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キン肉マン×ローゼンメイデンスレ 【真紅「スグル、〜〜」スレ】 -
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1 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:09:01.85 ID:RFWHHrI0
前スレ
・真紅「スグル、紅茶を淹れて頂戴」
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1219294854/l50
・真紅「スグル、牛丼を持ってきて頂戴」
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1220014758/l50
・真紅「スグル、今度は空の飛び方を教えて頂戴」
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1221139108/l50
過去ログ
・真紅「スグル、紅茶を淹れて頂戴」
http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1219294854/
・真紅「スグル、牛丼を持ってきて頂戴」
http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1220014758/
・真紅「スグル、今度は空の飛び方を教えて頂戴」
http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1221139108/
付き合ってくれ、暇人ども!
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
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ヴぁー @ 2025/01/09(木) 23:13:54.06 ID:UGe6jVsuo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1736432033/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/01/07(火) 07:16:41.29 ID:cDEg0I1Fo
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A雑婚活部 @ 2025/01/06(月) 23:02:16.96 ID:YP5G8w8S0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaclub/1736172136/
シントレ「俺は新人トレーナー」 @ 2025/01/03(金) 21:08:59.11 ID:H40W2k5q0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1735906138/
プリキュアやめた @ 2025/01/03(金) 20:34:31.92 ID:lDv6b5YMo
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テラフォーミング失敗した火星 @ 2025/01/03(金) 06:49:49.29 ID:wonB9k9R0
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【俺ガイル】雪ノ下「私の誕生日」 @ 2025/01/03(金) 01:21:16.85 ID:mXJzss8K0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1735834876/
阿笠「出来たぞ新一!声の年齢が分かるスイッチじゃ!」 @ 2025/01/03(金) 00:09:51.85 ID:UYMNbivdO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1735830591/
2 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:10:58.07 ID:RFWHHrI0
・真紅「スグル、今度は空の飛び方を教えて頂戴」
http://rozen-thread.org/2ch/test/read.cgi/news4vip/1221139108/
続きからやります
3 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:12:29.60 ID:RFWHHrI0
ドキャアッ!
魔土偶「ドグゥオァ〜ッ!!」
実況『真紅のサポートを受けて直撃した真紅グレートの蹴りが魔土偶の顔面を直撃ーっ!星型の紋章を蹴り砕いたーっ!』
鬼埴輪「あ、相棒〜ッ!い…いけねえ!時間操作の魔法陣が砕かれちまってる!」
魔土偶「ドグゥ…!鬼埴輪、この真紅グレート…只者じゃねえ!早急にアレを使って消しちまうんだ〜っ!」
鬼埴輪「お、おうよ〜っ! 悪魔超人ブラックホールのコピー技…吸引ブラックホール!!」
真紅「グ…グレート!危ない!鬼埴輪の口がっ!!」
真紅グレート「っ…!」
鬼埴輪「もう遅い!そこはオレの射程距離内だ〜っ!!コォォォォーッ!!」
実況『あ、あーっと!鬼埴輪の口が大きく開き真紅グレートの体を吸い込んでいくーっ!!吸引ブラックホールだーっ!!』
真紅グレート「…真紅、なんとか脱出してみせるから…あれの準備を…」
真紅「!! …その言葉、信じるのだわ!」
鬼埴輪「何をお喋りしていやがる〜っ!!吸引力倍増!コォォォォーッ!!」
ギュンッ!
実況『な、なんということだーっ!八面六臂の活躍を見せていた真紅グレートが鬼埴輪の口の中に吸い込まれてしまったーっ!』
4 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:13:29.61 ID:RFWHHrI0
真紅「ああっ、グレート!」
魔土偶「ドグドグドグ〜ッ!あとはもはやヘナチョコドールの真紅を始末すれば良いだけの事…」
真紅「クッ…! …それより鬼埴輪の姿も消えたようだけど…どこへ?」
魔土偶「ドグドグ〜ッ!ヤツはどちらかと言えば慎重な性格…暗黒空間にすっ飛ばしたグレートにトドメを刺しに行ったんだろうよ!」
真紅「そう…。…それを聞いて安心したのだわ!」
魔土偶「な、何ィ!?てめえ〜ッ、一人取り残されたクセに粋がるんじゃねえ〜っ!!」
実況『おーっと、奇しくもタイマンの形となった真紅と魔土偶!魔土偶が拳を振り上げて襲い掛かるが…』
真紅「魔土偶…時間を操る能力の無くなった貴方なんて…」
ガキッ!
魔土偶「ドグェッ!?」
真紅「牛肉の乗っていない牛丼のようなものなのだわ!はああっ!!」
実況『真紅、これを難なく避けて魔土偶を抱え上げ…この体勢はーーーっ!!』
真紅「絆バスタァァァーーーッ!!」
5 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:14:36.75 ID:8dAcodwo
精神年齢低そうだな
6 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:14:45.50 ID:RFWHHrI0
〜暗黒空間〜
鬼埴輪「ハニハニハニ…苦しかろう、恐ろしかろう…この闇の空間で貴様は誰に看取られることなく死んでいくのだ!」
真紅グレート「…誰にも…見られることなく…?」
鬼埴輪「そうだ!この空間はまさにオレとお前しかいない!真の孤独!どうだ、怖いだろう〜っ!?」
真紅グレート「…真の孤独…。…それは………」
真紅グレート「…好都合…」
鬼埴輪「な…何ィッ!? …ハニッ!?」
真紅グレート「…魔のショーグン・クロー…」
ビキビキビキビキ…!
鬼埴輪「ハニギャアアアーーーッ!!あ、頭にヒビがッ!?な、なんだこの技はーーーっ!!」
真紅グレート「!!…空間にもヒビが…、…脱出できそう…」
グオンッ
鬼埴輪「ハニッ!?こ…この体勢は…!!」
真紅グレート「絆ドライバーーーッ!!」
ガッシャァァァン!
7 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:16:04.84 ID:RFWHHrI0
実況『あ、あーっと!空間の裂け目から鬼埴輪に絆ドライバーを仕掛けているグレートが飛び出してくるーっ!!』
実況『その上空からは魔土偶に絆バスターを仕掛けた真紅の姿ーーーっ!!こ、これはまさかあーーーーーっ!!』
真紅&真紅グレート『絆ドッキングーーーーーッ!!』
ズドォォォォォォン…!
魔土偶「ド…ドグハァッ…!!…邪悪台国の…復興の夢が…!」
鬼埴輪「ハニゲフゥッ…!!…今回も…届かず…!」
ズン…
カンカンカンカンカァン!!
実況『ここでゴングーーーッ!!第一試合、勝利を手にしたのはレッドシスターズーーーッ!!』
真紅「グレート…貴女のお陰なのだわ…!」
真紅グレート「…真紅も…ありがとう…」
真紅「え…?」
真紅グレート「(…先日までは互いに憎しみあっていた敵同士なのに…私を信じてくれて…)」
8 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:16:57.10 ID:RFWHHrI0
〜観客席〜
ワアアアアアアア!!
ブロッケンJr「フゥー…心配させやがって…一時はどうなることかと思ったぜ…」
バッファローマン「しかし変形マッスルドッキングを初っ端から見せてきたか…こいつはいよいよ侮れんぞ!」
テリーマン「なあ、キン肉マン。そろそろ真紅グレートの正体を教えてくれても…。………キン肉マンはどこに行った?」
ブロッケンJr「あそこだよ。試合が終わるや否やリングサイドに飛んで行っちまった」
バッファローマン「ドハハハ!親バカというか師バカというか…困ったやつだぜ!」
テリーマン「いや、バッファローマン…お前は他人のことを言えないと思う…」
ペンタゴン「カラカラーッ!ざまあ見やがれ骨董品どもーっ!」
ブラックホール「よくやったぜ−っ!レッドシスターズ!」
ペンタゴン「他人の試合を見ててスカッとしたのは初めての体験だ!」
ブラックホール「それだけあいつらが吐き気を催すほどの悪だったってことだろうな!」
ペンタゴン「違いない!カラカラカラカラ!」
観客「(こいつら…こんな調子だから万年B級超人なんだろうな…)」
9 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:21:14.81 ID:RFWHHrI0
とりあえず今日はここまで
付き合ってくれている方がいるかどうか不安ですが…
10 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:23:14.69 ID:4VaOgIAO
いるぜ、乙。
11 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 01:23:24.51 ID:i7PaboAO
乙
楽しみにしてる
12 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:23:42.43 ID:CYTbI.go
乙最後まで見るぜ
13 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:25:18.64 ID:4VaOgIAO
あぁ、それから。
パー速に来たからにはレスが少なくなるのは覚悟しろよ。
大体5分の1くらいになると思う。
14 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:27:51.24 ID:RFWHHrI0
>>13
おk、把握した
では明日は仕事があるので夜8:00くらいから再開しますぜ
15 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 01:28:40.34 ID:.YeWMbco
乙!
俺はVIPでもよかったと思うけどな
16 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 01:32:45.91 ID:RFWHHrI0
一応コテもつけておきますな
なんだか初めてキャバクラに行った時の気分だ
17 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 04:43:07.15 ID:pbWA6BMo
乙
ぷん太から来ました
最後まで楽しみだぜ
18 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 05:59:47.02 ID:LWZ2CsYo
>>1
乙
俺も初見はぷん太だったな
19 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 07:13:16.10 ID:Y3H5vMAO
ここは保守要らない系?
20 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 08:30:59.31 ID:ZWPzrIAO
なんだこのスレワロタwwwww
いいぞもっとやれ
21 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 10:32:08.41 ID:G45OWIAO
保守が要るならなんの為のパー速かと
22 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 16:05:42.39 ID:82fvDoc0
ぷん太で知って、今最初から読んできたわ。
かなり楽しみにしてる。
>>1
頑張って
23 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 17:43:21.03 ID:f8cHXbw0
おいおいパー速かよ!前々スレ?に参加してた者だ。今回も期待させてもらうぜー!
24 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 20:48:15.33 ID:9A3u.DI0
よかったな
>>1
。
わざわざ自分でぷん太に宣伝した甲斐あったじゃん。
25 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:08:29.78 ID:RFWHHrI0
ちょっと遅れましたが投下します
26 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:09:05.33 ID:RFWHHrI0
〜Aブロック第一リング〜
キン肉マン「一回戦突破おめでとう、真紅!グレート!素晴らしいドッキングだったぞ!」
真紅「お世辞はいいのだわ、スグル。早く例のブツを…」
キン肉マン「おお、そうであったな。ほら、なか卯の牛丼じゃ!お前の大好きな紅ショウガ特盛りじゃぞ!」
真紅「ありがとう、やはり試合の後は紅ショウガをたっぷり乗せた牛丼に限るのだわ。いただきます」
真紅グレート「……………」
キン肉マン「グレートも遠慮はいらんぞ!ささ、モリモリ食べて精力をつけるんじゃ!」
真紅グレート「…い、いただきます…」
実況『続いて第二試合!地獄の処刑執行者コンビvs血桜爛漫隊!いよいよゴングです!』
キン肉マン「おお、隣も始めるようだのう!」
真紅「黒瑠璃と白玻璃…あの二人は相当の使い手よ。きっと次の相手は執行者コンビなのだわ…」
真紅グレート「…応援したくもあるけど…敵に回したくもない…」
真紅「…そうね、グレートとしては微妙かしら…」
キン肉マン「しみったれている場合ではないぞ!どちらにせよ次の対戦相手…戦力分析も兼ねて観戦じゃ!」
真紅「ええ、わかったのだわ!」
27 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:10:05.15 ID:RFWHHrI0
〜Aブロック第二リング〜
カァーンッ!!
実況『さあ、第二試合!執行者コンビの先発は黒瑠璃、血桜爛漫隊の先発は悪霊憑依五月人形・童子切丸です!』
童子切丸「クク…今宵の妖腕刀は血に飢えておるわ…」
黒瑠璃「まだ昼間だってのに何言ってんだい!くらいな、阿修羅冷酷技・竜巻地獄!!」
ビュオオオオッ!
童子切丸「ウオッ!?」
実況『あーっと、黒瑠璃の腕から巻き起こされた竜巻地獄が童子切丸を遥か上空に吹き飛ばすーっ!』
黒瑠璃「白玻璃!即殺コンビネーションだよ!」
白玻璃「わかっているわ、黒瑠璃…」
ガキィッ!
松姫「キョッ!?」
実況『黒瑠璃はロープの反動を利用し、童子切丸を追って跳躍!白玻璃は悪霊憑依市松人形・松姫をマットの上に捕らえる!』
実況『そして両方が上下対照にロメロスペシャルの体勢を取れば…こ、この技はーーーーーっ!!』
黒瑠璃&白玻璃『地獄のコンビネーション!!』
28 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:11:13.96 ID:RFWHHrI0
実況『ア…アシュラマンとサンシャインが得意としたツープラトン、地獄のコンビネーションだーっ!!』
実況『まさかの試合開始直後の必殺ツープラトン!このまま決まってしまうのかーっ!?』
黒瑠璃「これで…おしまいさっ!」
白玻璃「次の対戦相手はレッドシスターズ…なるべく体力は温存させて貰います…」
実況『あーっと!捕らえられた松姫と激突するべく捕らえられた童子切丸が落下してくるーっ!これは避けられない!!』
ドカァァァッ!! …ズン…
実況『激しく肉を打ち合わせる音が会場内に響き渡ったーっ!!決着がついたようです!血煙の中、立ち上がったのは…!』
童子切丸「クックック…そうだな、体力は温存せねばなるまい…」
松姫「キョキョキョキョ…ご協力ありがとう、とでも言っておくかえ…?」
実況『な…なんと血桜爛漫隊の二人のほうだーーーっ!!で、では倒れているふたつの影は…!?』
黒瑠璃「………う…ううっ………」
白玻璃「…い…一体…なにが…?」
実況『地獄の処刑執行者コンビ!何が起こったのか本人たちにもわかっていないようです!…が、これは立ち上がれそうもない!』
カンカンカンカンカァン!!
29 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 21:11:57.24 ID:BfI4Ycco
ハジマテタ
30 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:13:05.51 ID:RFWHHrI0
実況『こ、ここでゴングーーーッ!まさしく衝撃!圧倒的な速さで血桜爛漫隊が第二試合を制しました!!』
実況『一体どんなトリックをつかったのか!それら全てが謎に満ちています!無名チームが一気に優勝候補へと躍り出たーっ!!』
〜観客席〜
バッファローマン「み…見えたか…?」
テリーマン「松姫の髪がまるで日本神話に登場するヤマタノオロチのように伸びた所までは見えたが…」
ブロッケンJr「ど、どうやって返したかは超人である俺たちにも分からなかった…。こいつら、やばいぜ…!」
テリーマン「真紅…真紅グレート…、これは褌を締めてかからないと本当に瞬殺されてしまうぞ…!」
〜Aブロック第一リング〜
真紅「あれが次の相手なの…!?」
真紅グレート「…見えなかった…。…ほとんど何も…」
キン肉マン「こ、こりゃー!!マジシャンのタッグが参加しておるなんて聞いておらんぞーっ!!」
真紅「スグル!今のはマジックでもなんでもないってわかっているでしょう!」
キン肉マン「そんな青筋立てんでもええやないの真紅ちゃん…」
真紅グレート「(…しかし、ローゼンメイデンの絆パワー崩壊を狙っているような連中には見えなかった…。…では一体誰が…?)」
31 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:14:25.21 ID:RFWHHrI0
〜Bブロック第一リング〜
翠星石「…決勝では真紅たちと当たるものだと思ってたですが…分からなくなってきたですね…」
蒼星石「翠星石!君が先発だなんて!奇襲のダメージは大丈夫なの!?」
翠星石「こんなもの屁でもねーですぅ!チームリーダーはまず後ろに下がって戦力分析してるですぅ!」
蒼星石「わ、わかったけど…くれぐれも無理はしないでよ!危ないと思ったらすぐタッチだ!」
翠星石「合点承知ですぅ!」
チャッキー「ヒュ〜ッ!美しい姉妹愛だねえ!ヒャハハハ!」
丑三刻「チャッキー、いつも通り先発はオメーに任せるぜ!しばらくはママゴト遊びに付き合ってやりな!」
チャッキー「OK、いつもの作戦だな…。さあて、ショータイムだ!」
実況『さて、第三試合はBブロックに移りましてセーフティカラーズvsクレイジーキラーズ!』
実況『セーフティカラーズの先発は…先ほど奇襲を受けた翠星石ですが大丈夫なのでしょうか?』
実況『一方、クレイジーキラーズの先発は奇襲を仕掛けた殺人グッドガイ人形・チャッキー!試合の展開は全くわかりません!』
カァーンッ!!
実況『さあ、ゴングが鳴った!最初に仕掛けるのはどちらでしょうか!?』
32 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:16:16.48 ID:RFWHHrI0
ガシィッ
実況『まずはリング中央で相手の動きを見ながら組み合います!』
翠星石「(ズキッ!) (うっ…さっき傷つけられた左肩が…!)」
チャッキー「ハァ〜イ!どうした、翠星石ちゃんよ!?さっきから左肩が痛そうだなぁ〜っ!」
翠星石「くっ…その不気味な顔を近づけるんじゃねーですぅ! ジャーマンスープレックス!!」
実況『先に動いたのは翠星石!後ろに回り込んでジャーマンスープレックス!しかしやや右側に傾き気味かっ!?』
チャッキー「ヒヒ…左のロックがゆるゆるだぜ〜っ!! キラーフィンガーッ!!」
ザクッ!
翠星石「うああっ!!」
実況『その隙を見逃さずチャッキー、刃物化した指で翠星石の左肩を抉る!体勢を崩してジャーマンスープレックス失敗ーっ!』
蒼星石「あ、あれは奇襲を受けた左肩…!」
チャッキー「そらそら!休んでいる暇はねえぜ、翠星石ちゃんよーっ! チャイルドプレイ・アームロック!!」
ガブゥッ!
翠星石「あぐぅぅっ!!」
実況『あ、あーっと!これは残酷!左肩の傷口に噛み付いて変形アームロック!さらに傷口を広げるつもりかーっ!』
33 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:17:24.94 ID:RFWHHrI0
ビキビキビキ…
チャッキー「ヒヒヒ…良い音が聞こえてるぜ〜っ!翠星石、左腕を肩からブッ千切られたくなけりゃマットを舐めて許しを請いな!」
翠星石「…へっ…反吐が出るですよ…!翠星石の師匠たちならこう言うです…。“敵に許しを請うぐらいなら…”」
メリメリメリッ!
チャッキー「ウッ、ウオッ…!?」
翠星石「“左肩をくれてやれ”と…!」
ガキンッ!
実況『あ、あーっと!翠星石、ブロッケンJr譲りのド根性で強引にアームロックを外したーっ!!』
翠星石「はぁ…はぁ…!くっ、なんとか脱出できたですが…左はこの試合中には使えそうにないですぅ…!」
チャッキー「バカがーっ!とっとと降参してりゃ痛い目を見なかったものをーっ!その左でどうやって戦うつもりだーっ!?」
実況『左を封じられた翠星石にチャッキーが追撃を仕掛けるーっ!翠星石ピンチかーっ!?』
翠星石「シングルならまだしも…これはタッグですぅ!」
パシィッ
蒼星石「戦う手段は無限大にあるんだ。こんなものピンチのうちには入らない…よっ!」
実況『おーっと!ここで蒼星石に阿吽の呼吸でタッチ!飛び込んできたチャッキーに蒼星石、迎撃のハイキックーッ!』
34 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:18:57.41 ID:RFWHHrI0
チャッキー「グェッ!…ヒヒ…冷静ぶりっ子の蒼星石ちゃんか…意外と早く出てきたな!」
蒼星石「君の残虐技はだいたい見せて貰った。もう僕たちには通用しないよ」
チャッキー「ざけんなよ〜っ!キラーフィンガーとチャイルドプレイ・アームロックだけじゃねえかーっ!」
蒼星石「それだけで十分…。来なよ、汚い手で翠星石を傷つけた代償…しっかりと払って貰う」
チャッキー「FUCK YOU!」
実況『さあ、仕切り直したところで今度はチャッキーが先に攻勢に出る!先ほどと同じように右手の指を刃物化させる!』
チャッキー「キラー…」
蒼星石「遅い!そこから派生する技は既に見切っている!右手首を掴んで…ブルーコメットスロー!」
ドォンッ!
チャッキー「ギャアッ!!」
実況『あーっとそれを迎え撃つ蒼星石!柔道の一本背負いのような形でチャッキーをマットに叩きつける!そしてそのまま…』
蒼星石「ストレートアームバー!」
グワッキィッ!
実況『腕緘で右腕を極めたーっ!美しく滑らかな流れであっという間に関節技の体勢に持ち込みました!さすがは業師・蒼星石です!』
35 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:20:17.50 ID:RFWHHrI0
〜観客席〜
ワアアアアアアア!!
キン肉マン「おおっ!蒼星石のヤツ…さらに技に磨きがかかっとるのう!」
真紅「でも何でストレートアームバーに極めるのかしら?既にチャッキーは倒れているのだから腕挫十字固で極めた方がダメージは大きいのに…」
テリーマン「それはな、真紅…」
真紅グレート「…腕挫十字固でロックすれば、技の掛け手もマットに転がる体勢になってしまう…。…即ち相手の反撃に対応しにくい…」
真紅グレート「…おそらくチャッキーは左手の指も刃物化できる…。…蒼星石はそれを見越してストレートアームバーで極めた…」
真紅「へえ…慎重な蒼星石らしいのだわ!」
テリーマン「……………」
キン肉マン「にゃははは!テリーマンもグレートの前では形無しだのう!」
ブロッケンJr「(真紅グレート…このドール、かなりのテクニシャンに訓練を受けたみてえだな…)」
バッファローマン「(このオレですら説明されるまで気付かなかったというのに…)」
キン肉マン「それよりあの丑三刻とかいう藁人形…さっきから黙っていて不気味だのう…。あいつも何を隠しているか分からんぞ?」
ブロッケンJr「なーに、あの二人なら大丈夫だよ。まだ本領は発揮しちゃいねえんだからな!」
バッファローマン「ふん…じゃ、その本領とやらを見せて貰おうじゃねえか!」
36 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:21:59.17 ID:RFWHHrI0
〜Bブロック第一リング〜
チャッキー「グギィィッ…!こ、この体勢で迂闊に左のキラーフィンガーを使えば左腕まで極められちまう…!」
蒼星石「さて…何もしてこないのならこのまま右腕を折らせて貰うよ。不思議と君相手には罪悪感が沸いてこないから楽だね」
メリメリメリ…
チャッキー「ヒィッ!う…丑三刻!助けてくれえ!」
丑三刻「お、おうよっ!クソッ、楽できると思ってたのによ…!」
ドカッ!
蒼星石「くっ…!」
実況『あーっと!ここで丑三刻がカットに入ってチャッキーを救出ーっ!そのままタッチして丑三刻に交代します!』
丑三刻「ココココ…次はこのオレの相手をして貰おうか…」
翠星石「蒼星石!ここは翠星石に交代するですぅ!蒼星石はさっきみたいに戦法を見極めるですよ!」
蒼星石「し、しかし翠星石は左肩が…」
翠星石「そんなもん屁とも感じねーです!さ、タッチですよ!」
蒼星石「…わかった!任せたよ!」
パシッ
37 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:23:17.09 ID:RFWHHrI0
実況『さあ、ここでセーフティカラーズも翠星石にチェンジ!互いにリングインして睨み合います!』
丑三刻「コココ…無茶はするもんじゃねえなあ〜っ、お嬢ちゃんよ〜っ!」
翠星石「心配は無用ですぅ!こんな木偶人形一人倒すのに左なんていらねーですぅ!」
丑三刻「で、木偶人形!?てめえ、ブッ殺してやる!!」
実況『丑三刻、翠星石の挑発に乗って巨体で襲いかかる!藁のボディとは言え太い腕から繰り出される攻撃はかなりの威力でしょう!』
翠星石「遅い…根っからのパワーファイターのようですね!ならば、ラーメンマン戦法!」
フワッ
実況『これを迎撃する翠星石!胡蝶の舞で宙に跳躍!そして…』
翠星石「百戦百勝脚!!」
ドカァッ!
丑三刻「グオッ!!」
実況『蜂のように刺す!百戦百勝脚だーっ!丑三刻、強力な蹴りにたまらずよろめくーっ!』
丑三刻「ウググ…なかなかの蹴りじゃねえか…!」
翠星石「こんなのはまだ序の口!まだまだ行くですよーっ!」
丑三刻「(コココ…これは後が楽しみだな…。この強気な小娘が苦しみ悶える姿が目に浮かぶぜ…)」
38 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:24:57.39 ID:RFWHHrI0
翠星石「烈火太陽脚!!」
丑三刻「ヌガァッ!!」
翠星石「回転龍尾脚!!」
丑三刻「ガフォッ!!」
翠星石「飛燕旋風脚!!」
丑三刻「グゴァッ!!」
実況『さあ、一方的な試合展開となって参りました!巨漢・丑三刻、翠星石を捕らえられずに蹴りを受け続けます!』
翠星石「はぁはぁ…随分タフなヤツですね…」
蒼星石「(おかしい…。いくらチャッキーのダメージが大きかったと言っても、この試合展開でタッチもしないだなんて…)」
蒼星石「翠星石!気をつけて!そいつ、何か隠してるよ!」
チャッキー「ヒヒヒ…もう遅えよ…。丑三刻!そろそろ返してやったらどうだ!?」
翠星石「な…何…?」
丑三刻「コココ…もう少し食らっても良かったが…。そうだな、この辺りで返済しとくか! 秘呪術・痛撃一括返し!!」
カッ…
39 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 21:25:31.35 ID:BfI4Ycco
>この強気な小娘が苦しみ悶える姿が目に浮かぶぜ…
(;´Д`)...ハァハァ
40 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:25:58.53 ID:RFWHHrI0
翠星石「あ…あああああっ!!」
ズシャッ
翠星石「あぐぅぅぅっ!!」
実況『な、なんだーっ!?翠星石、突然のダウン!悲鳴を上げてマットの上を転がるーっ!!』
蒼星石「す…翠星石ーーーっ!!」
丑三刻「コココ…どうだい?あれだけ打ち続けた自分の蹴りを一気に返されている気分は…?」
翠星石「ゼェ…!ゼェ…!」
蒼星石「バカな…!一体何が起こっているんだ!?」
チャッキー「ヒャハハハ!鈍いクソアマどもだなーっ!丑三刻のフォルムを見て何も違和感を感じなかったのか?」
翠星石「…わ…藁…人形…。ま…まさ…か…」
丑三刻「コココ…ご察しの通りよ!このオレ様は自分が受けたダメージを全て標的に返還させることができるのだ!」
実況『な、なんと…なんと恐ろしい能力でしょうっ!藁人形・丑三刻、全てのダメージを無効化してしまったーっ!』
蒼星石「こ…攻撃を無効化するだなんて…。一体…どうすれば…!」
ヨロッ
翠星石「…ま…まだ…打つ手は…ある…ですぅ…。…蒼星…石…」
41 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:28:26.82 ID:RFWHHrI0
チャッキー「な、何ィ〜っ!?ボロボロの体で強がりを言ってるんじゃねえーっ!!」
丑三刻「こ、この技は完全無欠だぞーっ!?てめえらなんぞに破られるはずがねえーっ!!」
翠星石「蒼星石…!翠星石に…タワーブリッジをかけるですぅ!」
蒼星石「………わかった!翠星石を信じるよ! タワーブリッジ!」
ガキィッ!
チャッキー「ヒャハハハ!見ろよ、丑三刻!あいつら気が動転して同士討ちを始めやがったぜ!………ハッ!」
丑三刻「ウ…ウギャアーッ!く、苦しい〜っ!!チャッキー、あいつらを止めてくれえ〜っ!!」
実況『これはどうしたことだーっ!?蒼星石が翠星石にタワーブリッジをかけ、何もされていないはずの丑三刻が苦しんでいるーっ!?』
翠星石「完全無欠の技なんてあるわけないです…。人を呪わば穴ふたつ…今の翠星石のダメージは全部、丑三刻に伝わるんですぅ!」
蒼星石「攻撃を無効化してるんじゃない。痛覚を自分と標的で逆転させているんだ。危うく騙されるところだったよ…」
チャッキー「し…しかしいくら痛覚を感じないからといってそのまま続ければ翠星石の背骨が折れちまうぜーっ!?」
翠星石「そこは我慢比べですよ…。翠星石が真っ二つになるのが先か、丑三刻が耐えられなくなるのが先か…」
翠星石「ちなみに翠星石は…この試合で死ぬ覚悟はあるですよ!!」
丑三刻「ヒィッ…!も…もう耐えられんーっ!!秘呪術解除だーっ!!」 カッ…
翠星石「ぐぅっ…!い、今っ!!」
42 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:29:32.70 ID:RFWHHrI0
蒼星石「いくよ、タッグフォーメーションA!」
実況『あ、あーっと!タワーブリッジの状態から翠星石が高速回転を加えて投擲されるーっ!』
翠星石「ロビンマスク直伝のタッグフォーメーションA!そしてブロッケンJr直伝…!」
翠星石「ベルリンの赤い暴風雨ーーーーーっ!!」
ザウッ!!
丑三刻「グギャアアアアーーーッ!!」
実況『トルネード・ベルリンの赤い雨が炸裂ーっ!!丑三刻の胸部を深々と切り裂くーっ!!そしてダウンした丑三刻に…』
翠星石「ラーメンマン直伝! キャメルクラッチ!!」
グワッキィッ!!
実況『スペシャルホールド・キャメルクラッチだーっ!!怒涛の連続技が決まったーーーっ!!』
チャッキー「丑三刻ーーーっ!クソアマーっ、調子に乗るんじゃねえーっ!!………ハッ!」
蒼星石「調子に乗っちゃいけないのは君だよ、チャッキー! タワーブリッジ!!」
ゴキィッ!!
チャッキー「ウギャアアアーーーーッ!!」
実況『蒼星石、チャッキーをタワーブリッジに抱えて天高く跳躍ーっ!!この動きは一体何なんだーっ!?』
43 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:30:47.39 ID:RFWHHrI0
蒼星石「これで、おしまいだ!タッグフォーメーションF!」
実況『あ、あーっと!蒼星石、上空でタワーブリッジを極めたまま横向きになり変形デスバレーボムで落下してくるーっ!!』
翠星石「至高のツープラトンでトドメですぅ!はああっ!」
実況『その落下地点には翠星石!キャメルクラッチで丑三刻を限界まで反り返らせるーっ!!こ、この軌道はーーーっ!!』
蒼星石&翠星石『蒼翠・メイルシュトロームクラッシューーーッ!!』
ズガァァァァァァァン…!
チャッキー「ガハァッ…!…こ…このオレたちが…女子供なんぞに…!」
丑三刻「ゴフゥッ…!…殺人依頼達成率100%の…オレたちがぁ…!」
ズン…
カンカンカンカンカァン!!
実況『ゴングが鳴ったーーーっ!!第三試合、セーフティカラーズがクレイジーキラーズを破って大勝利ーーーっ!!』
実況『最後には双方の標的の頭部を激突させる荒技!同時に高度なテクニックが要求される脅威のツープラトンでフィニッシュを飾りました!』
蒼星石「やったね、翠星石!セーフティとは言い難い勝ちだったけど…」
翠星石「そ…それは今のところ言いっこなしですぅ!この調子で優勝するですよー!」
44 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:32:09.81 ID:RFWHHrI0
〜観客席〜
ワアアアアアアア!!
ブロッケンJr「フゥ…やれやれ、焦らせやがる…。どうでえ、セーフティカラーズの強さは?」
バッファローマン「ま、まさかタワーブリッジとキャメルクラッチで頭部激突技とは…!」
テリーマン「いつものあの二人からは想像もつかない荒技だな!考案したのは…?」
ブロッケンJr「あの二人が相談して考えたんだとよ!」
キン肉マン「グ…グム〜ッ、凄いのう…。真紅!グレート!我々も負けておれんぞ!」
真紅「わ、わかっているのだわ!」
真紅グレート「…決勝で当たるのは…あの二人の可能性が高い…」
真紅グレート「(…しかし、絆パワーの分裂を狙ったのはクレイジーキラーズでもなかった…。では残ったのは…)」
真紅グレート「…パーフェクトメイデンズ…」
真紅「えっ?い…いきなりどうしたの、グレート?」
真紅グレート「…次の試合こそ…警戒しなくてはならない…」
テリーマン「(真紅グレートも勘付いたか…)」
テリーマン「(雛苺、金糸雀…決して迂闊な真似はするんじゃないぞ…!)」
45 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:33:18.82 ID:RFWHHrI0
〜会場内〜
ロビンマスク「どうやら蒼星石たちは見事に勝利を飾ったようだな…」
ラーメンマン「フッ…やはり気になっていたか…」
ロビンマスク「私たちの大切な弟子だ。当然だろう」
ラーメンマン「ハハハ、違いない!………しかし、なかなか神隠し事件の尻尾は見つからんか…」
ロビンマスク「そうだな…もしかすると本当に何の関係もないのかも知れん…」
ラーメンマン「何十人もの人の命がかかっている。断定するのはまだ早い。………ウッ!」
フラッ
ロビンマスク「ど、どうしたラーメンマン!?…そ、側頭部の傷跡が浮かび上がっている!?」
ロビンマスク「この傷は第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイトでウォーズマンにつけられたもの…これが急に反応するとは…」
ラーメンマン「ああ、ウォーズマンが近くに居る証拠!この辺りを徹底的に探すんだ!」
ロビンマスク「………。ヌゥ!遺跡のここの壁…周りと若干色が違うぞ!」
ラーメンマン「か、隠し扉か!この奥にウォーズマンが…。ふんっ!」
ゴゴゴゴゴ…
ロビンマスク「こ…これは…?」
46 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:34:10.16 ID:RFWHHrI0
ロビンマスク「隠し扉の奥の長い廊下…壁一面に絵画が飾られている…」
ラーメンマン「少々不気味だが…この絵画、まるで生きているようだ…。さぞかし有名な画伯が描いたんだろう」
ロビンマスク「そのようだな…。しかし、描かれている人物に統一性がない…。何故だ…?」
ラーメンマン「ウーム…、………ハッ!…ロ、ロビン!大変だ!この絵を見てくれ!!」
ロビンマスク「お前が取り乱すとは珍しいな、ラーメンマン。………ハッ…こ…この絵はまさかーっ!!」
カツカツカツ…
謎の男「その通り、君たちがお探しのウォーズマンの人物画だ。フフフ…困りますなぁ、ここは関係者以外立ち入り禁止ですぞ?」
ロビンマスク「き…貴様は大会主催者!一体どういうことだ!!説明して貰おうっ!」
ガシィッ!
謎の男「仮面の貴公子、ロビンマスク…冷静さの裏に熱しやすさを持っているのは相変わらずか…」
ラーメンマン「ロ…ロビンのタックルをスクラムで受け止めた!?やはり只者ではない!」
ロビンマスク「こ…このズシーンと両肩に重くのしかかってくるような感触…私は知っている…!貴様はもしかして…!」
謎の男「フフフ…ロビンマスク、やはりお前には隠しても無駄なようだな…。そう!」
バリバリバリッ!
ネプチューンマン「今回のタッグトーナメント主催者にして、パーフェクトメイデンズ2のミーディアム!完璧超人ネプチューンマンだ!」
47 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:35:04.77 ID:RFWHHrI0
ラーメンマン「パ…完璧超人ネプチューンマンだと!?お前、キン肉マンとの戦いで正義超人に戻ったんじゃないのかーっ!?」
ネプチューンマン「飽きたのさ、くだらん友情ごっこで満足している正義超人界にな。やはりオレは完璧超人であるのが性にあっている」
ロビンマスク「…例の神隠し事件と、この画廊…全て線で繋がったぞ!人を攫って絵画に閉じ込め、コレクションしていたのはお前だな!」
ネプチューンマン「おっと、その罪をオレに着せて貰うのは困るな…。それは我がドール、雪華綺晶の趣味だ」
ネプチューンマン「フフ…ドールとミーディアムは似ると聞くが…どうしてどうしてオレのマスク狩り趣味に似ているじゃないか」
ロビンマスク「ふざけるな!ここには凄腕の正義超人が二人居るんだ!お前に勝ち目はない!速やかに絵画の人物たちを解放しろ!」
ネプチューンマン「フッフッフ…哀れなヤツらだ…。既にここは雪華綺晶の領域…貴様たちは罠にかかっているのよ!」
ラーメンマン「な、何だと!?………ウワッ!空の絵画から…植物の蔦のようなものが…!」
ロビンマスク「しまった!我々をも絵画に閉じ込めるつもりか!お、おのれ…謀ったな!ネプチューンマン!」
ネプチューンマン「ハーッハッハッハッハ!雪華綺晶の邪魔も、この大会の邪魔も、何者にもさせはせん!」
ネプチューンマン「正義超人たちのコピーであるローゼンメイデン…その絆パワーとやらを徹底的にブチ砕いてやるのだ!!」
ズブズブズブ…
ロビンマスク「クッ…!もはや脱出は不可能か…! ならば………アノアロの杖よ、蒼星石の所へ届け!彼女らを護ってやってくれーっ!」
ギュン!
ネプチューンマン「ウオッ!?ロ…ロビンめ、絵に閉じ込める前に変なものを投げおって…。まあいい、これで二人も邪魔者が消えた!あとは…」
48 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 21:36:29.34 ID:RFWHHrI0
一旦休憩します
49 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 21:37:31.93 ID:qlXmPXA0
投下乙です!
50 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 21:38:58.90 ID:.YeWMbco
乙!読むのが追いつかないペースだぜww
51 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 21:39:51.36 ID:BfI4Ycco
乙!なかなかレスできないが見てるぜ
52 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 21:39:53.52 ID:f8cHXbw0
パーフェクトメイデンズ1は誰だろう…原作の正体的に考えるとラプラスっぽいが…
53 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 21:40:37.08 ID:ZWPzrIAO
乙!やっぱ新しい超人が出てくるとwktkするな!
54 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 21:41:56.34 ID:wss45Kwo
>>52
水銀灯。
55 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:32:18.17 ID:RFWHHrI0
再開
56 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:32:46.44 ID:RFWHHrI0
〜Bブロック第二リング〜
実況『本日最後となりました第四試合!∞(インフィニティ)パワーズvsパーフェクトメイデンズ!』
実況『∞パワーズ先発は金糸雀、パーフェクトメイデンズ先発は未だ謎に包まれているミステリアス1のようです!』
金糸雀「雛苺、しっかりサポートを頼むかしら〜。…雛苺…?」
雛苺「えっ?…う、うん、わかったの〜…」
金糸雀「大丈夫かしら〜?試合始まってないのに凄い汗なのかしら〜!」
雛苺「な…なんだか嫌な予感がするのよ…。金糸雀…」
金糸雀「心配はいらないかしら〜!カナの先発のファイトでその不安を払拭してあげるかしら〜!」
ミステリアス2「クスクスクス…わかっていますよね、お姉様…?」
ミステリアス1「……………」
ミステリアス2「一切の容赦、慈悲を捨ててあのパワーを最大限発揮すれば敗北の二文字はありません…」
ミステリアス2「この試合…タッグとは言え私はタッチを受ける気はありませんので…」
ミステリアス1「……………」
57 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 22:33:43.00 ID:f8cHXbw0
いよ!待ってました!
58 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:34:00.42 ID:RFWHHrI0
カァーンッ!
実況『さあ、今ゴングが鳴った!まず果敢に攻めてかかったのは…』
金糸雀「いい加減、その布切れを脱ぐのかしら〜っ!!」
実況『金糸雀だーっ!!ミステリアス1の懐に飛び込み、ガトリング砲並みのパンチを連射ーーーっ!!』
ドガガガガガ…
ミステリアス1「ッ…!」
実況『これを受けたミステリアス1…ジリジリと後退する!対して金糸雀はどんどん間合いを詰めていくぞーっ!』
金糸雀「ブロンコフィスト!!」
ミステリアス1「……………」
ヒュン!
実況『あーっと、しかしブロンコフィストは空振り!ミステリアス1、体勢を低くして回避!さすがに大振りすぎたかーっ!?』
金糸雀「フッ…それは誘いのブロンコフィストかしらっ!突き上げるように…テキサスコンドルキックーーーッ!!」
ミステリアス1「!!」
ドキャアッ!
実況『突き上げ式テキサスコンドルキックがミステリアス1の仮面に直撃ーっ!!試合巧者・金糸雀!鮮やかにダメージを与えました!』
59 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:35:15.10 ID:RFWHHrI0
ミステリアス1「……………」
実況『ミステリアス1、よろめくも再び構え直す!未だに攻撃を仕掛けない様が何とも言えない不気味さを漂わせています!』
金糸雀「あ…あれで傷つかない仮面とヴェールなんて…生半可な攻撃じゃ破れないのかしら〜…。こうなったら…」
金糸雀「雛苺!あれを使うかしら〜!」
雛苺「わ、わかったの〜!」
実況『金糸雀、リングサイドの雛苺に何事か合図を送った後、ミステリアス1に接近!正面から組みあい…』
金糸雀「そんな格好じゃ小回りは利かないのかしら!それっ!」
クルッ
ミステリアス1「!!」
実況『あ、あーっと後ろに回り込んでカーフブランディングの体勢ーっ!前方からは雛苺が肉薄、超人十字架落としの体勢だーっ!』
ミステリアス1「クッ…!」
雛苺「投げるの、金糸雀!」
金糸雀「バッチリかしら、雛苺!」
雛苺&金糸雀『インフィニットコラボレーション・PARTT!!』
ズッドォォォン…!
60 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:36:56.13 ID:RFWHHrI0
実況『あ、あーっとここで超人十字架落としとカーフブランディングのコラボレート技がミステリアス1に炸裂ーっ!!』
実況『まさに∞パワーズの名に違わぬ大技!ミステリアス1がマットに深く突き刺さるーーーっ!!』
ズン…
金糸雀「これであの仮面もヴェールも破壊できたのかしらっ!」
雛苺「あっ、あああ〜〜〜っ!!」
金糸雀「ど…どうしたのかしら!?雛苺!!」
雛苺「い、いけない〜っ!いけないの〜っ!!そのミステリアスヴェールの奥の姿を見ては〜っ!」
金糸雀「お、落ち着くのかしら!雛苺!………ハッ!」
ミステリアス1「……………」
ピシッ…バリバリバリバリ…
金糸雀「ミ…ミステリアスヴェールが破れて…、…あ、ああーっ!ま…まさかーーーっ!!」
バサッ…
水銀燈「あ、貴女たち…。よくも…ミステリアスヴェールを…」
実況『な、なんとーーーっ!!ミステリアス1の正体は行方不明になっていたはずの水銀燈だったーーーっ!!』
61 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:37:58.44 ID:RFWHHrI0
〜観客席〜
ザワザワザワ…
キン肉マン「す…水銀燈だ…」
翠星石「…す、水銀燈…ですぅ…」
真紅「水銀燈っ!?どうしてっ!?行方不明になっていたんじゃなかったのっ!?」
蒼星石「お…落ち着いて、真紅!!す…水銀燈にも何かきっと理由があるんだ!!」
テリーマン「し、しかし何故だ!?何故、真紅と決別してまであのミステリアス2と組んだんだ!?」
真紅グレート「(…ミステリアス2、彼女こそプリンス・カメハメが恐れた存在…)」
真紅グレート「…バッファローマン…この戦いは危険…。…ギブアップするように二人に伝えて…」
バッファローマン「な、なんだと!?真紅グレート、てめえはあの二人が負けるとでも言いたいのか!?」
真紅グレート「…残念だけど…負けるより酷いことになる…。…水銀燈は…今までの彼女じゃなくなっている…」
バッファローマン「!!」
テリーマン「バッファローマン!これは本当に只事じゃなさそうだぜ!オレは行く!」
ブロッケンJr「し…試合が動くぞ!!」
真紅「水銀燈っ!!」
62 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:39:01.09 ID:RFWHHrI0
〜Bブロック第二リング〜
金糸雀「す、水銀燈!説明して欲しいのかしら!貴女、行方不明に…」
水銀燈「隙だらけよ…金糸雀…」
雛苺「金糸雀!水銀燈から離れるのーっ!」
金糸雀「えっ!?」
水銀燈「ダブルショルダーアームブリーカー!」
ゴキッ、ゴキィッ!
金糸雀「か、かしらあーーーっ!?」
実況『あ、あーっと!これはなんということだーっ!!驚く金糸雀の隙を突いて水銀燈、その両腕を圧し折ったーっ!!』
金糸雀「あっ…ううっ…りょ、両腕が…!」
水銀燈「……………」
雛苺「(つ…冷たい目なの…!いつもの水銀燈とは違う…冷酷無慈悲…!虫けらを見下すような目なの…!)」
実況『あ、あーっと!水銀燈、両腕を折られた激痛で動けない金糸雀を抱え上げるーっ!その視線の先はリング外の鉄柱!』
水銀燈「ジェットライナー!」
金糸雀「ッ…!」
63 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 22:39:46.02 ID:f8cHXbw0
サタンに支配された水銀燈か
64 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:40:02.22 ID:RFWHHrI0
ドカァァァッ!
金糸雀「ゲホッ!!」
実況『て、鉄柱に向かって金糸雀を叩きつけたーっ!!鉄柱に串刺し状態となった金糸雀、ピクリとも動かない!!』
水銀燈「これで金糸雀は立てないわ…」
ミステリアス2「いいえ、お姉様…絆パワーを持つ相手は徹底的に叩く必要があります…。あれの準備を…」
水銀燈「だ、だけどもう動いていないし…」
ミステリアス2「クスクス…お姉様、貴女が非情に徹して勝たなければ…あの娘はどうなるのでしょうね…?」
水銀燈「!!」
水銀燈「わ…わかったわ…。やるわよ…」
実況『あ、あーっと!まだ何かをする気なのか水銀燈、鉄柱から金糸雀を抱き起こし…リング中央に立たせるーっ!』
実況『そしてその左腕に謎のサポーターを装着!更にリングの対角線上にミステリアス2が同じように構えたーっ!』
水銀燈「nフィールド・パワー…!」
ミステリアス2「出力最大…!」
実況『一体これは何なのか!水銀燈とミステリアス2の左腕が光の線で繋がる!そしてその中心には金糸雀がーっ!』
水銀燈&ミステリアス2『クロスボンバーーーーッ!!』
65 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:41:12.89 ID:RFWHHrI0
ドンッ!
金糸雀「ハッ…!えっ…!?」
ズガァァァァァァァン…!
実況『ツープラトン・サンドウィッチラリアットが炸裂ーっ!!しかし謎の光で増した威力…計り知れません!!金糸雀は…』
実況『い、いや!技を受けたのは金糸雀ではありません!!サンドウィッチラリアット…クロスボンバーの餌食になったのは…』
水銀燈「ひ…雛苺…!」
ミステリアス2「クスクス…面白いことをしますね、雛苺お姉様…」
実況『ひ、雛苺だったーーーっ!!雛苺が金糸雀を庇う形でクロスボンバーを受けているーっ!!』
雛苺「…す…水…銀…と…。…目を…覚ま…し…て………」
グワン…!
実況『あ、あーっと!これは夢か幻か!雛苺が周りの空間ごと平面化してゆくーっ!一体この力は何なんだーっ!』
パサッ…
実況『そしてリング中央に絵画になってしまった雛苺が落ちるーっ!私は恐ろしい夢でも見ているのでしょうか!?』
66 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:42:25.73 ID:RFWHHrI0
カンカンカンカンカァン!!
実況『静まり返った会場にゴングが鳴り響くーっ!!第四試合…圧倒的な力で勝利したのはパーフェクトメイデンズ!』
実況『この強さ!あの超人のタッグチームを彷彿とさせるものがありますが…もしや彼女らは彼らに教えを受けたのでしょうか!』
ミステリアス2「クスクス…雛苺お姉様の絵画…大事にいたしますわ…」
水銀燈「う…あ…」
ミステリアス2「あら、何故勝ったのにそんな悲しい顔をされているのです?お姉様の望んだ勝利ですよ?」
ダダダダダ…
真紅「す…水銀燈っ!!」
翠星石「大丈夫ですか!?チビカナ!!」
ミステリアス2「これはこれはお姉様方…決勝や準決勝、お手柔らかにお願いしますね…?」
翠星石「お姉様って…お前なんて知らんですぅ!」
真紅「水銀燈…貴女は今一番やってはいけないことをやったのよ!わかっているの!?」
水銀燈「……ううっ…」
水銀燈「う、うるさい!私たちローゼンメイデンは互いに殺しあうために作られたんじゃない!原点に戻って何が悪いのよ!」
真紅「!!」
67 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 22:42:26.55 ID:BfI4Ycco
雛苺(つД`)
68 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 22:42:46.18 ID:f8cHXbw0
顔剥ぎか?
69 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:43:50.23 ID:RFWHHrI0
ミステリアス2「クスクスクス…その通りです。何も間違ってはいませんよ、水銀燈お姉様…」
ミステリアス2「では、失礼いたします…。翠星石お姉様とは次の試合で…真紅お姉様とは決勝で戦えることを祈っていますよ…」
真紅「ま、待ちなさい!」
ボワッ
翠星石「き…消えてしまったですぅ…」
真紅「水銀燈…本気で言っているの…?」
ダダダダダ…
蒼星石「はぁはぁ…ふ、二人ともっ!水銀燈は…!?」
テリーマン「しっかりしろ!金糸雀!…ま、まだ大丈夫だ!治療を受ければ助かるぞ!」
バッファローマン「ウオオッ…ひ、雛苺…!お前ってヤツは…お前ってヤツはーーーっ!!」
キン肉マン「み、皆!大変じゃ!ロビンとラーメンマンがどこにもおらん!」
ブロッケンJr「こ…これだけがオレたちの元に飛んできたんだ!」
蒼星石「これは…ロビン家に伝わる宝、アノアロの杖じゃないか!そう簡単にマスターがこれを手放すはずがない!」
真紅グレート「…おそらく…敵の手に落ちたとしか…」
蒼星石「そ、そんな…!」
70 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:44:43.77 ID:RFWHHrI0
〜そうして数々の波乱を起こし、タッグトーナメントの第一日目は幕を下ろした。次の戦いはまた一週間後…〜
〜Aブロック準決勝はレッドシスターズvs血桜爛漫隊…Bブロック準決勝はセーフティカラーズvsパーフェクトメイデンズとなる…〜
〜その四つのタッグチーム…八体のドールのうち、たった二体だけがスーパーローザミスティカを手にする権利を得る〜
〜しかし、もはや真紅たちにはスーパーローザミスティカのことを考える余裕はありはしなかった…〜
〜雪華綺晶の策謀により砕かれた絆パワー…その復元の息吹はまだ感じられない…〜
71 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:45:57.12 ID:RFWHHrI0
〜超人集会所〜
テリーマン「金糸雀は一命を取り留めた…。ただ、このタッグトーナメントの期間中は目を覚まさないだろうとのことだ…」
ブロッケンJr「目の前で自分を庇った雛苺がやられるのを見たんだ…。そりゃあショックもでけえだろうよ…」
バッファローマン「雛苺の馬鹿野郎…。オメーはいつもそうやって自分を犠牲にして誰かを助けやがる…」
ブロッケンJr「バッファローマン…」
バッファローマン「へっ…心配すんな、ブロッケンJr。まだ助かる見込みはあるんだ。あとは真紅たちに賭けるしかねえがな…」
キン肉マン「我々正義超人は…ウォーズマンに続きロビンとラーメンマンもか…」
テリーマン「あの実力者の二人が並みの超人に遅れを取るわけがない。おそらく罠にかけられたんだ」
キン肉マン「手がかりはロビンが残したと思しきアノアロの杖だけなんだが…あの様子では…」
蒼星石「離して!僕はもう一度トーナメントテーブルに行く!マスターが囚われているんだ!」
翠星石「お、落ち着くですぅ!あの遺跡はもう入り口が閉まって入れないですよ!今行っても無駄ですぅ!」
真紅「蒼星石!貴女らしくないのだわ!とりあえず座りなさい!」
蒼星石「クッ…こんな時に何もできないなんて…!」
翠星石「翠星石だって師匠がいなくなってつらいですよ!でも、今は来るべき時のために作戦会議するんですぅ!」
72 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:47:24.10 ID:RFWHHrI0
蒼星石「………ごめん、翠星石…」
テリーマン「…落ち着いたようだな…。蒼星石、アノアロの杖を貸してくれないか…?」
蒼星石「マスターの…。これで一体何をするの…?」
テリーマン「正義超人界一の知恵者・ロビンマスクのことだ…きっとこのアノアロの杖に何かメッセージを残しているはず…」
ボウッ!
真紅「あっ、火がついたのだわ!」
キン肉マン「おおっ、火に誰か映っておるぞ!このシルエット…ラーメンマンか!」
真紅グレート「…火の中から何か聞こえる…」
ラーメンマン『………しかし、なかなか神隠し事件の尻尾は見つからんか…』
ロビンマスクの声『そうだな…もしかすると本当に何の関係もないのかも知れん…』
ブロッケンJr「これは…どうやらロビン視点の記録みてえだな…」
バッファローマン「つまり、これを辿っていけば当時の様子が分かるってことか…」
翠星石「師匠たちに一体何が…」
蒼星石「マスター…どうか無事でいて…」
73 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:49:07.70 ID:RFWHHrI0
〜数分後〜
キン肉マン「ネプチューンマン…!ヤツが今回の黒幕だったとは…!」
真紅「雪華綺晶…それが水銀燈のタッグパートナーの名前なのね…」
テリーマン「神隠し事件はそのドールの仕業だったんだな!クッ、ドール自身が悪の心を持っているなんて性質が悪いぜ!」
バッファローマン「もうタッグトーナメントがどうとか言ってる場合じゃねえ!ネプ野郎の思い通りにさせるかってんだ!」
真紅「蒼星石!翠星石!ここはどのチームが一番なのかは忘れて、パーフェクトメイデンズ打倒に協力するのだわ!」
パシッ
真紅「あっ…」
蒼星石「悪いけど真紅…君たちの協力は必要ない…。僕たちは僕たちでパーフェクトメイデンズを倒す…」
キン肉マン「な、何を言っておるんじゃ!皆で力をあわせなければあの水銀燈と雪華綺晶のタッグは打ち破れんぞ!?」
蒼星石「逆だよ…。完璧超人の手先である彼女らに勝つには…一切の情を捨てて徹底的に叩き潰さなければならないんだ…」
蒼星石「協力だとか絆パワーだとか、生温いことを言ってるようじゃ駄目なんだ…」
翠星石「そ、蒼星石!それは違うですぅ!」
ブロッケンJr「それじゃあ連中のやり口と変わらねえじゃねえか!」
蒼星石「翠星石、僕のやり方に不満があるならばいつタッグを解消してくれても構わないよ…。それじゃ…」
74 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:50:25.35 ID:RFWHHrI0
翠星石「ま、待つですぅ!頭を冷やすですよ、蒼星石っ!」
ブロッケンJr「クソッ、蒼星石め…完全にキレてやがる!じゃあな、皆!オレはあいつらについてやらねえと…」
キン肉マン「蒼星石の説得を頼むぞ、ブロッケンJr!このままじゃ私たちの時の二の舞になってしまう!」
ブロッケンJr「ああ、一応やってみるが…あのキレっぷりじゃ自信がねえ!」
バッファローマン「なら、人数あわせにオレもセーフティカラーズにつくぜ!テリーマン、お前にはレッドシスターズは任せた!」
テリーマン「頼んだぞ、バッファローマン!…やれやれ…見事に真っ二つになってしまったな…」
キン肉マン「ああ〜っ、こういう時こそ一致団結せねばならんというのに〜っ!」
真紅「これもネプチューンマンと雪華綺晶の狙いなのかしら…?」
真紅グレート「…おそらく…。…とにかくタッグトーナメントを中止できない以上…私たちは血桜爛漫隊に勝つことを考えないと…」
真紅「そうね…。ブレインの蒼星石があの調子じゃ…私たちが決勝でパーフェクトメイデンズを倒さなければならなくなるのだわ」
キン肉マン「うむ、そうと決まれば次なる戦いのために対策会議をせねば!」
テリーマン「…とは言えど…童子切丸は妖腕刀を、松姫は髪の毛を使った攻撃をしてくる…ぐらいしか情報がないがな…」
真紅「お先真っ暗なのだわ…。あの二人を瞬[
ピーーー
]るような相手だなんて…」
真紅グレート「…そう悲観することもない…道は必ずあるはず…」
真紅グレート「(…ただ…どこまで私が真紅グレートと正体を隠し続けられるか…それが問題…)」
75 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:51:44.30 ID:RFWHHrI0
ピーわろたwwwwww
「しゅんさつ」です
76 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:53:00.21 ID:RFWHHrI0
〜トーナメントテーブル・映写室〜
雪華綺晶「クスクス…見てください、ネプチューンマン…。たった2チームなのに団結できないローゼンメイデンを…」
ネプチューンマン「フフフ…オレも以前は“この世に完璧なものがあるとすれば正義超人の友情だ”なんて血迷ったことを言ったが…」
雪華綺晶「その信念を受け継ぐお姉様たちは全くと言って良いほど完璧には程遠い絆…見物ですね…」
ネプチューンマン「ま、オレはお前たちが完璧超人のドールとしてタッグトーナメントで優勝してくれりゃそれで十分」
ネプチューンマン「お前たちの名を上げるためだけにわざわざ海底に眠っていたスーパーローザミスティカを引っ張り上げてきたんだからな」
雪華綺晶「お任せください…必ずや、私と水銀燈お姉様は優勝してみせますわ…」
ネプチューンマン「その水銀燈だが…大丈夫なのか?戦っている途中に絆パワーを取り戻すなんてお寒い三文芝居は御免だからな?」
雪華綺晶「ご心配なく…既にセーフティカラーズは蒼星石お姉様のお陰で結束がバラバラ。レッドシスターズも決して結束できない秘密があるのです」
雪華綺晶「絆パワーはもはや粉々に砕かれて破片が少しずつ残るのみ…。水銀燈お姉様をたぶらかすほどのパワーはありません…」
ネプチューンマン「何故そこまで徹底的になる必要がある?…既に何時でもスーパーローザミスティカを取り込み、アリスになれる立場にあると言うに…」
雪華綺晶「やはりアリスになるには完膚なきまでにお姉様たちを潰しておきたいのです…。完璧主義の貴方なら分かるでしょう?」
雪華綺晶「では、水銀燈お姉様の様子を見てきます…。失礼…」
ボワッ
ネプチューンマン「フフ…本当に恐ろしいヤツだ…。雪華綺晶というドールは…」
77 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 22:53:38.47 ID:f8cHXbw0
相変わらずテンポいいな。
78 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:54:07.69 ID:RFWHHrI0
〜ロビン家・図書室〜
蒼星石「“nフィールド”…確かにその単語が聞こえた…。それがあの二人の謎の力の正体だ…」
翠星石「あれは遠目から見ただけですが、なんだかドールのパワーを吸い取っているような感じだったですぅ…」
蒼星石「おそらく水銀燈の左腕に装着されていたサポーター…あれがキーアイテムになっているはずだ…」
翠星石「でも、結局は“nフィールド・パワー”とやらの正体が分からなくちゃ対処のしようがないですぅ…」
蒼星石「だからこうやって探しているんだ…!これだけの本があるんだ…必ずどこかに資料があるはず…!」
翠星石「…蒼星石…そう根をつめては体が持たないですよ…」
蒼星石「…やる気がないなら出て行ってくれないかな、翠星石…。僕は一人でも水銀燈たちを倒す気だから…」
翠星石「そ…蒼星石…」
ブロッケンJr「駄目か…。もはや聞く耳も持ってねえ…」
バッファローマン「蒼星石は常に冷静沈着なドールだと思っていたが、まさかマスター関係になるとこうも入れ込んじまうとはな…」
ブロッケンJr「クソッ、こういう時にロビンならなんて言うんだよ!なんて声をかけたらいいか分からねえ!」
バッファローマン「せっかく追いかけてきたのに何もできねえ状態が歯痒いぜ…!」
79 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:54:56.94 ID:RFWHHrI0
〜古屋敷〜
童子切丸「フン…、あまりの弱さに斬り損ねてしもうたわ…。つまらぬ…」
松姫「キョキョキョキョ…やけにご機嫌が斜めかえ、童子切丸よ…。やはりあの二人では物足りぬかえ…?」
童子切丸「当然だ。悪魔の人形、デビルメイデンと聞いて心躍ったのも束の間のことよ…」
童子切丸「所詮は児戯であった。某が斬るに値する強者には遠く及ばぬ…」
松姫「キョーッキョッキョッキョ!その言葉、頼もしい限りかえ…次なる相手はきっとお主を失望させぬかえ…」
童子切丸「レッドシスターズとやらか…?フン、どうだかな…」
松姫「キョキョキョ…確かに真紅は甘ちゃんで、ラッキーによって勝ち抜いてきたドールであるが…問題はもう一人…」
松姫「真紅グレートと名乗るあの人形…。その正体は…お主の捜し求めてきたあの男の教えを受けたドールであるかも知れんかえ」
童子切丸「なんと…!それは誠か!?」
松姫「断定はできぬかえ…。しかし、その正体を暴けば…お主の望む強者を斬れるかも知れんかえ…」
童子切丸「…クククク…面白い!!」
童子切丸「なれば某が妖腕刀にて真紅グレートの化けの皮を剥いで御覧に入れよう!」
松姫「キョキョキョキョ…この松姫、頼りにしているかえ…」
80 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/12(金) 22:57:31.50 ID:RFWHHrI0
今日はここまでです
諸事情により明日は投下なしで
もう少し投下の感覚を空けた方が良いのだろうかどうだろうか…
81 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 22:58:24.25 ID:BfI4Ycco
乙 1のやりやすいようにやってくれ
82 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 23:00:02.87 ID:f8cHXbw0
乙!ニュー速より人が少ないけど、少なくとも俺はものすごく楽しんでる!
期待して待ってるぜ!
83 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 23:02:58.36 ID:ZWPzrIAO
乙
まとめ読みできるしこれでいいんじゃね?
銀様のこれからが心配すぎるわ。人狼煙とか絶対やめてくれよ?
84 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 23:18:06.85 ID:f8cHXbw0
>>83
安心しろ、その場合は「完璧乙女にも奇特なやつらがいてな…」の展開になるだけだ。
そしてアリス争奪選でローゼンメイデンスーパーフェニックスチームとの戦いで謎の乙女、「ザ・ゴスロリ」として颯爽と真紅の助けに入る…
こんな展開どうですかね
>>1
さん。
85 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/12(金) 23:40:18.51 ID:arwMFwSO
追い付いたと思ったら終わってた
相変わらずこの泥臭さが堪らねえです!
86 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/12(金) 23:51:26.41 ID:.YeWMbco
乙!
アツイ展開で、楽しんでるぜ!
87 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/13(土) 00:49:58.60 ID:vmLjMzQ0
乙!!
これからも期待しています。
しかし、タッグでキラキーがでたということは
王位争奪編はどうなるんだろう。
真紅ソルジャーやら真紅スーパーフェニックスとかがでるのかな。
88 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/13(土) 04:00:43.64 ID:zFv55.AO
ゆでたまご仕事しろ
読んでると絶対これ言いたくなるよな
89 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/13(土) 10:36:13.00 ID:H.gM.MAO
>>1
ピー回避するならメ欄にsaga
まああんま必要なさそうだが
90 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/13(土) 10:44:08.86 ID:3wbAKQE0
>>88
いや、どこぞの休載キングに比べりゃよっぽどはたらいてるよ。
ただ展開が遅いんだよな…
91 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/13(土) 23:08:23.29 ID:ZEGpvhw0
王位編やってほしいという願望
これ以上オリジナルドールは増やしてほしくないという願望
どうにかならんかね?
92 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 10:47:03.00 ID:8bOt3AAO
もう結構gdgdになりつつあるしドールが別物になりかけだしそろそろ締めた方が良いんじゃね
93 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 11:11:48.21 ID:6o0/jks0
いいや!俺はまだまだ大好きだ!どんどんやってくれ!
94 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/14(日) 12:10:30.85 ID:beQO6Cs0
オリジナルドールたちにはミーディアムはついとらんのか?
95 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 13:15:44.66 ID:eNF0K3A0
続ける続けないはどうでもいいがぷん太米欄の自演はホントウザイから勘弁してもらいたい。
毎日毎日定期的に絶賛米入れやがって。
96 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 13:47:47.55 ID:ipwV/Xc0
面白ければおk
97 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 18:14:02.40 ID:dx4uHAAO
少なくとも俺のは自演米じゃない
98 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 18:19:22.53 ID:dx4uHAAO
つかパー速まで来て叩いてるやつは何なんだ
裏切られた吉野家の刺客か?
99 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 18:26:54.09 ID:6o0/jks0
だからー裏切ったのは吉野家のほうだって―の
100 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/14(日) 18:50:01.50 ID:YthgmiAo
またAA書いてもいいかい
101 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 20:21:45.24 ID:iRtCFCo0
>>100
おお!あんたか!VIPじゃないから来てくれないかもと思ってたぜ!
ぷん太じゃ載らなくって残念だったな。でも俺は大好きだ!是非頼む!
102 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 20:45:42.49 ID:dx4uHAAO
>>100
とりあえず終わるまで待てよ
つかブログに載るとかどうかで騒ぎすぎじゃね?
漫画がアニメ化するのとは訳が違うんだからさ
103 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:37:19.44 ID:qy9p32M0
投下開始
gdgdになってますがとりあえずタッグ編終わるまでは書きます
一発ネタ芸人がちょっと受けて調子に乗って同じネタ連発するのと同じような感じですな
104 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:37:44.01 ID:qy9p32M0
〜一週間という時間は飛ぶように過ぎ去った…〜
実況『さあ、皆様お待ちかね!いよいよ本日はスーパーローザミスティカ争奪タッグトーナメント準決勝です!』
実況『カード内容は…Aブロック・レッドシスターズvs血桜爛漫隊!Bブロック・セーフティカラーズvsパーフェクトメイデンズ!』
実況『場所は前回と同じくここ、東京湾沖古代遺跡!通称トーナメントテーブル!数多くの猛者の血を吸ってきた遺跡です!』
実況『今回は一体どんな戦いが繰り広げられるのでしょうか!?一瞬たりとも目が離せません!!』
実況『第一試合はまもなく、Aブロックのレッドシスターズvs血桜爛漫隊の試合から始まります!』
105 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:40:20.66 ID:qy9p32M0
〜Aブロック・第三リング〜
実況『Aブロック第三リング…レッドシスターズの先発は前試合と同じく真紅、血桜爛漫隊の先発は松姫であるようです』
実況『前試合では圧倒的な強さを見せつけた血桜爛漫隊…一体どのような戦い方をするのかも謎に満ちています!』
真紅グレート「…松姫は自分の髪をまるで蛇のようにして操ると言われている…気をつけて…」
真紅「わかったのだわ、グレート。とにかくあの髪に捕まらなければいいのね?」
真紅グレート「…そう…タッチのタイミングは任せるから…」
松姫「キョキョ…まずは真紅と遊んでやるかえ…」
童子切丸「フン、早い所ダウンさせてグレートを引きずり出してほしいものだ…」
松姫「キョキョキョ…では、ご期待に添えるとするかえ…」
実況『それぞれパートナーと言葉を交わした二人…リング中央まで進み出ます。そしてゴングが今…』
カァーンッ!!
実況『鳴ったぁーっ!!』
106 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:41:54.73 ID:qy9p32M0
実況『さあ、未だに謎に満ちている悪霊憑依市松人形・松姫!一体真紅はどう出るのか!?』
真紅「はああっ!」
ダッ
松姫「キョキョッ!?」
実況『な、なんと実力未知数の相手に果敢にもインファイトを仕掛ける!これは一体どういうつもりなのかーっ!』
松姫「ば…馬鹿にしているのかえ!髪操・八岐大蛇ーっ!!」
実況『あ、あーっと!間合いに飛び込んだ真紅に対し、松姫の黒髪が八匹の大蛇を象って襲いかかるーっ!』
真紅「おっと、これに捕まるわけにはいかないのだわ!」
実況『しかし真紅!急ブレーキをかけてバック転!八方向から襲いかかる大蛇群を身軽に避けたーっ!』
実況『で…ですがこれは一体どういうつもりでしょう?攻めると見せかけて逃げ回っていますが…』
松姫「キ、キョキョ〜ッ!おのれちょこまかと〜っ!わらわの髪は伸縮自在!そこも射程距離内かえ〜っ!」
松姫「噛み殺してやるかえっ!髪操・八岐大蛇ーーーっ!!」
実況『あ、あーっと!再び八匹の大蛇がコーナーポストに追い詰められた真紅へと一直線に強襲するーっ!』
童子切丸「愚か者め、松姫!それは真紅の策略だっ!」
真紅「よし、上手く引っかかったのだわ!はああっ!」
107 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 21:42:54.64 ID:iRtCFCo0
>>1
さんが来ないお…
108 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:43:04.55 ID:qy9p32M0
ガシィッ!
松姫「キョッ!?」
実況『あ、あーっと!また真紅は避けたが…なんと松姫の髪はコーナーの鉄柱に何重にも巻きついてしまったーっ!』
松姫「キョキョ…し、しまった…!」
真紅「こんな古典的な手に引っかかるなんて…悪霊憑依ドールも名ばかりの見掛け倒しね!」
真紅「次は私の番なのだわ! 真紅エアーッ!」
ズガッ!
松姫「キョキョーッ!?」
実況『ここで真紅の大回転ヒールキックが動けない松姫の頭部に炸裂ーっ!強力な打撃に松姫、たまらずダウンーッ!』
真紅「これで厄介な髪は封じたのだわ!後はグランドに持ち込んでギブアップを狙う!」
真紅グレート「いけない、真紅!そのダウンは演技!」
松姫「キョキョキョ…よくもやってくれたかえ…。たっぷりとお返しせねばならんかえ〜っ!」
ズボォッ…
実況『な、なんと松姫!髪の力でコーナーの鉄柱を引き抜いたーっ!なんという怪力でしょう!』
松姫「髪操・神罰鉄槌ーーーっ!!」
109 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:45:18.00 ID:qy9p32M0
ドガァァァッ!
真紅「うあああっ!」
実況『松姫、髪の毛で絡み取った鉄柱を思い切り叩きつける荒技ーっ!これを受けた真紅、マットに倒れるーっ!』
松姫「キョーッキョッキョ!わらわを傷つけた罪は重いかえ〜っ!」
ドガッ!ドガッ!ドガァッ!
真紅「ぐぅぅっ!」
実況『あーっとさらに松姫、鉄柱を何度もダウンした真紅に叩きつける残虐ファイトを敢行ーーーっ!!』
真紅グレート「し、真紅!タッチを…!」
松姫「キョキョ…ついにグレートが出てくるか…。ほら、さっさと行くかえ」
実況『こ、これはどうしたことだーっ?松姫、あっさりと真紅を解放ーっ!真紅は自軍コーナーに下がったーっ!』
真紅「はぁっ…はぁっ…、グ…グレート…出てはいけないのだわ…!あいつら…明らかに貴女を狙っているわよ!」
真紅グレート「…心配しないで…。…その傷で戦わせるわけにはいかない…後は私に任せておいて…」
パシッ
実況『あーっと、ここで満身創痍の真紅にタッチして真紅グレートがリングイン!対する血桜爛漫隊は…!』
童子切丸「ようやく某の出番というわけだ〜っ!ククク…血が滾ってきたわぁ〜っ!」
110 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:46:52.51 ID:qy9p32M0
実況『今まで沈黙していた悪霊憑依五月人形・童子切丸です!堂々たる佇まいで今リングイン!並ならぬ気迫を感じます!』
童子切丸「予告!」
真紅グレート「!!」
童子切丸「これより三太刀!三太刀で真紅グレートの正体を暴き、白日の下に晒してくれようぞ!」
実況『あ、あーっと!ここで正体暴き予告だーっ!果たしてその予告は真実のものとなるのかーっ!?』
真紅グレート「(…この相手は危険…。…速攻で…カタをつける…!)」
ダッ
実況『真紅グレート、ここで先に仕掛けるーっ!一回戦で見せた蹴り技…その威力は侮れぬものがあります!』
童子切丸「妖腕刀〜〜〜っ…」
実況『それに対する童子切丸!腰の鞘に右腕を入れれば…なんと右腕が日本刀の刃となったーっ!』
真紅グレート「…マーシャルアーツキック…!」
童子切丸「キェエエーーーッ!!」
バシュッ…
実況『今二人の影が交錯ーっ!その結果は如何に!?』
111 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:48:36.34 ID:qy9p32M0
ガクッ…
童子切丸「オグォ…ッ!」
実況『先に膝をついたのは童子切丸!なんと胸板にくっきりと蹴り跡が残っているーっ!』
童子切丸「クッ…ククク…!透き通るような白い肌…闇に輝く金色の瞳…晒してやったぞ…!」
真紅グレート「!!」
ハラリ…
実況『あ、あーっと!ここで真紅グレートの顔の下半面を覆い隠していたマフラーが落ちるーっ!』
松姫「キョキョキョ…どこかで見た顔に似ておるかえ〜っ!悪道を往く我らが知っている顔だということは…?」
真紅グレート「だ…黙れ…っ!…サマーソルト…」
童子切丸「クケケッ!どうした、先ほどの技よりもキレがないぞ!?チェストォォォーーーッ!!」
ザシュッ…
真紅グレート「うあああっ!」
実況『こ、今度は真紅グレートが打ち負けたーっ!赤のコスチュームが破れ、対照的な青白い衣装が垣間見えるーっ!』
真紅「グ…グレートッ!もういいのだわ!もう十分休んだからタッチするのだわ!」
童子切丸「クハハハッ!やはり…!やはり某が戦いの相手として望んでいたあの男のドールかーっ!!」
112 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:49:52.12 ID:qy9p32M0
真紅グレート「…ま…まずい…!」
童子切丸「クハハハーッ!隠そうとすれば隠そうとするほど大きな隙ができるんだぜーっ!!」
松姫「キョーッキョッキョッキョ!真紅グレート、お主の正体暴きの最後の一太刀かえ〜っ!」
ガシィッ!
真紅グレート「しっ…しまった…!松姫の髪が…!」
実況『あ、あーっと!ここで真紅グレート、松姫の髪に捕らわれ…童子切丸は天高く跳躍ーーーっ!!』
真紅「い…いけないのだわ!カットに入らなければ…!」
童子切丸「遅いわーっ!!妖腕刀・真っ向唐竹割りーーーっ!!」
実況『童子切丸!妖腕刀を高く掲げて急速落下ーっ!!真紅グレート、絶体絶命ーーーっ!!』
ザンッ…!
真紅グレート「っ…!き…斬られて…いない…?」
童子切丸「ククク…言ったはずだ…。三太刀で真紅グレートの正体を暴き、白日の下に晒してくれる…と」
バラバラバラ…
実況『あ、あーっと!真紅グレートの衣装が布切れとなってリングに舞い落ちるーっ!その下から現れたドールはーっ!!』
113 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:52:48.30 ID:qy9p32M0
薔薇水晶「………!」
実況『し…信じられません!悪魔将軍のドールとしてかつて真紅と死闘を演じた薔薇水晶だーーーっ!!』
童子切丸「ククク…クハハハッ!やはり貴様だったか〜っ!待ちわびていたぞ、この時を!」
〜観客席〜
ザワザワザワ…
テリーマン「ば…薔薇水晶だってーっ!?」
バッファローマン「キン肉マン!こいつはどういうことだーっ!?」
ブロッケンJr「真紅グレートの正体があいつだなんて…冗談にしてもほどがあるぜーっ!!」
キン肉マン「皆、薔薇水晶はカメハメ師匠に導きによって私らの所に現れたんじゃ!決して企みがあってのことでは…」
観客1「リングから去りやがれ、悪魔めーっ!!」
観客2「真紅も悪魔と手を組むなんてプライドはねえのかーっ!?」
観客3「どうせスーパーローザミスティカを手に入れて悪魔将軍の復活でも企んでいるんだろうーっ!!」
キン肉マン「なっ!や…やめんか、お前らーっ!」
テリーマン「…無理もない…利用されていたとは言え、まだ観客たちの頭には悪魔超人軍の頃の薔薇水晶のイメージが残っている…」
114 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:54:52.61 ID:qy9p32M0
〜Aブロック・第三リング〜
実況『あーっと、これは酷い!薔薇水晶が正体を現した瞬間、観客席から罵声と沢山の物がリングに投げ込まれます!』
真紅「み…皆、やめて!やめて頂戴…!」
薔薇水晶「…あ…う…」
童子切丸「ククク…どうした、薔薇水晶よ?我々、残虐非道の悪行ドールにとってブーイングほど心地よい物はないはずだろう?」
真紅「だっ、黙りなさい!薔薇水晶はもう貴方たちとは違うのだわ!」
松姫「キョーッキョッキョッキョ!甘い甘い!一度魔道に落ちれば、そう易々と正道に戻るのは不可能かえ〜っ!」
童子切丸「例え戻ったとしても周りの人間に認められることはない!再び魔道に引きずり戻されるが世の常よ〜っ!」
童子切丸「さあ、目を覚ませ薔薇水晶よ!再び残虐非道の悪行ドールとなって、某と戦えい〜っ!」
薔薇水晶「……………」
松姫「キョキョキョ…呆然自失状態かえ…。童子切丸よ、残念であったな…」
童子切丸「フン、つまらぬ!悪行ドールに戻れぬなら…[
ピーーー
]いっ、薔薇水晶よ!」
真紅「させないのだわ!」
パシッ
真紅「薔薇水晶!貴女の傷が癒えるまで、今度は私一人でも戦い抜いてみせるっ!」
115 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:56:52.02 ID:qy9p32M0
実況『あーっと!ここでタッチして真紅がリングイン!童子切丸の凶刃から薔薇水晶をリング外に救出ーっ!』
真紅「ふう…」
童子切丸「明らかに格下のお前が我々に一人で挑むだと…?…ハッ!笑わせる!」
松姫「キョキョキョーッ!ゆっくりと、いたぶってやるかえ〜っ!」
実況『だが真紅一人では分が悪いかーっ!血桜爛漫隊、一丸となって真紅に攻撃を仕掛けるーっ!』
松姫「キョキョキョーッ!髪操・八岐大蛇ーっ!」
真紅「あぐぅ…っ!」
実況『あ、あーっと!真紅、松姫の髪が変化した八匹の大蛇に捕らえられるーっ!そして童子切丸が…』
童子切丸「クハハハーッ!妖腕刀でじっくりと切り刻んでくれるわーっ!」
真紅「うああああっ!」
実況『妖腕刀で真紅の体に無数の細かい傷をつけていくーっ!!一体何をしているんだーっ!!』
松姫「さあて、仕上げかえ!細かい傷が無数についた状態で体を圧迫すれば…キョキョキョ、どうなるかえ〜っ?」
松姫「髪操・噴血地獄ーーーっ!!」
バシュウウウッ!
真紅「がはぁぁぁっ!!」
116 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 21:59:05.33 ID:qy9p32M0
実況『あ、あーっと!これは残酷!!人間で言う血でしょうか…?締め上げられて真紅の傷口から液体が搾り出されるーっ!!」
真紅「…っ…!」
ズン…
実況『そして真紅、マットに倒れたーっ!!小さく痙攣しているが…立ち上がれそうもないーっ!』
松姫「キョキョキョーッ!これで我らの勝利かえ〜っ!」
童子切丸「フン…つまらん戦いだった…」
ヨロッ…
真紅「…ど…どこを向いているの…?…勝負はまだ…終わっていないのだわ…!」
童子切丸「こ…こやつ…不死身か…!?既に致死量を超える血を絞り取ったというのに…」
松姫「キョキョ…!こ…これが噂のローゼンメイデン第五ドールの底力かえ…!?」
真紅「薔薇水晶が…薔薇水晶が戦えるようになるまで…私が一人でレッドシスターズを守ってみせるのだわ…!」
童子切丸「ヌゥッ…!な…なんという気迫…!」
松姫「キョッ!?お…押しているはずの我々が…気圧されているのかえ…!?」
117 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 22:01:08.19 ID:qy9p32M0
薔薇水晶「…真紅…」
ボウッ
カメハメ『何をしておる、薔薇水晶よ…』
薔薇水晶「ハッ!…カ、カメハメ師匠…!…だけど、私は…」
カメハメ『良いか、薔薇水晶…正義の道は必ずしも誰かに認められるものではない…』
カメハメ『時として汚名を被り、名誉を失いながらも…幾度の試練、困難を乗り越えて示すものなのじゃ…』
カメハメ『それこそが不撓不屈の精神!今、リングに立っている真紅が体現している精神なのじゃ!』
薔薇水晶「…ふ、不撓不屈の精神…!」
カメハメ『理解できたか?…ならば行け!薔薇水晶…お主が真に生まれ変わるために!』
ボワッ
薔薇水晶「…カメハメ師匠…、…わかりました…」
ダッ
薔薇水晶「真紅!」
真紅「薔薇水晶!もう大丈夫なの!?」
薔薇水晶「迷惑をかけてごめんなさい…。もう、大丈夫…!」
118 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 22:03:51.37 ID:qy9p32M0
童子切丸「こ…小賢しいわ〜っ!今更貴様らごときに何ができるーっ!」
松姫「キョキョキョーッ!も…もう一度二人まとめて髪操・噴血地獄であの世に送ってくれるかえーっ!」
実況『あーっと!ここで血桜爛漫隊、薔薇水晶と真紅に向かって突撃ーっ!これを二人はどう返すかーっ!』
薔薇水晶「…真紅…、動揺したあの二人はもう脅威ではない…」
真紅「ええ、薔薇水晶!一気に決めてやるのだわ!」
ダダッ
真紅&薔薇水晶『W・絆アッパー!!』
童子切丸「グハァッ!?」
松姫「ゲキョオッ!?」
実況『レッドシスターズ、迎撃の強力ダブルアッパーで血桜爛漫隊の二人を上空高く打ち上げるーっ!』
真紅「はああっ! 絆バスタァァァーーーッ!!」
薔薇水晶「…絆ドライバー…!」
実況『そしてそれを追って跳躍!それぞれ絆バスター、絆ドライバーの体勢でホールド!この技はーーーっ!』
真紅&真紅グレート『絆ドッキングーーーーーッ!!』
119 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 22:10:01.03 ID:qy9p32M0
ズドォォォォォォン…!
童子切丸「ゴハァッ…!!…お、恐るべし…絆パワー…!」
松姫「ゲキョォッ…!!…わ、我らの…悲願は…叶わぬかえ…!」
ズン…
カンカンカンカンカァン!!
実況『ゴングが鳴ったーっ!強敵・血桜爛漫隊を屠り決勝へと駒を進めたのはレッドシスターズだーーーっ!!』
真紅「はぁ…はぁ…、なんとか勝てたのだわ…!」
薔薇水晶「…ごめんなさい、真紅…足を引っ張ってしまって…」
真紅「野暮なことは言いっこなしよ、薔薇水晶。さあ、スグルたちの所に戻りましょう」
〜観客席〜
ザワザワザワザワ…
テリーマン「…歓声もなしか…。今まで善玉として戦ってきたローゼンメイデンとしては辛いところだろうな…」
キン肉マン「なぁに、そのうち皆も分かってくれるさ。今は私たちだけでも温かく祝勝してやればいいんじゃ!」
120 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 22:11:04.33 ID:qy9p32M0
休憩
121 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 22:12:50.93 ID:iRtCFCo0
ああそうかパー速はNGワードがあんのか…不便だな…
122 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 22:13:29.09 ID:dx4uHAAO
乙
とてもgdgdには見えないけどな!
123 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 22:13:44.62 ID:tg6ts7Mo
投下乙!
124 :
◆7eUxlxvPzU
:2008/09/14(日) 22:15:10.15 ID:qy9p32M0
ああ、あのピーは「しね」で
これ他のSS書きさんたちどうしてるんだろう?
125 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/14(日) 22:31:34.25 ID:kynVXkDO
ぴーの部分は脳内補完でおk
126 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2008/09/14(日) 22:35:04.96 ID:tg6ts7Mo
>>89
はどうなの?
テスト『糞コテ死ね』
127 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:06:15.28 ID:qy9p32M0
再開
>>89
は見逃していたぜ
ありがたく使わせていただきマンモス
128 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:07:46.95 ID:qy9p32M0
実況『さて…続きましてはBブロック第三リング…セーフティカラーズvsパーフェクトメイデンズです!』
実況『一回戦ではミステリアス1がローゼンメイデン第一ドール・水銀燈という正体を現しました!』
実況『果たしてこの強豪タッグ相手に蒼星石&翠星石はどう戦うのか!これは目が離せません!』
実況『先発は…セーフティカラーズが蒼星石、パーフェクトメイデンズが水銀燈となるようです!』
実況『緊迫のBブロック準決勝…いよいよゴングです!』
〜観客席〜
キン肉マン「結局、蒼星石を心変わりさせることは無理だったのか…」
ブロッケンJr「すまねえ…、オレたちの声は聞こえもしてないみてえだったんだ…」
バッファローマン「こうなりゃ少々荒っぽいが、試合中に目を覚ましてくれることを祈るしかねえな…」
テリーマン「………。キン肉マン、真紅と薔薇水晶はどこへ行ったんだ?」
キン肉マン「おりょ?さっきまでここにおったと言うのに…」
テリーマン「…まさかとは思うが…あいつら…」
ブロッケンJr「Bブロックの第三リングに…?」
129 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:11:04.29 ID:qy9p32M0
〜Bブロック・第三リング〜
蒼星石「水銀燈…もはや君を同じローゼンメイデンとは思わない…。僕は君を徹底的に叩きのめすつもりだ…」
水銀燈「蒼星石…」
翠星石「そこの雪華綺晶とかいうドール!お前もですよ!覚悟するですぅ!」
ミステリアス2「クスクス…それは恐ろしいですね…。では、名も割れているようですし…」
バサッ
雪華綺晶「今回は私も参加させていただきましょうか…」
実況『あーっと!今ここでミステリアス2が正体を現したーっ!その名はローゼンメイデン第七ドール・雪華綺晶!』
翠星石「うっ…! (圧倒的な威圧感…これが雪華綺晶ですか…!)」
雪華綺晶「クスクス…どうかお手柔らかに。お姉様がた…」
実況『さあ、双方リング中心を挟んで睨み合った形!その拮抗を崩すゴングが…』
カァーンッ!!
実況『高らかに戦いの開始を告げるーっ!!』
130 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:12:36.59 ID:qy9p32M0
蒼星石「はああーっ!」
実況『あ、あーっと!これは珍しい!試合開始直後は見に徹することの多い蒼星石が果敢に攻め入るーっ!』
水銀燈「クッ…!」
ガシィッ!
実況『先手を取られた水銀燈、これをスクラムで受け止める!さて、ここから一体どうやって試合が展開するのか!』
水銀燈「(パワーは私の方が上のはずなのに…この蒼星石の力は…!)」
蒼星石「呆ける暇は与えない!水銀燈っ!」
ズガァッ!
水銀燈「あぐぅっ!」
実況『さ、さらに珍しい攻撃ーっ!蒼星石がスクラムの状態から水銀燈の顔面にヘッドバットを叩き込むーっ!』
実況『これまで業師・蒼星石の技は全て洗練されたものばかりでしたが、今日は目を見張る荒々しいラフファイトです!』
実況『さすがにパーフェクトメイデンズも翻弄されたのか!水銀燈、押されています!』
翠星石「その調子ですよ、蒼星石!ガンガン攻めまくるですぅ!」
雪華綺晶「へえ…これは意外。蒼星石お姉様、一体何があったのでしょう…?」
131 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/14(日) 23:16:50.71 ID:tg6ts7Mo
水銀燈、脅されてるんだよな・・・不憫でならない
132 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:17:28.05 ID:qy9p32M0
水銀燈「な…なめるんじゃないわよ!ラフファイトなら専門分野なんだから!」
ドガァッ!
蒼星石「ぐあっ!」
実況『おーっと!ここで水銀燈の反撃!膝蹴りが蒼星石の顔面を打ち据えたーっ!蒼星石、大きく仰け反る!』
蒼星石「な…なんのこれしき…!」
水銀燈「ううっ…!(な…何なのよ、このパワーは…!気味が悪い…!)
蒼星石「水銀燈!僕は君に負けるわけにはいかない!とああっ!」
ドガガガガガ…
実況『あ、あーっと!ここで蒼星石、再び水銀燈に接近してラッシュの嵐ーっ!一気呵成に攻めまくります!』
水銀燈「くぅぅっ…!ガ、ガードが持たない…!」
翠星石「見たですか、水銀燈!これが蒼星石がマスターを想う師弟信頼パワーですぅ!」
翠星石「…そして、そのパワーは…翠星石も負けてないつもりですよ…」
雪華綺晶「………ロビンマスクとラーメンマンを捕らえたのは失敗でしたか…」
雪華綺晶「水銀燈お姉様!そのパワー、吸収して差し上げてください!nフィールド・パワーです!」
水銀燈「わ…わかったわ…!…nフィールド・パワー!!」
133 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:22:49.94 ID:qy9p32M0
実況『あ、あーっと!ここで水銀燈の左腕のサポーターから謎の光が放出され、蒼星石を包み込んだーっ!』
実況『これは一回戦で∞パワーズを破った謎のパワー!果たして蒼星石は脱出できるのかーっ!?』
蒼星石「nフィールド・パワー…そのサポーターは“nのフィールド”という別世界の扉を開くキーアイテム…」
水銀燈「!!」
蒼星石「文献によると、その世界はありとあらゆる生物のパワーを吸収し動けなくしてしまう…混沌世界…」
蒼星石「君たちはその“吸収の力”を利用することで、クロスボンバーを完成させている…」
水銀燈「そ…それが分かったから何だって言うのよ!」
蒼星石「分からないかい?これだけ調べ上げたということは…既に打開策も発案済みってことさ!」
バッ
実況『あ、あーっと!ここで蒼星石、懐から何かを取り出したーーーっ!!』
蒼星石「アノアロファイヤー!」
ボボォォォッ!!
実況『こ、これはロビン家に伝わるアノアロの杖だーっ!火炎放射が水銀燈のサポーターに向かって伸びていくーっ!』
水銀燈「な、何よ!これしきの炎!nフィールド・パワーで全て吸収し尽してあげるわ!」
雪華綺晶「ハッ!…いけません、お姉様!すぐに火炎放射の吸収を止めてください!」
134 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:30:39.04 ID:qy9p32M0
蒼星石「もう遅い!水銀燈、君は強い力を手に入れたが…その力のことを知らなさ過ぎた!」
ビシィッ!
水銀燈「あっ!サ…サポーターの装飾にヒビが…!nフィールド・パワーがどんどん弱まっていく!?」
蒼星石「nのフィールドと、この世界を繋ぐ鍵…それは鏡!君たちはサポーターの装飾の鏡でパワーを操作している!」
蒼星石「だがそれさえ分かれば何ということはない!急激な温度変化を加えてやれば…」
パッキィィィン!
蒼星石「どんなに強化していようが、熱膨張に弱い鏡は容易く砕け散る!」
実況『あ、あーっと!マットに鏡の破片が飛び散り、nフィールド・パワーが今完全に消失したーっ!』
水銀燈「し…しまった…!」
雪華綺晶「一度見ただけでnフィールド・パワー封じを考案してくるとは…さすがは蒼星石お姉様…」
実況『さすがのパーフェクトメイデンズも、ローゼンメイデン1の策略家・蒼星石の頭脳プレーの前に屈するのかーっ!?』
フラッ
蒼星石「…と、とは言え…さすがにパワーを吸われすぎたか…」
翠星石「蒼星石!もういいですぅ!後は翠星石に任せて休んでいるですよ!」
蒼星石「………駄目だ、タッチはできない…」
135 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:33:47.31 ID:qy9p32M0
翠星石「なっ…!どうしてですか!?」
蒼星石「翠星石、君は優しさを捨て切れていない。真紅たち相手ならばそれでも構わないけど…相手が悪行ドールなら話は別だ」
蒼星石「悪いけど、この試合は僕一人でやらせてもらうよ。まだあの二人を倒すくらいのパワーなら残っている」
翠星石「バ…バカなことを言うんじゃねーですぅ!いくらチームリーダーと言えど、そのファイトスタイルは承服しかねるですよ!?」
蒼星石「…言ったはずだ…。僕のやり方が気に入らなければ、いつでもタッグを解消して貰って構わない…と…」
翠星石「ううっ…!」
実況『あ、あーっと!これはどうしたことだーっ!?セーフティカラーズ、仲間割れの様子!蒼星石が試合続行の形をとっています!』
雪華綺晶「クスクスクス…、…わかるでしょう?水銀燈お姉様、絆パワーがどんなに脆く儚いものか…」
水銀燈「……………」
雪華綺晶「タッチを…。蒼星石お姉様の相手は私が務めますわ…」
水銀燈「…わかったわ…」
パシッ
実況『そしてパーフェクトメイデンズの方はタッチ!水銀燈に代わって雪華綺晶がリングインします!』
蒼星石「出てきたね…。僕のマスターに手を出した罪…身をもって償って貰う!」
雪華綺晶「クスクス…それは恐ろしい…。是非とも勘弁して欲しい所ですわ…」
蒼星石「…っ!…その小馬鹿にした態度が気に入らない!」
136 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/14(日) 23:36:05.24 ID:tg6ts7Mo
いかん、蒼の子にフラグがバリ3だ!!
137 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:36:46.45 ID:qy9p32M0
実況『あーっと!蒼星石、再び荒々しいラフファイトスタイルで雪華綺晶にタックル!マウントポジションを奪ったーっ!』
蒼星石「はああーーーっ!」
雪華綺晶「すごい気迫…まるで修羅ですね。…しかし…」
フッ
蒼星石「!?」
実況『な、なんとマウントポジションを取られていた雪華綺晶が消えた!?蒼星石の振り下ろした拳が空を切るーっ!!』
蒼星石「そ…そんな…今のマウントポジションは脱出不可能だったはず…」
雪華綺晶「クスクスクス…どうしたのですか、蒼星石お姉様?まるで狐につままれたといった表情ですよ?」
実況『あ、あーっと!消えたかと思われていた雪華綺晶、既に蒼星石の後ろに回りこんでいるーっ!なんというスピード!』
蒼星石「クッ…!せええっ!」
フッ
雪華綺晶「ほらほら、遅いですよ…?」
蒼星石「とああっ!」
フッ
雪華綺晶「クスクス…鬼さんこちら、手のなる方に…」
138 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:37:50.32 ID:qy9p32M0
実況『な、なんと雪華綺晶!あの蒼星石を子供扱いするかのようにスピードで掻き乱すーっ!』
蒼星石「ハァッ…ハァッ…!何故だ…何故追いつけないんだ!?」
雪華綺晶「あらあら、蒼星石お姉様…息が上がっていますよ?師弟信頼パワーはどうしたのですか?」
蒼星石「う、うるさいっ!」
フッ
雪華綺晶「クスクス…nフィールド・パワーを破ったくらいでいい気になって貰っては困りますね…」
翠星石「な、なんなんですかアレは…!?どう見ても瞬間移動しているようにしか見えないですぅ!!」
水銀燈「…こ、これがローゼンメイデン“真の”第七ドール…雪華綺晶の実力なの…?」
蒼星石「(か…考えろ…、瞬間移動なんてできるわけがないんだ…。何かカラクリがあるはず…)」
蒼星石「(“nのフィールド”…nフィールド・パワー…鏡…)」
蒼星石「ハッ!ま、まさか…!」
フッ
雪華綺晶「勘付かれたようですね、蒼星石お姉様…。ですが、少しばかり遅かったようですわ」
ガシィッ!
蒼星石「し、しまった…!クッ、離せっ!」
139 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/14(日) 23:39:01.90 ID:tg6ts7Mo
ゴゴゴゴゴゴ・・・
140 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:39:08.12 ID:qy9p32M0
雪華綺晶「ええ、お望みの通りに…離して差し上げますわ…。ただし、地獄に…ですけれど…」
雪華綺晶「ダブルレッグ・スープレックス!!」
ズドォォォォンッ!
蒼星石「グハァッ!!」
実況『あ、あーっと!ダブルレッグ・スープレックスで蒼星石は頭部を強打ーっ!これは危険だーっ!!』
翠星石「そ、蒼星石ーーーっ!!」
蒼星石「あうううっ…!…す…凄まじい…威力…!こ…これが…パーフェクト…メイデン…!」
雪華綺晶「おや、どうなされました蒼星石お姉様?私はまだ攻撃を受けておりませんが…?」
翠星石「ひ…卑怯ですよ!瞬間移動を使うなんて!そんな相手に技がかけられるわけがないですぅ!!」
水銀燈「…いや、雪華綺晶は瞬間移動をしているわけじゃないわ…」
翠星石「えっ!?」
雪華綺晶「クスクス…そう、私はただ移動しているだけなのです…。この…」
バッ
雪華綺晶「先ほど蒼星石お姉様が砕いた、マットの上の鏡の破片の中を!」
翠星石「ハッ…!」
141 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:41:37.86 ID:qy9p32M0
翠星石「そ…そんなことが物理的に可能なのですか…?」
雪華綺晶「確かに、普通のドールなら不可能…。ですがこのローゼンメイデン第七ドール・雪華綺晶は違います」
雪華綺晶「自らのパワーをゼロに戻すことでアストラル体化…鏡の中の“nのフィールド”を自由自在に出入りすることができる」
雪華綺晶「この物質世界からの解放こそお父様が最新作である私に与えてくれた絶対にして唯一無二の武器なのです!」
実況『あ、あーっと!ここで雪華綺晶が恐るべき秘密を明らかにする!実体のないドール、果たしてどうやって戦えばよいのかーっ!』
蒼星石「か…勝てるわけがない…!実体がなく…捕らえられない相手だなんて…!」
翠星石「そ、蒼星石!しっかりするですぅ!早くこっちに!タッチするですよ!」
蒼星石「…ダ…ダメだ…。…最初から無理だったんだ…僕たちが…パーフェクトメイデンに挑もうだなんて…」
翠星石「蒼星石っ!!」
実況『どうやら蒼星石、完全に心が折れてしまったようだーっ!翠星石が手を伸ばすも、リング中央でへたり込んでしまうーっ!』
雪華綺晶「クスクスクス…蒼星石お姉様は聡明でいらっしゃるので話が早いですね…」
雪華綺晶「水銀燈お姉様!クロスボンバーを使います!」
水銀燈「りょ…了解…」
実況『あーっと!もはや茫然自失状態となった蒼星石がリング中央に立たされるーっ!この体勢はあの恐怖のクロスボンバーだ!!』
翠星石「や…やめるですぅーーーっ!!」
142 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 23:43:01.42 ID:o8Za2jM0
>>131
脅されてるわけじゃない。これも銀の選択だ。
しかしSSで良かったな。こういうラフファイトは映像じゃできん。
143 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:43:12.77 ID:qy9p32M0
雪華綺晶「nフィールド・パワー…!」
水銀燈「出力最大…!」
実況『あの時と同じように光の線で雪華綺晶と水銀燈の左腕が繋がり、その中心には蒼星石の姿がーっ!』
蒼星石「……………」
翠星石「蒼星石!しっかりするですぅ!!………こうなったら…!」
雪華綺晶&水銀燈『クロスボンバーーーーッ!!』
ドンッ
蒼星石「あっ…!」
ガキィィィィッ!
雪華綺晶「は、外した…!」
水銀燈「す、翠星石…!」
翠星石「ふぅ…間一発ですぅ…!」
実況『あ、あーっと!翠星石が蒼星石を突き飛ばして救出ーっ!自身もなんとかクロスボンバーから避けていたーっ!』
144 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:44:53.44 ID:qy9p32M0
雪華綺晶「お…往生際の悪い!今更救出に入ったところで…!」
翠星石「…待つです。翠星石たちはもう戦う気はないですぅ…」
水銀燈「つまり…」
翠星石「…ギブアップするです…。だからもう蒼星石に攻撃を加えるのはやめるですよ…」
蒼星石「!!」
実況『あ、あーっと!ここで翠星石からギブアップ宣言だーっ!!今ここにパーフェクトメイデンズの勝利が確定ーっ!!』
カンカンカンカンカァン!!
蒼星石「そ…そんな!僕たち正義超人の志を継ぐドールにとって最も恥ずべきとされるギブアップ宣言をするだなんて…!」
翠星石「…悪いのはチームリーダーの指示を無視した翠星石です…。恨みたければ恨むですよ…」
蒼星石「翠星石…」
〜観客席〜
観客1「バッキャロー!!自分からギブアップするなんてそれでもローゼンメイデンかーっ!!」
観客2「翠星石は全然戦ってねえじゃねぇかーっ!!金返しやがれーっ!!」
観客3「どうせ負けるなら勇ましく技を食らってKOされろ!腰抜け翠星石ーっ!!」
145 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:46:25.90 ID:qy9p32M0
実況『あーっと、観客席から様々な物がBブロック第三リングにも投げ込まれるーっ!その標的は翠星石だーっ!!』
蒼星石「や…やめて…!わ、悪いのは僕だ!僕があんな戦い方さえしなければ良かったんだ!」
翠星石「…蒼星石…」
蒼星石「ごめん、翠星石…!僕は試合に勝とうという気持ちばっかりで…大切なことを忘れてしまっていた…!」
翠星石「気付いてくれたのなら翠星石はそれで十分です。さ、リングから下りるですよ…」
雪華綺晶「いいえ、まだリングから下りて貰っては困りますね…お二人とも…」
水銀燈「き、雪華綺晶!貴女…まさか…!」
雪華綺晶「水銀燈お姉様は黙っていてください。勝利した相手を絵画に封印して収集するのは私の流儀…例外はありません」
水銀燈「でももうゴングは鳴っているのよ!?」
雪華綺晶「教育が足りなかったようですね、水銀燈お姉様…。あの娘がどうなっても構わないのですか…?」
水銀燈「…っ!」
蒼星石「(あの娘…?…もしかして水銀燈は…自分がアリスになるために戦っているんじゃないのか?)」
ザッ
真紅「待ちなさい!」
薔薇水晶「…その二人に手は出させない…」
146 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:48:54.15 ID:qy9p32M0
雪華綺晶「クスクス…気が早い真紅お姉様…。そして偽の第七ドール…」
薔薇水晶「…!」
雪華綺晶「早まらずとも貴女がたは決勝で始末して差し上げますわ。その前に………nフィールド・パワー!」
蒼星石「うわああっ!」
翠星石「ち…力が抜けていく…ですぅ…!」
雪華綺晶「やりますよ、水銀燈お姉様…」
水銀燈「わ…わかったわ…」
雪華綺晶&水銀燈『クロスボンバーーーーッ!!』
ダッ
真紅「手は出させないと言ったでしょう!」
薔薇水晶「…二人を…助ける…」
ドンッ
ズガァァァァァァァン…!
実況『あ、あーっと!これはーーーっ!!』
147 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:50:20.65 ID:qy9p32M0
翠星石「そ、そんな…!」
蒼星石「し…真紅と薔薇水晶は僕たちを助けて…」
パサッ…
雪華綺晶「ふふふ…あははははははっ!愚か…愚かすぎますよ、真紅お姉様!これが絆パワーというものなのですか!?」
水銀燈「…し、真紅…薔薇水晶…」
実況『なんとセーフティカラーズを救出に入ったレッドシスターズ!二人纏めて絵画の中に封印されてしまったーっ!!』
ダダダダダダ…
キン肉マン「お…遅かったかーっ!」
テリーマン「オーノー!ふ、二人とも…何ということを〜っ!」
雪華綺晶「クスクス…しかし困りましたね…。これでは優勝が戦わずして決まってしまいました…」
蒼星石「な…なんだって!?こんなことが許されるわけがない!早く二人を解放するんだ!」
雪華綺晶「あら、これはあくまで試合外の不慮の事故…。そこまで干渉される筋合いはございませんわ」
翠星石「ヌケヌケと何を言ってやがるですぅ!元はといえば…」
雪華綺晶「クスクス…では、お姉様がたが代わりに絵画となってください。そうすればこの二人は解放いたしますよ…」
148 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:51:56.74 ID:qy9p32M0
蒼星石「クッ…!わ、わかった…」
翠星石「この二人に救われた身ならば…この二人のために捧げるのが道理ってものですぅ…」
キン肉マン「…待て、二人とも。それでは真紅たちが身を挺した意味がないだろう…」
雪華綺晶「おや?」
サッ
キン肉マン「…決勝は一週間後であったな…」
雪華綺晶「ええ、その予定です。しかし、貴方が絵画を持ち帰ったところで何になるというのです?」
キン肉マン「一週間後、二人は必ずリングに立ってお前たちを倒す!首を洗って待っていろ!」
雪華綺晶「クスクス…良いでしょう。では一週間のうちに復活しなかった場合、その絵画は渡していただきますよ?」
実況『これは大変なことになりました!一週間のうちにレッドシスターズはなんとしても復活しなくてはなりません!』
実況『スーパーローザミスティカ争奪タッグトーナメント決勝戦!一体どんな結果となってしまうのでしょうか!?』
実況『レッドシスターズが奇跡の復活を果たすか、それともパーフェクトメイデンズの不戦勝が決まってしまうのかーっ!』
実況『波乱に満ちたこのタッグトーナメントも次回、いよいよ終結!皆様、一週間後またお会いいたしましょう!!』
149 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/14(日) 23:52:00.96 ID:o8Za2jM0
な、なんだってー!
150 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:53:24.66 ID:qy9p32M0
〜キン肉ハウス〜
キン肉マン「ウワーッ!とんでもないこと言い切っちゃった!どうしましょ、どうしましょ!?」
ミート「落ちついてください、王子!」
翠星石「…あの時、一瞬でも格好いいと思ってしまった翠星石がどうかしてたですぅ…」
蒼星石「でも、これは本当にマズいよ…。常識的に考えて、雪華綺晶の関与もなしにこの封印が解けるわけがないんだ」
ブロッケンJr「常識?…フッ、そんな言葉はオレたちには通用しねえ…」
バッファローマン「ここに居るのはどんな絶望的な状況でも引っくり返してきた正義超人とローゼンメイデンだぜ?」
テリーマン「キン肉マンだって動揺しているが、心の底から真紅たちを信頼しているからこそあの言葉が咄嗟に出たんだろう」
テリーマン「姉妹のお前たちが最初に諦めちまったんじゃどうしようもねえ。二人を信じて、オレたちにできることをやるんだ」
翠星石「…そうですね…わかったですぅ!」
蒼星石「一度手放してから理解できた絆パワーの力…それに賭けるしかない!」
キン肉マン「ね、ね、ミート…泣いて土下座したら雪華綺晶のやつも許してくれるかのう?」
ミート「王子!あなたって人は!」
翠星石「……………やっぱりダメかもしれないですぅ…」
151 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/14(日) 23:56:04.32 ID:qy9p32M0
今日はここまでです。
明日はお休み。明後日の昼ごろ投下します。
この次で締めの予定です。王位編をやる予定は今の所ありません。
152 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/15(月) 00:05:45.80 ID:AwkewYAO
乙
153 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/15(月) 00:06:04.19 ID:a2MnIUDO
乙
実は俺キン肉マンあんまりしらないんだww
154 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/15(月) 00:23:30.52 ID:65tWpbQo
乙乙!楽しみにしてるぜ
155 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/15(月) 00:48:25.29 ID:vAHVuEAO
>>150
があまりにもキン肉マンらしすぎる
156 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/15(月) 01:09:08.27 ID:OeQswvwo
>>1
乙
王位編はさすがに難しいもんな。
見てみたい気はするけど
157 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/15(月) 01:09:20.98 ID:668ebaIo
今北乙
158 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/15(月) 09:45:19.06 ID:kj/uUwAO
>>142
あれが脅しじゃなければなんだと言うのか…
159 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/15(月) 11:31:08.64 ID:vAHVuEAO
長編はこれで終わりでもいいけどこのスレ埋まるくらいまでは短編を色々書いてくれないか?
個人的に正義超人とローゼンメイデンの出会いシーンとか、二世超人との遭遇とか見てみたい
160 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/16(火) 00:04:46.19 ID:ojuimIAO
今日は更新なしか
161 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/16(火) 23:08:30.55 ID:V5W.SyI0
明日に期待
162 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/16(火) 23:38:02.41 ID:lLpXLKk0
雪華綺晶の悪役っぷりがヒデエwwwwww
比べて薔薇水晶が可愛いのはなんでだwwwwww
163 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/16(火) 23:42:46.97 ID:Bv/RE.DO
きらきーはこんな感じでいいとオモフ
アニメみてないけどばらしーってこんな感じなのか?
164 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/16(火) 23:58:39.84 ID:lLpXLKk0
>>163
たぶんエンジュがいなかったらこんな風になってた
165 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 00:01:50.87 ID:rERZVqg0
真紅たちのドール強度はどれくらいなんだろう
166 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/17(水) 01:05:28.33 ID:YQsRgkDO
>>164
そうなのか
かぁいいなww
167 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 01:42:42.78 ID:k2qUPtQ0
>>165
パワーなんてもの真剣勝負には関係ないわー!
実際原作でもそうだったろ
168 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 02:33:13.91 ID:JrvAmYAO
とりあえずドールにも超人にも違和感を持たせず書き続けられる
>>1
はすごい
169 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 13:01:06.62 ID:Bjkg5lM0
暇ができたら書くといいよ。こっちはそうそう落ちる心配はない。
170 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 15:13:18.78 ID:tJCgrhAo
わたしは牧師です
作者とギャラリーの皆様に食べ物を持って来ました
∧
, ー ヽ
γ :「 | ヽ
| 凹:凹 |
キ :L__ ./レl
ヽ _: /] ノ
「 V ヽ
ゞー- -
「 ̄ ̄ ̄lll ヽ
/ ̄ヲ ||| |
171 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 18:22:06.79 ID:JrvAmYAO
神の使いである牧師様の言うことだ
信用してもいいだろう
172 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:08:00.77 ID:VF54tbg0
>>170
牧師さんよ、えらく筋肉が発達していらっしゃるがどこで鍛えたんですかい?
てめえ超人だなーっ!
投下開始します
173 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:08:45.91 ID:VF54tbg0
あと遅れて申し訳ありませんでした
台風なんて死ねばいいのに
174 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:10:25.53 ID:VF54tbg0
〜病院〜
コンコン
水銀燈「めぐ…入るわよ?」
めぐ「………うん…」
ガチャ…
水銀燈「…今日の試合も勝ったわ…。決勝の舞台にレッドシスターズが上がってくる可能性も限りなく低い…」
水銀燈「…一週間後、この私がスーパーローザミスティカを手に入れてアリスになるの…!」
水銀燈「ローゼンメイデン第一ドールとして、こんなに嬉しいことはないわ!」
めぐ「うそつき…」
水銀燈「っ!」
めぐ「水銀燈…貴女のその笑顔…とっても苦しそうに見えるわ…。それに、最近口調にだって余裕がない…」
めぐ「あまり他人と触れ合うことのない私にでも分かる…明らかに無理をしている、って…」
めぐ「もうやめて、水銀燈…戦いの後には怨恨と後悔の念しか残らない残虐ファイトは…」
水銀燈「…し、仕方ないでしょう!?アリスになるためには…どうしても勝ち残らなきゃいけないんだからっ!」
めぐ「…また…嘘ついた…」
175 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:10:58.00 ID:VF54tbg0
水銀燈「め、めぐ…」
めぐ「私、お医者様と看護婦さんたちが話してるのを聞いたの…。私の命はもう長くないだろう…」
めぐ「でも…もしかしたらスーパーローザミスティカのパワーがあれば助かるかも知れない、って…」
水銀燈「………」
めぐ「…水銀燈、もし私の命を助けるために戦ってくれているのなら…私はこんな命なんていらない…」
水銀燈「っ!」
めぐ「悪行ドールに命を救われるぐらいなら、死んだほうがマシよ…水銀燈が私の立場ならそう言ったわ」
めぐ「出て行って。もうこれ以上、今の貴女と話すことはないわ…。もう…来ないで…」
バタン…
水銀燈「ううっ…!」
水銀燈「わ…私は…、どうすれば…どうすればいいのよぉっ…!」
めぐ「(…ごめんなさい…水銀燈…。でも、貴女の目を覚まさせるにはこうするしか…)」
めぐ「ゲホッ…!ゴホッ…! …私の黒い天使様…、水銀燈…」
176 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:12:10.06 ID:VF54tbg0
〜トーナメントテーブル〜
雪華綺晶「クスクス…あと少し…、あと少しでローゼンメイデンも壊滅…私の完全勝利となるのです…!」
雪華綺晶「ご協力をありがとうございました、ネプチューンマン。完璧超人復興の夢もそう遠くはないようですよ?」
ネプチューンマン「…それは…どうかな…」
雪華綺晶「おや?どうしたのですか、その汗は…少し異常ですよ…?」
ネプチューンマン「オレは今、激しい既視感に襲われている…!そう、我ら完璧超人が初めて敗北を喫したあの時のことを…!」
雪華綺晶「…らしくない戯言ですね…。お姉様たちが一週間で“nのフィールド”の呪縛から逃れてくるとでも? 不可能です…」
ネプチューンマン「連中に常識の範疇で考える無理や不可能といった言葉は全く通用しない!甘く見るんじゃねえ、雪華綺晶!」
雪華綺晶「…その手の言葉は聞き飽きましたよ…。せめて、スーパーローザミスティカ授与式までは弱気を直しておいてください」
雪華綺晶「では、私は画廊でお姉様たちの絵画を飾る壁を綺麗にしてきますわ…」
ボワッ
ネプチューンマン「ヌゥ…雪華綺晶め…」
ネプチューンマン「この悪い予感が単なるオレの思い過ごしだと良いんだがな…」
ネプチューンマン「(正義超人どもに二度も同じような負け方をしたんじゃ、もはや完璧は名乗れねえだろうしな…)」
177 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:13:58.82 ID:VF54tbg0
〜nのフィールド〜
真紅「こ…ここはどこなのかしら…?私たちは確か絵画に封印されたはずなのだけれど…」
薔薇水晶「無数の扉が浮いている…混沌とした空間…おそらくここが“nのフィールド”…」
真紅「ええ!?そ、それじゃあ早く脱出しないとゼンマイが切れて動けなくなってしまうのだわ!」
薔薇水晶「いや…どうやら私たちの本体だけが絵画の中に留まり…分離された精神がこの空間に飛ばされた…」
薔薇水晶「…つまり…この状態は雪華綺晶のアストラル体と同じ…」
真紅「そ、そういえばパワーが吸い取られている感じもない…。ひとまず行動不能になるということはないのね…」
薔薇水晶「…だが、うかうかしてもいられない…。…なんとか絵画の封印から脱出しなければ…」
真紅「その方法は…?」
薔薇水晶「………わからない…」
真紅「はぁ…やっぱりそうなのね…。ああ、猶予は一週間しかないというのに…!」
ザッ
???「し…真紅!真紅じゃないか!まさかお前も…!?」
真紅「!! だ、誰!?」
ウォーズマン「オレだ。ウォーズマンだ。…ま、まさかお前たち…水銀燈のタッグチームに敗北してしまったのか?」
178 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:15:52.10 ID:VF54tbg0
真紅「ウォーズマン!貴方…神隠しにあったと聞いていたけどこんなところにいたの!?」
ウォーズマン「…オレだけじゃないぜ。雪華綺晶の餌食にあった者は皆、精神をこの空間に捕らえられちまうんだ」
ザッ
ロビンマスク「ウム…恥ずかしながら我々もここから出られないといった状況だ…」
ラーメンマン「タッグトーナメントの行方が気になるのだが…まさかお前たち、敗北してしまったのか!?」
雛苺「そ、それに何で薔薇水晶がこんなところにいるの〜?訳が分からないのよ〜!」
薔薇水晶「…ロビンマスク…ラーメンマン…雛苺…」
真紅「現状を説明する必要があるようね…。三人とも、聞いて頂戴…」
真紅「かくかくしかじか…」
ロビンマスク「そうか…セーフティカラーズも…。もはや我々に残された希望はお前たちだけということか…」
ラーメンマン「ならばお前たちは何としてでも脱出しなければならない!完璧超人軍の思い通りにさせてはならん!」
真紅「し…しかしどうやって脱出すれば良いのかわからないのだわ…。この無数の扉の中のどれかが出口だとしても…」
雛苺「がむしゃらに探したところで“nのフィールド”は無限大…一週間どころか百年あっても足りないの…」
ラーメンマン「…方法は…ひとつだけある…!」
179 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:17:47.17 ID:VF54tbg0
ラーメンマン「ここには何の因果か正義超人が三人…」
ロビンマスク「そ…そうか、ラーメンマン!アレを使う気だなーっ!?」
真紅「ア…アレとは…?」
ウォーズマン「正義大三角(ジャスティストライアングル)さ!」
〜正義大三角(ジャスティストライアングル)〜
ドルフィントライアングルという言葉がある。
イルカというのは、死体が海岸にあがることが滅多にない。知性が高いイルカは自らの亡骸を仲間達に晒すのを恥じる修正があるとか。
そしてここに自らの死期を察知した一匹のイルカがいるとする。
すると3匹の仲間イルカが三角形を作りながら泳ぎ始めるのだ。これがドルフィントライアングル…そう呼ばれている。
そして瀕死のイルカがそのドルフィントライアングルの真ん中をくぐると…刹那、“そのイルカは、この世界から忽然と消える”。
無論、この話は南洋民族に伝わる伝説の類にすぎないのかも知れない…。しかし、正義超人の場合は…。
ラーメンマン「己の亡骸を晒すことを良しとしない正義超人が行う、特殊葬送法なのだ…。だが、今の我々言わば死んだ状態…」
ロビンマスク「逆転の発想だ。この方法を使えば元の世界に帰れるかも知れない!」
ウォーズマン「無論、オレたちはここに残ることになるが…何、お前たちがパーフェクトメイデンズを倒してくれればいいだけのこと…」
180 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:19:47.16 ID:VF54tbg0
薔薇水晶「…無茶で…無謀…」
真紅「だけどこれしか方法がないのならば、やるしかないのだわ!」
ラーメンマン「雛苺!お前も行け!我々は正義大三角の中に入ることはできない…ゆえに、そこから先はお前が二人を助けてやるんだ!」
雛苺「わかったの!」
真紅「行くわよ!薔薇水晶!雛苺!」
ウォーズマン「…ちょっと待ってくれ…真紅、お前に伝えておきたいことがある…。水銀燈の本当の目的は…」
〜〜〜〜〜〜〜
ウォーズマン「…これは言うべきではなかったかも知れないが…アイツを悪く思わないでやってくれ…」
真紅「………。いえ、ありがとう…ウォーズマン…。水銀燈が私利私欲のためにああなったのではなくて安心したわ…」
薔薇水晶「…まだ…元の水銀燈に戻せる可能性が…ある…」
ラーメンマン「ようし、そろそろ始めるぞ!ロビンマスク、ウォーズマン!」
正義超人三人『正義大三角(ジャスティストライアングル)ーーーッ!!』
ガシィィン!
ラーメンマン「今だ、三人とも!後のことは頼んだぞーっ!!」
真紅「三人の絆パワー…確かに受け取ったのだわ!たああーっ!!」
181 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:21:26.96 ID:VF54tbg0
シュン
ラーメンマン「行ったか…」
ロビンマスク「…後のことは頼んだぞ…真紅、薔薇水晶…」
ウォーズマン「(…水銀燈、彼女たちと戦って目を覚ますんだ…)」
〜ワープ空間〜
真紅「くっ…!凄まじい勢いの激流に押し流されていくのだわ!二人とも、手を離さないで!」
薔薇水晶「真紅、雛苺!あれは…!」
ピカッ
雛苺「ああっ!あの空間の裂け目に見えるのはトーナメントテーブルのリングよ!」
真紅「どうやら“nのフィールド”脱出に成功したようね!」
薔薇水晶「なんとかして…あそこまで…」
グワン!
真紅「なっ…きゅ、急に流れが変わった…!?」
薔薇水晶「このままでは…届かない…!」
雛苺「…! 二人とも、ごめんなさいっ!」
182 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:22:54.28 ID:VF54tbg0
雛苺「ハリケーンミキサー!!」
バキィッ
真紅「きゃあああっ!」
薔薇水晶「くううっ!」
真紅「な、何をするの!?雛苺!!………まさか!」
薔薇水晶「し…真紅…、ハリケーンミキサーの衝撃で…私たちの体が空間の裂け目の方に…!」
真紅「やはり!て…手を伸ばしなさい雛苺!まだ間に合う!」
雛苺「グッドラックなのよ…真紅、薔薇水晶…。“nのフィールド”に戻って…二人の勝利を祈ってるから…」
ギュン!
真紅「ひ…雛苺ーーーーーっ!!!!!」
薔薇水晶「…ありがとう…必ず、助ける…」
コォォォォ…
薔薇水晶「…真紅…空間の裂け目が近づいてきた…」
真紅「…ラーメンマン、ロビンマスク、ウォーズマン…そして雛苺…、四人の想いを無駄にしないためにも…」
真紅「絶対にパーフェクトメイデンズを倒すのだわ!!」
183 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:24:46.81 ID:VF54tbg0
〜一週間後・トーナメントテーブル最終リング〜
実況『いよいよ、スーパーローザミスティカ争奪タッグトーナメント決勝戦!ここはトーナメントテーブル最終リングです!』
実況『レッドシスターズvsパーフェクトメイデンズ…この戦いによってふたつのスーパーローザミスティカの行方が決まります!』
実況『さて…既にパーフェクトメイデンズの方はリングインしているのですが…レッドシスターズの方は現れておりません!』
実況『前回、絵画の中に封印された二人…キン肉マンは自力で解決すると言いましたがその結果は如何に!』
実況『雪華綺晶の用意した巨大砂時計の砂が落ちきるまでに現れなければ失格負け!優勝はパーフェクトメイデンズとなります!』
実況『果たして緊張の決勝戦は一体どうなってしまうのか!時は刻々と過ぎていきます!』
蒼星石「結局…僕たちには何もできなかったか…」
ブロッケンJr「畜生!許されることならばオレがあのリングに立ってやるってのによーっ!」
バッファローマン「落ち着け、ブロッケン。まだ間に合わねえって決まったわけじゃない」
翠星石「…翠星石は信じるですよ。今まで数々の奇跡を起こしてきた真紅の底力を…」
テリーマン「そうだな、今のオレたちは信じることしかできねえ!」
キン肉マン「真紅…薔薇水晶…我々の声が聞こえているならば、どうかそれに応えてくれい!」
184 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:27:06.21 ID:VF54tbg0
雪華綺晶「クスクスクス…無駄なことを…。私の封印がそう簡単に解かれるはずがありません…」
ネプチューンマン「……………」
水銀燈「……………」
雪華綺晶「…ふぅ…、二人とも…一体何をそんなに恐れているのですか…?」
ネプチューンマン「い、嫌な予感が止まらねえ…!まさか復活してくるってのか、ローゼンメイデンはよ…!」
水銀燈「(真紅は…必ず来る…!)」
実況『あーっと!巨大砂時計の砂ももはや残り僅か!これは決まってしまったかーっ!?』
雪華綺晶「クスクス…さあ、キン肉マン…その絵画を渡して貰いましょうか…」
キン肉マン「グム〜ッ…!」
実況『雪華綺晶がキン肉マンに降伏の証である絵画の受け渡しを催促!キン肉マンはこれに応えなければなりません!』
実況『その距離がゆっくりと、しかし確実に縮んでいき…そしていよいよ…』
グワン!
キン肉マン「おわっ!」
雪華綺晶「こ…この空間の歪み…まさか…!」
実況『あーっと!空間が絵画を中心に突如捻れたーっ!!そしてふたつの影が飛び出し…リングイン!!』
185 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:29:23.93 ID:VF54tbg0
真紅「遅刻ギリギリだったようね。ただいま、スグル」
薔薇水晶「…レッドシスターズ…只今参上…」
実況『な、なんとタイムアップ直前にレッドシスターズが入場ーっ!!危うく不戦敗するところを掻き消したーっ!!」
ワアアアアアアア!!
キン肉マン「お…おかえり!真紅!!薔薇水晶!!」
テリーマン「ようし、ナイスだ!!それでこそローゼンメイデンだぜーっ!!」
ブロッケンJr「不可能を可能にする…これこそがローゼンメイデンの底力!!」
バッファローマン「これでこそ信じ続けた甲斐があるってものよーっ!!」
蒼星石「ま…間に合ったか…!まったく、ヒヤヒヤさせてくれるよ!」
翠星石「よくやったですぅ!真紅、薔薇水晶!!」
ネプチューンマン「グム〜ッ!こ…これではまるで…」
雪華綺晶「馬鹿な…!私の封印は完璧だったはず…。 …まあ、良いでしょう…所詮は死期が少し延びただけのこと!」
水銀燈「……………」
実況『さあ、ついにレッドシスターズ入場!まもなく決勝戦開始のゴングです!」
186 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:31:00.14 ID:VF54tbg0
真紅「ふぅ…まさか向こうとこっちとで時間の流れが違うとはね…。本当に危なかったのだわ…」
薔薇水晶「…これもラーメンマンたちや雛苺のおかげ…」
真紅「ええ、その通りよ!彼らに報いるためにも…負けられないのだわ!」
薔薇水晶「…先発は…まかせて…」
雪華綺晶「あちらの先発は偽の第七ドールですか…。では私が参りましょう…」
水銀燈「………雪華綺晶、変な小細工は逆効果よ…」
雪華綺晶「クスクス…お姉様がアドバイスとは珍しいですね。ですが、そのアドバイスは不適切ですよ…」
雪華綺晶「敵を知り己を知れば百戦危うからず…、相手の弱点を攻めるのは戦いの定石です…」
水銀燈「……………」
実況『さて、レッドシスターズの先発は薔薇水晶!パーフェクトメイデンズの先発は雪華綺晶のようです!』
実況『長きに渡ったスーパーローザミスティカ争奪タッグトーナメント!いよいよ今、決着の時です!』
実況『一体どちらのタッグチームが勝利の栄光を手にするのか!激しい戦いの幕が今…』
カァーンッ!!
実況『切って落とされたーーーっ!!』
187 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 22:32:23.18 ID:4PkRy2s0
待wwってwまwwしwwwたwwwwww
188 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:32:44.86 ID:VF54tbg0
ガシッ!
実況『さあ、まずはお約束!双方ともリング中央で手四つに組み合って力比べの体勢だ!』
ググググ…
実況『おーっと!しかしその力は拮抗せず!徐々に薔薇水晶が押されていくーっ!』
雪華綺晶「クスクス…偽者ごときが正当なるローゼンメイデンである私に敵うとでも…?」
薔薇水晶「っ…」
雪華綺晶「お父様の弟子である槐という名の人形師が、お父様を超えるために作り出したドール…」
雪華綺晶「その容姿、性能、知能…全て我々ローゼンメイデンに引けを取らないものですが…ひとつだけ欠陥がある」
雪華綺晶「あなたはスーパーローザミスティカを手に入れたところでアリスにはなれない…。なぜならば…」
グイッ
雪華綺晶「なっ…!」
薔薇水晶「ウンター・グルフ!!」
ズドォォン
雪華綺晶「ゲホッ…!」
薔薇水晶「…戦いの最中に無駄口は叩かない方がいい…。…隙だらけだから…」
189 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:34:12.74 ID:VF54tbg0
実況『なんと先手をとったのは薔薇水晶!捻りを加えたフロントスープレックスで雪華綺晶をマットに叩きつけたーっ!』
薔薇水晶「…今は…アリスになるために戦っているわけじゃ…ない…」
真紅「よし、いい調子よ!薔薇水晶!」
雪華綺晶「…やってくれますね…!…精神的な揺さぶりは無効というわけですか…。ならば…!」
実況『あーっと!復帰した雪華綺晶が左腕を掲げるーっ!そこに装備されているのは悪夢のサポーターだ!!』
雪華綺晶「nフィールド・パワー!!」
グオオォォォ…
実況『nフィールド・パワーの光が薔薇水晶に向かって放出されるーっ!全てのパワーを吸収してしまう魔の光だーっ!』
真紅「薔薇水晶!鏡よ!あのサポーターについている鏡を壊すのだわ!」
雪華綺晶「クスクス…そして鏡の破片を飛び散らせて私の行動範囲を広くしてくれるのですか…?」
真紅「うっ…!そ、そういえば蒼星石はその手で…」
雪華綺晶「クスクス…どのみち、この完璧なnフィールド・パワーを破ることは不可能!大人しく負けを認めるのです!」
薔薇水晶「…完璧なものは…この世にひとつとして存在しない…」
雪華綺晶「なっ…」
実況『あ、あーっと!謎の光に包まれている薔薇水晶、今度は自分の懐に手を伸ばすーっ!一体何をする気だーっ!?』
190 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:35:47.35 ID:VF54tbg0
サッ
薔薇水晶「…nフィールド・パワー破り…合わせ鏡…!」
雪華綺晶「何っ!?」
実況『あ、あーっと!これはどうしたことだーっ!薔薇水晶が懐から取り出したのは手鏡!手鏡が謎の光を反射するーっ!』
実況『反射した光は再び雪華綺晶のサポーターの中に!薔薇水晶に向かっていたnフィールド・パワーは完全に遮断されたーっ!』
真紅「そ、そうか、合わせ鏡!光線状のnフィールド・パワーは直線軌道でしか飛ばないから鏡で反射することができるのだわ!」
雪華綺晶「クッ…!nフィールド・パワーまで破られてしまうなんて…!おのれ…!」
ガシッ
薔薇水晶「…余計な小細工を使ったばかりに…動揺して隙ができた…」
雪華綺晶「あっ!し…しまった!」
実況『ここで薔薇水晶が雪華綺晶を捕らえて高くジャンプしたーっ!さあ、ここから何を出すーっ!?』
薔薇水晶「地獄の………ハッ!」
薔薇水晶「(地獄の断頭台を使えば…雪華綺晶の首が…折れてしまうかも…)」
雪華綺晶「クスクス…どうしたのですか?早く技を仕掛けないと…、逃がしてしまいますよ?」
実況『あーっと!どうした薔薇水晶!技を仕掛けるのに躊躇した隙に、雪華綺晶に脱出されてしまうーっ!』
191 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:37:39.52 ID:VF54tbg0
薔薇水晶「くっ…マーシャルアーツキック…!」
雪華綺晶「クスクス…無駄です。nフィールド・パワーに次いで私にはもうひとつの武器がある…」
雪華綺晶「パワーゼロ!アストラルボディ!」
スッ
薔薇水晶「キ…キックが通り抜けた…!」
雪華綺晶「クスクス…実体を持たないアストラルボディに触れることは不可能…。理解できましたか?」
雪華綺晶「パワー上昇!ノーマルボディ!…そろそろ反撃させて頂きますわ…」
薔薇水晶「ま…まずい…!」
ガシッ
雪華綺晶「ダブルレッグ・スープレックス!!」
ズドォォォォンッ!
薔薇水晶「ぐはぁッ…!」
実況『で…出たーっ!雪華綺晶の得意技、ダブルレッグ・スープレックス!!薔薇水晶の頭部がマットに叩きつけられるーっ!!』
雪華綺晶「おやおや、つい力が入りすぎてしまいましたね…。もしかしたら首が折れてしまったかも…」
真紅「ば…薔薇水晶ーーーっ!!」
192 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:39:02.41 ID:VF54tbg0
雪華綺晶「クスクス…大人しくあの時、地獄の断頭台を使っていれば私を戦闘不能にできたかも知れないのに…」
雪華綺晶「所詮は正義、優しさ、愛、絆などの下らない感情に踊らされるドール…全ての感情を超越したこの雪華綺晶には敵いません」
雪華綺晶「正義超人の強さも、お姉様たちの強さも、全てはまやかし…完璧超人軍とパーフェクトメイデンズこそが真の強者なのです」
ネプチューンマン「よーし、よく言ったぞ雪華綺晶ーっ!!」
真紅「くぅっ…好き放題に言ってくれるのだわ…。立って!立つのよ、薔薇水晶!」
薔薇水晶「うっ…ぐぅぅ…」
悪魔将軍『バゴアバゴアバゴア…いいザマだな、薔薇水晶よ…』
薔薇水晶「ハッ…!あ、悪魔将軍…!」
悪魔将軍『あれほど強かったお前だというのに絆パワーなんぞに惑わされたため、今はその惨めな姿を晒しているのだ…』
悪魔将軍『慈悲の心など捨てろ!ヤツの腕を引き千切れ!ハラワタを抉り出せ!首を叩き落し、悪魔の強さを思い出せい!!』
薔薇水晶「あ…悪魔の強さ…」
悪魔将軍『フフフ…そうだ。徹底的に相手を踏み潰す残虐ファイトは何物にも変えがたい快楽であっただろう…?』
実況『さあ、薔薇水晶は未だに起き上がる気配を見せません!ま…まさか死んでしまったのかーっ!?』
真紅「くっ…ど、どうすればいいの…!?」
193 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:41:06.66 ID:VF54tbg0
〜観客席〜
蒼星石「ダ、ダメだ…薔薇水晶は…もう…」
翠星石「あんな技を食らって…例え生きていたとしても立ち上がってこれるわけがないですぅ…」
キン肉マン「二人とも!何を諦めておるんじゃ!私たちが応援してやらんでどうする!?」
テリーマン「倒れても、傷ついても、仲間の声援があれば何度でも起き上がる!それが真のファイターだ!」
ブロッケンJr「今のオレたちにできることは思い切り応援するしかねえ!!」
キン肉マン「 薔薇水晶! 薔薇水晶! 」
観客1「 薔薇水晶…! 薔薇水晶…! 」
観客2「 薔薇水晶!! 薔薇水晶!! 」
薔薇水晶! 薔薇水晶! 薔薇水晶! 薔薇水晶! 薔薇水晶!
実況『あーっと、キン肉マンに先導されて観客席全体から薔薇水晶コール!果たして薔薇水晶には届くのかーっ!?』
〜トーナメントテーブル最終リング〜
真紅「…聞こえる、薔薇水晶…?皆が貴女を認めてくれているのよ!」
雪華綺晶「愚かな…あの衝撃で立ち上がれるはずがないのです…」
194 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:42:49.95 ID:VF54tbg0
薔薇水晶! 薔薇水晶! 薔薇水晶! 薔薇水晶! 薔薇水晶!
悪魔将軍『ヌウウ〜ッ!耳障りなハエどもだ!さあ、立ち上がれ薔薇水晶!立ってヤツを叩きのめしてやれ!』
薔薇水晶「…立つ…。だけど…悪魔のファイトはしない…」
悪魔将軍『な、何ィ!?再びこの惨めな姿を晒したいと言うのか!?』
薔薇水晶「何度惨めな姿を晒しても…この声を聞いていると…倒れるたび、傷つくたび…強くなっていける気がする…」
薔薇水晶「…私の弱い心が生み出した悪魔将軍の幻影…消えなさい…!」
悪魔将軍『お、おのれ…!しかし覚えていろ!お前の中にはいつ何時でも悪魔が潜んでいるということを〜っ!』
ユラァッ
実況『た…立ったーっ!!薔薇水晶、コールに応えて再び立ち上がったーっ!!』
ワアアアアアアア!!
真紅「薔薇水晶!信じていたのだわ!」
雪華綺晶「な…何故…!?」
薔薇水晶「…ハァ…ハァ…、…負けるわけには…いかない…!」
実況『あーっと!復帰した薔薇水晶、猛然と雪華綺晶にタックルを仕掛けたーっ!!しかし通用する技はあるのかーっ!?』
195 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:44:13.78 ID:VF54tbg0
雪華綺晶「い…いくら立ち上がったところで無駄です! パワーゼロ!アストラルボディ!」
薔薇水晶「…水銀燈は、きっと真紅が倒してくれる…だから私はこの勝負に全力を賭ける…!」
薔薇水晶「パワー注入…!」
雪華綺晶「なっ…!ま、まさか…!!」
実況『こ、これはどうしたことだーっ!?アストラル体化して逃れようとした雪華綺晶ですが、実体を保ったままだーっ!』
薔薇水晶「ぐううっ…私のパワーを流し込み続ければ…実体を無くすことはできない…!即ち攻撃が通用する…!」
雪華綺晶「む…無謀なことを!そんな捨て身の戦法では長く戦えるはずもない!必殺技のない貴女がどう戦うというのです!?」
薔薇水晶「必殺技なら………ある!」
グイッ
実況『あーっと!薔薇水晶が雪華綺晶をアルゼンチンバックブリーカー気味に抱えあげたーっ!この体勢はーっ!!』
キン肉マン「おおっ!あれこそはカメハメ師匠が最も得意としていたフィニッシュホールド!!」
薔薇水晶「バックフィリップ!!」
ズドォォォン…!
雪華綺晶「がはぁぁぁっ…!!」
196 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:46:00.46 ID:VF54tbg0
ズン…
実況『決まったーっ!!大技・バックフィリップ!!双方、自軍マットに転がるーっ!!』
薔薇水晶「…ハァ…ハァ…こ、これで雪華綺晶はもう…立ち上がれないだろう…。…ゲホッ!」
真紅「薔薇水晶!!…お見事なのだわ!後は私に任せておいて!」
薔薇水晶「…頑張って…真紅…」
ガクッ…
真紅「力を使い果たしたのね…。ゆっくり休んでいて…」
雪華綺晶「ハァッ…ハァッ…!た…たった一撃で体中が痺れて動けない…これがバックフィリップ…!」
水銀燈「下がっていなさい、雪華綺晶。ここから先は私の出番よ…」
雪華綺晶「す、水銀燈お姉様…! ………? サポーターに何をなさるのです…?」
ブチィッ!
水銀燈「…ごめんなさい、雪華綺晶。真紅相手に…もうこんな物は必要ないの…」
雪華綺晶「なっ…!nフィールド・パワーを捨てるというのですか!?」
水銀燈「もうパーフェクトメイデンであることは止めるわぁ…。私はローゼンメイデン第一ドール…水銀燈よぉ!」
197 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 22:46:20.36 ID:VF54tbg0
休憩
198 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/17(水) 22:57:09.80 ID:VBGf4aMo
乙おっつ!
199 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/17(水) 23:00:37.80 ID:JrvAmYAO
薔薇水晶最高
200 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/17(水) 23:46:48.68 ID:sYRrZO6o
いつも楽しく見させてもらっているぜ!
201 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/17(水) 23:49:40.20 ID:YQsRgkDO
やるメモのせいか知らんが重いな
とりあえずwktk
202 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 23:56:39.03 ID:VF54tbg0
再開
203 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 23:56:48.21 ID:VF54tbg0
実況『さて…両チームの先発が倒れ、なし崩し的に控えがリングインします!対峙するは真紅、そして水銀燈!!』
実況『あのアリスゲーム以来の対戦カード!果たして今回はどちらに勝利の女神は舞い降りるのでしょうか!?』
真紅「…水銀燈…貴女には完全勝利できる自信があったわ…。だけど今、それが揺らいだ…」
水銀燈「フフ…ちょっと自分を見失っていたみたいねぇ…。さぁて、あの時のリベンジマッチよぉ!」
真紅「…どういう心変わりかは分からないけれど…負けないのだわ!」
ダッ
ガシィッ!
実況『さあ、両者一斉に自軍コーナーからスタート!リング中央でぶつかりあったーっ!!』
真紅「はああああああっ!」
水銀燈「おおおおおおおっ!」
ゴウッ…!
雪華綺晶「なっ…!ぶつかりあっただけでこの圧力…!こ、これが水銀燈お姉様の真の力…!?」
薔薇水晶「(…水銀燈には負けられない理由がある…nフィールド・パワーなんて無くても…それだけで強い…)」
真紅「ううっ…や、やるわね…水銀燈…。今までとは全然違うわ…!」
水銀燈「まだまだぁっ!めぐに胸を張ってスーパーローザミスティカを渡せるドールとなるためにも…負けないっ!」
204 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/17(水) 23:58:09.21 ID:VF54tbg0
真紅「はああああああっ!!」
水銀燈「せええええええっ!!」
ドガガガガガガ…!
実況『さあ、リング中央でぶつかりあった二人!互いに拳打の応酬!!どちらも一歩も引かず許さずーっ!!』
〜観客席〜
翠星石「な、なな…す、水銀燈ってあんなに強かったですか!?今や真紅と互角…いや、それ以上ですぅ!」
蒼星石「…負けられない理由、か…。僕たちが戦っていたのは雪華綺晶に枷をはめられた水銀燈だったんだね…」
キン肉マン「グム〜ッ、こ…これは分からなくなってきたぞ!頑張れ、真紅ーーーっ!!」
〜トーナメントテーブル最終リング〜
雪華綺晶「(…あの娘との絆…それが水銀燈お姉様を強くしているというの…?)」
雪華綺晶「(これが…絆パワー…。nフィールド・パワーなんて…遠く及ばない無限のパワー…)」
ネプチューンマン「…ケッ、終わりだな…もはや完璧超人など及び知るところじゃねえ…」
雪華綺晶「ネ、ネプチューンマン…どこへ…?」
ネプチューンマン「こんな泥臭い戦いはオレの求めていたファイトじゃねえ。あばよ、雪華綺晶。お前ともこれまでだ」
205 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:00:25.73 ID:tw9K/XQ0
真紅「くっ!一発一発が重いラッシュ…!一瞬でも防御に回ったら…やられる…!」
水銀燈「ボディがガラ空きよぉ、真紅ぅ!」
真紅「っ!し…仕方がない!」
ドゴォッ!
実況『あ、あーっと!水銀燈の強烈ボディブローが真紅を捕らえたーっ!!しかし、真紅はこれをなんとか堪える!!』
真紅「ごふッ…!…こ、渾身の一撃を打った後は…必ず一瞬動きが止まる…!」
ガシッ
水銀燈「くっ!しまった!」
真紅「肉を切らせて骨を絶つ!はああっ!!」
実況『ボディブローを耐え切った真紅!水銀燈を抱えあげて高く跳躍ーっ!!この体勢はーっ!!』
真紅「水銀燈!貴女を破った時に私が開発した初めての技よ!!」
真紅「絆バスタァァァーーーッ!!」
ズドォォォォンッ!
水銀燈「がはぁッ…!」
ズン…
206 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:01:45.60 ID:tw9K/XQ0
真紅「完璧な絆バスターなのだわ…。これで決着よ…」
ガシッ
水銀燈「フ、フフ…おばかさぁん…、私は…私はまだまだやれるのよぉ…!」
真紅「なっ!う、嘘!?」
水銀燈「次はこっちのスペシャルホールドをお見舞いしてあげるわぁ!せええいっ!」
ブオンッ
実況『あ、あーっと!絆バスターの直撃にも関わらず立ち上がった水銀燈、天高く真紅を投げ飛ばすーっ!!』
バサァッ
実況『そして黒い翼を広げて飛翔!!真紅の背中へと乗った!!そして両腕をチキンウイングに固め…』
真紅「パ…パロスペシャル!?」
水銀燈「貴女がキン肉バスターから新技を開発したように、私もパロ・スペシャルから新技を開発したのよぉ!!」
実況『あーっと!空中で真紅にパロ・スペシャルを仕掛けた水銀燈!真紅の頭が下になる体勢で落下してくるーっ!!』
水銀燈「スカイハイ・パロ・スペシャルーーーーーッ!!」
ズドォォォォンッ!
真紅「がッ…!」
207 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:03:48.83 ID:tw9K/XQ0
水銀燈「さ…さっきの絆バスターの…お、お返し…よぉ…」
フラッ
実況『あ、あーっと!大技を仕掛けた水銀燈、大きくよろめくーっ!さすがに絆バスターのダメージは大きかったかーっ!』
真紅「う…ぐぅぅ…、ま…まだまだ…!」
水銀燈「はぁ…はぁ…、相変わらず…しつこいわね…真紅ぅ…!」
水銀燈「私は…負けるわけにはいかないのよぉ!」
バキィッ!
真紅「それは…こっちだって同じなのだわ!」
ドガァッ!
ズガガガガガガガガガガ…!
実況『立ち上がった二人、再びラッシュで殴り合う!!もはや派手な技を使う体力も残されていないということかーっ!!』
真紅「はあああああっ!」
水銀燈「おおおおおおっ!」
ズガァァァン!!
実況『そしてクロスカウンターッ!!両者、激しい拳打を受けて同時にダウンーッ!!さあ、立ち上がれるのかーっ!?』
208 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:06:01.37 ID:tw9K/XQ0
真紅「(負けない…!負けられない…!ラーメンマン、ロビンマスク、ウォーズマン、そして雛苺のためにも…!)」
真紅「(先発で見事に雪華綺晶を倒してくれた薔薇水晶のためにも…!)」
真紅「(そして今応援してくれている、全ての人のためにも…!)」
〜観客席〜
キン肉マン「真紅よーっ!!いつもの奇跡の逆転劇を見せてくれーっ!!」
テリーマン「キン肉マン譲りの底力を見せるんだーっ!!」
ブロッケンJr「皆に与えられた責任を果たすんだぜーっ!!」
バッファローマン「ここで立ち上がれなかったら承知しねえぜーっ!!」
蒼星石「頑張れ、真紅!!」
翠星石「翠星石たちの絆パワーを受け取るですぅ!!」
真紅! 真紅! 真紅! 真紅! 真紅! 真紅! 真紅!
グググググ…
実況『た、立ち上がったーっ!!先に立ち上がったのは奇跡の逆転ファイター・真紅!!』
真紅「(い、意識が薄れていくけど…絶対に…ま、負けられない…!!)」
209 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:07:54.01 ID:tw9K/XQ0
水銀燈「(ま…負けられない…!立ち上がらなきゃ…立って勝たなきゃ…めぐは…!)」
水銀燈「(誰か…誰かほんの少しでも…力を貸して…。私に力を…!)」
真紅! 真紅! 真紅! 真紅! 真紅! 真紅! 真紅!
実況『さあ、全観客席から響き渡る真紅コール!もはや流れは完全にレッドシスターズか!!』
水銀燈「(フ…フフ…、い…今までの報いのようねぇ…私を応援してくれる人なんて…誰も…)」
???「 水銀燈! 水銀燈! 水銀燈! 水銀燈! 」
水銀燈「(…!)」
めぐ「頑張って!水銀燈ーーーっ!!」
水銀燈「(…め、めぐ…!もう体はボロボロなのに…私の応援に来てくれたの…!?)」
水銀燈「(………たった一人だけの応援だけど…何百人、何千人、何万人にも勝る…声援だわ…!!)」
グググググ…
実況『た、立ち上がったーっ!!水銀燈も立ち上がりました!!一体何が彼女たちを突き動かすのかーっ!?』
水銀燈「(負けられない…。…めぐに…惨めなところだけは見せられない…!!)」
210 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:09:57.30 ID:tw9K/XQ0
実況『さあ、再び試合開始…といったところですが…どうしたのでしょう? 二人とも立ち上がった状態のまま動く様子を見せません…』
真紅「……………」
水銀燈「……………」
薔薇水晶「ま…まさか…!」
雪華綺晶「両方とも…立ったまま気絶している…!」
実況『な…なんと両方とも立ったままKOされているーーーっ!!倒れた時、もはや既に意識はなかったということでしょう!!』
実況『薔薇水晶、雪華綺晶も共に戦闘不能状態!つまり、この勝負は引き分けということなのかーっ!?』
カンカンカンカンカァン!!
実況『そして今ゴングが鳴ったーーーっ!!スーパーローザミスティカ争奪タッグトーナメント決勝戦…その結果は前代未聞の引き分け!!』
実況『しかし双方一歩も譲らない名勝負でした!!皆様、惜しみない拍手と歓声を!!』
ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
雪華綺晶「引き分け…ですか…。でも、これはほとんど水銀燈お姉様一人のお陰ですね…」
薔薇水晶「…雪華綺晶…」
211 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 00:11:31.88 ID:.PL7ndEo
ダブル・ノックダウン!!!!
212 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:11:58.14 ID:tw9K/XQ0
実況『し…しかしスーパーローザミスティカの数はふたつ、一体これはどういう処断をとるのでしょうか!?』
実況『主催者であるネプチューンマンが途中で退場してしまったため、判断する権利は副主催者の雪華綺晶にあることになります!』
実況『果たして彼女はどういう采配をとるのか!!』
翠星石「あいつめ…どうせ上手く言って再試合するに決まってるですぅ!」
蒼星石「待って、翠星石…様子がおかしい…」
雪華綺晶「…このスーパーローザミスティカ…ひとつは真紅お姉様に…もうひとつは水銀燈お姉様に授与することにいたします…」
全員『な、なんだってーーーっ!?』
キン肉マン「雪華綺晶!お前…!」
雪華綺晶「勘違いしないでください。副主催者として妥当な判断をしたまで…決して絆パワーなどに目覚めたわけではありません」
雪華綺晶「またいずれ、お姉様たちには別の形で挑ませてもらいます。それまではせいぜいお元気で…」
ボワッ
薔薇水晶「…消えてしまった…」
ブロッケンJr「…騒がしくなってきた…神隠し事件で絵画に封印されていた人たちが解放されたみてえだな…」
バッファローマン「へへ…これで全て元の鞘に収まったってわけだな…。やれやれ、その功労者たちはよく眠ってやがるぜ…」
真紅&水銀燈「Zzzzz…」
213 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:13:16.87 ID:tw9K/XQ0
〜こうして、戦いは終わった〜
〜スーパーローザミスティカは真紅と水銀燈の二人の手に渡り、タッグトーナメントは幕を閉じた〜
〜浮上していたトーナメントテーブルは再び海の底に沈み、神隠し事件の被害者たちはそれぞれ元の居場所に戻っていった〜
〜だが、完璧超人・ネプチューンマンの姿はどこにもなかった…いずれまた正義超人たちに挑んでくることだろう〜
〜こうして、正義超人たちとローゼンメイデンたちにひとまずの平穏な日常が戻ってきたのだった〜
〜しかし、真紅には少し想うところがあった〜
214 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 00:14:39.23 ID:tw9K/XQ0
とりあえず今日はここまで
明日の夜エピローグを投下します
一応これで完結の予定です。これまで付き合ってくれた方、ありがとうございました!
215 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 00:16:32.51 ID:.PL7ndEo
乙乙乙!真紅と水銀燈のベスト・バウトが見れてよかったぜ
雪華綺晶もいい采配をした!
俺のID、みじかくね?
216 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/18(木) 00:34:14.32 ID:/Qc4ZQAO
熱い…!熱すぎる!
個人的には王位編もやってほしいが、最後の試合が引き分けってのも味があっていいよな
とりあえず乙!パー速だからぷん太に載らないのが惜しいぜ
217 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/18(木) 01:59:29.68 ID:2mJklGoo
熱い…熱すぎるwwwwwwwwwwwwwwww
作者マジ乙
218 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 04:37:15.47 ID:h7RDlw.0
超乙です!エピローグ楽しみにしてます!
219 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 13:03:25.73 ID:uqxNNys0
ぷん太から始まってやっと追いついた。。。
ローゼンSSとして見ても肉SSとして見ても微塵の不満も感じさせない神大作なんだぜ!
作者超乙!
エピローグが楽しみでつ。 できれば続h(ry
220 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/18(木) 14:43:23.02 ID:LG7d69Q0
おまえにはこの乙の神が力を貸すぜー!ってことで早くアリス争奪編を書く作業に戻ってください!
221 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/18(木) 15:09:37.86 ID:/Qc4ZQAO
真紅ソルジャーなる人物が「私はシスターです。食べ物を持ってきました」ってやって、翠星石とか雛苺とかが「なんて冷静な判断力ですか」って言うのは見たい気がする
222 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:41:29.56 ID:tw9K/XQ0
最後の投下です
223 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:41:53.42 ID:tw9K/XQ0
〜一ヵ月後・キン肉ハウス〜
ミート「つ、次の時代に旅立つだってーっ!?」
キン肉マン「ど…どうしてじゃ真紅!昨日の牛丼に紅ショウガが入ってなかったのがそんなに不満だったのかーっ!?」
真紅「違うのよ、スグル。私たちローゼンメイデンで相談して決めたの…」
真紅「私たちはあまりにも長くこの時代に留まりすぎた…そのお陰で、アリスゲームに多くの人たちを巻き込んでしまったわ」
真紅「そろそろ次の時代に旅立つ頃だと思うの…。許して頂戴…」
ミート「そ…そんなぁ、また悪行ドールたちが襲ってきたら誰が地球を護るんですかぁ?」
真紅「元々、この世界は人間と超人だけだったわ…。しかし私たちがきっかけとなってドールという新たな戦闘種族が現れてしまった」
真紅「私たちが消えれば、自然と悪行ドールたちも消えていくはずよ…」
ミート「で、でも…」
キン肉マン「もうよい、ミート。真紅がそこまで覚悟を決めておるのだ…笑って見送ってやろうではないか…」
ミート「王子…」
真紅「ありがとう、スグル。…貴方は今までのミーディアムの中で一番のドジでマヌケ、不細工なパートナーだったけれども…」
真紅「同時に最高にカッコいいミーディアムだったわ」
キン肉マン「よ…よせやい、真紅!照れるではないか!」
224 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:42:42.79 ID:tw9K/XQ0
真紅「ミートも安心して。私たちは確かに次の時代に旅立つけれど、これが今生の別れというわけではないわ」
キン肉マン「ウム…もしかすれば十年後、二十年後に再び逢えるかも知れんのだからな!」
ミート「そうですね…ちょっと寂しいですけど…お見送りします!」
真紅「フフ…次に逢った時には、スグルももうヨボヨボのお爺さんだったりしてね…」
キン肉マン「にゃははは!何を言うんじゃ真紅!私はいつまでもナウいヤングのスーパーヒーローじゃい!」
ミート「よく言うよ、まったく…」
真紅「でも、本当にその日を楽しみにしているのだわ」
キン肉マン「それは私も一緒だ。達者でな、真紅!さよならは言わんぞ!」
ガシッ
キン肉マン「またな、真紅!」
真紅「ええ!また会いましょう、スグル!ミート!」
ミート「いってらっしゃい、真紅さん!」
225 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:44:46.02 ID:tw9K/XQ0
〜テリーマン宅〜
テリーマン「行くのか…寂しくなるな…」
金糸雀「そんな顔しないで、テリー!きっとまた会えるかしら〜!」
テリーマン「フフ…次のミーディアムがオレの子や孫だったりする可能性もありえるわけだしな…」
金糸雀「その通りかしら〜!だから笑顔で見送って、テリー!」
テリーマン「ああ!グッドラック、金糸雀!テキサス・ブロンコの魂を忘れるなよ!」
金糸雀「勿論かしら〜!」
ガシッ
テリーマン「さぁて、そうと決まれば今日は最後の晩餐だ!お前の大好きな卵焼きをたっぷり作ってやるぜ!」
金糸雀「わーい!テリーの作る卵焼きはサイコーに美味しいのかしら〜!」
テリーマン「(こんなにシュガーを入れた卵焼きを作るのも…これが最後だろうな…)」
テリーマン「(へへ…不思議なことだがシュガーが目に染みやがるぜ…)」
金糸雀「(泣いちゃ…泣いちゃいけないのかしら〜…!)」
金糸雀「(テキサス・ブロンコはいつだって…涙を見せないのかしら…!)」
226 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:47:09.53 ID:tw9K/XQ0
〜ラーメンマン宅〜
翠星石「ズルズルズル…ぷはぁ…!く〜っ、やっぱり坦々麺は本場の汁なしに限るですぅ!!」
ラーメンマン「ハハハ、もしかしたら食べるのはこれが最後かも知れんからな。たっぷり味わっておきなさい」
ブロッケンJr「へへ…オレが持ってきたドイツ名産ヴルスト(ソーセージ)も食べてくれよ!」
翠星石「そ、そんなに食べられないですぅ!翠星石は超人の胃袋を持たないですよ!」
翠星石「グスッ…まったく…師匠もブロッケンJrも…どいつもこいつも…どうしようもない…脳筋バカばっかりですぅ…」
ラーメンマン「翠星石…」
ブロッケンJr「泣くなよ、最後ぐれえパーッと騒ごうじゃねえか…」
翠星石「な、泣いてるわけじゃねーですぅ!中国山椒の花椒が目に染みてるだけですよ!フン!」
ブロッケンJr「ったく〜、どこまでも意地っ張りなヤツだぜ…」
ラーメンマン「フ…この憎まれ口も聞けなくなるかと思うと寂しいものだ…」
翠星石「お望みとあらばまた聞かせてあげるですよ!また会った時に!たっぷりと!」
ブロッケンJr「ちったぁ成長して大人しくなれっての…」
ラーメンマン「ハハハ…ともあれ、また会える日を楽しみにしているぞ。翠星石…」
翠星石「ええ!師匠も、ブロッケンJrも、いつの日かまた会うですよ!絶対の絶対ですぅ!」
227 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:49:45.00 ID:tw9K/XQ0
〜バッファローマン宅〜
雛苺「バッファローマン…今まで楽しかったの!ありがとう、そしてさよなら!」
バッファローマン「ケッ、うるせえのが居なくなってようやく静かになるぜ。あばよ、雛苺」
スプリングマン「オイオイ、バッファローマンそりゃねえだろ…別れの言葉にしちゃ乱暴すぎるぜ?」
雛苺「ううん…いいのよ、スプリングマン…。これがバッファローマンなの…」
バッファローマン「………フン…」
スプリングマン「やれやれ、素直じゃねえやつ…。じゃあな、雛苺!また会おうぜ!」
雛苺「うん、スプリングマンも元気でね!」
ザッ
バッファローマン「……………!」
バッファローマン「ウオオオッ!雛苺ーっ!!新しい時代でも達者で暮らすんだぜーっ!!」
雛苺「!! バッファローマン…!」
雛苺「わかったの〜!!バッファローマンも元気でねーっ!!いつかまた絶対会うのよーっ!!」
スプリングマン「へへ…やっぱりお前たちはそうじゃねえとな…」
228 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:51:47.08 ID:tw9K/XQ0
〜ロビンマスク宅〜
蒼星石「今までお世話になりました。ありがとう、マスター」
ロビンマスク「ああ、さよなら…。また会おう、蒼星石」
蒼星石「フフ…次の時代では、もしかしたらマスターの子供にも会えるかも知れないね…」
蒼星石「マスターは少し教育熱心なところがあるから、もしかしたら子供はグレちゃうかも…」
ロビンマスク「ム!…気をつけておくとしよう…」
ロビンマスク「蒼星石も、次の時代では姉妹仲良くするんだぞ?」
蒼星石「うん、次の時代では…絆を大事にしていこうと思ってる…。…マスター・ロビンマスク…」
ガシッ
蒼星石「貴方がマスターで…本当に良かった…」
ロビンマスク「私もだ。振り返ってみれば短い間だったが…とても楽しかったぞ」
蒼星石「また会える日まで…元気でね」
ロビンマスク「お前もな、蒼星石…」
229 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:53:27.73 ID:tw9K/XQ0
〜病院〜
めぐ「水銀燈…行っちゃうの?」
水銀燈「…ごめんなさぁい、めぐぅ…。貴女の退院を待たずに次の時代に旅立って…」
めぐ「ううん、いいの。私は憧れの水銀燈の試合をこの目で見られただけで十分だから…」
水銀燈「そう…。それなら良いのだけどぉ…」
ウォーズマン「フ…そんなに辛気臭い顔をするな、お前たち。もう二度と会えないわけでもない…」
ウォーズマン「オレは年を取らないロボ超人…他の超人と違って老衰で死ぬこともない」
ウォーズマン「めぐはスーパーローザミスティカの影響で他人より少しだけ成長が遅く、寿命が長くなってしまった…」
ウォーズマン「次の時代でもオレたちはこの姿のままで水銀燈に会えるってわけだ…」
めぐ「そうよ、水銀燈。私たちはいつの時代もずっと変わらない…。だから安心して次の時代に行って頂戴」
水銀燈「…ウォーズマン…めぐ…」
ウォーズマン「…水銀燈、色々あったが…お前と過ごした月日、楽しかったぜ!」
めぐ「私、水銀燈に救われたこの命を大切にする。一生懸命、生きていくわ!」
水銀燈「ふ…二人とも…!」
水銀燈「私、貴方たちに会えてよかったわぁ!!本当に…本っっっ当に…!!」
230 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 21:54:15.26 ID:.PL7ndEo
めぐ・・・超人化してない?
231 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:55:43.06 ID:tw9K/XQ0
〜どこか〜
真紅「…薔薇水晶…雪華綺晶…、貴女たちも次の時代に行くのね…」
薔薇水晶「…私の作られた目的はローゼンメイデンよりも優れていることを証明するため…残念だけど、次の時代ではまた…」
真紅「そう…それは仕方ないことだわ…。今度はお互いに正々堂々戦いましょう、薔薇水晶!」
雪華綺晶「クスクス…次の時代こそお姉様たちに完全に勝利します…。首を洗って待っていてくださいね…」
真紅「望むところだわ、雪華綺晶!次の時代でも貴女の好きにはさせないわ!」
薔薇水晶「…では、私たちは一足先に…」
雪華綺晶「クスクス…失礼しますわ…。ごきげんよう、真紅お姉様…」
パァァァァァッ
真紅「…行ってしまったようね…。今度は私たちの番…」
翠星石「名残惜しいですけど、この時代にもさよならですぅ」
蒼星石「…いい時代だったね…。とても…」
水銀燈「次の時代もこんな感じだといいわねぇ…」
雛苺「こんな感じに決まってるの〜!」
金糸雀「だって、あの正義超人たちが守りぬく新しい時代かしら〜!」
232 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:58:01.72 ID:tw9K/XQ0
真紅「さて、それじゃあ皆…行くのだわ! かけがえのない絆と!」
金糸雀「受け継いだ魂と!」
翠星石「優しさと、責任感と!」
雛苺「どんな苦しい道でも切り拓いていくパワーと!」
蒼星石「何物にも変えがたい思い出と!」
水銀燈「いつまでも変わることのない友情を、トランクに詰め込んで!」
全員『いざ、新しい時代へ!!』
パァァァァァッ
233 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 21:59:46.39 ID:tw9K/XQ0
キン肉マン「どうやら行ったようだのう…」
テリーマン「ああ、強がってみたとは言え…寂しくなるな」
ラーメンマン「フ…だがそうセンチな気分にも浸っておれんぞ」
ブロッケンJr「何せオレたちにはまだやるべき仕事があるんだからな!」
バッファローマン「そうだな…あいつらが行く次の時代ってヤツを少しでも良くしてやらねえと!」
ロビンマスク「それが我々正義超人の務めだ。寂しがっている暇はない!」
ウォーズマン「コー…ホー…! 俄然やる気が出てきやがったぜーっ!」
キン肉マン「ようし!それじゃあ皆、新しい時代のために頑張ろうぜーっ!!」
ガシィッ!
正義超人軍『おおーーーーーーっ!!』
234 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 22:01:26.01 ID:tw9K/XQ0
〜…そして月日は経ち…28年後…東京都田園調布・美波理公園・キン肉ハウス〜
ミート「U世ーっ!そろそろスパーの時間ですよーっ!U世ーっ!!…まったく…どこに行ったんだろう…」
万太郎「ったく、こんな暑苦しい日にスパーなんてやってられないよー…。町で女の子と遊ぶ方が大事だもんね!」
ガツッ
万太郎「どわっ!な、なんでこんなところにトランクがーーーっ!?」
ズッデェーン!
ミート「ハッ!見つけましたよU世!もう逃がしませんからね!」
万太郎「あ痛てて…な、なんだよ、このトランク!いつの間にこんな所に…?」
ミート「!! …ウーン…、…このトランク…どこかで見たことがあるような…」
万太郎「え?ミートも知らないの?…とりあえず…開けてみるか!」
ガチャッ…
〜今、時代を超えて…新たなアリスゲームが幕を開けたのである!!〜
完
235 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 22:03:58.16 ID:.PL7ndEo
いい終わり方だ〜〜
最後までおもしろかった。この作品を読めてよかったぜ!
乙でした!!
236 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 22:05:43.44 ID:MnxY0QDO
>>1
乙
あらたな伏線がww
237 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 22:05:59.80 ID:tw9K/XQ0
これで一応完結でございます。
今まで付き合ってくれた方、どうもありがとうございました!
キン肉マン29周年とローゼンメイデン連載再開を祝ってキン肉マン×ローゼンメイデンスレでした。
あと非常に締まらない話ですが描写を忘れたのが一点。
真紅が手に入れたスーパーローザミスティカは「こんなものを手に入れるために戦ったのではない」として再び海の底に沈められました。
238 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/18(木) 22:10:12.82 ID:/Qc4ZQAO
火事場のクソ乙じゃーいっ!!
泣けたよ、目一杯泣けたよ…
バッファローマンは今の時代でも通用するツンデレだな
239 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/18(木) 23:00:19.83 ID:nHnmnVYo
乙かれ様でした。つーか本当に終わりかよチクショウ。
いや、gdgdになるよりは良いと思いますが、正直もっと見たかったなとも思います。
とにかくにも面白かったどっかの小説スレでまた会いましょう
あとご勝手ながら今からすぐにAA投下します
240 :
1/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:02:52.09 ID:nHnmnVYo
/ |\
,ィtvt‐/ | \__
,> '´ 、 `丶、_`ヽ、r―‐r、 (タッタラー タタタータタター♪)
// }ヽ、 ヽ /7/|`ト、_} |
/// |l /| |l ト、 } ヽニ∧| ヽニヽ、
/ / l l/ l| |l | _レ1ト、 ヽ |\ \_ヽ\
. / / l l | / | ,化「 l ハl| |ハ  ̄丁 \ヽ ___/::
/ { | ト、l /| イ/ノ/ ̄ヽ リ ,′ l ヽ、 {ノ ,..:'´:; -‐フ7::..:
l l | |{ L―、l / /。´ ノ / / l| ト、 /::../ //::..::..
| | ! 七´( 。ヽ/ / イ | ヽ.`ヽ、 /::../_//::..::..::..:
!ト、\ V´ (,、l l,-、ノ // l |ヽ \ ` ー- 、__/::../ ̄_/::..::..::..::..::.
r、 l ヽヽ、ヾ二、 γ ̄ヽ、 | ト、 \ \ /::..∠..-‐'´::..::..::..::..::..::..::.
__ヽ:\「\ \`ー=ニ (―― ) /| | ヽ、` r冖、 \_/::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
::.:ヽ.>:;: -―┴―个-、>―<_-´_∠] ,イ_,.. ‐'´::.::.::.:`:<´::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..
::._:/ , -ヘ_厂 、`ヽ ‐- イ、_::.:l , /::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:\ ::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
/ヽ/ / /´ 、ヽ V 〉/ /ト、]]/ / /::./::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`ヽ、 ::..::..::..::.::..::..::..::..::..::..::..:
_) / ,′_l } |_匕{{/,イ | / / /,::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::`ヽ、 ::..::..::..::..::..::..::..::..::
. ∧ _上ヘ`__厶ノ´::.::.:://|リ/::.l::l.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ、 ::..::..::..::..::..::..::.
/ /^Y´ 「 丶、」::.,::.::∠rvィ/ /::.::.::.l/:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.} ::..::..::..::..::..::..::..
/ 入_ -{_`ー-{::.l::./,ィ示斤'′::.::./::.::.::.::.::::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./ ::..::..::..::..::..::..::..:
ノ / く ̄ { `ヽl::.〉l/ >=' /}::.::.::.: 〈::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::. / ::..::..::..:_;:-‐'⌒ヽ、 /|` 、
_冫 ∨ ̄ ヽ_ レ:/} / //::.::.::.::.::.`ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/ ::..::..::.< / | `、
∧_ /ヽ、 ) l/} / 「/::.::.::.::.::.::.::.::.:`ヽ、::.ー--::、::.::.::.::.::.::.::.::.:/ ::..::..::.|ヽ、::..\ ,.-‐ " ̄`''‐- 、
/⌒ヽ、 }_ ^V} U {/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`フー-、::.:`::ー;二ニ-廴 :}\::..::l \::..ヽ、 ,ィ" にく >、
/{ ト、_厂l〉 {|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:::\::.::. ̄了/::.::.〉介、\ヽ `ヽ:\ \::..l / ,.-‐、 t‐- 、 ヽ
/ `ヽ `ー、 ト、ヽ [|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ::.::.〈〈::.::.:: //l ト、〉/::..| \} ヽj :' l´ ・i |< `‐i ';
`ヽ、  ̄`ヽ、_リ::.\\ l|::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::l::.::.::\ヽ//l::| ト / ト、j | | l | | :l
::.::.::.ヽ、_,.. -‐'´::.::.::.:: /\ヽlL::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: l::.::.::.::.`¨1 |::| |::.∨ l | l- l | ∪ |
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::. / /只卞、::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: l::.::.::.::.::.::| |::.| |::.: | 'l i、_ノC ` ─, - ' /_丿
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::/ / /::.::| ト、\::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: l::.::.::.::.::.:| l::.:| |::.::.l ヽ /` ̄ ̄ヽ ,:"
241 :
2/30 今回はキン肉マン旋風です
[sage]:2008/09/18(木) 23:03:59.78 ID:nHnmnVYo
,'~~~え.
{/´ ̄ヽヽ_,
((从_从)i@《,
||从゚- ゚ |/')\ / ̄`ヽ
||/{'(⌒ミイi \`' |
≦( し'il ||i!/ ,/l::
i,ノ )|l/ ゙̄''ヽ il|! !:
i: i: | |/ ||
:: :: .\iiil,/ i|
: || i: :
| (タタタタータータタータータター♪)
/ |\
,ィtvt‐/ | \__
,> '´ 、 `丶、_`ヽ、r―‐r、
// }ヽ、 ヽ /7/|`ト、_} |
/// |l /| |l ト、 } ヽニ∧| ヽニヽ、
/ / l l/ l| |l | _レ1ト、 ヽ |\ \_ヽ\
. / / l l | / | ,化「 l ハl| |ハ  ̄丁 \ヽ ___/::
/ { | ト、l /| イ/ノ/ ̄ヽ リ ,′ l ヽ、 {ノ ,..:'´:; -‐フ7::..:
l l | |{ L―、l / /。´ ノ / / l| ト、 /::../ //::..::..
| | ! 七´( 。ヽ/ / イ | ヽ.`ヽ、 /::../_//::..::..::..:
!ト、\ V´ (,、l l,-、ノ // l |ヽ \ ` ー- 、__/::../ ̄_/::..::..::..::..::.
r、 l ヽヽ、ヾ二、 γ ̄ヽ、 | ト、 \ \ /::..∠..-‐'´::..::..::..::..::..::..::.
__ヽ:\「\ \`ー=ニ (―― ) /| | ヽ、` r冖、 \_/::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
::.:ヽ.>:;: -―┴―个-、>―<_-´_∠] ,イ_,.. ‐'´::.::.::.:`:<´::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..
242 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 23:04:14.03 ID:0/35Tvko
楽しかったぜ!
気が向いたら、またなんか書いてくれ
ノシ
243 :
3/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:05:44.36 ID:nHnmnVYo
OH OH DA! DA! DA!
` '
、 ノヾ '
)ヽ/ ヽ、ノ|ノ´
`r r'
) (
, '´⌒`Y´⌒` 、 ,、 /
, キ人_,/
` ) て
\ ,,_人、ノヽ /´⌒Y,.
)ヽ ( \
- < >─
) て
/^⌒`Y´^\
244 :
4/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:06:16.22 ID:nHnmnVYo
D Y N A M I T E !!!
_r-‐-‐、_
」 1
,.、」 { ,.、
_,. -─┴┘ └┴-- .,_
r'´ ,. ‐ヘフ >^へ、 `ヽ
| / L「| ト、 ,ィ「|」 \ |
/ / ノrf´ `i|ハ ヽ !
, ' / <_// ヽ〉> ヽ ヽ、
t──‐-、 / / く t‐、 ` ,.‐ァ ', __、 __
| | ̄} } _ __/_ _l__ _r''´ |n '. /n | __ l. └’\. | | _ __
| ,ー' _ノ /r‐、 ヽ [r─ァ ./ /.r‐ュヽ T r‐、ヽ || '. ', // | | し‐、ヽ T1 r:,==、 | /.r‐ュヽ T r‐、ヽ
| |\\ { | | } //_ l r─┘ | |/| |_〕! || ', V∧..| | ,‐,ニ, | | | l l | |. | r─┘ | | | |
_l l_ \\.、ヽノノ / ー‐' | ヽ ーク _l l_ ,」 l_ ,」L ∨ ヽ_l l__{_,二、_L.._l l_ ヽー-' _L ヽ ーク _l l_ ,」 l_
 ̄ ̄  ̄__ ̄__| 丁「 ̄ |  ̄ レ'/ ̄  ̄  ̄\J |  ̄ | 丁| __ ̄_  ̄ ̄ ̄
、_rュ__ /スヽ__ \ ================ー''´ ̄__ />、/ __tァ_,.
´ rテi! ムこフノゝ ``ヽ、 / 〈||幻 の メ イ デ ン タ ッ グ 編 ||〉 | ,. -‐''´ ム上_ノ /_ U`
{S}-‐-、f7フ ,.ィ' \./ ================ヽ_// __ (ヽ_,r‐-{じノ
,.ィ>、fフくiーくノノ 十 1i⌒' / | | | レ'^レ'^i ∠) レ'^i /7 ト、_)‐ァ'ス_>^ァ-、
ム( _>、| {ヽ\. レ .| {__ノレ' し''レ | | レ (___, | レ {__ノレ //} ´ { /マ>ソ、
`ー '^\ \  ̄`` ┐ ┌┐ ┌  ̄ / /  ̄ ´
\ `ー‐一⌒ヽ、 ! | | .! ,. ‐---一'´ /
`ー-ゝ ̄``ヽ辷__ | ∨ | __彡'´ ̄ ̄ー一'´
| | |
愛を叫べば (Sensation!)
,'~~~え.
{/´ ̄ヽヽ_,
|ll| ((从_从)i@《,
|ll| ||从゚- ゚ ||/||
┌―'´ ``─┐ ||(({'ミ介ミ'})||_Λ
| f 0 0 l | ≦とと)ゞ_ノγ 肉ヽ
└―-、_,-─┘ て⊂、 ⌒つ ゚皿。)つ
245 :
5/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:06:32.42 ID:nHnmnVYo
| | | | |
/ ̄,ィ'~~~'ヽ,
三 / v''⌒''vヽ三
/ / 》((从_从))《\
(_(。Д。(ヽ!゚ Д゚||イ__) 悪は飛び散る
V ̄Vゝ_そ;;ミ 〉
( )ヽゝ))
(_ノ'´
r@ ̄~@,
("")ノリliiハilハ("")
三从゚ - $リ三 輝け超人ファイター!!
>つ  ̄と<
/γ ヽゝ,
⊂二し( 。Д。)J二つ
V ̄V
246 :
6/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:07:52.81 ID:nHnmnVYo
(Da-Da-Da!)
| |
| | ‖ | ‖
‖ | ‖ ‖ |
| || / ̄,ィ'~~~'ヽ, | ||
| 三 / v''⌒''vヽ三
| ||/ / 》((从_从))《\ |
(_(。Д。(ヽ!゚ Д゚||イ__) | |
V ̄Vゝ_そ;;ミ 〉
ノ,ノr@ ̄~@,ヽ、
("")ノリliiハilハ("") //
\ 三从゚ - $リ三 //
\ >つ  ̄と<
 ̄ ̄――.∴ ' \/γ ヽゝ, .∴ '
⊂二し( 。Д。)J二つ――― ̄ ̄ ̄
V ̄V
/ \
/ // \
/ //
キ ン 肉 マ ン !!
247 :
7/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:08:35.90 ID:nHnmnVYo
ノ,,
,; " _ ー-、
j' ,;ノ `、 ヾ、
i ;'┌─┬┐|
i' 6!└─┴┘!
ノ ノ_ /\__|
\彡 `r:;;" ゙,;/
ゝ⊥イミ ` - 、⌒ヽ
(`>\ ノ (´>`i `ヽ
| | | ト、
(`> | | (´> |ノ ヽ
| | 人 _, j i
(`> | | (´> | ヽ `
___ ______ ))
_√ィ⌒)), < `ヽ / `> 、((_r≦ヽ
/ 厶=ミ ∠__ ` ´── {f以}〉)\
. / 《ゞツ辷ー ニ 二 ̄ `ベ((_) 、\ 反則に傷つき……
/ / ((¨´  ̄ l iト、 ∨ } i
. / / (__)) i i | i l i| |li||il| | i } ,′|
' / | i| l i | | l l| |li||il| | l i / { ,
〈 { / i| l| | l i | | l l| |li||il| | l i { ヽ ヽ
, ', / l| l| | | l | ))i l i| |li||il| | l lハ . }
ハ i { il| l| l |, =彳|! l| ,」li⊥⊥⊥L! l ト } ,′
/ l i ヽ il| ! | | r{辷ト、 | | l| | l⊥⊥_! l | l l }ヽ /!
. /′ ! i ト 、ハl| l/バY^ト{ | リi イf弐_ケ`l ヽl / / //
/ / }∧ ヽ ヽヽ ゞ弋ソソ ` 冖'^ ∧ l { / / ′
. / / , ) } ハ ` ̄)) . . / }ハ ハ ' |
′ ( } / // ∧ (( _ ._ イ イ '、ハ l !
ヽ / / { / > 、 ` ´ イ ノ/,小、 \j l 、
丿 '/{ ヽ { .ィ`Y´ > .. <ノ⌒´// i| `丶、\ヽ \
/ / ィ )(⌒ヽ/ ゝ ゝぅ ゝ-、 ,、__」 { r¬ ) ) ', ヽ
248 :
8/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:08:55.55 ID:nHnmnVYo
\ ` 、 ’ ' /
\ 、 ∴'’:・, /
,'´r==ミ、 ,',i><iヽ、ドッガーーーン
卯,iリノ)))〉 /((ノ。リノ))r^@ ̄@^、
/`-|l#゚ Д゚ノ二《((#)々゚ノ)ハ ヾ
レ´V|!/'i)卯i)Vヽ ⊂二二( ( ) )
''y /x lヽ’' (ム!,,jム) ) ) ( (〈つ
l†/しソ†| ( ( (,,,,ζ,,,,) ) )
/ \
/ \
流れた赤い血も…
249 :
9/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:09:59.49 ID:nHnmnVYo
|
| | ‖ |
‖ | ‖ ‖
("") ("")
| | | | ‖ |
≦ i iムヽ ゝ ヽ_ノ ノ| ‖
()ii夲ii(ヽ| | マットで
((ミ!i。дγ ヽ
⊂し二( )二つ
‖ | V ̄V || ‖
ヾ ヾ:: ヽ\
(ヽ /⌒⌒ヽ
(""//ゞ\※
ヽ§!゚ Д゚ノ§
し -J
| 勝利の
| | ‖ |
‖ | ‖ ‖
("") ("")
ヽ ヽ / /‖ |
≦ i iムヽ ゝ ヽ_ノ ノ| ‖
()ii夲ii(ヽ| |
((ミ!i。дγ ヽ
⊂し二( )二つ
‖ | V ̄V || ‖
250 :
10/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:10:47.51 ID:nHnmnVYo
|
| | ‖
‖ | ‖
("") ("")
ヽ ヽ/⌒⌒ヽ/
≦ i iムヽ ゝ//ゞ\※|
()ii夲ii( |§!゚ Д゚ノ§
((ミ!i。д/ミ([{∞}]ミ
⊂し二し ヽ_) J二つ
て V ̄V そ
< >
7 ∧ ∧ ∧ ∧ /∨∨
V を 描 く !!
251 :
11/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:11:59.79 ID:nHnmnVYo
パワーはデカくても…
_
,'´r==ミ、 \ ,'~~~え.
卯,iリノ)))〉 , ^@ ̄@^、 {/´ ̄ヽ
/`-|l; - ノlノ\ !iノ从ノ)))) ((从_从)i
レ´V|!/'i)卯i)Vヽ! ノ从∂ヮ゚从 ||从゚д゚#|
''y /x lヽ ( (とt,,,ξtつ)【 】 く/二二,'ヽ>
l†/しソ†| ) )(,,ζ,,,,)( ( ((ハイ))|l|
lノ レ ( ( ( UU ) ) ) / 从゚д゚#iと
お 前 の 負 け な の さ ……
252 :
12/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:12:17.04 ID:nHnmnVYo
ハートに 燃えてる
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 炎が違う!!
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
_,(O)、__ ハ(☆)ハ,
iヘニXニ) (ニXニ/| ……
.| 〉____|| レi , ト、|
| /─x-!| / ,、 |
(タタタタタタタ ッタ〜ン!)
253 :
13/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:12:45.05 ID:nHnmnVYo
_,-´// イノ/ /, /l /l | | / ハ l'、 i、 i 、 '、'ヽ ヾ ヾ
../ ,', -´ /´イ /l /l| / | |:| l | lハ |i ', |:', .|、 |', '、 iヽ \
/ ,',i ,'.| / |'l , |l | l || ,'i ,' |i l |l .l | i ハ |'、 i |、'、
/ /,.| i | i i | l ,i i|/, | i , l| ノl |、l /i | il .l i|l l| '、、
ニニ''-、' // ||i .| |、| |、'i .ハ i丶 |,,,-'、 / i,,,|,/,,|,,,i,,i_|//,| l.| | l ||,'l ',|
7 / ,' | l | |,,-'''|"i"|"',.|""|ヽi、 、/ ,' /' リ |~/"i''-' l / l '/l .,'ハ
. /λ / '、'、 '、\ |-'ーlニ'"~'、 '、ヽ / '"'''/'ニ,,ノ',, ,' . イ lノ / イ ' ソ '、
.// |l / ,' ヽ,'、ヽ <"7",,ヾヽ , -7",,"i'ヽソノ ノノ' l / ', ', ,, -
./ ' /, / ' l'ヽ '、', .'' リ ` l _'' リ ノ' ,' イ || | '、 '、'、`ー
´ // ,' ,''、 "'''''''"~ '- '、 i' ./| .|', i .',', '、、
// ,' ,'"'、 .::i | | / l i.'、 ', '、'、'、
,' / / / ト、'''', :' | | ./''~i | '、 '、'、 '、'、
./ / ./ // / 7l''、 ,ソ./-´ ', l '、 '、'、 '、'
, '/ / .// / // ゝ、 ⊂=⊃ // ' | '、 i ', ', '、 '
ノ./ / // / ノ i |_,,> 、 ::: ノ '- 、 |i '、 i ', '、 '、、
./_,,, /-- ' '-、 ノ |に \"~''i-、 , -"" ノヾヽ | l '、 l '、 '、 '、
'' ''- 、 | '、 ̄"''`-、'、' ~'''、- ,'  ̄/ /::、−' | 、_,, - '- '- ,, '、 '、
"'、| iヽ ヾ`、 '、 __/_'_ノ// _,,ー" "''-、
::::::: >.:::\ ヾ,'、_ >' /イ_,,-'
' :::::::::::::::::::ヽ ヽ、 / ::' l::::::::::::
'::::::::: '':::::::、 :::ヽ ソ :::::::::::
俺 は ヒ ー ロ ー
254 :
14/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:13:13.30 ID:nHnmnVYo
(´、_ ) ) (、 :、
’ ) ) ( (__ノ )( ( ;
)ヽ, ( `'´ (__ノ ) 、
( (__ノ ( )`、
; ) `ー' ) ,
(´、 ( ;;;;::::::::::::::::::::::;;;; ( (
) `ー' ,,;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;,, ) )`ヽ
、 ‘ ( ,,;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;; `ー' i
)ヽ. ヽ ,;;;:::::::::::::::::::::,,,,,'~~~'ヽ,:::::::::::::::::::;;;;;, ,ノ_
( `ー' ,;;;;;;:::::::::::::::、/ v''⌒''v そ,:::::::::::::::::::;;;;; (__`; )
ヽ ;;;;;;::::::::::::::::::::》((从_从))《::::::::::::::::::::;;;;;;; (
) ;;;;;;:::::::::::::::::::ヽ||!#゚д;"ノ||イ::::::::::::::::::::;;;;;;;; )
( ;;;;;:::::::::::::::::::::::ノ〈 ,二つ〉ヽ:::::::::::::::::::;;;;;;; (´
ヽ ;;;;;:::::::::::::::::::≧ノ,ノハJ ≧::::::::::::::::;;;;;; _,ノ
i ;;;;;::::::::::::::::::テ.`'-tッァ- テ::::::::::::::::;;;; ;'
,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,
;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,..................................................,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
''''''''''';;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;'''''''''
''''''' '''''' '''''' '''''''
諦めを 知らない
「\ /| |\ /|
|;;;;;;>──/;;;| |;;;;;\──<;;;;|
レ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| レ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/;;;U;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;', /;;;;;;;;;;;U;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ
>;;;;;;;;;;;;;;;;;< >;;;;;;;;;;;;;;;;;<
255 :
15/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:13:36.32 ID:nHnmnVYo
┌─ 、
了Y ヽ.
(;;;;;;;;;;;;>o
_,!;;´`;;;;"ヽ_ そうさ ヒーロー…
/⌒ ""゙゙゙ ⌒ヽ
/ 三`Y"三 ヽ`\
r' ‐、ノ、 `|´ 入.r j
`、 ヽ `-‐´+`ー イ / 丿
` - 、` i. ‐',+`‐' i/ /
lr,ノ ̄ ̄ ̄ ̄( く;
/ .:::::_イ |! | | ハ l ト l l | l ヽ. \ ヽ
/. イ ハ i l i ハ l __ ! ハ. |_.ィ |-j─l! | ハ! l_ \____ ___\_ \
´ / イ | | i ! ! ! l l | ! ( ⌒ゝ_l ィ_!´|,ニVノ_)从!ゞ ! ! | ,. '´ ,. --────-- 、__ノ
/./ レ'| | | !::!ニ!ハ二!二_ヽlー|/'fー'(V≦(オjノ:::∧. ∨ { く \ :::::ヽ
// l l | i::lヾ __V.=!≦ `ヽ! ` -、._`'≦乂_:/ ∨ ゝ、 ヽ :::::::::::::::\
// l l ハ 丶 ゝく'´l -f!ハ  ̄`ーヽ! Y: !:: \ `ー- ..、 :::: ,
// l ゝヽ | ゝ、 ゝ-‐' ゝ=´ Vjハ::: !:: ー─- 、. \ \
// ゝ \ ハ ヽ ヒイ!:: !::: \ \ \
, ' / __ .. --ュ/ \ | ハ _ -_, /!::::::!:: i::::: \ \ \
. / _,.. -‐_ ニ ― テ /' ::| ::::ハ ー /::|::::: !:. i::::::::. \ \ \
/´ , - '′ /// .:::| :::::/:::ゝ、 イ__::| :::::!:: |::::::::__ゝ_.. -──‐rー、 \, '
/ .// ./ .::::::| :::/::::::::::|::>-__ r⌒フ__ ヽ:::!:: レ ´: : : : : : : : : : : ノ:: ̄: \
/ // / ::::::::| :::イ :::::::: |::/ ノ_>ーr-√ __∠_ : : : `フヽ:::::/: : : : : : : : : : : : : :|: : : : :
256 :
16/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:13:51.03 ID:nHnmnVYo
/.!.i、 \
│!l゙`-,,、_,,,-''゙‐'"-,,、.,゙l |
`'/;;;;;;;;``,,,,,,/゙'-,,,;``;;゙l゙
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;``;;_,ノ 生き様が
゙,!',ji、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_.|
:|: `゙l,,,,_;,,,、;;;;;;;;;.;,/゙`|
:|: .゙l:`":゙l_,,、,/゙" :|,,_
._,- | ゙'i、: ::`: : :l゙`゙"ー、_
: _,/_、.._,_、-"、: : ___: : : `''-___
: ,,,-‐''/'''~゙,,,_,,_: : : : `''-,\.-‐": : : ` ̄ ゙̄''`:'": : `゙゙'''-,,、
.,-r'" `'r,,,,,,.⌒''''-、r‐',!',!r: ,/'''''''''"゙゙゙,i´ `゙''-、
.,/,/` ,/,r: :.,-‐: .゙',,,,,,,、 `'ノ":"ヽ,i´ `'/ `i、: .\
゙,i´ ./ .|: ,i´ `'-_: │ `゙/ │: `i、
│ .l゙.: ":" : `ヽ-,,,_ │ : ._,,, ̄ ゙l:::::: :|
、 .---、: : : : ,/゙i |: i、'i": : : : .:゙l,--- .゙l,、
' \≧_
/ 'トー 、
!/ /'/‐/-./ i ヽ:::: \
\ /:/ ::レ人 /|_|:/_ l! |`V \ ,ィ r、 |\:::: \
、 \ // ::/ V i「 !フ:`ヾ.ヽ! ヾV|ト ,/ ! , , | `ー―
/ ノ ......:::/::: ' `レハ!ヾ ∨ |l i\!__ / / / ! 熱 い
フ'/ ::::::::::::::/::::::: ` ' Vメ/!ゝ∠_イ / / /! ト,,
' ':::::::::::::/!:::::::::: |! Vγャ-> / /!/ 'V\\
´:::::::::::::イー:、::::::::::: , |! |!V≦ハ/ノ \\
:::::::::::::/:/:__`ー‐i:::::::::: ′ヾ ゝ<..イ \\
:::::::::::, ' r-‐'´ ト'ーゝ:::::::: ‐ 、 `´lハ:: ! \\
::::::/::_入,. -- ゝ ヽ:::::.. - ゞ_ノ |:: | \\
/::::/\ ヽ V^\ lー- 、 _,. ィ::´ |:: | _ ___________ __ ゝ \
::::: , :::::::::ゝ: :\: : : : ー 、 ヽ _ イ'´::::::|:::::: |:: | r ´イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
/__/ \: :`: : : : : : | Yフ´〈 ::::::! ::::::: |:::::: |:: | ヽ \
: : : : : : : : : : : : : : : : :..:.:.|ー--.レ__∠ ::::::: :::::::: |:::::: |:: | \ \
: :\: : : : : : : : : : : : : :.:..:| : : : :.|: : : : .>:::::::::::::|:::::: |:: | \ \
. : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:..|: : : : :=-<´ ::::::::::: |::: !:: ! \ \
257 :
17/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:14:19.84 ID:nHnmnVYo
::::::::|:: | !:::::ハ ー-!::!|、..|_ ハ::::| |!:: /'|:::: / | !
::::::::| | !::::| |:::: |:: | 「 `| ヽ::|! ハ::: / |::___ / !
::::::::| | !::::| |:::l !|: !|__ ゝ ! |::|\ ! l: / !'⌒ヾ / '
::::::::| | !::::| |:::l! | !` >lト! 、\| | | | ' ! ,__ノ / /:::|! ' /
/::! ! l∨ ゞ! | ヾ! l/_ヽ!::!::ヽ!l\!| 'f'' ___ / /:::: |! ,
::/ |::i ,' ヾ! _| レハ/ヽ∨l / !_/ヽ`メ:::::::: ' ./ /
: |:: | ゝ、 __./ ィ !/j/<_.|::: / / /
' |:: |:::: |!|: | !フ レ! / / .' ド ラ マ さ !!
/:: |:: |:::: |!|: :Vトーく/ /j//
ー:::|:: |::::: Vハフ:::丁ノ "´ヽヽ'
ー...|:: |:::::: /レ<|::: | \\
ゝ_j::: ! ::::::: 、_jノ::: |. \\
_:|:: |_:::::::::: - 、 イ |::: | .\\
ヽ::|:: ト、\ :::::::.. _ / |/!::: |. \\
:::: |:: | \ー⌒\_ ::... イ / |::: | .ヽ \
:::: |:: |\ \ \ー-.、 /:::::::! / .!: | ヽ \
:::: |:: |\\ ,--、 \ ヽー─く :::::::::::! / !: ! / ノ
:::: |:: | \ ̄::::::V \| / \::: /. !: | / /
258 :
18/30 ベルリンの赤い暴風雨
[sage]:2008/09/18(木) 23:15:16.10 ID:nHnmnVYo
OH OH !!
_
/ ´  ̄ _
// −= ニ三 ""=、
,/ / `"-、 ゝ.
DA! / / 丶 ヾ、
/ ,/ / \ '.
,' |i / / ミ i
i| |i ,/ / i| |
| |、 ,./ l´ i| |i
.i| ゝ7 | i| ,ノ DA!
i| y ゝ / ,i| 彡
i| い ゝ / i | j| /
i|、 i| 丶/ / |i | //
ゝ k \、' ノ |i /
ゝ ` - ' / /
DA! ヽ / ,
\ ー- -‐ "
259 :
19/30 ベルリンの赤い暴風雨
[sage]:2008/09/18(木) 23:15:35.35 ID:nHnmnVYo
∧_∧
( )
と つ
∧_∧ / ヽ
( ) (__)`__)
と つ ::::::::::::::
| | | :::::::::::::::
(_(_)
:::::::::::::
:::::::::::::
|| || |
___
く/二二,'ヽ
((ハイ))|l|
(^从゚д゚ iリ<^)
>_l_介_|__<
≦(ヽノ`ヘ.≧
`J ミ <スタッ
260 :
20/30 ベルリンの赤い暴風雨
[sage]:2008/09/18(木) 23:16:12.40 ID:nHnmnVYo
D Y N A M I T E !!!
,;,’;.∴
ブシュワァァァァァァァ!! ,,― 、':* ;
,;' ( Д )つ: .;
. :' ’’;, ・ とノ V ̄V `, .:'"
.,; ∧_∧': .‘ / へ ヽ
;;;∴(Д ) ;: ' ` し' ヽ_ノ
. ,、 “ ゝ つ ・'`*
・'`* ゝ_ ゙iつ
': . ' ` し
___
く/二二,'ヽ
((ハイ))|l|
(^从::- ゚iリ<^)
>_l_介_|__<
≦(ヽノ`ヘ.≧
:::::::::::`J ミ
:::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::
261 :
21/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:16:46.95 ID:nHnmnVYo
(~ヽ´ ̄`ヽ
(~)i´ノノノヽ⌒(~)
しWリ゚ -゚ノリД)つ
ヽ)_介」U∨∨
/ __l__> ___
/ (/ く/二二,'ヽ>
// 〆 ((ハイ))|l|
_ / 吠えろ マッスル! ∧_∧゚Д゚#リ|l|
丶 / (´Д`;と<_ノ|ヘ
⌒)ゞ / ;と つ/_ヘ)≧
`⌒)\ヽ从/ ´∠ ;ゝ__ (__)つミ
262 :
22/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:17:10.41 ID:nHnmnVYo
丶 ヽ、 ヽ、 | l | / /
ヽ ヾ \ ヾ \、 | | l| / / / / /
\ 、\ \\ \ | | / / / / /
ヽ \ \\ \l | / / / / /
ヾ \\ \\ \ l / / / / / / / /
\\ 、\ \\ ヾ \ ヾ / / / / / / / /
\\ \ \ ヾ ヾ ヾ / / / / / / /
\\ \ \ | / / /// /
\ \ \ \ /// //
( S e n s a t i o n !)
("γ"ヽ
(ヽヽ '´ ̄`ヽと)
〈""i|´ノノノヽ))) ヽ
\|Wリ`Д´ノリ 二つ
ゝ)_介ノ( 。Дと ___
,;、;´.:;・",;`く/二二,'ヽ>
",;*`;:,,;` ((ハイ))|l|
(゚Д゚ とヽД゚#リ|l|
と つゝ_<_ノ|ヘ
ヽ /ヘソ≧
ゝ_(__)つミ
/ / ″ \
/ / \ \ \
// / / / | \ \ 丶 \\\
/ /// / / / | ヽ \\ \ " \
/ // / / / / | l 、\\ 丶 "´ ヽ \\
/ // / / l | | 丶 \ ヽ \ \ \
263 :
23/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:17:35.57 ID:nHnmnVYo
, -―- 、 , -―v‐、
// ̄`ヽヽ /:::::::::::/-く:ヽ
i八iト、从}ハ:} /N::::::Nトi{-‐ }::i
、 ノi ゝ _'_ ノイ{ _ }:::::::::::::::::| =z'、{
__-=ニ二.\ヘi_j>rく」ム>:  ̄: :`丶、_::;i::i:::| ,/
__>: : ̄: : : /: : i/ハj{: : ヽ: : : : : : : Z:::八i::|‐一'
 ̄ ̄フ: :_∠:〈 : : V@j: : : 〉:、: : : 、二ニ=ヘ| うなれ…
 ̄ i イ「ヘY: i}: ヽ/ ,i: :「i下.`iT`/ VL、
ヽ{ V f}: 〃: {: {: :{ j/. ヽ! /、 , -‐ヘV
__ ..` - ┴': :∠へ:\l>、__ }. }´ 、: : i{
/: : : : /: /<>.i: : : : ̄ ̄\ ` ヽーv‐v-、
 ̄ ̄ ̄/: : : : :〈、: ∧ ̄´ヽi: : : 、: : : :\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__/: : : :、/: : へ/ くゝ..., 、レへ : _、_: :、_: \_____________
. /-‐‥ 7: :/`:/ムゝ∠土> ‐ムへ: :\: ヽ
/: :// ゙t‐vーf´ \: 、: ヽ
. /: /´ ヽ:|:::::| \: 、: i
/"´ ゙i:::::| \:i
情 熱
264 :
24/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:18:41.47 ID:nHnmnVYo
o _ _,.. ----- .、. _!!;;`'-ゞj _._ O
‐_ .., - ((i!;;;;;;;;;;;\ii - 、
O / ´/ ,, ((i!;;;;;;;;;;;;;ヾソ \ ゚
/ / // / / ((i!;;;;;;;;;;;;;;;;!)) ヽ o ゚
/ / / / // / / ゞi!;;;;;;;;;;;;;;;;!)). \ ゜
! 〆! / / _ .,ノ/ / / /`j!;;;;;;;;;;;;;;;;;;!)) ヽ. 。
o 。 レ。 j/! /∠_∠-'-/-/、.,/ ,ィ ((!;;;;;;;;;;;;;;;;;!)) ` o
o 。 .! !/ソ",,-, r-∠< メ// _ゞj;;-;;;;;ノU. ! |
○ o ,.. ' ,/;/_. "´ ´ / r ';;r-'' /r!;fヾ 、 | │ ○
i  ̄ ‐ / ヾヽ /;;/ !;;| ヾ;;、 | |
. / /ハ;;'_;/. !;;|、__ノ;;! . | o
ト、 _, -‐ ´_, イ..::/ ` !;| !;;ゞ-−' \. | o
!  ̄ /" ! /;i! !;;| ヽ
| / / //;!i. !;;| \ _ ,..-─
。 j __ イ/ / / j;;;|| !;;| , >-‐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
゚ ` < _´ // / / ,!;;;|| !;;| j ..-';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
` -. / / / /!;;;;|| ゞj,,〆/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
o ∧ / / ∧ `ヽ| //∠';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ r-/〆 /;;;;;;ヽ, | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
O ゚ / //´ /;;;;;;;;;;>ー‐<,, ;;;;;;;;;;;;/!,,,./ ;;;;;;;;;;。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ _ イ /;;;;; /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\/iiiiiiii∠,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
∠ - / ‐ ´j!;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\iiiiiii∠ ___;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
O ∠ - _,,((/;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/__;;;;;;;;;;;;;;;
f/ ((/;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/;;;;;;;;;;;;
。 / ((;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;O;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/;;;;;;;;;;;;;;;;;;
闘いは 正義のメッセージ!!
265 :
25/30
[sage]:2008/09/18(木) 23:21:08.40 ID:nHnmnVYo
ゞ/:::: / / , / !::::::::ヽ::::ヽ \
/::: ィ / , / / ヽヽ ヽ /::/`ー‐' |::::::lヽ ヽ
/::/ /,/ / / / / ! ! | ! ! /:/ |::::::| \,. ゙
. /::/ ,/ / ,. ,' ' ,/! i! ! / l! ! ト , /::/ |::::::| ! |
/::/ /' / / ,' ,' / ! i /! /! | | l ! /::::| ,|::::::| | /
/::/ / / ' /' ! / / | ! / /' | / 〃 l /,' | ' ! |:::: ! .|::::::| / /
/::/ /,ィ i /'|! | i! | │ l / / ! ,./_/;-//ナ' !/ ! Y!::.: | /::::::/ / /
ヾ' / /! ! l l | l | ! | | /! / / ィ'//.=j/=.、 ノ'/ /! ヾ::::::| /':::: / / /
i /!| l ! ∧ !/! | .j___ l | / j/ j/ ",ィっ::::::: ! 〉 / / .l |/\!! / |:::::::! / /
V ゝ | 乂 ヽjヽ.ィf ! ,,.==.ゞ! ヽ'´ 、`ー'.ノ, / / |. │ i l ,. ' ヽ:::: ,/ /
/ /\!| \ハ!ヽハっ:::r! ` ̄ ,/ / .| .| ,// `'/ /
/ / /: ! / ∧ ゝ- ' ,. '' / , |/ / /
/ / /::::l! / !ヘi , / /,! | / /
/ / /レ ´ / / ゝ. ` __ _ / / , , / /
/ ,// , ' , ' \ `´ー´ / ,´ / / ノ ./ /
/ ,./ /, イ/_ __..ゝ、 / / ./ / ∧ / /
/ / ,/ ' //::::::::\_ ノ::::: /:::::,.> 、._ / /_ ' _,-―'/ /::::::\ / /
\ ヽ ,/ /:! !:::::::::::::::::ヾ/:::::::/::::::::::::::`ーi / /´::::::::::::/ /::::::::::::::\,/ /
: ゞ\ヽ /::::l |::::::::::::::::/:::::::/:::::::/:::::::::::::://::::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::: / /
OH OH !!
` '
、 ノヾ '
)ヽ/ ヽ、ノ|ノ´
`r r'
) (
, '´⌒`Y´⌒` 、 ,、 /
, キ人_,/
` ) て
\ ,,_人、ノヽ /´⌒Y,.
)ヽ ( \
- < >─
) て
/^⌒`Y´^\
DA! DA! DA!
266 :
26/29 パー速重い
[sage]:2008/09/18(木) 23:22:22.40 ID:nHnmnVYo
\ ヾ、 ゛ 、 ″
ヾ、 ` ヾ丶ヾ " , '
丶 ゙ ' ゙ ´ ` '
ヽ 丶 ゙ 、 " ' 、 .ィ/~~~' 、 ″ ゙
" ` 、゛ ヾ ,r==ミヽ 、_/ /  ̄`ヽ}´ ',, ,
` ヾ 、ヾ_〈(((ノリi卯 ,》@ i(从_从)) ,,'
'- ―=/`从゚Д(#と_X_つ#)Д゚ノ| ||=─ ‐
゙ レ´V|!つ)卯iγ"`ヽ{'ミ介ミと) ||
' ` ''y /x つ とノ,ノハヽ、≧ ,,',
" ,,, l†/し´レ `J- ' て,,''
″ ヾ`,',、゙,,シ ,゙''"
D Y N A M I T E !!!
267 :
27/29
[sage]:2008/09/18(木) 23:22:50.47 ID:nHnmnVYo
___r=y=ー=冖-ィrt=、
/___f〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごソ\
/__f〆:::::::::::::::::_y=ー¬冖¬―-\ /
/ .{f7::::::::: イ厂 ;′ `\ / /
/__{f|:::::/ l l | ヽ ', ヽ / /
. /〈匚/イト\ | | | ', i ヽ∨ / / //
/  ̄7 |l|___}〉 ‖| | { | | ∨ / ..::/
. / // |:| ̄ | || l | | ト | ‖ ; ', Y /.::∠
/ , / l |:| l┼ヽ\ ||| \ |ハ / | | |: l::.::.::.:/
/ |:| | |:|', |ヽー=≧x、ヽ ゙, //_」./l | ||:リ::.:/ / 愛を叫べば…
/ |:| | |:| ヽ | 弋_リノヾ'ー |/;;;;;;; / /j / /::.::.::.∠ -‐::.::.
|:| | |:| ト ヽ  ̄ /´ |::::/::イ::.:/.::.::.:: -―
/ | | \ \;; ;;,,; / /::.::.::.::.:/__ ー―
\/ ∧ |\  ̄ ___,. ' /´::.::.::.::.::.::.<二 _  ̄ ̄
___ \ / ∧ ト \ # ┃` イ |::.::.::.< ̄ ̄ ̄ r―一
::.::.::.::\\/ /.::.ヘ ∨>=> _ ∠::.::.:| |::.::.::.::.::.> __ ̄ ̄ ̄
::.::.::.::.::.::.` <´\ヘ. ∨::/∧:ト\く___| | ̄ ̄ー―::.::.::.::.:ー- ::.::.::.::.
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.\ ゙ヘ ∨/ |:|:::://::.::.::.::.:| ∧__ー<  ̄ ̄ ̄`` ̄
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ ヽ V |:|::〈〈::.::.::.::.::.| / \::.::.::\ \
,'´r==ミ、
. ___ 卯,iリノ)))〉
_ _____, _ / `."-|l〉#゚Дノl/ ヽ__
ゝ ' '"'⌒`~"'" ''||!_/つ/ゝ ー"`` ____
、 ` ,r' ;⌒`)⌒`)' ――――――――― /†,,/)
;;⌒`)⌒`) ――― ___ /し `" ─_──
.`・; ` ;‘ ,.. .. , '. ─_──
(Sensation!)
268 :
28/29
[sage]:2008/09/18(木) 23:23:18.58 ID:nHnmnVYo
__( しヘ 弋/ )\
/ー' \ └ヘ\
└ヵ |\
/ ̄\ 〕 \
└┐ _ -―-\ ヽー、
┌┘ ,. / ヽ \ 了 ト ∠ム / ヽ
廴 / / ヽ`つ ∨Y  ̄〕マ7_
r┘ / | |└┐ | | rヘ´ \ j! _
`つ ./ | | | | 〔. ||<_ム__>  ̄__ 悪は飛び散る
〔_ .′ | | || |i `)|| 〔 ヘ\ <
ヽ| | : | | | | || レハ 弋 |r= 、r┘ | \ `
| | | ||| | 川ィチレ,_| ({ヘ參〉) ! \
| | | |⊥从_| /j//ィi´うハ「| |广7_ハ ヽ
\\ヽ7了;;ヾ ゞ- '| |∨/ \ \
\| ヽ ゞ;;;;ノ # | | ∨ \ \
| ∧ ;┃ ` . - __| ハヘ \ \
| l| >;; # / j / ̄ヽ.マ_ \ \
/∧|/ __ア=ミく入`マ" ̄ ̄ / \
輝け超人ファイターーー!!
,'~~~え.
{/´ ̄ヽヽ_, ___ .
((从_从)i@《, __ _ ,_____ _
____ ||从"Д゚#||/|| _ ' ゝ
|| {'ミ介と} || ――――――――― '(´⌒(´⌒; ヽ ` 、
――――――― ≦(ノハヽ、 ≧ ___ ――― (´⌒(´⌒;;
─ て "``J て─_─ .' , .. .、’; ` ;・`.
269 :
29/29
[sage]:2008/09/18(木) 23:23:44.78 ID:nHnmnVYo
_
,;;二 _ ,'´r==ミ、 DA DA DA !!!
,_ _ _ 卯,iリノ)))〉 _ _ _ =  ̄ ,,;;二
/ `."-|l〉#゚Д"ノl/ ヽ ────
'"'⌒`~"'" ''|!と)卯iつゝ '''"ー"``  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,'~~~え _______
,;;二 _ ''y /x lヽ __  ̄ ̄ ̄ ̄=  ̄ {/´ ̄ヽヽ_ ,,;;二 _
l†/しソ/ ―――---- ((从_从)i@《, _-- ___ _、―,
|ノ レ  ̄ ̄ ̄ _____ ─── ||从"Д゚#||/|| ─
_ ̄ 二二 ||と{'ミ介ミ'}つ|| ――――― ___:::
,r'_____ __ ――――=  ̄ ,,;;二 −= ≦ ヽ,ノハヽ、≧ ―― ̄
―――――‐て (_ノゝ__)て
キ ン 肉 マ ン !!!
_r-‐-‐、_
」 1
,.、」 { ,.、
_,. -─┴┘ └┴-- .,_
r'´ ,. ‐ヘフ >^へ、 `ヽ
| / L「| ト、 ,ィ「|」 \ |
/ / ノrf´ `i|ハ ヽ !
, ' / <_// ヽ〉> ヽ ヽ、
t──‐-、 / / く t‐、 ` ,.‐ァ ', __、 __
| | ̄} } _ __/_ _l__ _r''´ |n '. /n | __ l. └’\. | | _ __
| ,ー' _ノ /r‐、 ヽ [r─ァ ./ /.r‐ュヽ T r‐、ヽ || '. ', // | | し‐、ヽ T1 r:,==、 | /.r‐ュヽ T r‐、ヽ
| |\\ { | | } //_ l r─┘ | |/| |_〕! || ', V∧..| | ,‐,ニ, | | | l l | |. | r─┘ | | | |
_l l_ \\.、ヽノノ / ー‐' | ヽ ーク _l l_ ,」 l_ ,」L ∨ ヽ_l l__{_,二、_L.._l l_ ヽー-' _L ヽ ーク _l l_ ,」 l_
 ̄ ̄  ̄__ ̄__| 丁「 ̄ |  ̄ レ'/ ̄  ̄  ̄\J |  ̄ | 丁| __ ̄_  ̄ ̄ ̄
、_rュ__ /スヽ__ \ ================ー''´ ̄__ />、/ __tァ_,.
´ rテi! ムこフノゝ ``ヽ、 / 〈||幻 の メ イ デ ン タ ッ グ 編 ||〉 | ,. -‐''´ ム上_ノ /_ U`
{S}-‐-、f7フ ,.ィ' \./ ================ヽ_// __ (ヽ_,r‐-{じノ
,.ィ>、fフくiーくノノ 十 1i⌒' / | | | レ'^レ'^i ∠) レ'^i /7 ト、_)‐ァ'ス_>^ァ-、
ム( _>、| {ヽ\. レ .| {__ノレ' し''レ | | レ (___, | レ {__ノレ //} ´ { /マ>ソ、
`ー '^\ \  ̄`` ┐ ┌┐ ┌  ̄ / /  ̄ ´
\ `ー‐一⌒ヽ、 ! | | .! ,. ‐---一'´ /
`ー-ゝ ̄``ヽ辷__ | ∨ | __彡'´ ̄ ̄ー一'´
| | |
270 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 23:24:33.92 ID:nHnmnVYo
お邪魔してすいませんでした。
271 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/18(木) 23:26:40.35 ID:HUdZ936o
>>270
乙!! 素晴らしい!!
272 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/18(木) 23:32:05.18 ID:tw9K/XQ0
いつもありがとうございます
すげーよ、本当にすげーよAA職人ってのは
俺もあんたみたいな超人になりたいな
273 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/19(金) 00:06:33.43 ID:yGRDsnE0
乙!
U世編での翠のタッグはジェイドか
274 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/19(金) 00:48:51.55 ID:SXceRrI0
このAA作者はホンマすごい
275 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/19(金) 01:27:30.88 ID:J8PVB2AO
待て待て、このスレはまだ使えるぞ
まだ何か書いてくれるんだろう?作者よ
276 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/19(金) 01:44:54.60 ID:I6DV6us0
亀だけど作者超乙!
綺麗なラストで感動しますた。
他のデビルメイデンのその後が個人的には凄く気になったけど、
それはまぁ。。。。。。。。。。。次の物語へ持ち越s(ry
>>270
ゲェーッ!?AA超人!?
素晴らしい、見事としか言い様の無い燃え構図。
超乙です!
277 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/19(金) 02:19:42.00 ID:ZlbZF1Eo
作者に替わって俺たちが書けば良…
おや?だれか来た
278 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/19(金) 02:56:38.14 ID:cvO3VmM0
>>1
さん!本当に乙でした!
特にラストのくだりは不覚にもグッときました…
あなたほどの才能を埋もれさせるのは勿体なさ過ぎます!いつの日か続編を書いもらいたいです!
>>270
さんも乙です!愛溢れるAA感動しました!
279 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/19(金) 07:24:11.85 ID:J8PVB2AO
万太郎×真紅
ジェイド×翠星石
キッド×金糸雀
ケビン×蒼星石
水銀燈はクロエ?もしくは超人化しためぐ?
雛苺は二世のバッファローマンポジションのスカーフェイスかも…
ああああ!二世編読みてえ!
280 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/19(金) 17:13:12.63 ID:Xp.TYvgo
>>240
がすごいな・・・これ見たら党員がふっとぶなww
281 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/19(金) 19:52:53.75 ID:z27/Eu20
肉と薔薇への愛を感じた。
>>1
乙!
282 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/19(金) 21:42:13.29 ID:j2FS4zk0
>>279
ばらすぃー…チェックメイト
きらきー…覚醒セイウチン
ってところか?
283 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/20(土) 02:13:39.94 ID:.t8kPYAO
アタル兄さんが出なかったのだけが残念だ
284 :
270
[sage]:2008/09/20(土) 04:18:28.83 ID:DOvMRPgo
……ここで書いたAA、俺のAA保管庫に載せていいですか
285 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/20(土) 08:02:05.26 ID:.t8kPYAO
許可とる必要はないだろ
286 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/20(土) 18:06:39.06 ID:sfTG2LU0
このスレをこのまま朽ちさせるのは勿体無い
287 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/20(土) 20:12:58.11 ID:c2jI2wA0
>>283
そこでJUMくんですよ!
288 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/20(土) 22:31:33.45 ID:.t8kPYAO
>>287
通販でクーリングオフしてスリルを楽しむ引きこもりの少年JUMの元にある日ソルジャーマスクを被った牧師が送りこまれてくるんですね!わかります!
それでなんだかんだあって運命の五王子たちと一緒に暮らすようになるんですね!わかります!
めちゃ筋肉密度の高い桜田家
289 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 14:15:24.28 ID:DpDaJKY0
需要があるようなら本編で消化できなかったネタを番外編としてぼちぼち書こうと思います
もう少し駄文劇場につきあってくれるかい?
290 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 14:16:46.15 ID:M0/pl7Qo
もろちん!
291 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/21(日) 14:19:48.06 ID:fyyUcsso
カモン!
292 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 14:23:20.94 ID:qYixkgw0
オウ!イエスイエース!
293 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/21(日) 14:24:45.90 ID:JgpyCoDO
な、なんだってー
楽しみにしとります
294 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 14:34:11.61 ID:DpDaJKY0
ありがてえ、ありがてえ…
んじゃ例の如く書き溜めを開始します
295 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 14:37:38.51 ID:v.FeJ.AO
信じて待っていた甲斐があったぜーっ!
296 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/21(日) 15:05:41.45 ID:TbmV3820
この上まだ楽しませてくれるだなんて……
wwktkしながら待ちますよ
297 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/21(日) 15:51:05.55 ID:fyyUcsso
シーハーシーハー
298 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 17:43:35.21 ID:qYixkgw0
コーホーコーホー
299 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:01:18.36 ID:DpDaJKY0
キン肉マン×ローゼンメイデン番外編 PARTT
「黒い天使と黒い悪魔」
300 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:02:17.96 ID:DpDaJKY0
〜病院〜
ウォーズマン「ベアクローッ!!」
シャシャシャシャシャ…
ウォーズマン「コーホー…」
ウォーズマン「めぐ、リンゴが剥けたぞ」
めぐ「ありがとう、ウォーズマン」
ウォーズマン「もうすっかり顔色もよくなったな。退院まで一ヶ月もかからないだろう」
めぐ「これも全て水銀燈のお陰ね…。いくら感謝してもし足りないわ」
ウォーズマン「そうだな…ならば次の時代でその恩を返してやるといい…」
めぐ「…次の時代か…、でも次の時代で私は水銀燈のミーディアムになれるのかしら?」
めぐ「もし私のところにトランクが届かなかったとしたら…」
ウォーズマン「フ…その点は心配はいらないさ。オレだってトランクが届いて水銀燈と出会ったわけではないからな…」
めぐ「えっ!?それってどういうことなの…?ウォーズマン、詳しく聞かせてくれない?」
ウォーズマン「ならば、少し昔話をするとしよう…」
ウォーズマン「…あれは…オレがシベリアに両親の墓参りで一時帰国した時のことだった…」
301 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:03:44.12 ID:DpDaJKY0
〜今よりちょっと昔…ソビエト連邦・シベリア〜
ウォーズマン「…相変わらずだな…この深々と雪の降る町並みは…」
ウォーズマン「パーパとマーマの墓参りも終わったし、後は…。………うん?何だか騒がしいな…」
ワー!ワー!
青年1「まるで悪魔のように黒い翼!こいつはきっと悪行超人の手先だ!石をぶつけてやれ!」
青年2「どうせその金とやらも奪ってきたものなんだろう!とっとと町から出て行きやがれーっ!」
青年3「てめえに売るような物は何もねえーっ!くらいやがれーっ!」
ウォーズマン「あれは…女の子?…やめろっ!!何をやっている!!」
青年1「悪魔を追い払ってるのさ!邪魔するんじゃねえ!あんたも巻き添えをくらうぜ!」
ギロッ
ウォーズマン「やめろと言っているのが聞こえないのか…?」
青年1「ヒッ…!」
青年2「こ、今回はここまでにしておいてやる!次に顔見せやがったらタダじゃおかねえぜ!」
ダダダダダダダ…
302 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:05:44.77 ID:DpDaJKY0
ウォーズマン「やれやれ、情けない連中だ…。…君、大丈夫か?石をぶつけられていたようだが…」
バシッ!
ウォーズマン「っ!」
水銀燈「余計なお世話よぉ!」
ウォーズマン「大丈夫…そうだな…」
水銀燈「ふん!」
バサバサバサバサ…
ウォーズマン「行ってしまった…。黒い翼を持つ少女か…一体何者なんだろう…?」
ウォーズマン「あの体のサイズからして人間ではないようだったが…」
これがオレと水銀燈の初めての出会いだった。
オレ自身の幼少時代と重なることもあり、オレは水銀燈をどうにもまったくの他人だと思うことができなかった。
パーパとマーマの墓参りは終わったが、どうにも日本に帰る気になれなかったオレはしばらくシベリアに留まることにした。
人間でもない、超人でもない、当時としては未知なる存在であったローゼンメイデンの水銀燈を放っておけなかったからだ。
そして、数日が過ぎ…水銀燈は再びオレの前に現れた。
303 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:07:41.38 ID:DpDaJKY0
ウォーズマン「あの少女だ。今度は買い物じゃないようだが…一体どこに行っているのだろう?」
水銀燈「……………」
ウォーズマン「…あまり良い趣味とは言えんが…尾行してみるか…」
〜数十分後〜
水銀燈「……………」
サッ
ウォーズマン「壊れた機械超人の廃棄場…スクラップの山だ…。一体こんなところに何の用があるんだ?」
浮浪者「おや、あんた…見ない顔だね。あんたも機械人形のバトルを見に来たのかい?」
ウォーズマン「機械人形…?それは一体何なんだ?」
浮浪者「フフ…どうやら知らないようだな。機械人形ってのは新しくソ連軍が開発した機械超人に変わる対西欧諸国戦争用兵士さ」
浮浪者「サイズは超人よりも小さめだが侮っちゃいけない。たったひとりで一個師団を壊滅させるほどの実力があるんだ」
ウォーズマン「ソ連軍は…まだそんなものを作っていたのか…。では、この先では機械人形たちが廃棄されているのか?」
浮浪者「ああ、まだ機械人形兵士は実験段階だからな。失敗作として篩い落とされた機械人形のたまり場がここってわけさ」
浮浪者「そして戦いを忘れられない彼らは終日ここで大会を開いて戦い続けている…。せっかくだ、あんたも見ていきなよ」
304 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:09:39.04 ID:DpDaJKY0
〜機械人形闘技場〜
ウォーズマン「ウッ!酷い光景だ…!ここは地獄か…!?」
浮浪者「機械人形たちは徹底的に相手を破壊しつくすまで戦闘をやめない…下に溜まっているのは血の海ならぬオイルの海さ」
ウォーズマン「これがソ連軍の生み出した闇か…。あ、あの少女は…!」
浮浪者「おっと、今日は“黒い天使”が参加しているのか。今日の賭けは荒れるぜ〜!」
ウォーズマン「“黒い天使”…?」
浮浪者「あの黒い翼を持つ人形の異名さ。対戦相手を必ずあの世に送り込むファイトから天使なんて呼ばれているのさ」
浮浪者「ヤツの強さは反則級だ。廃棄された機械人形風情じゃ相手にもならない。大会荒らしだよ」
ウォーズマン「…何故、彼女がここに…」
浮浪者「この大会はオレらみたいな浮浪者の賭け金から優勝賞金が出るからな。それが目当てだろう…」
ウォーズマン「生活に苦しんでいるのか…」
浮浪者「だろうな。だが、この大会だってソ連軍の目から完全に離れたわけじゃねえ」
浮浪者「そのうちに天使様の下にはソ連軍からスカウトが行くだろうよ。そうなりゃ貧乏生活ともオサラバってわけさ」
ウォーズマン「そして最終的には戦場に立つことになる、と…」
ウォーズマン「(そうなったらおしまいだろう…。なんとかしてやりたいが…)」
305 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:11:39.13 ID:DpDaJKY0
機械人形「ギゴゴゴ…!」
水銀燈「来なさいよぉ、更にジャンクにしてあげるわぁ」
機械人形「ギゴーーーッ!!」
水銀燈「遅いわよぉ!油が切れてるんじゃないのぉ!」
ガシッ
水銀燈「はぁい、捕まえたぁ…全女式ボディスラム!!」
ドォォンッ!
機械人形「ギゴォッ…!」
ウォーズマン「お見事!」
浮浪者「最初は黒い羽根を飛ばしたりしてたんだがね…最近じゃ格闘戦の方が強いって話だ」
ウォーズマン「誰かに教えを受けている?」
浮浪者「だとしたらこんな場所には来ないだろうさ。天性の才能か、それとも人形としての性能の違いか…」
ウォーズマン「惜しいな…。ちゃんとした師さえいれば陽の当たる場所で活躍できるだろうに…」
???「ククク…“黒い天使”か…。使えそうだな…」
306 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:13:40.40 ID:DpDaJKY0
〜数時間後〜
浮浪者「どうやら今回も天使様が優勝したようだな…。あんた、どうするんだい?」
ウォーズマン「色々と説明ありがとよ、オッサン。オレはもう少しあの少女を調べてみるぜ」
浮浪者「そうかい。ま、首を突っ込みすぎて軍に目をつけられないようにな」
ウォーズマン「生憎、軍関係とは昔から因縁があるんでな。気持ちだけありがたく受け取っておくぜ」
ウォーズマン「もうすっかり日も暮れてしまったな…」
水銀燈「……………」
ウォーズマン「どんどん町から離れていっているが…一体どこで寝泊りしているんだ?」
水銀燈「……………」
サッ
ウォーズマン「ムッ!しまった、見失った!建物に入られたか!」
ウォーズマン「しかしこの辺りにある建物と言えば…」
キョロキョロ…
ウォーズマン「この古びた教会ぐらいしかないな…」
307 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:15:47.05 ID:DpDaJKY0
〜古びた教会〜
水銀燈「ただいまぁ」
子供1「おかえりなさい、水銀燈!」
子供2「わぁーい!おかえり、水銀燈!」
キャッキャッ
水銀燈「ちょっ…ちょっと離れて頂戴。これじゃあ動けないわぁ」
女の子「おかえり、水銀燈。今日も食べ物を持って帰ってくれたのね?」
水銀燈「ただいま、ラリサ。病気なのに無理しないで。まだ寝てていいのよぉ?」
女の子「ふふ…心配してくれるの?」
水銀燈「そ、そうじゃないわよぉ!貴女は私のミーディアムだから早く回復して貰わないと困るのは私なんだから!」
子供1「素直じゃないのー、水銀燈ー!」
子供2「本当はラリサ姉ちゃんが心配なくせにー!」
水銀燈「お、お黙りなさいよぉ!」
ウォーズマン「孤児たちを養っているのか…。あの大会に出場していたのはそのためか…」
308 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:17:42.27 ID:DpDaJKY0
ザッ
ウォーズマン「オレとしたことが、野暮なことをしちまったもんだぜ…。帰るか…」
???「!!」
ウォーズマン「何ッ!?そこにいるのは誰だ!一体何をしている!」
???「…!」
ダダダダダダ…
ウォーズマン「待て!!クソッ、まさかソ連軍の回し者か!? スクリュードライバーッ!!」
???「ちぃっ!」
ガキィィィンッ!
ウォーズマン「ウオッ!ス…スクリュードライバーが弾かれるとは…!」
ダダダダダダ…
ウォーズマン「クッ、逃がしたか…。おそらくあれはソ連軍の超人…。…まずいな…」
水銀燈「そこにいるのは誰!?」
ウォーズマン「長居は無用…。退散せねば…!」
309 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:19:43.81 ID:DpDaJKY0
〜数日後〜
水銀燈「…何か最近誰かに尾けられている気がするのよねぇ…」
サッ
ウォーズマン「…よう…」
水銀燈「あれ、貴方は確か…あの時の余計なお節介焼き…」
ウォーズマン「ウォーズマンだ…」
水銀燈「そう、ウォーズマン…超人ねぇ。私はローゼンメイデン第一ドール・水銀燈よ」
ウォーズマン「水銀燈…それがお前の名か…」
水銀燈「ねえ…最近私を尾け回しているのは貴方?ストーカーってヤツぅ?」
ウォーズマン「いいや、オレが追っているのはお前を尾行しているヤツだ。心当たりはないか?」
水銀燈「し、知るわけないじゃなぁい!何なのよ、それ!」
ウォーズマン「…お前の戦闘能力を見込んだソ連軍のスカウトだとオレは踏んでいる…」
水銀燈「!!」
ウォーズマン「ヤツらは目的を達成するためには手段を選ばない。…水銀燈、このままでは危険だ…」
ウォーズマン「今すぐ、この国を離れた方がいい…」
310 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:21:47.78 ID:DpDaJKY0
水銀燈「そ、それは…あの子たちを見捨てろってことぉ?」
ウォーズマン「そうは言っていない!しかしこのままでは本当に危険なんだ!」
水銀燈「できるわけないじゃないのぉ!私がいなければあの子たちはどうやって生活していくわけ!?」
ウォーズマン「それはオレがなんとかしてやる!だから…」
水銀燈「しつこいわ…よぉっ!」
バシッ!
ウォーズマン「クッ…! し、しまった…マスクが…」
水銀燈「…み…醜い顔…」
ウォーズマン「…否定はしない…。オレの話を聞いてくれ…」
水銀燈「こ、来ないで!あの子たちは私が守る!あんたなんかの手は借りないわぁ!」
バサバサバサバサ…
ウォーズマン「…やれやれ…怖がらせてしまったか…」
ウォーズマン「これ以上関わらないほうが…あいつのためなのか…?」
???「クク…、ウォーズマンと離れたか…。今がチャンスだな…」
311 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:23:45.34 ID:DpDaJKY0
〜古びた教会〜
水銀燈「ハァ…ハァ…」
ラリサ「ど、どうしたの、水銀燈?血相を変えて…」
水銀燈「な…何でもない!何でもないのよ!」
ラリサ「水銀燈…」
ドガッ!
子供1「キャアアッ!」
ラリサ「な、何!?今の音は!」
機械超人「ククク…邪魔するぜ。水銀燈、ソ連軍機械人形開発部がお前を招待したいそうだ」
機械超人「大人しくこのオレ様についてきてもらおうか!なお、断るって選択肢はなしだぜ!」
水銀燈「ソ連軍…!ふ…ふざけるんじゃないわよぉっ!」
ドキャアッ!
機械超人「グオ…!ホホー、なかなかの威力のエルボーを持ってるじゃねえか。人形にしちゃあ上出来だぜ」
水銀燈「(超人にも効いた!私の実力は対超人にも通用するわぁ!)」
312 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:25:41.40 ID:DpDaJKY0
水銀燈「はああああっ!!」
ドガガガガガガ…!
機械超人「ヌグォッ!ヌガァッ!な…なんてラッシュだ…!装甲の弱い部分をピンポイントで狙ってきやがる…!」
水銀燈「生憎、機械相手の戦いは慣れているのよぉ!そらそらぁっ!」
機械超人「ククク…そうかい、だが水銀燈…お前はひとつ大事なことを忘れているぜ…?」
ラリサ「はぁ…はぁ…!」
水銀燈「ラ、ラリサ!!」
機械超人「今までの機械人形相手じゃ、ミーディアムであるその小娘へかかる負担は軽いものだったろうが…超人は違ったようだな!」
機械超人「聞けば、その小娘は結構な重い病気を患っているとか…クク、これ以上続けたら死んじまうかも知れねえなぁ〜っ!」
水銀燈「クッ…!」
機械超人「さてと、水銀燈…その小娘との契約を破棄して、今度はこのオレ様と契約して貰おうか!」
機械超人「ククク…嫌とは言わせねえぜ…!オメーには最初から選択肢なんてなかったんだからよぉ!」
ラリサ「す…水銀燈…」
水銀燈「…契約…解除…」
ポウッ
313 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:27:44.70 ID:DpDaJKY0
ラリサ「そ、そんな!いけないわ、水銀燈!」
機械超人「グハハハハ!そうだ、それでいい!では次にオレと契約しろ!」
機械超人「そして我が祖国のために死ぬまで戦い続けてもらおうか〜っ!」
水銀燈「お断りよぉ」
機械超人「何ッ!?」
水銀燈「確かにあのまま続けていればラリサは死んでいた…。だから契約は解除した…」
水銀燈「だけど、貴方のようなゲスを新しいミーディアムに選ぶくらいなら…ジャンクになった方がマシよぉ!」
機械超人「テッ、テメェ〜ッ!!こうなりゃバラバラに解体して持ち帰ってやらぁ〜っ!!」
ゴウッ
水銀燈「(やられる…!)」
ガキィィッ!!
水銀燈「………。え…?」
ウォーズマン「間に合ったか…。悪いな、水銀燈…もう一度余計なお世話をさせてもらうぜ!」
機械超人「ウォ…ウォーズマン…!き、貴様〜〜〜っ!!」
314 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:29:48.59 ID:DpDaJKY0
水銀燈「ウォ…ウォーズマン…どうして!?」
ウォーズマン「フ…どうしてもお前が他人のように思えなくてな…。ここはオレに任せておきな…」
機械超人「おのれ、西欧諸国に裏切った重罪人・ウォーズマン!どこまでも我らソ連軍に楯突く気か!!」
ウォーズマン「先に裏切ったのは貴様らソ連軍の方だ。これ以上、こいつらに手を出す気なら容赦はしないぜ!」
機械超人「ほざけーっ!貴様のスクリュードライバーがこのオレには通用しないのを忘れたかーっ!!」
ドドドドド…
ウォーズマン「確かに、貴様にはスクリュードライバーが通用しないんだったな…。しかし…」
カッ
機械超人「ゲェッ!ウォ…ウォーズマンスマイル…!」
ウォーズマン「このオレの必殺技はスクリュードライバーだけじゃないんだぜーっ!!」
水銀燈「股抜きスライディングで相手の背後を取り…そのまま背に跨ってチキンウィング…。あの技は…!?」
グワッキィッ!!
ウォーズマン「パロ・スペシャルーーーーーッ!!」
機械超人「ギャアアアアーーーッ!!」
315 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:31:43.26 ID:DpDaJKY0
ズン…
ウォーズマン「殺しはしない…。だが帰ってソ連軍に伝えな!これ以上、この教会に手を出そうものなら…」
ウォーズマン「“黒い悪魔”ウォーズマンが相手になると!」
機械超人「グウウッ…!…わ…わかった…」
ダダダダダダ…
ウォーズマン「…これで軍もそう簡単に手出しはできまい…」
水銀燈「ウォーズマン…あの…ありがとう。さっきは酷いことを言ってしまったのに…」
ウォーズマン「何、これはただのお節介だ。礼も謝罪もいらん…」
ウォーズマン「じゃ…あばよ、水銀燈。その子たちと幸せに暮らしな…」
ザッ
水銀燈「ウォーズマン…」
水銀燈「(一部の無駄のない戦い方…冷たい鉄の体の中に隠された温かい心…、これが正義超人・ウォーズマン…)」
ラリサ「ねえ、水銀燈。ウォーズマンに着いていってもいいのよ?」
水銀燈「えっ?」
316 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:33:40.76 ID:DpDaJKY0
ラリサ「正義超人・ウォーズマンに惹かれるものを感じたんでしょう?行きなさいよ!」
ラリサ「私はもう貴女のミーディアムではなくなったんだし、ね…」
水銀燈「でも…」
子供1「僕たちのことなら大丈夫だよーっ!」
子供2「今まで水銀燈に頼りすぎてた…だから、これからは私たちが働いて稼いでいくわ!」
ラリサ「だから行って、水銀燈!今まで本当にありがとう!」
水銀燈「…皆…。………ありがとう!…いってきます!」
バサバサバサバサ…
ウォーズマン「………いいのか、天使様が悪魔なんかについてきて…」
水銀燈「おばかさぁん、私は天使と呼ばれているかも知れないけれど、“黒い天使”よぉ?」
ウォーズマン「フ…そうか…。オレは“黒い悪魔”…確かに似合いだな…」
ウォーズマン「…日本に向かうぞ…オレの仲間たちの元にお前と同じような人形が届いたそうだ…」
水銀燈「いよいよアリスゲームが始まるってわけね…。これからよろしく頼むわよぉ?新しいミーディアム、ウォーズマン」
ウォーズマン「ああ、長い付き合いになりそうだな。水銀燈」
317 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:34:06.06 ID:DpDaJKY0
キン肉マン×ローゼンメイデン番外編 PARTT
「黒い天使と黒い悪魔」 完
318 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:36:31.99 ID:DpDaJKY0
番外編その1でした
肉萬読んでたら妄想が拡がりまくったという話
ちなみにラリサはロシア女性人名で日本で言う花子くらいポピュラーなものらしい
319 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 19:36:34.83 ID:M0/pl7Qo
とりあえず乙!
PARTTということはまだ続くかな?
320 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/21(日) 19:39:55.47 ID:FsVE3gDO
>>1
乙! 面白かったよ。
Part1って事はまだまだ続編があるのか?
321 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/21(日) 19:43:37.73 ID:DpDaJKY0
申し訳ないことに消化しきれなかったネタはまだあったりする
そしてアタル兄さんを出したかったりする
ぼちぼち書いていくんで付き合ってくれるとうれしいぜ
322 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 19:44:14.57 ID:M0/pl7Qo
ばっちこーい!!!!!!!
323 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 19:49:33.25 ID:v.FeJ.AO
マジ肉萬ぽくてワロタwww
ウォーズ×水銀燈ファンとしては至高の一話だ
だけどベアクローでリンゴの皮剥きすなwww
324 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/21(日) 21:50:01.82 ID:JgpyCoDO
まさに能力の無駄遣いww
325 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/21(日) 22:15:18.92 ID:MyWBUs20
乙!ウォーズマンになら安心してめぐを嫁がせられるぜ!
でも流石にウォーズとめぐの子供は出しちゃまずいよな…
326 :
270
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:07:09.91 ID:.PBwOlgo
>>1
さん乙かれ様でした。
何処までやられるかは解りませんが復活滅茶苦茶嬉しいです。
という訳で俺もまたまたスレ汚しさせて頂きますww
今回はウォーズマンということでテーマは「悲しみのベアークロー」にしました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4472637
ニコニコで申し訳ない、youtubeに無かったもんで……
327 :
1/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:09:48.43 ID:.PBwOlgo
、.__... ='''""\ ̄ヽヽ:.:.l\ヽ:.:.:l. :.|.:.: .:! :|:.: .|:.:
',\「 _\ト、\:.:.!:.:.|:.:.: .:.:| :.!: l.:.:
:.! ヽ /:,:.! ヽヽ\:.:.!:.:.: ..:.:./:./: ./.:.:
ヽ. ゝ l:.// トゝ.ヽヽ:.:. ..:.:.:.:///l:rイ':´ ,:
ヽ 、ヘ ー' ヽヽ':.:.:.://イ'T, !:.: ..:./:
` -丶-_-- ――-_- ヽ',:/ /,リ ,イ/:.:.://
ヽ ` ̄  ̄` '′/' '' //:.://´:
ヽ:\ l`¬'イイl:.:./:.:.:
\ ヽヽ ', ,'.: | !:/:.:.:
:.:.. \``丶 / /:.: .!/:.:.: ベアー・クローが 鋭く光り
丶、:...ヽ、 ,. '´ , ':.:.: /:.: /
`丶、 ,ィニ二二.._‐ .._ /.: :.:./: //
〈 、 丁:.:ア´ ,. イ:.:.:.: /,. ィ"/
ヽ二...__‐..二!/ ,.ィ:´:.:!:.:!:.:-'‐:.´ l |
,...:.':´:.:.l:.:.:.:l:.:.!:.: : / /
,'´r==ミ、 '
卯,iリノ)))〉 ` ,' \_|、 |\_|、 ・
/`从#゚Дリ- ̄―= ・< ―― 【 Д】。∴
レ´V/,-、,卯-=―=' " ) ―_ [_ [_ ,ノ
)--'/x/ ' ’./Y __ と_と__ノ
l†/しレ
328 :
2/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:10:33.37 ID:.PBwOlgo
,. ,-:‐:‐- .、
.r'ー'::::::::::::::::.ヽ
. i'::::::::::;;;;;;;;;;;;;;:::.l
l.::::√ニ::Tニ:l;ノ
ヽ;:l、:::::::::|.:::/
⌒';i-ー'ノ、;\_;ィト/ `1ーi'"⌒゙
:ノ ヽ、- ̄- _/ 、
 ̄i ̄
マットに広がる 地獄絵図
329 :
3/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:10:57.02 ID:.PBwOlgo
| ト二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二| |
| |.| | |
| ト二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二| |
| |.| | |
|_|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|_|
| _ |
| ,'´r==ミ、 |
| 卯,iリノ)))〉 |
. | /`-|l〉l. ‐ ノlノ\ |
| レ´V|!/;‘;;;)Vヽ! |
| ''y;,/x lヽ |
| l†/しソ†| ;゚:;,.゚。 |
| ;゚; ゙ .,,,..λ. |
| ,.゚,;:゚【゚皿;。#】,.。;:.,゚ ,:∽;°,:.; |
,.,゚ ;:;゚;,,.*.゚;,。;:;;∵,,.゚;:,.,∝8゜;., ,: ゙。;
⊂,;;゚:;。;: ∨.,:。 ゙ ゙゙゙゙゙゙[_;@;O⌒@つ
パロ・スペシャルで 返り血浴びる
330 :
4/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:11:39.29 ID:.PBwOlgo
/ /:::: |/ /ムナ-'゙´ / /::/ /::::.. :::|:::
// /::: ム- ニ/7゙/:::::... // //::::.. _ __:::|:::
///_,ィニ/ー '/メ./二´二´ ̄/:::: ̄ `:ヾ、/.:/::/
/─' / ./彡/'´::::/,::-、ヽ ::::::/.:/ /
// ゙´ 弋、;;ノノ ゙ .:/ /
,. -ーミ、`::ー-- 、ー'゙__ /ミ='..:/ /
ー-、 ::::::::::::::::::::::ー=彡'゙ .::/ //.:.
::::::::::::::::::: :/ //::: :::: 冷たいファイティング・コンピューター
// /:::: ::::
/ :::/: :::::
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.:/:::::: -ー' ´
....:::::::::/::: -ォ'´ :::::::::
'─ '゙...:´/:|::: :::::::::::::
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..::-ー' |:::::::::::|::::::::::::::/:: :::::::::::::::::
, ィ' ´::::::::_/ー-i:::::!:::::::::::/:: ::::::::::::::::::
ー'  ̄::::::: ̄ ̄:::::::|. |::::|:::::::::/:: :::::::::::::::
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331 :
5/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:12:12.25 ID:.PBwOlgo
i、 i、
| .l .__.,. ly .、゙l i、 ,,._,,,,,
, .____,|,__ニン'''゙`| r゙i、〉._ ノ\
.゙l ` | .,ン>,i´.リ }|~~>'^.| |\
゙l |rsii二, .| λλヒソヒソ | | |\
.| .,ン''゙,,! λλ д λλ ,| | .|| \
| ._/" _ノ'゙l ( д ) ( д ) レ| \|.| .| | ウォーズマン……
l.`_,._-''^ | ( )し( )f゙'-," \|
′ ,コ / し`J し`Jレ `-., 〉
,x!" |l | l゙゙''i、, ュ,ン´
._.ッ!'~ -''| | λλ ペッ | | `| .\
/ /゛ l ./ ( #д)、 | | i\ \
" _, r'" l゙ ( ) | | l \ `ヽ,、 /
´ _,__、 / し`J \|i、 .| \ \,ノ
、 l″ ヽ f ヽ、 | r'"| .|\ i
ヽ | }.l゙ _ ゙l | f十| |  ̄i
| ト' ,'´r==ミ、 ヽ| Lソ | .l
| / 卯,iリノ)))〉 .'-、'″ | .|
ヽ-, ,! /`-|l〉l.゚ ‐゚ノlノ\ \ . |
| レ´V|!/'i)卯i)Vヽ! \ .l゙
''y /x lヽ ''-.″
l†/しソ†| ゙'-
lノ レ
332 :
6/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:12:44.43 ID:.PBwOlgo
o 。 o
;;', 。 。 † 。 。 o
,;,;;;「i o i"'i 。 。
;;;),,;;\ _ 。 l l 。 o l
ヾ,,)ヾ)\|:::::| ,,-"l ,;\ io | 。 /";;;--,,_
,,;;ゞ::;;;)┴\,|'-_ | ヘ,: l:::::| 。 ,ヘ /ヽ i ∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヾ);"ヾ),;"┴\;;;;,ヘ-,,| l,l|: l:::::| 。|,,l'";,,日::ヽ/\`l;, 田 田:::
);;;ヾ)ヾ")┬┴\::::::::''、ソ-、:::::|, /,,-'',,:. ::\/:日_ゝ ::. .. :;
;;))ヾ",__,,;;┬┴\/;ヽ,-ヽ.∧二\l,,ム\、,,--'',,,,_;;'| 田 田 ::
;;ヾ::::,,////ヽ;;,,;.:┬|/|:::ヽ:::::lΠl,,(;;;, / ",, |::::::/ノノ、ノ""''''--,,,,_
ヾ);;)/////ヾ\ ┴|/|'、:::lγヽ(ヾ(;;,,ゞ ,,, |:::/ノノ、入入入入入/::
|Vvvwi,iir、;^;;|┴┬|/|ii|:::l |:::::|;;,,(ヾ,,::) ;;,,) |/ノ、ノ、入入入入/┴::
r'i"i,,i-i,ii| |==|┬┴|/|ii|:::l |:::::|(ヾ;;;ヾ),;ヾ:;;ヾ)"''-,,_ノ、入入/┴┬::
r'i"i,,i-i,ii|_|==|┴┬|/""''''''---;;;;;;lトli (ヾ;;(::) ;;,, "''-_/┴┬┴::
r'i"i,,i-i/i,==|;;;,,-''" ,,、 ⌒ヽl;;:; ;;::. ";;. ,|┴┬┴┬::
r'i"i-i'l:::::i';;;;;/ ノヘヽ γ"'; . . : |┬┴┬┴::
/iツ"i:::::l/ "⌒"'"⌒ ,, ~ ヽ l | 、 ,;;|┴┬┴┬::
: : l/./ ⌒" ヽl |:. ...|┬┴┬┴::
::::::/,;ゝ ''"'' ,, ヽ |;,.; ,|┴┬┴┬::
/ヽ' "'' '''""'' ヽl .: |┬┴┬┴::
,,,_ \ ,:|┴┬┴┬::
⌒⌒ ''""'' ⌒
苦しみを超えた時
333 :
7/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:13:15.12 ID:.PBwOlgo
|;;::;:| | | |___| |! i| |:;:;;| | | |:___|
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|;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_| | ̄ ̄ii ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ii ̄ ̄| |;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_|
.ニニニニニニニ|_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;:;:|.[二|i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i|二].|_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;:;:|ニニニニニニニ
|:.:.|i_人_†_人_†_人_†_人_i|:.:.:|
| :.:.:.;.;.;.;.;.;.;,'´r==ミ、:.:.:.:.:.:.:.: |
|∧,,∧;,;,,;,卯,iリノ)))〉,;,;,;,;∧∧
ミ,,゚Д゚彡`-|l〉;´ヮ`ノlノ(・∀・,,)\
________________/ミ つつ |とi)卯iつ と と )::;;;;:;\_________________
__________________|;;::;;:;::::; ∧∧y /"")"). ∧∧ ∧∧;;;::;:|_________________
/:::::::::::::(,,゚Дl†/ しソ†|| ∧∧ (∀`,,):::::::::\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||~`( )lノ J|| (ヮ゚,,,)(|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|レi ( iヽ!|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||__.|/ \|._||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|レi iヽ!|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||__.|/ \|._||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|レi iヽ!|
|/ \|
ウ ォ ー ズ マ ン……
334 :
8/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:14:32.61 ID:.PBwOlgo
'゙;/ / ,/;;/ / `'-、, |. .l | ! .l
,i′ / / ,iリ / .`''-,、 ! l゙ | l .!
.,i .,! /;;./ .,! 'lニ;;;;;;ii__, . \ .! / ./ l |
" .l゙ ./;;./ .! .| `~ヘii,,、 .` l / ./ / !
l ./.,/ .!'、 ! `.l | ./ / ./ ,!
./ .゛ 、 . l ヽ .l ,! , _. / ./ |
/ / ./ .! .ヽ .l ! . / .><、 / !
゛ .、 .! ./ l .ヽ ヽ ,!,/゛.__ .'''゛ ゙./ / /
/ ! .|`、 ` .`-ミi、 ` .`゙\ '''''" ./ .|′
! ! | ゛ 、 ゙!l、、 / ./
│ .| │ 、 r,,r、 ./ .,/__..‐ .,./
.l! .,! l .\ / lハ;;i、 / / ./
.l、 ./ .ト ..,,、 ヽ .i'、 .|,../'゙リ、 .,,,,,,,,ィニ‐'´ ,/
.|} ′ l;;;;;;;;;;゙''ー-..,.゙f ヽ, ‐'゙´.,/.l____ ..ir/.l=....,,、i,,, ./
l゙ ! .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,゙ニr‐┴‐く | l_,, - / ゙/゛/ .|ー'`-''レ‐"
-'゙l !;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ゛ ,,, -ー二〃 .! .l―'.! .| .l゙ |
''、,.| !;;;;;;;;;;;;;/゛ .i.'´.,.! .| / // リ゙/゙ ./ .| │
、 ゙.l .l;;;;;;;./ " ,,,/ | .レ゙ ,l′ ./-′ ./ . ! |
.! l l / / .゛ ノ ,/ ! l
;.! .l ,r'" / , -′ / .ヽ
微笑みさえ 失しちまった……
____
/)  ̄\
/ー' |
| ┌=======┐
| || == |==|
| || | |
\/ | / …………
/. \ | /
/ :: \_|_/|
\ :: : \
\_::_:___|
335 :
9/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:15:01.33 ID:.PBwOlgo
:.: :..:|::: | :.:..:.
:.: :. . :|::: :メ| ::メ :.:..::#:. :..:.. :.:...
.::..: :|::: | :...:..
:.: #:.. :|::: |::.:#:.. / ̄l ̄\::.:;.. ./ ̄l ̄\ :.:メ:.:: ::.:. :./ ̄l ̄\
:.::. : :|::: | │ │ │ :..:│ │ │ │ │ │
:.:..::: :|::: |√:. ├─┼─┤ ├─┼─┤ .. :.:.. ├─┼─┤
# :|::: | :.:K:.::. │ │ │ :.:..::. :│ │ │
:.:. .; :|::: | ロボットでも無い .: │ │ │ #;. :::.│ │ │
:.: : :..:メ::|::: | _ .. [ ̄ ̄__ ] __:[ ̄ ̄ ̄ ̄]
___ ::|::: |:.:..,; // :.:.:.. :. :.メ:. // //
:. /l|┌┐ | |::: | // |_ \ // |_ ..::// |_
/ ..l| │ | |;;;__,,|_____ // / /|___\ \ / /|______// / /|___
l| |/ | | / // \ // | | / //
l|┌ U| | |/ // \ γ---ヽ | |/ //
l| │ | |  ̄|/ |(~ヽ√-├)) |  ̄|/
l| ┘ |  ̄ ̄  ̄Y⌒ヽ=ノ  ̄ ̄
./ ̄ ̄ ̄,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,'´r==ミ、,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,'、;;;;;;,);;ヽ∧_∧ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
/ /゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙卯,iリノ)))〉゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙'、,__,!#)゚ww゚)。∴゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
/ /`-|l〉l ゚д゚ノl\ と つ
/ レ´V|!/'iつ卯iつヽ! と_, l 超人でも無い
/,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, _''y /ノ_ノ>,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,` J,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
336 :
10/21 何気にこの2つは絵のトレースだったりします
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:17:26.79 ID:.PBwOlgo
悲しみが―
、、、、、 ,r―-、
\\\γ===ヽl、
ヽ>-、::::::::::::::|
<ヽ;;;;;ヽ___/ヽ,r-、__
(;;ヽ´,,-ヽ-// <シ`ヽ、
>、|ヽ ヽ,,r""ヽ、;;;;;;;|
( l、ゝ \ /`"
,---=´" --,ヽ \_ ヽノ ノ
|,r"__ヾ---" l`=`二二二
` " l`-"l`-" ノ、
リングに―
r";;;;;;;;;;;;ヘ
l;;;;;;;;;;;;;;r r
|;;;;;;;;;;;;;/ /
ヽ、 ヽ、 \ |;;;;;;;;;;;;l"/
ヽ、 ヽ\ヽ\ヽ\ l;;;;;;;;;;;l'l' ハ、
\\ヽ\ヽ\ヽ\ ヽ、;;;;;l'l' | `--___ こ ぼ れ 落 ち る ……
\\ヽ\ヽ\ ヽ\ /ヽ、// |
\\ヽ\ヽ\ヽ\/ `-"ヽ L_
\\\\ヽ\ヽ\ ヽ  ̄-
 ̄"`、_ __ ヽ \\\ヽ\ \ \___,,
__ γ"  ̄ \ ヽl \ \ \
"`ヽ、_ _ ヽ \ \,,、\_人 『フォォォォォォ……』
ヽ `―___r\ \ ヽ― ̄;;;\
) r-- \__"-"";;;;;;;;;;;;;;;;;;\
l、 〈 l r;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
l ゝV、 \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
337 :
11/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:17:52.18 ID:.PBwOlgo
愛を知らずに
: : : . ; ,丶;`.ノ i i
: : i : : , ヽ .ノ ソ i i
i i i : : ; 、ノ ソ ゝi l
i i l i i ヽ ノ ゝ ノ l |
l i : i i ノ ソ.乂 ヘ| |
l i : | |.乂乂乂乂| | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
-..─ ─ ─── ── ── ─ .┐ i ,−──────−
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/i.__.../ i. i./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
../ ..| :::::::| i. ./
∧_∧そ
(; )
と つ
γ ヽ
(__ノ"ゝ__)
γ---ヽ/
と(-∀-ヽ)
(;;)⌒l⌒つ/
丿;;;/
(;;/
夢にはぐれて
338 :
12/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:18:22.64 ID:.PBwOlgo
/ , / // | j、 /! / /´ |:::!:::\ /::/
/ / / .i│ // j /i ! / | /:: /i l::::!ヽ::::\::::∧
/ // i l l // /l /_j_|_/ | く:::::: く_l_ |::::!、 \::_:ノ i
/ i / | l l ,/ / j_,. ィ´// / l `ーr-.::` -:::j:::! \!ヽ \
i ,l l l ヽ! _ / ./ ./ /_/,レ''=/ /i ノ ` ーイ:::| ヾ\\ \
l /l l i、 /`jィ / / , イ jr }_,. ,/ / / |::::| ヽ::! \
. l |ヾi |ヽ.イ´ _ゝ_ j / / ー` ´ ´,ノ / /! |::::| i::| \
! │ ヾ. l! ヽ!イ,iriヽ' ´ / /,j. | |:::::ト i::| ヽ
ヽ,l \ {! V ゝ '、 / /,/│! /|:::::| \ i:::|
` >_\ ゝ ヽ /_/ |/ ∧|:::::| \ ヾノ
/::::,へ. \ r= - /' ´ ,/ / L_::! \
/::::/ | ` ーゝ /,,j / \ \
/::::/ | \. ./ // 人 \ \
/:::::/ /! |!へ. _ . -‐' // / \
`─' /ノ| |! ` ー--r‐、ー.、,, ==// ィ_. \
/' │ |リ /r{_::::::}f`\::\/ /三.`l \
ヾ,,_ ヽ | _,/://:::/ |:::! 三`/ ィ_ 三三 ヾ ヽ
/ \;;`メ、\ | !:::f'´ /:::/ . |:::|=./ヘ´ヽ:::ノ三三 ヽ , -
ー====;;='─--ゝ、;;;;;;\;;ヽ!、 ヽ::\/::/ |::::|三三三三三三三三 \ /三
Ah..........
339 :
12/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:18:48.05 ID:.PBwOlgo
|! + + + i| |;;::;:| | | |___| r--,、 |:;:;;| | | |:___| |! + + + i|
|! + + + i| |___:| | | |;;:;:| ___|! i|__ |___| | | |:;::;;| |! + + + i|
|! + + + i| |;;::;:| | | |___| [l l] .|:;:;;| | | |:___| |! + + + i|
 ̄ ̄ ̄ |___:| | | |;;:;:|  ̄ ̄ |! i| ̄ ̄ |___| | | |:;::;;|  ̄ ̄ ̄
|;;::;:| | | |___| |! i| |:;:;;| | | |:___|
|___:| | | |;;:;:| |! i| |___| | | |:;::;;|
|;;::;:| | | |___| |! i| |:;:;;| | | |:___|
|___:| | | |;;:;:| |! i| |___| | | |:;::;;|
|;;::;:| |._____.| |___| L___」 |:;:;;| |._____.| |:___|
|___:| ╋ |;;:;:| |_! ╋ |:;::;;|
|;;::;:|/..\..┃../..\l_| |;;::;|/ .\ ┃ /..\|:___|
|;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_| II .II .II:γ---ヽ .II .II:|;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_|
|_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;:;:|.::||nnn||nn||(√-∀-)n||nnn||::|_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;:;:|
|;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_| ::||i⌒U く∩⌒l⌒∩⌒U⌒i||;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_|
.ニニニニニニニ|_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;:;:|.[二|i ̄ ̄ ̄〇∧_〇 ̄i|二].|_i;;::;:_i;;::;:_i;;::;:_i;;:;:|ニニニニニニニ
|:.:.|i_人_†/;;ゝ(:;゚ Д゚)|人i|:.:.:|
| :.:.:.:.:.:.:(__)/:: /.:.:.:.:.::.: |
|_;,;,;,;,;,;,; し\/\/,;,;,;,;,;,;,;,;,;_|
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
________________/;;::;;:;::::;;;;;:::;;;;;:;;;:::;;:::::;;;:;;::::;;::;:;\_________________
__________________|;;::;;:;::::;;;;;:::;;;;;:;;;:::;;:::::;;;:;;::::;;::;:;;;::;;:;:|_________________
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||~`~`~`~`~`~`~`~`~`~`~`|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
L o n e l y n i g h t............
340 :
13/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:19:53.47 ID:.PBwOlgo
ロボットでもない……
\\ //
. ,r==ミヽ ∧,,∧
∧_∧ 〈(((ノリi卯 ミ^Д^彡
(,,^ー^) 从^ヮ^,l〈l| ミ ∧∧
( ) とi卯(i'ヽ!|ゝ (ヮ゚ ,,)
| ∧∧ /l xヽy'' ∧∧ γ---ヽ
し(,,・∀)|†∧∧∧∧(∀`,,) (√-├;;
( ) ( ) )( ) (;;└┘;;;
人;;ヽノJ;
// \\
341 :
14/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:20:32.46 ID:.PBwOlgo
,.r'´ィ王ミヽ,
Iiヽ、 ,r'"X´>┼<`X゙ヽ, ,.:'゙iI
||k、ヽ'、_土r`⌒"、土_,.゙,.:' ,:'i||
||i゙.jk、| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,:'li !||
||L.li_j| |!_,ji..l||
||i´il^il ,'´r=ミ、 |i^li`i||
||l_,jl..!i 卯,iリノ)〉 |!..jl_,l||
||i"ll´i/`-|ll. ワ ノlノヽ|i`ll゙'i||
||l_,jl..!iハハ |!/i)卯iつハ|!..jl_,l||
||i"ll´ i )l†/しソ†| ( |i`ll゙'i||
.ニニiニニニニニニニニニニニニニニi_
 ̄l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄
. ̄l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄7
 ̄l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄
l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄j
l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l
超 人 で も な い …
/::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::______::::::::::ヽ
|:::::::/.──────.\:::::::|
|:::::::| |;;;;;;;;;;;;;;;;:::|:::i二二i:::| |::::::::|
|:::.::| |;;;;;;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::::::::::::| |::::::|
|:::::| |;;;;;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::::::::::::| |:::::|
\| |::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::| |/
ヽ:::::::::::::::|:::::::::::::::/
\::::::::::|::::::::::/
____/::\__/:::\____
:::::::::| |::::::\::::::::::::::::::::::::/:::::| |:::::::::::::
342 :
15/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:21:08.92 ID:.PBwOlgo
゜ 。 ○ ゚ 。 ゚
○ ゚ 。 o ゜
悲しみが リングに ゜ 。 ゚
。 ゚ 。 o ゚ 。
.†
.| こぼれ落ちる……
o 。 ゜ /|ハ
../ハハ ○ ゚ 。 ゚
/_ハ_ハ
| | | |o 。 ゜ 。 ゚
| | | |
|_|__|_| ○ ゚ 。 ゚
゚ o ゜ / ○ \
/ へ/\へ \o 。 ゜ 。
/....へ||||l_.._l.||||へ .\
./.||.へ|_._|||/\|||_._|.へ||.\ ○
..|| ..|田|||田田|||田| .||
○ ゚ /..|| ..|田|.|田田|..|田| .||..\o 。 ゜ 。
./ .|| ..|田|.|田田|..|田| .|| .\
..//\....|| |へ.|..|/\|..|へ.| ||.../\\
イ:::::::::ハ...|| |::::::| .|::::::::::| .|::::::| ||イ:::::::::ハ ○ ゚ 。 ゚
○ 。 ゚ |:::::::::::|...|| |::::::| .|::::::::::| .|::::::| || |::::::::::::|
343 :
16/21
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:22:12.56 ID:.PBwOlgo
,...-‐;;'''';;;-;,,、
\ | /;;;;;;;;;;;;;;;;;__;;;;;;;゙ヽ
― /;;;;;;;;;;;;''-;:ニ-.、ヽ;;;;;;;゙!
l,.-ニ゙‐''",,-"/::1ヽヽ;;;;l
ヾ´::_::,,-"- ":::::::::::::゙i、ヾ、
ヾ ヽ;:::::::::::::::::::::::/:::ヽ)
゙、:::ヽ::::::::::::::::/::::::::;ハ、
ヽ、:゙、::::::/:::::::::::,::::::::ヽ、
`t'":::::::::::::,.':::::::::::___`ヽ、
,r'"´i:::::::::::,.'::,,,;;;'"´;;;;;``'''ヾ、、
,,;';7:::::::::゙,..-::':´/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/;;;;i゙;...:::::,.'::::::::::,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙!
!;;;;r':::::::::/::::::::::::i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l|
,!;;/:::::::::::i:::::::::::::::';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'.!
/:Y:::::::::::::l::::::::::::::;:ヘ;;;;;;;;:、_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ::;'
愛を知らずに
344 :
17/19
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:24:39.11 ID:.PBwOlgo
_ __ _ _
, '´ __ __ _``ヽ、
/ィ.:7´.::に旡コ:::::::.:.`ヽヽ
,イ.:::/::/, -─ ー─- 、.:.::::.\\
/.:::::rィ'´ 、 `ヾ、::ヾ !
/.:, ィ 7 ,イ ト、 ヽ 、`ー{
/fイ i 1 i .|:i | i | | | i!
j」1i :| | l | N :! | l| j | ||
ト、 ,ルl |.:::| ト、ト、N ト、 ,イ/l , イノ,イ/ i!
 ̄ ̄`ヽ. | ヽ / /トト、:ト、仁ニー-、\,ィイ ィ≦二,,.′ /1
‐- 、、 \! | / / iト、\ ヾ じソ> <じソス/ .::/ |
.:.:::.`ヽ、:.\ト、 ,/ / .::::|:.:\ゝ  ̄` ,  ̄ ィ .::/ ト、
.: .:.:.:::::::::.\:V イ.:.:::::/:.:. 1ト、 _ _ /|.:/1 | \
 ̄``ヾ二二ミミヽ、.:.::.:\:/::::::.:. l | >、 , イ.::l/ ,! , イ > ── ─‐‐-、
.:.:.::::::::::::::.>ミ,r'"´ ̄`ヽ、 ヽ! 7r-- ‐<__」.:.:! / /.::::|, ィ´ -── - 、
.: .:.: .:.:.:::::::::ィイ彡イ .:.:.::::::::::.:. \|_/.:.:.:::::::::::::::::.:.L_/ /.::/ / , ィ彡三二 ニニ \
.:.:.:..:::::::::,r一'´ニ仁二二ニヽ::::.:.:. `Y7:.::::::::/^ヽ::::::::::./, ィ^ー─ - 、.:.::::::::.:.:. . ̄`` ヽ、
.: .:. :.:.:::〈 .:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::.\:::::.:.:.:|{ト、::,イ| i:::::::.ノ〈i::::::::::::::.:.:. . \.:.:::::::::::::::::::::::.:.:.
. :. :.:.:::::::ト、 .:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::.\.:::.j1 |:| |:「 !::::::::::::::::::::::.:.:. \:::::::::::::::::::::::.:
..:::::::::::|.::.\ .:.::::::::,r'´ ̄ `ヽ.:.:::::ヽ|{! |:| |:L_ 」!:::::::::::::::::::::::.:.:.:. \:::::::::::::::::::.
.:.::.:/:.::ノ!.:.::::::::.`y'´ . .:.:.:.:.:.:.. .:.::::::j1 /⌒Y´ ̄`Y⌒ヽ1::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:. \:::::::::::::
:/ィ´:.::l.:.::::::::.:ノ .:.:.:.:.:.:::::::::::.:.::::::::ル7 i rkkュ ! 〈i|:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:. /.:.::::::::::
夢にはぐれて
345 :
18/19
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:25:27.28 ID:.PBwOlgo
゜ 。 ○ ゚ 。 ゚
○ ゚ 。 o ゜
o 。 ゜ 。 ゚
。 ゚ 。 o ゚ 。
┃,
┃/ o 。 ○ ゜ o 。、┃,
┃/_/ ゚ ヽ┃/
┃/_/_/ ゚ o ゜ 。 ○ oヽ┃/_/
┃/_/__/ 。 ゚ o ゚ \ヽ_ヽ┃__/_/
┃/_/__/ o ゚ 。 o 。 ゚ \_ヽ_ヽ┃/__/_/
┃_/__/ ゜ ゚ 。 o \__ヽヽ_┃_/__/
┃__/ 。 ゚ 。 ゚ 。 。 o 。゜ \ヽ_┃__/_/
┃ o 。 l ┃
┃、l, o 。_ 。 ゚ 。 o ヽ|/ ┃
┃ ,'´r==ミ、 .... .... .... ^^
^^ ⌒ 卯,iリノ)))〉 o ⌒ ○
.... /`-|l〉l.゚ ‐ ゚ノlノ\ ○ .... .... γ---ヽ ....
レ´V|!/'i)卯i) Vヽ! o ((┤-ヽ) o
''y /x lヽ ⌒ ⌒ (;;└┘;;) ○
.... l†/しソ†| .... .... .... 人;;ヽノJ ....
lノ レ (__(__);;]
⌒ ⌒ ....
Ah-……
346 :
19/19
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:26:15.16 ID:.PBwOlgo
゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。 ゜
゜ 。 。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜
゚ 。 ゜ ゜ 。 。 ゜ ゚ 。 ゜ ゚ 。
゜ 。 。 ゜ ゜ 。
。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。 。
゜ 。 。 ゜ 。 。 ゜ ゜
ヘ l ノ r ゝYイソ。 ゜ ゚ 。
゜ ゜ヽYソ ヾvノ/ ゜ 。 。 ゜
|i| ||i。 ゜ ゚ 。
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''、.''"""'゙゙''''''''"""'、.""''"''''"""''"""'''''"""''""
. ..:.:.:.。.. . .. .:.o:.. . .. . ..:.:. .゚.O.:.:..。..゙゙゙゙''''''''''‐-- 、,,,,,_ .~゙"'ー-. . ..:.:.:.。.. ..:.:. .゚.O.:.:..。.. .. .
..:.:. . 。 。 ゜ ゜ ゚ ゜ 。`゙''ー-、 。 `'‐.、,,
゜ 。 。 ゜ ゜ ..: . .. .:.o:.. . .. . ..:.:. . ,,,,-‐'゛ . ,,'' ゜ ゚
:..。. . .. . :. .゚.O .:.:..。.. .. ._,,.--ー''''''"゙゙ ,,-‐'゛
。 ゜ 。 。 ゜ . .:.o:.. . .. . ..:.:. . ゜ ゚ ゜
。 。 . .:.o:.. . .. . ..:.:. .。
L o n e l y n i g h t............
347 :
◆e8sx3ltADk
[sage]:2008/09/22(月) 22:31:29.36 ID:.PBwOlgo
またまた失礼しました。
おまけ、
>>326
と
>>327
の間に投下しようとした没案
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
/": : : : : : : : \
/====_: : : : : : : : :\
/ =_: : : : : : : : : i
/ ‖: : : : : : : : i ___________
i ‖: : : : : : : : :i /
i ‖: : : : : : : : :i /
/⊃ ⊂⊃ .‖: : : : : : : :/ < 俺はウォーズマン、人呼んでファイティングコンピューター
l ‖: : : : : : :ノ \
ト、 /| ‖: : : : :/ \ (24・男性)
ヽヽ______// .‖: : :r'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ___/ / /
____ヽ::::... / ::::|
/ ̄ ::::::::::::::l `──'''' :::|
!.::::::::::::::: :::::::::::::::::::::,'
'、::::::::::::: _ .. '` ‐--‐ ' _ .:::::::::::::::::::ノ
` ‐-‐ '.! :::; ! ` ‐--‐ '
! / ̄ ̄ヽ ;;; ! _人从∧从人从/\
i/ __爻 ヽ、 /:! ヽ
ii /:::;;;;:ヽ !:::! ノ俺のことをロボちょウギャア
i......i、 ガリ ((_,.,!.!;:レ'" ¬爻 !:::::!<
i....;;;i、 ガリ ((,.、-'',;''! !== == !::::::! ヽ キン肉マーン!
i、.....;i、 ((.、-''"_,,‐''ノノ゙、ヽ、_______ ノ:::::::! ノ
i....;;;) _,.、-''" ,,.-''"ノノ ゙、:::::::::::::::::::::,,ノ  ̄VWvVWvVWWV
_......__......_/ /_,.、-''" ,,.-''" ノノ ガリ ` ‐----'"
,.、-‐:' ::::'''' ::;,.-‐i'" ,,.-''" ガリ
/ ! ,,.-''" / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
! / ,,,,,,;;: ><, /
! 丶! /_..< < フハハハハ 前座はいらん、早く始めろ
゙、 } ゙、___;;/ |ヽ__入 \
/::; ::::'; / 人_____丿 \_____
348 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/22(月) 22:35:31.96 ID:bE7uIjI0
乙すぎるwwwwwwwwww
もうお前と
>>1
とでゆでたまご二世やれよ
349 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/22(月) 22:56:32.41 ID:wlL2T6DO
乙
いつみてもすげーな
350 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/23(火) 02:09:52.33 ID:MiOlY6AO
乙!
ここまでAAが揃ったならまとめサイトがあったほうがいいかもな!
351 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/23(火) 03:59:47.69 ID:mb5szvM0
ウオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!超乙!超人のキャラソンめちゃくちゃ好きなんだよ!神だ!本当にあんたはAAの神だ!
352 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/23(火) 13:50:55.78 ID:MiOlY6AO
次の話に期待
353 :
◆7eUxlxvPzU
[saga]:2008/09/23(火) 19:10:32.20 ID:6kha4nw0
いつ見ても神だよコレ。このスレには勿体無いよ
ぼちぼち執筆してるんで気長にお待ちください
354 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/23(火) 22:52:23.51 ID:T2mxvIg0
おうよ!ここはVIPじゃねえんだ、好きにやってくれ!
355 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/09/24(水) 00:20:30.49 ID:bvUnwsAO
しかし過疎ってんな
356 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/26(金) 19:16:53.62 ID:sjqrG/M0
燃料無いからな。
357 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/26(金) 19:41:06.42 ID:0TY7NoAO
今の今までパー速でやってることに気づかずにVIPを徘徊してたぜ…
358 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/09/26(金) 22:28:03.26 ID:Iq/18t60
そっか、ローゼンも集英社か
359 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/03(金) 20:11:19.42 ID:UlV3a8s0
座して待つ。
360 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/05(日) 00:19:42.09 ID:pi7q./Yo
こんなに面白い物を残してくれたんだ。
仮に
>>1
がネタ切れになったとしても誰も責めないぜ
361 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/06(月) 21:44:42.64 ID:hAxFsAAO
ネタはあったっぽいし何らかの理由で書き込めなくなったんじゃないか?
俺はまだ待つ
362 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/06(月) 22:16:49.94 ID:EV0pHZQ0
>>1
を信じようぜ
363 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/10/08(水) 21:10:24.81 ID:vdLlNcc0
果報は寝て待て
364 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/08(水) 22:34:01.38 ID:SHSG8iQ0
而して希望せよ
365 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/12(日) 23:49:34.13 ID:V11Vwco0
毎日見に来てしまう。
366 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/10/13(月) 01:04:19.34 ID:PfRCcs.0
>>1
は急死しました
367 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/15(水) 23:08:32.59 ID:MT3r7Qc0
アタル兄さんの話が読みたいです
368 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/16(木) 01:15:07.89 ID:QJrX11.o
俺も
369 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/17(金) 21:31:48.46 ID:VwDZez20
ttp://xepid.com/src/up-xepid2863.jpg
拾い物
370 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/17(金) 22:33:07.59 ID:J7srL3ko
>>369
保存した
371 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/10/17(金) 22:59:35.46 ID:wg/D8bQo
>>369
よしageだ
372 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/18(土) 09:06:23.70 ID:BjkbORs0
ttp://xepid.com/src/up-xepid2868.jpg
カナ
373 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/18(土) 21:42:36.37 ID:j7khp9.o
>>372
wwwwwwwwww
374 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/18(土) 22:34:03.17 ID:BjkbORs0
完結して一ヶ月か
毎日見に来てるぜ
375 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/19(日) 13:30:58.13 ID:lotG5aQo
絵師といいAA職人といい
>>1
といい……キン肉マン信者はどうしてこう二次創作が神がかってるんだろうか
と、マッスルギア使いながらマッスルファイトやって思った。
376 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2008/10/19(日) 16:44:43.53 ID:YMIUQrI0
>>1
の母です。
パー速のみなさんに悲しいお知らせをしなければなりません。
>>1
は日常の激務が祟りとうとう過労死してしまいました。
受入れ難いとは思いますがどうかあの子の冥福を祈ってやってください。
377 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/19(日) 19:02:50.43 ID:nIzMfn.0
ほしゅ
378 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/20(月) 02:43:37.68 ID:Uur/Sl.o
>>376
1,俺達の超人強度を分け与える
2,
>>1
が墓場で玉を五つ集めるのを待つ
3,俺たちが完璧超人になって完璧超人蘇生術を使う
4,俺たちが不死鳥乱心波&オメガメタモルフォーゼッ!して
>>1
を現世に呼び戻して続きを聞く
5,俺達の中の誰かがキン肉星王位継承者になってフェイスフラッシュを会得する
379 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/20(月) 22:08:52.60 ID:0ch6vyc0
>>1
はもう見ていないんだろうか
380 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/21(火) 00:55:52.58 ID:S69ct/so
責めるまいよ……
誰にだって飽きやネタ切れはくるものだ
381 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/10/25(土) 11:22:31.67 ID:eaWSYb20
>>1
は本当に肉が好きなんだな
最近2世を読んで、
>>1
のリスペクト具合に驚いたわ
382 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/11/09(日) 08:22:50.10 ID:ur.2nRE0
燃え
383 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/11/15(土) 23:48:41.41 ID:F6eidMA0
が静まりません
384 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/11/22(土) 11:36:21.60 ID:.I8lTEgo
なんだか
>>376
がマジに思えてきたんだけど……
>>1
よ、無理はしなくていいからせめて生存報告だけでも……
385 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/11/22(土) 20:40:05.86 ID:jFEuO5c0
祭の後は速やかに退散するのが作法なんだろうけどさ、
魅せられて離れられない、
>>384
や俺みたいな馬鹿もここにいるんだぜ
386 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/12/05(金) 02:42:03.47 ID:LsDAD5.o
ぷん太のまとめで前二作を読んでここを知りました。作者氏乙だぜ
387 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/12/05(金) 02:44:03.80 ID:LsDAD5.o
まとめから前二作を知り、ここを知りました、作者氏に敬意を表してカキコ
388 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[age]:2008/12/12(金) 02:12:17.91 ID:0lHVhQDO
面白かった
続きが見たい
389 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2008/12/13(土) 09:11:28.63 ID:J8hzCx20
外伝の続きを……
390 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 !
[sage]:2009/01/06(火) 01:51:32.98 ID:gX0KfYE0
ウォーズマン×銀様に萌えた
391 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/01/13(火) 20:56:27.27 ID:Qu7p4gDO
遅れたけど乙
前2作はVIPで見てたんだがパー速に移ってたのか
たまには来てみるもんだな
続きも待ってるぜ
392 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/01/13(火) 21:30:14.71 ID:DSpXAJ60
いつの間にか29周年終わってた
393 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/02/01(日) 02:02:13.31 ID:5VxTBUEo
今更だけどここでAA描いてた奴って懐中コオロギだったんだな。
394 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/02/01(日) 02:33:56.15 ID:INBSzoAO
この作者調子乗りすぎててキモかった
[
ピーーー
]☆
395 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/02/24(火) 22:20:43.12 ID:VUyiWQk0
続編あったのか
396 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/05/09(土) 11:47:33.53 ID:hUpiLfU0
ttp://tsushima.20ch.net/news/s/dubai20ch6626.jpg
ttp://tsushima.20ch.net/news/s/dubai20ch6627.jpg
ttp://tsushima.20ch.net/news/s/dubai20ch6628.png
397 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/07/05(日) 10:38:39.06 ID:75E3C7w0
ttp://tsushima.20ch.net/news/s/dubai20ch14062.jpg
398 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/08/15(土) 22:42:54.44 ID:SfISIss0
| |
| | ‖ | ‖
‖ | ‖ ‖ |
| || / ̄,ィ'~~~'ヽ, | || 絆ドッキングーッッ!!
| 三 / v''⌒''vヽ三
| ||/ / 》((从_从))《\ |
(_(。Д。(ヽ!゚ Д゚||イ__) | |
V ̄Vゝ_そ;;ミ 〉
ノ,ノr@ ̄~@,ヽ、
("")ノリliiハilハ("") //
\ 三从゚ - $リ三 //
\ >つ  ̄と<
 ̄ ̄――.∴ ' \/γ ヽゝ, .∴ '
⊂二し( 。Д。)J二つ――― ̄ ̄ ̄
V ̄V
/ \
/ // \
/ //
399 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/08/16(日) 00:21:51.72 ID:iP2SsDQo
イイ
400 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/08/19(水) 03:45:44.18 ID:kMi2HESO
400
401 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/09/10(木) 21:30:38.39 ID:myUiZSo0
『 絆 』 バ ス タ ー !!
r‐!7
{`ー┐|/ r、_
`\\_ノ/
\<__
\r┘ /⌒
>>1
ヽ
/ /''⌒'v\\
三三 ヾ》((从_从))《三
(_ノつД(ヽ!゚ Д゚||ヽ_)
((ゝノi´jミ''`-、)
、 r ( ノ,ノ⌒ヽ__jし/
){ と_)  ̄し' `ヽて__ _ _
/ヘ、 ノく`  ̄l\
\\ l7
<\__ノ/ [/
\_r'
402 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/09/28(月) 08:37:18.10 ID:c366D1M0
まとめられてないのか
403 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 19:39:18.65 ID:8fS3lTY0
もう続きはないのか……
404 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/06(日) 01:44:00.41 ID:S9vCrEAO
vipで二世編やってた
405 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/06(日) 08:00:33.99 ID:2pINVgU0
これね
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260001958/
406 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/22(火) 06:55:14.09 ID:qetFf/oo
見れない人のために
ttp://punpunpun.blog107.fc2.com/blog-entry-1516.html
407 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/22(火) 07:11:40.95 ID:qetFf/oo
>>405
の方は途中で中断されてるが
>>406
の方は
その後完結させてまとめられたものらしい
408 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/14(木) 05:43:23.86 ID:lp5/QwAO
ありゃ作者消えちゃったのか
275.85 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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