ハーレム勇者のTSもの6【安価コンマ】

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703 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/01/30(金) 00:21:09.78 ID:VPKwmdIU0

魔王軍にバハムート号が突っ込み24時間が経過した。一週間は不眠で動ける勇者達は各々が戦闘を行い、命を散らしていった。


そして地獄の番人となったミルカは地獄の最下層コキュートスで胡座を組んでいた。


ミルカ「……どーしよこれからマジ。リラ達は魔王を倒したのか!?」


これから無限の時間をコキュートスで過ごす覚悟などできていない。それでも精神が人間を逸する時までこの氷の世界にいなければならないのか。改めてミルカは頭を抱えた。


ミルカ「まあ…無駄に広いし散歩してみるか……ていうか、怪我は自力で治すしか無いのかな」


氷の大地を歩む。大罪人が地下深くに沈んでいる足場は未だに慣れない。そしてベリアルもまた、地獄の番人の称号を奪われ只の罪人として氷に沈んでいる。


ミルカ「…」


ついさっきまで殺し合った相手だがこんな姿をみて、更に悪態をつく気にはならなかった。


ミルカ「はーあ…………あ?」


ミルカは100mほど離れた氷の上に横たわる人影を見た。少し近づいてみればそれは紫髪の気が強そうな女魔導士。


ミルカ「……なにしてんの?ていうか、あんただれよ」


オルフィア「…………私はオルフィア…魔王に屈した人類の戦犯だ」


ミルカ「オルフィア?魔王軍大幹部の?」


話に聞いていたオルフィアは掴み所の無い魔王を崇拝する人類の裏切り者の筈。それにグロテスクに胸が大きいと聞いていた。この場にいるオルフィアは自分と同じくらいの大きさだとミルカは的確に分析する。つまり十分爆乳ではあるが噂ほどではない。


オルフィア「私の魂は死に、肉体から分離しコキュートスに堕ちた…………この体は人間だった頃の物だ」


大幹部の1人オルフィアを撃破していた。それ自体は吉報だが何故この場所で寝転んでいるのかという疑問が残った。


オルフィア「私が地獄の底に堕ちるのは構わない。妥当だと思うしな……だが私の魂は屈強すぎる…こうして皆と同じ様に氷漬けになりなにも考えないですむようになりたいというのに……それすらも許されないのか」


ミルカ「氷漬けになりたくてそんなことしてたのかよ!」


人類最強の魔導士というだけあって変人だわ、とミルカがオルフィアを見つめる。確かに人間領地の魔導学院で見る銅像と同じ顔だった。そして再び声をかける前に、漆黒の上空から新たな死者の魂が吐き出された。


ピリカ「おわあああっ」


ミルカ「ピリカ!?」


それは元姉弟子のピリカ。このままでは氷の川に激突するが、ミルカが無意識に手をかざすと死者の手が下から湧き出てピリカを受け止めた。


オルフィア「その手は……」


ミルカ「な、なんだ……これってベリアルの」


704 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/01/30(金) 23:20:09.16 ID:VPKwmdIU0


☆☆


ピリカ「ミルカ〜〜〜。オレはっ……!オレは……!お前を心からすごいやつだって〜!」


ミルカ「うるせえ〜!何よどうしたの?里でぶちのめされてリベンジ誓ってると思ったら」


ピリカは死ぬ直前の独白に従いミルカに縋り敗けを認めた。おそらくミルカが死者の手で助けなければ彼女は即座に氷に飲み込まれ最後の審判の日まで意識を失っていただろう。


オルフィア「そうか。君がベリアルを倒したことで死者の手を操る能力も地獄の番人の称号と共に譲渡されたのか」


ミルカ「あ……そっか。ここ地獄ってことは、ピリカ…死んだらもう呼び方も良いや。ピリ姉も死んだのね」


ピリカ「あ、ああ……リオンに」


ミルカの脳内でリオンの顔と名前が一致する。ベルゼブブガールズの鎧女。ピリカには荷が重い相手だ。それにしても魔王軍同士で何故殺し合ったのか、疑問はあったがもう過ぎたことだと流した。


ミルカ「ピリ姉、こんな地獄の底に堕ちるほど悪いことしたのね。師匠殺しがカルマポイント高かったか」


オルフィア「人間が魔王軍に裏切る。というのも私がここにいるのを鑑みるにカルマポイント高そうだ」


ピリカ「そ、そうだ!レオンは!アンドロスに殺されたんだ……お、オレの旦那様もここにいるのか?」


ミルカ「ライオン野郎?いや、見てないわ」


ミルカ達は知る由もないが、武人として闘ったレオンは地獄には堕ちていない。堕ちていたとしてもコキュートスまでは来ないだろう。


ピリカ「そ、そうか…………まあ仕方ないか……。ていうか、なんでそんな地獄にミルカが。お、お前勇者パーティだろ」


ミルカ「それについても色々あったのよ」


オルフィア「少し情報を纏めようか。そしてその死者の手なら私も氷の中に沈めてくれそうだ。ミルカと言ったな、頼むよ」


ミルカ「やだね」


☆☆


705 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/01/30(金) 23:53:30.31 ID:VPKwmdIU0

ミルカ(それにしてもアンドロスはしっかり勝ったのね。ふふふさすがは私の旦那だわ…………。でももう会えないわけか。生きてればあいつの子供作ってやれたのに)


ピリカ「ベ、ベリアルを倒しただって……マジかよ……ミルカ……」


オルフィア「ベリアルは私と魔王の最高傑作だったのだが、人間が単体で撃破するとは恐れ入る」


ミルカ「とはいっても私も死んでるし素直に喜べないわ。まあ仲間達の障害を排除したという意味では仕事はしたのかもしれないけど」


ピリカ「すげえ〜〜やっぱすげえよミルカ。里の英雄だぁ」


死ぬことでオルフィアと同じく毒気が抜かれたピリカがミルカに向ける視線はファンそのものだった。幼いミルカやジェンが彼女に向けていた羨望の眼差し以上の熱量がある。


ピリカ「そうだ、ジェンは……?」


ミルカ「多分…盗賊として殺しまくってたからな〜…この氷の下か、ギリギリもう少しマシな地獄にいるんじゃないの?タフなやつだし転生するまで頑張る筈よ」


ピリカ「そ、そうだな……で、どうするこれから…オレ、助けてもらったのは嬉しいけどこんな場所でどう過ごせば」


オルフィア「ふむ……こんな地獄で逢ったのも何かの縁。私の魔法を披露しよう」


オルフィアが立ち上がると三角帽子のズレを正し、両手に魔力を込めた。


ズオオオ


ミルカ「なに見せてくれるんだろ。綺麗な花火かしら」


ピリカ「わ〜たのしみ〜」


オルフィア「魔王城での私の役割のひとつに魔法による映像の中継があった。地獄からでも時空を歪めることで発動は可能な筈……!そう、この私ならばな」


ミルカ「おお。もしそれが成功すればとりあえずリラ達に一方的に連絡はとれそうだわ」


天才オルフィアは地獄と現世の僅かな空間の切れ目を把握。そこから魔法を流し込み、魔王城全域に空に浮かぶウインドウを発生させた。これは魔王軍の者達にとっては馴染み深い魔法。魔王の言葉や魔王軍としての決定事項をこの魔法で流布していたのだ。


☆☆


ヴォン!ヴォン!ヴォン!ヴォン!


レン「うわ。なにあのウインドウ」


ミーニャ「あれって…」


☆☆


リラ「ミルカか!?」


☆☆


「おお。こいつぁオルフィア様の魔法だ。ケケケ。勇者どもが粗方片付いたか?」


「おい、でもなんか映像変だぜ…あのオルフィア様なんかいつもより顔こえーぞ」


706 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/01/31(土) 00:59:04.96 ID:c/rLcnla0


余裕がある勇者達はウインドウに映るミルカに意識を向け、魔族達は普段とは違う映像の様子に困惑した。魔王軍大幹部オルフィアが発動するこの魔法に人間が映る筈がないのだ。


ミルカ『リラ!レン、その他!厄介だって言ってたベリアルとオルフィアは片付けたわ!』


勇者軍のミルカがそう言うならば間違いはない。魔王軍の中でも大分ヤバいと評判の2体を倒したと聞き、勇者ばヴォルテージが上がり、魔族達は恐怖した。


リラ「流石だなおい!」


ミルカ『まあオルフィアを倒したのは私じゃなくてヒイロやカミラ、アスモデウスらしいんだけど。兎に角伝えておく!後は……えーと。そうそう。おい!最後の大幹部、ベルゼブブって言ったか?ルシファーにお熱なのはいいけど周りに沢山慕ってるやつがいるのも忘れるなよ、この闘いで死ぬかもしれないんだからな。自分の命で責任を取れるとか考えてるならとんだ勘違いだわ』


ウインドウにノイズが走った。オルフィアといえど地獄からの魔法は長続きしない。魔力消費が半端ではなかった。


オルフィア『ミルカ……、そろそろ限界だ……私もルシファーに一言言っておきたい…私は数百年の間貴方のため働いてきたつもりだ。だが地獄に堕ちた私はやはり人間だった。だから手助けをしたのだ。これくらいは許してくれるだろ。私は確かに貴方を愛していた』


ピリカ『も、もう切れる!オレも一言言わせてっ。ツバキ!リオン!バーカ!』


ミルカ『そんなこと今言ってる場合か!えーと。あ!私死んだの!ごめんな!ここ地獄なのよ。魔王城の地下から繋がってるらしくてさ、リラ、カミラルノ、アンドロス……』


ザザザザ ブツン


一斉にすべてのウインドウが消えた。とりあえず言いたいことは言えたミルカは一息つく。


ミルカ「はーーー……仲間達は死んでもこんな地獄には堕ちて来ないだろうし。祈ることしかできないわね」


オルフィア「我々の言葉は起爆剤となるだろう」


☆☆


ルノは仕事を終え魔王城から抜け出し、カミラ達魔法使い部隊が用意する人間領地へ続く転移魔法を使うため森林地帯を抜け、合流を果たしていた。


ルノ「…」


しかしそのルノはその場で蹲ってしまった。パーティ内でも仲が良かったミルカが死んだと本人から伝えられた事実を受け入れられなかった。


「ルノさん。ここは危険です。戦闘能力のない貴女は特に。早く転移を」


ルノ「……でも。私達の明日にもうミルカはいない」

707 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/01/31(土) 01:11:34.38 ID:c/rLcnla0


「無念は察しますが」


カミラ「無粋ね〜。ここは私に任せて、お仲間の回復にいきなさい」


カミラがルノに寄り添うと言うので魔導士は素直に従った。格闘職と魔法使いということで衝突はあったがパーティの絆は確かに存在したカミラの心の傷は深い。


ルノ「カミラ」


2人が寄り添っている姿を見た背後から見たヒイロは、続けて魔王城を見た。自分はグレムリンのため、あそこに行かなければならない。それに……


ヒイロ「……」


そして少し離れた場所ではアスモデウスもオルフィアの体に入り込んだメフィストが会話していた。


アスモデウス「傷を治したが、これで本当に動けるのか。ミッフィー貴様、メアとかいうスライムと似た能力があるのか」


オルフィア「あははは。流石に魔法とか能力は使えないよ。本当に死体を生きてるみたいに動かせるだけ。でもほら。オルフィアさんが動いてるようにしか見えないでしょ」


アスモデウス「うむ。たしかに。それはつかえるかもしれぬ」


オルフィア「問題は〜……魔王様!!!……あーーこれこれ。さっきの中継で人間としてのオルフィア様が地獄に行ったけど、魔族のオルフィアさんの魂の残りカスがたまに顔を出すんだよね」


オルフィア「ま、じきにきえるんだけど、けけけ」


アスモデウス(それにしてもミルカめ、死におったか…)



708 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/01/31(土) 01:17:30.37 ID:c/rLcnla0
次の展開を安価で募集します😍


1、ミーニャVSアルカネット(えちえち可!)
2、野生児&ロビンフッドwithリトル・ジョン
3、リンVSスパーキング・レディ
4、慈愛の勇者の魔王強襲!
5、剣の勇者VS蝿王

↓2でコンマが大きい方で決定〜〜〜!!
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/01/31(土) 01:23:32.17 ID:u1TQBon80
3
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/01/31(土) 01:27:44.59 ID:ifRxscCr0
3
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/01/31(土) 14:23:23.63 ID:q8gknkBsO
これ>>1的にはミルカが最初に散ったの予想外だったりするのかしら。
ヒイロ、エメラ、ソリラ、戦闘キャラじゃないルノ、辺りはまだ脱落する可能性ありそうなんだよな

レンハーレムの三人はレンが負けないと死なないらしいけど、逆にそれが動かしづらくなってる気がしなくもないんだが
712 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 01:26:01.74 ID:P6jKLb0KO


バチバチという空気を貫く音を鳴らしながら雷の勇者エメラは進む。シトリーがリオンと交戦しているため次に機動力のある彼女は最も最上階に近づいていた。


ざざざざっ


エメラ(ルノさんの魔法は途中までしかルートを示さなかった。恐らく上層部には常にプロテクトがかかっているのでしょう)


しかし街並みに広かった下と比べ、上は当然細くなっている。ここからはそこまで迷うことなく進めるはずだ。


エメラ(とはいえ、ここも入り組んでいますね)


幹部の居住エリアをすすむエメラだが、所々闇魔法で物理法則を無視している構造のため油断ならない。


幹部たちは団長クラスを引き連れ勇者の迎撃に当たっている。長い通路を走るエメラを咎めるものはだれもいない。


エメラ(このまま魔王の元まで行く!)


しかし角から現れたのは団長の魔物。エメラに気付き武器を構えた。


「てめっ!こら!止まれや〜!!」


エメラ「あれは幹部……?いえ、そんな感じではありません。とにかく、私は神の名の元に止まりませんよ!」


バチチッ!と激しく音を鳴らしエメラが加速した。雷に近い移動速度で団長と交錯し、電撃で気絶させる。


ばちちちち


「ぐがぁあ」


エメラ「殺めるだけの魔力が勿体ない。貴方はそこでしばらく寝ていてください」


☆☆

713 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 02:33:28.30 ID:P6jKLb0KO


エメラはさらに進みパーティ会場のような広場に出た。広い階段を見つけ上がろうとするが、その前に立ち塞がる強大な気配。


エメラ「貴方は。リン!」


リン「人間の分際でよくもここまで上がってこられたものです」


リンは人間界では高名な賢者として有名なためエメラも知っていた。さらにかつてアルマとアグネアのコンビを撃破した強者だという情報もある。


エメラ「先ほどの中継を見たでしょう。オルフィア、ベリアルは斃れました」


リン「それがどうしたと言うのでしょうか」


エメラ「アンドロス氏から聞いています。貴方はベルゼブブ配下で、ベルゼブブは積極的な討伐対象ではない。私は魔王を倒せれば良い。退いてください」


リン「…」


リンは数十分前のやり取りを思い出していた。自分に出撃を指示したのはベルゼブブ。なのでこのエメラを見逃すことは絶対にあり得ない。


リン(そしてベルゼブブ様はあのミルカの発言で揺らいでおられました)


態度には微塵も現れなかったが付き合いの長いリンは敏感に察していた。この闘いはベルゼブブも魔法で監視するだろう。そして自分の闘いで何らかの決断を下そうとしている。


リン「ふざけたことを。人間風情がベルゼブブ様を値踏みするかのような言い草。万死に値します」


自分は主のため命を尽くして闘うのみ。主の失われた右足はエクスターミネーションの代償というならば、そんな判断に追い込んだ人間にその罪はある。


リン(……)


リンの中に魔王への憎悪が渦巻いた。ベルゼブブは殺戮魔法は自己判断だと言っていたがその判断に追い込んだのは人間と魔王。どこまでも主贔屓な考えのリンにはもはや人間も魔王も同じく嫌悪の対象。


エメラ「すごい目をしていますね。狂信者の瞳は爛々と燃え上がるもの。私は異教徒を認めないほど狭量ではありません」


カットラスを抜いたエメラ。リンがベルゼブブという主の為に闘うというならば自分は自分の神の為に闘う。


リン「死ね虫けらっ!」


714 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 02:39:35.43 ID:P6jKLb0KO
ルール説明(スタンダードルール)👿👿

エメラ 体力12
リン 体力11
これを先に0にしたほうの勝ち



まずは両陣営の行動を安価で決めて、その行動に応じてコンマで攻撃側を決めます。その次のレスのコンマでダメージを与えたら、もう一度両陣営の行動を安価で決め…
を繰り返す

行動を決める→コンマで攻撃側を決定→次のコンマでダメージ判定→二人の行動を決める→以下ループ 


Q、二人の行動を決める意味は?

A、勝たせたい方に適切そうな行動を取らせたり、負けさせたい方に後ろ向きな行動を取らせることで、攻撃側を決めるコンマに有利不利が生まれます。(どの程度生まれるかは>>1次第)※あからさまな油断行動は3ターン目から解禁+1ターンのインターバルが必要


特別ルール 
・エメラ敗北で強めの死亡コンマ発動します
・行動レスのコンマがゾロ目でエピソードが進みます





ターン1!
↓1.2で



の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥

エメラ(雷の勇者・剣を装備。国を滅ぼしかねないという雷魔法を使いこなす。元聖職者なので光魔法と回復魔法も使える)

リン(魔王軍幹部のオウルベア・剛力巨体のオウルベア形態、爆乳美人形態、フクロウ形態に変身可能・炎、水、風、土、光、聖、闇、暗黒属性の魔法を使用可能だが各属性のエキスパートには劣る模様)
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 03:09:20.78 ID:2LdZooTC0
リン
神や天使と対立した事があるリンだからこそ分かる、エメラが奴らに信仰する理由が分からない
奴らはほぼ全てルシファーのように傲慢かつ自分勝手な種族だと言うのに


暗黒爆炎覇
暗黒魔法と炎魔法を混ぜた強力な一撃で巨大な炎の渦に閉じ込めて、オウルベア形態に戻り突撃する
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 03:56:10.65 ID:66UZ5y6RO
エメラ 
怪電波
両手から発生させる電力波、身体ではなく脳を痺れさせ動けなくする
最後通達だ、そこを退きなさい貴女の忠誠心は私と通じる物があると言う
717 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 13:59:41.76 ID:OccVJ/p0O
いざこざの終わりが近そうでワクワクすっぞ!


リンが等身大のフクロウ形態に変身し、音もなく飛び上がる。そのまま回転し猛禽類の鋭い爪でアタック!


エメラ「つー!」


剣で受け流したエメラだがさらにリンが攻撃を仕掛ける。暗黒魔法と炎魔法を融合させた炎の渦がエメラの行動範囲を狭めた。


バキキキと音を立て、パーティ会場の壁や天井が破壊されていく。ここはかつてルシファーとベルゼブブがダンスを行った忌まわしき会場。リンの破壊に癇癪のような稚気が混ざっていないとは言えないだろう。


リン「はーーー」


エメラ「凄まじい魔法です…このまま範囲を絞って私を呑み込み焼きつくそうという考えですか」


ゴウゴウと燃え上がる炎しか見えず熱により雷魔法での敵探知も鈍い。エメラにはリンがどこにいるのか見つけることはできなかった。


エメラ「聞こえますか!ここまで練り上げた魔法、これをルシファーの走狗となり消費して満足ですか。主におのが身を捧げるものとして我々は通じ合うものがあります」


さらに自分ならば主でもない者のために闘うなど耐えられないと叫ぶ。しかしこの闘いはリンにとってベルゼブブの命令。退く理由はなかった。



エメラ「…」


炎が収縮する様子はない。まるで牢獄のようにエメラを封じるだけで、雷の鎧で防御しようとしていたにもかかわらずエメラは動けないでいた。


ズズズズ


雷の勇者の耳に僅かに響いた振動。竜巻で物が落下したことによるものではない。グリズリーの足音のような規則的なものだった。


エメラが視線を向けた先からオウルベア形態の巨大なリンが飛び出してきた。自らの炎で身を焼かれながらの意表を突いた体当たり。


エメラ(剣では止めなれない!)


↓1のコンマ🤜🤛 リン体力11→10 自分の炎で焼かれて有利なコンマゲット
00〜42エメラ攻撃
43〜99リン攻撃
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 14:04:31.99 ID:NCLWozTE0
ぬん
719 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 14:17:05.07 ID:OccVJ/p0O
リン攻撃

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
720 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 14:33:44.41 ID:OccVJ/p0O
エメラ体力12→5


ならば電撃で脳を麻痺させて動きを止める。そう考えたエメラだがすでにリンの全身が躱せない距離まで迫っていた。


ゴシャッ


エメラ「ぐぅ〜〜〜〜〜〜っ」


吹き飛ばされたエメラが炎を突き抜け壁に衝突する。肺の中の息が全て吐き出されたような衝撃。


エメラ「くうっ」



リン「見よ!ブレイン、スピード、パワーに秀でた3つの形態に加え、数百万年磨き続けたこの魔法。私に知性を与えてくださったベルゼブブ様の最高傑作の姿〜っ」


エメラ「確かにリンは賢者としてもずば抜けた実力者とは聞いていました」


しかし多くの属性を使いこなすリンも雷は未知数。それを鍛え上げた自分の魔力ならば正気ありとエメラは全身に力を込めた。



ターン2!
↓1.2で



の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥

エメラ(雷の勇者・剣を装備。国を滅ぼしかねないという雷魔法を使いこなす。元聖職者なので光魔法と回復魔法も使える)

リン(魔王軍幹部のオウルベア・剛力巨体のオウルベア形態、爆乳美人形態、フクロウ形態に変身可能・炎、水、風、土、光、聖、闇、暗黒属性の魔法を使用可能だが各属性のエキスパートには劣る模様)
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 15:10:48.22 ID:bRezI7MA0
リン
お前達勇者やその仲間達の覚悟は認めざる負えない、だが私、いや我ら蝿親衛女団(ベルゼブブガールズ)の覚悟も貴様らに負けん
我ら8人は誰一人として主の為に散る事を恐れない!
とガン決まりの覚悟を雷の勇者に見せつける

両腕を交差させ十字にする、暗黒魔法、生命力、闘気の三つを合わせ発射するリオンもやった破壊光線、暗黒十字砲
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 15:27:05.40 ID:6J1MFrlu0
エメラ
その覚悟改めて受け取りました、出でよ我が眷属達!と身体中に電気を織った鼠達(ピ○チュウではない)が出現する

電気で作り上げたエメラの使い魔達である、鼠は神の使いの動物の一種、大量の電気鼠達が襲い掛かる
723 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 22:52:29.58 ID:wF1sYEBc0
なんておどろおどろしいグループ名なんだ😏


エメラ「むうー!」


エメラが雷の魔力を展開すると3体のネズミ型魔法生物が出現した。カピバラほどの大きさのそれは全身に雷を纏わせており、自立行動している。


バチバチバチ


リン「魔法生物を生み出すのは高等技術…しかも激レアの雷属性とは。私もはじめてみる」


オウルベアが唸るように言う。確かに僅か20年余りでここまで魔法を極めるのは見事。勇者は強敵と認めざるをえない。


リン「だが我々ベルゼブブ様配下の覚悟はその上を行く!人間たちのためなどという大雑把なものではない。ベルゼブブ様だけをなんとしてもお守りするための覚悟を持っている」


エメラ「お見事。わが眷属デンジ!カミツレ!シトロン!全力で迎え撃つのです!」


三体の電撃ネズミ達が高速で動き回る。撹乱するような動きだがリンは全身のパワーを両腕に集め、クロスさせて放出!


リン「吹き飛べっ」


魔力と闘気と生命力の混合エネルギーが放射状に放たれた。エメラに逃げ場はない。


エメラ「!」


☆☆


凄まじい衝撃が魔王城の上階で発生したが、下層では更に様々な場所で戦闘が行われそれどころではない。城下町に住む一般魔族達はあわてふためいていた。


「うおお!ジ、ジオフロントが崩壊している!これも人間どもの仕業か」


「ワシの奴隷どもが逃げおった!」


「それどころではないだろ。早くここから逃げなくては」


「だが…魔王城の外は無法の大地だぞ」


724 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 23:27:33.65 ID:wF1sYEBc0
>>711 スタンダードルール始まる前のやり取りからも分かるんだけどツバキには勝たせる気満々でそれなりに忖度のある判定してたはずなんだけどなんかミルカが負けてビビったんだよね😊まあ負けは負けなので死んでもらうわけなんだけど、そこはプロットアーマーでベリアル戦というチャンスを与えてこれ負けたら全裸ドスケベ氷オブジェにしてやるかΨ(`∀´)Ψケケケ と思ってたら勝ったから流石バトルマスターだ、ちがうなあ。ってなってるんだよね😂



逃げ惑う魔族の襟首を2m超えのサキュバスハーフ、ヒイロが掴んだ。


「ぐあ……っなんじゃ貴様」


ヒイロ「ジオフロントってどうやって降りるんですか〜」


森から魔王城に戻った彼女はパーティリーダーであるシトリーと通信魔法を発動。グレムリンの無事も確認を終えていた。どうやら向こうも取り込み中のようなのですぐに切ったが、自分にはB・LANが無いため今から魔王城を昇ることは厳しいだろう。それよりもやるべきことがある。


ヒイロ(勇者様にも秘密にし続けた伝説の蘇生魔法。強大な戦力になるミルカには使う価値があります)


与太話とさえ言われている蘇生魔法。ヒイロはそれを両親の遺した文献から会得していた。いくつか条件はあるが上級勇者並の実力を持つバトルマスターは必要な戦力。


魔族からジオフロントへの行き方を聞き出したヒイロが地下階段を降りようとした時、ボロ切れを纏った女が声をかけた。彼女はミルカと会話をした、勇者狩りで奴隷となっていた勇者。


「はあ、はあ……あ、貴女ヒイロだよね。勇者パーティの…」


ヒイロ「そういう貴女も……会合で見たことがありますね」


「あのウィンドウ見たわ……ジオフロントは変な手で壊滅状態。私達の奴隷契約主も皆引きずり込まれた…多分、あのミルカのいる地獄?に行ったんだと思う」


彼女はミルカと話した時のような媚びた目付きはしていなかった。死んでも闘い続けた戦士に胸を打たれ勇者としての使命が再び宿っている。


「私達も役に立ちたい。ある程度なら案内できるわ。ついてきて」


ヒイロ「ミルカは魔王城の地下からあの地獄へ繋がっていると言っていましたが」


「それは…流石に」


タマモ「ほほほ。空回りおもろいおもろい」


ヒイロ「!……貴女は〜?」



☆☆


↓1のコンマ🤜🤛 
00〜62エメラ攻撃
63〜99リン攻撃
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 23:34:30.27 ID:vqqcymuS0
あい
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/03(火) 23:35:15.18 ID:I6mhV2Aa0
あい
727 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/03(火) 23:40:35.14 ID:wF1sYEBc0
エメラ攻撃  生命力使用でリン体力10→9 エメラ武器破壊で若干コンマ不利に⚔️

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
728 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/04(水) 00:13:22.57 ID:cINv0ibP0
リン体力9→5


バチチッ!


リン「ぐがぁっ」


リンが巨体を震わせる。リンの衝撃波は確かにエメラの魔法生物達を消し飛ばし、同時に突撃してきたエメラのカットラスを破壊していた。


エメラ「ふーーーーーっ……はー……」


しかしエメラはリンの背後のネズミの亡骸に漂う雷属性魔力の電荷と、折れたカットラスの先端の電荷で不可避のリターンストロークを発生。強靭なオウルベアが両膝をついた。


がくっ!


リン「はあ、はあ〜!」


エメラ「はあ。はあ。愛用のカットラスを破壊されるとは…参りましたね」


リン「知っているのですか……!神なんてものは、基本ろくでもないっ…あのルシファーも元天界の者…」


リン「貴女が信仰するものなど薄汚れた上位存在でしかない。神が人間を助けたことがありますか!どれだけ祈り、祝詞を捧げたところで」


リン「虚無の広野が広がるのみ!」


エメラ「そんな神は私の信仰する神ではありません。私にとっての神とは人々の為闘う私を全肯定し、甘やかしてくれる存在。そんな神は居ないと言うかもしれませんが」


エメラ「私の心には居るのです!信仰とは自らの心を慰める行為!究極の妄想、それで弱い我々人間は明日を頑張れる、それだけでいいのです」


エメラ「そういう意味では、真に実体を持つ神(主)を持つ貴女は幸せかもしれませんね」





ターン3!
↓1.2で


の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥

エメラ(雷の勇者・剣を装備。国を滅ぼしかねないという雷魔法を使いこなす。元聖職者なので光魔法と回復魔法も使える)

リン(魔王軍幹部のオウルベア・剛力巨体のオウルベア形態、爆乳美人形態、フクロウ形態に変身可能・炎、水、風、土、光、聖、闇、暗黒属性の魔法を使用可能だが各属性のエキスパートには劣る模様)
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/04(水) 00:42:47.86 ID:QOOF6t/UO
リン 
相手が神(妄想)とはいえその揺るがない信仰心、忠誠心は確かに我々に通じる物があるかも知れませんね。
アップル王国のエロ三勇者は気に入らないが、貴女は認めます雷の勇者エメラ、人間達の間じゃレンが筆頭勇者らしいが、忠義を貫き通したので私の中では貴女になったと穏やかな表情で語る

認めたからこそ全身全霊でぶちのめすと拳に炎を纏い一撃を込める
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/04(水) 00:57:14.99 ID:TPHicYhe0
エメラ
その思いに応えます、『友』よ。と一言エメラもリンの忠義や覚悟が伝わり認める。
拳で来るならこちらもそれに応じる、拳に電撃を纏い一撃を込め殴り合う事に
731 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/04(水) 01:50:30.27 ID:v9Ygz7KPO
な なにい〜😲😲友情が芽生えおった



リンにとって意外だったエメラの神観。ここまで傲慢なことを高らかに宣言できるのは胸がすく思いだった。


リン「ふはははは」


人間形態に戻る。脇腹に雷のダメージが目立つが、直接叩くならば背丈は合わせた方がいい。


リン「貴女のような勇者も居たとは。淫らなことしか頭にないレンが筆頭勇者な人間どもなど侮蔑の対象でしたが」


リン「私は貴女だけは認めましょう」


ヒビが入った眼鏡を胸ポケットに仕舞うリンの表情は穏やかだった。数百万年で初めて人間を認められた。それだけ人間が戦闘力的に成長したということだ。どれだけ立派な信念も力が伴わなければ看板倒れ、聞くに値しない。


リン「極めた雷魔法。発想力。尊敬に値します」


エメラ「なにやら…照れてしまいますね」


呆気にとられたエメラだが素直に受け取る。リンが拳に炎をエンチャントしたのを見て、同じ様に雷をエンチャントした。


エメラ「元聖職者ですが勇者になるにあたり、末端部位の鍛練もすませております」


リン「ならば何の遠慮もいらないですね。全身全霊でいきます」


リンの心を支配していた主の足を失わせた怒りや憎しみは和らいでいた。目の前の人間はとるに足らないダニではない。主がリスクを負うに相応しい相手なのだ。


エメラ「ふはぁあ〜〜〜っ!」


リン「ぬあぁあああ〜」


麗しい女2人が拳を鈍器にしてぶつけ合う音が破壊され尽くされたパーティ会場に響く。


そしてそれを主は階段を降りながら見ていた。


☆☆
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/04(水) 12:32:38.09 ID:kaHNL4K70
メア、アグネア、リンと雌の魔族に好かる傾向にあるエメラ
エメラもある意味ハーレム勇者だな
733 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/05(木) 23:06:14.47 ID:eqDNe7PP0
一度目のゾロ目でミルカ蘇生の目処が立ち二度目のゾロ目で決着後の選択肢に影響がある(確信)



かつて魔物領と人間領が結界で分断されていた頃、リンは人間領で暮らすただのフクロウだった。そこで人間の狩人に射たれ瀕死となり、フラフラと魔物領へ逃げ込んだ。


そこで偶然ベルゼブブに見つけられ魔物となることで助けられた。結界は魔物を人間領に入れないためのもの。名前もないただのフクロウの人間領から魔物領への侵入は容易だった。



ベルゼブブ(その経緯からリンは最も人間への恨みが強い。数百万年の怨讐は勇者といえど晴らすことは難しいだろう)


ベルゼブブ(だが…)


階段を下りながら眺める部下の表情はどこかスッキリしていた。自分がルシファーに魔王の座を譲って以来、彼女の晴れやかな表情を見る回数は著しく減ってしまった。


ベルゼブブ(余は目標、野望のため部下の心を顧みなかった。だがそれで奴らと陽の光を喜び合えるのか)



拳の衝撃で爆風が舞い上がる。気が付けばベルゼブブは部下の無事を心から祈っていた。




↓1のコンマ🤜🤛 
00〜53エメラ攻撃
54〜99リン攻撃
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/05(木) 23:07:32.26 ID:n5RJaBks0
735 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/05(木) 23:08:54.26 ID:eqDNe7PP0
エメラ攻撃 

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
736 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/05(木) 23:42:09.33 ID:eqDNe7PP0


エメラの拳がリンの頬にめり込み、リンの拳は外れていた。


リン「ぐ……」


エメラ「友よ私の勝ちです…!あなたの主への忠誠心感じ入りました」


腰から落ちるリン。雷属性を頭に流し込まれ全身が麻痺してしまっている。


リン「……ぐ……っ…………わ、私は死んでも……必ず仲間たちがベルゼブブ様をお守りする…」


エメラ「友を殺しはしません、そしてベルゼブブともわかり合えるはず……う!」


リンに意識を向けていたエメラはようやくベルゼブブに気付いた。魔王軍大幹部でありながらなんというフラットな魔力の流れ。それでも只者では無いことを勇者に分からせる。


エメラ「間違いない…この男がベルゼブブ!」


リン「!…………も、申し訳ございませんベルゼブブ様」


横たわるリンもベルゼブブに気付き自らの敗北を詫びた。部下の元に歩みを進める彼に、エメラはバックステップで距離をとった。


エメラ「……」


ベルゼブブ「その忠義誉めてつかわす、見事な戦いだった」


リン「〜……」


ベルゼブブに肯定されることこそリンの命の存在意義。歓喜で涙が溢れた。そして主はエメラに視線を向ける。


エメラ(魔力も半分程度まで消費し、体力も削られた。剣も破壊されコンディションは悪い)


それでも闘うしかない。おそらくベルゼブブは通してはくれないだろう。リンとわかり合えた経緯からベルゼブブの心を動かし、後続の勇者たちをルシファーの元へ導きたい。全身に魔力を込めた。


バチチチチチッ


エメラ「ベルゼブブ!私は」


ベルゼブブ「よい。リンとの闘いで貴様の思いしかと受け取った」


手をかざしたベルゼブブが不可避の衝撃波を発動。疲弊したエメラに躱す手段はない。


エメラ「ぐぁっ」



737 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/06(金) 00:01:15.99 ID:y1qkJEh00
次の展開を安価で募集します😍


1、ミーニャVSアルカネット(えちえち可!)
2、野生児&ロビンフッドwithリトル・ジョン
3、曙光の勇者パーティ分断 〜アンドラスの魔法とは!〜
4、慈愛の勇者の魔王強襲!
5、剣の勇者VS蝿王

↓2でコンマが大きい方で決定〜〜〜!!
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/06(金) 00:02:19.00 ID:eWFURY6t0
2
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/06(金) 00:04:44.90 ID:zKkYh4dH0
なんか順調に行き過ぎてるよね。もうちょい難易度上げても良いんじゃない
5
740 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/06(金) 00:35:06.00 ID:y1qkJEh00
00は100なのはみんな知っているな😏😏😏
うーむ中々難しいが調整を丼勘定で頑張ってみようじゃないの🤭


魔物領地の鬱蒼とした森林地帯。木の上でツバの広い緑色の帽子を被った獣人、ロビンフッドは幹を背もたれにふて寝していた。


ロビンフッド『…』


『おお〜い。ロビン〜っ』


そんなロビンを下から呼ぶ野太い声。細身なロビンフッドと比べて大柄な獣人、リトルジョンだ。


ロビンフッド『…』


数百年来の相棒の呼び掛けも答える気が起きず、無視を決め込むロビンだがジョンは構わず続けた。


リトルジョン『本当に魔王軍の仲間になるのかよぉ。オデ嫌だぞ〜。あいつら人間なんて弱いものいじめして楽しんでんだぞ』


ロビンフッド『…』


先日、魔物領地に轟く弓矢使いであるロビンに魔王軍の使者が現れた。内容はセピア国におこなった脅しと同じようなもの。ロビンが軍門に下らなければ彼の平穏な生活は脅かされる。


ロビンフッド『……やるしかあるめえ。暗にマリアンにも危害を加えるって因果を含めて来やがった』


初めて口を開いたロビン。マリアンとはロビンフッドのガールフレンド。浅慮なリトルジョンが仲間を守るため魔王軍の使者を絞め殺してしまったため事態はややこしくなってしまったが、ロビンはそんな彼のことを責めはしない。


リトルジョン『オデ、オデがあいつ殺したから余計圧が酷くなっただな〜。ごめんなぁ』


ロビンフッド『良いよ。騒ぐな。俺がさくっと人間と闘って、義理立てりゃそれでOKさ』


リトルジョン『うおお。オデも行くぞっ』


ロビンフッド『なんでさ。待っとけよ』


リトルジョン『ジョンが虐められないか心配だぁ』


ロビンフッド『はー。好きにしなよ……なんにせよ、勇者ってやつらは骨があるらしいぜ。弱いもの虐めにはならねえ。俺もハンターとして腕が鳴るってものよ』


リトルジョン『森のみんなにお土産買って帰るど〜っ』


☆☆

741 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/06(金) 01:18:26.89 ID:RsRxDxzgO


魔王城の上層部。紅蓮の女勇者リラは扉を開いた先の森に踏み込んだ。


ざざっ!


リラ「おお。闇魔法で空間に繋がってんのか。便利だよな……空もあるし」


空は暗雲に覆われており、おそらくこの森に敵が潜んでいることは間違いない。しかしルノの案内ではここを突っ切ることはマスト。


リラ「へ、準備運動はすんでんだ。かかってこいってんだ」


すでに何体かの団長クラスを屠り力が漲っている。野生のセンスを研ぎ澄ませ獣道もない森林を進んだ。


がさっ!がさっ!


リラ「……」


リラ「む?」


リラが背後をなんとなしに振り向く。風で靡く草木の音、野生の魔鳥や魔獣の鳴き声だけが聞こえた。


リラ「…」


気のせいだと判断し前を向くリラ。そしてその背後では木の幹の陰に隠れたロビンとジョンが息を吐いていた。


ロビンフッド「ふーーー……本当に人間か?俺らの気配悟られた」


リトルジョン「かなりマブイど〜。感覚の鋭さも野生の獣並みだど」


ロビンフッド「いろんな意味で上玉だ。魔王じゃねえ、俺のハンターとしてのプライドをかけて仕留めてみせるぜ」
742 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/07(土) 23:41:48.82 ID:TouIpAG50


リラ「……」


リラは僅かな気配を森に入った時から感じていた。野性児レベル100である彼女ですら位置を悟らせない潜伏能力。


リラ(ただもんじゃねえな〜。私ですらもしかしたらいるかも知れねえってレベルでしか存在を感じられない)


がさがさ


リラ「ぐっ」


リラは脚に焼けるような痛みを感じた。茂みから脚をあげると毒蛇に脹脛を噛まれている!


リトルジョン「やったど〜」


ロビンフッド「あの猛毒蛇は俺の飼い慣らした武器。大柄なミノタウロスすら3秒で全身を麻痺させる」


リラ「あ〜〜」


木の上から獲物が倒れる瞬間を待ちわびる2人だが、リラは頭をポリポリかいて蛇を剥ぎ取った。


リラ「毒か」


ロビンフッド「おいおいもう15秒は経ってんぜ?」


紅蓮の女勇者は蛇の首を引きちぎり、血液を飲む。さらに脹脛に口を添え、思い切り毒を吸い上げた。


リラ「〜!!ぺっ……」


リトルジョン「あんなことしても無駄だど。でもなんで倒れないんだど」


そしてリラは下腹部に力を込め、全身に闘気を漲らせた。先ほど取り込んだ蛇の血液が血清となり全身にかけめぐる!


ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!


リラ「……っし!オッケー」


そのままズカズカと歩みを再開する勇者の背中をロビンは爛々とした眼で見つめた。


ロビン「こいつぁ……俺の生涯の獲物だぜ」
743 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/08(日) 00:02:19.52 ID:SdZT/jY80


リトルジョン「ど、どうすんだどロビン。あいつ化け物だど」


ロビンフッド「狩人としての血が騒ぐじゃねえの。俺達のモットーは強敵を狩ってこそ、だろ」


ロビンがエルフを差し置いて魔物領地随一の弓矢使いと評されるようになったのは常に強き獲物を狩り続けてきたからだ。矢だけではない。罠、潜伏、近接と何でも使い、今日まで誇りのある狩人として生きてきた。


その血がリラを最高の獲物と認めた。人間の女特有のしなやかさとオーガ族のような力強さ、勘の良さを兼ね備えている。


ロビンフッド「やつは風の流れで出口もなんとなく察している。それまでに仕留めてみせる」


ロビンフッドが帽子のツバを下げたとき、彼は今まで獲物を逃したことはない。リトルジョンは全幅の信頼を寄せていた。


リトルジョン「おでも手伝うど〜ロビン」


ロビンフッド「余地があればな」


木から木へ音を立てずに移動する二人。大柄なジョンすら猿のような身のこなし。


ロビンフッド「よし。ここからはあらゆる罠を仕掛けてある。トラバサミ、ロープ、ブービートラップなんでもありだ」


リトルジョン「あ!」


しかしリラはその地帯に入るや否や木の幹を跳ね回るように進み始めた。野性の勘が罠を察知している。


ざざざざっ!!


リラ「よ、ほっ!よっ」


リトルジョン「微妙な草木の不自然さで罠を見抜いたっていうだか〜」


ロビンフッド「……へ。どこかホッとしてる自分がいるぜ。リスクなしで仕留められる相手じゃないって訳だ」


覚悟を決めたロビンの獣人特有の髭がピンと張った。そして背負っていた矢筒から矢を取りだし、愛用の弓につがえる。


744 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/08(日) 00:25:21.50 ID:SdZT/jY80


ロビンフッド「すーー……」


リトルジョン(どんどんあの女先に進むど。もう草木のせいで姿を見失っちまった。でもおでは知ってるど。集中したロビンに距離なんて関係ないって)


しっかり1分近く精神を集中させたロビンがようやく眼を開き、動いた。


ぎりりりという弦が張る音がロビンを落ち着かせる。彼からリラまでの距離は500mはあるだろう。なんの変哲もない矢で、この障害物だらけの射界で、ジグザグに動く強靭な肉体と感知能力を持つリラを仕留める矢を放つことは魔王軍の何者にも不可能。ただ一人ロビンフッドを除いて。


ボウッという炎のような音と共にロビンの弓矢全体に緑色の闘気が漲る。通常激しい闘気は存在感を示し、敵に位置を知らせてしまいかねないが彼のものは非常にサイレントにしてイノセント。どんな野獣にも感づかれたことはない。


ロビンフッド「……」


ロビンの精神は凪。そしてその奥に確かな高揚があった。何十万回と経験し未だに病み付きな、敵を射抜くためにすべての精神を集中させる瞬間。彼は生粋のハンターなのだ。


ロビンフッド「…」


経験が教えるリラの位置。風の流れ。闘気を纏った一撃は風を貫くがそれでも僅かな影響は受ける。それすらも計算に入れ、リラの心臓を貫くための一撃を吟味した。


ギギギギ


ロビンフッド(マリアンのやつ。俺が魔王軍に行くと言った時別れるとか破局とか言ったが…分かってくれる筈だぜ、俺はどこまでもハンターで、魔王城へ行くのはお前を守るためでもあるってな。これが終わりゃ、果実酒と土産を持ってご機嫌取りしてやらなきゃ)


ジョンにはもう目の前にただ鬱蒼な森が広がるようにしか見えない。ロビンが何を頼りにリラに標準を合わせているのか、数百年の付き合いだが未だに分からない。



リトルジョン(人智を超えてるからこその、神技なんだど〜痺れるど、ロビン!)


ロビンフッド「…………」


ロビンフッド「!」


眼を見開いたロビンが一瞬気を放つ。この瞬間、リラは気配に気付いたかもしれない。しかし既に全ては終わっている。闘気を纏った一本の矢が勇者の心臓を貫く為に放たれ終えているのだ。




745 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/08(日) 00:45:42.75 ID:SdZT/jY80


ロビンフッド「ふーーーーー……」


セピアのような範囲攻撃でもない。破壊規模も広くない。ただ目の前の獲物だけを仕留めることに特化した矢を放ったロビンが息を吐いた。


リトルジョン「ロビン!やっただか」


ジョンには一本の矢が音速を超える速度で森に消えていったようにしか見えない。心臓を撃ち抜き悲鳴をあげる間もなく絶命しているのか、リラの声も聞こえなかった。


ロビンフッド「タフな闘いだったぜ。あれは人間じゃねえ。伝説の魔獣だ」


ロビンの表情は晴れやかだった。長年の経験がベストショットを確信している。


ロビンフッド「俺はまたひとつハンターとして成長できた。感謝するぜ勇───」


言い終わる前に前方から悪寒。ロビンの鍛え抜かれた眼力がこちらへ高速で向かう矢を見た!それは紛れもなく自分が放った矢と同じもの。


ロビンフッド(躱されたなら百歩譲って分かる。だがそのまま跳ね返って来るってのはどういう)


走馬灯のような思考速度でロビンの脳が回転する。認めたくはないが、あの正確無比、静かな一撃をリラは察知しキャッチし、腕力で投げ返して来たということだ。


ロビンフッド(まったくとんだ化け物を相手に───)


身体に命中すると確信し自嘲したロビンを守ったのはジョン。巨体の肩を矢が貫通!


リトルジョン「お゛ーーーーーーっ」


ロビンフッド「ジョン!おめえ……っ」


リトルジョン「お、おでは無事だど……っ……この程度。ほら、ついてきた甲斐あっただろぉ」


健気なジョンの姿に顔が綻ぶロビン。そして背後の木の幹に突き刺さった矢の箆には紙がくくりつけられていた。それをほどき、敵からの矢文を読む。


ロビンフッド「…………くくく。ジョンよ、俺ぁ天狗だったぜ。もう一度初心に帰って、鍛練してみるかな」


リトルジョン「おお〜。おでも手伝うどロビン」



闇魔法で繋がった森エリアから抜けたリラは扉の向こうの、抜けたばかりの森林地帯を振り返った。


リラ「…………とんでもねえ敵だったぜ。よし、このまま魔王のところまで一番乗りよぉ!!」
746 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/08(日) 00:50:49.32 ID:SdZT/jY80
なんだったん?と思うかもしれない でも書いてて楽しかったからいいじゃんなぁ!!😂😂😂


次の展開を安価で募集します😍


1、ミーニャVSアルカネット(えちえち可!)
2、レンVS魔王
3、曙光の勇者パーティ分断 〜アンドラスの魔法とは!〜
4、慈愛の勇者の魔王強襲!
5、剣の勇者VS蝿王

↓2でコンマが大きい方で決定〜〜〜!!
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/10(火) 22:01:38.32 ID:mtuELGl80
サイトが馬鹿重くて更新に気付けてなかった
5
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/10(火) 22:02:48.36 ID:BJIHZ/ts0
サイトが馬鹿重くて更新に気付けてなかった
5
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/10(火) 22:04:11.07 ID:LPL4w1Li0
5
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/10(火) 22:05:52.47 ID:LPL4w1Li0
5
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/10(火) 22:06:09.87 ID:LPL4w1Li0
5
752 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/12(木) 23:35:19.03 ID:arG6IofI0
サイト激重で草ぁ!!何が起こっておるんじゃ😭


エメラ「…」


ベルゼブブの一撃を受けたエメラは戦闘不能に陥り、気を失っていた。殺そうと思えばいつでも殺せる状況。


ベルゼブブ「…」


魔力で作られた右足のハンデを感じさせない淀みない歩みでベルゼブブはエメラに手をかざし、サイコキネシスで浮かばせた。


リン「はぁ……はあ……ベルゼブブ様」


ベルゼブブ「リン、この勇者を殺せるか」


リン「ベルゼブブ様がご命令するならばすぐにでも」


ベルゼブブ「無理をするな。貴様とこやつが心を通じ合わせていたことは分かっておる。人間を忌み嫌っていた貴様の心を溶かしたのはやはり力か」


リン「は、はい………私は負けました。人間など弱小生物だと軽蔑していましたが、勇者という存在は強く、信念を持ち合わせておりました」


リンが脇腹を回復させながら主に自らの心境の変化を語った。勇者に受けた傷は完治に数時間はかかるだろう。


リン「今の人間どもには僅かながら尊敬できる者もいるかもしれません。それならば、ベルゼブブ様の目標に元々人間の絶滅などありませんでしたし…」


ベベルゼブブ「…」


リン「ご命令がなければ積極的に殺そうとは思わないというのが今の心境です。もちろん中にはクズも、いえ力無きクズどもの方が遥かに多いのでしょうけど」


リンの発言は暗にルシファーとの訣別を主に進言していた。


ボロボロのパーティー会場に新たな乱入者が現れた。主の危険を察知して鍛冶場から駆けつけたニケナ、ツバキ、そしてアンドロスだ。


ツバキ「うお〜ベルゼブブ様!!」


ニケナ「ふひひひ!?ベルゼブブ様ご無事ですかな?」


アンドロス「あれはエメラ……?まさかやられたか……!」

753 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/12(木) 23:48:53.68 ID:arG6IofI0


ベルゼブブ「アンドロスか。貴様は意外な客だな」


アンドロスの双剣はニケナに強化されているがベルゼブブには危害を加えられないデバフもかけられている。もしこの場で斬りかかれば折角の強化も無効化してしまう。


ベルゼブブ「お久しぶりですベルゼブブ殿…………どうやら、エメラは殺していないようですな」


ベルゼブブ「こやつはリンに勝利したところを余が不意打ちしたに過ぎん。殺すには惜しい傑物よ」


サイコキネシスでエメラをアンドロスに投げ渡すベルゼブブ。ツバキたちもベルゼブブが無傷で安堵した。


ツバキ「リンおば負けたん?きゃは!雑魚♪」


リン「勇者が強いと言いなさい……」


ニケナ「反論も難儀するダメージのようですな。ふひひひ」


アンドロス「私はこれよりルシファーを討ちに向かいます。それを許してくださいますか」


ベルゼブブ「…」


ベルゼブブガールズは主を見守る。彼女たちとしてはここは素通りして貰いたい。だがベルゼブブにとってはルシファーも莫逆の友。ベルゼブブはネクロソードを抜いた。


ニケナ「ふひ!?ネクロソードがベルゼブ様の手に戻っておりますぞ。いつの間に」


ベルゼブブ「余は魔王軍大幹部。魔王様に仇なす者を捨て置くことはできぬ」


アンドロス「ならば……」


アンドロスがエメラを床に下ろす。この場でベルゼブブと闘うしかないと判断し双剣を抜いた。


アンドロス「私もこのまま下がれません。魔王討伐の目的のため死した女房のため」



ベルゼブブ「だが貴様ほどの戦士。余が闘っている間に他の者に進まれるのは致し方なしか」


アンドロス「!」


アンドロスの背後から若く力強い声が響いた。


ソリラ「アンドロスさん!オレがやるぜ〜!!」

754 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/13(金) 00:23:36.00 ID:W+ZAToa+0
 

明るい栗毛ショートカットの小柄な剣の勇者ソリラが現れた。その隣には童顔のドワーフトルキン。2人は臨時パーティでここまで上ってきたのだ。


トルキン「…………!貴公……」


トルキンはドワーフ以上の鍛冶技術を誇るニケナの姿に眼を見開いた。まさかこんな場所で邂逅するとは。しかし寡黙なトルキンにニケナは注目されていることに気付いていない。


ツバキ「んだテメー!ガキっ!!ベルゼブブ様とやろうってのか!身の程を知れ」


アンドロス「ソリラ!」


ソリラ「あんたの剣はベルゼブブには真価を発揮しないんだろ。誰かが足止めしなけりゃならないならオレがやる」


ベルゼブブ「オーダーズを倒した剣の勇者か」


リン(オーダーズを……つまり、奴はエクスターミネーションでベルゼブブ様の脚を吹き飛ばした責任の一端)


リンが歯噛みしソリラを睨むが、エクスターミネーションは発動時点でどちらが勝とうと発動者に犠牲を伴う。その恨みは筋違いた。



ベルゼブブ「余に異論はない、良いか貴様ら。手を出すな」



そう言われては狂犬ツバキも引き下がるしかない。彼女たちは主が負けるわけ無いとは思っているがわずかな傷も自分の身が裂かれるような苦しみに感じる忠臣っぷりだ。


ソリラが抜いたのは龍殺しの両手剣ノートゥング。これはゼノンからアンドロスに渡っていた龍人族を大量虐殺した曰くつきの霊剣だが、別に龍人族特効というわけではない。数百年間、錆びず傷まずの耐久性が能力であり、人類最高クラスの剣術を誇る彼女にはこれが合うとしてアンドロスから譲り受けていた。


ソリラ「んじゃそういうことだからさ!トルキン、アンドロスさん!行け!」


アンドロスとトルキンは視線を交錯させ、エメラを抱えて階段を上った。ベルゼブブやリンたちはそれを見送る。


ベルゼブブ「余は貴様を倒し、魔王様の元へ馳せ参じる」


ソリラ「なんか大幹部って大変なんだな〜!下手な人間より義理人情大切にしてんじゃん」


755 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/13(金) 00:40:19.31 ID:w+mKzSI/O
ルール説明(スタンダードルール)👿👿

ソリラ 体力12
ベルゼブブ(第一形態) 体力35
これを先に0にしたほうの勝ち



まずは両陣営の行動を安価で決めて、その行動に応じてコンマで攻撃側を決めます。その次のレスのコンマでダメージを与えたら、もう一度両陣営の行動を安価で決め…
を繰り返す

行動を決める→コンマで攻撃側を決定→次のコンマでダメージ判定→二人の行動を決める→以下ループ 


Q、二人の行動を決める意味は?

A、勝たせたい方に適切そうな行動を取らせたり、負けさせたい方に後ろ向きな行動を取らせることで、攻撃側を決めるコンマに有利不利が生まれます。(どの程度生まれるかは>>1次第)※あからさまな油断行動は3ターン目から解禁+1ターンのインターバルが必要


特別ルール 
・ソリラ敗北で死亡コンマor…
・4ターン終了で中断となります
・ベルゼブブの体力低下は今後の展開に影響があります
・1ターン毎にイベントが入ります





ターン1!
↓1.2で

ソリラ(剣の勇者 栗色のショートカット 身長155cmAカップ ノートゥング(両手剣)を操る 剣の腕前は人類最強クラス つり目っぽい感じが可愛い(重要))

ベルゼブブ(七つの大罪暴食 中性的な顔立ちの貴族服を着た美青年 ネクロソード・神・聖・雷以外の属性魔法・サイコキネシスを操る)

の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/13(金) 01:17:49.23 ID:piEKmurC0
ベルゼブブ
自分は暴食悪魔であると同時に、死霊の悪魔でもある
目の前に手の平サイズの人魂が現れる、自分と契約したものはコキュートスには堕ちず魂が私の元に来る

これは先程戦死したマシュの魂だと説明、マシュの魂はベルゼブブに甘えるように頬擦りしてくる。私は常に部下と共にあるとマシュの魂を体内に取り込み
氷魔法ブリザード(猛吹雪)
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/13(金) 01:38:16.26 ID:KswLdo450
ソリラ 
死霊の悪魔で暴食で正体は蝿、コイツもしかして上級アンデッド系モンスターじゃないか?
なら、光、聖属性が普通の魔族以上に弱点だが、自分は使えない、そもそもその手の属性を無効にする剣を持っていると実は頭脳派であるソリラは一瞬で相手を理解し打開策を考えながら吹雪の中を突っ込み一文字切り
758 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/14(土) 18:23:00.85 ID:EasdNdl1O
何でもできるわぁ〜この人(本部の解説聞いていた女並感)


魔王城から数km離れた森林地帯では既に負傷した魔導士達が転移を終えていた。


オルフィア「ルシファーさんやっつけに行くんだよね。頑張りやさんだな〜アスモデウスさん」


アスモデウス「貴様死なないんだし付き合え。む」


アスモデウスが遥か天空のベルゼブブの魔力を感じとる。そしてそれは少し離れた位置にいるルノとカミラも同じ。


ルノ「魔王城の上から」


カミラ「怖いわね〜ルシファーの魔力かしら。こんな遠くでも感知できるなんて」


☆☆


魔力を解放したベルゼブブの威圧感にソリラの握る剣が震えた。恐れている訳ではないが散々ヤバイと訓練中話題に上がっていた相手だけに緊張が走る。


ソリラ(見た目年齢オレよりちょい上くらいな癖になんだこれ。七つの大罪の悪魔ってのは伊達じゃないぜ)


ベルゼブブ「堂に入っている。オーダーズを下した時から把握していたが魔力無しで上り詰めてきたタイプか」


ソリラ「あんた有名人だし、アンドロスさんとかアスモデウスから情報入ってるぜ。暴食の悪魔で正体は蝿なんだろ」



アンドロス「余は死霊の悪魔でもある。契約した配下は地獄に堕ちることなく我が眷属となる」



アンドロスの掌に青白い魂が浮かび上がった。



リン「あれはまさか」


↓1のコンマ🤜🤛 
00〜34ソリラ攻撃
35〜99ベルゼブブ攻撃
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/14(土) 18:59:10.89 ID:NWbtSNuG0
はい
760 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/14(土) 19:02:28.68 ID:EasdNdl1O
ベルゼブブ攻撃 

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
761 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/14(土) 20:21:25.05 ID:sji8M7XwO
第一王子かな?😏
ソリラ体力12→4



ベルゼブブ「これはアップル王国で死した配下の魂。こやつが望む限り我々は共にある」


ソリラ「良くわかんねえけどすげーっ」


リン「やはり、マシュさんの魂」


ツバキ「え、雪女死んだん?」


ニケナ「それにしてもベルゼブブ様にあのように付き従えるとは、死ぬのも悪くないと言わざるを得ない」


マシュの魂はフワフワとベルゼブブ周りを踊り、機嫌が良さそうにすり寄る。そしてベルゼブブはその魂を全身から取り込み眷属の力を一時的に使用可能。


ソリラ(死霊の悪魔。アスモデウスも七つの大罪は悪魔の中の悪魔だから聖属性が超有効とか言ってたけど…オレ使えないし!)


さらに剣に聡いソリラはベルゼブブの持つネクロソードがその弱点を補う能力を秘めていることを看破した。なんにせよ斬るしかない。


ヒュオ


ソリラ(なんだ寒い。氷の魔法が発動してるのか)


ベルゼブブが吹雪を発射。爆発的サイドステップで躱したソリラの目の前には突きを繰り出そうとする悪魔の姿があった。


ベルゼブブ「ぬあ!」


ソリラ「踏み込み速すぎだろぉあ゛あ!!」


ノートゥングの腹で受け止めたソリラだが凄まじいインパクトで背後に叩きつけられ、壁は崩壊した。


ガシャアン!


ツバキ「イエーイ♪ヒュー!痺れる〜死んだ?」


リン「ギリ受け止めてましたね」


ベルゼブブ「余の予測では喉を貫くはずだった」


下敷きになった壁を蹴り飛ばしソリラが姿を現した。頭から出血している。


ソリラ「ヤバイよな〜!やっぱり!」




パーティ会場を通過するキャラクターを決めます
1、レンパーティ
2、リラ
3、シトリー
↓1
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/14(土) 20:42:16.60 ID:y0lV3HdZ0
3
763 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/14(土) 21:27:45.84 ID:sji8M7XwO
シトリーは回復特典だ〜🤭


ソリラ(かーなり効いた〜。どーしよっかなマジ)


口の横を通過する血を舐めとりながら剣の勇者はベルゼブブに向かい直した。確かにベルゼブブガールズは手出ししないが、ベルゼブブ単体であまりにも強敵。


ニケナ「あの剣中々の霊剣ですな」


ツバキ「あいつもう死ぬんじゃね。きゃは♡」


ベルゼブブ「息は整ったか」


ソリラ「待っててくれてありがと!」


その時。ソリラの背後から新たに現れたのはシトリーとリオン。闘いながら下層に落下した二人だが、リンとエリカ、リオンだけが知る転移魔法ゲートを複数使い、高速で上層階へ移動していた。エリカにベルゼブブの部屋の前に繋がるゲートは危険だから消すように言ってしまったので、途中からは駆け足だったのだ。



シトリー「あれはベルゼブブ!そしてマドモアゼルっ」


リオン「なに。なぜこんな場所に主様が…そして他の奴らも…!」


リン「どういうつもりですリオンさん。勇者と共に上がってくるとは」


リオン「どういうつもりはこちらの台詞だ」


リオンはシトリーとの闘いの途中、ミルカの放送で面倒な重鎮どもが倒れたことを知った。こうなれば魔王を片付け、我が主に覇道を進んで貰う未来も現実的。そう考え共に上がってきたわけだが、主と会わせるつもりはなかった。


リン「かくかくしかじか」


リオン「なるほどな……まさか主様ご自身で闘うと仰るとは(ルシファーへの義理立てというわけか)」


シトリー「ならばソリラ嬢の足止めに甘えて、ボクも進ませて貰おう」


傷付いたソリラを見るシトリー。この現場で勇者であるソリラに妙な心配は侮辱となる。笑顔で頷くソリラに回復魔法をかけた。


シトリー「恩に着るよマドモアゼル」


ソリラ「おお。ちょっと楽になった。あんがと!」


ツバキ「あーあのかっこつけ勇者行っちゃう〜(棒読み)」


ソリラ「ルシファー氏ごめんなさいですぞ〜(棒読み)」

ソリラ体力4→5





ターン2!
↓1.2で

ソリラ(剣の勇者 栗色のショートカット 身長155cmAカップ ノートゥング(両手剣)を操る 剣の腕前は人類最強クラス つり目っぽい感じが可愛い(重要))

ベルゼブブ(七つの大罪暴食 中性的な顔立ちの貴族服を着た美青年 ネクロソード・神・聖・雷以外の属性魔法・サイコキネシスを操る)

の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/14(土) 21:43:32.39 ID:mmIEDbFC0
ソリラ
一応聞くけど義理堅く、部下の信頼も厚い、軍の現状に不満がある。オレら戦う意味あるかな!?
と聞きながら聖剣から連続斬撃掌
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/14(土) 22:00:32.50 ID:pJMlc4cE0
ベルゼブブ
「ある」と即答、魔王軍は君の故郷や様々な国や村に攻め込み大勢を殺戮した。君たち勇者やその仲間達も我らの仲間を大勢殺した戦うには十分すぎる理由

それに自分は奴らと戦ったから分かる感じる、仮に勇者達が余や魔王様を討ち滅ぼした後神々がルシファーが魔王をやっていた事実を隠蔽する為に魔族領を滅ぼしに来る、我らなしでは弱き魔族達は一方的に滅ぼされるだけ、それは阻止せねば!と語る

七星光波手裏剣(しちせいこうはしゅりけん)
ツバキのとは違い小さいものを無数に発射しそれをサイコキネシスで操り切り刻んでいく
766 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/15(日) 01:21:12.97 ID:TGLBiuQbO
安価内で問答が完結した〜🤣!! ソリラ「ルシファー氏ごめんなさいですぞ〜(棒読み)」それニケナでした



がききっ!がっ!


ソリラ「おりゃ!うりゃあ!!」


ベルゼブブ「!……ぬっ!」


神速の剣戟が交わされる。打ち合っている2人以外には見ることもできない速度。


ツバキ「速え〜」


リン「リオンさん見えますか」


リオン「当事者ならばな…傍観時はテンションが違う。しかし流石は主様。オーダーズを破った勇者だろあれは。互角以上だ」


ソリラ(確かにオレはガムシャラに攻めさせて貰ってるって感じだ!ベルゼブブには対応するだけの余裕がある!)


ソリラ(何より、この雰囲気がどうにも!シトリーも普通に通してくれたし、魔族にしては義理堅すぎるこいつを斬って良いのか迷いがオレにある!)


鍔迫り合いを始める勝者。お互いの刃と顔が至近距離に近付き、睨みあった。


ギギギギ


ツバキ「おいコラガキ!チューすんなよ!」


ソリラ「なあ!オレたち闘う理由あるかな!」


ベルゼブブ「あるさ。我々は互いの領地を荒らしすぎた。どれだけの命が失われたか。そして余か魔王様のどちらかが居なくなれば、神々は魔物領地を滅ぼしに来るだろう。負けるわけにはいかぬ」


ソリラ「だけど魔王を倒しに来たオレの仲間たちを通してくれたろ!魔王は倒して、その後あんたとオレたちは不可侵条約でも結べば良かねえかな!」


それはベルゼブブガールズも望むところ。しかしベルゼブブには魔王への義がある!


ベルゼブブ「闘い、痛み無くして魔王様へたどり着けぬと知れ」



↓1のコンマ🤜🤛 
00〜49ソリラ攻撃
50〜99ベルゼブブ攻撃
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/15(日) 01:31:13.06 ID:D2N6lELQ0
はい
768 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/15(日) 01:38:40.63 ID:6seJKYKbO
ソリラ攻撃 

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
769 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/15(日) 02:03:25.95 ID:6seJKYKbO
ベルゼブブ 体力35→32

ガキンッ!


2人が弾けるように距離をとる。しかしお互いに中距離で攻める手段はある。


ベルゼブブ「七星光波手裏剣」


ベルゼブブがネクロソードを片手持ちに変え、掌に闘気の手裏剣を生成する。


ツバキ「っは〜♡♡!ファンサエグっ!!」


ツバキの使う技よりも小型の手裏剣をベルゼブブはサイコキネシスでソリラに向けて放った。


ジャァアアアアッ


ソリラ「斬って斬りまくる!」


ガガガガガガガガガ


ソリラの荒ぶる剣がすべての手裏剣を破壊。闘気は空気に溶け消滅した。剣の勇者の予想以上の実力はベルゼブブの計算外。


リン「は、速い」


ベルゼブブ「!」


ソリラ「んーーー!」


更に接近し、袈裟懸けに剣を振り下ろす。ベルゼブブの動体視力と反射神経によって貴族服と、薄皮一枚のダメージにとどまった。


ベルゼブブ「肝が冷えたぞ」


ソリラ「くそっ!惜しい」


ニケナ「ふひっ!?ベルゼブブ様」


リオン「騒ぐな。ほぼ無傷だ」


パーティ会場を通過するキャラクターを決めます
1、レンパーティ
2、リラ
3、ウルシ
↓1
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/15(日) 02:09:09.75 ID:x3ZIavT10
2
771 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/15(日) 02:36:50.30 ID:6seJKYKbO
リラは次回判定コンマ僅かに優遇だ〜🤣


ソリラ「絶対切り裂いたと思ったのに」


ツバキ「ベルゼブブ様の能力を舐めるなガキ〜!」


ベルゼブブ「この服を切り裂いたのは七つの大罪以外では初めてだ。誇れ」


ソリラ「へへへ。なんか普通に嬉しいぜ」


今までの魔族相手にはなかった尊敬できる相手と闘う高揚がソリラを包んだ。自分の命を賭けるに値する相手!そして新たな乱入者が現れた。


リラ「うおおおお〜!ん!?」


ザザザザザッと激しいブレーキをかけ、ダッシュしていたリラが急停止した。野生の勘でベルゼブブが大幹部であることは察する。


リラ「ソリラ!大丈夫かよ、助太刀するぜ!てめーらよってたかって……あ!リン」


リラがベルゼブブガールズで知っているのは駆け出し時代に関わりのあったリンのみ。当然魔王軍であることは知っている。


リオン(強いな)


ソリラ「かくかくしかじかぁ!」


リラ「んだと〜。シトリーたちも先に進んだのか」


ソリラの目の光はここは任せろと語っていた。リラも戦場では生き死によりも優先するものを知っている。


リラ「おめー死ぬんじゃねえぞ」


ソリラ「死なねえよ」


リラがソリラの小さい背中に気合いの張り手をかます。僅かな痛みと共に闘魂が注入された。


リラ「じゃあな!」


ベルゼブブ「最後に物を言うのは気合いか」


ソリラ体力4→5





ターン3!
↓1.2で

ソリラ(剣の勇者 栗色のショートカット 身長155cmAカップ ノートゥング(両手剣)を操る 剣の腕前は人類最強クラス つり目っぽい感じが可愛い(重要))

ベルゼブブ(七つの大罪暴食 中性的な顔立ちの貴族服を着た美青年 ネクロソード・神・聖・雷以外の属性魔法・サイコキネシスを操る)

の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/15(日) 09:06:18.26 ID:FItBgBlE0
ベルゼブブ
レピュテーション(空中浮翌遊超能力)で空中に浮き、テレポーテーションで錯乱させる

「これは炎魔法ではないぞ」とご丁寧に忠告してパイロキネシスで地面からぶっとい火柱が噴き出し、数々のサイコキネシスを披露

773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/15(日) 10:03:35.61 ID:ewq27tEA0
ソリラ 
確かにこの炎、魔法力とは別の力を感じる、水『魔法』では消せそうにないなと思考する

水流波斬
藍色の闘気を纏い、斬撃と共に高速の剣圧を発生させ藍色の斬撃を放つ
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/15(日) 13:24:17.74 ID:q0/rIzpB0
なんでもVIPサーバー自体がドス?攻撃受けてるみたいで管理人さんがサーバー自体を低速化させて応急処置をしているみたい
775 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 17:02:41.58 ID:NasmnZn3O
古典的なネット掲示板が古典的な攻撃を受けているだと🤭
そしてここにきて第三の力登場だ〜😄


ベルゼブブの身体が宙を舞った。しかし魔法反応はない。風属性や聖属性で飛んでいるわけではないのかとソリラが警戒した。


ベルゼブブ「魔法や闘気は身体全体を媒介とする分かりやすく強力な学問。しかしこれは脳の奥深くに眠っている力のため人間領地では未解明かもしれんな」


ソリラ「しゃー」


ソリラの剣先からの衝撃波が当たる前にベルゼブブが消える。彼は僅かな距離をテレポーテーションできるのだ。


ソリラ「動きが読みづれーなー!」


リン「あれが噂に聞くPSIですか」


リオン「魔法と変わらないような気もするが」


ツバキ「ベルゼブブ様がやること全てが是ー!」


ベルゼブブ「確かに魔法があれば無用の長物かもしれぬが、魔力が尽きた際は有効だ。そしてこれも魔法ではない」


ぼわっ!


ベルゼブブが掌を握ると床から火柱が出現!主の意のままに操れるエネルギーだ。


ソリラ「さっきは氷、今度は炎!確かに最強に見える!」


↓1のコンマ🤜🤛 
00〜41→46(リラ効果)ソリラ攻撃
47〜99ベルゼブブ攻撃
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/16(月) 17:29:16.11 ID:0ykpKuVMO
ぬん
777 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 17:40:12.78 ID:NasmnZn3O
おいおい死んだわこいつと思っていたら驚異的な粘り😄生き残れるのかぁ〜!

ソリラ攻撃 

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
778 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 18:26:39.45 ID:NasmnZn3O
ベルゼブブ 体力32→24


ソリラ(まさかこんな天空まで、地面から炎を呼び出したわけでもあるまいし、下のフロアで作り出したエネルギーでオレを驚かせようって魂胆か)


ボワァアアア


ジャンプで炎を回避したソリラだがパーティフロアが火の海に包まれる。そして通常の炎との性質の違いにも目敏く気付いた。


ソリラ(煙が出てねえし妙に消えねえ。へんだな!)


ベルゼブブ「どこまで逃げきれるか」


ソリラ「逃げねえ〜っ」


改めてベルゼブブに向けて構える。通常の炎ではなくとも熱の性質があるものを分断できる技を持つ剣の勇者が、藍色の闘気を刀身に込めた。


ギゴゴゴ


ソリラ「ぬあーーーーっ」


藍色の剣圧が蠢く炎の柱を分断!正確な操作が不可能となったベルゼブブは掌を広げ炎を消滅させる。魔法で生み出した炎とは違いエネルギーを途切れさせれば消え失せる。


ベルゼブブ「!」


ソリラ「よっしゃー!」


宙を舞うベルゼブブに床にヒビが入るダッシュで接近したソリラが横薙ぎの一撃を喰らわせた。ベルゼブブは腕で防御するが、闘気で強化した皮膚でも受け止めきれず刃は骨まで達する。腕をふるいはねのけられたソリラが剣についた血とベルゼブブを見た。


ガキンッ!


ソリラ「オレ剣の勇者なのに腕も断てねえのかよ。すげえな」


ベルゼブブが腕の部分の出血を見つめる。貴族服が赤く染まっていく光景にベルゼブブガールズが悲鳴を上げた。


ニケナ「べ、べべべべべべべるぜ。ふひ!べるっふひひひ!?」


ツバキ「クソガキテメーよくも〜!」


ベルゼブブ「騒ぐな、問題なく動く」


神経も断てていない強度にソリラは歯噛みした。しかし回復魔法でも時間がかかる傷であることは間違いない。



パーティ会場を通過するキャラクターを決めます
1、レンパーティ
2、その他勇者の皆さん
3、ウルシ
↓1
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/16(月) 18:29:02.37 ID:1T5WWOCe0
1
780 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 21:21:02.13 ID:JGNq7kF80


ソリラ「すーーーっ……」


ソリラが全身の痛みを堪えながら考えを巡らせる。


ソリラ(普通に考えてオレ1人だと無理だな。だけど魔王を倒すために先輩方には先に進んで貰う必要があるし、ままならないな)


若手とはいえ勇者のソリラは自分の命を捨てる覚悟はできているが、生き延びる努力は惜しまない。そして背後からレンパーティとトンファーの勇者が現れた。


レン「あ!ソリラだわ。リンたちもいるし……ベル君?いや本物のベルゼブブかっ」


ミーニャ「とうとう大幹部が現れるようなフロアまで進んだわけだね」


アメリア「傷ついてるわ〜ソリラちゃんっ」


シア「助太刀するよ!」


リン「!曙光の勇者パーティ…」


ベルゼブブ「あれが噂の。曙光……」


ツバキ「ぬぎぃ〜!エッチ三本勝負の恨み〜!」


やはり事情を説明するソリラ。リラやシトリーたちも進んだとあれば、戦力を結集して魔王への挑みたい。


ソリラ「オレのことは心配しないでくれ!」


頭から血を流しながらサムズアップを決めるソリラにレンは頷いた。


レン「オッケー!でもソリラも大切な戦力、失うわけにはいかないわ」


パーティメンバーから1人を残せるぞい🤭
1、ソリラに任せる
2、シアを残す(ソリラ敗北時、ウルシが通過確定)
3、アメリアを残す(ソリラ4ターン生存時、戦線に復帰(死亡コンマ回避時は適用外))
4、ミーニャを残す(ソリラ敗北時、確定で生存)
↓1
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/16(月) 21:23:22.04 ID:6Fd/Ydin0
3
782 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 21:59:12.34 ID:JGNq7kF80
生き残れるといいなぁ😜😜Ψ(`∀´)Ψケケケ


レン「アメリア!ソリラについてあげて」


アメリア「了解よレンちゃん〜」


ソリラ「え、いいってアメリアさん」


ミーニャ「ソリラも大切な戦力。易々と失うわけにはいかない」


シア(確かにアメリアなら聖属性のインビジブルとか、身を隠す魔法を覚えてるしね)


リオン「貴様ら。この場は主様の温情で成り立っているということを忘れるな」


アメリア「私は聖職者として、勇者様の闘いを見届けたいんです」


リン「アメリアは聖女と言われるほどの聖魔法使い。我々の肉体には有害です、皆気を付けるように」


ニケナ「ふひひ。私は魔族ではないので平気ですが」


メイスを抱えたアメリアが残り、レン達は階段を上った。


ソリラ「へへへ。応援があった方がやる気も上がるさ」


ベルゼブブ「正直驚いた。こんなにも早く勇者達がこの間にたどり着くとは」



ターン4!
↓1.2で

ソリラ(剣の勇者 栗色のショートカット 身長155cmAカップ ノートゥング(両手剣)を操る 剣の腕前は人類最強クラス つり目っぽい感じが可愛い(重要))

ベルゼブブ(七つの大罪暴食 中性的な顔立ちの貴族服を着た美青年 ネクロソード・神・聖・雷以外の属性魔法・サイコキネシスを操る)

の行動を決めます。順不同で大丈夫です タイミングの問題で同じキャラの行動を書いて貰ってしまった場合は早い方採用で🤜💥
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/16(月) 22:09:56.44 ID:fNxfjesZ0
不利行動というより、武人行動
ベルゼブブ
ネクロソードの剣先をソリラに向け、『ネクロウォーターヒール』、暖かい温泉のような水柱が吹き出てソリラを優しく包み込む、水が傷口に入り治して行く


満身創痍だと受けきれまい全力で最強の技で来い、我も手加減抜きで行くとパイロキネシスでネクロソードに炎と暗黒魔法を纏い強力な一撃『暗黒獄炎覇』を放とうとする
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/16(月) 22:33:32.91 ID:ewcQchiL0
この蝿マジで温情の塊みたいで草
こっちもそれに応える
ソリラ
まさか敵を回復してくる奴がいるなんて、魔族処か人間(勇者)でも絶対しない事して来て流石に動揺する
アンドロスやアスモデウス、リン達、魔王と様々な奴からの好感度の高さに改めて納得させられる。
「お前も一旦回復しろよ!!勇者が敵の施しを受けたままに出きるか!」とベルゼブブに回復を促す(本当にするかは任せる)、その間にこちらも剣に闘気を最大限溜め放つ
785 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 23:26:44.47 ID:JGNq7kF80
ワシ…ワシ…ベルさんの株を買い損ねたことを後悔しとる😭😭


勇者達を導き仕事は果たしたソリラだが肉体の限界も近い。


ソリラ(そろそろ…一撃に賭けるしかないか)


全身の闘気を絞り上げ剣に纏わせようとするソリラ。瞬間、鈍い痛みが和らぐのを感じた。


ソリラ「これは…アメリアさん!?」


アメリア「ち、ちがいますよソリラちゃん。あれを見て」


ベルゼブブ剣先から水属性の癒しの霧が放たれ、ソリラを包み込んでいる。明らかな利敵行為にソリラは困惑した。


ソリラ「毒?麻痺……いや、そんな感じじゃねえ」


シュワァアア


ベルゼブブ「次の一撃は忖度無しで放つ。貴様の痛みを和らげてやろう、全力で抵抗してみろ」


パシャっ


回復の水柱がソリラの体力を回復させた。この短時間で全回復できる魔法は存在しないが先ほどのシトリーの回復魔法よりも明らかに高性能。


ソリラ「ま、まじかよ」


リン「はあもう無理」


リオン「我が主誇り高し」


リンが主の気高さに射たれリオンにもたれ掛かる。そしてそのリオンは武骨な鎧のままガシャガシャ音を立てて拍手した。


ツバキ「ひゅ〜♡拙者濡れちゃう」


ソリラ「…………よしわかった!オレも勇者だ。お前もその腕の傷治してもらおうか」



ベルゼブブ「それが望みならば良いだろう」


ベルゼブブが自らの腕に回復を施す。お互いに大技をプッパする準備が整った。


ソリラ体力5→7

ベルゼブブ体力24→26


↓1のコンマ🤜🤛 
00〜36ソリラ攻撃
37〜99ベルゼブブ攻撃
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/16(月) 23:33:45.76 ID:UP6HNTSZ0
ベルゼブブって神話上だと1、2争うレベルで人気悪魔だからな
基本神話元にした創作物だと絶対的カリスマキャラになってるイメージしかない
787 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/16(月) 23:38:05.18 ID:JGNq7kF80
ベルゼブブ攻撃 

このレスのコンマの一桁の数値がダメージとなります
788 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/17(火) 00:08:15.35 ID:Jmyv/lMF0


激しい閃光と衝撃。魔王城上階の一角が吹き飛んだ。剣の勇者と蝿の王の大技が衝突した際の破壊規模は計り知れない。


ズズゥン……


パーティー会場の壁に大穴が開き、薄暗い暗雲が丸見えの状態。舞い上がった土煙でリン達にはベルゼブブの姿が見えなくなっていた。


リン「く…!ベルゼブブ様は……」


ツバキ「あのガキの闘気もハンパなかったけど……ま、まさか」


リオン「問題はない。主様の大技が圧し勝っていたのを炸裂の瞬間……私は見逃さなかった」


リオン(あのガキも戦士としては尊敬できる強さだが…ここまでだな)


そしてそれはアメリアも同じ。いざというときはソリラを守りたかったが、あまりの衝撃で見失っている。


アメリア「ソリラちゃん!?返事をして」


ずぁあああ…


そしてソリラは袈裟懸けに深く切り傷を負わされ仰向けで倒れていた。目の前に立つベルゼブブのトドメの一撃に抵抗する力は残されていない。


ソリラ「げはっ……!」


ベルゼブブ「紙一重だったな」


ソリラ「くそっ…………ゴメンみんな……」


しかしソリラに絶望はなかった。役目は果たしたこともあるが、ベルゼブブは尊敬できる相手だからだ。生き死にのやり取りのケジメはしっかりとつけるベルゼブブがネクロソードを握った。


ベルゼブブ「安らかに眠れ」

789 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/17(火) 00:11:32.75 ID:Jmyv/lMF0
CAUTION💀CAUTION💀CAUTION💀CAUTION


↓1のコンマ
00〜39でソリラ死亡回避
のところ
アメリア参戦でコンマ優遇

00〜49で死亡回避
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/17(火) 00:13:21.41 ID:Mhek85vb0
死ぬな😭
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/17(火) 00:18:31.26 ID:Uk5+KW2y0
すげぇ!毎回死にそうで死なないぞ!
792 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/17(火) 00:35:35.41 ID:Jmyv/lMF0
アグネア&アルマの30%2回 その他冒険者達の50% サニの約65% ヒイロの34% ソリラの50% 全てとり続けてるんだから仕方ないわなぁ!😏😏😏 



ベルゼブブの振り下ろすネクロソードを受け止めたのはアメリアの聖なるメイス。間一髪で探知した聖女の聖なる魔力はベルゼブブといえど無視できない。


ギギギギ


ソリラ「あ、アメリアさん……」


アメリア「決闘者同士の矜持はあるでしょう。でも私は仲間が死ぬのを見てはいられませんっ」


ベルゼブブ「面白い。力で示せ。余からそやつを守れるか」


ギギギギ


しかしベルゼブブの押し込むパワーはあまりにも強大。後衛職のアメリアは容易く片膝をついた。


アメリア「〜〜っ!!」


ソリラ「がはっ……やべ……アメリアさんやめろ……まとめてぶったぎられる…………お、オレは良いから」


ギギギギ


アメリア「ぁ゛ああっ〜!」


アメリアの脳裏をマリアの血に濡れた自嘲に満ちた乾いた笑顔が貫いた。救える仲間を見捨てたくはない。


ガガァン!と音を立てギリギリでネクロソードを逸らす。それはそのまま床に巨大なヒビを生んだ。


ベルゼブブ「ほう。だが一太刀で終わるとは思ってはいまい」


ベルゼブブが剣を振り上げる前にアメリアが両手を組み聖属性魔法インビジブルを発動!2人は聖なる霧に包まれ見えなくなった。その効果はソリラの流した血までも消し去る。


ベルゼブブ「ぬん!」


ベルゼブブが一秒前まで2人がいた位置に斬撃を浴びせた。しかし手応えはない。


ベルゼブブ「感触すら消し去り、今の一撃で死んだか……それとも見事に逃げおおせたか」

793 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/17(火) 00:43:58.57 ID:Jmyv/lMF0
次の展開を安価で募集します😍


1、Ω発動!
2、死の閃光!
3、曙光の勇者パーティ分断 〜アンドラスの魔法とは!〜
4、慈愛の勇者の魔王強襲!


↓2でコンマが大きい方で決定〜〜〜!!
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/17(火) 00:46:09.07 ID:wwC/Xl+W0
3
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/02/17(火) 00:51:44.33 ID:L4WJZp3M0
そろそろレン達の出番あってもええやろ
3
796 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/17(火) 23:03:43.68 ID:j9sQraeTO


ソリラの奮闘によりベルゼブブを抜けたレン達は魔王の元へ急いでいた。とうとう大幹部の居住エリアまでたどり着き、どこに魔王が潜んでいてもおかしくない状況。


ズズズズ


レン「慎重にいくわよ!皆警戒してね」


シア「おっけー」


ミーニャ「リラ達も先に行っていると言っていた。合流したいね」


「なんだこの禍々しい気配は…」


トンファーの勇者の肌が粟立つ。薄暗いフロアに漂うどす黒い気配。そしてループ構造の罠も仕掛けられているだろう。身の危険を感じていた。


4人は警戒を強めながら先へ進む。広い回廊の壁面には神話を模した芸術的な絵画が並べられており、魔王が元天使のルシファーであることの信憑性を増していた。


レン「リラとかは遠慮なく突き進みそうだから、あたし達も急いだほうが良いのかな〜…ん?」


シトリー「レン嬢!みんなも。来てくれたか!」


前から現れたのはシトリーとアンドロス、そしてトルキン。彼女達もこのループ構造のエリアに難儀しているうちに合流したのだ。


レン「みんな〜!魔王はいた?」


アンドロス「いや。玉座にもたどり着いたんだが誰もいない。ソリラは無事だったか」


ミーニャ「僕達を通すために闘い続けている。アメリアが援護してるから、きっと大丈夫」



玉座とは魔王城の最上階であり、かつてウルシが乗り込んだ床が常に水に濡れている魔王の間。3人はそこへ突入したが、肝心の魔王は居なかった。



トルキン「……嫌な雰囲気だ」


シア「アンドロスさん。ミルカちゃんのことは」


アンドロス「問題はない。今は哀しみを闘志に変えたことはできた。魔王を倒すことこそ弔いとなる」


「……な、なあ。紅蓮の女勇者は?」


シトリー「リラ嬢も来ているのか?ボク達は見かけていないが」
797 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/17(火) 23:39:30.94 ID:j9sQraeTO
どうやらリラとはまだ合流していないらしい。しかし大幹部フロアはアップル王国の国王城ほどの広さ。そのうち見つかるだろうと棚上げする。


レン「魔王逃げた?」

腕を組み1つの可能性を提示したレンだが、アンドロスには確信があった。


アンドロス「やつは傲慢の悪魔。あり得ぬ。人間相手に逃走を選ぶ位ならば破壊をばら撒く筈」


シア「それはそれで迷惑なやつ」


「急がないと…あのベルゼブブが追いかけてきたらヤバいぜ」


シトリー「ソリラ嬢といえどどこまで粘れるか。とりあえずパーティの布陣強化はできた。探そう!」


トルキン「うむ……」


この様々なタイプの美女軍団の中にいてもムッツリスケベなトルキンは自分が緊張していることに気付いた。それほどこの空間は異様な雰囲気を漂わせている。

ズズズ

レン「でも追い詰められてるのは魔王のほうよ。とうとう最上階まで来たんだから。頑張りましょ!」


こんな時、気を吐けるレンの存在は大きかった。何より複数の大幹部と対戦経験がある人類の希望。その場にいる者達に勇気を与えた。


シア「うん、みんなと一緒に生きて帰ろう!」


ミーニャ「レンは守ってみせる」


シトリー「心強いよマドモアゼル」


レンを先頭とした陣形で回廊を進み始める。できれば魔王を見つける前にリラと合流したいとシトリーは考えたが、次の瞬間、天井をぶち抜いた漆黒の結界がレンに降り注いだ。


バキキキキィ!!


アンドロス「しまった!」


シア「あああっ」


ミーニャ「レン!」


レン1人分を包み込むほどの小さな円形の結界だが内部を覗くことはできない。ミーニャはすぐさま中和しようと真っ黒な結界に触れ、魔法を発動した。


ズァアアアア


ミーニャ「……〜〜〜っ……なんてこと。中和できない」


シトリー「これは魔王の仕業かい。一体なんのつもりで!」


☆☆


レン「……」


結界の中は空間が歪められ外よりも広かった。それでもほとんど何も見えない闇が支配する恐怖の空間で、その閉塞感は常人ならば数秒で発狂するだろう。


ルシファー「貴様らごとき蛆虫がよくもここまで上がってきたものだ」


レンの前には怒りを無理矢理な笑顔で覆い隠した女形態のルシファーが立っていた。瞳孔は開き白眼が充血している。


ルシファー「貴様にはおぞましい死を与えてやる」
798 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/19(木) 23:33:24.23 ID:NX5owYGb0

レンは突然の魔王との邂逅にも動揺せず剣を抜いた。改めて魔王を観察する。暗闇に包まれていても敵の姿だけはよく見える。


レン「流石に分かるわ。あんたが魔王ね、女の子とは思わなかった、美し!」


ルシファー「笑わせるな。人間が私の美を理解できるものか」


レン「オルフィアは妻だったんでしょ」


ルシファー「あれも所詮は人間だった。そして貴様らは調子にのりすぎた」


ルシファーの笑顔が崩れ始める。ベルゼブブの足を失わせた一因である人間達の抵抗に怒りが抑えられない。3対6枚の翼が開き、レンを威嚇する。


ルシファー「貴様がレン。人間の希望と持て囃された愚か者か」


レン「んふ。よろしく」


ルシファーは品定めするようにレンを見つめた。下賎な人間だがアスモデウスやデュラン、ゼノンはこの勇者たちに敗れた。それくらいの価値はあるだろう。そして同時に彼女にかけられている呪いにも勘づいた。


ルシファー「くく。貴様闇魔法の呪いに浸かりきっているな。そうか、アンドラスか」


レン「アンドラス…」


アンドラスの名はレンも忘れていない。自分をTSさせた張本人。ルシファーの脳内にアンドラスの城を訪れた時の記憶が甦る。


☆☆


ルシファー『面白い面白い。お前は0を1にする事に関しては天才だなアンドラス』


椅子に座り研究資料を眺めるルシファーの前には、ソロモンの悪魔である頭がフクロウのアンドラス。これは彼がレンパーティに討伐される数年前の記憶。


『凝り性なもので。とはいえ、新たに生み出した魔法は玉石混淆。言うなれば先人が作る必要性も感じなかったものかも』


ルシファー『いやいや。作ってみることに価値がある。ふはは。貴様なりの傑作はなんだ?』


『使い道はともかく、技術体系を組み立てることに苦労したのはTS魔法ですな』


ルシファー『なんだそれは』
799 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/19(木) 23:57:26.51 ID:NX5owYGb0

フクロウの顔が困ったように笑いながら魔法の説明をする。性別のある魔族の性を入れ替えてしまうというもの。今のところ雄を雌に変えることしか出来ないという。


ルシファー『はは。私にかけてみよ』


『いえ、魔王様は雌雄併せ持つお方。通用しません。それにどんな副作用があるか、いまだに研究中ですのでね』


ルシファー『しかし殺傷能力も皆無、弱体化するわけでもないとなると、確かに面白魔法の域は出んな、肉体が入れ替わるメカニズムは?』


『雄の精気を男性器に閉じ込め、対象の親しい者に押し付けることで肉体を雌に変貌させます。恐らくはそれだけかと』


歯切れの悪さはこの魔法が研究段階にあるからだろう。魔王は深く気にせず次の話題に移行した。


☆☆


ルシファー「そうか!あの時の魔法か。それで貴様は男から女へ変えられ生きてきたというわけだ」


レン「ふん!別に超イケメンが超プリティに変わっただけよ!実力的には変化してないわ」


ルシファー「人間とは惨めなものよ。寿命も短く、性すら操れん」


ルシファーの姿がドロリと一瞬歪み、感肉質な男の姿へと変わる。これこそ強大な悪魔として人間を超越した存在である証明の1つ。


レン「戻して!」


ルシファー「愚かな人間よ。貴様は私に本気で勝てると思っているのか」


レン「思ってるからこんな魔王城くんだりまで出向いてるんでしょ。それにあたし達強いわよ!あんたも強いだろうし、男でも女でも美形だと思うけどそこも負けてないわ!」


ルシファー「だから愚かだと言うのだ。これを見よ」


ルシファーが闇に手をねじ込み、そこからなにかを引きずり出す。それは若々しいドレスを身に纏った人間の老婆!


「あ、うう」


レン「人質……っ」


しかしこの場でレンは人質を見捨てる、というより優先順位を違えないクレバーさは持ち合わせている。人質は無駄だと視線で伝えるが、老婆の首根っこを掴んだルシファーが蔑みの表情を浮かべた。
800 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/20(金) 00:23:04.94 ID:Fm8nDXz60


レンはその老婆の年齢的に不相応な格好が目についた。そして首飾りのブローチは、魔王軍に滅ぼされた某国の紋章が刻まれている。


レン「紋章……その髪色…まさか」


「……れ、レン様……っ……お助け」


シワシワの頬を伝う涙が痛ましい老婆がレンに助けを乞う。それでレンはピンときた。この老婆はレンとも顔を会わせたことがあるプリンセス。


ルシファー「こやつは勇者レンと顔見知りと聞いたからな。見せしめとして今日まで生かしておいたのだ!」


ルシファーが老婆の頭を掴む。掌から異様な魔力が放たれた。


ルシファー「命を吸い上げる闇魔法だ。少し吸っただけで人間はこんなにも醜く老いさらばえる。それで我々魔族に歯向かおうなど笑止」


レン「待て!」


「お゛ぁああ……〜……っ」


ルシファーが僅かに残された命も吸い上げ、プリンセスは灰のように粉微塵となり消滅した。漆黒の床に投げ出されたドレスを引き裂く。


ルシファー「私にとっては貴様もこの人間も変わらぬ。貴様も100年も経てば肉体は衰え身の程を知る。そんな存在が楯突くなど生意気だとは思わぬか」


レン「その命両断してやる!」


レンが剣を構えルシファーに駆け出す。しかしルシファーの掌からは稲妻状の闇魔法が放たれた。プリンセスを殺したものと同じ魔法!


バリリリリッ


レン「うあ゛ああああ゛あああっ」


ルシファー「人間の希望と呼ばれる貴様の無様に干からびた姿を他の者共に見せつけ、後悔させてやる」
801 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/20(金) 00:52:20.32 ID:Fm8nDXz60


ルシファーの魔法が直撃したレン。スタン効果に加え1秒に約10年肉体が衰えていく恐ろしい魔法に被弾してしまった。


レン「ぎ、ぐぐぐぐっ!?」


ルシファー「貴様のご自慢の美貌とやらも泡沫のものだと思い知れ。確か嫁がいたな。老婆となった貴様を見てなんと言うか楽しみだな」


悶えるレン。しかしルシファーが違和感に気付いた。すでに10秒以上魔法を浴びせているが見た目に変化がない。


ルシファー「なんだ…」


レン「ぬりゃあ!」


レンがルシファーの魔法をはね除けた。ノエルから授けられた神属性が反応している。しかしルシファーの魔法が無効化するほどではない。


ルシファー「こいつ……不老か!」


TS魔法を仕掛けたアンドラス自身も未確認だった副作用とは対象の不老化の呪い。ルシファーに接近したレンの一撃が炸裂した。


レン「グラム〜〜!!」


ルシファー「おううっ!!」


剣に纏った神属性の威力でルシファーが真上に吹き飛ぶ。おそらくこのまま闇の結界は破壊されるが、その前にルシファーはレンに結界を集約させて吹き飛ばした。


ルシファー「落ちろっ!」


レン「んぐううっ!」


レンはそのまま結界に包まれながら魔王城を真下に落下していく。魔王は衝撃で錐揉み回転しながらシトリー達の前に再出現!


ゴァアアッ


ルシファー「おっのれ〜〜!!」


シトリー「あれは」


アンドロス「魔王だ!」
802 : ◆M0wTTx2gAU [saga]:2026/02/20(金) 01:06:47.01 ID:Fm8nDXz60


ドゴシャアッ!


レン「はあ!」


レンは数百メートル落下し、結界から脱出した。復帰場所は幹部クラスの居住エリアで魔王城全体で言うと上層だが、ここから改めて上へ行くのは時間がかかる。


レン「くっそ〜!シア達大丈夫かしら。急がないと」


魔王城の再生する能力ですでに落下時にできた穴は塞がりつつある。土地勘がないレンには厳しい状況だが、すぐ近くで救いの声が聞こえた。


ウルシ「上から…?あんたさんは」


アルカネット「む?あー!勇者レンや!なんやお前もう上にいたんか!」


ニベルコル「まさかお父様達と闘っているのではありませんかアルカネット様!」


レン「アルカネットに……ニベルコル……それに、あ!ウルシさん!?なにその肌……」


ウルシ「あんたさんが勇者レン……なんて偶然だ」


ウルシと対峙するアルカネットとニベルコルという現場に乱入したようで、レンはすぐさま状況判断をした。


 





次の展開を安価で募集します😍


1、VS魔王
2、死の閃光!
3、魔王城パイズリ最強決定戦!曙光VS慈愛VS蝿娘VSアルちゃん
4、復活のバトマス


↓2でコンマが大きい方で決定〜〜〜!!
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