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【安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします
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◆ra.jqt4ROA
[saga]:2026/01/24(土) 14:57:07.74 ID:Ndacs9wt0
「やはり鍵を握るのは姫様の首飾りか…」
戻れる時間の範囲も、消費するモノも違う別種の何かだろうか足掛かりにはなった。
「先に言っておくけど、里の誰かに今の話をするのは止めておいた方が身の為よ。
さっきも言ったけど時間跳躍魔法はエルフにとって禁忌そのもの。余所者が口にした時点で処刑されかねない程なの。
そのループに助けられておいてなんだけど…正直、私もあまり良い気はしない」
アミィは小さく震える己の体を抱きしめた。彼女にしてみれば幼い頃から教えられた禁忌を知らない内に超えさせられたのだ。
こうして理性的に話してくれるアミィの優しさには頭が上がらない。
「…今まで秘密にしてすまなかった」
「気にしないで。むしろ怪しむような真似して私こそごめんなさい。
ミルちゃんを救うためだもの、禁忌なんて言って怖がってる場合じゃないわよね」
そう言ってアミィは貴女に微笑んで見せる。
「…さっきは里の誰にも話さないでって言ったけど、実は一人だけ力になってくれそうな娘がいるの。
集落の外れに住んでるダークエルフなんだけど」
「ダークエルフ…?君の集落には二種族が混在してるのか」
「彼女だけが特殊でね。訳あってこっちで一人暮らししてるの。
長老たちの反対を押し切って禁術の研究もしてるみたいだから、もしかしたら力になってくれるかもしれないわ」
ダークエルフ………エルフ以上に貴女とって馴染みの無い存在だが、渡りに船だ。
この現象の詳細が分かれば、今後の戦いで必ずやミルクの助けとなるだろう。
「ありがとうアミィ。やはり君を信じて正解だった」
「どういたしまして。それよりもうすぐ交代の時間でしょ。ほらシャルちゃんもちゃんと休まないと♪」
その言葉に甘え、貴女もミルクの傍で眠ることにした。
久方ぶりの安からな微睡の中へ、貴女の意識がゆっくりと溶けていく……………
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