男「魔王軍ハニートラップ部隊に配属?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/08/02(日) 23:02:06.30 ID:VH6FRvPFO
サキュ美「そうよ。戦闘系の魔法は苦手でも催眠とかは得意なんでしょ?天職じゃない」

男「そういのってサキュ美さんみたいなサキュバスとかインキュバスの方が良いんじゃないですか」

サキュ美「いきなり差別かよ魔族ッパリらしいな」

男「差別じゃないでしょてか何ですか魔族ッパリて」

サキュ美「私達みたいなのは夢に侵入出来ないと無力だから結界とかに邪魔されちゃうのよねー」

サキュ美「でも君ならなんとかなるでしょ」

男「なんで出来る前提で話してるんですか?やって事無いですよハニートラップなんて」

サキュ美「もう魔王様と将軍である君のお父さんから承認されたもんね。ほら書類」

男「はあ⋯⋯これ俺のせいで戦争になったりしません?」

サキュ美「人間達は戦争の準備をしてるって話だからこの計画が認められたのよ。だから失敗してもあんまり関係無いわ」

男「いや、あっちの世論誘導のしやすさとか色々あるでしょ」

サキュ美「もう!やるしかないんだからつべこべ言わないの!」

男「はい⋯⋯」

サキュ美「という訳で頑張ってねー」
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/08/02(日) 23:13:38.25 ID:dDmnOHYio
男(部隊に配属されたのに単独行動だった件)

男(新人なんだから教育係り的な人を付けなきゃ駄目じゃないか?)

男(しかも
サキュ美「旅をしながら重要そうな情報を集めてね♡」
とかいうアバウトな指示だし⋯⋯)

男(しかも人間達の事を全然知らないのに転移魔法で適当に飛ばすとか俺を謀[ピーーー]るための罠みたいな仕打ちだし)

男「どうすりゃ良いんだよ」

「うぅ⋯⋯ドジったぜ」

男「ん?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/08/02(日) 23:24:28.60 ID:dDmnOHYio
男「大丈夫ですか?」

「なんだあんたは?」

男「ただの旅人です。世界を見て回りたくて旅をしてます。始めたばかりですけど」

「そうか⋯⋯1人旅とは腕に覚えがあるんだな」

男「簡単な魔法は使えますけど戦闘はあんまり」

男「脚を怪我をしてますね。回復しましょうか?」

「回復魔法が使えるのか!?頼む」

男「分かりました。ヒール」

「ありがとよ、魔獣を退治したけど脚をやられて動けなくて困ってたんだ」

「この回復力、あんたかなりの使い手だな」

男「えっ」

男(そうなのか気を付けよう)

「礼をしたいから一緒に街に行こうぜ、宿も紹介するからよ」

男「ありがとうございます」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/08/02(日) 23:29:55.69 ID:dDmnOHYio
街の酒場

「てな訳でこの兄ちゃんのおかげで助かったってわけよ」

「そうなのか、兄ちゃんありがとよ」

「あんたがいなかったらこいつ死んでたわ。全くいつも独りで無茶しやがってよ」

「うるせぇ、お前もいつも無茶ばっかじゃねーか。兄ちゃん俺の奢りだ好きなだけ飲んでくれよな」

男「ありがとうございます」

男(礼がおっさん共の酒盛りとは⋯⋯)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2026/08/02(日) 23:37:02.37 ID:dDmnOHYio
男(取り敢えず何か聞いてみるか)

男「魔獣の対処に苦労してるみたいですけど偉い人達が何かしてくれないんですか」

「最近、勇者とかいうのが出て来てソイツが魔王を倒すとか言われてるらしいぜ」

「領地から出て来ない魔王なんかより暴れてる魔獣をなんとかして欲しいけどな」

男(勇者か、取り敢えず今後は勇者について調べれば良いか)
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