【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3

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210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:12:39.19 ID:EVt85cLoO
4 1人
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:17:50.81 ID:gyFTMlaMO
3
一人で
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:24:40.59 ID:+J6PKtk/0
1
213 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 15:30:06.95 ID:8vXc4Arco


 夜。一行が寝静まった頃、カツラギは部屋を出て甲板に出た。風が吹いていて、星あかりに辺りがうっすらと照らし出されている。今までは一面の海だったが、今は様子が違う。

カツラギ「ああ、本当に川上りするんだな」

 船の両側には、目視できる距離に陸地が見える。かなり幅は広いが、海から川に入ったようだ。



安価下コンマ
01〜10 虫が多いな
11〜40 特に何も起こらない
41〜70 誰かに話しかけられた
71〜90 まさか、向こうでキャンプしてるのは…
91〜00 ↑+目が合った
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:31:02.26 ID:nJUx3/dbO
はいよー
215 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 15:48:08.39 ID:8vXc4Arco


カツラギ「…寝るか」

 飽きてきたので、部屋に戻って寝ることにした。



 ノックの音で目が覚めた。

カツラギ「ん…何だ?」

エリーゼ「船員でしょうか…はい?」

 返事してみると、扉の向こうから声がした。



「昼前に町に着く。今のうちに降りる準備をしておいてくれ!」



カツラギ「ああ、分かった」

パペマ「ふぁ…もう朝?」

セラ「ん…あれ、うみのにおいがしない」

カツラギ「ああ、外見てみな」

 言われるまま窓から身を乗り出すと、セラは歓声を上げた。

セラ「かわだー!」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@甲板を散策

A船内を散策

Bエリーゼに授業

C二度寝

Dその他要記述
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:48:47.41 ID:3+7+TxnTO
2
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:50:18.63 ID:PZgaUbpq0
甲板
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 15:50:41.24 ID:53HbI75oO
2
219 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 15:56:37.35 ID:8vXc4Arco


セラ「かわを上ってる…!」

カツラギ「川と言っても、広いな。まるで大河だ」

 実際、時折他の船ともすれ違う。滝壺の町か、他の港から出てきたのだろうか。



安価下コンマ
01〜10 雨が降ってきた
11〜30 特に何も起こらない
31〜60 大きい船とすれ違った
61〜90 誰かが話しかけてきた
91〜00 向こうでキャンプしてるのは…
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 16:04:09.48 ID:tqoBHyozO
はい
221 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 16:20:52.60 ID:8vXc4Arco


セラ「わあ…!」

 見ていると、乗っているものより更に大きな船とすれ違った。やや高いところにある甲板から、向こうの乗客たちが手を振っている。セラも手を振り返した。



 川岸の狭い桟橋に、船が着岸した。続々と客が降りていく。

カツラギ「忘れ物は無いな?」

パペマ「ん」

 輝く杖を握り、パペマは頷いた。
 一行は、船を降りて数日ぶりの陸に上がった。

222 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 17:01:01.88 ID:8vXc4Arco


 到着後は、役場で手続きが必要とのことで、案内されるままやって来た。

受付「…カツラギさん、パペマさん、エリーゼさん、セラさん、ですね」チラッ

 やけに豪奢な飾りをつけたセラを、怪訝な目で見ながら、受付の女は名簿に彼らの名前を記した。

受付「ギルドに戻るご予定は?」

カツラギ「用事が済んだらすぐに戻るつもりだ」

受付「そうですか。次回の船は3週間後になりますので、お気をつけくださいね」

パペマ「船、少ない…」

受付「ご出発の際もこちらに起こしください。では、ごゆっくり」

カツラギ「ああ」

 手続きを済ませ、役場を出た。
 滝壺の町は、前評判の割には人や建物も多く、賑わっている。全体的にギルドタウンと似た雰囲気で、冒険者と思しき人が行き交っている。ギルドタウンと直接交通しているだけに、経済的な結びつきも強いのだろう。

カツラギ「…で、この中でロゼッタを探すわけか」

パペマ「大変そう」

カツラギ「ま、気長にやるしかないさ。とりあえず…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@聞き込みだ

A飯だ

B宿探しだ

Cその他要記述
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 17:08:22.08 ID:vP+bt3vrO
1
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 17:09:16.17 ID:Ta1pmzKZO
1
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 17:09:53.15 ID:Umv+nj3zO
1
226 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 18:43:44.86 ID:8vXc4Arco


カツラギ「なあ」

通行人「…俺? 何だよ」

カツラギ「この町に、ロゼッタって女剣士が来たと思うんだ。何か知らないか?」



エリーゼ「ええと…金髪で、甲冑を着てて…」

パペマ「黒い、ぴっちりしたの着てる」

行商人「ええ…?」



安価下コンマ
01〜20 もう出発したよ
21〜25 川沿いに進んでいったよ
26〜60 知らないな
61〜90 まだこの町にいるみたいだよ
91〜00 いた
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 18:57:24.79 ID:WHebgpV+O
お願いします
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 19:05:25.82 ID:D45Jlt1K0
へい
229 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 19:25:59.71 ID:8vXc4Arco
通行人「…ああ、それらしい人なら今朝見かけたな。まだこの町にいるんじゃないか?」

カツラギ「! 分かった、感謝するぜ」



パペマ「まだ、この辺にいるんだね」

カツラギ「助かったぜ。ここから当てもなく探しに行くなんて、考えただけでも嫌になるからな」

エリーゼ「私たちが探していることが、あちらにも伝わるかも知れませんね」

カツラギ「ああ。向こうから会いに来るかも知れないな」

セラ「…おなかすいた」

 セラが呟く。

カツラギ「…暗くなってきたし、飯にするか」



女将「いらっしゃい。空いてるとこに座っておくれ」



 町の食堂に入った。やはりギルドと似た雰囲気だが、幾分規模が小さい。メニューを開くと、こちらもギルドに比べると控えめではあるが、内陸の町にしては充実しているようであった。



安価下1〜3 注文するメニュー それっぽいやつを挙げて
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 19:38:11.67 ID:2B17LStrO
アーミーサーモンのカルパッチョ
カシス系のほろ酔い酒
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 19:40:23.62 ID:irSD2C4Ho
土シシ肉炒め
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 19:43:08.20 ID:+J6PKtk/0
リーフホースの馬刺しとサラダの和え物
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 19:45:26.59 ID:T14zIE4w0
スタミナマグロの兜煮
234 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 19:58:39.89 ID:8vXc4Arco


パペマ「生肉…?」

 肉好きのパペマが、セラの頼んだ肉料理に珍しく眉をひそめている。

カツラギ「馬は生で食っても大丈夫らしいが、ここでやってるとはな」

 カツラギはカルパッチョを魚にカシスの入った弱い酒を飲んでいる。かくいうパペマは、肉炒めの大皿を目の前にしている。エリーゼが生の馬肉と野菜の和え物をつまんで言った。

エリーゼ「あ、美味しいですね」

セラ「」モグモグ

カツラギ「あの森の中じゃ、肉も生なのか?」

エリーゼ「一人で森を散策しているときは、そういうこともありましたけど。できれば加熱はしていました」



安価下1〜3でコンマ最大 食事中の出来事
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 20:10:06.28 ID:PoqvGb+s0
ロゼッタ関係の情報が手に入る
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 20:14:42.27 ID:T14zIE4w0
>>235

237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 20:15:34.44 ID:aSBPJcyRO
>>235
238 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 20:22:14.73 ID:8vXc4Arco


カツラギ「大丈夫か?」

エリーゼ「はい…少しは飲めたほうが良いかと思って」

 カツラギの頼んだ酒を味見するエリーゼ。パペマは、面白くなさそうにそれを見ている。
 と、そこへ先程声をかけた通行人の男が近寄ってきた。

通行人「お、いたいた」

カツラギ「ああ、さっきの。何か用か?」

通行人「さっき訊いてきた、ロゼッタって人だけど…」



安価下コンマ
01〜20 滝の方に出かけてったよ
21〜60 宿に泊まってるって
61〜90 あっちの席にいるよ
91〜00 連れてきたよ
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 20:32:01.84 ID:HrxqE+2gO
どうだろ
240 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 21:00:21.81 ID:8vXc4Arco
通行人「…ほら、あっち」

カツラギ「? …あっ!」



ロゼッタ「」



 通行人が指差す方に、目当ての人物を見つけて、思わず立ち上がった。

パペマ「あっ、いた」

エリーゼ「ありがとうございます、ええと」

カツラギ「後で一杯奢るぜ。…おーい!」

 カツラギが近寄ると、ロゼッタは振り向いて、彼の姿に気付いて立ち上がった。

ロゼッタ「おや、これはこれはカツラギさん! お久しぶりです」

カツラギ「ああ、探したぜ」

ロゼッタ「探していた? 何かご用ですか?」

パペマ「パーティに入ってほしいんだって」

 パペマたちも集まってきた。

ロゼッタ「パペマさんも、ご無沙汰してます。…ええと、ギルドタウンに戻ってパーティに加わってほしい、と?」

カツラギ「そうだ」

ロゼッタ「ええと、それは別に構わないというか、断る理由は無いのですが…」

パペマ「ですが?」

ロゼッタ「ここに来て、引き受けた仕事もいくつかありまして…それを片付けないうちは出ていくことはできません」

エリーゼ「次の船まで日があります。その間に済ませられませんか? …あっ、私はエリーゼ。こちらのカツラギ先生の弟子よ」

セラ「セラだよ。…どんなおしごと?」

ロゼッタ「まず、桟橋の修理の手伝い、それから町長のご子息の剣術の指南、それから…」

ロゼッタ「…来週行われる、町のお祭りにぜひ加わってほしいと」

カツラギ「祭り…?」

セラ「楽しそう!」
241 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 21:06:51.02 ID:8vXc4Arco
ロゼッタ「祭りというか、この町に古くから伝わる大事な儀式だそうで、基本的に住民しか参加できないそうです」

セラ「えー…」

カツラギ「仕方ないさ。あいにく、剣術も俺たちはからっきしだ。だが、桟橋の修理ならできそうだな。報酬はやるから、手伝わせてくれよ」

ロゼッタ「本当ですか? それはありがたい」

 ロゼッタは頷いた。

ロゼッタ「…毎日、日中に作業を行っています。私は今、町長のお宅に泊めていただいているので、宿の案内はできませんが…」

カツラギ「こっちで勝手に見つけるさ。取り敢えず、見つけられて良かった。俺たちのパーティ、どういうわけか全員魔術師ばっかりでな…」

ロゼッタ「ははは、それは確かに前衛が欲しくなりますね。…」



ロゼッタ「では、また明日」

セラ「ばいばーい!」

 ロゼッタと別れると、宿屋に向かった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@おやすみなさい

Aエリーゼに授業

B散歩(一人 or 連れて行くメンバー併記)

Cメンバーに夜這い(一人併記 セラは判定あり)

Dその他、要記述
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 21:09:21.18 ID:vo39B/u8O
2
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 21:19:07.38 ID:3IRZXzCZO
2
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 21:19:40.23 ID:+J6PKtk/0
そろそろやってみようかな
4 セラ
245 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 21:27:26.73 ID:8vXc4Arco


 宿屋に辿り着き、部屋を確保すると、エリーゼに声をかけた。

カツラギ「船から降りたことだし、授業の続きといこうか」

エリーゼ「お願いします」



安価下 何を教える?
@続・獣身術の実践

A獣身術のコツ

B獣身術の裏技

Cその他要記述
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 21:41:53.53 ID:b6InUSWtO
2
247 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 21:49:12.06 ID:8vXc4Arco
ここでくぎる

なんかエロモンスターもダンジョンも無いところに来ちゃったわね…
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 21:58:02.07 ID:lgbyUrADO
お疲れ様です
まあ、今は修行兼勧誘パートってことで
なんならモンスター判定だしてもいいですし
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/07(土) 21:58:16.47 ID:3f09+dono
おつおつ
250 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/07(土) 22:03:12.73 ID:8vXc4Arco
流石に帰りの船はキンクリしよ
251 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/08(日) 10:16:41.44 ID:Qsf0JCBpo
カツラギ「もう実践できるのに、コツってなんだって感じではあるが」

エリーゼ「…」

カツラギ「…俺自身の心がけとしては、できるだけ変身した動物が、普通はしないような動きをするようにしている」

エリーゼ「人間に戻れるように、ですか?」

カツラギ「ああ。三大欲求が駄目と言うが、もっと言うなら変身した動物の本能に従うことがまずい。鳥になって空を飛ぶとか、魚になって泳ぐとか、できなきゃ話にならねえ行為は仕方ないが、象になって長い鼻を器用に使うとか、キツツキになって木に穴を空けるとか、避けられる行為は避けるようにしている」

エリーゼ「なるほど…」

カツラギ「ちなみにこれは、喧嘩を売られたときにも役に立つぞ。例えば、もし俺が敵の目の前でライオンに変身したら、まず飛びかかって喉元に喰らいつくと思うだろう」

エリーゼ「そうですね…?」

カツラギ「少なくとも口元から目を離せないだろう。そこで、顔面で威嚇し注意をそちらに向けたまま…」

 いきなり、カツラギはエリーゼの手を掴んだ。

エリーゼ「っ!?」ビクッ

カツラギ「前足で、相手のつま先を潰す。ライオンは普通、そんなことしないから、相手は予測できない。初手で優位を得ることができる」

エリーゼ「…」

カツラギ「…ま、喧嘩を売られない、売らないのが一番だがな」

エリーゼ「そうですね…」



 翌朝。ロゼッタから聞いた桟橋に、全員でやって来た。

親方「…ん? 何だいあんたら」

カツラギ「ロゼッタから頼まれて、手伝いに来た」

親方「そんな話は聞いてないが…」

 そこへ、ロゼッタが走ってきた。

ロゼッタ「親方さーん! あっ、カツラギさん、もう来てたんですね」

親方「知り合いかい?」

ロゼッタ「はい。ギルドタウンにいた頃に知り合った方で。…ギルドタウンに戻ることになったので、カツラギさんたちに加わっていただいて、早く進めるようにします」

親方「えーっ、もういなくなっちゃうの? …『祭り』の前に帰るなんて言わないよな?」

ロゼッタ「いえ、それまでは」

親方「それなら…」

 二人の間で話がついたようだ。

親方「それなら、兄さんたちにこっちをやってもらおうか。お嬢さん方は…」

パペマ「力仕事なら」ズゴゴゴゴ…

 ゴーレム腕を装備して、パペマが言う。

親方「お、おう…じゃあ資材運びを…」



 昼過ぎ、ロゼッタが言った。

ロゼッタ「では、私は剣術指南の方に。すみませんが、後はよろしくお願いします」

カツラギ「ああ、任せろ」

 こうして、祭りまでの1週間が始まった。



安価下1〜5 1週間の出来事、行動
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 10:31:02.34 ID:0J7jmhZj0
資金目当ての蛮族の襲撃が起こった
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 10:43:31.67 ID:szGXSmXuO
夜中に散策しているとロゼッタが例のイメージオ◯ニーしていた
今度こそ手を出してみる
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 10:53:14.48 ID:jiVx2zg60
カツラギパペマもロゼッタに近接戦闘を習う
エリーゼは独学で魔法の勉強
セラは何ができるの?って話にも
人に見せたくないとかならエリーゼにロボの魔法を見てもらう
等々特訓パート
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 11:13:26.17 ID:XXmVOz5h0
祭りの準備
詳細とかよくわからないからその辺開示で
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 11:21:31.88 ID:tBbgnTCpO
町長から
町の近くに祠があってそこに子供が迷い込んでしまったので助けてきて欲しいとのこと
また、宝(何かしら良い武器かアイテム)も一緒に眠っているらしいから見つけてきてくれたらそのまま譲ってくれるらしい
今のメンバー+ロゼッタで探索しに行く
257 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/08(日) 13:58:36.72 ID:Qsf0JCBpo


ロゼッタ「こう構えて…こうっ!」ズンッ

町長の息子「とうっ!」ブンッ

カツラギ「こう…か?」ブンッ

パペマ「」シュッシュッ



鹿エリーゼ「…」

エリーゼ「…他にも変身できると良いのだけれど。…セラ、あの魔術師に教わった術、他には無いの?」

セラ「えっとね、こうやって…」

 両肩に魔法陣を描くと、そこから茶色い翼が生えてきた。

セラ「こうやってとべるよ」

エリーゼ「でも、セラはドラゴンなのよね? 翼はもう持ってるんじゃないの?」

セラ「んーっと…ここじゃ、せまい」

エリーゼ「どれだけ大きいの…?」







町長「ご友人方にも来てもらって申し訳ない」

カツラギ「頼み事って、何だ?」

町長「実は、滝に向かう道の途中に祠があるのだが、そこに町の子供が迷い込んでしまったのだ。祠の周りは林になっていて、危険な獣も出ることがある。戦える人に探しに行って欲しい」

ロゼッタ「分かりました」

 一も二もなく頷くロゼッタ。

町長「感謝する。案内に、息子を行かせよう」

町長の息子「えっ、おれ?」

町長「客人を働かせるのだ。お前も働け」

町長の息子「はぁい…」

カツラギ「あんた、名前は?」

 すると彼は「フォーグ」と名乗った。

フォーグ「じゃあ、暗くなる前に行こう」



安価下コンマ
01〜10 もう…
11〜60 何事もなく見つかった
61〜90 祠の奥で…
91〜00 滝の裏に…
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 13:59:58.83 ID:0J7jmhZj0
259 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/08(日) 14:22:57.11 ID:Qsf0JCBpo


 幸い、件の子供はすぐに見つかった。祠の奥で、じっと助けを待っていたようだ。

カツラギ「よう、家に帰るぜ」

「うん…」

エリーゼ「この祠に、何をしに来たの?」

「あ…」

カツラギ「…フォーグ、外に出てろ。余所者の方が、気兼ねなく話せるだろ」

フォーグ「ええっ、おれ一人で外に?」

ロゼッタ「私が付いていますよ。さあ、こちらへ」

フォーグ「! そ、それなら…」

 ロゼッタに連れられて、フォーグが祠から出ていく。どうやらこの青年は、ロゼッタのことが気になるようだ。

カツラギ「…で? どうせ、大事な祭りの供え物を、つまみ食いしようとしたんだろ」

「違う! …お祭り、子供は出ちゃ駄目って言うけど、どうしても行きたくて…どんなお祭りなのか知りたくて…」

パペマ「…子供、駄目なの?」

エリーゼ「何だか、妙なお祭りですね」

カツラギ「後で町長に、こっそり聞いてみるか」

「! 分かったらぼくにも教えてよ」

カツラギ「内容次第だな。それに、こんなことしなくても、お前なら待てばいつかは参加できるだろ」

260 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/08(日) 14:27:31.69 ID:Qsf0JCBpo
(アイテム入手イベなの見落としてた)

 町長の家に戻ってきた。

町長「おお、ありがとう! 無事に送り届けてくれて感謝するよ」

カツラギ「なあ、道中でこんなのを拾ったんだが」

町長「うん? …ああ、それなら君たちにあげよう。せめてもの礼だ」



安価下コンマ
01〜30 ビキニアーマー
31〜60 水晶の剣
61〜90 薄氷のブーツ
91〜00 神像
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 14:28:50.22 ID:J/LxbLvC0
はい
262 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/08(日) 14:46:50.72 ID:Qsf0JCBpo


パペマ「…って言われても」

エリーゼ「こ、これは…///」



『ビキニアーマー』乳房と股間を覆う鉄板に毛皮で裏打ちし、それぞれ革紐や鎖で繋いだだけの簡単な防具。



カツラギ「誰か着るか?」

エリーゼ「結構です!」

パペマ「魔術的に、なんか、よくない」

セラ「ぶかぶか」

カツラギ「…ロゼッタにやるか」



 その夜。カツラギは再び、祠の近くの林に来ていた。

カツラギ「なーんか、妙な気配がするんだよな…町の、大人しか参加できない祭り…」

 少年の隠れた祠の奥に、何か手がかりがないだろうか。そう思っていたのだが…



「くっ…殺せ!」



カツラギ「!?」

 ロゼッタの声だ。しかも、殺せなどととんでもないことを言っている。慌てて、声の方へと走った。

カツラギ「ロゼッタ、ロゼッタ!!」ダッ



ロゼッタ「ああっ、そんな…」

 木立の陰でカツラギが目にしたのは…全裸でのたうち回る、ロゼッタの姿であった。
 彼の声に、ロゼッタの動きがぴたりと止まる。

ロゼッタ「はずかし…め…」チラ



カツラギ「…」

 事情を知らない者が見たら、何らかの呪いを受けているのではないかと危惧するところだが、あいにくカツラギは、彼女の痴態を見るのはこれが初めてではなかった。

ロゼッタ「あ…か…かつ…」

カツラギ「…楽しそうだな」

ロゼッタ「〜〜〜///」カァァァ

 彼は、木立を乗り越えて彼女の元へ歩み寄った。

カツラギ「…俺も混ぜてくれよ」



安価下1〜3 プレイ内容
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 15:05:20.72 ID:0J7jmhZj0
自分からねだってくるまでじっくり言葉責めと愛撫
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 15:10:12.11 ID:m4ZnVxwDO
近づくとイメージプレイはまだ続けたいのかオマ◯コ以外ならなんでもするから誰にも言わないで、あと誰かとするのは初めてだからできれば優しく
と、ごちゃごちゃ何か言ってくるのでキスで黙らせる
一頻り愛撫した後どうして欲しい?と聞くと両手で前穴を隠しながら仰向けでこっち(アナル)にくださいとおねだりされて正常位でアナルセックス
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/08(日) 15:25:55.36 ID:XXmVOz5h0
こっちも脱いで何すればわかるよなと言った雰囲気で股間を見せつけてフェラさせる
その後やっぱり普段からこんなことしてるのか?と雑談しながらまんぐり返しでアナル虐めからのアナルファック
それなりに使っているのか具合もなかなか
敗北騎士宣言もさせて中出しする
266 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/08(日) 15:26:37.30 ID:Qsf0JCBpo
くぎる
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 10:45:42.64 ID:Xwj46+TDO
まだ?
268 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/22(日) 19:08:35.27 ID:8Q84BAN5o
シンプルにアナルが嫌いで安価されるたびにモチベ下がってたけど限界

まあいつか書くかも
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:53:54.56 ID:JvD9cNGL0
えぇ…ここまで来てエタるのか…
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 19:54:42.50 ID:7BScL09D0
自分のスレなんだから受け付けない癖は宣言除外していいよ
待ってる
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/22(日) 22:15:24.05 ID:bwa+QNgE0
うむ、自分の性癖に合わないものはあらかじめ言って除外してもらえればいいし
再安価とかでも全然かまわんよ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 17:55:27.32 ID:ObmRiBW+0
言ってくれればこっちだってアナルでとらんよ・・・
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/28(土) 23:08:51.11 ID:GcDS0GWwO
ぶっちゃけそれまで何も言わず普通にやってたのにいきなり『実は嫌だった。だからモチベもう無い!やめます!』って後出しが酷すぎるだろ
魔王の時もそうだったけど結局自分の不手際を正当化してスレ民に責任転嫁するところ1mmも変わってないのな
274 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/29(日) 16:20:38.44 ID:1sSwAs/Do
うわ出た、安価中だんまりの癖に、結果出てから後出しで文句だけは一丁前の単発末尾Oじゃん



なんてレスバがしたいのではなく…元からアナルが嫌と言うより、セフィリアといいルインといいそんなつもりないキャラがアナル専用に改変されていくのが嫌だったのよ
ただ過去スレ見返すと、ロゼッタをアナル専用みたいにしたのは他ならぬ>>1だったので、それは本当に申し訳ない。今回の安価も、改変しないでどうにか書く
275 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/29(日) 16:52:00.20 ID:1sSwAs/Do
 カツラギが近付くと、ロゼッタは一瞬、本気で狼狽して…それから、開き直ったのか芝居がかった口調で言った。

「ど、どうか…このことは、誰にも…な、何でもする、しますから…」

「ほう、何でもか」

 にやにやしながら更に歩み寄ると、ロゼッタは慌てて付け加えた。

「あっ、そのっ…お、オマンコ以外で…それ以外なら何でも! 何でも望み通りにして…あっ、でも、殿方とは初めてなので、できればんむっ♡」

 ロゼッタの懇願は、強引な接吻に遮られた。

「ん、んん〜…♡」

 腕をどけ、形の良い乳房を鷲掴みにする。既に乳首は固く尖っていて、掌をこりこりと刺激する。

「んっ♡ んぁっ♡」

「ん…ぁむ」

「んんぅっ♡♡」

 もう片方の乳首を口に含み、前歯で柔らかく噛む。それだけで、ロゼッタが悶絶する。
 カツラギは下を脱ぐと、半勃ちの肉棒をロゼッタの鼻先に突き出した。

「!」

「何でもするって、言ったよな?」
276 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/29(日) 17:01:35.53 ID:1sSwAs/Do
ロゼッタ「ふぁい…♡ …ぁむっ♡」

 吹っ切れたロゼッタは、カツラギのペニスを躊躇なく咥え込むと、そのまま前後に唇で扱き始めた。

ロゼッタ「ん♡ んっ♡ んっ♡」ジュポッ ジュポッ

カツラギ「本当に初めてか? えらく慣れた感じだな」

ロゼッタ「っ! は、初めてです、本当です」

カツラギ「そうかよ。…いつも、こんなことしてるのか?」

ロゼッタ「そ、それは…」

カツラギ「口を休めるな」グイッ

ロゼッタ「んごっ!? …んんぅ…♡♡」レロレロ ジュポッ

 腕を伸ばし、両方の乳首をつまみながら、カツラギは尋問するように言う。

カツラギ「ああやって、人気のない所で、素っ裸でオナニーしてんのか?」

ロゼッタ「ぅ…///」

カツラギ「そう言えば、前にクララのことを羨ましいとか言ってなかったか?」

ロゼッタ「!! …」

カツラギ「…」

 言葉に詰まるロゼッタ。カツラギは更に腕を伸ばすと…彼女の後ろの穴に指を這わせた。

ロゼッタ「っ♡」ビクッ

カツラギ「何だよ、ちょっとくすぐっただけだろ」クニ クニッ

ロゼッタ「っ〜♡」ビクビクンッ

カツラギ「前は怖いから、こっちばっかり弄ってたのか?」クニッ ツププ

ロゼッタ「っ♡♡」ビクンッ
277 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/29(日) 18:05:20.12 ID:1sSwAs/Do
 肛門の入り口をくすぐるように愛撫していると、とうとうロゼッタが、ペニスを吐き出して懇願した。

ロゼッタ「あの…そろそろ、どうか」

カツラギ「どうか、何だよ?」

 するとロゼッタは仰向けになって両脚を抱えて股間をカツラギに向けた。

ロゼッタ「あ…///」

 それから、毛を剃り落とした膣口が丸見えなのに気付いて、そっと手で隠した。
 隠されず、差し出すように広げた肛門に、唾液で濡れた亀頭を押し当て…ゆっくりと、押し込んだ。

ロゼッタ「ん…ぉ…あ…♡♡」ゾクゾクッ

カツラギ「きつい、が、結構入るな…っ」ズブブブ…

 一人で開発してきたのか、ロゼッタの肛門は太く膨れた男根を、奥まで呑み込む。腰をぐりぐりと押し付けてから、ゆっくりと引き、また深く挿し込む。

ロゼッタ「んんん〜♡♡ ぅぅあ〜…♡♡」プルプル

カツラギ「どうだ、チンコの味は?」ズッ グリッ

ロゼッタ「〜〜〜♡♡」ビクンッビクンッ

カツラギ「…何とか言えよ変態」ギュッ

ロゼッタ「ひぁっ♡♡」ビクンッ

 乳首を抓られ、ロゼッタが悲鳴を上げる。アナルもぎゅっと締まる。

ロゼッタ「きっ、きもちっ♡ きもちぃ、ですっ♡♡」ビクッ

カツラギ「剣士の癖に、外で露出して、ケツアナほじられて悦ぶのかよ、変態っ!」グリッ グリッ

 言い掛かり同然に詰りながら、腰を繰り返し押し付けると、ロゼッタは叫んだ。

ロゼッタ「すみませんっ、すみませんっ♡ 誇り高き剣士なのにっ♡ 不浄の穴で悦ぶ、変態ですっ♡♡」

カツラギ「どうするんだ、ええ? 言わなきゃ、出してやらねえぞ」グリィッ

ロゼッタ「何でもしますっ♡ 言う事聞きますっ♡ 奴隷に…ケツアナ奴隷に、なりますっ♡♡」

カツラギ「っっ!」グリッ ビュルルッ ビュルルルーッ

 根本まで突っ込んで、射精した。

ロゼッタ「ああぁ〜…♡♡♡♡」ビクンッビクンッ

カツラギ「…ケツアナ奴隷だと? 勝手に決めるなよ。次は、子宮に注いで孕ませるからな」

ロゼッタ「!!??」

278 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/29(日) 20:46:19.89 ID:1sSwAs/Do


 ある朝、いつものように桟橋の修復に向かっていると、数人の町人たちが木材を持って滝の方へ向かっているのを見つけた。

カツラギ「よう、あんたらも仕事か?」

 すっかり顔なじみとなった町人は、片手を上げた。

「よう。…ああ、祭りの準備があるんでな」

カツラギ「へえ。そいつで櫓でも組むのか?」

「そんなとこだよ」

 カツラギは、町人に尋ねてみた。

カツラギ「祭りって…具体的に、何の祭りなんだ?」

 すると町人は、「ああ…」と渋い顔になった。

カツラギ「余所者には言えない感じの祭りか?」

「まあ、な。だが…あんたら、確かギルドから来たんだったか? それなら、少しは言ってもいいかも…」

カツラギ「言ってみろよ。口は硬いぜ」

 カツラギの言葉に、町人は少し考えて…それから、彼の耳元に口を寄せて言った。

「…アスモダイ父神の祭りだ」

カツラギ「何だ、ギルドと一緒か。それなら隠すことは無いぜ。あっちの聖堂には、何度かお世話になってる」

「そうか。…まあ、父神の喜ぶものをみんなで奉納するっていう、そんな感じだ」

カツラギ「ふぅん…」

「じゃあな、俺が何か言ったこと、絶対にばらすなよ?」

カツラギ「分かってるよ。じゃあな」



パペマ「それ、絶対えっちなやつ…」

 その夜。食堂で夕食を摂りながら、カツラギが朝のことを話すと、パペマが渋い顔をした。

カツラギ「だろうな。アスモダイ絡みの祭りで、大人しか参加できないってことは、まあそういうことだろう」

エリーゼ「あの、詳しく存じ上げないのですが、ギルドで信仰されているその神は、そういった…せ、性的なものなのですか?」

カツラギ「性的というか、欲望に従うことを推奨してるって感じだな」

パペマ「えっちな格好の女の子に、力を与える」

エリーゼ「え…?」

セラ「…」モグモグ

 セラは、むすっとした顔で肉を頬張っている。自分をそっちのけで話が進むのが面白くないのだろう。

カツラギ「ま、余所者の俺たちは、どうせ参加できないんだがな…」

パペマ「当たり前」

セラ「おまつり、いきたいなぁ」

カツラギ「おいおい、話聞いてなかったのかよ。行ったところで、村人同士でらんこ」

エリーゼ「わーっ! 駄目、駄目です! …き、きっと、面白いことは無いと思うわよ?」

セラ「…ロゼッタおねえちゃんはいくのに」

カツラギ「…」

エリーゼ「…」

パペマ「…そ、そう言えば」

 とんでもない事実を思い出した、その時。



「た、大変だー!」
279 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/29(日) 21:11:41.79 ID:1sSwAs/Do
というところでくぎる
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:13:45.36 ID:NHydWE+nO
気になるところで…
お疲れ様です
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/29(日) 21:46:52.73 ID:b8y8fY35o
おつおつ
282 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/31(火) 21:16:07.13 ID:XaSALkbBo
 突然、一人の町人が食堂に駆け込んできた。と思うや、外の暗闇からぎらりと光るものが伸びてきて、彼の首筋に突きつけられた。

「ひっ」

盗賊「おい、動くな! …知ってるぜ。この町が、ギルドと繋がってるってな。どっかにお宝隠し持ってんだろ!」

 食堂が、押し殺したような静けさに包まれる。

盗賊「おい! 町長はどこだ。さっさとしねえと、こいつが死ぬぜ…」

「っ!」

 町人の首を腕で締め上げ、短刀を押し当てる。



パペマ「カツラギ…」

カツラギ「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2023/10/31(火) 21:26:24.62 ID:VvDrsaWrO
嘘を教える
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/31(火) 21:33:34.21 ID:/oGZ6gcd0
パペマ達に気を引いてもらい、その隙にネズミに化けて忍び寄る
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/31(火) 21:45:32.54 ID:bnXSdhaA0
カツラギが話を合わせながら仲間が不意打ちの準備
286 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/10/31(火) 22:16:52.16 ID:XaSALkbBo
 突然、カツラギが立ち上がった。

盗賊「おい! 勝手に動くんじゃねえ」

カツラギ「おおおい、待て、待ってくれ。…俺が町長だ」



パペマ「!?」

エリーゼ「えっ!?」



カツラギ「しっ。…この町がギルドの船を受け入れてるのは確かだが、そんな大した金なんてあるわけ無いだろう」

盗賊「とぼけるなよ、おっさん。ギルドタウンとおおっぴらに交流してんのは、世界中でもここだけだ。あれだけ稼ぎまくってる町と貿易してんだから、何もないわけ無いだろ!」

カツラギ「そんなこと言われても、あんたら見ただろう。こんな森の奥で、隣町まで行くのもやっとの所なんだ。あんたらの言うお宝があったとして、毎日の暮らしにあっという間に消えてしまう」

盗賊「ふざけやがって…」

「ひ…っ」

 盗賊の短刀が、村人の首筋に喰い込む。震える首筋を、赤い血が伝う。

カツラギ「よせ、よせ! 俺は町長だ。町の住民を守る義務がある。…その男を放してやってくれ。代わりに、俺が人質になる」

盗賊「…」



パペマ「か、カツラギ…」

エリーゼ「先生は、きっと大丈夫…」



 カツラギがゆっくり歩み寄ると、盗賊は少し考えてから、町人を解放した。

「っ! す、すまねえ」

カツラギ「気にすんな」

 代わりに、カツラギの首筋に短刀を突きつけると、盗賊は言った。

盗賊「おい、言う通りにしてやったぞ。この際、額面なんてどうでもいい。ありったけの金と、食い物を寄越せ」

カツラギ「…仕方ない。案内する」

 カツラギが頷くと、盗賊は彼を引き連れて食堂を出た。



安価下コンマ
01〜05 火の手
06〜15 略奪
15〜40 大勢
41〜70 抵抗
71〜00 …あれ?
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/10/31(火) 22:59:57.06 ID:/oGZ6gcd0
へい
288 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/01(水) 17:53:11.50 ID:BSDwqFJ6o
 食堂の外では、盗賊たちが民家に押し入り、略奪の真っ最中であった。外で倒れて動かない男や、数人に犯される女の姿もある。

盗賊「おい! こいつが町長だと。今から、金の在り処に案内させるぜ」

 盗賊が声を張り上げると、数人の仲間が着いてきた。

「そいつが町長か? 随分若いな」「食堂にいやがったのかよ」「本物か? 嘘ついて姉だろうな?」

カツラギ「う、嘘などつかん。だから、これ以上はやめてくれ」

盗賊「うるせえ!」

カツラギ「ぐっ」

 盗賊に腹を蹴られ、呻くカツラギ。

盗賊「…おら、さっさと案内しろ」

カツラギ「…こっちだ」

 悲鳴を上げて逃げ惑う子供たちを尻目に、町の外れへと向かって歩き出す。

盗賊「おい…本当にこっちなんだろうな?」

カツラギ「大切なものは、神聖な場所に隠すものだろう? …ほら、そこに祠もある」

 道端の祠を指差す。それで幾分納得したのか、追求を止めた盗賊たちを、カツラギは…滝壺のほとりに、案内した。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 19:08:01.02 ID:bhVg3yAZ0
トラに獣化して無力化程度に反撃
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 19:29:55.97 ID:dcX2IQC9o
クラーケンに変身して水に引きずり込んて無力化
291 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/01(水) 20:43:32.16 ID:BSDwqFJ6o
 突然、カツラギが盗賊の腕を振り払い、滝壺に向かって駆け出した。

盗賊「!? あっ、待て!」

 盗賊の叫びを聞きながら彼は、滝壺に飛び込んだ。そして、水の中で、あの時襲われたクラーケンに変身した。



 滝壺の水は、真水であった。
292 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/01(水) 20:44:15.14 ID:BSDwqFJ6o


GAME OVER

293 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/01(水) 20:50:25.88 ID:BSDwqFJ6o
(あそこでリアリティライン上げちゃったから…)

(という訳でTAKE2)



 食堂の外では、盗賊たちが民家に押し入り、略奪の真っ最中であった。外で倒れて動かない男や、数人に犯される女の姿もある。

盗賊「おい! こいつが町長だと。今から、金の在り処に案内させるぜ」

 盗賊が声を張り上げると、数人の仲間が着いてきた。

「そいつが町長か? 随分若いな」「食堂にいやがったのかよ」「本物か? 嘘ついて姉だろうな?」

カツラギ「う、嘘などつかん。だから、これ以上はやめてくれ」

盗賊「うるせえ!」

カツラギ「ぐっ」

 盗賊に腹を蹴られ、呻くカツラギ。

盗賊「…おら、さっさと案内しろ」

カツラギ「…こっちだ」

 悲鳴を上げて逃げ惑う子供たちを尻目に、町の外れへと向かって歩き出す。

盗賊「おい…本当にこっちなんだろうな?」

カツラギ「大切なものは、神聖な場所に隠すものだろう? …ほら、そこに祠もある」

 道端の祠を指差す。それで幾分納得したのか、追求を止めた盗賊たちを、カツラギは…滝壺のほとりに、案内した。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 20:57:55.22 ID:glxN/0wXO
ゴリラに変身
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 21:07:41.52 ID:sikNB0Vv0
↑の前に盗賊を落とせるだけ滝壺に落として人数を減らしておこう
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/01(水) 21:11:35.89 ID:bhVg3yAZ0
>>295
297 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/03(金) 09:33:56.97 ID:4t8/dHPyo
盗賊「おい、ここのどこに…うわっ!?」

 突然、カツラギが盗賊の腕を掴んで滝壺目掛けて放り投げた。

「てめえ!」「やっぱり謀ってやがったか」「ぶっ殺して」

 サーベルを抜く盗賊たち。しかし、そこに既にカツラギの姿はなく…

「…な、なんだ、こいつ…?」

 …一頭の巨大なゴリラが、怒りの形相で佇んでいた。

ゴリラカツラギ「ウオオーッ!」

 カツラギは吠えながら、盗賊の一人に襲いかかった。すぐに盗賊がサーベルを振り上げ、迎撃にかかる。
 しかし、カツラギは盗賊の目の前でさっと身を屈めると、相手の片足を掴んだ。

「うわっ、何す」「ぐあっ!?」

 抵抗しようとする盗賊を振り回し、他の一人にぶち当てる。そしてそのまま、逃げようとする最後に一人めがけてぶん投げた。

「ぎゃっ」

 頭同士が衝突し、諸共に倒れる盗賊たち。最初に倒された一人が立ち上がり、サーベルを構えようとすると、カツラギはすぐにその後ろに回り込み、両手で彼の頭を掴んだ。

「いっ、だっ、やめっ…」

ゴリラカツラギ「ヌウッ…!」ギリギリ

 パキ、パキと音を立て、盗賊の頭が変形していく。サーベルをめちゃくちゃに振り回すと、カツラギはその頭を地面に思い切り叩きつけた。

「」

 動かなくなった盗賊を尻目に、カツラギはゴリラの姿のまま再び町に向かって走り出した。
298 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 08:43:26.39 ID:vXDFKk8Ko


 町では、盗賊と一部の町人との戦いが始まっていた。その中には、パペマやエリーゼ、ロゼッタの姿もある。町長の息子フォーグも、ロゼッタの隣で剣を振るっていた。
 2人がかりで町人の娘を襲う盗賊を、後ろから殴り倒すと、その場がざわついた。



「何だ、この猿…?」「いや、ゴリラか?」「ゴリラ…ゴリラだと!?」



パペマ「! カツラギ!」

 ゴーレムを駆り、自身も両腕と両足に土の鎧を纏ったパペマが、暴れるゴリラに気付いて声を上げた。

エリーゼ「先生! …」

 エリーゼはカモメに変身すると、カツラギの側まで飛んできた。カツラギは人間に戻ると、言った。

カツラギ「あっちで4人ほど片付けた。残りはどのくらいだ?」

エリーゼ「今、先生が2人倒したので、あと6人です。ゴーレムを見て逃げた人もいます」

カツラギ「こっちで戦えるのは」

エリーゼ「私たちの他には、フォーグさんと、大工や漁師の方たちです。かなりやられてしまいましたが…」

カツラギ「あと一息だ。俺たちでやるぞ」

エリーゼ「はい!」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/04(土) 08:47:09.21 ID:GTvRuSnz0
カツラギはトラに化身し各々の戦い方で応戦
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/04(土) 09:11:01.83 ID:7R/aghba0
↑+エリーゼは非戦闘員及びけが人を一か所に集めて治療、終わったら敵の位置を補足して伝達(特に逃げて位置不明の敵)
余裕があれば元素術で攻撃
パペマはゴーレムで非戦闘員を守りつつ追撃
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/04(土) 09:42:09.21 ID:vRbcV137O
>>300+殺しはなるべく控えて双方の死人を減らす
終わってから何かしら聞き出せるかもしれんので
302 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 11:26:22.62 ID:0/opEtLjo
カツラギ「回復術が使えるのはお前だけだ。怪我人を集めて、治療するんだ。終わったら、逃げた奴らを探して教えてくれ」

エリーゼ「はい!」

 そこへ、パペマもやってきた。

カツラギ「パペマ、ゴーレムは戦えない奴らの保護に回せ」

パペマ「ん」コク

エリーゼ「先生は?」

カツラギ「俺は…」

 カツラギは虎に変身すると、エリーゼの背後に忍び寄っていた盗賊に飛びかかった。



安価下コンマ
01〜10 町長が…
11〜80 撃退した
81〜95 逃げた方も倒した
96〜00 ↑+数人は捕まえた
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/04(土) 11:28:43.08 ID:VkwG9QPlo
えいや
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/11/04(土) 11:33:07.70 ID:jaBUVUQ/O
役に立たんのぅ…
305 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 16:27:28.62 ID:0/opEtLjo


 2人ほど倒したところで、残りが逃げ出した。エリーゼは治療で手一杯で追跡する余裕が無かったので、深追いはしないことにした。

カツラギ「はぁっ…どんな状況だ?」

パペマ「良くない」

 ほぼ破壊され尽くした町を見回して、パペマが呟く。食堂に隠れていた人々が、セラと一緒に出てきた。

セラ「…」キョロキョロ

エリーゼ「エーテル、これが最後…まだ、治療が必要な人がたくさんいるのに」

セラ「…エリーゼおねえちゃん」

 途方に暮れるエリーゼのもとへ、セラが駆け寄る。セラはエリーゼの手を取ると自身の胸に置いた。

エリーゼ「セラ? …! 魔力が」

セラ「まりょく、わけてあげる」



ロゼッタ「カツラギさん!」

 ロゼッタが走ってきた。

ロゼッタ「無事でしたか」

カツラギ「ああ。そっちは?」

ロゼッタ「何とか。フォーグさんも、多少の怪我はしましたが。ですが…」

 ロゼッタが、町長の家の方を振り向く。そこには、剣を握ったまま地面に座り込むフォーグの姿があった。彼の目の前には、全身から血を流し、動かなくなった町長。

カツラギ「なんてこった…」

ロゼッタ「…申し訳ありませんが、ギルドへはもう戻りません」

 町を見回し、ロゼッタが言う。

ロゼッタ「ここに残り、復興のお手伝いをします」

カツラギ「…」

 何も言えずにいると、ロゼッタはフォーグの方へ歩み寄り、肩に手を置いて何か話しかけた。フォーグは小さく頷くと、ゆっくり立ち上がり、そして声を張り上げた。



フォーグ「皆、聞いてくれ! この時間、森には狼がうろついてる。このままだと、血の匂いを嗅ぎつけて町に来るかも知れない。すぐに、遺体を広場に集めるんだ。火を焚いて、狼を寄せ付けないようにする!」

ロゼッタ「傷つき、疲弊した状況ですが、力の使える方はお墓を掘っていただけませんか。私も手伝います」



カツラギ「…俺たちも、そっちに行くか」

パペマ「…ん」
306 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 17:53:00.51 ID:0/opEtLjo


カツラギ「よっ、いしょっ…」ザック ザクッ

パペマ「えいっ」ズムッ ドサッ

ゴーレム「____」ズゴッ ズゴッ ズゴッ

 敵味方合わせて、10人以上は死人が出た。肉食獣に掘り起こされないよう、十分な深さの穴を掘るのはかなりの重労働だ。家族や友人、同業者を失って、打ちひしがれた人々と共に、墓穴を掘っていく。幸いゴーレムと、ゴーレムの手足を装備したパペマのおかげで、作業効率は良い。夜明けまでには掘り終わりそうだ。

「…町長さん、死んじまったって」「これから、どうしたら…」

カツラギ「ここの町長は、どうやって決めてるんだ?」

「皆で話し合って決めてる。ただ、先々代から今の町長の家が継いでた」

パペマ「じゃ、フォーグが次の町長?」

「あの人が引退したら、フォーグ君が継ぐだろうって話にはなってた。だけど、こんなに早くとは…」

「町長の倅はまだ14だ。結婚もしてない」

カツラギ「じゃあ、他を探すのか?」

「さぁ…だが、ギルドに顔が利くのは、あの一家くらいだったからなぁ」

パペマ「この町、ギルドと繋がってる。だから狙われた」

「だとしてもこんな森の奥、来るだけで大損だろうに…」



 山際に日光が見えてきた頃、カツラギたちが墓を掘り終えて広場まで戻ってきた。広場には遺体が並べられ、生き延びた人々の弔いを受けていた。隅の方に積まれているのは、盗賊たちの遺体だ。

フォーグ「! カツラギさん」

カツラギ「よう。こっちは掘り終わったぜ」

フォーグ「ありがとうございます。後は、遺体を埋めに行かないと…今、使える台車を掻き集めているところです」

 よく見ると、広場の隅には数台の台車が集められていた。フォーグが手を叩くと、その場にいた人々が彼の方を見た。

フォーグ「皆、あと一息だ。男たちは、遺体を墓場へ。女たちは、残った食材を集めて、温かい食事を頼む」

 彼の号令で、町人たちが動き出す。最後の別れを済ませて、遺体が荷台に載せられていく。女たちは子供を連れて食堂へ入っていく。カツラギが食堂から盗賊を遠ざけたおかげで、ここだけが無事に残ったのが不幸中の幸いであった。

カツラギ「…もう、すっかり町長の風格だな」

フォーグ「いや…おれは、ロゼッタさんに言われたとおりにしているだけで」



「馬は残ってないか? この車、馬じゃないと引けないぞ」



カツラギ「馬なら、用意できるぜ」

 カツラギは台車の方へ向かうと、一頭の輓馬に変身した。

「おお、ゴリラだけじゃなくて馬にもなれるんだな」

エリーゼ「先生! 私も…」

 怪我人の治療が済んだのか、エリーゼが駆け寄ってきた。彼女は変身したカツラギの姿をじっと観察すると、自身も同じ輓馬に変身した。
 いつ見ても、大した才能だ。そう思いながら、カツラギは嘶いた。

307 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 20:07:48.66 ID:0/opEtLjo


カツラギ「…ん」ムクリ

 目を覚ますと、外が薄暗い。今は明け方か。それとも夕方か。体力も魔力も使い果たしたカツラギたちは、食堂の床で泥のように眠っていた。

「目が覚めたかい」

 食堂のおばちゃんが、気付いて近寄ってきた。その手には、湯気を立てるシチューの椀。

「ほら、お食べ。昨日はありがとうねえ」

 差し出された椀を受け取ると、カツラギはぼんやりした頭のまま尋ねた。

カツラギ「今は…朝か? 夕方か?」

「朝だよ。殆ど丸一日眠ってたのさ」

カツラギ「そうか…」

 シチューに口を付ける。そこへエリーゼも起きてきた。

エリーゼ「おはようございます…」

「お嬢ちゃんも、食べな」

エリーゼ「ありがとうございます…」

 パペマは、セラにしがみついたまま寝息を立てている。最終的に、今回は彼女が一番魔力を消費していた。どうやらセラの心臓は無尽蔵の魔力を生み出すらしく、彼女の力も大いに役に立った。
 シチューを飲み干し、外に出ると、男たちが壊された家や家具の修理を行っていた。中心で指示を出しているのは、フォーグだ。その隣には、ロゼッタもいる。

フォーグ「あっ、カツラギさん。まだ休んでいて良かったのに」

カツラギ「丸一日寝てたんだ。もう十分だろ」

ロゼッタ「今、ギルドへの救援要請について放していたところです。どのように連絡しようかと」

カツラギ「ああ、次の船は…2週間後か」

ロゼッタ「それに、明日がお祭りなのですが…」

フォーグ「! …」

 祭りという単語に、フォーグの顔が一瞬、強張った。ちらりとロゼッタの方を伺うと…ぼそっと呟いた。

フォーグ「流石に、今は、できる状況では…」

ロゼッタ「いえ…こういう時こそ、普段通りのお祭りで皆さんを元気付けるべきです!」

カツラギ「! あー…」

ロゼッタ「詳しい内容は当日に、と言われておりましたが…今年だけでも大人だけでなく、町の人全員が参加できるようにしては」

フォーグ「そ、それは無理だ! おれだって、本当はまだ…」

カツラギ「そうそう、ちょっと内容的には…」

ロゼッタ「? カツラギさんはご存知なのですか?」

カツラギ「あー…」
308 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 20:33:02.38 ID:0/opEtLjo
フォーグ「…分かった」

 フォーグが、何か意を決したように、口を開いた。

フォーグ「滝の裏の神像を、広場へ持ってこよう。今年は、町全員で祭りを行う」

カツラギ「!? おまっ、それ、マジで言ってるのか? だって、祭りって…」

フォーグ「火を焚き、肉を焼き、父神に祈り…犠牲者を弔う。今年は、内容を変えて行いましょう」

カツラギ「あ、ああ…」

ロゼッタ「…町人でない私が言うのも何ですが…素晴らしいことだと思います」

 そこへ、作業をしていた人々が集まってきた。

「坊っちゃん…聞いたぜ。毎年の祭りを、止めちまうのか」

フォーグ「止めはしない。ただ、父神へ捧げるものと、祈る内容が変わるだけです。何より」

 彼は俯いて、小さい声で言った。

フォーグ「…盗賊どもに、何人もの女が犯された。祭りに出られない子供も。もう、十分だろう」

「…」

フォーグ「…カツラギさん。できれば、連れの人たちにも協力してもらって…滝の方まで、来てくれませんか」



 祠を通り過ぎ、巨大な滝の方へ。カツラギだけは滝まで行ったことがあったが、パペマやエリーゼ、セラは、まだ来たことが無かった。フォーグは滝壺の縁を歩くと、そのまま流れ落ちる水の方へ慎重に進んでいく。

カツラギ「さっき、滝の裏って言ってたよな?」

パペマ「何かあるの…?」

フォーグ「ギルドから来た人なら、見れば分かります。足を滑らせないように気をつけて」

エリーゼ「…何か、覚えのある魔力の感じが…」

 エリーゼが呟く。
 遂に、轟音を立てる大滝の真裏までやってきた。

カツラギ「…!?」

 突然、背後の崖が消え、巨大な空間が現れた。

パペマ「広い、洞窟…」

セラ「…! あれ」

 セラが指差す先。そこにあったのは…

カツラギ「アスモダイの、像…」
309 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/11/04(土) 20:56:25.99 ID:0/opEtLjo
 黒い石に彫られた、竜に跨る男。聖堂のものに比べると一回りほど小さいが、確かにアスモダイの神像であった。

パペマ「ここにあったんだ…」

フォーグ「おれは、本当は来年から参加するはずだったから、話に聞いただけなんですけど…祭の日、15歳以上の男と、初潮を迎えた後の女がこの洞窟に集まり、この像を囲んで、その」

カツラギ「乱交パーティってことか」

エリーゼ「!?」

セラ「?」

 フォーグが、顔を赤くして頷いた。

フォーグ「男は『父神』の仮面、女は『巫女』の仮面で顔を隠して、相手が誰か分からないように…でも、今年はそれは無しです」

エリーゼ「そ…そうよね、それが良いわね」

フォーグ「町人みんなで、この像に祈りを捧げましょう。そのために、この像を外に出す」

カツラギ「この滝から、どうやって出す?」

フォーグ「丸太を束ねたいかだに括り付け、一度滝壺に落とします。浮いてきたところを、陸に引き上げれば、後は人手さえあれば。過去、そのようにして滝の外に出したことがあるそうです」

カツラギ「やり方が分かってるなら、良い。腕力だったらどうにでもなる」

 フォーグが頷いた。彼の目には、何かの決意が宿っていた。



カツラギ「…祭りは明日か」

エリーゼ「後は休むように言われましたね」

パペマ「うーん…」

セラ「このあと、どうしよう?」



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