【安価】ヒーローは被虐で輝く【短編】

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663 : ◆AZbDPlV/MM [saga]:2026/06/26(金) 20:39:56.49 ID:Zz48lzlc0



主人公 「ちゅるるるー……はふー……っ」


 メイドに手渡されたグラスから水分補給をする主人公だが、一向に身体の火照りは治らないし、股間の膨らみも鎮まらない。それでも王様ゲームは終わらない。


 波  「ちいさく島がみえていますから、最後のゲームにしましょう」

白 帆 「最後の王様は誰になるかしらーん♪」


 ガラガラガラン……


愛 菜 「ヤりましたー♡ あたしが王様ですよーっ♡」


 キャッキャッとはしゃいで割り箸を左右に振ってアピールする愛菜。結局、最後の最後まで主人公に王様がまわってくることはなかった。
 すでに王様になることは諦めていたし、なったとしても命令はとくに浮かんでもいなかったため、そこまで落胆はしなかった。しかし、主人公の番号をバチ当てにくる仕組みは解っていないため、そこに関してのモヤモヤを抱える。


白 帆 「ラストキング様、ラストオーダーをどうぞ♪」


 白帆のコールを合図に、主人公の背後で控えていたメイドふたりが、それぞれ愛菜の左右に立つと、肩のあたりに手をもっていき、指の形が変わる。ふたりはピースしている。


主人公 「……????」


 主人公の頭に疑問符がポコポコ浮かぶ。


愛 菜 「二番さんはあたしのグラビアポーズをたぁぁぁぁっっっっぷり! お目々と脳みそとおちんちんで味わってもらいまぁす♡ ♡」

主人公 「ぬぁっ!!!???」

メイド 「「♡ ♡」」


 主人公狙い打ちのタネ明かし。初歩の初歩────古典的なカンニング。
 しかしこれは、立案者である白帆がメイドに依頼したのではない。主人公がグズグズに壊れる様を眺めたい欲望からの肩入れ。それに気づけた若葉や、後に続いた白帆の動きのおかげだろう。


 この場にいる女の子全員が敵だったのだ。


主人公 「そういう……こと、か……っ!!」


 主人公は驚愕に戦慄くが、全員に陥れられたという、最悪の状況におかれたことに興奮を覚えてしまった主人公は、下腹部をキュンッ♡と奮わせた。
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