り、アンタは俺の愛するメリュジーヌの大切な人の命を奪ったんだ。」
アルト「メリュジーヌだけじゃない・・・アンタが手にした蒼毒の異端の異端によってマイクや調ちゃんが死にかけたり、アンタと協同して作った蒼毒兵器がブリテンの大地を汚染したり、」
アルト「ついさっきもアンタの仲間だったサラマンダー所長を殺し、アンタが覚醒させた蒼毒の異端の亜鈴で今もなお多くのソールズベリーの住民たちを殺している。」
アルト「俺はアンタの事を名無しの森から救ってくれた妖精とはもう思っていない。アンタはそれ以上に多くの者たちをその蒼毒の力で殺していき、多くの者たちを恐怖と悲しみで屈服させていった。」
アルト「そして風の氏族長に君臨したアンタは多くの者たちから『自由と財産』を自身の権力で奪い、奪った金でアンタは自由気ままな生活を誰にも分かち合うことなく過ごしてきた。」
アルト「アンタは風の氏族の妖精の長に相応しくない。アンタを氏族の長にするには器がとても小さすぎるからな‥」
ブルーナ「う‥うるさい黙れ!!アンタみたいな人間に言われたくないわ!アンタみたいな昔から力があるだけで、奴隷にしか使いようがない虫けらと同等の人間なんかに言われたくは無いわ!!」
【コイツゥゥ〜〜・・・】←
【(こいつ、人間を虫けら呼ばわりしていたなんて・・・)】
ダ・ヴィンチちゃん「ブルーナ。3年前のキミとアルト、それにメリュジーヌたちとの関係についての関係性を部外者である私たちは聞く必要は無いかもしれない‥」
ダ・ヴィンチちゃん「しかし現にキミは3年前に世界を変えようとしていたアルトの事を裏切り、國家試験を通して妖精騎士アグラヴェインから蒼毒の力を授かり、キミはイレギュラーズのメンバーとなった。」
ダ・ヴィンチちゃん「そして前の風の氏族長であるオーロラに成り代わるように風の氏族の長となったキミがしてきた事は、このソールズベリーを自分の都合の良いように支配する事だった。」
ダ・ヴィンチちゃん「キミがしでかした事はもう他でもなくこのブリテンを支配する女王モルガンと同じ・・・いや、それ以上に酷いモノだと断定できるさ。」
ダ・ヴィンチちゃん「そして今は君自身の手でソールズベリーの住民たちを皆殺しにし、このソールズベリーを死の街に変えようとしている。それを藤丸君や『予言の子』、そしてアルトたちが黙っている訳には行かないからね!」
アルトリア「はい!蒼毒のブルーナ・・・あなたは他の妖精たちより上の地位に立ちたい故に他の妖精たちを蹴落とし、多くの妖精たちを殺し、自分自身だけが幸せになる事なんて、私は絶対に許すはずがありません!」
アルトリア「あなたみたいな自分勝手で他人を蹴落とす妖精に誰かの上に立つ事など、一生かけても無いと知りなさいよ!!」
ブルーナ「―――――!!」キリキリキリィィ〜〜〜!!(怒りを全体で表している)
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/18(水) 00:06:33.88 ID:LihIByor0
ブルーナ「クゥゥ〜〜!数日前の三澤亮太の復活といい、『予言の子』の謁見と脅しといい‥・アンタたちと関わって以来、私の思い通りになったことは確かと言っても過言はないわ。」
ブルーナ「3年前に私の事を利用するだけ利用して、私の功績と努力を自身のモノとして横取りしていっあのクソ頭の妖精のオーロラと同じように、
ブルーナ「私の全てを否定し、私のヤロウとしている事を止めようと私の前に立ち塞がると言うのならば、私はアンタたちを殺すのみよ・・・」
ブルーナ「―ーアンタたちは私の『目的』と覇道の邪魔する敵でしかない!アンタたちなんて、私の蒼毒の力と魔力を全て使ってでも、アンタたち全員を蒼毒の底深くに沈めてやるのだから!」
ブルーナ「アンタたちとアンタたちのお仲間全員をぶっ殺し、私は私の栄光たる道を突き進んでいくのだから!!」キリッ!
メリュジーヌ「ええそうね。‥・・そうやってキミはソールズベリーの住民たちを使い、オーロラを徹底的に屈辱を与えて殺し、氏族長の権力で住民たちを自身の圧政にしいていき、」
メリュジーヌ「今度は自身を罵倒した住民たちをキミの蒼毒の異端の亜鈴で皆殺しにし、私たちも含めてあなたの敵と呼べる者全てを殺すというキミのその『目的』と野望・・・」
メリュジーヌ「今ここでそのキミの野望と共に、私はオーロラの仇を含めて、キミを倒す!!」
アルト「あぁそうさ・・・俺はこの風と自由の街であるソールズベリーをアンタの支配から解放し、俺をあの浜辺に置き去りにした事やブリテンの人たちをアンタの蒼毒や権力で苦しめた事‥」
アルト「そしてアンタの手でオーロラを殺し、俺の妻であるメリュジーヌとオーロラの従者だったコーラルを悲しませた償いを今ここで受けさせてもらう!」
アルト「藤丸、アルトリア。アイツの蒼毒の異端の亜鈴を攻略するためにも、君たちの力を貸してくれるか?ソールズベリーの住民たちを助けて、その目の前にある2つ目の『鐘』を鳴らす為にも!」
アルトリア「ええ!ソールズベリーにいるみんなを守り、そこにあるソールズベリーの鐘を鳴らす為にも、私はあなたの凶行を全力で止めて見せます!」ガシッ!(杖を構える)
千子村正「ああ!覚悟しやがれブルーナ・・・お前さんの野望はここで終わらせてやるからよぉ〜!!」ジャキンッ!(刀を構える)
ダ・ヴィンチちゃん「―――――」ガシンッ!(頷きつつ、自身の武器を構える)
ブルーナ「ツゥゥッ・・・貴様らぁぁぁ〜〜!!」ドクドクドクゥゥ〜〜!(蒼毒を滾らせる)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー大聖堂の屋上にある鐘撞き堂にて、高みの見物をするように下の様子を見下していき‥
そこから多くの蒼毒を操り、多くのソールズベリーの住民たちを毒殺していくのを上から眺めていく中で、ブルーナの凶行を止めるためにアルトたちが駆け付けてにきて、
アルトとメリュジーヌ、そしてアルトリアたちは蒼毒の元凶である蒼毒のブルーナを倒し、ソールズベリーをブルーナの元から解放し、ソールズベリーにある2つ目の『巡礼の鐘』を鳴らす為にも、
アルトたちはブルーナの前に自身の武器を構えていき、ブルーナのまたアルトたちを自身の蒼毒で殺す為に自身の中に流れる蒼毒を著しく滾らせていき・・・
今ここに、ブルーナとアルトたちによる――ソールズベリーを賭けた決戦がいま始まるのであった。
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/18(水) 00:24:55.74 ID:LihIByor0
演出:青い砂と共に青い翅の蝶々が舞う中をドロドロと流れる蒼毒の毒液と共に敵のタイトルが現れる
蒼毒の異端の妖精
BURUUNA(ブルーナ)
――――――――――――――――――――――
クラス:キャスター
(術)1ゲージ目HP:267,990
(術)2ゲージ目HP:310,161
(術)3ゲージ目HP:400,444
常時発動:【蒼毒のソールズベリー】
・味方フィールド全てのサーヴァントに毒付与
ブレイク1回目:【死ね死ね死ね死ね!!】
・味方のサーヴァント全体にスタン(2T)
・味方のサーヴァント全体に毒付与x3
ブレイク2回目:【蒼毒超マシマシでやるわよ!!】
・自身の攻撃力・防御力アップ(4T)
・味方の強化解除&味方のサーヴァント全体に毒付与x5(合計で6600のダメージ)
チャージ攻撃:『蒼毒亜鈴・死天使ノ神判』(相手に大ダメージ&猛毒x4付与)
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/18(水) 09:59:20.97 ID:LihIByor0
ドクドクドクゥゥ〜〜!バシュゥゥ〜〜〜!!(ブルーナの両手から蒼毒の毒触手を放つ)
アルトたち、アルトリアたち「―――――――!!」ヒュンヒュンッ!(毒液をかわす)
ブルーナ「クゥゥ〜〜!」クイ、ギュゥゥ〜〜ン!(触手の動きを操作する)
メリュジーヌ「!。このぉぉ〜〜!!」クルクルゥゥ〜〜、ジャクン、ジャクン、ジャクン!(蒼毒の触手を切り裂いていく)
ブルーナ「小癪なぁ〜〜!蒼毒の死網(ポイズン・デス・ネット)!!」ドクドクゥゥ〜〜!バシュゥゥ〜〜!!(網状の毒液が飛んでくる)
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!!(蒼毒の巨大触手も左右同時に襲いかかる)
メリュジーヌ「!?」左右と前方の攻撃を察知する
ブルーナ「テェェイ!!」パンッ!(両手のひらを合せる)
ギュゥゥゥ〜〜〜ン、ボチャァァ〜〜ン!!(メリュジーヌを蒼毒の死網で包みつつ、巨大触手が合わさるように挟み込む)
アルト「メリュジーヌ!?」
ブルーナ「ふっ、決まったわぁ・・・」ドヤァァ‥
バシュゥ〜〜バリバリィィ!!バシャァァ〜〜ン!!(魔力放出によるエフェクトで蒼毒の巨大触手がはじけ飛ぶ)
メリュジーヌ「ハァァッ!」バリバリィィ〜!(第3段階の姿に変わる)
ブルーナ「なっ!?こいつぅぅ〜〜!!」キリキリィィ〜!
メリュジーヌ「ハァァァ〜〜!!」ビュンビュンビュンッ!(ハイスピードで近づいていく)
ブルーナ「!!。」ギュゥゥ〜〜ン、シャァァァ〜〜!!(蛇の形の蒼毒の物体を放つ)
メリュジーヌ「――刻めっ!」ジャキン、ジャキンッ!バシュバシュンッ!(デュケイナイトで蒼毒の物体を斬っていく)
千子村正「ハァァァッ!」ジャキィィン!(真横から斬りかかる)
ブルーナ「――――!!」ドクドクゥゥ〜〜ン!!(蒼毒の壁を展開する)
ガジュブブゥゥ〜‥・シュゥゥ〜〜!(村正の刀が蒼毒の壁で防がれ、刀の先が溶ける)
ブルーナ「フッ、蒼毒の煙霧(ポイズン・スモークミスト)!」バシュッ、ブシュゥゥ〜〜!!(壁に手を突っ込み、蒼毒の煙を出す)
千子村正「!?。クソッ!」スタタタッ!(口を塞ぎつつ、その場を離れる)
ブルーナ「これもおまけよ!蒼毒の棘槍(ポイズン・デスピアー)!」ドクドクゥゥ〜、ジャキンッ!シュパパパァァァ〜〜!!(蒼毒で出来た棘を放つ)
千子村正「――――!!」ジャキン、ジャキン、ジャキンッ!(刀で蒼毒の棘を切り払っていく)
ブルーナ「ツリャァァ〜〜!!」ドクドクゥゥ〜、ジャキンッ!シュパパパァァ〜〜!!(蒼毒の棘をメリュジーヌにも放つ)
メリュジーヌ「――アメ、ナミ――!!」ジャキィィン、キュゥゥーン!(デュケイナイトがひとりでに動き出す)
ジャキジャキジャキジャキィィーーン!!(自動でデュケイナイトの斬撃で棘を斬り落としていく)
ブチャンッ、ボチャンッ、シュゥゥゥ〜〜・・・(飛び散った蒼毒が足場を蒼毒で浸蝕刺せていく)
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/19(木) 22:05:50.81 ID:y00JmnlX0
【(足場が蒼毒に毒されていく・・・)】
【このままじゃマズい・・・】←
アルトリア「アワワワワ!ブルーナの蒼毒が飛び散って、どんどん私たちが踏める足場がなくなっていく・・・このままじゃ・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「落ち着くんだアルトリア。確かにブルーナの蒼毒の攻撃をはじき返せば返すほど、それによる飛び火でこちらが踏める足場がなくなっていくのはわかるわね。」
ダ・ヴィンチちゃん「だからってこれ以上飛び火ガ起こらぬよう蒼毒を避けようにも、ブルーナの蒼毒は遠隔操作で追ってくるようだし、避けきれるモノでもなさそうだ。」
アルト「ああ・・・メリュジーヌは空中を飛んでいるから問題ないとして、このままでは俺や村正、ダ・ヴィンチちゃんがブルーナに近づくどころか、鐘にすら近づくことも出来なくなるとか・・」
アルト「どうにかブルーナの放つ蒼毒を止める事が出来ればいいのだが・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「ああ‥しかしブルーナの弱点をサーチで調べられるスズカは下で避難民たちの治療をしているし、今から連れて来るにも、この蒼毒の中で連れて来るのは不可能と言ってもいいね‥」
アルト「ああ・・・一体どうすればいいんだ・・・」ぐぬぬぬぅぅ〜・・(困った表情を見せる)
アルトリア「・・・・・・・」ジィィィ〜‥(黙ってその様子を見ている)
アルトリア「(落ち着くんだ私‥このままブルーナの蒼毒に慌てふためいても、あのブルーナを止める事は出来ない‥)」
アルトリア「(考えるんだ私・・・・。あのノクナレアの娘と戦った時と同じように、私はただ前に出て戦うだけが魔術を使える者としての戦い方じゃない・・・)」
アルトリア「(敵の動き、能力の特徴と・・・あらゆる動作を見逃さずに観察し、どうにかブルーナの弱点かブルーナを一撃で倒す隙を見いださないと‥)」
アルトリア「・・・・・・・」ジィィィ〜‥(黙ってブルーナの様子を観察している)
【アルトリア・・・】
【(もしかして自力でブルーナの弱点を見いだそうと・・・)】←
ブルーナ「!?。予言の子め、私の事をジロジロジロジロ見やがって!なんならアンタから先に殺してあげるわ!!」キィィン、ドクドクゥゥ〜〜!(背中の翅が光り、蒼毒が目の前で生成されていく)
アルトリア「!?。アレって・・・」何かに注目している
ブルーナ「喰らいなさい!蒼毒の激流砲(ポイズン・ハイドロ・ストリーム)!!」ドクドクゥゥ〜〜、ブシュゥゥ〜〜!!(放水のごとく放たれる)
ブシュゥゥ〜〜〜!!ドクドクゥゥ〜〜!!(蒼毒の放水がアルトリアに襲いかかる)
アルト「危ない!!」ギュィィン!!(アルトリアの前でバリアを展開する)
アルトリア「!!」
【アルト!?】
バシャァァ〜〜!バシャバシャァァ〜〜!(ブルーナの蒼毒の激流砲(ポイズン・ハイドロ・ストリーム)をアルトのバリアが防御している)
ブルーナ「チィッ!三澤亮太め‥力があるだけの人間のくせに妖精である私の邪魔ばかりしやがって・・・」
ブルーナ「でもここでアンタを殺す事さえ出来れば、アンタのヒール(回復)による回復要員は消え、アンタさえ殺せば、『境界なき勇士団』の指揮系統はぶっ壊れる!」
ブルーナ「アンタさえ殺せれば、シェフィールドの残党兵やノリッジの支持者も私の前にひれ伏し、モルガン陛下やアグラヴェイン様への手土産にも出来るからね!」
ブルーナ「三澤亮太と『予言の子』、そしてメリュジーヌやカルデアの奴らをこの手で殺し、私こそがこのソールズベリーの支配者であると証明してやるのだからね!」キリッ!
キィィィン!ドクドクゥゥ〜〜、ブシュォォォォ〜〜!!(蒼毒の激流砲(ポイズン・ハイドロ・ストリーム)の放水威力を上げるブルーナ)
アルト「クッ、クゥゥゥ〜〜〜!!」ギュィィ〜、グググゥゥ〜〜!!(必死に蒼毒の激流砲の攻撃に耐えようとする)
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/20(金) 00:00:06.14 ID:uUFh97lf0
メリュジーヌ「ハッ!フッ!――ツゥゥ、アルト〜!」ジャキジャキンッ!(蒼毒を斬り続けている)
千子村正「クソッタレがぁ・・・ブルーナの奴の蒼毒め、斬っても斬っても水飴のように触手が再生し、斬れば斬るほど儂らが踏める足場が減る一方だぜ!」ジャキンジャキンッ!タタタッ!(かわしつつ、蒼毒の触手を切り続ける)
アルト「ああ‥だがまだだ!俺はアイツを・・・ブルーナの奴を必ず止めて、メリュジーヌやソールズベリーのみんなの『風と自由』を取り戻さなきゃならないんだ!だから・・・クゥゥ〜!!」
グググゥゥ〜〜!(ブルーナの蒼毒の激流砲に押し負けそうになる)
アルトリア「アルトさん‥メリュジーヌ‥村正・・・ツゥッ!!」ゴソゴソゴソッ!(何かを準備する)
タタタタァァーー、タッタッタッタッ!(蒼毒に毒されてない足場を転々として動くアルトリア)
アルトリア「弾けて、シャフティホルン!」ヒュンヒュンッ!(色違いの瓶をブルーナに投げる)
ブルーナ「!?。ツゥッ、」キィィン、ドクドクゥゥ〜、バンバンッ!(指から蒼毒の銃弾が放たれる)
バンバンッ、バリバリンッ!(蒼毒の銃弾で白と水色の瓶が割れ、粉末が飛び散る)
スゥゥ〜〜・・・(白と水色の粉末が何処かに吸われていく)
アルト、アルトリア「―――!」何かに気づいてそれを見ている
キィィン!バサッバサッバサッ・・・スゥゥゥ〜〜・・・(ブルーナの背中の翅が光ると同時に色違いの粉末が翅の中に吸われていく)
アルト「(アルトリアが投げた瓶の中身が飛び散って・・・その中身が粉末としてブルーナの翅の中に入って・・・まさか!?)」何かに気づく
アルトリア「(思ってた通り・・・もし彼女の蒼毒の生成の元があるとしたら、ブルーナの翅の発光はもしかしたら!)」何かに確信を持つ
アルトリア「ブルーナの背中の翅を狙ってメリュジーヌ!彼女の弱点はそこにある!」
メリュジーヌ「!。えぇ、わかったわ!!」ヒュンッ!(姿が一瞬で消える)
ブルーナ「!?」メリュジーヌの動きを見て
メリュジーヌ「ハッ!!」ヒュンッ、ジャキンッ!(ブルーナの後ろに現れ、斬りかかる)
ブルーナ「クゥゥッ!!」ドクドクゥゥ〜ン、ブチュンッ!(背中後ろに蒼毒の壁を展開して防御する)
ブルーナ「このぉぉぉ〜〜!!」ブシュゥゥ〜〜!ギュゥゥ〜〜ン!(蒼毒の壁から毒液を放つ)
メリュジーヌ「!?。クゥゥッ!」ヒュンッ、ビュゥゥ〜〜ン!(高速移動でかわす)
ブルーナ「ハァァァァ〜〜!!」ドバァァ〜〜ギュゥゥゥ〜〜ン!!(蒼毒の触手を身体中から出す)
ギュゥゥゥ〜〜〜ン、ギュンギュンギュゥゥ〜〜ン!!(蒼毒の触手が一斉にメリュジーヌを攻撃していく)
メリュジーヌ「―――――――」ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!(触手などの多くの蒼毒をかわしていく)
ブルーナ「私の後ろを突いて攻撃するなんていい度胸じゃないの、メリュジーヌ!アンタの動きが速い事は、私も11年以上も前から知っていたわよ。」
ブルーナ「ずっとオーロラの側にいて、忠犬のようにオーロラの命令を聞いていき、ずっとオーロラのことを守るように側にいる、ブリテンの中で1番強くて1番目障りなクソ妖精!」
ブルーナ「アンタだけは1番邪魔だった‥オーロラを氏族の長から引きずり降ろすのに、先代の妖精騎士ランスロットであるアンタが一番邪魔だったのよ!」
ブルーナ「アンタがオーロラの側を離れ、三澤亮太の嫁として指名手配されたと知った時、私はどれほど嬉しかったと思ったのか‥アンタが生きて戻って来たと知った時、どれほどイライラが止まらなかったと言うことを!」
ブルーナ「そんなアンタに対する怒りと憎しみをここで晴らす・・・アンタと三澤亮太、そしてこのソールズベリーにいる者たち全員を殺す事によってねぇ!!」
メリュジーヌ「クゥゥ・・・」ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!(触手などの多くの蒼毒をかわしながら‥)
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/20(金) 23:04:52.49 ID:uUFh97lf0
バシュゥゥ〜〜モクモクモクゥゥ〜〜!!(鐘撞き堂周辺が蒼毒の雲に覆われようとしている)
【―――――――】
【(い、息が出来ない・・・)】←
千子村正「――!?。ゴフゴフッ・・・何だこの雲は・・・あの雲が近づく度、息が苦しくなってくんぞ・・・」口をおさえながら
ダ・ヴィンチちゃん「ゴホゴホッ・・・この雲、普通の雲とは何か違う‥まるで雲自身が生きているように私たちに近づいているようだ・・・」口をおさえながら
ブルーナ「クフフフッ・・・製毒工場の煙突から噴出し、ソールズベリー上空に浮かんでいた蒼毒の雲よ。雲の中にはガス状の蒼毒が詰まってて、それらがソールズベリーの上空を漂っていたのよ。」
ブルーナ「それにひとたび雨が降れば、蒼毒の雨が一気にソールズベリーに降り注ぎ、それで妖精たちの阿鼻叫喚の声はとても良い音色で良かったわね‥。」
アルトリア「!?。(雨が降ったら蒼毒が雨になって降り注いでって・・・・まさかあなたは!?)」
ブルーナ「ええ!製毒工場から出る雲は蒼毒の量がカスぐらいにしか含まれてなく、蓄積して体内に蒼毒の毒袋が出来るぐらいにしか出来なかったけど‥」
ブルーナ「今の私は遠隔操作でこの雲を動かすこともできるし、ぶ厚くなった蒼毒の雲でアンタたちを覆って毒殺するだけでなく、」
ブルーナ「このまま私の力で雲から蒼毒の雨を降らせ、下にいる連中全てを一気にぶっ殺してやるわよ!アッハハハハハ!!」ゲラゲラゲラゲラァァ〜〜!
メリュジーヌ「!?。そうはさせない・・・お前なんかにアルトを‥『予言の子』を‥下で頑張っているスズカたちを殺させたりさせない!お前は‥この私がここで倒す!」
アルトリア「―――――!」何かを伝えるように頷く
メリュジーヌ「――――うん。」頷く
ブルーナ「私をここで倒すですって・・・ならやってみなさいよ、このクソ妖精どもめぇぇぇ〜〜!!」キィィン、ヒュ、ヒュン、ヒュゥゥ〜ン!(ブルーナの翅が光りつつ、両手を動かしていく)
ギュゥゥゥ〜〜ン!!モクモクモクゥゥ〜〜!!(メリュジーヌを狙い撃とうとする蒼毒の触手とアルトリアたちを包もうとする蒼毒の雲)
アルト「ま、マズい!このまま包まれたら、たとえ口を塞いでいたとしても・・・」
アルトリア「させません!―――選定の杖よ、光を!」キュィィーーン!(杖が青く光り出し、)
アルトリア『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』!!」ギィィーン、ピカァァーン!!(『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』を発動させる)
ギィィーン、ピカァァーン!!(アルトリアたちを守るように『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』が発動する)
モクモクモクゥゥ〜〜!ギンギンギン!(蒼毒の雲がアルトリアたちを守る『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』の結界を包み込もうとする)
ブルーナ「!。結界で防御したですって・・・余計なあがきをぉぉ〜〜!」イライライラ!(イラついている)
アルトリア「こっちは大丈夫・・・メリュジーヌ、あなたの手でブルーナを!」ギィィーーン!(結界で防御しつつけている)
メリュジーヌ「ええ、このまま一気に攻める!アイツを倒すにはもうこれしかない・・!」ピキンッ!(覚悟を決める)
バリバリィィ〜〜、ギュィィーーン!!(高速に動きながら、第1段階の姿に戻る)
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/21(土) 23:59:52.35 ID:1HtD/Ydk0
ブルーナ「クソォォォ〜〜、ならばやってやるわよ!」シュッ、キィィン!!(ブルーナの翅の発光と共に手をかざす)
ドクドクドクゥゥ〜〜!(ブルーナの後ろから放出される蒼毒から大鎌を持った天使の姿が形成される)
メリュジーヌ「一撃、一瞬で終わらせる。切開剣技──開始! 」ジャキン!ビュゥゥゥン!!(超スピードで動いていく)
ブルーナ「――我が異端の亜鈴、我が蒼毒。全ての毒を持って、我が目の前の敵を毒殺せし!」ドクドクドクゥゥ〜〜!(ドンドン蒼毒があふれ出していき‥)
ギュゥゥゥ〜〜〜ン!ギュンギュンギュン!モクモクモクゥゥ〜〜!!(多くの蒼毒の物体と蒼毒の雲が一斉にメリュジーヌに襲いかかる)
バフッ、ベチョッ、ギィィン!!(蒼毒の雲や物体に少々触れつつも、そのままアロンダイトを前に突き出すメリュジーヌ)
メリュジーヌ「グゥゥゥ〜〜!──沈め、『今は知らず、無垢なる湖光(イノセンス・アロンダイト)』!!」ギィィィ〜〜ン!!(ブルーナめがけて突っ込む)
ブルーナ「我が毒で撃ち落としてくれるわ!――『蒼毒亜鈴・死天使ノ神判(ポイズニア・サマエル・ブルーナ/ディスペアー)』!!」ドクドクゥゥーー!シュッ!(号令を出すように手を動かす)
グウォォォォーー−!ギィィーーン!(両者の宝具が近づいていき‥)
ジャキィィィーーーン!!(両者の持つ刃が互い同士に交差するように振るわれる)
メリュジーヌ「・・・・・・・・・」黙っている
ブルーナ「・・・・・・・」黙っている
アルトたち「・・・・・・・」ただ見ている
【―――――】
【(一体どっちが斬ったんだ・・・)】←
ガフッ!ドサッ・・・(口から血を吐き、膝をつくメリュジーヌ)
メリュジーヌ「ゴフォッゴフォッ・・・」ガフンッ、ポタポタァ〜‥(口から血が流れる)
アルト「メリュジーヌ!?」驚愕している
アルトリア「メリュジーヌ!?」驚愕している
ブルーナ「・・ウフフフフ、アハハハハハ!勝った・・・私の蒼毒があのメリュジーヌを・・・・」嬉しそうな顔をするが‥
シャキシャキンッ・・・バラァァ〜〜、バラバラバラァァ〜〜・・・(ブルーナの背中の翅が切り刻まれたようにバラバラに落ちる)
ブルーナ「・・えっ?・・・あっ、あぁぁ・・・あぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!?」バラバラァァ〜〜‥(背中の翅が斬られたのを見て‥)
ブルーナ「あぁ・・あぁぁ〜〜‥あぁぁぁぁぁ〜〜!?わ‥私の翅が・・・私の青く美しい翅がぁぁぁ〜〜!!」
メリュジーヌ「ゴホゴホゲホ・・・・‥フッ・・・。」ニッ‥(苦し紛れの笑みを見せる)
ドロォォ〜〜‥ドロドロドロォォ〜〜・・・(蒼毒で出来た物体たちが一斉に変色し、そのまま崩れ去る)
【これって・・・】
【蒼毒で出来た物体が崩れていく】←
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/22(日) 23:19:51.69 ID:o287YzfM0
同じ頃、ソールズベリー:街全体では・・・・
ドロォォォ〜〜‥ドロドロドロォォ〜〜‥(多くの蒼毒の物体が透明色に変色し、そのまま形が崩れていく)
ゼロワン「!?。一体どうしたんだ・・・蒼毒で出来た怪物の色が水のように変色してドロドロと崩れていくぞ!」
カイニス「ああ・・一体どうなってやがる!あれだけ俺たちを苦しめたブルーナの蒼毒がこうも色が変わってドロドロと崩れるとはなぁ・・?」
バーゲスト「ええ・・・・!?。もしや、アルトたちがブルーナと戦っている中でブルーナの身に何かあって、その影響でブルーナの蒼毒に何か変化が起きたと・・・」
タタタタタァァァーー!(イズが向こうから走ってくる)
イズ「バーゲストさん、それに皆さま‥スズカ様から皆さまにお伝えすることがあります。」
イズ「“ブルーナの蒼毒は無力化された。こちらの方でもサーチを通して蒼毒の無毒化を確認した”っと、私の方もブルーナの蒼毒が忽然と、毒性の喪失とそれらの物体の崩壊を確認しました。」
ゼロワン「なんだって‥それは本当なのか!?」
イズ「はい。ソールズベリー大聖堂の上の方でメリュジーヌさん側の戦いがスズカさん側でも把握しており、そちらで宝具らしき魔力の増大が確認されており、」
イズ「その直後に蒼毒の物体が変色とそれらの物体の崩壊と共に蒼毒の毒性が消えた事から、メリュジーヌさんの一撃がブルーナの蒼毒の異端の亜鈴に対する弱点を突いたと思われます。」
ゼンカイザー「!。それって、上にいるアルトたちとアルトリアたちが、ブルーナに勝ったという事だね!そうじゃなきゃ、あの恐ろしい蒼毒が急激に力を失う訳がないからね?」
バーゲスト「ええ・・。アルト・・・それにメリュジーヌ‥、遂にやったというわけだな?」大聖堂の上の方を見上げながら‥
キィィーーン‥キラキラァァ〜〜‥(上空の雲から光が差し込んでいく‥)
―――――――――――――――――――――――――
ソールズベリー大聖堂の屋上にて、アルトたちとアルトリアたちとブルーナとの戦いが繰り広げられ、熾烈の戦いが続いていく中で、
アルトリアは以前、ノクナレア(リノア)との戦いで身についた敵の観察を駆使し、足場の蒼毒の浸蝕や蒼毒の雲による苦戦の中、それらを打開する手をアルトリアは見つけ出し、
アルトリアのアドバイスを元にメリュジーヌは自身の身体が蒼毒の攻撃に当たろうとも、彼女の捨て身の攻撃による宝具をブルーナに向けて突撃し、
その末にブルーナの背中にある青い翅をバラバラに切り裂き、ブルーナが斬られた自身の翅に対する嘆きの叫びと共にブルーナの放出した蒼毒の力が失われたかのように、
蒼毒の毒成分が消滅し、それらで作った物体全てが崩れゆくように色が透明色に変色・物体が崩壊していき・・・
それらと同様にソールズベリーに放出された蒼毒の物体が一斉に変色と崩壊が起こり、ソールズベリーを覆っていた蒼毒の雲もまた、黄昏の空の光が差し込むように消滅していくのであった。
―――――――――――――――――――――――――
場所は戻り、ソールズベリー:大聖堂の屋上 鐘撞き堂では・・・
ゴワゴワァァ〜〜・・・・(ぶ厚い蒼毒の雲が晴れていき、黄昏の空が見えてくる)
シュゥゥ〜〜・・・(屋上周辺の蒼毒が消えていく)
【蒼毒が消えた!】←
ダ・ヴィンチちゃん「ああ!この屋上に浸蝕していた蒼毒も跡形もなく消えている‥メリュジーヌがブルーナの背中の翅を斬った直後にだ!」
アルト「ああ・・だがそれよりもメリュジーヌが!」ダダダァァーー!(急いで前に出る)
タタタタタァァーー!(メリュジーヌの側に向かうアルト)
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/24(火) 21:53:58.16 ID:/ZwMBvx80
アルト「メリュジーヌ、キミはなんて無茶なことをしたんだ・・・あわやメリュジーヌがあの蒼毒の攻撃でサラマンダー所長と同じ目に遭おうかと‥」
メリュジーヌ「ごめんアルト・・・・あの状況でブルーナの翅を斬るには、あのような捨て身の宝具で行くしかなかったんだ‥。キミを心配させたことはとても悪いと思っている‥」
メリュジーヌ「‥でも私は大丈夫だ。私には以前、シェフィールドで受けた蒼毒に対する抗体もあるし、私は妖精國ブリテンで元・一番最強の妖精だからね‥こんなモノなど・・・ウゥッ!」苦しむ素振りを見せる
アルト「無理はするなメリュジーヌ。蒼毒に対する抗体があるからって、まだ油断することなど出来ないからな‥。」キィィン!(ヒール(回復)を施す)
メリュジーヌ「アルトォォ・・・・」ウルウルウル・・・(涙が少し流れる)
ブルーナ「‥なんで・・・なんで私の蒼毒で出来たのがドンドン崩れていくの・・・なんで私の蒼毒の力の雲が消えていくというの!?」困惑している
ブルーナ「クソォォ〜、一体なにがどうなっているのか知らないけど、メリュジーヌめぇ〜良くも私の大事な青い翅をバラバラに切り裂きやがって!!」激怒している
メリュジーヌ「・・・それはキミも同じ事だ。キミは3年前にも二代目妖精騎士ガウェイン・・・ビスケスを使って、オーロラから妖精の翅を切り落としたと聞いている。お互い様ね?」
ブルーナ「〜〜〜!?。黙れ!私が生まれた時から青く美しく輝いていた私の翅をこんなバラバラに切り刻むなんて‥絶対に許さないわ!!」
ブルーナ「このままあんたら2人をぶっ殺す!――蒼毒の煙霧(ポイズン・スモークミスト)!」シュッ!(両手をメリュジーヌとアルトに向ける)
シュッ・・・(手から何も出てこない)
ブルーナ「・・あれ?・・・ンッ、ンッ、ンンンゥゥゥ〜〜!!」シュッ、シュッ、シュッ!(何度やっても手から何も出てこない‥)
ブルーナ「!?。な、なんで・・・・さっきまで私の手から蒼毒の毒液や煙が出ていたというのに・・・」困惑している
ブルーナ「アンタたち、私に一体なにをしたというの?一体どうして私の蒼毒の異端の亜鈴が発動しないというのよ!?」怒鳴り上げる
アルトリア「――思ってた通りだ。あのブルーナの背中の青い翅から蒼毒の生成に必要なモノを吸い込んで身体に取り込み‥」
アルトリア「ブルーナが蒼毒の力を出す際に翅の発光と共に、ブルーナの手から蒼毒を放出してたんだ。蒼毒の物体の遠隔操作の時も!」
【(ブルーナの背中から蒼毒を・・・)】
【それってどういう事なんだ?】←
ダ・ヴィンチちゃん「ブルーナの異端の亜鈴である蒼毒の力。その蒼毒の攻略を含めて、スズカや私がその蒼毒の毒性を研究していたのだけど、今のこの状況で全て繋がったと言ってもいいさ。」
ダ・ヴィンチちゃん「ブルーナが放つ『蒼毒』の正体・・・・それは空気中の酸素を水分と共に魔力で極限まで濃縮し、液体やガス状に変化させたモノだったんだ。」
ダ・ヴィンチちゃん「空気中の酸素・・・私たちが生きている限り、必ず空気中の酸素を肺に取りこむために息をしている。それについては生き物の常識と言っても良いさ。」
ダ・ヴィンチちゃん「けど時に酸素は純度が高いほど取り込みすぎれば、それ相応の猛毒と化し、それが原因で死に至るケースも科学的に証明されている。」
ダ・ヴィンチちゃん「ブルーナの蒼毒に至っては彼女の青い翅から空気中の酸素と水分を多く取り込みつつ、彼女の異端の亜鈴の魔力によって、体内で蒼毒を生成していき、」
ダ・ヴィンチちゃん「彼女の翅の発光と共に彼女の体内から蒼毒を放出し、極限まで濃縮された最極純度の空気は同じく濃縮された水分と自身の魔力と共に付着したモノ全てを蝕む猛毒として機能し、」
ダ・ヴィンチちゃん「妖精さえもイチコロで毒殺する事ができ、それらをサラマンダー所長はそれらを使って多くの蒼毒兵器を生み出した。」
ダ・ヴィンチちゃん「蒼毒の解毒薬を作る工程もそうだ‥・ただ濃縮された水分と酸素を分解さえ出来ればそれで良い。濃縮された酸素を分解すれば、酸素は猛毒には至らなくなる。」
ダ・ヴィンチちゃん「つまり蒼毒とはブルーナの青い翅から沢山多くの空気を取り込み、体内で彼女の魔力と共に放出される拡散可能な妖精領域だタッと言うことだ!」
アルトリア「そういう事です。ブルーナが蒼毒を出す際に背中の翅の発光と共に大きく羽ばたかせ、そこから空気中の酸素を大量に取り込んでいると考察し、」
アルトリア「私が投げた色付きの砂がブルーナの背中の翅に取り込んでゆくところを目撃し、ブルーナの蒼毒の弱点が背中の羽にあると確信を持ったのです。」
ブルーナ「!?」驚愕している
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/25(水) 00:00:36.08 ID:1CsVOW/K0
アルト「そういう事だったのか・・・ブルーナの蒼毒で多くの蒼毒兵器が出来たことも、蒼毒に汚染された地域や上空の雲の汚染が自然と浄化されないのは、蒼毒にブルーナの魔力が微かに入っている事が原因であり、」
アルト「その魔力はブルーナが生きている限りは失われずに残り続け、そこにいる生き物を瞬く間に汚染させて毒殺させることも可能であるって事だからな。」
アルト「ブルーナの蒼毒の力の『覚醒』によって、ブルーナの意思で拡散した蒼毒の魔力を可能な限り遠隔操作が出来るようになり、そこから蒼毒の物体や雲を操る事が可能となったんだ。」
アルトリア「ええ。ただ私が驚いたことはそのブルーナの背中の青い翅が蒼毒の生成に必要な空気を取り込む収集機として機能しているだけでなく、」
アルトリア「ブルーナによって放出され、あちこちに拡散された蒼毒の魔力を持続させ、蒼毒の遠隔操作にも役立つアンテナとしても機能していて、」
アルトリア「そのアンテナである翅を破壊したら、全ての蒼毒の魔力が失われる事があると言うことは私も想定していませんでした‥」
アルトリア「まさかブルーナの蒼毒の亜鈴が、ブルーナの背中の翅を壊せばもっと早く蒼毒の解毒が出来るなんて知らなかったし、ブルーナ自身も、まさか自分の翅が蒼毒の動力源だと気づきもしなかったからね‥。」
アルトリア「そうなると、村正たちが行なっていた蒼毒の解毒薬の確保自体が無駄だったって事になりますからね・・・。」
千子村正「まぁ確かにそう言えるよなぁ・・・ブルーナの翅の破壊が彼女の蒼毒の異端の亜鈴の攻略に繋がったと言う事は、今さっき解った事実だと言ってもおかしくないからな‥。」二カッ‥(笑みを浮かべる)
【アルトリアの判断は間違っていないよ】
【むしろおかげでみんな助かったからね】←
アルトリア「!。――はい!」キリッ!(キッチリとした表情を見せる)
ブルーナ「ア、アァァ・・・アァァァァァァ・・・・」ガタガタガタガタァァ〜〜・・・(身体が震え上がる)
千子村正「さて・・・頼みの綱である蒼毒の力も失った以上、もうお前さんに俺たちと戦うすべはなくなったと言ってもいいよなぁ‥?」
アルト「ああ・・ブルーナの蒼毒の亜鈴がもう出せなくなった以上、もう俺たちの敵ではないのは確かの用だね?」
ブルーナ「アワワワワァァ〜〜!?マママ、待って!私が悪かったわ・・‥私があんな力を持ったばっかりに調子に乗って、3年間もあんな酷い事をしでかしてしまうなんて・・・」ドサッ‥(両膝をつく)
ブルーナ「いいい‥命だけは勘弁してください!今まで殺してきた妖精たちの分まで謝るし、殺してきた分の罪を必ず償いますから!!」
ブルーナ「お願い亮太君・・・3年前にあなたを名無しの森から救い出し、独立権も発行し、あなたの良き理解者になった仲でしょ?一緒にソールズベリーで暮らしてきた仲の良い友達だったでしょ?」
ブルーナ「もう悪い事なんてしないからお願いだから許してぇぇ〜〜〜!!」エグエグエグ・・・(泣きべそをかく)
アルト「・・・今度は泣きべそかいて命乞いか・・・随分と見苦しく成る程の心の移ろいが激しいよなぁ〜?」
アルト「全く‥ブルーナだけは他のブリテンの妖精たちとは違うと思ってはいたのだが、所詮はアンタもブリテンの地で生まれた妖精である事には変わりはないのか‥。」ハァ‥(呆れた表情)
ブルーナ「!?。ううう、うるさいわね!!アンタたちみたいなブリテンの外から来て、アンタたちの正義とかなんかの理由でこんなどうしようもない妖精たちを救おうとしているなんて・・」
ブルーナ「このブリテンの妖精の内なる事など知るよしもなく、自分たちの正義の為に動くアンタたちに・・・13年間も自分の手で『目的』も果たせずに生きてきた私の気持ちなんか解らないわよ!!」
ガバッ、ドサッ!(アルトの事を突き飛ばすブルーナ)
アルト「ヌグッ・・・えっ、なんだって・・?」
ブルーナ「〜〜〜〜〜〜〜」キリキリキリィィ〜〜!!(泣きながらも怒りを見せている)
アルト「ブルーナ・・・・」
タッタッタッタッタッ・・・・(よろめきながらもブルーナに近づくメリュジーヌ)
メリュジーヌ「ブルーナ・・・君がどんなに泣きべそをかいて命乞いをし、君が殺してきた妖精分の償いをしようとも、私は君を一生かけても許そうとはしない。」
メリュジーヌ「キミは妖精騎士アグラヴェインから授かった蒼毒の異端の亜鈴の力とオーロラから奪い取った風の氏族の長の権限を使って、数多くのソールズベリーの妖精たちを殺し‥」
メリュジーヌ「何よりもお前はソールズベリーの住民たちを使ってオーロラの命を奪い、蒼毒でシェフィールドの妖精たちの命を奪い、さらにアドニスの事も傷つけた・・・」
メリュジーヌ「それに何よりもキミは私にとって、オーロラの命を奪った私の仇だ。みすみすキミを見逃すつもりなど、はなからないからね?」ジャキンッ!(アロンダイトを首に向ける)
ブルーナ「ヒッ‥!?」ビクビクッ!(震え上がる)
メリュジーヌ「だけど・・・君の大事にしていた青い翅を切り裂いたことで君は蒼毒の異端の亜鈴が失われ、事実上、君は力のない普通の妖精へと戻ったと言ってもいい。」
メリュジーヌ「仇の妖精とはいえ、力のない君を私の手でトドメを刺すことは私の妖精騎士としての義に反する事だと察している。」
メリュジーヌ「だから私は‥今の君の相手に相応しいぐらいの、同じオーロラの仇を担う妖精にそのケジメを付けさせようと思っている。」
ブルーナ「・・・同じオーロラの仇を担う妖精ですって・・?」
メリュジーヌ「ええ・・・君がオーロラのことをよく知っているのなら、その妖精の事は当然知っているはずだよね?――ねぇ、そうよね?」向こうの方を見上げる
ブルーナ「・・・‥!?」見上げた方を見て・・・
【オーロラの仇を担う妖精って・・・】
【つまりあなたの出番って事だよね?】←
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/25(水) 10:35:34.40 ID:1CsVOW/K0
タッタッタッタッタッ・・・・(階段の方からとある妖精がやって来る)
コーラル「・・・・・・・・・‥」睨みついている
ブルーナ「!?。コーラル・・・・やっぱりアンタも三澤亮太たちと関わっていたと言うことだったのね・・・。アイツらが初めてソールズベリーに入ってきた時からずっと・・・」
ブルーナ「警告したはずだよね?“妙なことをすれば、ダダじゃ済まされない“っと、アンタがあれ以来大人しくしてて、3年の年月を経て、ようやくオーロラの仇を討つ為に三澤亮太たちと組んだというのかしら。」
コーラル「はい・・・。オーロラ様を失い、わたしがあなたの元から去ってからこの3年間・・・私は人間も妖精も何もかもが『下等生物』だと思うようになり、」
コーラル「3年間の刻をこのソールズベリーの裏通りで静かに暮らし、オーロラ様を失った失意を拭えぬまま、あの場所で自堕落な生活をして朽ち果てようとしていたところを‥」
コーラル「三澤亮太・・・アルト・オルラントさんとそのご家族と出会い、皆さまとの旅を経て、私はその中で多くの事を知り、考え、そして私は答えを見つけました。」
コーラル「ブルーナさん、あなたはやり過ぎました。あなたが得た蒼毒の異端の亜鈴で、どれほど多くのブリテンの妖精たちと人間たちを殺め、どれほど多くの土地を汚してきたのか‥」
コーラル「風の氏族長の権力と地位でどれほど多くの者たちから富を奪い尽くし、どれほどの者たちの不幸と死に様をあなたはあざ笑ってきたのか・・・」
コーラル「わたしは妖精騎士アグラヴェインから力を得る前のあなたと同じ、力も無く平凡で生真面目な性格が取り柄の妖精であり、あなたやオーロラ様のお側にいることがやっとでした。」
コーラル「しかしあなたと同じ風の氏族の妖精の身として言わせて貰います。あなたはその自分勝手と傲慢な性格、妖精ゆえの無邪気とはあまりにもかけ離れた身勝手な数々‥」
コーラル「それ故に風の氏族長であるあなたは、その地位と権力で妖精たちと人間たち幸福と富を奪い、あなたの蒼毒の亜鈴であなたが気にくわない者たちの命を奪っていきました。」
コーラル「あなたは私が思う『下等生物』以下のブリテンの妖精たちの中でただ1人しかいない心の醜く、他の者たちを蹴落とし、彼らの上に立つ者にしてはいけない者だと確信を持ってます。」
コーラル「故にあなたはアルトさんが言うように、風の氏族の長として相応しくなく、氏族の長としての器もない・・・あなたは只の欲望と傲慢と力に飢えた妖精以下の存在です!」
ブルーナ「〜〜〜〜〜!!」ブチブチィィ〜〜!!(怒りが頂点に立つ)
ブルーナ「それが何だって言うの・・・アンタやオーロラが私の努力を認めようともせず、オーロラは私の利用して私の全てを無駄にこき使っていった‥。」
ブルーナ「今でもそうよ‥私がようやく手にした力も富も権力も‥アンタたちが関わってきたせいで何もかもがぶち壊されて、蒼毒の異端の亜鈴も発動できなくなった!」
ブルーナ「アンタたちがいなければ、私はこのブリテンで私の『目的』を果たせたと思っていたのに〜〜!!」
ジャキンッ、タタタタタァァァーーー!!(ブーツに隠し持ってた護身用のナイフを手に持ち‥)
【(ナイフを仕込んでいた!?)】
【コーラル、危ない!?】←
ブルーナ「うわぁぁぁぁぁ〜〜〜!!」タタタタタァァーー!(ナイフを持って突進する)
アルト「コーラル!!」
コーラル「・・・・・・!!」目の色を変える
ヒュンッ、ガシッ!バシッ、ベキッ!(ブルーナのナイフをかわし、肘でブルーナの腕の関節を折る)
ブルーナ「!?。ギャァァァァァ〜〜!?」ヒュッ、バリィィン・・・(激痛のあまり、ナイフを落とす)
コーラル「・・・・・・・」
アルトリア「!。アレはスズカさんが使っている護身術の一つ・・・いつの間にあんな技を・・・」
グルンッ、タタタタァァ・・・(そのままコーラルに折れた腕を掴まれ、正面に受けながらされるブルーナ)
ブルーナ「アァァァ〜〜痛たたたぁぁぁ〜〜・・・。コイツゥゥ〜〜・・・」ズキズキズキ・・・(折れた腕をおさえてながら‥)
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/25(水) 23:20:11.86 ID:1CsVOW/K0
コーラル「まだそんなことを言うのですかブルーナ!あなたがしてきた悪行から出た因果応報の数々を他人のせいにするなんて‥」
コーラル「私はあなたに何度も言います。あなたは風の氏族の長として、器も資格もない、傲慢極まりない下等生物の妖精だと言うことを!」
ブルーナ「・・・器も資格もないですって!?アンタねぇぇ〜〜!!」
コーラル「ブルーナ。妖精騎士アグラヴェインを利用し、自身の異端の亜鈴で住民たちを従わせ、あなたは風の氏族長として君臨し、今日まで好き勝手にソールズベリーを支配してきました。」
コーラル「ですが、あなたの好き勝手な氏族長とソールズベリーの領主しての支配はもうここまです。もうあなたに風の氏族の長もソールズベリーを治める事もさせません。」
コーラル「あなたに言っておくことがあります。あなたにソールズベリーの統治も風の氏族長も務められる事など出来ません。故に・・・
ヒュゥゥ〜〜ン・・・ポロポロポロポロォォ〜〜・・・(強い風と共にコーラルの眼から涙がこぼれていき・・・)
涙目のコーラル「真の風の氏族の長‥・オーロラ様の後継者は‥このわたし(コーラル)です!!」バァァ〜〜ン!!
ブルーナ「!!?」ビクビクッ!
タッタッタッタタタタタァァァ〜〜!!(歩くスピードを上げてブルーナに近づいていくコーラル)
コーラル「―――――――!!」グググゥゥゥ〜〜!!(拳を握りしめて‥)
ブルーナ「――!?ヒッ・・・」ビクビクッ!(完全に顔が青ざめてしまい・・・)
バキィィーーンッ!! 『これがわたしのケジメ!』(コーラルの自称宝具演出)
コーラル「―――――――」バキィィィーーン!!(ブルーナを殴りつける)
ブルーナ「ゴッブゥゥゥゥ〜〜〜!?」バキバキィィ〜!(顔を思いっきり殴られる)
グググゥゥ〜〜、バビュゥゥ〜〜ン!!(コーラルに殴られ、鐘撞き堂の鐘の所まで殴り飛ばされるブルーナ)
【!】
【(あの先にはソールズベリーの鐘が・・・)】←
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヒュゥゥ〜〜ン、バコォォォ〜〜ン!!(ソールズベリーの鐘にブルーナの頭が直撃する)
ブルーナ「〜〜〜〜〜〜〜」バコォォォ〜〜ン!!(頭が鐘に直撃する)
ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!ゴォォーーン!(鐘の音が妖精國ブリテンじゅうに鳴り響き渡る)
コーラル「・・・・これが・・・これがわたしの、あなたへのケジメです・・・。」クルッ、タッタッタッタッ・・・(後ろを振り返り、そのまま去って行く)
ブルーナ「ガァァ・・・・ガハァッ・・・・」ドサッ・・・(頭が血塗れでうつ伏せに倒れ込む)
ソールズベリー大聖堂の屋上にある鐘撞き堂にて、ソールズベリーを賭けた決戦を繰り広げていたアルトたちとアルトリアたちとブルーナとの死闘の戦いは‥
アルトリアの懸命な観察とメリュジーヌの捨て身の攻撃によって、ブルーナの蒼毒の異端の亜鈴の弱点である青い翅を切り裂いたことで、全ての蒼毒の魔力が無力化され、
そして最後の仕上げとして、メリュジーヌと同じくオーロラの仇を取ろうとするコーラルの怒りと思いをコーラルの拳に全て注ぎ込み、
コーラルこそが真の風の氏族長の後継者であるという決意と共に、その拳はブルーナの顔に炸裂し、ブルーナが殴られたその勢いでソールズベリーの鐘に激突する。
そしてブルーナの敗北とコーラルのKO勝ちを祝福するかのようにソールズベリーの『巡礼の鐘』は鳴り響き、偽りの風の氏族長:『蒼毒のブルーナ』との戦いは集結するのであった‥。
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/25(水) 23:24:18.35 ID:1CsVOW/K0
>>378
集結→終結に変更
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/26(木) 21:51:10.61 ID:Z4nUS/b+0
第38節:奪還!風と自由のソールズベリー
――――――――――――――――――――
ブルーナとの決戦後・・・罪都 キャメロット:玉座の間では・・・
タッタッタッタッタッ・・・‥(妖精騎士アグラヴェインと妖精騎士モードレッドが揃ってモルガンの前に立つ)
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・」黙って立っている
妖精騎士モードレッド「・・・‥フンッ。」不満げに立っている
ガシャガシャガシャ・・・(書記官2人が玉座の横に並び立つ)
書記官イットリー「妖精騎士アグラヴェイン様。妖精騎士モードレッド様。現時刻をもって、妖精騎士アグラヴェイン様はウェールズの森の制圧任務より帰還と共に、」
書記官イットリー「妖精騎士モードレッド様と共にウッドワス公のロンディニウム制圧任務の途中経過の報告に参られました。」
書記官イットリー「両妖精騎士は女王陛下へ、戦果と途中経過の報告を納めるように。」
モルガン「報告を聞こう。偽りなく真実だけを述べるがいい。」
妖精騎士アグラヴェイン「は。モルガン陛下のご命令通り、ウェールズの森の浄化任務を二代目妖精騎士ガウェイン・・・妖精騎士ビスケスと共に遂行いたしました。」
妖精騎士アグラヴェイン「その最中、『予言の子』と『異邦の魔術師』、それにアルト・オルラント率いる『境界なき勇士団』の一行と『AIの予言の子』、反逆者オベロンと交戦。」
妖精騎士アグラヴェイン「その交戦の中でビスケスはガウェインの着名(ギフト)を失い、バーゲストの娘であるセツノ・オルラントとの戦いに敗北、無念の戦死をいたしました。」
ジャキン・・・(形見である妖精剣ソード・アルタイルをモルガンの前に見せる)
妖精騎士アグラヴェイン「これがその証拠となるビスケスの形見です。私にあたっては、他の『境界なき勇士団』のメンバーとの交戦に手間を取ってしまい、彼の救援に間に合わず、私もまた、彼への無念を抱いています。」
モルガン「そうか・・・ビスケスの事は残念だったな。アグラヴェインから授かりし雷の異端の亜鈴を持ってしても、バーゲストの娘に敵わなかったとはな。」
妖精騎士アグラヴェイン「仰るとおりです。彼は自分自身の力を過信し、尚且つ卑怯な手口で騙し討ちと不意打ちを平気でする、騎士にあるまじき行いをしていた妖精騎士でしたので‥」
妖精騎士アグラヴェイン「彼がもう少し利口であれば、彼は戦死せずに再びモルガン陛下の前に立たれていたモノを・・・」
モルガン「そのようだな・・・。で、二代目妖精騎士ランスロット・・・・今は『ガレス』とかいうバケモノはどうなのだ?ヤツも同じく戦死を?」
妖精騎士アグラヴェイン「いえ、ガレスはまだ生きております。彼女もまた、ウェールズの森にて他の一行の仲間とメリュジーヌと交戦し、着名は失いつつも生存し、私の元へ戻りましたが・・・」
妖精騎士アグラヴェイン「彼女たちに何を吹きこまれたのか、現状のガレスは乗除不安定な状態であり、このまま戦場に立たせるのは危険だと判断し、」
妖精騎士アグラヴェイン「今現在、私の持地であるマンチェスターにて『再教育』を施しており、復帰には時間が掛かると・・・」
ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・(妖精士官たちがザワめいている)
男の妖精士官「なんてことだ!二代目の妖精騎士にしてイレギュラーズの1人である妖精が黒犬公の娘にやられ、もう1人は前線を離脱するほどの手負いを負うとは!」
男の妖精士官「ノリッジで死んだダルダンに続いて二代目ガウェインがやられ、二代目ランスロットもまた敗走してしまうとは!とても許されがたい失態だ!」
男の妖精士官「先ほどソールズベリーの方で聞こえた『巡礼の鐘』もそうだ!あの蒼毒の力を持ってしても、『予言の子』や『境界なき勇士団』には勝てなかったというのか!」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・」黙り込んでいる
妖精騎士モードレッド「・・・‥‥‥」妖精騎士アグラヴェインの様子を見てて‥
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/26(木) 23:58:00.99 ID:Z4nUS/b+0
二代目妖精騎士トリスタン「あらあら・・我らイレギュラーズのメンバーが次々とやられているというのに、あなた方の士官たちがどのような口で我らイレギュラーズの事を批判すると言うのですか‥?」
二代目妖精騎士トリスタン「我らイレギュラーズに仲間意識がなく、協調性もない妖精部隊ではありますが、我らは我らなりに全力でこの妖精國の治安を維持してきた選抜された妖精なのですよ?」
二代目妖精騎士トリスタン「あなた方のようなキャメロットで不自由なく暮らし、そこから高みの見物の如く、私たちの事を上から目線で観賞しているだけの癖にねぇ〜?」
妖精騎士モードレッド「はぁ?貴様も同じようなモノだろ!貴様も重大な用事がない限り、自分の領土であるグロスターから出ようとしないくせになぁ〜?」
二代目妖精騎士トリスタン「ツゥゥ〜、私は私でグロスターの領主としての仕事が忙しい身でもあるし、グロスターの治安と妖精領域の維持の事もありますから、迂闊にグロスターを出るわけには行かない訳ですので‥」
二代目妖精騎士トリスタン「モードレッド様のような自身の領土でしか自由行動が出来ない身とは違い、こちらの自由で領土の外へと出かけられますが、先ほどのグロスターの治安と妖精領域の事もありまして・・・・」
モルガン「鎮まれトリスタン、モードレッド。お前たちイレギュラーズにも緊急の招集をかけたのはお前たち自身の領土の事ではない。お前たちに話す事は別にある。」
モルガン「つい先ほどそこの士官が言ったように、少し前に2つ目の『巡礼の鐘』が鳴り響いた・・・しかもソールズベリーの方にだ。」
モルガン「しかも、本来ならばすぐにでもこの玉座の間に先に来ているであろう‥『蒼毒のブルーナ』の姿もない。鐘が鳴り響いたであろうソールズベリーの領主たるあのブルーナがな?」
ウィンキー「!。あのブルーナがモルガン陛下の招集に来ていないだと・・・。自身の地位権力の喪失を恐れ、毒を吐く身であっても陛下の前に直接来るあのブルーナが来ていない・・・」
ウィンキー「・・・まさかソールズベリーの鐘の件の事で、ブルーナの身に何かあったと言うのですか?モルガン陛下はその原因を知っていると?」
モルガン「それをいま聞こうとしているのだ。アグラヴェイン・・・お前にも心当たりはあるのだろうな?」
妖精騎士アグラヴェイン「‥はい。妖精騎士ガレスをマンチェスターへ置いた後、ウッドワス公の軍列がソールズベリーに向かっているとレオンゴンからの連絡が入り、――」
妖精騎士アグラヴェイン「彼らの様子を見に急いで駆け付けたところ、ソールズベリーにてブルーナの蒼毒が生き物のように荒ぶっている光景を目の辺りにしまして・・・」
書記官イットリー「陛下。ご無礼のほど、お許しください。ただ今、『風の氏族』蒼毒のブルーナ様の鏡に反応がありました。許可いたしますか?」
モルガン「ブルーナか。自身の領土で問題があっただけに空鏡の方から連絡してくるとはな。――よい。映せ。」
書記官イットリー「は!『空鏡』、こちらに!」
ヒュンッ!(空鏡からブルーナの姿が映し出されるが・・・)
ブルーナ(空鏡)「・・・・・・‥」(頭に包帯と顔にアザとガーゼ)
モルガン以外の玉座の間にいる者たち「!!?」驚愕している
モルガン「・・・・・・」平常心を保っている
妖精騎士モードレッド「おいおいブルーナ・・・一体どうしたというのだ、その怪我は!?」
ブルーナ(空鏡)「ウゥゥ・・・・申し訳ありませんモルガン陛下・・・。実は少し前に『予言の子』と『異邦の魔術師』、そして『境界なき勇士団』の者たちの襲撃に遭いまして・・・」
ブルーナ(空鏡)「・・・不覚だったわ・・・あいつらはウェールズの救援に行ったその足でソールズベリーの鐘を鳴らす為に新たな仲間も引き連れて侵攻してきて‥」
ブルーナ(空鏡)「私も奴らに対して応戦をいたしましたが、奴らの猛攻は激しくなる一方であり、奴らに不意を突かれてしまい・・・」
ブルーナ(空鏡)「私の従者であるサラマンダー所長が殺され、私もまた、蒼毒の力を無力化されて敗北し、ソールズベリーの鐘を鳴らされてしまいました‥。」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・・」
???(空鏡)「おいおいブルーナ‥お前が言ってる事、話が全然違うになっているじゃないか?」
ブルーナ(空鏡)「え、ちょ・・・待って、待ちなさいよ!?」アタフタ・・・(慌てている)
モルガン「!?。この声は・・・まさか・・・」
ズズッ、ズズズゥゥ〜〜・・・(ブルーナの姿が空鏡の画面から外れる)
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/27(金) 23:08:44.49 ID:jNmlEYb20
タッタッタッ、ガタンッ!(空鏡に持ってきたイスに座っているアルトの姿が映り込む)
アルト(空鏡)「久しぶりだな、モルガン。アンタとこうして話すのは3年前のあの日・・・ヴァージェを救いにキャメロットへ突っ込んできた以来だったかな?」
モルガン「・・・三澤亮太・・・・いや、今は『境界なき勇士団』のリーダー、アルト・オルラントか。‥よもや我が石化の術から蘇ったというのは本当だったのか。」
アルト(空鏡)「ああ‥おかげさまでな。確かに俺は3年前にアンタの得体の知れない術でヴァージェと共に石にされたが、俺は俺の娘であるルージュに助けられた‥。」
アルト(空鏡)「アンタが前にバーゲストたちとの謁見の際、わざわざ変装してまでアンタに会いに来たというのに、アンタが半妖半人と罵声を飛ばした‥俺とヴァージェの娘がな!」
モルガン「ルージュ・・・ああそうだったな。あの半妖半人の赤髪娘、確かに我が娘であったバーヴァン・シーとほぼ似ていたな。身体も魔力の方も‥」
モルガン「しかしそのルージュという娘がお前とバーヴァン・シーの娘である以上‥彼女の存在など裏切り者の血を引く外来種との混血の何かにしか、私は感じていないからな。」
アルト(空鏡)「ツゥゥ、そうやってルージュの事をそのような言葉で傷つけて泣かしたというのか!アンタがずっと娘として愛していたヴァージェの娘であり、アンタの孫なんだぞ!」
モルガン「勘違いをするな。この私に娘も孫などおらん・・・お前が勝手に娘を奪い、お前が勝手にこの世に産み落とさせたお前の娘だろ?」
モルガン「バーゲストもメリュジーヌのそうやってお前に惚れたばかりに私への忠誠を捨て、お前とその2人の血を引く子供たちを産み出し、今もお前の側にいるのだろう?」
モルガン「そのような異界から来たお前とブリテンを守るはずの妖精騎士3人との混血で亜鈴でもない力を持つ子供の存在を、この妖精國ブリテンを統べる女王である私が許さない。ただそれだけなのだからな。」
アルト(空鏡)「クゥゥ・・・モルガン、あんたって奴はどこまで俺たちの子を侮辱するというのか・・・。」キリキリィィ〜‥(怒りを抑えつつ、冷静を保とうとする)
モルガン「して、お前に改めて問おう。なぜお前がブルーナの空鏡に映っているのだ?なぜブルーナの顔があのような酷い有様になっていたのか?」
アルト(空鏡)「ブルーナが・‥?ああそうだな・・・なぜブルーナが傷だらけで俺たちと一緒にいるのか?なぜソールズベリーから2つ目の『巡礼の鐘』が鳴り響いたというのか‥?」
アルト(空鏡)「その答えは簡単だ。今日のお昼頃、ブルーナがソールズベリーの住民たちを虐殺する凶行から住民たちの救援に向かい、」
アルト(空鏡)「俺たち『境界なき勇士団』と『予言の子』の同盟は、イレギュラーズの1人である『蒼毒のブルーナ』の暴虐と支配からソールズベリーを解放したからだ!」
妖精士官たち「―――!?」ガヤガヤガヤガヤガヤ!!(ざわついている)
ウィンキー、二代目妖精騎士トリスタン「!?」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・」黙っている
モルガン「・・・・・・・」黙っている
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリーでの戦いから数時間が過ぎ・・・、キャメロットの玉座の間には女王モルガンの他に妖精士官や妖精騎士アグラヴェイン、そして残りのイレギュラーズのメンバーがおり、
ロンディニウムの討伐に行っているウッドワスやベリル・ガットを除き、ほとんどの関係者が緊急の招集によって集められており、
妖精騎士アグラヴェインから二代目妖精騎士ガウェイン(ビスケス)がセツノに負けて戦死し、二代目妖精騎士ランスロット(ガレス)が『再教育』の為に前線を離脱するという報告をモルガンが聞いており、
ソールズベリーから2つ目の『巡礼の鐘』が鳴り響き、尚且つ緊急の招集にブルーナが来ていないことに議論がされており・・
その最中にブルーナからの空鏡からの連絡があり、モルガンたちはそれらに注目をしようとしたが・・・
空鏡に映っていたのは先ほどのアルトたちとブルーナとの戦いで顔が傷だらけのブルーナであり、その途中からアルトがキャメロットの空鏡に映し出され、
そしてモルガンたちの見ている中で、アルトはブルーナからソールズベリーを解放したと勝利宣言を言い放ち、
モルガンと妖精騎士アグラヴェイン以外の妖精士官や他のイレギュラーズのみんなはアルトが言ったそれらのことで動揺していたのであった。
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/29(日) 22:12:36.46 ID:23se1iyl0
ソールズベリー:閉鎖された製毒工場 牢屋の中
拘束されているブルーナ「助けて・・・助けて〜〜!アグラヴェイン様ぁぁ〜!モルガン陛下ぁぁぁ〜〜!」ガタンガタンガタンッ!(イズに縛られてもがいている)
メリュジーヌ「静かにしてるんだブルーナ。君の叫び声で空鏡からの声が聞こえなくなるよ・・・・。」呆れている
バーゲスト「大人しくしていろ!足掻いたところでお前のためにならんぞ?」
ブルーナ「ク‥クゥゥゥ〜〜〜・・・・」キリキリィィ〜〜・・・(悔しがっている)
カクカクシカジカ・・・・(ソールズベリーでの戦いを説明していくアルト)
モルガン(空鏡)「やはりそうか・・・お前たちは『予言の子』たちとウェールズの救援に向かい、イレギュラーズのメンバーであるビスケスを倒し、ガレスというバケモノを撤退させていき・・」
モルガン(空鏡)「お前たちを『厄災』呼ばわりし、ソールズベリーの住民たちを殺す前提で人質に取って誘き出し、お前たちはお前たちの目的の遂行の為に・・・」
モルガン(空鏡)「お前たちはウェールズから戻るその足でブルーナの元へ向かい、お前たちはソールズベリーの解放のためにブルーナとの戦いになったと?」
アルト「ああそうだ。そのブルーナは初めから人質を殺す気で、人質の体内に蒼毒の毒袋を仕掛けて起爆させ、2人の人質を除く住民たち全員を殺した‥。」
アルト「しかもブルーナはサラマンダー所長と共謀し、恰もモース毒の解毒方法と特効薬を作っていると偽り、キャメロットや多くの支援者から研究資金としての金を徴収していき、」
アルト「しかもそれがバレてソールズベリーの住民たちに罵倒され、それらに怒ったブルーナは自身の蒼毒の異端の亜鈴の進化した力を使い、」
アルト「あろうことか、ソールズベリーの住民たちを俺たちごと殺そう力を大きく振るって、多くの住民たちがブルーナの蒼毒によって殺されてしまったんだ。」
ガシッ、ググゥ〜!(空鏡をブルーナに向ける)
ブルーナ「!?。やめて!私の姿を晒すな、三澤亮太!!」モガモガモガ!!(無意味な抗いをする)
アルト「ソールズベリーの領主で風の氏族長であるブルーナが、自身の領土の住民たちに見境なく手をかけてな?」
モルガン(空鏡)「・・・・・・・・・・」黙っている
――――――――――――――――――――――――――――――――
場所は戻り、キャメロット:玉座の間
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・・」空鏡から目を背けている
モルガン「・・・またイレギュラーズに黒星が付いたな‥?それも3翅連続でアルト・オルラントたちに敗北し、ブルーナに至ってはこのような暴虐と醜態を晒されるとはな‥?」
妖精騎士アグラヴェイン「申し訳ありません陛下・・。ブルーナには私の次の命令が下されるまではソールズベリーにて待機命令を下していたのですが‥」
妖精騎士アグラヴェイン「まさかブルーナが私の待機命令を無視し、独断で『予言の子』一行と『境界なき勇士団』たちを罠にかけていたとは・・・」
妖精騎士アグラヴェイン「にもかかわらず彼女は三澤亮太たちに敵わず、ソールズベリーの住民たちに手をかけてまで暴れておいて、彼らに返り討ちされるとは・・・」
妖精騎士アグラヴェイン「私がソールズベリーの外側近くで様子を見ていたというのに、部下の暴走を止められないなんて・・・これは私の監督不行き届です‥。」ググッ!(頭を下げて謝罪する)
モルガン「‥結構だ。アグラヴェイン、ソールズベリーはお前の管轄ではない‥ソールズベリーはそこの領主であり、風の氏族の長であるブルーナの管轄だ。」
モルガン「アルト・オルラント。お前が話した話から推測して、ブルーナが妖精騎士アグラヴェインの待機命令を無視し、お前たちに罠をかけたのはブルーナ自身の意思であり・・・」
モルガン「『予言の子』と『異邦の魔術師』との謁見で守る気のない約束を交し、その約束のことで彼らとブルーナとの関係が明るみとなることで、」
モルガン「ブルーナの中で追い詰められ、それらが露見される前にお前たちを始末しようと彼女の方から動き、そして彼女は暴走したと見て間違いないな?」
アルト(空鏡)「ああ‥アンタの推測通りだよ、モルガン。ブルーナはそうやって、俺たちとは関係ないソールズベリーの住民たちを全て虐殺しようとし、俺たちはそれを止めようとした‥」
アルト(空鏡)「そして俺たちはブルーナに勝った。ブルーナの蒼毒の異端の亜鈴の力の元を断ち、今、ブルーナは俺たちの元で囚われの身だって事だ‥。」
ブルーナ(空鏡)「・・・・・・・・・」シーン・・・(何も言えず、目を背けている)
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/30(月) 21:14:51.62 ID:na8LByc90
モルガン「成る程。ブルーナ、異端の妖精にして風の氏族の長ともあろう者が、お前の独断行動で『予言の子』と『異邦の魔術師』らと秘密裏で接触し、」
モルガン「ソールズベリーの『鐘』をやると口約束程度の約束で『予言の子』らを煽る形での支援し、自身の首を締めあげただけでなく・・・」
モルガン「恰も私を含めた多くの者たちをモース毒の解毒方法と特効薬があると偽って資金を横領し、無関係のソールズベリーの住民を人質に『予言の子』らと『境界なき勇士団』をおびき寄せ、」
モルガン「風向きが悪くなれば、お前自身の力で住民たちもろとも『予言の子』と『境界なき勇士団』らを抹殺しようとして、その者たちに敗北するとはな‥?」
モルガン「これについてはこの私もこれ以上もないぐらいに聞くにも見るにも堪えん事実だ。故に・・・・」
ヒュッ、ガァン!(モルガン自身の杖を床に叩き‥)
モルガン「ブルーナ。お前には風の氏族長の全権と領土のすべて剥奪‥および異端の妖精たち(イレギュラーズ)のメンバーからの懲戒解雇を言い渡す。」
モルガン「従ってブルーナ‥お前がどんなに救援要請をしようとも、我が軍はお前を救わぬ、お前がどうなろうとも、お前の自業自得が招いた事としてお前を見捨てる。」
モルガン「敢えて汎人類史の言葉を借りるとするならばこうだ・・・『お前は“クビ”だ。』っと。」キリッ!
ブルーナ(空鏡)「――――!?」ガビィィーーン!!(ショックを受ける)
モルガン「そして妖精騎士アグラヴェイン・・・お前には4度に渡って『予言の子』と『境界なき勇士団』共に自身の仕える部下が敗北し、内2人が戦死し、」
モルガン「そして今さっき懲戒解雇した部下ブルーナの敗北と事の失態についても等に聞くに堪えかねん話になっているのだが、これはあくまでお前の部下の醜態の数々であり‥」
モルガン「いくらお前が優秀な力を持った妖精騎士であっても、お前が使役させる部下の失態は上司であるお前の失態であり、お前の監督不行届でもある。」
モルガン「したがってお前たちイレギュラーズにはしばらく我が軍兵の使用権を禁じ、お前たちに何があろうと、私からの支援や援軍がない事を自覚するが良い。」
モルガン「そしてこれを気にこれ以上のお前たちの失態を繰り返させぬよう、謹んで事の重大さと責任を認識するのだな?」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・は。確かに今回の事態には私の管理不足が招いた事もあり、これを期に部下の統制をもっと改めるようにいたします。」
妖精騎士アグラヴェイン「そして陛下より授かりし妖精騎士アグラヴェインの名の下にこのしかるべき処罰を受け入れ、女王陛下の信頼を取り戻す機会に備えていき、」
妖精騎士アグラヴェイン「いつか必ず女王陛下の信頼を取り戻せるように全力で励みたいと思っております。」
二代目妖精騎士トリスタン、ウィンキー、レオンゴン「――――――」ペコリッ‥(詫びるように頭を下げる)
モルガン「ウム。それで良い・・・。」二ヤァァァ〜・・・(笑みを浮かべる)
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・(チッ!)」裏で舌打ちをする
妖精騎士モードレッド「フッ、あ〜あぁ・・・」呆れている
二代目妖精騎士トリスタン「ツゥゥ・・・・」裏でしかめっ面を見せる
ウィンキー、レオンゴン「・・・・・・・・・・」黙り込む
女の妖精士官「お待ちください女王陛下!急な横やりではございますが、妖精騎士アグラヴェイン様はともかくイレギュラーズたちには戦場で罪を償わせるべきだと思います!」
女の妖精士官「現在、ロンディニウムにて反抗組織の兵力が増し、ノリッジからの支援物資の搬入も大幅に増えたと報告を受けております。」
女の妖精士官「おそらく先ほどソールズベリーにて鳴らされた『巡礼の鐘』に感化された他、ブルーナの余計な救援要請の影響でウッドワス軍の分散もあり、」
女の妖精士官「その隙にボガードの勢力と円卓軍が自身らの勢力の増強させ、勢力を大幅に増やしたのだと見受けられます。」
女の妖精士官「これでは『牙の氏族』だけでは心許せない。ここはイレギュラーズのメンバー全員をウッドワス軍の支援に向かわせ、『予言の子』や『境界なき勇士団』らを打ち破らせるのが特策かと!」
モルガン「・・・・・・・」
レオンゴン、妖精騎士モードレッド「・・・‥」
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/01/31(火) 23:48:14.84 ID:bvrwPznA0
モルガン「フッ、笑わせるな。ウッドワスがあの人間たちや半妖半人の子供らに敗北するとでも?」
女の妖精士官「で、ですが向こうの勢力には『予言の子』や『境界なき勇士団』の他に、偽者の『予言の子』であった並行世界の力ある者たちが大勢いると聞きますし、」
女の妖精士官「ウッドワス様も齢1000年を超える妖精。もう戦える体ではないと存じますれば―――」
モルガン「・・・・まったく。知らぬ、という事は幸福だな。そこの空鏡に映る『境界なき勇士団』のリーダーが見ている前でな。」
女の妖精士官「あっ・・・・えぇ〜とそれは・・・」気まずい感じになっている
アルト(空鏡)「・・・・・・‥」黙っている
モルガン「しかしてアルト・オルラント、お前にもう一つ問うことがある。お前が何故にブルーナの空鏡を通して、私の目線にその姿を現したのか‥?」
モルガン「風の氏族の長だったブルーナを倒し、ソールズベリーをお前の占領下にしたと報告したには話が単純すぎるし、わざわざ私にその事を報告するには何かしらのリスクが伴うはずだ。」
モルガン「お前とは3年前での因縁がある。娘だったバーヴァン・シーと2翅の妖精騎士を私から奪い取り、私をあそこまで追い詰めた事もあり、」
モルガン「お前など、この私の妖精國に存在してはいけない程にお前の事を嫌っていることは、お前もまた、生前のダルダンから聞いているはずだが?」
アルト(空鏡)「ああそうだな。モルガン、アンタが3年前から俺のことを嫌っていることは、ノリッジの『厄災』を祓った後にダルダンから聞いているよ。」
アルト(空鏡)「だがそれを踏まえつつ、俺がこの空鏡を通してモルガンとの会談しようとした事には理由があるからな。」
アルト(空鏡)「女王モルガン。俺はアンタに石にされた3年間・・・俺は石の中でこの妖精國ブリテンにいる妖精たちが、本当に俺が救うべき存在であるのかを考えていた。」
アルト(空鏡)「そして俺が3年の年月をかけ、俺は悟った。俺にはブリテンの妖精たちを救って、この妖精國ブリテン自体を変えるのは、あまりにも無理があったんだって‥。」
アルト(空鏡)「モルガン。アンタが言うに、ブリテン中の妖精たちはたとえ身体が業火に包まれようとも、妖精たちは何度も生まれてくるものだと‥」
アルト(空鏡)「それを聞いたら、俺だって妖精を救う気が失せるモノだし、救いきれないと思えるようになるさ‥。」
アルト(空鏡)「だが妖精たちの中には、コーラルやハベトロット、ロブたちやユーミルたちのような心優しい妖精がいる事を俺はよく知っているし、彼らの事を見捨てるわけには行かない。」
アルト(空鏡)「だからせめて、アンタや女王軍の支配から妖精國ブリテンや妖精たちを自由にさせて、彼らがこれからどう生きるのかの選択を与えてやって・・・」
アルト(空鏡)「後の事はその妖精たちに任せて、俺たちはその妖精たちが考える事には一切の干渉をしない事を目的に、俺たち『境界なき勇士団』はノリッジとソールズベリーをアンタたちの支配から解放させたんだ。」
モルガン「ホォ・・?私の支配からノリッジやソールズベリー等の領土を開放し、後はそこにいる妖精たちの勝手にしておくと‥?」
アルト(空鏡)「そうだ。今は領地の妖精たちとは打倒女王軍の為に軍事力の支援と勢力拡大に協力し合っている関係なのだが・・・」
アルト(空鏡)「アンタたちに勝ち、事が終わり次第に妖精國ブリテンの全領土を妖精と人間たちが共存し合う自由都市へと改革を進めるつもりだからな。」
アルト(空鏡)「故に俺や『境界なき勇士団』を倒すだけなら、ノリッジとソールズベリーの住民たちは俺たちとは関係ない。関係があったとしてもそれは彼らの自己責任と言ってもいい。」
アルト(空鏡)「それにアンタがこの2つの領土を再び自身の支配下にしようにも自身らの軍隊を出すのが勿体ないと思うし、効率が悪いと思われるからな?」
アルト(空鏡)「アンタが支配する妖精國の領地を取り戻す気があるなら、2つの街を占領するより俺たち『境界なき勇士団』を殺す事に兵を使って行けばどうなんだ?」
アルト(空鏡)「俺たちさえ殺す事さえ出来れば、ブリテンの妖精たちは忽ちにアンタの支配下に戻る事に賛成するし、アンタが望む俺たちの存在の抹殺する願望も果たされると思えるからな?」
アルト(空鏡)「というよりか、俺が思うにモルガン・・・アンタが3年のも間に妖精たちに対して更に酷い仕打ちをしていると、他の妖精たちから聞いているのだが‥」
アルト(空鏡)「それは俺に対する挑発なのか?もし俺が石化から蘇り、俺たち家族がヴァージェを救いに行くと同時に俺が昔に目的にしていた‥」
アルト(空鏡)「“妖精たちと人間たちを救い、この妖精國ブリテンを変える”という事を成し遂げるために行動していくと思って、アンタは妖精たちに酷い仕打ちをしていたのか?」
モルガン「・・・・・・・・・・」黙り込んでいる
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/01(水) 11:04:18.03 ID:X2LmDsrH0
ザワザワザワザワザワ・・・・(モルガンとアルト(空鏡)との会話に動揺している周りの妖精たち)
玉座に集まった妖精達1「(あのモルガン陛下に恐れもなくあのような態度で陛下に問いつめていくなんて、なんて奴だというのだ・・・)」ザワザワザワ‥
玉座に集まった妖精達2「(三澤亮太め、空鏡から話しているとはいえ、陛下と互角に会話をしていくなんて・・・)」ザワザワザワ‥
玉座に集まった妖精達3「(奴は陛下に対して何の話をしているんだ?我々にもわかりやすく説明してくれよ・・・)」ザワザワザワ‥
二代目妖精騎士トリスタン「(士官たちがアルト氏とモルガン陛下との互角の会話に動揺している・・・空鏡を通じての会話とはいえ、今にも怒りが爆発しそうなモルガン相手に互角の会話をしていくとは・・・)」
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・・・・・・・・・・・」
モルガン「アルト・オルラント。3年前とは違うと言えるぐらいに私との対話で互角に渡りあうとはな・・?」
モルガン「これもお前が滅び去ったはずのシェフィールドの長となり、『境界なき勇士団』という『円卓軍』と同等の反抗組織の長として、お前の中で長としての成長を遂げたというのかな?」
アルト(空鏡)「ああそうだ。俺はもう3年前、アンタの魔術で石にされた『三澤亮太』なんかじゃない・・・俺は俺の事を愛してくれた3人の妖精たちとその子供たちの父親であり、」
アルト(空鏡)「シェフィールドを含む多くの民や『境界なき勇士団』の仲間たちを統べる者‥かつて『蘇りの予言の子』と呼ばれた『アルト・オルラント』という1人の人間の男だ。」
アルト(空鏡)「モルガン。俺は必ずアンタによって同じように石にされた俺の妻のヴァージェを見つけ出し、ヴァージェを俺の家族と共に救い出す!」
アルト(空鏡)「そしてモルガン、妖精騎士アグラヴェインと残りのイレギュラーズを必ず倒し、この妖精國ブリテンを、アンタの支配もない自由国家に変えてやるからな!」
モルガン「フッ、私の支配のない自由国家か‥。妖精たちへの価値観が変わったとはいえ、お前の“誰かを救いたい”という心境は変わっていないらしいな。」
モルガン「良かろう。お前がそこまで私を倒し、我が妖精國の支配から解放させたいというのなら、私もお前に対してそれ相応の策で応じるとしよう。」
モルガン「ソールズベリーやノリッジ‥そんなモノなどお前にくれてやろう。そんな2つの街の殲滅など、いつ何時でもあれば、すぐにでも出来るモノだからな?」
モルガン「だが、お前がいま守ろうとしているシェフィールドの民がいるというロンディニウムの殲滅は必ず成し遂げる。ロンディニウムの殲滅にはウッドワスに命じてはいるが‥」
モルガン「ウッドワスの領土:オックスフォードに我が女王軍の援軍を既に送っている。あと2日さえあれば、ウッドワス本陣と合流すると思えるが・・・」
モルガン「今より更に援軍を出し、更に1日の刻を要すが、当初の予定とは2倍の数の援軍をウッドワス本陣と合流させる事になる。」
アルト(空鏡)「!?。何だって・・・」
玉座に集まった妖精達1「(ロンディニウムに女王軍から2倍の援軍をだって!?あの反抗組織の領地に対してちょっと多くないか!?)」ザワザワザワ・・・
玉座に集まった妖精達2「(でもウッドワス本陣に二倍の援軍さえ合流できれば、たとえ先代の妖精騎士であろうと討伐に手こずるはずだ!)」ザワザワザワ・・・
玉座に集まった妖精達3「(『円卓軍』や『境界なき勇士団』相手に2倍の援軍とは‥少し多い気はするが、ウッドワスにとっては的確なご采配と思えるな‥。)」ザワザワザワ・・・
モルガン「アルト・オルラント。お前が本当に裏切り者のバーヴァン・シーを救い出し、この妖精國に自由と選択権を与えるというのなら、このような危機的状況をお前たちはどう対処するというのだ?」
モルガン「もっとも‥反応がどうであれ、お前にとってはお前の倒すべき敵の勢力の一部としか見ていないと見て間違いないと思えるかもな‥?」
モルガン「私が最も倒すべき相手は『予言の子』でも、『異邦の魔術師』でも、『円卓軍』でも、異界からの『戦士(ヒーロー)たち』でも、ましてや裏切り者の『妖精騎士』でも無い‥。」
モルガン「私(モルガン)の敵はお前(アルト・オルラント)とお前たちの子等(ジョルニたち)であり、お前(アルト・オルラント)の敵は私(モルガン)と我が兵力の一部(イレギュラーズ)であるからな!」ジロッ!(睨み付ける)
アルト(空鏡)「・・・・・・・」苦い顔をしている
二代目妖精騎士トリスタン「――――!?」戦慄している
玉座に集まった妖精達「――――!?」戦慄している
レオンゴン、ウィンキー「――――!?」戦慄している
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・‥」落ち着いている
バァァーーン!(玉座の間に戦慄がはしっていく)
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/02(木) 22:56:22.81 ID:WY2oLLAq0
妖精騎士モードレッド「・・・フフフ・・・クフフフフフ、クッハハハハハハハハ!アハハハハハ〜〜〜!!」ゲラゲラゲラゲラ!(笑いが止まらない)
モルガン「・・・なにがおかしいのだ、モードレッド?虐殺と食事しか興味が無いお前がこのような立ち話に興味を持つとはなぁ‥?」
妖精騎士モードレッド「クハハハハ、嫌々すまないわ‥。あの噂に聞く先代の妖精騎士の子供の父親とモルガン陛下の話があまりにも可笑しすぎて、つい笑っちまってなぁ〜‥‥」
アルト(空鏡)「アンタが妖精騎士モードレッドか。3年前、メリュジーヌやバーゲストの事を死ぬ直前まで痛めつけて、カルデアス島にいる妊婦と赤ちゃんたちを沢山多く殺して喰ったそうだな?」ジィィ〜(睨み付ける)
妖精騎士モードレッド「ああそうとも。あんたとは3年前にも玉座の間で顔を見ているが、あの時のあんたにはモルガンの事しか見ていなかった用だったからな‥。」
妖精騎士モードレッド「あたしだって、あの時はバーゲストとの戦いで大怪我を負っててなぁ‥。それにモルガンの事もあって、話に入ることすら出来なかったからな‥。」
妖精騎士モードレッド「アルト・オルラント、あんたにはとても感謝しているのよ。あんたがバーゲストと他の先代の妖精騎士2人とイチャパコセックスして、その3人を妻に迎え入れ、」
妖精騎士モードレッド「アイツら3人がモルガン陛下の事を裏切ってくれた事で、あたしはあのコーンウォールの袋の牢屋から出る事が出来たんだ。」
妖精騎士モードレッド「そしてあんたたちを追って別の世界をまたいだところ、あたしは遂にあたしの『目的』の要である存在‥所謂『出産前中の妊婦と赤ちゃんの内臓の捕食』‥」
妖精騎士モードレッド「あの世界での経験のおかげで、あたしはあたしの喰いたかったモノを喰うことができ、あたしの内にある『目的』に辿り着いたと言っても良いからな。」
アルト(空鏡)「喰いたかったモノだと・・・アンタのその貪食で残虐な食欲のせいで、一体どれほどの島の妊婦や子供たちが喰い殺され、どれほどの島の住民たちを絶望させたというのか!!」
アルト(空鏡)「アンタと妖精騎士アグラヴェインが島に来たせいで、バーゲストとメリュジーヌは心も身体も大きく傷つき、ヴァージェもアンタらのせいで連れ攫われて、家族はバラバラになってしまった‥」
アルト(空鏡)「アンタの事は絶対に許しはしない。アンタの事は俺と‥俺の家族みんなで必ずこの手でぶちのめしてやるからな‥!」ググググゥゥ〜〜!!(握り拳を見せる)
妖精騎士モードレッド「フンッ、ああそうかい!アンタとは一度、一戦ぐらいは殺し合いをして見たかったし、アンタら家族全員を喰い殺すつもりだからな?」
妖精騎士モードレッド「特にアンタのバーゲストたち3人の間に産まれたあの7人の子供たち‥アイツらは3年前にあたしが唯一喰い損ねた、いわばあたしの獲物だ。」
妖精騎士モードレッド「あんたの子供とその子供の親は必ずこのあたしがぶっ殺す。たとえどんな形で出会おうと絶対にだ!」
妖精騎士モードレッド「アルト・オルラント。モルガン陛下やあたしにこんな素敵な宣戦布告をしてくれたからには、一つだけ良い事を教えてあげるわ。」
妖精騎士モードレッド「ネオ・ニュー・ダーリントン。そこにあるあたしが領主として統治している街があるのだが・・・」
妖精騎士モードレッド「そこにはあんたらが探し求めている者がいる・・・あんたら家族が一番探し求めている者があたしの領地に存在するからな‥?」
アルト(空鏡)「探し求めている者・・・その者って‥まさか!?」驚愕している
モルガン「――もう結構だ、モードレッド。これ以上、お前の顔を見ていると3年前までの屈辱がぶり返す。会談はこれで終わりにしろ。」
妖精騎士モードレッド「!。ッタァ〜もう‥これからが面白いところだと言うのに〜・・・まあ仕方が無いか・・・。」ハァ〜‥(ため息しつつ納得する)
妖精騎士モードレッド「次に顔を会わせるときはどっかの戦場でな、アルト・オルラント。あんたとあんたの子供たちとの再会を心待ちにしているからな!」
妖精騎士モードレッド「それと、近くにいるであろうバーゲストとメリュジーヌに言うことがある。アンタも含めて殺すとな!」ジャキンッ!(クラレントの刃を出し‥)
ヒュンッ、ジャキンッ!――バリィィィ〜ン!!(空鏡をクラレントの一振りで破壊する妖精騎士モードレッド)
空鏡を通して急遽おこなわれたモルガンとアルト・オルラントの因縁深き会談の末、モルガンとアルトは互いに自身が成し遂げようとしている事を言いあっていき・・・
それぞれモルガンと女王軍、残りのイレギュラーズメンバー全員を打ち破り、それらの支配からブリテンを解放させるアルト・オルラント。
自身の敵はアルトであり、彼らを打倒する為に3日後にウッドワス軍に2倍の援軍を出して打倒させようとする女王モルガン。
アルトとアルトの子供たちとの再会を果たし、その彼らを必ず喰い殺すと宣言した妖精騎士モードレッド。
その3人での長くて短いような会談の刻は過ぎていき、最後にはモルガンの会談終了宣言を告げると共に妖精騎士モードレッドがソールズベリーに通信が繋がる『空鏡』を破壊し、玉座の間での会談話は終わりを告げるのであった。
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/04(土) 11:26:57.64 ID:DVC+MLpu0
バリィィ〜ン!バラバラァァ〜〜‥(妖精騎士モードレッドに壊された空鏡の破片が飛び散っていく‥)
書記官イットリー「モードレッド様!あなたは何故、風の氏族の『空鏡』を破壊したのですか!?しかも陛下の前で・・・・」
モルガン「構わぬ。どのみち、あの鏡は廃棄する予定だったからな。まさかモードレッドが取り壊す事になるとはな?」
妖精騎士モードレッド「フッ、こっちも言いたいことを陛下に口止めされたんだ。これはその鬱憤晴らしで壊してやったって事でね。」
妖精騎士モードレッド「まぁ奴らが一番に取り戻したい裏切り者のバーヴァン・シーが囚われている場所を教え、その真偽がわからぬまま通信を切られるなんて、今ごろ奴らも少しは焦りを感じているはずかもな?」
モルガン「そうだな。私も少しお前の考えに賛同しても良いと感じるな?我が女王軍の駒の一部であるイレギュラーズの内の3名が奴らに敗北し、『巡礼の鐘』と共に2つの領土が私の手の内から離れてしまった。」
モルガン「だが、だからとてこのまま奴らの好きにはさせぬ。それ故に援軍の倍増は確実なことであり、これは私からの奴らへに対する宣戦布告のお返しと言ってもいい。」
モルガン「最初はこのような嫌がらせ程度であるが、どれほどの窮地を迎えようとも、私は奴らのような脅威に屈することはない。」
モルガン「たとえそれがいずれ来る『大厄災』が今の妖精たちを抹殺しようと、私とブリテンが無事であるなら、私は何も恐れるモノはない。」
玉座に集まった妖精達「・・・・・・・・・」タラタラ〜‥(緊張してなにも言えない)
妖精騎士アグラヴェイン「・・・・・・‥」黙っている
他のイレギュラーズのメンバー3名「・・・・・・・・・」黙っている
妖精騎士モードレッド「・・・‥フッ。」ニッ!(笑みを浮かべている)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
同じ頃、ソールズベリー:閉鎖された製毒工場 牢屋の中
プツンッ、パリィィン!(キャメロットからの映りが途切れ、そのまま空鏡が割れてしまう)
バーゲスト「映りが途切れたか。これはもうこれ以上の空鏡での謁見はもう望まれないと判断されたのだろうな?」
メリュジーヌ「ええ‥。だが、今さっき妖精騎士モードレッドが話していたのって本当のことなの?あいつは話していたのって・・・」
アルト「ああ。ネオ・ニュー・ダーリントン・・・昔、妖精騎士トリスタンだった頃のヴァージェが治めていたというニュー・ダーリントンの街を妖精騎士モードレッドの奴が領主となって、」
アルト「街は妖精騎士モードレッドと妖精騎士アグラヴェインたちの手で改修されていき、今はネオ・ニュー・ダーリントンという『性の楽園』へと名前が変わったというのだが‥」
アルト「モードレッドの奴の話が本当なのかは定かではないが、もし本当の事なら、そこに俺たちが探し求めているヴァージェがいるとしたら・・・・」
ブルーナ「・・・・・アァ・・・アァァァァ・・・‥」絶望している
メリュジーヌ「ブルーナ、キミは妖精騎士モードレッドとネオ・ニュー・ダーリントンの事について何か知ってるのか?同じイレギュラーズのメンバーだったキミだったら知っているはずよね!」
ブルーナ「・・・・なに?それを私に聞いてどうするのよ・・・アンタらのせいでわたしが積み重ねてきたモノを全部壊されて、それでもわたしから何を望むというのよ?」
ブルーナ「フフフッ・・・見たところアンタたち、妖精騎士モードレッドが言ってた事に何かと興味と焦りを感じているように見えたのだけど‥」
ブルーナ「まさかあの『性の楽園:ネオ・ニュー・ダーリントン』にアンタたちの家族であるバーヴァン・シーが囚われているんじゃないかと思っているんだよね?そうよね?」ニタァ〜‥(煽っている)
メリュジーヌ「!。なにぃ〜・・・」
ブルーナ「ええ知っているわよ、未だに石像になってる裏切り者のバーヴァン・シーが置いてある場所をね。わたしもまた、ネオ・ニュー・ダーリントンの改修には大きく関わっている者だからね。」
ブルーナ「でもだからって、アンタたちにそのネオ・ニュー・ダーリントンに彼女(バーヴァン・シー)がいるという確証なんて、わたしもこうも簡単に教えるつもりなんて無いわよ。」
ブルーナ「妖精騎士モードレッドがアンタたちを煽ってあんな事を言ったのなら、わたしだってアンタたちを煽らせるような事はさせてもらっても構わないからねぇ〜www」ニタァ〜‥(煽っている)
メリュジーヌ「――――!?。クゥゥ〜〜!」
ガシンッ、ガタンッ!(イスに拘束されているブルーナを横に押し倒すメリュジーヌ)
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/05(日) 22:36:23.34 ID:wI2TV3Md0
バーゲスト「やめるんだメリュジーヌ!今こいつに当たったところで何も言うつもりなどないに等しいぞ。」ガシッ、ググッ!(メリュジーヌを止めるように掴む)
メリュジーヌ「クゥゥ!しかし・・・・」
アルト「確かにバーゲストが言うことには少し一理はあるな。ついさっきモルガンの口から、風の氏族長やイレギュラーズをクビにすると宣告されたからな‥」
アルト「力を失って、地位も権力も失って、同僚も兵士も部下も従者も何もかも失って、もうブルーナに残っているのは何も無い。」
アルト「ブルーナが全てを失った原因は俺たちにもあるが、そのきっかけを作ったのはブルーナ・・・君自身の傲慢さやエゴの数々が招いた事だ。」
アルト「しかもブルーナはモルガンたちに見捨てられた身であるにも関わらず、妖精騎士モードレッドが俺たちを煽るような行いを真似するように、ブルーナもまた、俺たちを煽ろうとしている。」
アルト「そうやって俺たちを煽って、自身の自己満足を満たそうとする妖精としての行為をする以上、もうブルーナに何を質問しても俺たちに何も語らないつもりかもな‥。」
ブルーナ「・・・・・・・‥‥」目線を背ける
アルト「‥尋問はここまでにしよう。今のブルーナから聞き出す事が無い上に、これ以上ブルーナに時間を取る訳には行かない事情も出来てしまっていることだしね。」
バーゲスト「ああ・・・あと3日もすれば、モルガンが派遣させた2倍の勢力の援軍がウッドワス軍に合流し、ロンディニウムにいる円卓軍の兵力では手の施しようがなくなってしまう。」
バーゲスト「明日にでも皆と共にロンディニウムへ帰投し、ウッドワスと援軍への対抗策を練らなければ、我らに勝機は無いに等しいからな。」
メリュジーヌ「・・・うん。ヴァージェの事も気になるが・・・今はそれよりもロンディニウムにいるパーシヴァルたちに援軍のことを伝えなければならないからね‥。」
アルト「そうだな。理解してくれて助かるよ、メリュジーヌ‥。」
スタッ・・・・(イスから立ち上がるアルト)
ブルーナ「・・・・・・・・・・‥」黙ってアルトの事を見ている
アルト「俺たちはもう行く。アンタはそこでずっと日の目を見ることなく牢屋の中の暮らしを堪能していくんだな。」
アルト「アンタが俺たちに味方する素振りや話をしようとも、俺はアンタを許さないし、許す気もない。アンタが3年前に石になっている俺を海岸に捨てたようにな。」
ブルーナ「・・・・・・・クゥゥ‥‥」アルトを睨み付ける
アルト「・・・さようなら、ブルーナ。これがアンタとの本当のお別れだ。」プイッ!(後ろに振り返る)
ガチャンッ、タッタッタッタッタッ・・・(牢屋の扉を開け、牢屋の外へと移動するアルトたち)
ブルーナ(■■■■■■)「―――『ディスペアー』よ。」
アルト「!。何・・・?」振り返る
ブルーナ→ディスペアー「それがわたしの‥妖精としての本当の『名前』。ブルーナという名前はわたしが後から付けた偽名なのよ。」
ディスペアー(ブルーナ)「わたしもアンタたちを一生許さないわよアルト・オルラント!わたしから権力や地位を‥力も『目的』も‥何もかも失わせたアンタをね!!」ギリッ!(睨みをきかす)
アルト「――『ディスペアー』・・・英語で絶望を意味する言葉がブルーナの本当の真名だったのだな?その名前を今日まで隠して生きていたとは、まるで昔の俺みたいだな‥?」
アルト「というより、ようやく俺のことをアルト・オルラントと名前で呼ぶとは、アンタもようやく俺からキッパリと決別する気になったのだな?」
ディスペアー(ブルーナ)「当たり前よ・・・アンタなんてもう3年前と同じような付き合いなど、二度とする気も無いからね!」
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/06(月) 22:14:58.75 ID:5T2xoZHe0
ディスペアー(ブルーナ)「覚えていなさいアルト・オルラント・・・この絶望を振りまく名を持つ妖精を絶望させたアンタの事をわたしは絶対に忘れないわ‥」
ディスペアー(ブルーナ)「たとえこの妖精國が『厄災』によって滅びようと、アンタらの家族がどこに行こうと、いずれアンタらが何処かの国を築こうとも・・・・」
ディスペアー(ブルーナ)「アンタたちが希望に満ちた人生を送っていく限り、アンタたちが希望を持って暮らして行く事をわたしは絶対に許しはしないわ!」
ディスペアー(ブルーナ)「たとえどんな形であっても、どんな時代や時期であっても、わたしはあなたたちがわたしが与える『絶望』に押しつぶされるまで、わたしは心底諦めたりはしないわ!」
ディスペアー(ブルーナ)「たとえわたしがどんな形で死のうとも、わたしは次代の妖精なんか作らずにこの魂のままで蘇り、あなたたちの全ての『希望』を打ち砕く!」
ディスペアー(ブルーナ)「わたしはアルト・オルラント・・・・アンタが真にわたしの『絶望』にひれ伏すまで、わたしはあなたの『絶望』であり続ける!!」
アルト・オルラント「・・・・そうか。覚えておくよ、ブルーナのその真の『名前』と、その『絶望』的な警告をな・・・」
スッ、タッタッタッタッタッ・・・(牢屋から去って行くアルト・オルラント)
ギィィィ〜〜、バタァァン!ディズペアー(ブルーナ)の牢屋のドアが閉まっていく)
―――――――――――――――――――――――――――
女王モルガンの空鏡での謁見が終わり・・・。これ以上、ブルーナを尋問したところで何も新たに情報が得られることなど無いと判断したアルトは・・・
モルガンが告げた“ウッドワス軍に予定より2倍の勢力の援軍を導入する”事実をいち早く他のみんなに伝える為に、今回のブルーナの尋問を終了させ、牢屋から去ろうとしたところ・・・・・
ブルーナはアルトに自身の本当の真名である『ディスペアー』という絶望の意味を持つ名前を明かし、アルトに向かってこう告げた‥。
『“アルト・オルラント)が本当の意味で『絶望』にひれ伏すまで、ブルーナ(ディスペアー)はアルトの『絶望』であり続ける!”』
アルトはブルーナ(ディスペアー)が告げた呪詛に見立てた言葉を彼女からの『絶望』的な警告として認識し、アルトはブルーナ(ディスペアー)の前から去っていった‥
こうしてアルト・オルラント(三澤亮太)とブルーナ(ディスペアー)との関係は互いに本当の意味で断ち切り、2人との関係は完全に決別したのであった。
ソールズベリーとの戦いに勝利したアルトは2人の妻と共に牢屋の外へと去っていき、戦いに敗北したブルーナは今まで犯してきた罪と共に牢屋の中で一生を過ごすことになるのだが・・・
このアルトとブルーナとの牢屋での尋問と会話がこの妖精國ブリテンで、2人にとっての今生の別れになる事になるとは、誰も知るよしもなかったのであった。
―――――――――――――――――――――――――――
閉鎖された製毒工場:外へと向かう中央エリア
タッタッタッタッタッ・・・(外へと向かうアルト、バーゲスト、メリュジーヌ)
アルト「(ディスペアーかぁ‥・。確かに名前からして、彼女の本来の『目的』が絶望に関係する役割を持っていたに違いないのだが‥)」
アルト「(なぜブルーナは・・・いや正確には『ブルーナ/ディスペアー』と呼ぶべきか‥。彼女はなぜ、3年前の俺と同じように誰にも自身の真名を明かさずに過ごしてきたというのか・・・)」
アルト「(彼女は他の妖精たちと違って、一瞬の楽しみや快楽を求める刹那主義ではなく、永続的に残る権力や地位に執着し、それらを手にした後もそれ以上のモノを得ようと努力していた‥)」
アルト「(それに彼女は自身の怒りによってアドニスたちと同じような『力の進化』を促し、俺たちを一歩手前まで追い詰めていたのだけど・・・)」
ブルーナ(回想)「このブリテンの妖精の内なる事など知るよしもなく、自分たちの正義の為に動くアンタたちに・・・」
ブルーナ(回想)「13年間も自分の手で『目的』も果たせずに生きてきた私の気持ちなんか解らないわよ!!」ガバッ、ドサッ!(アルトの事を突き飛ばす)
アルト「(13年間も『目的』を自分の手で果たせなかったかぁ・・・。おそらくその13年間はブルーナが風の氏族長になり、俺と出会った時を除いた‥3年前以前の事だと推測するよな‥)」
アルト「(彼女は一体、なんの『目的』を持って生まれた妖精として生まれたというのか?いったい彼女は何を理由に自分の名前を偽名で過ごしてきたというのか?)」
アルト「(それに彼女は・・・ブルーナは何故、他の妖精たちと違って、ブリテンの妖精たちのあの刹那主義な性根である事を、ブルーナは何故最初から知っていたというのか・・・?)」
・・・・・・‥(上記の事で考え事をしているアルト)
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/07(火) 09:13:02.54 ID:yxO5uLaa0
パタパタパタァァ〜‥ポンッ!(アルトたちの前に現れるオベロン)
オベロン「やぁアルト。捕虜となったブルーナとの尋問はどうだった?あの壮絶な戦いの後だというのにブルーナの意識を回復させて、そのまま尋問にかけるなんてね?」
アルト「――オベロンか。おかげさまでブルーナとはようやく因縁に決着を付けられたって感じだな。俺にとっても、アイツ(ブルーナ)にとってもね・・・」
オベロン「‥そっか・・・とりあえずブルーナはオーロラ派の妖精たちの捕虜として身柄を拘束し、いずれ彼女から情報を吐き出す為に彼女を牢屋の中に幽閉させているのだが‥」
オベロン「それでアルト‥ブルーナとの尋問の中で、彼女から何か情報は得られたというのかな?ブルーナとの尋問をする際に、風の氏族長専用の『空鏡』を持ち出したと聞いているのだけど‥?」
アルト「ああ‥その事で君やダ・ヴィンチたちに伝えないといけない事があるんだ‥。少し話を聞いてくれないか?」
オベロン「良いよ。ダ・ヴィンチには僕から君の話を伝達する形で情報を共有していくつもりさ。それでその伝えなければならない事って?」
アルト「ああ・・・実はな・・・・」
――――――――――――――――――――――――――――――
カクカクシカジカ・・・(ブルーナの尋問での内容とモルガンと空鏡での会談を話していくアルト)
オベロン「なんだって!?それでモルガンはウッドワス軍の援軍に入る兵力を当初の2倍の数で合流させて、ロンディニウム諸共『円卓軍』と僕たちに攻め立てていくと・・・」
オベロン「しかもその女王軍の援軍が今日を入れて3日の内にウッドワス軍本陣と合流させる気満々でその兵たちを送り出していたなんて・・・」驚いている
アルト「ああ・・・女王軍の侵攻からソールズベリーとノリッジを守る為に、女王軍の注目をその2つの領地から俺へと向けさせるために話をしてきたのだが・・・」
アルト「それにより、モルガンはソールズベリーやノリッジを事実上、襲わない代わりにロンディニウムの殲滅をウッドワスを通して徹底的に成し遂げる為に、」
アルト「ウッドワス軍に送る2倍の兵力の援軍部隊をウッドワスたちと合流させて、ロンディニウム共々に俺たちと『円卓軍』を殲滅させようと、モルガンはそう俺に言ってきたんだ。」
オベロン「成る程‥女王軍からの兵力2倍の援軍をウッドワス軍と合流させてしまえば、ノリッジやソールズベリーから戦力を補充できたとしても、技量も兵力もあっちが上になるからね‥」
メリュジーヌ「それでオベロン、このこれから訪れる危機的状況を君はどう対抗すると考えるのか?いくら妖精騎士だった私とバーゲスト、それに他のみんなが直ぐにロンディニウムへ戻ったとしても‥」
メリュジーヌ「向こうにはウッドワスの軍勢と共に2倍の戦力を持つ援軍と合流させられれば、いくら私たちでも数で押し負けてしまう恐れがあるのだが・・・」
オベロン「うん、そうだね。女王と折衝の出来る者がいないソールズベリーとノリッジが襲われなくなったのは幸いだが、逆に想定外のところで敵を増やす羽目になってしまうとはねぇ‥」
オベロン「だが今後の女王モルガンの打倒の為にも、ウッドワスを何とか撃破できれば良いんだけどねぇ・・・・。」少し考え込む
バーゲスト「ええ‥なんなら以前、ノリッジ攻略の際にウッドワスの動きを牽制させくれたというオベロン殿の知人に、どうにかウッドワスの勢力を牽制させてくれれば良いのだが‥」
オベロン「成る程・・・僕の知人である彼女なら、女王軍の援軍をどうにか出来る可能性があるのだが・・・」
オベロン「わかった。女王軍の2倍の戦力を持つ援軍については僕の方で手を打っておくとして、この事をロンディニウムにいるパーシヴァルたちにも伝えなきゃならないからね。」
オベロン「既に2つ目の『巡礼の鐘』がなった以上、明日にでも皆とロンディニウムへ急いで戻り、作戦を練り直す必要があるからね。」
オベロン「ソールズベリーにいるオーロラ派の連中と話もして、彼らと協力できるように話し合うのもあるし、明日はいつも以上に忙しくなると思えるよね?」
アルト「ああ。これもまた、女王モルガンからブリテンを解放し、ヴァージェを救い出す為にも必要な事だからね?」
オベロン「そうだね。だからこそ、明日の多忙な日々に備える為にも、今宵の一時ぐらいは思う存分に楽しんだ方が良いと思うよ!」ニコッ!(笑顔で答える)
ガチャッ、ギィィィ〜〜〜・・・‥(外への扉が開かれる)
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/07(火) 21:42:34.43 ID:yxO5uLaa0
毒と縛りの街――改め、風と自由の街:ソールズベリー
♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜(祝賀ムードの音楽が鳴り響く)
ヒュヒュゥゥ〜〜!ガヤガヤガヤガヤガヤァァァ〜〜!(多くのソールズベリーの住民たちが広場のキャンプファイヤーの周りで円状に踊っている)
ソールズベリーの住民たち1「〜〜〜〜〜〜〜〜」嬉しそうに踊っている
ソールズベリーの住民たち2「〜〜〜〜〜〜〜〜」嬉しそうに食べ物を食べている
ソールズベリーの住民たち3「〜〜〜〜〜〜〜〜」嬉しそうに音楽を奏でている
周辺から聞こえてくる詩「いと愛らしき『予言の子』〜♪いと頼もしき『予言の子』〜♪勇ましきノリッジの救世主〜♪キャメロットでは女王に負けず〜♪」
周辺から聞こえてくる詩「ロンディニウムを復興し、妖精騎士を打ち倒す〜♪勇士団と共に協力し合い、暴君ブルーナを打ち倒す〜♪」
周辺から聞こえてくる詩「ありがとう『予言の子』!ありがとう『境界なき勇士団』!ボクらから自由を取り戻してくれた!ボクらからソールズベリーを解放させてくれた〜♪」
中央の宴の席にいるアルトリア「〜〜〜〜〜〜〜〜」タジタジになっている
【これは・・・・すごいお祭りだね・・・・やば・・・・】
【いまならスターだよ、アルトリア!】←
アルトリア「スターってなんだよぉ・・・‥ひとの顔のお菓子とか作るなよぉ・・・・!」カァァァ〜〜‥(赤面でタジタジになっている)
アルトリア「しかもそっちの方が実物より美人とか、『風の氏族』は嫌味のカタマリなのかなぁ!」
アルトリア「ってか、それよりもさっきまでブルーナの蒼毒による総攻撃で阿鼻叫喚だったというのに、ブルーナが私たちに負けた事を妖精たちが知った途端に・・・」
アルトリア「これほどの直ぐにお祭り騒ぎに私たちの勝利を祝ってくれるなんて、切り替えが早いだろぉ・・・!」
千子村正「まあ確かにそうだな。ブルーナの蒼毒による汚染がブルーナの翅を破壊した途端に蒼毒が跡形もなく消えたが、それよりも前にその蒼毒で死んだ妖精たちも多くいるはずだ‥」
千子村正「にも関わらず妖精たちの埋葬だけはさっさと済ませて、あとはこのようにブルーナのヤロウを倒した俺たちをネタにあのようなバカ騒ぎをしているからな・・・」ドン引きしている
タッタッタッタッタッ・・・(オベロンとアルトたちが祝いの席にやって来る)
オベロン「それがソールズベリーにいる妖精たちにとっての気持ちの整理だと、僕は思っているけどね?」
【オベロン!それにアルトさんも!】
【気持ちの整理って・・・?】←
オベロン「言葉の通りさ。ソールズベリーの住民たちは風の氏族長のブルーナによって事実上の占領下に置かれ、街のモットーを『風と自由』から『毒と縛り』に変えられていた‥」
オベロン「それによって住民たちはブルーナの好き放題な街の条例や徴収とかで妖精たちの富と自由を奪い、祭ごともブルーナの許可無しではできなくなっていてね・・・。」
オベロン「住民たちは3年間もずっとブルーナの統治によって、多くのフラストレーション溜まり続け、それらがブルーナの敗北と『予言の子』の勝利によって、それらが全て溢れかえり・・・」
オベロン「ブルーナを倒し、ソールズベリーに自由を取り戻した『予言の子』とアルトたちを讃えて、いまやっているようなお祭り騒ぎに発展したって事なのさ!」
【成る程、大体よくわかった。】
【要は妖精たちの好きにしてれば良いんだよね?】←
ダ・ヴィンチちゃん「まぁね。今の妖精たちの状況から見て、私たちはその妖精たちの気持ちの整理に付き合ってる感じで思えばいいのさ。」
ダ・ヴィンチちゃん「それに妖精たちが嬉しそうに踊っている中で他にも踊っている皆の姿に混じって、ホラ!」キャンプファイヤーの周りの方を指さして‥
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/07(火) 23:58:55.03 ID:yxO5uLaa0
アァ〜フフフフゥゥゥ〜〜!アハハハハハァァァ〜〜!(掛け声と共に踊っている妖精たちとそれに混じって踊っている他の者たち(ガイルたちとジュランたち))
ガオーン「ハハハハァァ・・・僕たち、介人たちの援護で来たと言うのに、毒ガスが収まって入ってみたら、いつの間にかブルーナが介人たちによって倒されていて・・・」
ガオーン「こんな風に『風と自由』を取り戻してくれた『予言の子』たちを讃える祝祭が始まってて、僕たちはそれらに釣られて踊っているのだけど、本当に大丈夫なのか?」踊りながら‥
ジュラン「まぁ大丈夫だろうな・・・。戦いに参戦しそびれたが、このように俺たちのことを歓迎してくれるように祝祭に誘ってくれたんだ。喜んで付き合ってやろうじゃないか!」踊りながら‥
ジュラン「・・・というか、いま妖精たちが演奏している音楽だが、この妖精國で伝わっている音楽なのか?」踊りながら・・・
イズ「いいえ。この音楽は南アメリカの音楽を妖精たちが楽器を使って奏でている事から、これらが妖精たちの中で流行りになっている音楽なのでしょう。」踊りながら・・・
イズ「妖精國ブリテンには希に取り替え(チェンジリング)によって、外から色んなモノが流れて来ていると聞いています。この音楽もその流れてきたモノの1つなのでしょうが・・・」
ハベトロット「ふ〜ん‥まあでも、こんなに楽しい踊りはこのハベニャンも初めてだし、とにかく今は楽しければそれでOKで良いんじゃないかな。ねぇ、セツノ?」踊りながら‥
セツノ「うん。ハベニャンと一緒に踊るの、とても楽しい。」ニッコリ!(踊りながら笑っている)
ガイル、ジュラン、イズ、ハベトロット「――――――」笑顔で踊っている
――――――――――――――――――――――――――――――――
他の周りの場所では・・・
怪我した人間の兵士たち「ありがとう・・・あなた様のおかげで助かったよ・・・」感謝を述べている
スズカ「ええ・・・」ガシャガシャッ、クルクルクルッ・・・(怪我して動けない者たちの手当てをしている)
ゾックスと介人たち「〜〜〜♪♪♪」タッタタッタッタッ!(独自の踊りを披露している)
ソールズベリーの住民たち「〜〜〜♪♪♪」タッタタッタッタッ!(それに釣られて踊っている)
料理を運ぶ妖精「―――――――」ガシャガシャガシャ!(嬉しそうにガイルたちに料理を配膳していく)
ガイル「〜〜〜〜〜」モグモグモグ!(料理を食べていく)
ジョルニ「・・・‥ハァ・・・。」ガイルの姿に少し呆れた表情をしている
――――――――――――――――――――――――――――――――
【みんなそれぞれで楽しんでいる】←
アルト「うんそうだね。あのブルーナとの戦いに勝利し、ソールズベリーにいる妖精たちから『風と自由』を取り戻し、住民たちの笑顔も一緒に取り戻したからね。」
アルト「ソールズベリーの住民たちが俺たちに『風と自由』を取り戻してくれたお礼として、このような祝いの席を用意してくれているんだ。だから俺たちもソレに答えないとね?」
バーゲスト「・・・ダ・ヴィンチ、アルトリア。コーラル殿の姿が見えないのだが‥?」
アルトリア「コーラルさんですか?彼女は調ちゃんやアドニスくんを静かに休ませるために大聖堂のお部屋を案内させているので、ここにはいませんですよ。」
バーゲスト「そうか解った。アルト、少し私はコーラルの元へ行く。ブルーナとの尋問の際に彼女が何を話していたのかを、コーラルにも話を共有して欲しいと彼女から約束しててな。」
バーゲスト「オーロラの仇を果たし、あの場で真なる風の氏族の長の後継者である事を叫んだ彼女にも、ブルーナが話していた事を伝えないとならないからな?」
アルト「そうか‥じゃあ行ってらっしゃい。」
バーゲスト「ええ。」タッタッタッタッタッ・・・(大聖堂の方へ向かって行く)
―――――――――――――――――――――――――――――――――
イレギュラーズの1人にして、ソールズベリーにいる住民たちを3年間も苦しめ続けた風の氏族長『蒼毒のブルーナ』との決戦から数時間後・・・
ソールズベリーではそのブルーナが『予言の子』アルトリアとアルトたち『境界なき勇士団』によって倒され、ソールズベリーに『風と自由』を取り返した事を讃え、
その夜、ソールズベリー全体で実に3年ぶりとなるお祭りが急きょ開催され、アルトたちとアルトリアたちはそのお祭りを楽しむように過ごしていた。
広場中央にあるキャンプファイヤーを囲い、アンデス地方由来のフォルクローレが奏でられ、それらのリズムを取るかのように住民たちや他のみんなと共に踊っていった‥。
それはかつてオーロラが統治していた時代・・・3年前のソールズベリーを上回るように、ソールズベリーの街全体がお祭りによる歓喜歓声によって、
ソールズベリーにいる多くの者たちが自由で笑顔に満ちあふれた光景が街全体に広がっていたのであった‥。
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/09(木) 21:04:59.55 ID:AOWEeZ9w0
ソールズベリーの中心 トネリコ大聖堂:月読調たちが休んでいる部屋
♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜(外で祝賀ムードの音楽が鳴り響いている)
月読調「あむっ、モグモグモグ・・・‥」ベットの上で食べている
マイク「良いなぁ〜、外にいるみんなはあんなに楽しく踊りを踊っているだもんなぁ〜・・」ジィィィ〜‥(羨ましそうに外を見ている)
立花響「うん‥でも仕方がないよマイクさん‥。スズカさんが投与してくれた薬の効力が切れちゃって‥調ちゃん、明日まで身体が動かせないからね‥」
立花響「ソールズベリーの妖精さんたちが色々とお礼として貰ったり、コーラルさんにこんな快適な部屋で一晩泊めてくれるから良いのだけど‥なんか少し物足りないと言うか‥」
立花響「アァァ〜〜こんな時に未来が居てくれたら、お話とかして少しは暇つぶしになれたんだけどなぁぁ〜〜‥」
月読調「そうだね・・・私もキリちゃんが居てくれたら、少しは弾む話をしてくれるかなぁ〜って思ってた‥。」
立花響「うん・・・。この妖精國に来てから、一緒に居たはずの翼さんや調ちゃんが居なくなって、いつの間にかこの妖精國の世界から私たちの世界に戻れなくなっちゃって・・・」
立花響「どうにか調ちゃんを助けて合流できたのは良いけど、まだ行方不明となっている翼さんの所在も解らないし、モルガンを倒さない限り、私と調ちゃんは元の世界に帰れない・・・」
立花響「・・・今ごろ私たちの帰りや報告がなくて、未来や切歌ちゃんたちがずっと心配しているかもしれないからねぇ‥‥」心配そうにしている
月読調「うん。・・・マリア、キリちゃん・・・翼さん・・・」心配そうにしている
マイク「ヒビキちゃん・・・シラベちゃん・・・・」心配そうにしている
トントントンッ!(ドアからノックの音がする)
立花響「?。入ってどうぞ?」声をかける
ガチャッ、タッタッタッタッタッ・・・(バーゲストが入ってくる)
バーゲスト「失礼するぞ、立花響。月読調。それにマイク殿。2人の容態の方はどうなのか?」
月読調「バーゲストさん。こっちは大丈夫・・・少し疲れるけど、腕を動かす事だけは出来るようになったわ‥」
バーゲスト「そうか。妖精たちがあのような宴をしている中、調にはスズカが投与した『アドレナブースター』の反動によって明日まで寝たきりにさせてしまってなぁ‥」
月読調「いいですよバーゲストさん・・あれは私が望んであの薬を投与させて貰ったのですから。スズカさんたちにはとても感謝しています。」
月読調「あの時・・・二代目妖精騎士ガウェインによって私の足がズタズタにされて、蒼毒のブルーナの毒袋によって死にかけた私やマイクさんの事を・・・」
月読調「スズカさんやアルトさんの持つ力でマイクさんと共に命を繋ぎ止めてくれて、私とマイクさんは救われた‥」
月読調「それにあの時・・・牢屋で私の事を介抱してくれたマイクさんにも感謝しているわ‥。妖精騎士との戦いに負けて、ボロボロだった私に寄り添ってくれて・・・」
マイク「シラベちゃん・・・。」
立花響「調ちゃん、マイクさんとは牢屋で会ったっていうけど・・・」
月読調「えぇ、ソレはね・・・・」カクカクシカジカ・・・(話していく)
―――――――――――――――――――――――――――――――――
一方のソールズベリー大聖堂のとある一室では、ブルーナとの戦いにて蒼毒の巨大物体から妖精たちを救い出す為に戦ってくれたシンフォギア装者である立花響と月読調。
その際、ブルーナに人質として囚われてた月読調は、戦いに参加する際にスズカからアドレナリン活性剤である『アドレナブースター』を投与されており、
その活性剤の効力が切れ、月読調は丸一日の寝たきりを余儀なくされ、立花響とマイクの2人が付きっきりで介抱している形で部屋での一時を過ごしていた。
そして調たちの部屋に訪れたバーゲストや調とマイクの関係を知らない立花響に対し、月読調はとある話をしていくのであった。
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/12(日) 10:28:45.61 ID:/Yze4nnR0
4日前・・・・ソールズベリー:製毒工場 住民収容の牢屋の中
――ガヤガヤガヤガヤガヤ!!(後に人質となるソールズベリーの住民たちが収容されている)
牢屋の中の妖精1「おい、ここから出してくれ!何もしていないのに一方的に逮捕するのはおかしいだろ!」抗議している
牢屋の中の妖精2「ちょっと待って!私たちはただ『予言の子』が何なのかの話をしていただけなのに!」抗議している
牢屋の中の妖精3「我らたちを直ちに解放しろ!何もしてないのに我らを一方的に逮捕するな!」講義している
ワーーワーーワーーワーーワーーー!!(牢屋の中で抗議の声を上げていく囚われの妖精たち)
サラマンダー所長「ツゥゥ〜〜うるさいわ!べらべらと勝手に喋るんじゃないわよ!」ガンガンガン!(警棒で鉄格子を叩く)
サラマンダー所長「あなたたちはあの酒場でブルーナ様の事を小馬鹿にし、『予言の子』がソールズベリーと妖精たちを救ってくれると話をしていた・・・」
サラマンダー所長「あなたたちはただ『予言の子』の話をしたことでブルーナ様に逆らった反乱分子として・・・」
シュルッ‥(サラマンダー所長の手元には蒼毒が入った瓶がある)
サラマンダー所長「この新たに作った蒼毒の研究材料としていずれ死んで貰いま〜す!」ドヤァ〜・・・(ドヤ顔でアピールする)
牢屋の中の妖精たち「うわぁぁぁぁ〜〜〜!?」悲鳴を上げる
ワァァァァ〜〜〜キャァァァ〜〜〜!(絶望的な悲鳴が牢屋中に響き渡る)
ガタガタガタガタァァ〜・・・(牢屋の奥で震えているマイク)
マイク「アァァ・・・どうしよう‥どうしよう・・・なんでよりによってオレも一緒にブルーナ様の懲罰部隊に捕まっちゃったんだよぉ・・・」嘆いている
マイク「オレの店に三澤亮太たちが来店して、店をブルーナ様の兵隊たちと一緒に荒されて、コーラルも三澤亮太と一緒にどっかに行っちゃって・・・」
マイク「ダビンチもあれから帰ってこないというのに、今度は店の客が『予言の子』の噂をしていただけでオレも一緒に逮捕されるなんて・・・」
マイク「オレって、今年はこんなにも不幸な目に会うのがオチなのかなぁ・・・?」
???「ウウッ・・・ゥゥゥゥ・・・‥」うなり声をあげている
マイク「な、なんだ!?そこにいるのは誰なんだい!オレの他にただつまらないだけで目立つ事が出来ない妖精が他にもいるのかい!?」ビクビク‥(ビビっている)
???→月読調「ウウウウ・・・・・・誰なの・・・?あなたもこの世界にいる・・・妖精なの・・・?」グジュグジュゥゥゥ・・・・(両足が酷くタダレている)
マイク「!?。き、君・・・その足はどうしたんだい!?このような酷い怪我・・・少し前に見た演習試合で二代目妖精騎士ガウェインの攻撃を受けた傷によく似ているけど・・・」
月読調「・・・その妖精騎士にやられたの・・・・その妖精騎士に足をこんなようにして、それでここに・・・・ゲホゲホゲホッ!!」ゲホゲホゲホッ!(苦しそうに咳き込んでいる)
マイク「ワワワワァ〜・・・なんかもう喋らないでよぉ・・・!オレはもう、これ以上女の子が傷ついている姿を見るのが嫌なんだよぉ・・・。」
マイク「ブルーナのせいでオーロラ様が酷く汚されて死んじゃったし、コーラル様もオーロラ様の死でふてくされちゃったし、君だってこんなに身体がボロボロだし・・・」
マイク「・・でも傷ついた女の子を見捨てる事なんか出来ないよ。人助けをしたら何かと良い事がある。それをダビンチが教えてくれたからね。」
キョロキョロキョロ・・・タタタタッ!(鉄格子の方へ向かう)
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/12(日) 23:21:22.17 ID:/Yze4nnR0
牢屋の中の妖精たち「助けてくれ〜〜!死にたくな〜〜い!」ワーワーギャーギャー!(泣き叫んでいる)
牢屋の中の妖精たち「俺たちが悪かった!『予言の子』を信じた私たちが悪かった!だから許して〜〜!」ワーワーギャーギャー!(泣き叫んでいる)
牢屋の中の妖精たち「許されよ!許されよ!私たちの過ちを許されよ!お願いだから許されてよぉぉ〜〜!」ワーワーギャーギャー!(泣き叫んでいる)
サラマンダー所長「〜〜〜〜(あぁ〜うるさいわねぇぇ〜〜!)」イライライラ!(イラついている)
タタタタッ、ヒョコッ!(泣き叫ぶ妖精たちの横で手を出していくマイク)
マイク「だ、誰かぁ〜!サラマンダー様!サラマンダー様!」大声で叫ぶ
サラマンダー所長「???。何ですか?牢屋から出せという願いは聞き入れないわよ!あなたたちはブルーナ様を言葉で侮辱して・・・」タッタッタッ・・・(マイクの所へ向かいながら‥)
マイク「そ、そうじゃないんだよ!オレの連れが足を怪我をしているんだよ・・・しかも血が出てて酷いんだよ‥」
マイク「牢屋から出れないのはわかっているよ・・・でもせめて連れの為に包帯だけでも欲しいんだけど・・・」
サラマンダー所長「包帯?・・・ハァ〜面倒くさいわ・・・。捕らえた妖精の怪我とか一々見る必要はないというのに・・・」ゴソゴソゴソ・・・(バックから何かを取り出す)
ヒュンッ、バサッ!(粗悪で汚い包帯を投げ渡すサラマンダー所長)
サラマンダー所長「はい包帯。使用済みで汚いけど、無いよりはマシよね?」
マイク「あ、ありがとう‥。」バサッ、タタタタタァァーー・・・(その包帯を持って奥へ戻る)
サラマンダー所長「・・・ハァァ・・・・」ため息をつく
タタタタタッ・・・・(月読調の元へ戻るマイク)
マイク「包帯を持ってきたよ。汚いけど無いよりはマシだと思うから‥。キミ、名前は・・・?」
月読調「名前・・・‥調・・・月読調よ・・・。」
マイク「ツ‥ツキ‥ヨミ・・・シラベ?あぁそうか、シラベちゃんね!待っててシラベちゃん、いま足に包帯を巻いていくから少し動かないで。」
月読調「ええ・・・」頷く
シュルルッ、クルクルクルクル・・・‥(包帯を月読調の両足に巻いていくマイク)
マイク「これでよし‥。シラベちゃん、これでもう大丈夫だよね?足に包帯巻いたから大丈夫だよね?」
月読調「ウッ・・・ウゥゥゥ・・・・」苦しそうにしている
マイク「・・えっ、ダメ?ダメなの?ああ〜どうしよう・・・シラベちゃん、もしかして他に欲しいモノがあったりするの?」
月読調「ウゥゥゥ・・・み、水・・・‥」
マイク「水?そうか水だね!‥でもここには井戸もないし、サラマンダー所長とここらの兵士は水すらも出してくれないと聞いているし・・・」困っている
マイク「・・・あっそうだ!水とはいかないけど、飲めるモノならコレがある!」
ゴソゴソゴソ・・・(エプロンのポケットから二つのアンプルを取り出すマイク)
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/13(月) 23:38:54.55 ID:hQGplbrZ0
月読調「ゲホゲホゲホ・・・そ、それは・・なに・・?」
マイク「これ?オレにもわからないのだけど、これは前にオレの店に来たスズカっていう三澤亮太の娘が作った飲み物みたいで、なんか言ってたような気がするのだけど‥」
マイク「これ・・・ブルーナ様の兵隊が最初に襲撃した際に、スズカちゃんがこの飲み物の1つを落としちゃったみたいで、それをオレが拾ったんだ。」
マイク「この飲み物・・・何かの新メニューに出来るかなって、オレもスズカちゃんがやってた事と同じようなやり方でこれをもう一本のを、ダビンチに内緒で作ったんだけど‥」
マイク「これが出来上がった途端にオレは何もしてないのにブルーナ様の兵士たちに捕まっちゃって、いまこの牢屋に入れられているのもそうなんだよ‥」
月読調「‥そうなんだ・・・ゴホゴホゴホッ!」咳き込んでいる
マイク「あぁ〜もうこれ以上しゃべらないでよ‥。とにかくこれを飲んで少し落ち着いた方がいいよ・・・」キュッ!キュッ!(アンプルのフタを開ける)
月読調「えぇ・・・・」
タラァァ〜、ゴクッゴクッゴクッゴクッ・・・・(アンプルの中の水を飲んでいく月読調)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そして話は現在に戻り・・・
バーゲスト「成る程・・・それでそのアンプルがスズカが作った初期の蒼毒の解毒薬である事を知らずにマイクと調はそれを飲んだというのだな?」
月読調「ええ・・・あの時は二代目妖精騎士ガウェインとの戦いでボロボロになってて、意識も少し朦朧としていたのだから、その薬が何なのかもわからずに飲んでしまって・・・」
月読調「その後はマイクさんが付きっきりで介抱してくれたんですけど、日に日に身体がとても苦しくなってきて、意識もだんだんと朦朧としてきて‥」
月読調「気が付いたときにはあの処刑会場で張り付けになってて、それでアルトさんたちに助けられたの・・・・」
バーゲスト「・・そうか。しかしまさかマイク、お主がスズカの薬を1つ再現するように作っていたとはな?これを聞いたら、スズカやダ・ヴィンチも相当驚くモノだな。」
バーゲスト「(つまりその初期の薬の効力の影響なのか、2人の体内にある『蒼毒の毒袋』の毒の周りが遅かったのだな?)」
マイク「???」何もわかっていない
バーゲスト「わかった。しかし2人が命を取り留めたのはスズカと我が夫のアルトの力であって、私はあの処刑会場から2人を助け出す為に戦っていただけだ。」
バーゲスト「命の恩人にお礼を言いたいなら、明日、調の身体が動けるようになったら、アルトとスズカに直接お礼を言うのだな。」
月読調「ええ。アルトさんとスズカさん、それに響が私たちを助けに来てくれたから、私とマイクさんはこうして生きてここにいるからね。」
立花響「調ちゃん・・・。」感心している
バーゲスト「話が長くなったな‥。立花響、コーラルはいまどうしているのか知らないか?」
立花響「コーラルさん?あぁ〜確かコーラルさんなら、ブルーナが使ってた氏族長の私室で整理整頓をしに行くと言ってました。」
マイク「うん、確かにコーラルはそう言ってたよ。何でもこれからソールズベリーの住民たちをまとめ上げる為に必要な事だって・・・。」
マイク「確かにブルーナが倒されて氏族の長から失脚したみたいなのだけど、今はそれをしなくても皆でソールズベリーが解放されたことを一緒にお祝いしても良いかと思うのだけどなぁ〜‥?」
バーゲスト「そうかわかった。私はコーラルに少し呼ばれているからな。では、お主らは明日のためにもここでゆっくりしているがいい。」
月読調「ええ。おやすみなさい、バーゲストさん。そしてありがとうございます。」
バーゲスト「うむ‥。」頷く
ギィィィ〜〜、バタンッ!(月読調たちがいる部屋から出るバーゲスト)
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/14(火) 22:12:12.06 ID:ShZHbnvl0
バーゲストと月読調たちが話をしているその頃、トネリコ大聖堂:氏族長の私室(書斎)では・・・
タッタッタッタッ、ドスンッ!(書斎に散らかっている本の山を整理しているコーラル)
コーラル「フゥ・・・これで少しはマシになりましたね。」パンパンッ!(手の埃を払いながら‥)
コーラル「・・・・・・‥」あるモノに目を向けている
バサァァ・・・(黒く枯れた『オーロラの翅』が机に置かれている)
コーラル「(3年前、私室の壁の額縁に飾られていたはずのオーロラ様の翅がこのような形で枯れて書斎の所に置かれていたとは・・・)」
コーラル「(ブルーナにとってはオーロラ様の事など、自身の復讐と出世の目の敵としか見ておらず、それらが果たされた以上、もはやこのようなモノはもう不要なのですね‥)」
コーラル「(・・・・オーロラ様を陵辱して殺したブルーナを倒し、彼女を風の氏族の長から失脚させ、ソールズベリーは彼女(ブルーナ)の支配から解放されました。)」
コーラル「(これで私はオーロラ様の仇を取り、私のケジメも果たされた・・・・ですがオーロラ様の仇を取ったところで、オーロラ様が再誕されるわけではありません‥)」
コーラル「(私はこれからどうすればいいのでしょうか‥私は‥私は・・・・)」ギュゥゥ〜!(自身の胸に手を当てる)
―――――――――――――――――――――――――――
回想シーン
アドニス(回想)「コーラルお姉ちゃん。僕・・コーラルお姉ちゃんの事が好き・・・コーラルお姉ちゃんの事が大好きなんだ!!」カァァ〜!(顔を赤くする)
アドニス(回想)「同じ勇士団の仲間とは別に僕と・・・僕と、付き合ってくれるかな・・?」
オーロラの面影「あなた・・私の事を差し置いて、なに男遊びをしようとしているのかしら?」
―――――――――――――――――――――――――――
コーラル「〜〜〜〜〜・・・・(アドニスさん・・・やっぱり私にはあなたの恋人になる資格なんて・・・)」ギュゥゥ〜!(自身の胸に手を当てる)
ドンッ!(心苦しいように書斎の本棚を叩くコーラル)
バサバサァァァ〜〜!(叩いた勢いで本棚にある本が横倒しになる)
バサッ!ゴロゴロゴロォォ・・・(本棚から古い小さめの宝箱が出てくる)
コーラル「???」タッタッタッタッタッ・・・(古い小さめの宝箱に近づく)
タッタッタッ・・・、カシッ‥(古い小さめの宝箱を拾い上げるコーラル)
スルゥゥ〜、ゴトンッ!ガキィィ〜ン・・・(同じく横倒しで倒れた本から古い鍵が出てくる)
コーラル「!」シュルッ‥(古いカギを拾う)
コーラル「何かしら?本棚からこのような宝箱と鍵が出てくるなんて・・・・」ジィィ〜・・・(小さめの宝箱と古い鍵を両方見ていて・・・)
コーラル「・・・もしかしたら、この鍵はこの宝箱を開ける鍵なのでしょうか・・・?」鍵と宝箱を見ていて・・・
――ガチャンッ、ガチャッ、パカッ!(宝箱の鍵穴に古い鍵の差し込み、宝箱を開けるコーラル)
パカッ!――キラァァーン!(宝箱の中身が光り輝いている)
コーラル「こ、これは・・・・まさか・・・」その中身に壮絶する
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/15(水) 22:56:54.80 ID:3L5xuY940
それから数分後・・・トネリコ大聖堂:氏族長の私室にて・・・
トントントンッ・・・(ノックの音がする)
コーラル「どうぞ。部屋の鍵は開いておりますので・・・。」
バーゲスト「ああ、失礼するぞ、コーラル。」
ガチャッ、タッタッタッタッタッ。(部屋に入ってくるバーゲスト)
バーゲスト「遅れてすまなかった。調の話を聞いていたら、少々時間が掛かってしまった‥。」
コーラル「大丈夫ですよ。私の方もあなた様を待っている間に私室の片付けをし、ようやく私が探していたモノが見つかったのですから‥。」
バーゲスト「捜し物か・・・。その捜し物とはやはりあったのだな・・・オーロラの遺物が・・・」
コーラル「ええ・・・あれから3年の年月が立っていたのですから、オーロラ様のあの翅はもう枯れ果ててボロボロになってました‥。」
コーラル「ですがどうかご気にはしないでくださいませ‥。もう私にとってはとっくの昔に過ぎた話ですので・・・」
バーゲスト「コーラル・・・。(やはりお主はまだ・・・オーロラが死んだ事を悔やんでいるというのか‥?)」
コーラル「・・・それよりもバーゲストさん。さっそくなのですが、ブルーナの尋問の中でブルーナが何かの情報を吐いたのかをお教えくださいますでしょうか?」
コーラル「ブルーナが倒され、ソールズベリーが彼女の支配から解放された以上、ノリッジと同じように今後のソールズベリーの為にも・・・」
コーラル「今は代理の身ではありますが、風の氏族たちとソールズベリーの住民たちをまとめる者として、私が頑張らないといけませんので・・・」
バーゲスト「ああそうだな。それの事なのだが・・・」
かくかくしかじか・・・(ブルーナの尋問の事について話すバーゲスト)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
コーラル「・・やはりそうなりますか‥。確かにここまでの失態を晒した以上、モルガン陛下はそう判断するしかないと見受けますね。」
コーラル「“風の氏族長とイレギュラーズからの懲戒解雇”、“イレギュラーズによる女王軍の兵の運用の一時禁止”、“3日後にウッドワス軍への2倍近くの増援”・・・」
コーラル「アルトさんの貢献もあって、しばらくソールズベリーへの脅威は拭えたのですが、まだ安心するにはまだ早いと私は思っています。」
バーゲスト「うむ、そうだな‥。おそらく今日を入れてあと3日の内にウッドワスの奴はロンディニウムに何かを仕掛けてくる可能性は高いと見受けられるのは確実のようだな。」
バーゲスト「ともあれ、明日にでも皆とロンディニウムへと戻り、この事をパーシヴァルたちにも伝えなければならない。つまり明日からその事でとても忙しくなる事は確実と見受けられる。」
バーゲスト「したがってコーラル。明日までにソールズベリーの住民たちに事の重大さを説明し、ソールズベリーとの団結を深める事が重大だと思えるのだが‥」
コーラル「ええ、わかりました。早急の事ですが、ソールズベリーの住民たちやオーロラ派の妖精たちに理解と協力をしてくれるよう交渉をしていきたいと思っています。」
バーゲスト「ええそうですね。これもソールズベリーの安全を思っての事だからな‥。」
コーラル「・・・バーゲストさん。先ほどの話とは関係ない事なのですが・・・明日からの多忙なスケジュールのためにも、この話は今のうちに話しておきたいと思っているのですが・・・」
バーゲスト「なんだ?私に相談できる事があるなら話を聞いてあげるぞ?私とお主とは同じ『境界なき勇士団』の仲間であるからな?」
バーゲスト「して、私に今のうちに話しておきたい事とはなんだ、コーラル?」
コーラル「え、えぇ・・・では、単刀直入に言わせてもらいますが・・・バーゲストさん・・・アドニスさんの母にしてアルト・オルラントさんの妻として聞きたいことがありまして・・・」モジモジモジ・・・(恥ずかしがりながら‥)
コーラル「――この私に、男の人との『性』の契りの誘い方を教えて欲しいのです!」カァァァ〜〜!(顔を赤くして赤裸々に語る)
バーゲスト「―――!?。なん・・・・ですって・・・・?」シュゥゥゥ〜〜!(あまりの困惑に頭が沸騰しかっている)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ソールズベリーの中心‥トネリコ大聖堂にあるブルーナが氏族長として使っていた私室にて、バーゲストとコーラルとの2人で今後の事で話をしており・・・
ブルーナが風の氏族長から失脚した今、コーラルが風の氏族長代理として、同じ風の氏族の妖精たちをまとめ上げ、ソールズベリーの住民たちや風の氏族たち、オーロラ派の妖精たちと、
これらの者たちやアルトたち、アルトリアたちとの共同戦線を組めるように交渉していくと話が纏まっていくのであったが‥
その後、コーラルからバーゲストに相談したいことがあると聞き、バーゲストがその相談を聞くと答え、コーラルが発現した相談したい事・・・
“男の人との『性』の契り(セックス)の誘い方を教えて欲しい”・・・バーゲストが知っているコーラルのイメージの中でいかに彼女らしからぬ言葉を耳にし、
当のバーゲスト本人はコーラルのその発言に困惑し、バーゲストの頭が一瞬だけ真っ白になったのであった‥。
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/16(木) 09:23:13.89 ID:irdaBDx40
第39節:月夜に咲く愛の花
―――――――――――――――――――
あれから数分後・・・風と自由の街 ソールズベリー(午後22時頃)
グガァ〜〜‥グガァ〜〜・・スゥ‥スゥ‥‥(はしゃぎ疲れ、道ばたで寝ている妖精たち)
妖精たちのいびき「ゆるされよ‥ゆるされよ‥。いのりはおしまい‥まぶたを閉じろ・・・」
妖精たちのいびき「楽しい時間はあんまりないさ・・・。帳が落ちたぞ‥明かりも落とせ・・・」
妖精たちのいびき「今日が終わるよ、さようなら・・・・。今日も終わるよ、いつまでも・・・」
妖精たちのいびき「ゆるされよ・・・ゆるされよ・・・。ボクらのつみを・・・ゆるされよ・・・・」
妖精たちのいびき「どうせすべてはあとのまつり・・・片付けだけはしっかり・・・ね‥‥」
タッタッタッタッタッ・・・(寝ている妖精たちの間を通っていくバーゲスト)
バーゲスト「・・・・・・ハァ・・・・・・」歩きながらため息をついている
カレン・C・オルテンシア「色を知る年齢(とし)ですね。あなたの息子であるアドニスさんは‥?」横から語りかける
バーゲスト「――カレン!?あなた、いつからソールズベリーに来てたのだ!?」驚いている
カレン「ええ‥ゾックスさんたちがジョルニさん方とクロコダイオーでこちらに救援に来る時に一緒に来ていました。(無断ではありますが‥)」
カレン「ですが私はバーゲストさん・・・あなたたちが率いる『境界なき勇士団』と『予言の子』のサポートするために来た訳ではありません。私はあくまであなたたちの監視役です。」
カレン「私はノクナレア‥リノア様の名により、アルトたち『境界なき勇士団』と『予言の子』との戦いに干渉することも戦力に加わる事はありませんが、」
カレン「私はあなたたちを見張る監視者以前に私は愛の女神アムールの化身です。それ故にこのような恋愛に悩む者たちを導いて差し上げようと手を差しのばしたり、サポートしたりして、」
カレン「そしてこうして、今こそあの2人が・・・アドニスさんとコーラルさんのお二人方が今、お互いに秘めた思いを打ち明け、結ばれようとしている所をここで見守っていくのも私の使命ですので‥。」
バーゲスト「‥‥カレン、あなたはアドニスとコーラルが裏で付き合っている事を知っていたのか?あなたはアドニスとコーラルの2人の馴れそめをどこまで知っているのか?」
カレン「はい。私がお2人方を見かけた頃には既にお互いの任意の承認で付き合っている事は明白です。アドニスさんとコーラルさんが2人でいる時間が多いのもそれ故です。」
カレン「私とあなた方が再会する以前の話からして、お二人方がお付き合いを開始したのは、ノリッジの『厄災』を祓った直後‥アドニスさんがコーラルさんと共に『厄災』を祓った後からだと推測しています。」
カレン「アドニスさんとコーラルさんの2人の仲はとても良く、ソールズベリーでの戦いでもコーラルを庇う形でアドニスさんが蒼毒の毒牙に掛かったと思われます。」
カレン「しかしその仲睦まじいお二人が未だに真の意味で結ばれないのは、その二人の中・・・主にコーラルさんの中で重くのし掛かる何かが、コーラルさんの中で壁を作っているノだと、私は考えておりますが・・・」
カレン「バーゲストさんはアドニスさんの母として、先ほどコーラルさんから相談を受けた者として、何か思う事があるのではないのでしょうか?」
バーゲスト「相談を受けた者としてって‥あなたどうして私がコーラルに相談を受けたことを知ってるというのか‥あなたはそれをどうして‥」
カレン「愛の女神アムールなのですから‥それぐらいの恋の悩みなど、私のこの眼に掛かれば全てお見通しなのです。」クスクスッ‥(笑みを浮かべる)
バーゲスト「愛の女神だからって・・・・それはぁ・・・・」タラタラァ〜‥(冷や汗をかいている)
3年ぶりに月夜が輝くソールズベリー。祝勝の宴が終わり、ソールズベリーにいる者たちのほとんどが寝静まった夜の中・・・
バーゲストはいつの間にかソールズベリーに来ていたカレンからアドニスとコーラルの事を問いかけられ、バーゲストはその質問に渋々と打ち明けるのであった‥。
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[saga]:2023/02/16(木) 11:18:59.17 ID:irdaBDx40
数分前・・・トネリコ大聖堂:氏族長の部屋にて・・・
バーゲスト「『性』の契りの誘い方って・・・・それはつまり・・・このアドニスの母である私に・・・男の人とのセックスに誘う方法を教えろというのか!?」
コーラル「〜〜〜〜!し、静かにしてくださいバーゲストさん‥この部屋の隣にはアドニスさんが未だに眠っていらっしゃりますので・・・」
バーゲスト「・・た、確かにそうですわ‥。ブルーナの蒼毒の脅威が無効化され、アドニスはもう大丈夫なのだが、万が一の事を考えてアドニスをここで休ませて置いたのだが・・・」
バーゲスト「いや待て!何故そもそもそのような話を私に何故するのだ。確かに私は夫であるアルトと結ばれ、アドニスを含む3人の子供を持つ母であるが・・・」
コーラル「すみませんバーゲストさん‥。しかしこの事は他の者たちには相談できない事でありまして・・・」
コーラル「アルトさんは男性かつバーゲストさんを含む3人の妻を妊娠させるぐらいの絶倫ゆえにこのような話をするのは恥ずかしいし‥」
コーラル「メリュジーヌさんに至っては、このような話をしたら恥ずかしがって相談に乗ってくれなさそうですし‥」
コーラル「未成年の身であるスズカさんやルージュたちにとってはおそらく知識すら知らないないと思われますし‥」
コーラル「異世界からの戦士(ヒーロー)である介人さん、飛電さん、立花さんたちにも聞ける訳には行かないし‥」
コーラル「ダ・ヴィンチちゃんに至っては、アルトリアさんや藤丸さんの事もあって、相談するにはあまりにも分が悪いというか‥」
コーラル「同じ経験があると思われるボガードさんや他の妖精たちにこれを聞かれたら大変な事になりますし・・・」
コーラル「それでバーゲストさんでなら、先代の妖精騎士の名において口も堅く、子作りを経験しているあなたであるならば、便りになると思われまして‥」
バーゲスト「うむ・・・確かに私であるならば、このようなプライベートの話には聞いてあげてもよろしいかと思いますが・・・」
バーゲスト「そもそも何故、今になって私にあなたの性事情の話をする必要があるのですか!?それに大体、あなたがセックスに誘おうとしている相手は!?」
コーラル「・・・‥アドニスさんです。――実を言うと私‥勝手ながらアドニスさんとは恋人の関係としてお付き合いをさせているというか・・・そのぉ・・・」気まずい感じになる
バーゲスト「コーラル・・・・あなたはまさか・・・・」
ガバッ!(バーゲストに頭を下げるコーラル)
コーラル「申し訳ありません!私・・・ノリッジでアドニスさんの事が放っておけなくて、私がアドニスさんを助けたばっかりに・・・」
コーラル「そしたらアドニスさんが私の事が好きと告白しまして、私はそのアドニスさんのその思いに断られなくて、つい・・・」
バーゲスト「待て待て!コーラル殿が謝る必要はない!アドニスがあなたの事を好きになるという事を私は攻めてもいないし、アドニスの事にも攻めるつもりはない‥」
バーゲスト「むしろ私は感心しているのだ。あの内気で背も低く、誰かの役に立つ事が取り柄のアドニスが、あそこまで成長することに何か理由があるんじゃないかと思っていた。」
バーゲスト「その理由がコーラル・・・あなたの事を守る事に全力となり、ノリッジにて2人と共に『厄災』をうち払う為に共に戦い、」
バーゲスト「その過程もあって、アドニスの力が『覚醒』し、我らやロンディニウムにいる人々たちに多くの貢献をしている‥。」
バーゲスト「あなたもそうです、コーラル。あなたが共に来てくれたことで、ソールズベリーの解放に多くの貢献をし、今でもこうしてソールズベリーや風の氏族の妖精たちを導こうとしている。」
バーゲスト「アドニスとコーラル・・・あなたたち2人の活躍があったからこそ、私たちはここまで妖精國の街を開放させることに成功させたと言っても良いからな。」
バーゲスト「それに誰かを愛する事は悪い事などではない。誰かを守りたい上で誰かのことを愛する事は人として、誰かを思う者として同然のことだ。」
バーゲスト「それが我が息子であるアドニスがあなたの事を好きになったとしても、私はその事に何も攻めるつもりなど無いに等しいからな。」
コーラル「バーゲストさん・・・・」
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