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【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3
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299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 08:47:09.21 ID:GTvRuSnz0
カツラギはトラに化身し各々の戦い方で応戦
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 09:11:01.83 ID:7R/aghba0
↑+エリーゼは非戦闘員及びけが人を一か所に集めて治療、終わったら敵の位置を補足して伝達(特に逃げて位置不明の敵)
余裕があれば元素術で攻撃
パペマはゴーレムで非戦闘員を守りつつ追撃
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 09:42:09.21 ID:vRbcV137O
>>300
+殺しはなるべく控えて双方の死人を減らす
終わってから何かしら聞き出せるかもしれんので
302 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 11:26:22.62 ID:0/opEtLjo
カツラギ「回復術が使えるのはお前だけだ。怪我人を集めて、治療するんだ。終わったら、逃げた奴らを探して教えてくれ」
エリーゼ「はい!」
そこへ、パペマもやってきた。
カツラギ「パペマ、ゴーレムは戦えない奴らの保護に回せ」
パペマ「ん」コク
エリーゼ「先生は?」
カツラギ「俺は…」
カツラギは虎に変身すると、エリーゼの背後に忍び寄っていた盗賊に飛びかかった。
安価下コンマ
01〜10 町長が…
11〜80 撃退した
81〜95 逃げた方も倒した
96〜00 ↑+数人は捕まえた
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 11:28:43.08 ID:VkwG9QPlo
えいや
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 11:33:07.70 ID:jaBUVUQ/O
役に立たんのぅ…
305 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 16:27:28.62 ID:0/opEtLjo
…
2人ほど倒したところで、残りが逃げ出した。エリーゼは治療で手一杯で追跡する余裕が無かったので、深追いはしないことにした。
カツラギ「はぁっ…どんな状況だ?」
パペマ「良くない」
ほぼ破壊され尽くした町を見回して、パペマが呟く。食堂に隠れていた人々が、セラと一緒に出てきた。
セラ「…」キョロキョロ
エリーゼ「エーテル、これが最後…まだ、治療が必要な人がたくさんいるのに」
セラ「…エリーゼおねえちゃん」
途方に暮れるエリーゼのもとへ、セラが駆け寄る。セラはエリーゼの手を取ると自身の胸に置いた。
エリーゼ「セラ? …! 魔力が」
セラ「まりょく、わけてあげる」
ロゼッタ「カツラギさん!」
ロゼッタが走ってきた。
ロゼッタ「無事でしたか」
カツラギ「ああ。そっちは?」
ロゼッタ「何とか。フォーグさんも、多少の怪我はしましたが。ですが…」
ロゼッタが、町長の家の方を振り向く。そこには、剣を握ったまま地面に座り込むフォーグの姿があった。彼の目の前には、全身から血を流し、動かなくなった町長。
カツラギ「なんてこった…」
ロゼッタ「…申し訳ありませんが、ギルドへはもう戻りません」
町を見回し、ロゼッタが言う。
ロゼッタ「ここに残り、復興のお手伝いをします」
カツラギ「…」
何も言えずにいると、ロゼッタはフォーグの方へ歩み寄り、肩に手を置いて何か話しかけた。フォーグは小さく頷くと、ゆっくり立ち上がり、そして声を張り上げた。
フォーグ「皆、聞いてくれ! この時間、森には狼がうろついてる。このままだと、血の匂いを嗅ぎつけて町に来るかも知れない。すぐに、遺体を広場に集めるんだ。火を焚いて、狼を寄せ付けないようにする!」
ロゼッタ「傷つき、疲弊した状況ですが、力の使える方はお墓を掘っていただけませんか。私も手伝います」
カツラギ「…俺たちも、そっちに行くか」
パペマ「…ん」
306 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 17:53:00.51 ID:0/opEtLjo
…
カツラギ「よっ、いしょっ…」ザック ザクッ
パペマ「えいっ」ズムッ ドサッ
ゴーレム「____」ズゴッ ズゴッ ズゴッ
敵味方合わせて、10人以上は死人が出た。肉食獣に掘り起こされないよう、十分な深さの穴を掘るのはかなりの重労働だ。家族や友人、同業者を失って、打ちひしがれた人々と共に、墓穴を掘っていく。幸いゴーレムと、ゴーレムの手足を装備したパペマのおかげで、作業効率は良い。夜明けまでには掘り終わりそうだ。
「…町長さん、死んじまったって」「これから、どうしたら…」
カツラギ「ここの町長は、どうやって決めてるんだ?」
「皆で話し合って決めてる。ただ、先々代から今の町長の家が継いでた」
パペマ「じゃ、フォーグが次の町長?」
「あの人が引退したら、フォーグ君が継ぐだろうって話にはなってた。だけど、こんなに早くとは…」
「町長の倅はまだ14だ。結婚もしてない」
カツラギ「じゃあ、他を探すのか?」
「さぁ…だが、ギルドに顔が利くのは、あの一家くらいだったからなぁ」
パペマ「この町、ギルドと繋がってる。だから狙われた」
「だとしてもこんな森の奥、来るだけで大損だろうに…」
…
山際に日光が見えてきた頃、カツラギたちが墓を掘り終えて広場まで戻ってきた。広場には遺体が並べられ、生き延びた人々の弔いを受けていた。隅の方に積まれているのは、盗賊たちの遺体だ。
フォーグ「! カツラギさん」
カツラギ「よう。こっちは掘り終わったぜ」
フォーグ「ありがとうございます。後は、遺体を埋めに行かないと…今、使える台車を掻き集めているところです」
よく見ると、広場の隅には数台の台車が集められていた。フォーグが手を叩くと、その場にいた人々が彼の方を見た。
フォーグ「皆、あと一息だ。男たちは、遺体を墓場へ。女たちは、残った食材を集めて、温かい食事を頼む」
彼の号令で、町人たちが動き出す。最後の別れを済ませて、遺体が荷台に載せられていく。女たちは子供を連れて食堂へ入っていく。カツラギが食堂から盗賊を遠ざけたおかげで、ここだけが無事に残ったのが不幸中の幸いであった。
カツラギ「…もう、すっかり町長の風格だな」
フォーグ「いや…おれは、ロゼッタさんに言われたとおりにしているだけで」
「馬は残ってないか? この車、馬じゃないと引けないぞ」
カツラギ「馬なら、用意できるぜ」
カツラギは台車の方へ向かうと、一頭の輓馬に変身した。
「おお、ゴリラだけじゃなくて馬にもなれるんだな」
エリーゼ「先生! 私も…」
怪我人の治療が済んだのか、エリーゼが駆け寄ってきた。彼女は変身したカツラギの姿をじっと観察すると、自身も同じ輓馬に変身した。
いつ見ても、大した才能だ。そう思いながら、カツラギは嘶いた。
…
307 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 20:07:48.66 ID:0/opEtLjo
…
カツラギ「…ん」ムクリ
目を覚ますと、外が薄暗い。今は明け方か。それとも夕方か。体力も魔力も使い果たしたカツラギたちは、食堂の床で泥のように眠っていた。
「目が覚めたかい」
食堂のおばちゃんが、気付いて近寄ってきた。その手には、湯気を立てるシチューの椀。
「ほら、お食べ。昨日はありがとうねえ」
差し出された椀を受け取ると、カツラギはぼんやりした頭のまま尋ねた。
カツラギ「今は…朝か? 夕方か?」
「朝だよ。殆ど丸一日眠ってたのさ」
カツラギ「そうか…」
シチューに口を付ける。そこへエリーゼも起きてきた。
エリーゼ「おはようございます…」
「お嬢ちゃんも、食べな」
エリーゼ「ありがとうございます…」
パペマは、セラにしがみついたまま寝息を立てている。最終的に、今回は彼女が一番魔力を消費していた。どうやらセラの心臓は無尽蔵の魔力を生み出すらしく、彼女の力も大いに役に立った。
シチューを飲み干し、外に出ると、男たちが壊された家や家具の修理を行っていた。中心で指示を出しているのは、フォーグだ。その隣には、ロゼッタもいる。
フォーグ「あっ、カツラギさん。まだ休んでいて良かったのに」
カツラギ「丸一日寝てたんだ。もう十分だろ」
ロゼッタ「今、ギルドへの救援要請について放していたところです。どのように連絡しようかと」
カツラギ「ああ、次の船は…2週間後か」
ロゼッタ「それに、明日がお祭りなのですが…」
フォーグ「! …」
祭りという単語に、フォーグの顔が一瞬、強張った。ちらりとロゼッタの方を伺うと…ぼそっと呟いた。
フォーグ「流石に、今は、できる状況では…」
ロゼッタ「いえ…こういう時こそ、普段通りのお祭りで皆さんを元気付けるべきです!」
カツラギ「! あー…」
ロゼッタ「詳しい内容は当日に、と言われておりましたが…今年だけでも大人だけでなく、町の人全員が参加できるようにしては」
フォーグ「そ、それは無理だ! おれだって、本当はまだ…」
カツラギ「そうそう、ちょっと内容的には…」
ロゼッタ「? カツラギさんはご存知なのですか?」
カツラギ「あー…」
308 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 20:33:02.38 ID:0/opEtLjo
フォーグ「…分かった」
フォーグが、何か意を決したように、口を開いた。
フォーグ「滝の裏の神像を、広場へ持ってこよう。今年は、町全員で祭りを行う」
カツラギ「!? おまっ、それ、マジで言ってるのか? だって、祭りって…」
フォーグ「火を焚き、肉を焼き、父神に祈り…犠牲者を弔う。今年は、内容を変えて行いましょう」
カツラギ「あ、ああ…」
ロゼッタ「…町人でない私が言うのも何ですが…素晴らしいことだと思います」
そこへ、作業をしていた人々が集まってきた。
「坊っちゃん…聞いたぜ。毎年の祭りを、止めちまうのか」
フォーグ「止めはしない。ただ、父神へ捧げるものと、祈る内容が変わるだけです。何より」
彼は俯いて、小さい声で言った。
フォーグ「…盗賊どもに、何人もの女が犯された。祭りに出られない子供も。もう、十分だろう」
「…」
フォーグ「…カツラギさん。できれば、連れの人たちにも協力してもらって…滝の方まで、来てくれませんか」
…
祠を通り過ぎ、巨大な滝の方へ。カツラギだけは滝まで行ったことがあったが、パペマやエリーゼ、セラは、まだ来たことが無かった。フォーグは滝壺の縁を歩くと、そのまま流れ落ちる水の方へ慎重に進んでいく。
カツラギ「さっき、滝の裏って言ってたよな?」
パペマ「何かあるの…?」
フォーグ「ギルドから来た人なら、見れば分かります。足を滑らせないように気をつけて」
エリーゼ「…何か、覚えのある魔力の感じが…」
エリーゼが呟く。
遂に、轟音を立てる大滝の真裏までやってきた。
カツラギ「…!?」
突然、背後の崖が消え、巨大な空間が現れた。
パペマ「広い、洞窟…」
セラ「…! あれ」
セラが指差す先。そこにあったのは…
カツラギ「アスモダイの、像…」
309 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 20:56:25.99 ID:0/opEtLjo
黒い石に彫られた、竜に跨る男。聖堂のものに比べると一回りほど小さいが、確かにアスモダイの神像であった。
パペマ「ここにあったんだ…」
フォーグ「おれは、本当は来年から参加するはずだったから、話に聞いただけなんですけど…祭の日、15歳以上の男と、初潮を迎えた後の女がこの洞窟に集まり、この像を囲んで、その」
カツラギ「乱交パーティってことか」
エリーゼ「!?」
セラ「?」
フォーグが、顔を赤くして頷いた。
フォーグ「男は『父神』の仮面、女は『巫女』の仮面で顔を隠して、相手が誰か分からないように…でも、今年はそれは無しです」
エリーゼ「そ…そうよね、それが良いわね」
フォーグ「町人みんなで、この像に祈りを捧げましょう。そのために、この像を外に出す」
カツラギ「この滝から、どうやって出す?」
フォーグ「丸太を束ねたいかだに括り付け、一度滝壺に落とします。浮いてきたところを、陸に引き上げれば、後は人手さえあれば。過去、そのようにして滝の外に出したことがあるそうです」
カツラギ「やり方が分かってるなら、良い。腕力だったらどうにでもなる」
フォーグが頷いた。彼の目には、何かの決意が宿っていた。
…
カツラギ「…祭りは明日か」
エリーゼ「後は休むように言われましたね」
パペマ「うーん…」
セラ「このあと、どうしよう?」
安価下1〜3でコンマ最大 夜の行動
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 21:09:57.53 ID:3480n7woO
若い女の子達から町の近くにダンジョンっぽい場所があり、そこには町民限定のドラゴンボール的な何かがあること教えてもらう
死人や建造物等の盗賊の被害を補填したいが危険な場所なので自分たちでは行けないから代わりに行ってきて欲しいとのこと
カツラギ一行+ロゼッタでダンジョンイベへ
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 21:29:16.75 ID:pjGuzlaq0
>>310
+祠の時みたいに何かしらお礼が貰える
祭りも延期される
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 21:58:25.22 ID:EXiJLRhWO
うえ
313 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/04(土) 22:08:02.09 ID:0/opEtLjo
くぎる
ドラゴンボール的なやつについて、もうちょっと詰められるなら詰めて欲しいかも。裏設定として、死者蘇生はダンジョン内で死んだ人限定ってのがあったんだけど、ここまでダンジョンを離れることは想定してなかったから
祭りに関しては、ロゼッタが町に戻ってこない限り始まらないので勝手に延期される
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/04(土) 22:56:59.27 ID:7R/aghba0
流石に蘇生はなぁ…キツめに条件つけないと今後がつまらなくなるだけだろうし
そんな都合のいいものがあるならとっくに使われてそうだしなぁ
幸い「死人や建造物等の補填」とは書かれてるが「蘇生できる」とは書いてないし、人の補填なら人が増えればいいわけで
祀ってる神的にも排卵誘発剤的な何かや加護とかが貰えるようにでもするとか?
315 :
>>310
[sage]:2023/11/04(土) 23:57:06.53 ID:+5Mv0X2uO
補填って書いたけど普通に蘇生・修復のつもりで投げたわ
範囲はカツラギが町に到着してからのの死にたて・壊れたてが対象
盗賊たちはお好きにどうぞ、死んだままでも生き返らせて真っ当に労働させても
媒体については特定の場所に行くとアスモダイ父神の眷属が降りてきて願いを叶えてくれるとかかなーと
設定あんま分かってないからそんなのないですってことなら適当にアイテム拾ってフォーグに使わせると起動する感じで
他に決めなきゃいけないことや願いを細かくしなさいってことなら相談させて欲しいです
>>314
簡単に死人が生き返ってもつまらんとか言うけどダンジョンパート一回分使わせてもらう予定で投げたから結構手間だけど
生き返らせるのも滝壺の町終わったらもう出てこなさそうなNPCみたいな人達だけで実益ほぼ無しの気分悪いからやるってだけだし
そもそも殺しまくりの方がつまんねーよ
316 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/05(日) 00:38:48.59 ID:426fvdBoo
アスモダイが絡んでれば死者蘇生自体はまあ問題ない
ただドラゴンボールって願い一つだけだったような。こっちもある程度の制限は設けさせてもらう。でないと安価→ロールバックの繰り返しになりかねない
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/05(日) 01:29:10.02 ID:Sac5VxQ7O
ドラゴンボールは作中で何回か仕様が変わってる
一回につき1人だけ復活したり
まとめて蘇生できるけど一回きりだったり
3つまとめて願いが叶ったり
つまりガバなので拘るだけ野暮ってものです
318 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/06(月) 19:49:43.14 ID:3rFguOrdo
折角なので滝壺ダンジョン(仮)で出てくるモンスターを募集します
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1676722106/
に投げてちょ
319 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/09(木) 19:38:48.03 ID:MXpz0AF6o
カツラギ「しかし、まだ明るいしなぁ…」
その時、どこからか二人組の少女が走ってきて、カツラギたちに声をかけた。
「あの、旅人さん!」
カツラギ「ん? どうした?」
パペマ「力仕事?」
「いえ…あの…」
エリーゼ「…ここでは言いにくいことですか? ちょっと、物陰に行きましょうか」
打ち壊された家の陰に移動すると、少女が話し始めた。
「実は…この町には、昔から伝わる『聖女』の伝説があって」
「もしかしたら、それでこの町が元通りになるかも…」
カツラギ「『聖女』…?」
少女たちが交互に説明する。
「ずっと昔、この町が今みたいに大変なことになった時、海の向こうからやってきて」
「アスモダイ父神の力で、壊れた建物や荒らされた畑を元通りにしてくれたんだって」
「死んだ人が、生き返ったっていう言い伝えもあって」
パペマ「アスモダイの巫女…? なら、あり得る」
パペマが頷く。
エリーゼ「その、聖女は今は」
「町を救った時に力を使い果たして、滝の近くに埋葬されたって」
「今は、祠が建っているあたりに」
セラ「おはかになってるの?」
カツラギ「まあ、見てみるだけ見ても良いかもな。どうせ暇してたし」
「それが…」
片方が、言いづらそうに切り出す。
エリーゼ「何?」
「言い伝えなんだけど…祠の下は、広い迷路になっていて、危険な魔物がいっぱいいるんだって」
カツラギ「つまり…ダンジョンか」
セラ「ダンジョン!」キラキラ
パペマ「魔力鉱石!」キラキラ
エリーゼ「これは…言い伝えが本当なら、ロゼッタさんにも手伝って貰わないといけないみたいね」
…
ロゼッタ「何と、そのようなものが!」
ロゼッタに先程の話を伝えると、すぐに乗ってきた。
ロゼッタ「万に一つでも可能性があるのなら、全力を尽くしましょう」
フォーグ「えっ、ロゼッタさん、行っちゃうの?」
フォーグが不安げに彼女を見る。ロゼッタは、彼の肩に手を置いた。
ロゼッタ「心配いりません。ダンジョン探索に、モンスターの討伐なら、私たちの得意分野です」
フォーグ「でも、ロゼッタさんがいないと、おれ…」
ロゼッタ「大丈夫。あなたはもう、町の人のリーダーを立派に務めています。だから自信を持って。周りの方々の意見に耳を傾け、自分が信じる行いを通すのです」
そう言うとロゼッタは、カツラギたちと共に町を出発した。
…
320 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/09(木) 20:39:34.52 ID:MXpz0AF6o
『第0層 祠』
カツラギ「思えば、初めてここに来たのは、迷子のガキを探すためだったな」
エリーゼ「お祭りの内容を知りたくて、ここに来たって言ってましたね。…」
エリーゼが、何とも言えない顔をする。彼が、祭りの真相を知ったら…
カツラギ「ちなみに、結局中にあったのは…」
祠の中に置かれていた物を、拾い上げる。それは、銀色の仮面であった。男の顔と、女の顔の2種類がある。
パペマ「滝の裏で使う、お面」
カツラギ「折角だし、1セット持っていこうぜ」
『父神の仮面』父神アスモダイの顔を象った、銀色の仮面。
『巫女の仮面』アスモダイの巫女の顔を象った、銀色の仮面。
ロゼッタ「…おや?」
女の仮面を拾おうと屈んだロゼッタが、何かに気づいた。
ロゼッタ「ここだけ、床が薄いような…!!」
床板に触れると、がたりと音がして外れた。その隣、その隣、反対の隣…外していくと、祠の床に、人一人が通れるくらいの穴が開いた。
カツラギ「マジでダンジョンだったのか…」
エリーゼ「アスモダイという神は、ダンジョン造りが趣味なのでしょうか…?」
セラ「はやくいこー!」ヒュン
カツラギ「あっ待て!」
穴に飛び込んだセラを追って、カツラギたちも次々穴へと入っていった。
…
321 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/09(木) 20:56:27.40 ID:MXpz0AF6o
『第1層 地下空洞』
カツラギ「祠の下に、こんな空間が…」
エリーゼ「ただの洞穴ではなく、人の手が加わっているようです」
壁を補強するように積み上げられた石を見て、エリーゼが言う。
ロゼッタ「聖女が葬られているという言い伝えが本当であれば、この先に眠っているのでしょう」
カツラギ「だが、聖女とは言え死んだ奴が役に立つかな…」
パペマ「早く見つけて、早く帰ろ」
安価下コンマ
01〜20 残党
21〜60 特に何も起こらない
61〜80 そう言えば…
81〜95 ↑+丁度いいところに
96〜00 もしかして…
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 20:58:15.00 ID:hmT6EBHSO
なんかこい
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 21:09:24.18 ID:wEurYVt5o
やるぅ!
324 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/09(木) 21:17:06.78 ID:MXpz0AF6o
カツラギ「ここが本当にダンジョンなら…呼べば来るかも知れないな」
ロゼッタ「どなたがです?」
カツラギ「ダンジョンに城を構えて、呼べばすぐ来るやつがいるんだよ」
パペマ「もしかして…」
エリーゼ「! …///」
かつて、その城で起きたことを思い出し、赤面するエリーゼ。
カツラギ「ま、ダンジョン『みたい』なだけだし、流石にこんな遠くまでは来れないか。あの___」
ダリア「…」
カツラギ「___露出狂吸血鬼は」
ダリア「誰が、露出狂吸血鬼と?」ヌッ
カツラギ「うわーっ!!?」ビクッ
いつの間にか、背後に立っていたダリアに、カツラギが飛び上がる。
エリーゼ「こ、こんなところも管轄内なの!?」
ダリア「何を言っている? 我は、呼ばれたから来ただけぞ」
パペマ「だってここ、ギルドからすごく離れたとこ」
ダリア「む…?」
恐らく、事態を呑み込めていないらしいダリア。セラが興味津々で尋ねた。
セラ「すごーい! どうやってきたの?」
ダリア「!! やけに皮膚が熱いと思ったら…ええい、寄るな!」シッシッ
飛び離れるダリア。セラが、悲しそうな顔をする。
セラ「え…」
パペマ「あー、泣かせた」
ダリア「! し、仕方ないではないか。こやつ、天界の者だろう? 夜に生きる者には、存在自体が猛毒よ」
ロゼッタ「あ、あの!」
ここで、ロゼッタが割り込んできた。
ロゼッタ「カツラギさんたちのお知り合いとお見受けします。…私はロゼッタ。ギルドに所属していた時期もあります。…貴女は?」
ダリア「何だ、新しい妾か。…我はダリア。故あって、吸血鬼に身をやつしている、ただの小娘よ」
エリーゼ「…あら?」
ここで、エリーゼが気付いた。
エリーゼ「服…着てる?」
ダリア「いかにも」
325 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/09(木) 21:47:01.52 ID:MXpz0AF6o
ダリアが頷いた。確かによく見ると、今の彼女は靴下と手袋にガターベルトだけでなく、白いブラウスも着ていた。やや長い裾の下に目を遣ると、ちゃんと黒いショーツも穿いている。
ダリア「貴様らが、呪いを多く『引き受けた』ようでな。ここまで着ても危険が無くなったのだ」
エリーゼ「…///」フイ
顔を背けるエリーゼ。ダリアは続けた。
ダリア「まあ、そんなことは良い。我を呼んだということは、助けが必要なのであろう?」
カツラギ「確かに、着の身着のままで着たから、テントも飯も、水すら持ってない」
パペマ「パペマたち、もう『対価』は払ったから、城に行ける」
ダリア「無論、まだ払っていない者からは徴収するぞ。そこの女」
ロゼッタ「は、はい。…対価?」
パペマ「血をちょっとだけ」
ロゼッタ「血…?」
ダリア「そこの天界のは、連れてこれんぞ。近付くだけで命が危ない」
セラ「…」ウルウル
カツラギ「なあ…こいつはセフィリアみたいに、お尋ね者とかじゃない。近寄るのが駄目でも、城まで転送することはできるだろ?」
エリーゼ「ダリアとセラが、端と端になれば良いんじゃないかしら」
ダリア「だが、こやつの血は飲めぬ。一口でも舐めたが最後、我は消滅してしまうだろう」
ロゼッタ「…分かりました。では、私がセラさんの分の対価も払います」
カツラギ「!」
ロゼッタの提案に、ダリアが目を細める。
ダリア「…ほう。我は血が飲めれば文句はない。招いた人数分の血を頂くという、掟が破られぬならなお良い」
ロゼッタ「決まりですね」
カツラギ「どうする、一度行ってみるか」
安価下 どうする?
@行ってみる
A後で
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/09(木) 22:01:47.44 ID:wEurYVt5o
1
327 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/09(木) 22:06:21.17 ID:MXpz0AF6o
くぎる
328 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/12(日) 19:51:52.17 ID:H182Nf9Do
…
ダリア「…おい、もっと離れろ」
セラ「むり…」グイグイ
エリーゼ「早く行きましょ、その方が良いわ」
ダリア「むぅ…」
ダリアが、渋々術を使う。たちまち、一行の姿が煙になって消えた。
…
『第49層 新月城』
ダリア「ふぅ…何とか辿り着いた」
ロゼッタ「! …こ、ここは」
ダリア「第49層、新月城である。…さあ、『対価』を貰おうか」
ロゼッタ「ああ、そうでしたね」
ロゼッタは、手甲を外すと片手をダリアに差し出した。
ロゼッタ「こちらでよろしいでしょうか」
ダリア「構わん」
ダリアはその手を取ると、手の甲に爪で傷を付けた。いつもより多く血を滲ませると、口を付けて啜った。
ロゼッタ「」ゾワッ
ダリア「…こんなものだな。では、好きに過ごせ」
カツラギ「取り敢えず、食い物探そうぜ」
ロゼッタ「は、はい…」
傷付けられた手の甲を押さえながら、ロゼッタが頷く。
ロゼッタ「…町の皆さんを待たせています。長居はしないようにしましょう」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@『第1層 地下空洞』
A食べ物を探す
Bその他要記述
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 19:53:54.04 ID:PESRkTtKO
2
330 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/12(日) 20:01:20.49 ID:H182Nf9Do
速やかにすすめよ
…
カツラギ「さてさて、今まであんまり大したものは無かったが…」ゴソゴソ
セラ「…ごはんみつけて、はやくもどりたい」ボソッ
パペマ「あんなに行きたがってたのに…」
ロゼッタ「第49層…確か、以前来た時は…」
安価下コンマ
01〜40 パンと干し肉
41〜70 ↑+ワイン
71〜90 ↑+浄水瓶
91〜00 …奇遇だな
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 20:01:51.50 ID:lm6/VmxRO
ほほい
332 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/12(日) 20:25:09.04 ID:H182Nf9Do
…
カツラギ「…パンと、干し肉。いつものやつだな」
エリーゼ「ワインもありましたよ。これで、短いダンジョンなら何とかなりそうです」ゴトッ
安価下 どうする?
@『第1層 地下空洞』
Aその他要記述
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 20:26:31.69 ID:A9pOdLYf0
1
334 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/12(日) 20:32:30.97 ID:H182Nf9Do
ロゼッタ「という訳で、先を急ぎますので。失礼!」
ダリア「むぅ、貴様にも呪いを分けたいところであったが、その暇は無いか…」
エリーゼ「悪いけど、私たち、ギルドから遠いところから来たの。呪いを移されても、解呪する方法が無いわ」
ダリア「…まあ良い。掴まれ」
来た時のように手を繋ぐと、元の空洞に帰ってきた。
…
『第1層 地下空洞』
パペマ「ご飯ゲット。行こ」
一行は、地下空洞の先へと歩き出した。
335 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/12(日) 20:46:07.22 ID:H182Nf9Do
『第2層 地下墓地』
パペマ「…!」ビクッ
周囲が石造りの壁に覆われ、どこか馴染みのある冷気が漂う。パペマは苦い経験を思い出し、立ち止まった。
エリーゼ「まるで、ダンジョンの地下墓地みたい…」
セラ「…」キョロキョロ
ロゼッタ「もしも、ダンジョンのそれと同質であれば…できるだけ立ち止まらず、進むべきでしょう」
カツラギ「だが、目的地は墓場ではあるぞ…」
安価下コンマ
01〜20 ゾンビの群れだ!
21〜40 ゾンビの気配だ
41〜60 残党
61〜95 先に道がある
96〜00 墓守
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 20:47:47.07 ID:JjrU5UkrO
ほん
337 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/12(日) 21:05:14.99 ID:H182Nf9Do
その時、突然石畳が捲れ上がり、中から無数のゾンビが這い出してきた。
パペマ「!!」ビクゥッ
カツラギに抱きつくパペマ。エリーゼが呟いた。
エリーゼ「魔力の流れがおかしい…吸われてる?」
カツラギ「嘘だろ、ただでさえめんどくさい奴らなのに…」
ロゼッタが剣を抜き、尋ねた。
ロゼッタ「斬れば倒れますか」
カツラギ「ダンジョンのと同じなら、斬ったくらいじゃ倒れねえ」
エリーゼ「炎は?」
カツラギ「灰になるまでやれるならな。生焼け程度じゃ、元気に襲ってくるぜ!」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 21:18:58.76 ID:YjVa6Ki7O
セラになんとかならない?と聞いてみる
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 21:21:18.21 ID:A9pOdLYf0
エリーゼに神聖魔法を使ってもらう
なさそうならセラに頼るか退避
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/12(日) 21:36:52.37 ID:3GZV9F5Io
>>339
341 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/14(火) 20:33:19.54 ID:ixttjMLeo
カツラギ「! そうだセラ、お前天界出身だっけか」
セラ「そうだけど…?」
カツラギ「あいつら、聖属性に弱いんだ。何とかならないか」
セラ「んーと…」
安価下コンマ
01〜20 教わった魔法で…
21〜50 聖なるオーラを…
51〜90 頭だけ…
91〜00 あんまり長くは保たないけど…
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/14(火) 20:36:41.57 ID:XCP5kF7jo
よ
343 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/14(火) 21:54:29.75 ID:ixttjMLeo
セラ「えっと、ここじゃせまいから…」
カツラギ「そこを何とか」
セラ「あたまだけ」シュゥゥゥ…
突然、セラの被る冠が光を放った。
パペマ「!?」
エリーゼ「す、凄い魔力…!」
黄金の冠が、一つの生物のようにセラの頬まで伸び、網目のように彼女の顔を覆っていく。やがてその隙間から、虹色に輝く鱗が生え、セラの顔を覆い尽くした。
セラ『…』カッ
セラが、鱗に覆われた口を開いた。次の瞬間、鋭い牙の並んだ口から、まばゆい光線を発射した!
344 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/15(水) 20:19:23.99 ID:Y5RK38iSo
ロゼッタ「っ…ど、どうなりましたか…?」
ロゼッタが、そっと目を開ける。
ロゼッタ「!!」
カツラギ「ぞ、ゾンビが、跡形もねえ…」
セラは、頭を人間に戻すと、その場に座り込んだ。
セラ「…ふぅ」
エリーゼ「だ、大丈夫?」
パペマ「消耗が激しそう」
パペマはゴーレムを作り出すと、セラを背負わせた。
パペマ「ん。これで行ける」
…
『第3層 迷宮』
カツラギ「墓は抜けたみたいだが…」
ロゼッタ「迷宮みたいですね…いよいよ、ダンジョンと同じです」
セラ「すぅ…」スヤスヤ
安価下 どうする?
@この層を探索
A休憩
Bその他要記述
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 20:21:10.54 ID:46XsW9QbO
2
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 20:21:16.41 ID:Zs6pLv4v0
1
347 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/15(水) 20:29:48.44 ID:Y5RK38iSo
カツラギ「…」チラ
カツラギは、ゴーレムの背で寝息を立てるセラを一瞥すると、言った。
カツラギ「ちょっと休むか」
ロゼッタ「しかし、町の皆さんがお祭りを」
カツラギ「言っても、俺たちは他所者だろ。町の連中に言われれば、フォーグも祭りを始めざるを得ないさ」
ロゼッタ「まあ…それはそうですが」
カツラギ「何より、セラが戦力になると分かったんだ。この先何が出るか、どこまで続くか分からねえし、万全にしとこうぜ」
一行は迷宮の通路に腰を下ろし、新月城から持ち出したパンと干し肉を取り出した。
安価下1〜3でコンマ最大 休憩中の出来事、行動
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 20:44:21.69 ID:Vz9fLKVH0
エリーゼとロゼッタに聖属性の魔法が使えるか確認
毎回セラに頼るか訳にもいかないので
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 20:45:14.55 ID:Zs6pLv4v0
さっきの戦闘結果の感想を聞いてみる
350 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/15(水) 21:18:13.28 ID:Y5RK38iSo
…
セラ「Zzz…」
カツラギ「そう言えば、我が弟子エリーゼは、聖属性の魔法は使えるのか?」
エリーゼ「いえ、聖属性は修めてません。前の先生も、使いませんでした」
パペマ「ロゼッタは?」
ロゼッタ「私も、エンチャントできるのは元素魔術だけです。聖属性は、元素とは違うので」
エリーゼ「聖属性は独特というか…技術というよりも、魂の在り方のようなもので、他の魔術とは両立が難しいそうです」
カツラギ「まあ、そりゃそうか…」
カツラギは腕組みした。ゾンビやゴースト相手となると、またセラを頼らざるを得ないようだ。
…
セラ「…ふぁ」ムクリ
エリーゼ「あ、セラが起きたみたい」
ロゼッタ「では、出発しましょう」
安価下コンマ
01〜10 魚人
11〜30 こんなところに…
31〜50 特に何も起こらない
51〜90 階段を見つけた
91〜00 墓守
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 21:19:36.71 ID:8b3lXTFzO
厳しい探索になりそう
352 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/15(水) 21:27:48.51 ID:Y5RK38iSo
…
カツラギ「…おっ」
石レンガの角を曲がると、向こうに下へ降りる階段を見つけた。
ロゼッタ「良かった、先に進めますね」
…
『第4層 迷宮』
カツラギ「ぐっ…まだ迷宮か」
パペマ「あんまり長いと、帰るのも大変そう」
セラ「…」キョロキョロ
安価下 どうする?
@この層を探索
A休憩
Bその他要記述
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 21:37:10.42 ID:FOJj0v64O
セラに何か気になることでもあるのか聞いてみる
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 21:39:05.69 ID:axG44qCz0
風の元素術で空気の流れを読んだり、地の元素術で内部構造の把握したりとかってできない?
魚人がいるなら水場もありそうだから水の流れでも可
355 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/15(水) 21:40:40.36 ID:Y5RK38iSo
ここでくぎる
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/15(水) 21:43:25.20 ID:46XsW9QbO
おつ
357 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/17(金) 21:39:33.60 ID:kTwhM06Lo
カツラギ「…セラ、何か気になるのか?」
セラ「ん? …えっと」
安価下コンマ ゾロ目で…
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/17(金) 21:42:10.45 ID:iakNkXZoo
ん
359 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/17(金) 21:45:49.50 ID:kTwhM06Lo
セラ「…んーと、見てただけ」
カツラギ「何じゃそりゃ」
ロゼッタ「色々と気になるのでしょう。でも、今は急がないと」
安価下コンマ
01 腐臭
02〜20 魚人
21〜30 残党
31〜60 水の音
61〜80 階段を見つけた
81〜00 墓守
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/17(金) 22:00:04.86 ID:Zmx/BYj/0
ほい
361 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/17(金) 22:12:06.92 ID:kTwhM06Lo
…
カツラギ「しかし、この先に本当に、その聖女とやらがいるのか?」
エリーゼ「いると言うか、葬られているというか…」
ロゼッタ「少しでも希望があれば、とは言いましたが…本当に僅かな」
パペマ「あっ」
不意にパペマが声を上げた。と思うや、彼女の持っていた銀の仮面が、からんからんと音を立てて落ちた。
カツラギ「おいおい、大丈夫か」
パペマ「ん…」スッ
パペマがしゃがみ込み、拾おうとしたその時
???「…」ヌッ
パペマ「っ!?」ビクッ
突然、暗闇から白い手が伸びて、仮面を拾い上げた。
ロゼッタ「何者!?」ジャキッ
剣を抜くロゼッタ。その前に、姿を表したのは、拾ったものと同じ仮面を被り、短い紫のケープを肩に掛けた…そして、それ以外は全裸の女であった。
カツラギ「おっほっほ…」
セラ「サキュバス…」
ロゼッタ「サキュバス!?」
エリーゼ「た、たしかに、それらしい格好はしていますが…///」
しかし、仮面のサキュバスは、唯一の男であるカツラギに襲いかかるでもなく一行を見回すと、何と人間の言葉を発した。
墓守「わたしは殉教者の墓守。聖女への謁見を望みますか」
カツラギ「墓守…って、今聖女って言ったか?」
ロゼッタ「そ、そうです! 今、町が盗賊に襲われて、大変なことに」
すると、墓守はくるりと後ろを向いて言った。
墓守「では、墓所まで案内しましょう」
エリーゼ「! こ、これで、聖女のところに…」
パペマ「とにかく、行ってみよ」
…
362 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/17(金) 22:33:42.76 ID:kTwhM06Lo
…
『第5層 鍾乳洞』
セラ「わあ…!」キラキラ
セラが目を輝かせる。迷宮を抜けた先は、巨大な鍾乳石や石筍の立ち並ぶ、広い鍾乳洞であった。
墓守「ここは、滝の裏の洞窟の、真下にあります」
ロゼッタ「何と、では祠の地下から滝の下までに、あのような迷宮が」
墓守「聖女は、アスモダイ父神の一部となり、不滅の存在となられました。ですが、力を使い果たして永くここに眠っておられました」
カツラギ「眠っていた…じゃあ、今は」
カツラギの問に、墓守は鍾乳洞の奥を指した。
そこには、一人の女が立っていた。灰色の髪を編み、長い紫色のマントを羽織っている。
女が、こちらを向いた。墓守が、その場に跪く。
いつの間にか、洞窟には同じ仮面を被った無数のサキュバスたちがいて、一斉に跪いた。
???「…ごきげんよう、友人たち」
墓守「聖女サラ。救いを求める、町の民をお連れしました」
363 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/17(金) 22:34:10.53 ID:kTwhM06Lo
きょうはここまで
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/17(金) 23:17:43.98 ID:LjC4NJ1xo
おつおつー
365 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 14:10:08.49 ID:VAv8g9+uo
サラと呼ばれた、その女…いや、少女と言うべきだろうか。想像していたよりも、遥かに若く、何より普通に生きているその姿に、カツラギたちは困惑した。
カツラギ「あー…」
エリーゼ「あの…町の人の話だと、大昔に亡くなったと聞いていたのだけれど…」
サラ「墓守が申したように、わたくしはアスモダイ父神の一部となり、不滅の存在となりました。ですが、父神から遠く離れたこの地で行使できる権能は限られ、使うたびに己の魂を消費するのです」
墓守「魂を擦り減らされる度、聖女は年老いていき、やがて生ける死体の如く、動けなくなります」
パペマ「でも、こんなふうに生きてる」
サラ「ひとえに、敬虔なる町の人々の、真摯な祈りの結果です」
カツラギ「…あ」
カツラギは、気がついた。
カツラギ「年に1度、ここの真上で行われる…」
サラ「その通り。父神に捧げられる、男女のまぐわいによって生じる豊穣の力が、わたくしの魂を潤すのです」
エリーゼ「な、なるほど…?」
ロゼッタ「そ、それでは!」
ロゼッタが、一歩前に踏み出した。
ロゼッタ「申し訳ありませんが…その力を、町の皆さんのために、今一度使ってはいただけませんか」
するとサラは、まっすぐにロゼッタを見つめて言った。
サラ「何があったのか、お聞かせいただけませんか」
ロゼッタは、町で起きたこと…盗賊に襲われ、家や畑、そして多くの人が犠牲となったこと、その中に、町長も含まれることを話した。
サラ「なるほど…それは痛ましいことです。父神を信ずる人々のため、再び授かった権能を使う時が来たようです」
カツラギ「そいつはありがたい。…ちなみに、どのくらいのことができるんだ?」
サラ「この身体で使える権能は…」
安価下コンマ
01〜05 家くらいなら
06〜60 家と畑なら
61〜90 ↑+作物が実った状態に
91〜99 ↑+人一人くらいなら
00 元通りに
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 14:37:43.96 ID:PdOpHoq2O
しょっぺえ…
今からまぐわい見せるからなんとかならね?
367 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 15:22:53.39 ID:VAv8g9+uo
サラ「家と畑を元に戻し、畑に作物を実らせ…あと、一人なら蘇らせられるでしょう」
パペマ「ギルドの聖堂なら、誰でも生き返らせられるけど…」
墓守「無礼なことを…」
サラ「おやめなさい。…求めることは、父神の勧める美徳。ただ、申し訳ないことに、わたくし自身は父神の無限の恵みとは切り離されているのです。この100年以上に及ぶ、町の人々の真摯な祈りの力を使い果たしても、これが精一杯です」
カツラギ「…」
ロゼッタ「…元々、事実かどうかも分からない伝承を頼りに、ここまでやってきました。聖女サラ、貴女の力を得られることは、願ってもない幸運です」
エリーゼ「そうよね。…死人が蘇るだなんて、本来はあり得ないことだもの」
セラ「…」
セラは、ずっと居心地悪そうに辺りを見回している。神や、その信徒のように振る舞ってはいるものの、天界から来た彼女にとっては、セラや墓守たちは悪魔とその眷属にしか見えないのだろう。
カツラギ「…それもそうだな。長らくギルドにいたせいで、感覚がおかしくなってた」
ロゼッタ「町へ戻りましょう。…聖女サラ、帰りの道は…」
サラ「ご心配なく。ここは、滝の裏の洞窟の真下。ですので…」
サラが合図すると、控えていた墓守たちが一斉に、黒い翼を広げて飛び立ち、カツラギたちを抱え上げた。
カツラギ「おわっ!?」
そのまま、洞窟の天井へと飛び上がる。
エリーゼ「きゃーっ!?」
墓守たちは、天井の見えない隙間を器用にくぐり抜け、上へ上へと突き進んでいく。
やがて…気がついた時には、滝の音の響く広い洞窟に立っていた。
サラ「…おや? 石像が見当たりませんね」
カツラギ「ああ、そうだった。今年は、町の全員で像に祈る祭りにするってんで、フォーグが外に出したんだ」
サラ「町にあるのですね」
サラは頷いた。
サラ「では、行きましょう」
368 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 16:12:36.27 ID:VAv8g9+uo
…
町に着いたのは、出発した翌日の朝であった。
「フォーグ、まだ始めないのか」「料理も出揃ってるんだ。そろそろ…」
フォーグ「もう少しだけ待ってくれませんか。恩人である、彼らを置いて始めるわけには…」
カツラギ「おーい、待たせたな!」
フォーグ「! その声は…」
フォーグや、広場に集まっていた町人たちが、一斉に声の方を向く。そして、彼の後ろを歩く紫マントの女に、どよめいた。
「な、何だあの娘?」「あんな娘、町にいたか…?」「あの紫マント…まさか」
「聖女さま…聖女さまだわ!」
カツラギたちに依頼を出した少女が叫んだ。
「聖女さまが、復活されたんだわ!」
サラ「…」
ざわつく町人たちの間を進み、サラは中央に据えられた神像に歩み寄った。竜の首元に軽く触れると、そこで初めて町人たちを見た。
サラ「…ごきげんよう、子どもたち」
フォーグ「聖女…というのは、伝承にある『殉教者サラ』…?」
サラ「そのように伝えられているのですね」
彼女の返答に、フォーグがきょとんとする。その意味を察した町人たちは、慌ててその場に跪いた。
サラ「子どもたち。長きに渡って、あなた方より捧げられた祈りの力を、ここに返しましょう。焼かれた家を戻し、荒らされた田畑を肥やし、踏みにじられた作物に、再び実りを与えましょう」
サラ「そして…奪われた命を。力及ばず、一人だけですが」
広場が静まり返る。次の瞬間、あちこちで囁き声が飛び交った。
「い、生き返るのか? 一人…」「一人? 一人だけなの?」「馬鹿。一人でも、とんでもないことだ」「主人は…」「息子が…」「いや…ここは」
フォーグ「…一人だけ、生き返らせられることができる…?」
サラ「恐らく、すぐには決められないでしょう。皆さんで話し合ってください。その間に、わたくしは町を回ります」
安価下 どうする?
@サラについていく
A広場に残る
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 16:17:36.77 ID:HJHd2H5y0
サラについてく
370 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 17:43:34.50 ID:VAv8g9+uo
カツラギ「…俺たちも行ってみるか」
ロゼッタ「そうですね。町のことは、町の皆さんだけで話し合うべきでしょう」
…
手始めにサラは、打ち壊された一軒の民家に立ち寄った。周りを一周し、被害を確かめると、おもむろに両手を広げた。
すると、どこからともなく工具を持った墓守たちが現れ、家の修理を始めた。
カツラギ「…思ったより現実的だな」
サラ「父神の権能は、時を戻すものではありません。墓守たちに力と材料を与え、修理させるのです」
よく見ると、墓守たちは家の周りに生えている木を切り取っては、猛スピードで材木に加工して修理に使っている。不思議なことに、木は切った側から伸びてきて、瞬く間に家一軒分の材木となった。
サラ「…次は畑です」
サラが言う。その姿を見て、セラが気付いた。
セラ「あれ? 大きくなった?」
サラ「ふふ…」
微笑むサラは、先程に比べると背も伸び、マントを押し上げる膨らみも大きくなっている。
カツラギ「アスモダイの力を使うと、歳を取るってことか…」
サラ「さあ、行きましょう」
…
町の端の方にある畑は、見るも無惨に踏み荒らされて、作物も焼かれたり引き抜かれたりしていた。
ロゼッタ「酷い有様ですね…」
サラ「…」キョロキョロ
サラは畑を見回すと、その端に立った。それから、おもむろに羽織っているマントを捲り上げた。
パペマ「!?」
エリーゼ「…///」ドキッ
マントの下は、墓守と同じ、全裸であった。彼女は、先程より大きく膨らんだ乳房を両手で掴むと、強く絞った。
サラ「んっ…♡」ギュッ
すると、両の乳首から勢いよく母乳が噴き出し、畑に降り注いだ。母乳が土に染み込むと、みるみる内に、萎れていた作物が立ち上がり、たわわに実を付け始めた。
サラ「んっ♡ んーっ♡」ギューッ プシューッ
乳を絞りながら、サラが畑を歩き回る。荒れていた畑が、どんどん元に戻っていく…いや、それ以上に、豊かに実っていく。
そして、畑が豊かになるにつれ、サラの身体がどんどん成長し…やがて、老けていく。
サラ「…ふぅ」
畑に母乳を撒き終え、マントを着直した彼女は、既に妙齢の女の姿をしていた。
カツラギ「結構な力を使ったんだな…」
サラ「父神の権能を直接行使できる、かの街の巫女であれば、このようなことは無いのですが」
流石に疲れたように、サラが額を拭った。
パペマ「街って、ギルドタウンのことかな」
サラ「今はそのように呼ばれているのですか」
カツラギ「ギルドができる前から、アスモダイがあそこで信仰されてたってことか…」
サラ「さあ。そろそろ結論が出たでしょうか」
エリーゼ「そうだ、広場に戻りましょう」
…
371 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 17:55:42.20 ID:VAv8g9+uo
…
広場に戻ると、フォーグや町人たちが待っていた。最初に見たときとサラの姿が変わっていることに気付き、一帯がざわつく。
サラ「家や畑を癒やして参りました。…では、どなたを蘇らせられるか、決まりましたか」
フォーグ「…」コクン
フォーグは、頷いた。それから、言った。
安価下コンマ
01〜50 誰も蘇らせないことにした
51〜90 町長を蘇らせることにした
91〜00 くじ引きで決めて…
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 18:03:13.12 ID:GTMzt4nqO
そーれ
373 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 19:05:21.11 ID:VAv8g9+uo
フォーグ「…サラ様、あなたの今の姿を見て、この決定が正しかったと確信しました。…おれたちは…誰も、蘇らせない」
サラ「…」
フォーグ「一人を選ぶなんて…例え、父さん…町長だとしても…そんなの無理だ。絶対に、選ばれなかった人の家族が不幸になる。失ったことを受け入れて、生き残った人が…おれたちが、が、頑張らないと…」
フォーグの頬を、涙が伝う。言葉に詰まった彼の肩に、ロゼッタがそっと手を置いた。
ロゼッタ「…フォーグさん」
フォーグ「ロゼッタさん…」ギュ
フォーグが、ロゼッタに抱きつく。ロゼッタは、彼の頭を優しく撫でた。
ロゼッタ「町の皆さんと、話し合って決めたのですね」
「聖女さまは、力を使い果たして死んじまったんだろ?」「もう、こんなになってしまって」「また私たちのために死なせるなんて、そんなこと、とても…」
エリーゼ「…心優しい方々ですね」
カツラギ「ああ、そうだな」
サラ「…分かりました、子どもたち。あなた方の意志を尊重します」
そう言うとサラは、町人たちに背を向けた。
サラ「では、再び眠りに」
フォーグ「あっ、待って!」
フォーグが呼び止める。
フォーグ「…折角来てくださったんだから、お祭りにも参加していってくださいよ!」
…
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 19:18:36.63 ID:vSk4O7B80
優しい人達なんだけど、祭り(乱パ)だから聖女様ともヤリたいみたいになってて草生える
375 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 19:51:47.69 ID:VAv8g9+uo
…
「ささ、食べて食べて」「畑見たか? 大豊作だぞ!」「お酒もまだあるよ」
カツラギ「ふぃ〜…」ウトウト
ダンジョン探索で疲れていたところに酒が入り、カツラギはゆめうつつで広場の賑わいを眺める。両脇からパペマとセラが、彼に寄りかかって寝息を立てている。
エリーゼ「…つまり、アスモダイというのは、その…え、えっちなことだけではなく」
サラ「父神は、生命の営みを重んじられます。その過程で生じる欲求、それを満たすための努力、労働は、父神の勧めるところです」
カツラギ「だけど、やっぱセックスの比重が重いよなぁ?」
カツラギの茶々に、サラは澄まし顔で頷く。
サラ「もちろん。新たな生命を創ることは、何物にも勝る尊き行いです」
その時、広場の向こうで歓声が上がった。
カツラギ「おっ、何だ何だ?」スクッ
パペマ「ふげっ」ゴロッ
セラ「むに」クタッ
パペマ「…なに」ムクリ
起き上がり、カツラギを睨むパペマ。
カツラギ「あっちが楽しそうだ。行ってみようぜ」
…
フォーグ「お願いします…!」
ロゼッタ「あっ、えっと、その…」オロオロ
カツラギ「ロゼッタとフォーグ…何やってんだ?」
「新町長の、一世一代の告白さね!」ドンッ
野次馬の一人がカツラギの背中を叩いて言う。
パペマ「こくはく…フォーグが?」
カツラギ「…!! まっ、まさかあいつ」
フォーグ「ロゼッタさん…おれと、結婚してください!!」
376 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 21:20:42.21 ID:VAv8g9+uo
カツラギ「や、やりやがった…!」
剣を教わっているときから、フォーグがロゼッタに好意を寄せているのは分かっていた。だが、まさかもう求婚とは。
ロゼッタ「そ、そんな…だってフォーグさん、まだ14って聞きましたよ。私と、10は離れているのに」
フォーグ「そんなの関係ない! おれは、父さんを継いでこの町を背負う…それには、ロゼッタさんの力が必要なんです」
「頑張れー!」「押せー!」
町人たちは完全にフォーグの味方だ。ロゼッタは顔を赤くしながら、もごもごと言い訳している。
ロゼッタ「…!」チラッ
カツラギ「!」
町人に混じって眺めていると、ロゼッタと目が合った。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 21:28:38.60 ID:wUhMsKCKo
無言サムズアップ
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 21:31:40.94 ID:D2EcoSUO0
ロゼッタは自分の女だと言い張る
379 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/18(土) 21:36:44.73 ID:VAv8g9+uo
ねる
あといっこ
安価下
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/18(土) 21:54:31.79 ID:dQ7pW2zX0
>>377
381 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/19(日) 08:31:59.52 ID:KZ2YNwEmo
カツラギは群衆を掻き分け、2人の前に進み出た。
カツラギ「おいおい、そりゃ困るぜフォーグ」
ロゼッタ「カツラギさん…!」
カツラギ「ロゼッタは俺の女だ」
ロゼッタ「ちょ、言い方!?」
フォーグ「えっ!!?」
野次馬が沸き立つ。
「おっと、ライバルか〜?」「相手がいたのかよ」「関係ない、男を見せろ坊主!」
パペマ「」ドドドドドド
パペマ「」ゲシッ
カツラギ「いだっ!?」
怒りの形相のパペマが、群衆を蹴散らしてカツラギに飛び蹴りを見舞う。
パペマ「カツラギ! ロゼッタまで、いつの間に!」
「おっと、修羅場か〜?」「どういうことだよ」「坊主、チャンスだ! 今のうちに」
ロゼッタ「ち、違うんです、そういう意味では…ただ、お祭りが終わったらギルドに戻って、カツラギさんたちのパーティに加わるという約束をしていただけで」
パペマ「…ほんと?」ジロッ
カツラギ「あ、ああ、そうだぞ…?」
フォーグ「町に残って、復興を助けてくれるって言ったじゃないですか!」
カツラギ「ああ、俺も聞いたよ。だがそれは、サラのことを知る前の話だ。サラの力で町が元通りになったんだから、ロゼッタはギルドに戻っても問題ないだろ」
フォーグ「うぐ…」
安価下コンマ
01 ロゼッタ「…カツラギさん、私」
02〜50 こうなったら…
51〜00 諦めな、坊主
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 08:41:02.24 ID:C+pTVHEe0
フォーグさん可哀想
383 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/19(日) 09:01:50.40 ID:KZ2YNwEmo
「…男と男の、譲れない戦いだ」
町人の誰かが言った。
「ここは、決闘で決めよう!」
「うおおー!」「決闘! 決闘!」「坊主、剣を習ってたんだろ?」「だが、相手はゴリラだぜ」
フォーグ「…木剣を2本持ってきてください」
ロゼッタ「フォーグさん…カツラギさん」
カツラギ「え、俺も剣?」
フォーグ「何でも良い、最後まで立っていた方の勝ちだ!!」
町人が木剣を持ってくると、フォーグは1本取って構え、もう一本をカツラギに渡した。カツラギはそれを受け取ると、ふとロゼッタに尋ねた。
カツラギ「そうだ。ロゼッタ的にはどうなんだ?」
ロゼッタ「! ええと…わ、私としては、聖女サラのおかげで町が元通りになったのですから、当初の約束通りギルドに戻るべきだと」
カツラギ「フォーグと、結婚したいか?」
ロゼッタ「! そ、それは…」
言い淀むロゼッタ。彼女の性格上、本人の前ではっきり断れないのか、本当に迷っているのか…
カツラギ「…じゃあ、俺は本気でいくぜ」ポイ
それを見たカツラギは…木剣を捨て、一頭の、巨大なゴリラに変身した。
384 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/19(日) 09:23:46.58 ID:KZ2YNwEmo
…
数分後。そこには、折れた木剣を握ったまま地面に倒れ伏すフォーグと、その前に佇むゴリラがいた。
ゴリラが、カツラギの姿に戻る。
カツラギ「…夜出歩くのもビビってたガキが、一端の男になったな」
フォーグ「うっ…ううっ…」ポロポロ
カツラギ「親父の分も頑張れよ。そうすりゃ、すぐに良い女に出会えるだろうよ」
ロゼッタ「…フォーグさん」
ロゼッタが、彼の前に膝を突き、肩に手を置く。
ロゼッタ「あなたなら、きっと大丈夫。ギルドから応援してますよ」
フォーグ「ロ゛ゼッタ゛さ゛ん゛…」
…
385 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/19(日) 20:54:29.92 ID:zaSV/3NOo
…
祭りは、日が暮れるまで続いた。辺りが暗くなると、親たちは子供を直ったばかりの家に寝かしつけ、再び広間に戻ってきた。
カツラギ「ここからは、大人だけで酒盛りってところかな?」
セラを宿屋に寝かしつけて、エリーゼが戻ってきた。
エリーゼ「きっと、夜明けまで続くんでしょうね」
パペマ「ふぁ…」
カツラギ「眠いなら無理せず寝とけよ。もう丸2日近く、休み無しで働いてたんだ…ん?」
カツラギが首をひねる。何か、広場の雰囲気が変わったような気がしたのだ。そして、その理由はすぐに分かった。
サラ「…さて、子どもたち」
神像の前で、サラが声を上げる。その直後、空から例の墓守たちが、次々と彼女の周りに降り立った。
「うわっ、何だ何だ?」「飛んできたぞ!」「それ、お祭りの仮面」「ていうか、皆、はだか…///」
サラ「失われた命の分、皆様で取り戻しましょう」
墓守たちが、その場にいる人々に、銀の仮面を配っていく。男には『父神』の、女には『巫女』の…
墓守「…」スッ
カツラギ「…あ、俺も?」
エリーゼ「えっ、私も?」
パペマ「…!?」ビクッ
「…子供たちは帰したし」「今からは、毎年みたいに…」「や、やっぱり、今年も…///」「ああ、興奮してきたわ…♡」
町人たちが、仮面を付け、服を脱ぎ捨てていく。男も、女も、萎れた老人も、初潮や精通を迎えたばかりの若者も…
サラ「命の営みを、アスモダイ父神に捧げましょう。今宵、種を受けた女は、父神の祝福の元、必ず新たな命を宿すでしょう」
歓声が上がる。それはすぐに、乱れた息と甲高い喘ぎ声に塗りつぶされていく。
カツラギ「…だってよ」
エリーゼ「必ずって…必ず妊娠するってこと!?」
パペマ「逃げよ、カツラギ、逃げよ!」グイグイ
見ると、仮面を被った男が数人、エリーゼやパペマに向かって歩いてきている。逆に、女たちはまっすぐカツラギの方に駆け寄っている。
カツラギ「くっ、できれば参加したいところだが…パーティメンバーが全員妊娠は困る」
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@参加する
A逃げる
Bその他要記述
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 20:55:33.89 ID:zhQgGsbWo
1
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 20:56:38.71 ID:MECKGeYq0
流石に逃げよう
388 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/19(日) 21:01:42.41 ID:zaSV/3NOo
くぎる
安価下
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:09:48.05 ID:qrWaNG0nO
誰だよ参加するとか言い出したやつ
逃げる
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:10:40.52 ID:YWczEnKi0
変な奴が1人でもいると全部崩れるんだよな
2
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:17:23.19 ID:jbrPRVRzO
カツラギ一人だけならまだしもパーティーメンバーが他人棒にヤられるのはなあ……
392 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/19(日) 21:36:21.04 ID:zaSV/3NOo
流石に多数決にしよ
安価下1〜5で多い方
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:36:58.96 ID:YWczEnKi0
ありがとうございます
2
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:39:02.92 ID:MECKGeYq0
2
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:39:11.81 ID:YWczEnKi0
あー、一応参加するとしてもパーティ内、他竿なしで済むならいいかなと思ってます
安価下
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:42:19.64 ID:jbrPRVRzO
2逃げる
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2023/11/19(日) 21:48:37.22 ID:qrWaNG0nO
乱交の一部として参加
カツラギはともかく女子たちへのお触りはやーよってことで
398 :
◆WEXKq961xY
[saga]:2023/11/20(月) 21:19:35.11 ID:O4ncLjsBo
カツラギ「余所者は失礼させてもらうぜ!」ビュン
パペマ「もらう」ダッ
エリーゼ「あっ、先生!」ダッ
ドタドタ
ロゼッタ「ちょ、置いて行かないでくださいよ〜!」ドタドタ
広場の中央近くにいたロゼッタも、慌てて走ってきた。そのまま、一行は宿屋に駆け込んだ。
…
「あっ♡ あんっ♡」「ううっ、出るっ…!」「はぁっ、死んだ旦那の分も…」
カツラギ「…ロゼッタ。お前、これに参加させられるところだったんだぜ」
ロゼッタ「あわわ…///」ドキドキ
外から聞こえてくる声に、顔を真っ赤にするロゼッタ。
エリーゼ「今夜、その…『する』と、必ず妊娠するというのは、本当なんでしょうか?」
カツラギ「いくらギルドタウンでも、そんな話は聞いたこと無いが…」
パペマ「…カツラギ、してみよ♡」ピト
カツラギ「パペマじゃ検証にならねえよ。もうできててもおかしくねえし」
パペマ「!! …♡」サスサス
うっとりと、お腹を撫でるパペマ。
エリーゼ「…ひとまず、私は上で休みます」
ロゼッタ「あ、私も…」
カツラギ「俺は…」
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