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新ジャンル「戦隊ヒーローで自分以外少女」Part6 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/29(日) 21:04:04.83 ID:yBkV7Ns0
【過去スレ】
Part5(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1235684179/
Part4(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1224857814/
Part3 (http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1216276513/
Part2 (http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1200928041/
パー速初代(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1199649687/

VIP2(http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1199670411/
VIP初代( http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1199546073/

【まとめ】
新ジャンル「戦隊ヒーローで自分以外少女」wiki(http://www19.atwiki.jp/sinzyanru/
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(安価&コンマ)目指せ!クリスマスボウル(アイシールド21) @ 2025/12/24(水) 22:41:00.25 ID:jTdR1H5R0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1766583660/

スレ立てテスト @ 2025/12/24(水) 01:56:31.15 ID:FIbjt/fao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1766508990/

【安価コンマ】障害走を極めるその9【ウマ娘】 @ 2025/12/23(火) 00:02:40.07 ID:KdWR5YZb0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1766415760/

ワイ、スレッドを初たてしてみる @ 2025/12/22(月) 03:38:56.09 ID:K4xbwgbdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1766342336/

振り幅ヤバくない? @ 2025/12/21(日) 20:40:44.86 ID:T8jFwUMJo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1766317244/

コナン「博士、何で虫の死骸なんか集めてんだ?」 @ 2025/12/20(土) 05:46:15.67 ID:PXDhzvJWO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1766177175/

髑髏の騎士 本スレ @ 2025/12/20(土) 00:49:42.55 ID:nWldX1aDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1766159382/

乙女ゲームの世界に転生したら〇〇だった【あんこ・安価】 @ 2025/12/19(金) 20:38:52.57 ID:IB42aKKm0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1766144332/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/29(日) 21:07:00.62 ID:5qutSbwo
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 00:23:53.84 ID:/OYgyaYo
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/30(月) 16:14:53.17 ID:sDGJd6DO
早く始まらないかな
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/30(月) 20:17:02.15 ID:/VmMfEDO
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 07:41:12.29 ID:Zni3g2c0
人居なさすぎ、次スレいらなかったんじゃねえの
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 08:50:51.48 ID:L6mBfAAO
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 09:10:56.28 ID:HSIwgcAO
スレ立て乙ぅぅぅ!!!

最近の黄色無双のおかげで、寒い朝になかなか起きられず寝ぼけてる赤の布団に黄色が潜りこんで、目覚ましフェラしてる妄想が浮かんだ…
勿論、赤は寝ぼけてて夢見心地なので暴発だ!!
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 16:37:05.46 ID:991262DO
>>8
そうか
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/01(火) 21:50:35.25 ID:A5kTJsAO
>>1
乙カレー

ん?
なんか黄色い影が見えたような……
気のせいか…………
11 :黄色無双 [sage]:2009/12/02(水) 07:30:02.08 ID:YnpIkkE0
青「赤、話があるのだが…」

赤「えっ、…あ、はい」
赤「何ですか?」

青「その、最近、君は…」
青「黄に甘くないか?」

赤「へっ…?そうですかね?」

青「…黄が食べたいと言えばカレーを作るし」

赤「はぁ…」

青「いつでも黄のトレーニングに付き合う上に」

赤「…」

青「自室に黄を連れ込むようにもなっている」

赤(そうやって言われると、そうかも…)

青「とにかく!何が言いたいかと言うとだ…」

赤「は、はい」

青「誰か一人を特別扱いするのは止めてもらいたい」

赤「…えとっ、…?」

青「つまり、隊員の待遇は平等にして欲しいのだ」

赤「と、言いますと?」

青「うむっ、終わったことをグチグチ言っても仕方ないので」
青「今日は私の射撃訓練に、付き合ってもらう♪」

赤「………えっ?」
12 :黄色無双 [sage]:2009/12/02(水) 07:32:22.08 ID:YnpIkkE0
青「14時に開始するからな」
青「遅れるなよ」

スタスタ

赤「結局、何の話だったんだろ…?」
赤「でも、言われてみると、最近黄の相手ばっかりしてたかなぁ」
赤「少し反省しないとな」

黄「あっ!赤ぁ!」
黄「ねぇ、一緒にランニング行こ〜♪」

赤「悪い、黄」
赤「青と訓練の約束があるから、今日は無理なんだ」

黄「そっか、それじゃ仕方ないね…」シュン

赤「また今度、一緒にトレーニングしよう」

黄「うん、…じゃあ、気をつけてね」

赤「あぁ、ホントに悪い!それじゃ…」

タッタッタ

黄「あぁんの、カフェイン中毒がぁぁああ!!!」ガスッガスッガスッ

赤「ふぅ〜…」
赤「青の射撃、相変わらずの腕前だったな」
赤「あそこまで正確に銃器を扱う人もいないだろうな…」
赤(しかも、女で…)

スタスタ

赤(さてと…、夕飯の準備までまだ時間があるな)
赤「今日は特にすることがないなぁ…」ブラブラ

黄「あっ!?赤ぁ!」

赤「んっ?黄、何か用か?」

黄「トレーニング付き合ってもらいたかったんだけど」
黄「赤、青の訓練に付き合って疲れたでしょ?」

赤「まぁ、少しな…」
赤(黄が気を遣うなんて、成長したなぁ…)ホロリ
13 :黄色無双 [sage]:2009/12/02(水) 07:35:00.11 ID:YnpIkkE0
黄「だから今日は、僕が赤の疲れをとるために」
黄「マッサージしてあげる♪」

赤「えっ…、いや、そこまでは疲れてないけど…」

黄「いいから、いいから!」
黄「僕がするって言ってるんだから、赤は黙ってて」

赤「はぁ…」
赤(親切なのか、迷惑なのか、紙一重だな)

黄「じゃあ僕の部屋行こ!」

赤「あっ…!ちょ、待てって…!」

グイッ タッタッタ ギィ バタン

黄「じゃあ、横になって」

赤(まぁ、ここまで来たんだし…)
赤「それじゃあ、お言葉に甘えまして、…よいしょ、っと」

黄「じゃあ始めるよ♪」

ドカッ モミモミ ギュッギュッ

赤(黄、かっるいなぁ〜…)
赤(あれだけカレーを食べるのに…)
赤(まぁ、あの運動量からしたら当然か…)
赤(はぁ…、気持ちいいなぁ…)

モミモミ ギュギュ スベスベ フニフニ

赤(………、こ、この感触は)
赤(い、以前にも感じた気がする…)

黄「ふふふっ、赤ぁ、気持ちいい?」

赤(答えたらダメだ…)
赤(もし、本音を言えば間違いなく、殺られる…!)
14 :黄色無双 [sage]:2009/12/02(水) 07:36:43.49 ID:YnpIkkE0
黄「ねぇ〜、どうなんだよ〜!?」

赤「そ、そろそろ、疲れも、ほ、ほぐれた、かなぁ…!」ガバッ
赤(黄を見ては、ダメだ…!)
赤(さっきの感触は、恐らく、着てない…!)

黄「もぉ、まだ早いってばっ!」ギュウ

赤「ぐはっ…!」

黄の抱き着く、攻撃!
痛恨の一撃!
効果は抜群だ!
赤の理性に571のダメージ!
赤の理性は倒れた。

赤「うおっ〜!!!」

黄「うわっ、きゃっ…!」

ギィ

青「…赤よ、君は私の話を聞いていたのかな?」

赤「あ、青…」アセアセ

青「やはり、直接身体に叩き込むしかないか…」カチャリ

赤「ち、違うんです、これにもわけが…!」

青「昼間に訓練しておいてよかったよ…」
青「地獄に堕ちろ!」バスバスバ ダララララ

赤「いっ、ぎゃあぁぁあああ〜!!!」

黄(ちぇー、青邪魔くさいなぁ…)
15 :黄色無双 [sage]:2009/12/02(水) 07:38:54.84 ID:YnpIkkE0
>>1乙カレー

>>8エロってオッケーなの?
大丈夫なら書くけど…
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/02(水) 08:45:11.50 ID:0I6NS1Uo
乙乙

>>15
荒れるネタになりそうだからやめてた方がいいとおもうぞ
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/02(水) 09:29:54.53 ID:eq.5v1.0
>>15
エロはちょっと…
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/02(水) 15:37:12.20 ID:Z6CIe.DO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
19 :黄色無双 [sage]:2009/12/02(水) 19:38:45.19 ID:YnpIkkE0
やっぱそうか
今までエロ一つも無いからな

大人しくネタでおわらしとこう
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/02(水) 20:43:00.52 ID:QIpT.sAO
ならとりあえずパンツ履くか……
21 :青色無双 [sage]:2009/12/05(土) 02:08:12.12 ID:U2Ode6M0
赤「うぅ〜…、寒いなぁ」
赤「ニュースでは今年は暖冬になるって言ってたけど…」
赤「こんな寒いんじゃ、あんまり関係ないよなぁ…」ブルブル
赤(なんとか対応しないと…、そうだっ!)

ゴソゴソ ガタガタ

赤「ふぅ、こんな感じかな…」

青「赤っ!何をガタガタと騒いで…、おやっ…?」
青「炬燵か、一体どうしたんだ?」

赤「いや、昔実家から送られて来たのを忘れてて…」
赤「どうせなら、みんなで使おうと思って…」テレテレ

青「なるほど、では、ありがたく使わせてもらおうか…」

赤「どうぞどうぞ」
赤「あっ…!?俺、コーヒー煎れて来ますね」

青「すまない…」
青(あ、赤の、炬燵布団、はぁはぁ…)

スタスタ

赤「煎れてきましたよー…、ってあれ?」

青「な、なんだっ?」

赤「青、顔が赤いですよ」
赤「熱でもあるんじゃないんですか?」ピトッ

青「っっ〜〜……!?!?」カァァァ
青(か、顔がっ!ち、近いっ!!)
青(は、鼻血出そ……)

赤「んぅ〜…、熱はないみたいですけど」
赤「あまり、無理はしないでくださいね」 つコーヒー

青「あぁ…、ありがとう」
青(炬燵最高!)
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 09:44:31.45 ID:.ofwwcDO
乙!
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 10:48:21.03 ID:er37slQo
>青(あ、赤の、炬燵布団、はぁはぁ…)

おいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
だがどことなく青らしいと感じてしまうのはなぜだろうか
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 11:09:35.27 ID:42qcAJEo
ムッツリスケベな青だなww
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 11:15:46.15 ID:ePD3LsAO
青にしてみれば赤無双
26 :黄色無双 [sage]:2009/12/05(土) 22:13:33.06 ID:U2Ode6M0
赤「すっかり冬になったなぁ」
赤「そうだ、基地の前の落ち葉を掃除しとかないと…」
赤「青に文句言われる前に始めよう…」

サッサッサッ

赤(箒なんて久しぶりだ)
赤(ってか、落ち葉の量が尋常じゃないな…)
赤「さて、集めたのはいいけど…、この後どうしよう?」

黄(あっ!赤だぁ♪)
黄「何してんだろ?」

タッタッタ

黄「あっか〜♪何してんのぉ?」ギュウ

赤「うわっ!?黄か」
赤「いや、落ち葉集めたんだけど…」
赤「どうやって処理しようか考えてたんだよ」

黄「んぅ〜…、普通に捨てるんじゃダメなの?」ギュウ〜

赤「量が量だからなぁ、運ぶのも面倒だし」
赤「…ってか、とりあえず離れろ…!」グイッ
赤(こんなとこをまた青に見られたら…、冗談じゃない!)

黄「ちぇー、赤の意地悪」
黄(えへへっ、赤にギュウしちゃった♪)

赤「…しょうがない、燃やすかなぁ」

黄「えっ…!?燃やすの?」

赤「あぁ、それ以外方法思い付かないし」

黄「ぼ、僕も手伝うよ!」ワクワク

赤「あ、あぁ、…じゃあバケツに水をくんで来てくれるか?」
赤(な、なんであんなに嬉しそうなんだ…?)

黄「うんっ!」タッタッタ

赤「それじゃ、…俺も準備しますか」
27 :黄色無双 [sage]:2009/12/05(土) 22:15:09.76 ID:U2Ode6M0
〜5分後〜

赤「黄…、俺はバケツに水をくんで来てくれ、って頼んだよな?」

黄「うんっ!」ワクワク

赤「…じゃあ、その両手一杯の芋は何?」

黄「えへへっ、美味しそうでしょ?」キラキラ

赤「そうだけど…、けどなぁ…」
赤(どうするかな…、後始末とか余計に手間掛かるし…)

黄「もしかして、…焼き芋しちゃダメなの?」シュン

赤(まぁ…、たまにはいいか)
赤「火傷にだけは、注意しような」

黄「やったぁ!」パァァァ
黄「赤、大好き♪」ギュウ

赤「分かった、分かったから引っ付くなって!」アセアセ

黄「ちぇー…」

赤「さて、まずは芋を落ち葉の中に埋めて」
赤「んで、火を付ける」
赤「後は、待つだけ」

黄「簡単だね♪」

〜40分後〜

赤「さて、焼け具合はどうかな?」

黄「あっ!赤!見て見て!」
黄「ほらっ!こんなにほくほくだよ!」

赤「上手く焼けたみたいだな」
赤(ははっ、やっぱり、黄はまだまだ子供なんだな)

黄「えへへ〜、はいっ、赤、あーんして♪」
28 :黄色無双 [sage]:2009/12/05(土) 22:19:09.06 ID:U2Ode6M0
赤「えっ、な、何言ってんの…?」アセアセ
赤「じ、自分で食べるから…」

黄「いいからっ!あーん!」

赤「あ、あーん…」
赤(は、迫力が半端じゃない…)モグモグ

黄「ねぇ、美味しい?」

赤「あぁ、甘くて美味いよ…」ゴクン

黄「じゃあ、もう一口どうぞ♪」

赤「えっ…、い、いや、だから…」
赤「お、俺はいいから、き、黄食べなよっ」
赤(ヤバいってこのパターンは…!)

黄「はいっ!あーん♪」

赤「あ、あーん…」

カチャリ

青「こんな往来の道端でイチャイチャと…」
青「何か言い訳があるのか?」

赤「な、何もありません…」シクシク

青「では…」
青「地獄へ堕ちろ…!」バスバスバス

赤「うぎゃあぁぁああぁ!?!?」
赤(結局こうなるのかよっ!)

黄「もぉ〜、せっかく焼き芋したのに…」モグモグ
29 :黄色無双 [sage]:2009/12/05(土) 22:29:59.54 ID:U2Ode6M0
さすがにネタ無くなってきた…
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 22:34:01.37 ID:CuRQiRso
頑張ってくれ
おつww
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/05(土) 22:46:36.43 ID:er37slQo
乙ー
黄も青も可愛いな


あれ、この戦隊サンバルカン方式だっけ・・・
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/06(日) 03:38:38.85 ID:VC5fvcAO
とても乙だ

白が……白分が足りない!
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/06(日) 07:26:57.12 ID:2MV8OP.0
赤 「 殿様だとぉ、俺と同じ赤なのに 」
緑 「……なってみる ?」
赤 「 いたんですか 」
緑 「……うん、それで殿様になってみる ?」
赤 「 笑ゥせぇるすまんみたいなオチが見えたので遠慮します 」
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/06(日) 07:59:46.77 ID:9VnlHgDO
乙!
35 :黄色無双 [sage]:2009/12/06(日) 18:14:39.07 ID:0ocl2P20
>>21続き
36 :黄色無双 [sage]:2009/12/06(日) 18:17:35.71 ID:0ocl2P20
赤「ふぅ〜…、やっぱし炬燵はいいなぁ」
赤(青、鼻血出しながらどっか行ったけど大丈夫かなぁ…?)
赤「身体が温まりすぎたのかな…?」

黄「あっ!?赤、…どしたの?この炬燵」ヒョイ

赤「あぁ、黄か」
赤「いや、寒いから出してみたんだ」
赤「黄も入りなよ」

黄(んぅ〜、トレーニング付き合ってもらおうと思ったんだけど…)
黄「赤がそう言うなら…、お邪魔しま〜す♪」

赤「けっこー暖かいだろ?」

黄「うんっ!あったかいね」
黄(それに…、赤の隣だし♪)

赤「黄も何か飲む?」

黄「えとねぇ、じゃあホットミルク!」

赤「よし、ちょっと待ってて」

スタスタ

黄「あっ…!」
黄(なんか、急に寂しくなったな…)シュン

赤「はい、お待たせ」 つホットミルク

黄「ありがと、赤」

赤「ふぅ〜、よっこいしょ、と」

黄(あっ…!)
黄(赤の隣、あったかい…♪)

赤(…夕飯、どぉするかな?)
赤(炬燵で鍋をするのも悪くないかも…)ボォー

黄「〜♪〜♪」スリスリ
黄(炬燵最高!)
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 02:15:47.59 ID:0EjCewDO
いいねいいね

でもそろそろ他のキャラクターも…
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 02:44:32.55 ID:guRTtMAo
なんという女の戦い

>>33
そういや緑いたっけ
>>32
そして白・・・これで一応5人か
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 02:49:14.81 ID:z3P49Bwo
たまには金の事も思い出してあげてくださいorz
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 14:10:46.36 ID:TzmlUcAO
おいおい、見習いとはいえ黒を忘れてもらっては困るな
えーと、これで全員か!
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 16:48:51.20 ID:oqSZW2M0
>>40
女幹部忘れるとか何事だ
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/07(月) 19:15:48.11 ID:VxjVNMDO
全くだ
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/08(火) 13:03:14.49 ID:8IB6pMDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/08(火) 23:09:31.21 ID:PwMi9AAO
男幹b…いやなんでもない。忘れてくれ
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/08(火) 23:37:51.49 ID:1uHXKoDO
桃は俺が貰いますね
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 10:17:57.93 ID:6nyUeISO
黒は俺が貰いますね
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 13:41:01.09 ID:xRi0AIDO
金は俺が貰いますね
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 19:58:25.55 ID:qkUKooAO
首領は俺が貰いますね
49 :無色無双 [sage]:2009/12/09(水) 22:05:12.71 ID:gkUOMBM0
桃ならあげよう
他は認めん
50 :無色無双 [sage]:2009/12/09(水) 22:06:16.40 ID:gkUOMBM0
雑魚1「ホントにやるのかだぜ?兄弟…」
雑魚2「当たり前だぜ!これは絶対良い小遣い稼ぎになるんだぜ!?」
雑魚1「そ、そうだな!よしっ!やってやるぜ!」

コソコソ

防衛システム「ビービー!!」
防衛システム「侵入者発見!侵入者発見!」
防衛システム「正面入口付近に侵入者発見!隊員は直ちに出動せよ!」

赤「な、侵入者だって!」ガバッ

青「侵入者か…、久しぶりだな」カチャリ

黄「ふふふっ、この基地の恐ろしさを知らないみたいだね…」ニヤリ

緑「丁度、新薬の開発が昨日出来た。実験すべき、くひひっ」ニヤニヤ

桃「アホらしいわぁ〜、みんなヨロシクね♪」スタスタ

赤「えっ…!?い、いや、桃も戦えよ!」

青「心配するな、赤」

黄「そうそう、桃なら居ても居なくても変わらないよ」

緑「くひひっ、…むしろ邪魔…、くひひっ」

桃「…」(。。)

赤(…かわいそうすぎる)

青「よし、行くぞ」
青「フォーメーションはいつものように」
青「あと、相手を殺さないように気をつけること」

黄「おっけー♪」
黄「よぉ〜し、一番乗りー!」タッタッタ

赤「ちょ、黄!一人は危ないってば…!」タッタッタ
51 :無色無双 [sage]:2009/12/09(水) 22:07:10.01 ID:gkUOMBM0
青「遅れるなよ、緑」

緑「大丈夫、…死にかけの動物に投与する新薬だから…」
緑「半殺しにしておいて、くひひっ…」

青「わ、分かった…」タッタッタ

赤「はぁ…、はぁ…」
赤(全く、黄のヤツどこに行ったんだ…?)

黄「………えぇ〜〜!?!?」

赤(んっ?)
赤「今のは黄の声かっ!?」ダッ

タッタッタ

赤(あれっ…?あれは、雑魚達?)
赤(なんだ、侵入者って雑魚達だったのか…)
赤(何か用事でもあったんだろうか?)
赤「おーいっ!そこで何やってるんだ?黄まで一緒になって…」

黄「や、ヤバっ…、赤だ…!」アセアセ

雑魚1「ま、マズイんだぜっ!」
雑魚2「ど、どうするんだぜ?」

黄「ここは僕に任せて…!」

タッタッタ

赤「一体、何をしてん…、オブゥ!?!?」ドサッ

黄「ふぅー…、なんとかばれずにすんだね」

雑魚1「お、おいっ!今の死んだんじゃないのかだぜ…?」コソコソ
雑魚2「あ、あぁ…、常人が受けて平気なレベルじゃなかったぜ…」コソコソ

黄「さっ、続きを見せて♪」

青「待てっ!そこで何をしている?」
青「んっ!?…誰が赤をやったんだ?」ジロリ

黄「あっ!青」
黄「丁度いいや、青も一緒に見ようよ♪」
52 :無色無双 [sage]:2009/12/09(水) 22:09:34.94 ID:gkUOMBM0
青「な、なんだ?一体、何を…ッッ〜!?!?」
青(こ、これは!?)

雑魚1「赤のプライベートショット」
雑魚2「寝顔バージョンだぜ!」

青(あ、赤の、寝顔…、はぁはぁ…)
青「い、一体、これは何のまねだ?」

雑魚1「なんと今なら」
雑魚2「一枚たったの500円だぜ!」

青(ご、500円、だと…?)
青「か、買う!!よこせ!」バシッ つ500円

雑魚1「まいどー、だぜ♪」
雑魚2「…続きまして」

黄「えっ…、ま、まだあるの!?」

青「み、見せろ!全部だっ!」カチャリ

雑魚1「赤のプライベートショット」
雑魚2「風呂上がりバージョンだぜ!」

青(ま、マズイっ!鼻血が…!?)

黄(うわ〜!めっちゃ引き締まってる、さすが赤)

雑魚1「こんなのいつ撮ったんだぜ?」コソコソ
雑魚2「こないだ家に泊まりにきたときにこっそりとだぜ」コソコソ

青「か、買うぞっ!いくらだ?」

黄「ぼ、僕もっ!欲しい!」

緑「…」 つ諭吉
53 :無色無双 [sage]:2009/12/09(水) 22:14:47.34 ID:gkUOMBM0
雑魚1「なっ!?久しく見ない諭吉さんなんだぜ!」
雑魚2「まいどーだぜ♪」

青「なっ、緑!いつの間に!?」

黄「ずるいよっ!緑だけ!」

緑「くひひっ、…貴女達も一枚ずつ持っている」

黄「僕はその赤がよかったんだもん!」

緑「しっ!赤が目覚める…」

赤「うっ…、うぅ〜…」ガサガサ

緑「このことがばれてはいけない」
緑「貴方達も早く脱出するべき」

雑魚1「お、おうっ!」
雑魚2「また新しいネタが入ったら来るんだぜ!」タッタッタ

緑「楽しみにしている…♪」

赤「んっ、…此処は?」
赤「…!?そうだ!侵入者は?」

青「…へ、平気か?赤」

黄「し、侵入者は僕たちが追っ払ったよ」

緑「…何も心配はいらない」

赤「そ、そうか…」
赤(俺は、どうして倒れてたんだ…?)
赤(くそっ!覚えてない…、情けないなぁ…)
54 :無色無双 [sage]:2009/12/09(水) 22:16:02.84 ID:gkUOMBM0
黄(上手く記憶が飛んだみたい…、よかった)

青「さ、さて、侵入者の退治も済んだし」
青「基地に戻るか?」

赤「え、えぇ、そうですね」

青(スマナイ、赤)
青(この埋め合わせはきっとするから…)

緑「〜♪〜♪」

〜その夜〜

青「ところで、黄」

黄「ん?」

青「黄はどんな写真を買ったんだ?」

黄「へへへ…、見たい?」ニヤリ

青「…」コクコク

黄「じゃ〜ん」 つ筋トレする赤〜上半身裸〜

青「……ぐはっ」ドサッ

黄「鼻血出して倒れちゃった…」
黄「…!?そうだ」

ガサゴソ モゾモゾ

黄「あった!」
黄「へっへ〜♪青の分の写真いただき〜♪」
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/09(水) 23:15:16.91 ID:DRND.nIo
終わりかな?乙
何も言わずに万札出すあたり緑手慣れてやがる・・・ww

しかし、最近青がどんどん変態になっていくwwwwww
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 01:44:28.93 ID:5.DxUEAO
桃……いろんな点で可哀想に…………
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 01:51:34.46 ID:EZl8bV6o

青が少し不憫だww
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 13:08:58.70 ID:P18pKYAO
【防寒着】 最近寒いぜ…

ロビー

緑「………」

黄「〜♪」てくてく…

緑「…あれ…?」

黄「ん?緑、どうかした?」

緑「…ジャージ…」

黄「あぁ、これ?寒くなったから出したんだ」

緑「…寒くなった…?」

黄「うん。だってもう12月だよ?緑は部屋にこもってるから感じないのかも…」

緑「…違う、私のことじゃない…」

黄「うん?」

緑「…黄も寒いとか感じるの…?」

黄「あ、当たり前じゃないか!僕をなんだと…!」
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 13:10:43.15 ID:P18pKYAO
【防寒着】A

青「何を騒いでいる?」

黄「あ、青!聞いてよ、緑が…」

緑「…知らない…」

黄「緑!ごまかさないでよ!さっき…」

青「うるさい!まずは何があったのか話をしてから…」

緑「……?」

青「…どうした?」

緑「…コート…」

青「ん?これか?最近急に寒くなったからな…体調管理のためにな」

黄「だよね?だから僕も体調管理のためにこうやって厚着してるんだよ!」

青「…厚着?」

緑「…どう見ても薄着…」

黄「な!?そ、そういう緑はどうなの!?戦闘スーツの上に白衣しか着てないでしょ!?」

緑「…甘い…」ぬぎ…

黄「え?」

緑「…ヒートテック三枚重ね…ホッカイロ付き…」

青「………」

黄「…動きづらくない?」

緑「…少し…でもあったかいよ…?」

青「まぁ…三枚も着てればな…」

黄「だね…」

緑「……?」
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/10(木) 14:47:14.31 ID:rbq95oDO
乙!
61 :黄色無双 [sage]:2009/12/17(木) 19:29:42.45 ID:9vwjG9U0
戦闘終了後


黄「ふぅ〜…、今日もたいしたことなかったね」

赤「相変わらず黄は強いな…、なんつーか怖いもの知らずってやつかな?」

黄「…赤は、そう思う?」

赤「えっ…?あ、うん」

黄「僕にも怖いものはあるんだよ…」

赤「へぇ〜、意外だ、黄が怖いものって一体何なの?」

黄「それはね…」

赤「…?」

黄「赤が、死んじゃうこと、だよ」

赤「へっ…?」

黄「戦闘の度に怖いんだ…、もし、この戦いで」
黄「赤が、し、死んじゃったらって…」

赤「そっか…」
赤「でも、安心してくれよ」
赤「俺は、黄や、他の仲間を置いて死んだりしないから」

黄「…うん、約束だよ?」ギュッ

赤「あぁ、約束だ!」
62 :黄色無双 [sage]:2009/12/17(木) 19:31:19.61 ID:9vwjG9U0



赤「はっ…!?ドリームかっ……」
赤「どうりで黄がしおらし過ぎると思ったんだ…」ハァ

黄「あっ、赤、おはよー」

赤「おはよう」
赤(ちょっと聞いてみるかな?)

黄「どうかしたの?」

赤「黄って、何か怖いものある?」

黄「怖いもの?そりゃ僕にだって怖いものくらいあるよ…」

赤(こ、これは、正夢のパターンか!?)

黄「そうだなぁ、僕は今まんじゅうが怖いなぁ♪」

赤「…別に怖がらせようと思ったわけじゃないよ…?」

黄「なーんだ、ツマンナイの」スタスタ

赤(…やっぱ黄に怖いものはないんだろうなぁ)

黄(そんな、ホントのことなんて言えないよ…)
黄(赤が居なくなっちゃうことなんて…)カァァァ
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 22:47:27.55 ID:ZP7ztDko
乙、相変わらず甘いな

ドリームも久しぶりに聞いたww
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 18:32:23.61 ID:WlwsCQDO
乙!
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/19(土) 10:39:57.38 ID:TMYCTYDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2009/12/20(日) 19:01:20.94 ID:ediQSYDO
怪人「死ね!」
怪人「目からビーム!」
全員「やーらーれーたー」
全員 死亡
終わりだ!
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/20(日) 21:21:08.25 ID:aPhQQ5Ao
クリスマスまであと4日か……
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 00:27:25.93 ID:NFY/2YAO
【防寒着】 追加で

青「…にしても良く着膨れしないな」

緑「…スレンダー…」

黄「白衣がゆったりしてるからかな?」

緑「…だからスレンダー…」

青「少しサイズが大きいからな。そうかもしれん」

緑「………」

桃「あら?あんたたち揃いも揃って何やってるの?」

黄「あ、桃…え?」

青「お前…その格好…」

桃「何よ?」

緑「…はんてん…?」

桃「はぁ?はんてん?違うわよ!どてらよ、どてら!」

青「違いがよくわからんが…その…何と言うか…」

黄「…しぶいね」

桃「ほ、ほっときなさいよ!これあったかいのよ!?」

青「デザインとか気にしないのか?」

黄「僕、おばあちゃん以外でそんなの着てる人初めて見たよ」

桃「うるさいわね!外に出ないんだからいいじゃない!」

緑「…センスゼロ…」

桃「あんたに言われたくないわよ!万年白衣のくせに!」

緑「…違う、夏用と冬用がある…」

桃「見分けがつかないわよ!」

黄「桃って所々古いよね」

青「確かにな…」
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 00:45:38.08 ID:l2YFXMSO
>>68
乙。桃がどてらってなんかイメージにあうww

>>67
俺の所には中止のお知らせがきたが、赤たちのクリスマスの話をwktkしながら待つぜ。
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/21(月) 08:33:06.65 ID:gkMiZIAO
>>68
桃可愛いよ桃!!
ネトゲのお供にどてらはナイスチョイス!
さらに凄い『かいまき』なんてのもあるけどねー

>>67
クリスマスか…
そろそろマスクの用意をしなきゃな…
71 :無色無双 [sage]:2009/12/22(火) 20:47:25.69 ID:Cd6fGqg0
>>67

クリスマス?
なにそれ、美味しいの?
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 20:50:59.31 ID:UAIgzUko
赤「………んぅ…」モゾ

赤「………んーーー」モゾモゾ

赤「………」チラ

時計「6:33」カッチカッチ

赤(……起きるか…)モゾモゾ
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 20:53:06.45 ID:UAIgzUko
赤「ふぁぁ…」

赤「黄はもう起きて朝のトレーニングに行ったかな…帰って来る時には朝ごはん作っとかなきゃ…ん?」

赤「……いいにおい」スンスン

赤「・・・台所に誰かいる…?」トットット
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 20:56:45.95 ID:UAIgzUko
赤「…金さん?」

金「赤か、なんじゃもっと寝ておってよかったのじゃぞ?」トントン

赤「いや、そんなことより何でここに…というより何で朝ごはん作っているんですか!?」

金「…?わしが料理をするのがそんなに不服かの?」

赤「いや、結構ですけどいきなりでしたからびっくりしますよ」

金「ふふ、わしもたまには料理をしたくなるものなのじゃ」グツグツ

赤(金さんって料理できたんだ…)

金「…お主はまだこの時間なのじゃな」

赤「…え?」
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:01:29.18 ID:UAIgzUko
金「覚えておるか?わしのチームにまだお主がおった時の頃」

赤「・・・忘れませんよ。今でもはっきりと覚えています」

金「お主は皆とのクジに負け、朝食係だったのう」

赤「はは、今となっては、そのクジの全般を俺がやってますけどね」

金「ふふ、それほど必要とされているって事じゃ」

赤「どうでしょう?」

金「・・・お主は最初、料理とは言えぬ物を作ってしまっていたな」

赤「言わないでくださいよ、アレからうまくなったじゃないですか」

金「そうじゃな。結局朝、昼、夜と全部の料理をお主がやっていたな」
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:08:23.52 ID:UAIgzUko
金「…のう、赤よ」

赤「・・・はい?」

金「今の隊、満足しておるか?」

赤「・・・もちろんですよ。ほっておけない人達ですけど」

金「…ふふ、なら、安心じゃ」

赤「金さん・・・?」

金「ほれ、味噌汁じゃ。試食してくれぬか」

赤「は、はい」ズズ…

赤「…おいしい…」

金「ふふ、自分の作った料理をおいしいと言われると、やはりうれしいものじゃな」ニコ

赤「金さん…」

金「それじゃあ、わしはもう行くかの」

赤「い、行っちゃうんですか?朝ごはんくらい一緒に…」

金「何、もののついでだったのじゃ。小娘たちによろしくな」

赤「金さん!…行っちゃった…お礼言ってないのに…」
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:12:25.91 ID:UAIgzUko
青「赤、誰かいたのか?」

赤「青!・・・金さんが」

青「こんな朝早くにか?」

赤「あぁ…」

青「?・・・まあいい、朝食にするぞ」

赤「あ、あぁ、わかった」

赤(金さんって、あんなに綺麗な顔してたんだ)
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:13:19.60 ID:UAIgzUko
ああもうイミフ
終わりにしとこう[ピーーー]俺
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:22:53.66 ID:ZiU6XlIo
待てぇぇぇ!
この年の瀬に仕事のやり残しはいかんと思うぞぉぉおおお!!!!!
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:26:48.48 ID:9Wcy7q6o
しかしあれだな
金は割烹着に三角巾なのは間違いないと思うんだ
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/22(火) 21:33:40.52 ID:HZ6iCmco
半年ぶりくらいに金を見たww
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/23(水) 09:06:26.38 ID:Eu5nsMDO
>>81
確かに
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/24(木) 06:37:42.68 ID:t6yim8Y0
赤「良い子の皆!今日はクリスマスイヴだよ!一年に一度の特別なこの日。
  さて、皆は誰と過ごすのかな〜? ん?ああ、俺は勿論!」

.: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆:::::::+::::::::::::::
  . . : : : ::::/⌒ヽ: ::: :: : :::: :: ::: ::: :::::::::::::::::::::::::..,,::。:+:::::::::::::::::::::::
  . .... ..::::/  <`O:: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::+,::o;;::・;,:::::::::::::::::::::
     ⊂ニニニ⊃. . .: : : ::: : :: ::::::::: ::::::::::::::::..<;;::・,,::;ゞ;;o;*::.:::::::::::
     /:彡ミ゛ヽ;)ー、. . .: : : :::::: ::::::::::::::::,,;;;<;+::;;;´;*::o*:,,;;ゞ;;::::::::基地で掃除と留守番だよ。一人で。
    ./ /ヽ/ヽ、ヽ  i. . .: : : :::::::: :::::::::::;;;*;;;〇;ゞ;*::;;:<;;;*;:;ゞ;;o;
   / / 。  ヽ ヽ l   :. :. .:: : :: ::<;;;;〇;ゞ;*::o,ゞ ;*;;;;*ゞ;*:o
  ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄     ;;;*;;;〇;ゞ;*::;;;;;*ゞ;*::o, 〇;;; *
                       : : : : : : llllllll : : : : : :
                           田田田
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 11:31:10.49 ID:ALVnWQDO
桃と一緒にケーキ食べたいお…(´・ω・`)
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 13:36:22.86 ID:euODfoco
男幹部のクリスマスが一番悲惨そうだな
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/24(木) 20:42:10.70 ID:jK5pxXUo
戦隊のメンバーがパーティーの準備して待っていたのに肝心の赤はザコーズと飲みに行っちゃうんですね、分かります
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/27(日) 18:43:57.75 ID:vls2fEDO
分からない
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/28(月) 15:52:18.20 ID:46qUa2DO
怪人は出ないのか?
89 :無色無双 [sage]:2009/12/28(月) 19:51:54.04 ID:fsIRnNo0
赤「うっわ…、また給料下がってるよ…」
赤「しかも、よく見たらボーナスも出てない…」
赤「これはさすがに文句言おう!俺だって戦隊の一員なんだ!」

タッタッタ コンコン

署長「入りたまえ」

赤「失礼します」

署長「赤君か、一体なんの用かな?」

赤「署長!自分の給料だけ、また下がってるようなんですけど?」
赤「他の戦員は上がってるのに、どうして自分は下がるんですか!?」

署長「はぁ…、君は戦隊というものの存在意義を間違えているのではないか?」
署長「確かに君は基地内での仕事はこなしているが、肝心の戦闘で全く成果を上げていない」
署長「この処置は妥当だと思うがね?」

赤「…っ!?失礼します」

署長「結果を出しなさい、結果を」

ガチャ タッタッタ

署長「…ふぅ、これでよかったかね?諸君」

青「ふふふ、いい演技でしたよ、署長…」スッ

黄「へへっ、赤ってガックリしてる顔もカッコいいよね♪」

緑「全て作戦通り…、くひひ」

桃「……さすがに可哀想じゃないかしら?」ボソッ

黒「先輩wwwwwwパネェwwwwwwwwwwwwww」

青「これで給料が減れば赤が外に出掛ける回数も減るだろう」

黄「そうすればずっと一緒にいられるね♪トレーニングも長くできるし」

緑「早速試したい薬品がある…、くひっ」

桃「…一つ、気になるんだけど」

黒「先輩方wwwwwwww何気に怖ぇwwwwwwwwwwww」

桃「もし、赤が戦隊辞めちゃったらどうすんのよ?」

全員「あっ!!!!」
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 11:13:38.96 ID:ZPTJYSY0
>>89
冷静な桃に惚れたw
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 11:14:40.23 ID:ZPTJYSY0
>>89
冷静な桃に惚れたw
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 12:47:10.06 ID:7BWSEcSO
確かに大事なことだなww
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 22:11:11.79 ID:ZPTJYSY0
>>92になら掘られてもいい
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 22:28:32.09 ID:Dri9M86o
これは赤が山ごもりして最強になって帰ってくるフラグ
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/29(火) 22:30:50.98 ID:OcCJb.DO
怪人「俺は?」
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/30(水) 16:38:38.34 ID:uYnBQoDO
さあ?
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/31(木) 10:03:12.98 ID:/MrcUEDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
98 :以下、2010年まであと7392秒。。。 [sage]:2009/12/31(木) 21:56:49.69 ID:Sdnx1USO
緑「>>98なら赤は私の嫁」
99 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/01(金) 16:18:02.76 ID:8C8v62DO
あけおめ
100 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/01(金) 20:04:07.30 ID:L5jWdFg0
ぬるぽ
101 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/01(金) 20:31:20.87 ID:dMz0kxYo
>>100
ガッ
102 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/03(日) 18:39:56.48 ID:QhbERsDO
すぺぺっ
103 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/04(月) 17:46:40.35 ID:zMZStMDO
[禁則事項です]
104 :無色無双 [sage]:2010/01/05(火) 11:32:42.13 ID:lmNaq.w0
>>89
続き
105 :無色無双 [sage]:2010/01/05(火) 11:34:03.90 ID:lmNaq.w0
黄「ふわぁ…、おはよー」

青「………」

黄「どしたの、青?」

青「あ、赤が…」

黄「?」

青「赤が、居なくなった…」

黄「え゛…!?」

青「今回集まってもらったのは他でもない」
青「赤が基地から居なくなってしまったのだ」
青「このような紙が、台所に置いてあった…」

赤『暫く旅に出ます。探さないで下さい』

緑「…何故?」

黒「マジすかwwwwwwww」

黄「………」

桃「あーあ、だから言ったじゃない…」ボソッ

青「黙れ」ギロッ

桃「…スミマセン」ビクビク

青「原因は署長の不当な赤に対する減給であると考えられる」

署長「えっ…!?い、いや、あれは…」

青「大至急、赤の捜索が必要だ!」

黄「そうだよ!赤がいないと…」

緑「ご飯を作る人がいない」

桃「スイーツ買ってくる人もね」

黒「掃除wwwwwwパネェwwwwww」

青「…まぁ、困ることはいろいろとある」
青「各自、赤の行動パターンを考えて捜索に当たってくれ」
青「以上だ」

署長(一応、有給休暇なんだけどなぁ…)
106 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/05(火) 12:46:54.81 ID:OGQIBUDO
大爆発発生
全員「大金持ち!」
全員 死亡
今度こそ本当の本当の本当の本当の本当に終わりだ!
107 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 09:43:28.41 ID:kMT/ggDO
[ピザ]
108 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 10:09:26.99 ID:bekN5z6o
>>105
乙かな?続きが地味に気になるww
109 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 13:14:57.95 ID:wSpOxBEo
前もあったなぁ・・・
赤がいなくなって戦隊みんな、特に青が壊れていく話
110 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/06(水) 20:16:37.16 ID:kMT/ggDO
確かに
111 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:29:54.88 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】 あけおめだぜ

戦隊基地 赤自室

赤「………」ガクブル…

赤「…寒い…」

赤「他のメンバーが帰省したからって電気、水道、ガス全部止めるなんて…」

赤「非常勤の俺はどうなるっての…!」

赤「…いつまでこんな…うっ…」

ガンガン…

赤「…ん?誰だ?」

ガンガン…

赤「ザコーズかな?はーい」

玄関

ガチャ…

赤「はい、どなたですか?…あれ?白じゃ…」

白「はい、どなたですか?…じゃありませんよ!?襲撃ですよ!?襲撃!!」

赤「え!?ウソ!?だって警報…あ!(鳴ってな…そうか!電源が…)」

白「いいから早く来てください!!」

赤「あ、あぁ…わかった!」タタタ…
112 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:31:27.18 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】A

戦隊基地 近郊

雑魚1「遅いぜー」

雑魚2「なー。寒い中待ってるってのに…」

怪人「ば、馬鹿者!」

雑魚2「あ!」

女幹部「…寒いです…」ガクブル…

怪人「それに比べてお前らダウンのジャケットなんぞ着て…」

雑魚1「ってかいつも思ってたんだけど女幹部さんなんであんな薄着なんだぜ?」

雑魚2「あれが女性幹部の指定服なんだぜ」

雑魚1「指定服なんてあるんだぜ?」

怪人「幹部職以上はな。襲撃とか仕事で表に出る時はあれを着なくてはいけないのだ。女幹部さんには我々下っ端にはない苦労があるのだ…うっ…」

雑魚1「お腹冷えないんだぜ?あの格好…」

雑魚2「しかし指定服じゃコート羽織るのも…」

『そこまでだ!!』

雑魚1「お?」

赤「正月休みを狙っての襲撃とはやるな!しかし…この俺がいる限り悪事は見逃さん!」

白「………」スッ…

雑魚2「あ、来た来た」

怪人「遅いぞ!お前ら!女幹部さんが風邪でもひいたらどうしてくれる!」

女幹部「い、いえ…私は大丈夫ですから…」

赤「えっと…すみません…警報器が鳴らなくて…(…ずっと待ってたのか…悪いことしたなぁ…)」

白「(パシッ…)…赤さん…やる気ありますか?」

赤「え!?あ、いや…む、無駄話など無用!か、かかってこい!(は!わ、忘れてた…ここは戦場…!)」わたわた…

白「(パシッ…)…はぁ…」
113 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:32:57.65 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】B

雑魚1「ふはは…新年早々仲たがいかだぜ?」

雑魚2「というか人数足りないんじゃないかぜ?」

赤「…他のメンバーは諸事情により欠席だ」

怪人「あいつまた貧乏くじ引いたな…」

女幹部「…赤さん…」

赤「………(…そうなんだよ。もう二年もまともな休みがないなんて…しかも安月給で残業も毎日毎日毎日毎日…ブラック企業だってこれよりマシだろ…)」ずーん

白「(パシッ…)…悲壮ですね…」

雑魚1「ふはは…戦隊ヒーロー恐るに足りずだぜ!でゃああ!」ダダダ…

雑魚2「ぬぅあああ!!」ダダダ…

怪人「おぉあああ!!」ダダダ…

女幹部「あ…ま、待ってください…!」タタタ…

白「ッ!赤さん、来ますよ!?」

赤「え?なにが?(…は!いかんいかん…現実を見つめなくちゃな…)」

白「(パシッ…)現実の前に目の前を見つめてください!」

ザコーズ「「きぇえええ!!」」ババッ!

赤「前…うわぁあ!?」

女幹部「はぁ…はぁ…ま、待っ…はぁ…」

白「赤さん!」

怪人「お前の分はこの私がー!!」バッ!

白「!しまっ…」

雑魚1「我らの昨年の気持ちを受け取るんだぜ!戦隊ヒーロー!!」

雑魚2「おらぁあ!!」

ダァアーン!!
114 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:34:11.73 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】C

赤「ぐぁああ…あれ?」

白「…?」

つお歳暮

雑魚1「明けまして!」

雑魚2「おめでとうなんだぜ!」

怪人「うむ…む?」

女幹部「はぁ…はぁ…お、おめ…で…はぁ…」

怪人「お、女幹部さん。大丈夫ですか?」

赤「…は?」

雑魚1「なにとぼけた顔してるんだぜ?」

雑魚2「明けましておめでとうって言われたら言い返すのが我らJapaneseのしきたりだぜ?」

白「…なにが…どう…?」

怪人「いや、昨年はお世話になりたましたな。本年もよろしくお願いいたします…だ、大丈夫ですか?」さすりさすり…

女幹部「はぁ…はぁ…な、なんとか…」ニコッ

赤「…新年の挨拶?」

ザコーズ「「オフコース!!」」

白「…何を考えてるんですか?貴方達は?」

雑魚1「もちろん!…世界!」

雑魚2「征服!」

雑魚1&2「「イエァア!!」」ビシッ!

白「…そうではなくて…」
115 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:36:24.94 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】D

雑魚1「新年早々決まったな!兄弟!」

雑魚2「おうよ!実に清々しいぜ!」

白「………(…この人達はおつむが弱いんでしょうか…)」

赤「わざわざ挨拶に来たのか?」

怪人「うむ。まぁ、今年もよろしくということだな」

女幹部「はい、よろしくお願いします…」

赤「いえいえこちらこそ…」へこへこ…

雑魚1「わかって頂けたかだぜ?」

雑魚2「マドモアゼル?」

白「…まったくわかりません!何故敵である貴方達が新年の…赤さん!?なにやってるんですか!?」

赤「え?新年の挨拶を…」

白「…あ、赤さんまで…」

女幹部「………(…この人も赤さんの同僚の方なんでしょうか…それにしてもまた女性なんて…)」

白「…しっかりしてくださいよ…」

赤「いや、争う気はないらしいし…(わざわざ挨拶に来てくれたのにお茶も出せないならこちらからの挨拶くらい丁寧に…)」

白「(パシッ…)…はぁ…もう勝手にしてください…」

雑魚1「あ、そうだ、赤!実はおせちもあって…」

雑魚2「女幹部さんの手作りなんだせ!」

女幹部「お口に合うかわかりませんが…」

赤「いえ、とんでもないですよ!うわぁ…すごいですね、これ…」

怪人「首領も来たがっていたんだが、さすがにな…よろしくと言っていた」

赤「マジか…まぁ、基地に来るのは確かに危ないしな」
116 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:37:53.15 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】E

雑魚1「しかし冷えるんだぜ…」

雑魚2「もう仕事じゃないしコート着て良いんじゃないですか?」

女幹部「あ、そうですね。そうします」ごそ…

赤「あ、お待たせしてほんとにすみません…まさか警報器が…」

女幹部「良いんですよ、突然お邪魔したのはこちらですから…」

怪人「寒い時は酒!これに限る!」グビッ!

雑魚1「だぜ!」

ワイワイ…

白「………(…なんなんでしょう…この騒ぎは…)」

雑魚2「あ、白さんもどうぞどうぞ…(おっと、輪に入れない子は紳士としてほっておけないぜ!)」

白「(パシッ…)…いえ、私は…」

雑魚1「うまし!うまし!」がつがつ…

赤「てめぇ!だし巻きばっかり…」

雑魚1「ふはは!早い者勝ちなんだぜ!」

女幹部「ま、まだありますから…喧嘩は…」

怪人「うははは!」

雑魚2「おい!白さんの分とっておくんだぜ!(まったくコイツらときたら仕方ないぜ…)」

白「(パシッ…)あ、あの…」
117 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:39:26.63 ID:L4MWJEAO
【ご挨拶】F

雑魚2「いいからいいからー!(雑魚2を信じてぇー!)」ぐい

白「(パシッ…)…あ、ちょっと…信じてどう…」

赤「雑魚2を信じてー!なんてな!白、早く来ないと無くなるぞ?」

雑魚1「懐かしいぜ!笑う犬!」

赤「この間やってたぜ?」

怪人「マジで!?見逃した…!」

白「………(…なんでしょう…これは…)」

女幹部「あの…どうぞこちらに…」

白「…はい…(…すごく暖かい…)」

雑魚1「あ!揃ったんだぜ?じゃあ、新春恒例!」

雑魚2「一発芸大会…なんだΖ!」

怪人「来たな、兄貴!」

雑魚2「若い命が真っ赤に燃えー…Ζ!!」

赤「お前そればっかだな!」

雑魚2「ほっとくんだΖ!」

女幹部「お茶で?」

白「…すみません。ありがとうございます…」

赤「うっしゃ!次は俺に任せろ!」ババッ!

雑魚1「期待してるぜ!」

雑魚2「Ζ!」

怪人「うははは!!」

ワイワイ…
118 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:44:53.76 ID:L4MWJEAO
ま、遅いんだけどな

アディダス!
119 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 20:47:00.19 ID:PjiRACco
乙乙
着実に巻き込まれて行ってるな、白ww
120 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/07(木) 21:40:55.54 ID:rx0E/6AO
乙カレー
白も女幹部も可愛いなぁ
女幹部さんの出汁巻きが食いてぇ……

あ、みんなあけおめー
121 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 02:37:35.49 ID:Px2kN1A0
このジャンルももう二年過ぎたんだよな
記念かきこ

122 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 09:10:54.73 ID:jrjG2cDO
乙!
123 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 16:27:25.64 ID:zyb3oAAO
【年明け戦隊ヒーロー】 いちいちクッキーめんどくさいぜ…

戦隊基地 キッチン

赤「………」ずず…

赤「うむ。うまし。…しかしなんだって今頃…」

『早くなさいよー?』

赤「はいはい、ただいまー!」

『だったらいますぐ持ってきなさい!』

赤「ぐっ…!」

赤「…おせちなんか朝の忙しい時間帯に作れるかっての!そもそも三が日すら終わって…」

『聞いてるのー?』

赤「あと10分ほどお時間を!」

『使えないわね!』

赤「…地元で食ってきたんじゃないのかよ…はぁ」ぐつぐつ…

ロビー

桃「まったく、お正月ならおせちくらい作っときなさいよ!」

黄「もうお正月は終わってない?」

桃「古くは暦の最初一ヶ月を正月と言うのよ!松の内だってまだ終わってないんだから!」

黄「幕ノ内?」

桃「はぁ?お弁当じゃないのよ!?」

黄「違うの?」

緑「…お正月の飾りを付けておく期間…場所によって期間の長さにばらつきがある…」

黄「そうなの?」
124 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 16:29:15.01 ID:zyb3oAAO
【年明け戦隊ヒーロー】A

桃「ほんとにあんたときたらお馬鹿なんだから…」

黄「ば、馬鹿って…」

桃「知らなかったんでしょ?常識よ、常識」

黄「うっ…で、でも…僕が知らなかったことをたまたま知ってたからって…!」

桃「世間の常識って言ってるのよ!Wikipediaで少しは勉強なさい!ほほほ…」

黄「…桃!」

青「うるさい!!黙って見ていれば正月早々何をやっているんだ!?」

黄「だ、だって…」

桃「その正月を知らないかわいそうな子供に常識ってものがいかに大事か教えてあげてるのよ!」

青「だったら会議室でも使え!うるさくて敵わん!」

桃「どこでやろうがあたしの勝手よ!うるさいと思うなら耳栓でもしなさいよ!」

青「自分勝手な奴め!貴様のような奴がいるからチームワークを乱れるのだぞ!?」

桃「そうやって偉そうに講釈しながら腰の銃に手を伸ばすあんたはチームの平和を乱してるわね!正義の味方が聞いて呆れるわ!」

青「相変わらず減らず口だけは達者だな!良いだろう…その喧嘩買ってやる!」ガタッ!

黄「ちょ、ちょっと青…」

青「なんだ!?」

黄「い、いや…なんでもない…ごめん…」

青「なら呼ぶな!」

黄「は、はい…」
125 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 16:32:11.87 ID:zyb3oAAO
【年明け戦隊ヒーロー】B

桃「あぁ、怖いわぁ…誰彼構わず怒るんだから…」

青「誰彼構わず揚げ足を取る貴様に言われたくはない!」

桃「そんなもの取られる方が悪いのよー?」

青「…もういい!黙れ!」ガチャリ!

桃「イ・ヤ・よ!」チャキ!

緑「…避難避難…」とてとて…

赤「どうもー。おせちお待た…これは…?」

バスバス…ガシャーン!パリーン!

黄「…なんで僕怒られたんだろう…」ずーん

緑「…ただの巻き添え…だからいい子いい子…」なでなで…

赤「…新年早々…大掃除…か」

緑「…赤…?」

赤「ん?あぁ、緑。とりあえずメジャーなおせちを作ったんだけど…これじゃあな…」

黄「あ!赤、聞いてよぉ!」

赤「どした?」

黄「桃が僕を馬鹿にするんだよ…それと青に怒られた…」

赤「…そうか、大変だったな。気持ちはよく分かる…(…俺はいつも馬鹿にされ、怒られるんですがね…)」

黄「…はぁ…」
126 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 16:33:35.70 ID:zyb3oAAO
【年明け戦隊ヒーロー】C

赤「ま、まぁおせちでも食べて…あ、食べるなら緑と食堂で…」

緑「…おしるこ…」

赤「…ん?」

緑「…私はおせちよりおしるこがいい…」

赤「緑…そういうことはもっと前に…今日はおせちで我慢を…」

緑「…やだ…」

赤「…あのな…」

緑「…ダメ…?」

赤「…はいはい、わかりましたよ…作れば良いんだろ、作れば…はぁ…」てくてく

緑「…ふふ…」とてとて

黄「あ、待ってよ!僕も行く!」タタタ…

青「今日こそは貴様をぐうの音も出ないようにしてくれる!!」バスバス…

桃「はん!返り討ちにして名実共にハッピーな新年するわ!」ヒュンヒュン…

ガチャーン!バターン!ゴッシャアア!
127 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 16:36:58.67 ID:zyb3oAAO
【年明け戦隊ヒーロー】D

その頃…リゾートホテル『トロピカーナ・サムソン』

真黒「私はまだここにいなくてはいけないのですか?」

黒服1「お父上様とのせっかくのご旅行です。ゆっくりなされては?」

真黒「お父様ならば先程発ちました。私もそろそろ帰りたいのですが…」

黒服2「しかし…せっかくの長期休暇…基地に戻れば休みなどありませんし、もう少し…」

黒服1「馬鹿者!!」

黒服2「は、はい!?」

黒服1「最愛の人と片時も離れたくないというお嬢様のお気持ちがわからないのですか!?」

黒服2「…は!そういえばご旅行中もどこか物憂気なご様子で…」

黒服1「例え休みがなかろうと愛する人の側にいたい…なんと健気な…うっ…」

黒服2「くっ!なんといじらしい…お嬢様…うっ…」

真黒「………(気候は良いのですが…暇ですね…赤さんや皆さんと来れたらよかったんですけれど…)」

真黒「…はぁ…」

黒服1「!…いますぐセスナを用意しなさい…!」

黒服2「は、はい!…くっ!…な、涙で携帯のダイヤルが…」

黒服1「馬鹿者!!気持ちはわかりますが私達がこんなことでどうするのですか!!貸しなさい!」

黒服2「も、申し訳…ぐすっ…」

真黒「あ、そうです…お土産は何にしましょうか…うーん」
128 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 16:41:04.48 ID:zyb3oAAO
途中まで黒のことをすっかり忘れていたぜ…

アディオース!
129 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/09(土) 16:55:11.80 ID:xdTyEVoo
乙ww
黒服達駄目すぎるwwwwww
130 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/09(土) 18:29:10.41 ID:jrjG2cDO
乙!
131 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/12(火) 16:27:33.21 ID:gXk0kgDO
いつも黒服はおっさんでイメージしてたけど、今回はお姉さんでイメージされた…
132 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/13(水) 15:42:16.48 ID:okU1CwDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
133 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/14(木) 16:29:45.03 ID:bxKLQgDO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
134 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:08:10.25 ID:6KW2ZOso
赤「あーもう、青も桃も暴れるなら外でやれっての」ブツブツ

赤「片付けるのは俺なんだから、まったく…」

赤「あーー、何でこんなところまでご丁寧に」

赤「…食器棚まで・・・これって意外とやばいんじゃ・・・」ガシャン

赤「皿からコップ…茶碗まで・・・」ガチャガチャ

赤「…」

赤(こりゃ、隣町のデパートに行かなきゃならんかな…)

赤(ちょうどフライパンとかも買い換えたかったし…報告書には備品の老朽化とでも書いとけばいいしな)

赤「そうと決まれば明日買うものをチェックしとこう。大荷物になりそうだけど」
135 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:11:56.90 ID:6KW2ZOso
次の日


赤「隣町まで買い物に行ってきますね。お昼はテーブルの上にありますから」

青「む?デートでも行くのか?」ギロ

赤「違いますよ。こないだ割った食器などを買いなおしに行くんです」

桃「食器を割ったの?だらしないわねー」ハフゥ

青「料理を作っているのだから仕方ないだろう…気をつけてな」

赤「はい、夕飯には戻りますから」(あんたらのせいだよ)
136 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:16:37.30 ID:6KW2ZOso
赤「電車に乗るなんて久しぶりだな」

赤「えっと、440円の切符か」

女幹部「…赤さん、ですか?」

赤「え…女幹部さん!?なんでここに・・・」

女幹部「ちょっと大きな買い物しなくてはならなくて…」

赤「本当ですか、実は俺もそうなんですよ」

女幹部「本当ですか!?なら、ご一緒してもよろしいですか?」

赤「ええ、俺は構いませんよ」
137 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:21:42.42 ID:6KW2ZOso
赤「今日はどういったものを買いに?」

女幹部「電化製品のものを少し・・・」

赤「ザコーズはどうしたんです?荷物持ちくらい必要でしょう?」

女幹部「いえ、今日はお休みですので首領意外はみんな出かけちゃってるんです」

赤「…大変ですね…」

女幹部「そ、そんな事無いですよ・・・それに、電化製品とかは、自分の目で気に入ったものしか買いたくないですし」

赤「あー、それは分かりますね」

女幹部「あ、着きますよ」

赤「じゃあ、降りましょうか」
138 :パー速重すぎだろ・・・ [sage]:2010/01/15(金) 01:25:14.02 ID:6KW2ZOso
街中

女幹部「す、すごい人ですね・・・」

赤「ええ…久しぶりとはいえ、毎回この人の多さにはびっくりしますよ・・・」

女幹部「と、とりあえずデパートに向かいましょう!」

赤「そうですね」スタスタ

女幹部「………」スタスタ
139 :パー速重すぎだろ・・・ [sage]:2010/01/15(金) 01:28:25.50 ID:6KW2ZOso
女幹部「……」スタスタ

赤「……」スタスタ

女幹部「うぅ…」スタスタ

赤「……」スタスタ

女幹部(赤さんがもうあんなに離れて…)

ドン!

女幹部「きゃ!ご、ごめんなさい」

男「おっと、こちらも失礼したね」

女幹部「あ・・・」

女幹部(赤さん…見えなくなっちゃった…)シュン
140 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:32:15.21 ID:6KW2ZOso
女幹部「こ、こうなったらデパートまで急いでいくしか…」

女幹部(でも、ちょっと残念だなぁ・・・)

女幹部(せっかく赤さんとここまで来たのに…)

赤「…女幹部さん」

女幹部「ふきゃ!?」

赤「そ、そんなに驚かなくても…」

女幹部「ご、ごめんなさい」

赤「道の真ん中で止まってたら迷惑になりますよ。いったん離れましょう」ギュ

女幹部「は、はぃ…」ポケー
141 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:35:29.05 ID:6KW2ZOso
赤「いなくなってたので、探しましたよ」

女幹部「ご、ごめんなさい」

赤「いえ、俺も人を避けるので精一杯で女幹部さんを見れてなかったです。ごめんなさい」

女幹部「そ、そんな・・・」

女幹部(さっき、手を握って……)

赤「女幹部さん?」

女幹部「は、はい!!?」

赤「改めて行きましょうか?」サッ

女幹部「へ…?」

赤「手、繋いだらはぐれませんよね?」

女幹部「は、はい!」ギュ
142 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:38:52.14 ID:6KW2ZOso
赤「女幹部さん?」

女幹部「はい?」

赤「…何かいいことでもあったんですか?」

女幹部「ふふ、秘密です♪」ギュ
143 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:42:15.52 ID:6KW2ZOso
雑魚1「女幹部さん、どこ行ったんだぜ?」

雑魚2「あのモニター室から出てったんだぜ」

怪人「千載一遇のチャンスですーー!!とか叫びながらな」

雑魚1「赤の所以外考えられないんだぜ…」

男幹部(俺も行きたかったなあ…)
144 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:44:53.85 ID:6KW2ZOso
終わりです

お久しぶりになりましたが女幹部さんのルートでも書いてみました
なんか黒とか白とかが混ざった感じになってしまいました
女幹部さんはストーカーだと信じてます

ではではー
145 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 01:54:36.20 ID:pcjFzOko
乙乙
146 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 02:15:36.09 ID:BmViwC.o
そういえば女幹部さんこんな人だったなぁww
147 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 12:50:04.65 ID:60qJwsAO
【火曜サスペンス・緑は見た】 金曜日だけど…

シャワー室

赤「ふんふふん♪」ゴシゴシ…

赤「ふふふんふ…」ゴシゴ…

ビリッ!

赤「あ!?た、タオルが…!」

赤「これ一枚しかないのに…!」

赤「どぉしよ…戦闘兼用だったのに…」

シャ!

赤「!」

緑「…そんな貴方にプレゼント…」

赤「…うわぁあ!?み、緑!?」

緑「…なんでそんなに驚くの…?」

赤「ここシャワー室だぞ!?しかも今俺が入って…」

緑「…知ってる…でも赤に用事がある…」

赤「…恥じらいってものがないのか?」

緑「…恥じらい…こう…?」

赤「…何それ?」

緑「…顔を手で覆って指の隙間から見る…正しい覗きの仕方…」

赤「間違っている!いいから出てい…」ぐい…

ぶらーん

緑「…あ…」

赤「あ!?ちょっ…み、見るな!見ちゃらめぇえ!!」バッ!

緑「………」ポー…
148 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 12:52:49.54 ID:60qJwsAO
【火曜サスペンス・緑は見た】A

ロビー

赤「で、結局何がしたかったんだ?覗き…いやそんなわけ…」

緑「…これ…」つタオル

赤「ん?…これは…タオル?」

緑「………」こくん

赤「そういえばプレゼントって…うっ…緑…」じーん…

緑「…支給品…」

赤「え?……あ!頼んでたの来たのか!?長かった…半年待ったよ…!」ぎゅっ…

緑「…ダンボールの底にあったの見つけたから…」

赤「サンキュー!だけど時と場所を選んで欲しかったな…マジで。普通シャワー浴びてる時なんかには…」

緑「…ふひひ……知らない…」とてとて…

赤「…おい、緑…はぁ…まぁいいか。ふふ…おニューのタオル…うふふ」にやー

桃「タオルに顔擦り寄せて何ニヤついてるのかしら?」

青「…さぁな。柔軟剤でも変えたんじゃないか?」ずず…

桃「そうなのかしら…」

赤「うふふ…ふふ…」すりすり…

緑「…赤の…見ちゃった…ふひひ」
149 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 14:53:28.70 ID:6KW2ZOso
緑はよいなあww
150 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 15:13:05.73 ID:o7q1C.DO
乙!
151 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/15(金) 15:38:17.71 ID:pcjFzOko

みられた時の赤のリアクションがおかしいwwww
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/16(土) 09:29:28.42 ID:JpEk6MDO
乙!
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/17(日) 14:16:59.90 ID:a8IWR.DO
緑可愛いよ緑
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/01/18(月) 21:39:09.43 ID:drJDqIDO
乙!
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/01/23(土) 08:55:03.87 ID:vvvT0kDO
ふむ
156 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/29(金) 00:16:02.33 ID:ekqCQp6o
ローカルルール変更でSS、やる夫系は製作速報VIP板へか
ここはどうなるんだろ?
157 :パー速のローカルルールが変わりました :2010/01/29(金) 15:43:21.17 ID:Scx7/ASO
あっちの方で新スレ立てた方がいいのかね
158 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/01/30(土) 09:40:25.88 ID:qSRZSADO
>>157
そうかもね
159 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 01:24:50.35 ID:La218oAO
で、どうするんだぜ?
160 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 01:27:05.16 ID:WZGANr6o
こう、ネタが出来てもかけないというのは、なかなか歯がゆいもんだな
161 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 01:27:55.27 ID:HYYnTIIo
とりあえず、様子見でいいんじゃない?ここ800以上もレス余ってるし
管理人もすぐに移れと言ってる訳でもないし、向こう見る限り移ってるのもやる夫スレくらいだしな
162 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 21:51:13.47 ID:La218oAO
おけ わかた
163 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 21:52:16.38 ID:La218oAO
【テスト】

青「ふむ…」カチャリ…

赤「どうかしたんですか?」

青「ん?あぁ、支給された予備の銃なんだが、どうも軸がブレている気がするんだ」

赤「そうなんですか…(…予備…俺なんか予備どころか発注しても半年待ち…くっ…)」

青「動かない的ならなんとかなるが…変則的な動きに対応できるかどうか…」

赤「あ!い、嫌ですよ!?動く的にはなりませんよ!?」

青「そ、そんなことはしない!…貴様…私をなんだと…!」

赤「あ、いやいや…で、ですよねー?冗談ですよ、冗談…(…嘘だ…何回的にされたと…)」

青「…ならいいが…」

緑「…動く的が欲しいの…?」

青「ん?うむ…しかし直接的な動きではなく実戦に近い形がいいんだが…」

緑「…なら良いものがある…」

青「良いもの?」

緑「…うん…」こくん

赤「………(…良いものってなんだろう…まぁ俺に被害が及ばないことを祈ろう)」
164 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 21:53:59.58 ID:La218oAO
【テスト】A

トレーニングルーム

赤「…あの…このプロテクターは?」

緑「…新しい防具の試作品らしい…耐久テストの募集があったから貰ってきた…」

青「ほぅ…そんなものを開発していたのか。本部も遊んでいるわけではないのだな」

赤「なんで俺に渡すの?」

緑「…耐久テストと青のテストで一石二鳥…」

赤「………(…やはりそうきたか…あははは!わかってたけどね!…うっ…)」

緑「…ぐっどらっく…」グッ

赤「あぁ…おし!!さぁ、青さん!どこからでも…」

青「ま、待て!」

緑「…どうしたの…?」

青「い、いや…赤を撃つのは…(が、頑張れ私…)」

赤「え!?」

緑「………」

青「ほ、ほら、さっきそんなことはしないと言ってしまったし…わ、私はそこまで乱暴では……」ごにょごにょ…

青「あ、いや…わ、私も普段熱くなってしまって赤に迷惑をかけている思ってはいるんだ。だ、だからな…」ごにょごにょ…

赤「………」

緑「………」

青「な、なんだ!?お前達…」

緑「…熱でもあるの…?」

青「そ、そんなことはない!私はただ赤に…」チラッ…

赤「青さんがそんなこと言うなんて…だ、大丈夫ですか!?体調悪いんですか!?」

青「………」
165 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 21:59:17.16 ID:La218oAO
【テスト】B

赤「いけませんよ!体調悪いのを隠したりしたら…顔だってこんなに赤いし…」

緑「…風邪…?」

赤「うーん…インフルエンザかも知れない。喉に痛みとかありますか?」

緑「…頭とか痛くない…?」

青「…い、いや…そうではなくて…(が、我慢だ…ここで声を荒げてはいつもと変わら…)」

赤「熱はありますよね?あんなまともなこと青さんが俺に対して普段言うはずありませんし…だいぶ意識が…」

ブチッ!

青「………」ガチャリ…

赤「お?」

緑「…あ…」

青「貴様という奴は…!」

赤「え?え?」

緑「…避難…避難…」とてとて…

青「私をなんだと思ってるんだぁああ!!」バスバス…

赤「うわぁあああ!?ちょっ…まだプロテクターの装…痛ってぇえ!!」

青「せっかく…せっかく私が…この馬鹿者がぁああ!!」

赤「痛ッ!ま、待っ…ご、ごめんなさ…ぎゃあああ!!」

青「馬鹿者!馬鹿者!馬鹿者ぉお!!」バスバスバスバス…
166 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/03(水) 22:47:59.24 ID:WZGANr6o
青はかわいい


しかし本当に様子見でいいんだろうか
167 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/04(木) 00:23:06.58 ID:Vl104i2o
乙乙
赤相変わらず鈍いなww
168 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/09(火) 23:17:04.12 ID:o1MpVIDO
赤:タオル
青:二丁拳銃
黄:拳
桃:レイピア?
緑:?
黒:?
白:?
金:?
武器決まってない奴多いよね
169 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/09(火) 23:18:40.66 ID:HQEzp.co
緑薬品と一瞬思ったが
それって結構グロいな
170 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/09(火) 23:25:04.17 ID:tEvVGhEo
緑は爆弾とかのイメージ

黒と白は戦ってる姿すら想像できないww
171 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/10(水) 00:08:51.91 ID:ttMZHQDO
赤:タオル
青:二丁拳銃
黄:拳
桃:レイピア
緑:爆弾
黒:トンファー
白:ロッド
金:小太刀二刀流
俺の中ではコレ
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/14(日) 05:18:10.04 ID:xHGdFIDO
鞭は女幹部かな?
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/16(火) 09:40:45.96 ID:hRTObwAO
いや、女幹部さんはおたまだな
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/02/16(火) 10:39:01.80 ID:fERgCYEo
むしろフライパンじゃね?
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/01(月) 08:15:32.35 ID:tdnmgOko
ここまで過疎るとはな
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/01(月) 08:50:00.73 ID:wOOAZpgo
全体的に過疎ってるな
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:48:24.30 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】 久しぶりだぜ

戦隊基地周辺

青「いつも通り赤、黄、桃を中心に叩く!バックアップは私に任せろ!」ガチャリ…

黄「わかった!」

桃「めんどくさいわぁ…まだ起きたばかりなのに…」

黄「もう昼だよ?」

桃「眠いんだから仕方ないじゃない?…ふぁ〜…ま、給料分は働いたげるけど…」

緑「…頑張って…私はここで応援してる…」

赤「………(…相変わらず緊張感もへったくれもないな…緑なんか手ぶらだし…)」

青「おしゃべりはそこまでだ!来るぞ!」

雑魚1「きぇえええ!!」ダダダ…

雑魚2「ぬぅあああ!!」ダダダ…

赤「ッ!…来たな!かかってこ…」

黒「wwwうしwww」

赤「黒…なにやってんの?」

黒「www自分も行くっスwww」

赤「お前が?…いや無理は…」

黒「wwww…えーと黒服達が言うには…困った時にはボタンを…」ごそ…

赤「ボタン?」

黄『赤!何やってるの!?』

桃『働きなさい!』

赤「あ!す、すまん!(…何をするかわからんが俺は俺のできることをするだけだ!)」ダダダ…
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:50:11.78 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】A



怪人「横に散開しろ!固まっていると青いのに狙い撃ちされる!」

雑魚1&2「「ぜ!」」ダダダ…

赤「怪人!お前の相手はこの俺だぁ!」

怪人「赤か!?」

赤「覚悟しろ!」ザッ…

怪人「ふん、タオルごときで…あんまり無茶ををするなぁあ!!」ゴッ!

赤「これしかないん…だぁああ!!」シュバ!



黒「んーと…確かここに…」ごそごそ…

青「………」バス!バス!

雑魚1『…見えるんだぜ…!』サッ!

雑魚2『私にも敵が見えるんだぜ…!』サッ!

青「ちっ…ちょこまかと…黄!桃!脇に回れ!影になって撃てん!!」

黄『わかった!』

桃『あたしに当てたら承知しないわよ!?』

青「だから退けと言っているんだ!!本当に当てるぞ!?」

桃『な!?あんたね…覚えときなさいよ!!…この…邪魔よ!』

雑魚1『ふっ…どこをあきゃあ!?あ、危ないぜ…』

緑「…頑張れ…頑張れ…」ひらひら…
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:52:20.85 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】B



黄「ふっ!」シュッ!

雑魚2「おっと!…ふっ…あたらねばどうという…ぶへ!?」

雑魚1「兄弟!?くっ、ネタに走りすぎて…自重するんだぜ!」

桃「あら?そういうあんたはよそ見していいのかしら…ね!」シュバ!

雑魚1「うっひょお!?あ、危な…!」

赤「ぬん!」パシーン!

怪人「痛ッ!あ、赤!先を縛るのは反則…おわぁあ!?」

赤「知ったことか!」パシーン!

怪人「ぐぬぬ…もはや容赦せん!」

赤「望むところだ!」



黒「あ!これです、これです…」

青「さっきから何をやっている!暇なら弾込めでも…」

黒「wwwさーせんwwwいま押しますんでwww」

緑「………?」

黒「wwwポチっとwww」ポチ

ぴんぽーん

黒服ズ「「お呼びで?」」すちゃ

黒「え?」
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:53:50.31 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】C

黒服1「おや?これは…」

黒服2「せ、戦闘中…ど、どどうしましょう!?」ガバッ!

黒服1「…えぇい!落ち着きなさい!それでもお嬢様に使える従者ですか!?」

黒服2「は!…すみません、取り乱しました…」

黒服1「常に冷静に物事を判断するのです。つまり今回のお呼び出しは…」

黒「…えと…あれ?(何故黒服達がここに?呼んだ覚えはないのですけど…)」

緑「…お嬢様のお付き…?」

青「何故貴様らがこんなところに…危険だから避難していろ!」

黒服1「…甘く見ないで頂きたいですね」

黒服2「…えぇ!」

青「いいからさっさと…」

黒服1「お嬢様の為ならばこの命…」

黒服2「捨てる覚悟は出来ております!」

青「お嬢様とらやはここにはいない!だから…」

黒服1「今回の御呼び立てが敵の殲滅ならば…」

黒服2「それを叶えて差し上げるのが従者としての私どもの役目…」

青「…もういい。緑」

黒服1「お嬢様…私どもがかならずや…」

緑「…わかった…」ぷしゅー

黒服1「わぷ!?な、なにを…ふぇ…」ぱた…

黒服2「ど、どうなさいました!?まさか狙撃…あふぅ…」ぱた…
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:55:03.02 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】D

緑「…黙らせた…」

青「よくやった。…黒、どころか安全なところまで運べ」

黒「wwwうすwww(うーん…あ、そうです!黒服達が目を醒ましたら聞いてみれば…)」

青「まったく…なんだかわからんが余計な手間を…」



赤「あれ?援護が…」

怪人「なんだから知らんがあの青いのの銃撃が止んだようだな…貰ったぁ!」

赤「ま、まぁ落ち着…うわぁあ!?」

怪人「ふん!問答無よくぴゅ!?」

黄「させないよ!」

怪人「ぐぅ…カレー!?雑魚2はなにをしているのだ!?」

雑魚2「…も…無理…」

怪人「あ、あいつ…!」

雑魚1「あぁ!?」

怪人「!?」

雑魚1「あぁ…怪人…走馬灯が見える…」ぱたり…

怪人「雑魚1ィ!!」

桃「さてと…残るはあんただけね?」

黄「覚悟はいい?」

赤「え、えっと…あの…そ、そのくらいで…ほら可哀相だし…」ぼそぼそ…

桃「行くわよ!?」

黄「うん!」

怪人「ちょっ…待っ…ぎゃあああ!!」


182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:56:09.36 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】E

桃「相変わらず歯ごたえがないわねぇ」

黄「でも全然歯が立たなかったら困るでしょ?」

桃「…それうまいこと言ったつもりなの?」

黄「うまいこと?」

桃「…もういいわ。今のでわかったから」

黄「?…あ、なんか馬鹿にされた気がする…桃ー!何がわかったのか教えてよー!」

赤「………(…まさかあそこまでボコボコにするとは…恐ろしい…)」

桃「それくらい自分で考えなさ…あ!青!あんたね、途中から援護ほっぽりだして何やってたのよ!?」

青「こちらもいろいろあってな…すまなかった」

桃「あら?めずらしく殊勝な態度ね…」

青「…ふん」

桃「…でも少し誠意が足りない感じかしらねぇ…ね、赤?」

青「な!?…人が素直に謝っているというのに…貴様は…!」

赤「………(怪人とザコーズ大丈夫かな…)」

桃「ちょっと、赤!?」

赤「え?は、はい!」

桃「もう、しっかりしなさいよ?」

緑「…ん…」

青「どうした?」

緑「…黒帰って来なかったね…」

青「そういえばそうだな。…どこまで行ったのだ?あの馬鹿は…」
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:57:21.74 ID:84F.NwAO
【ある日の襲撃】F

黒自室

真黒「このボタンって呼び出しのボタンだったんですか?」

黒服1「はい、そのように申し上げておいたはずですが…」

真黒「困った時にというので何か秘密兵器のようなものかと…」

黒服2「お嬢様…テレビの見すぎでは…」

黒服1「馬鹿者!!お嬢様が今どれだけ非現実的な世界でお暮らしになっているかわからないのですか!?」

黒服2「…は!」

黒服1「今のお嬢様のお立場を考えなさい!特撮テレビ番組の状況そのままではありませんか!」

黒服2「も、申し訳ありません!」

真黒「?はい…あ!それと危ないですから戦闘中は私に近づかないように」

黒服2「し、しかし…」

真黒「私は後ろから見てるだけですから…スーツも着てますし、心配はいりません」

黒服1「ですが…」

真黒「黒服達に万が一のことがあっては私が困るんです。…お願いしますね?」

黒服2「お、お嬢様…私どものことを…うっ…」

黒服1「心…洗われました…一生お嬢様に仕える所存です…くぅ!」

黒服1&2「「お嬢様…!」」

真黒「は、はい?」

黒服1&2「「何処までもついて行きます!!」」

真黒「何処までも?…あ、ですから戦闘中は…」

黒服1&2「「お嬢様ぁあ!!」
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 00:58:36.30 ID:84F.NwAO
アディダス!
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/04(木) 01:01:07.87 ID:nYh/K3Qo
乙乙
黒服達相変わらずだなww
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/04(木) 12:02:09.03 ID:G17z91Uo

黒服だいすきだww
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 09:55:37.80 ID:mGRX3oDO
俺も大好き
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 14:30:23.78 ID:ELx99UAO
【ひな祭り…だったなぁ】 最近雨ばっかだぜ…

赤「青さん、コーヒーが入りましたよ」

青「うむ…」

赤「…お?」

桃「どうかしたの?」

赤「いや今月の三日はひな祭りだったんだなぁって…」

桃「そういえばそうねぇ…あられくらい食べとけばよかったかしら」

青「…それがどうかしたのか?」

赤「いえ別に…カレンダー見て何となく…」

青「そうか…」

赤「………(…ご馳走作れとかひな壇飾れとか言われなかったなぁ…とは言えない…)」

桃「桃の節句…あたしの季節になったわねぇ」

青「色だけだがな。引きこもりに季節もなにもないだろう?」

桃「あら?基地から出ないって意味ならあんたも相当な引きこもりでしょ?」

青「…なに?」

桃「図星でよねぇ?ほほほ…」

青「貴様…!」

赤「あ!ちょっ…そ、そういえば桃や青さんも実家にひな壇持ってたりすんですか!?」

青「うるさ…ひな壇?」

赤「え、えぇ…みんなもひな壇あるのかなーって…あはは」

桃「ひな壇ねぇ…あたしは捨てたわ。邪魔だもの」

赤「す、捨てたの?」
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 14:31:47.41 ID:ELx99UAO
【ひな祭り…だったなぁ】A

桃「この歳で飾るわけないでしょ?ひな人形なんて神社に持っていってお役ごめんよ」

赤「ドライだな…さっぱりしてるというかなんというか…」

桃「なによ?」

赤「いや別に…」

青「………」

赤「青さんはどうですか?」

青「…ち、小さいものなら…あるが…」

赤「へぇ…意外…」

桃「意外ね…」

青「い、意外とはなんだ!?」ガタッ!

赤「す、すみません!ごめんなさい!」

青「ふん…」

桃「あんたも女の子だったのねぇ…」

青「当たり前だ!」

赤「いつぐらいまで飾ってたんですか?」

青「…なに?」

赤「い、いや…桃は捨てたって言ってますし、青さんは何歳くらいまで飾ってたのかなぁ…って…」

青「…小学生くらいまでだ」

桃「まぁ、そんなものよね。それ以上になって飾ってるのはお子ちゃまだもの」

赤「へぇ…そんなもんなの?」

桃「そうよ。あ、そうそう。あられ後で買ってきてちょうだい」

赤「え?なんで…」
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 14:33:14.93 ID:ELx99UAO
【ひな祭り…だったなぁ】B

桃「桃の節句だもの。雰囲気くらいは味合わないとね♪」

赤「…あ、そう…はぁ…ん?」

青「………」

赤「どうかしました?」

青「い、いや…なんでもない」

赤「そうですか?」

桃「ほら、さっさと買ってきなさいよ」

赤「いや後でって…」

桃「男ならつべこべいわないものよ?」

赤「…行ってきます」

桃「5分で買ってくるのよー?」

青「………(…自前のひな壇が無いからお菓子のおまけの小さなひな壇を飾ったとは言えん…)」

桃「…あら?」

青「………(…しかし、この歳でひな壇を飾っているのはおかしいのだろうか…)」
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 14:34:15.58 ID:ELx99UAO
【ひな祭り…だったなぁ】C

桃「どうかしたの?」

青「い、いや…なんでもない」

桃「そう?」

青「うむ…」

桃「ふーん?」

青「なんだ?」

桃「…怪しいわね。なにか…」

青「!…なんでもないと言っているだろうが!貴様…!」

桃「なによ?」

青「…いや」

桃「青、あんた何か変よ?大丈夫?」

青「…大丈夫だ」

桃「…ま、いいけど。はぁ…早くあられ来ないかしらねぇ」

青「………」
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 14:37:27.25 ID:ELx99UAO
ミスった
自前の…→実家に置きっぱ
お菓子の…→コンビニ辺りで買った
で頼むぜ

すまん、チェックが甘かったぜ…

アディダス!
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/07(日) 23:00:56.94 ID:YFSXfggo
桃ってここまでドライなのか・・・自分の行事なのに
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/07(日) 23:39:01.10 ID:0feIjwYo
乙。青はいつまで立っても素直にならんなww
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/08(月) 13:35:19.45 ID:Kv.6DwDO
>>194
確かに
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/08(月) 19:36:14.37 ID:qFH2g160
書き手はもう一人だけか
さっさと移動した方がいい希ガス
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/10(水) 09:31:44.35 ID:KdrO92DO
>>196
確かに
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/11(木) 10:04:22.28 ID:ejsICUDO
フリーザ「この星を消す!」フリーザ「スーパーノヴァ」
地球 滅亡
今度こそ本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当に終わりだ!
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/12(金) 09:17:05.50 ID:e4sH5EDO
続きまだかな
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 14:32:36.85 ID:V8.9x.go
ぺらり、という音が響いた

自分はこの音が嫌いではない
元々本を読むことが好きな自分にとってはこの音は安らぎを与えてくれる
黒いインクの活字の並んだ文章に目を流す

しかし、今は違う

(こんなもの、どこが面白いんだ)

内心、さっきから毒づいてばかりだ

今自分が読んでいるのはいつも読んでいるような、推理小説の類ではない
恋愛小説という奴だ

最も、この作家は元々小説家ではなく携帯電話のサイトで趣味のように書いていた者らしいが

『あんたはね、恋愛経験が少ないんだからこれとか読んで少しは勉強しなさい!』

自分に半ば無理やり押し付けてきた桃色が良く似合う少女が脳裏に浮かんでため息が出る

(桃はこんなものばかり読んでいるのか?)

いや、桃だけではないのだろう
この小説の帯にはベストセラーになったという旨が印刷されている
世間の人たちはこの小説は面白いと言っている証拠だ

(…いや、私がおかしいのか…)

どうも自分には面白いとは感じられないだからと言って大泣きするほど感動もしない
これで泣ける、という人はよほど涙腺がゆるいのだろうと思う

(私はできればこんな恋愛経験はしたくないのだがな・・・)

自分が読んでいる場面はもう最終局面あたりだ
彼氏のガンが悪化し、意識がなくなっている場面
彼女は泣きながら彼氏の手を握っている

…おそらく彼氏は死んでしまうのだろう

また一つため息をつくと、横からカチャ、というカップの擦れ合う音がした
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 14:52:18.72 ID:V8.9x.go
「珍しいですね、青さんが恋愛小説を読むなんて」

コーヒーの香ばしい香りと共に、赤毛の青年…赤から声をかけられる
年齢的には赤のほうが年上だが、自分に対しては敬語を使ってくる

「桃から借りただけだ。自分で読もうと思ったわけではない」

ぱたんと本を閉じると、目の前に置かれたコーヒーのカップを右手で持ち上げた

「コーヒー、すまなかったな」

「いえ、いいんですよ。毎日していることですし」

ブラックのコーヒーを一口、啜る
コーヒー特有の苦味が口の中に広がるが、自分の脳内の信号はそれをおいしいと変換する

「それより、その本面白いですか?」

赤が指をさしてさっきまで読んでいた小説について聞いてくる
赤はこの小説について知っているのだろうか

「自分にとっては、面白いとは言い難いな」

「…でしょうね」

「赤は面白いと思うのか?」

やっぱり、といった感じに言った彼に、聞き返してみる
やはり、自分がおかしいのだろうか

「いえ、読んだことありませんから」

「…そうか」

「と、言うより、読む時間がなくて…」

「…」

ちくり、と自分の心のどこかが痛むのを感じた

確かに、赤は戦闘では何の役にも立たない
ただ白旗を振るようにタオルを振り回しているだけの存在だ(武器にも問題があるだろうが…)
しかし、それを補うかのように赤はこの基地の家事や事務的な仕事をほぼ全てこなしている
本来自分や他の隊員が書くべき報告書や始末書を赤がほぼ全て書いてくれている

赤の少し疲れた言葉に返す言葉が無く、仕方なく自分はごまかすかのようにコーヒーをまた一口、啜った
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 15:07:11.12 ID:V8.9x.go
「そういえば、しおりを挟まなくて良かったんですか?」

コーヒーを飲む時に小説を私は閉じていた
その時に、しおりは挟まなかった

「もういいんだ、続きを読む気にあまりなれない」

「本当に、青さんには合わなかったんですね」

少し面白そうにわらって赤は言った
だが、本当に自分には面白いと思えないのだ

(それに…)

「それに…」

「それに?」

「!?」

「青さん?」

(ままま、まさか思っていることを口に出していたのか私は!?)

首をかしげて赤がこちらを見ている

「なな、なんでもないんだ!」

「顔が赤いですよ?」

ずい、と赤が顔を覗き込んでくる。ち、近い!!

「あわわわわわ…」

「あ、青さん!?熱ですか?」

「ちち、ちが、ちがうんだ、」

顔が湯気が出るんじゃないかと思うくらいに熱くなっている
とりあえず赤から身を引かないと!
ずい、と一気に身を引く
しかしあわててそんな事をしたためか椅子の足と自分の足が絡んでしまった

ガタン!とそのまま椅子が倒れてしまった

「痛ッ・・・」

首の裏側に痛みを感じ、自分の視界は天井へと移行した
そして次に聞こえたのは、赤の叫びだった

「熱ッッッアアアァァァア!!!」
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 15:18:46.46 ID:V8.9x.go
「…赤、すまなかった…」

「大丈夫ですから…」

水でびしょぬれになった赤に謝る
ぽちゃぽちゃと雫が髪から滴り落ちていた

椅子から転んだ際、自分の持っていたカップの中身が全て赤の顔面にかかってしまったのだ
淹れたてのコーヒーは当然熱い
飲みやすい温度にしてあるだろうが、それでも熱い

「…お風呂、行ってきますね」

「…あぁ」

「あ、でも」

「?」

思いついたように赤は足を止めた

「さっきなんて言おうと思ったんですか?」

「え゛っ」

「なんか、聞かなきゃ悔しい気がします」

「そ、それは…その…」

(言いたくない!どうにかして…)

「教えてください」

ジト、とした目で赤が言ってくる
ゴチャゴチャになる頭の中で、なにか選択肢のようなものが見えた気がした

 正直に言う
→ごまかす
 発砲

「そ、そうだ!読み途中の推理小説があるからそっちを読みたかったんだ!」

「なんだ、そういう事だったんですか」

赤はそれだけ言うと、風呂場に言ってしまった

「……いえるわけ、ないだろうに…」



(彼氏と彼女を、赤と自分とで重ねて読んでしまうなんて)
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 15:20:18.70 ID:V8.9x.go
おわり

なんかもうよく解んない
最後の最後で誤字発見

言ってしまった→行ってしまった

いろいろおかしいけどあまり気にしないでくれ
会話だけのほうが楽だし、不慣れなことはもうしないようにしよう・・・
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 18:28:21.79 ID:JUxMG.ko

青可愛いなww
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 18:58:43.56 ID:ClUipYSO

さあ残りの選択肢を書く作業に戻るんだ!
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/13(土) 20:49:26.77 ID:P2H7cQDO
>>206
分かりました!
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/14(日) 01:33:45.14 ID:hkEVV.Ao
分かりません><
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/14(日) 17:02:20.09 ID:ARVpJgDO

210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/15(月) 09:14:12.25 ID:DPQxe6DO

211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/15(月) 12:08:22.88 ID:yWZahcAO
【花粉症】 俺はハウスダストだけどな!
戦隊基地 物干し場

赤「いやー、今日は絶好の洗濯日和ですなぁ!」ごそごそ…

赤「最近雨ばっかりだったから洗濯物がねぇ…雪まで降ったし…」ほしほし…

赤「…だが!この天気ならば…イケる!!」ぐっ!

『赤ー?』

赤「………」

『赤ー!!』

赤「はいはい、ただいまー!」

ロビー

赤「何か用…」

桃「赤…あんだね…ぐす…」

赤「え?えぇ!?も、桃?な、なんで泣いてるの!?」

桃「あんだのぜいよ!もう…ぅう…」ずびー

赤「お、俺の?…心当たりがまったく無いんだけど…」

桃「あんだね!あだじは…ぐす…」

黒「wwwうっすwww何してんすかwww」

赤「く、黒…いやそれが…」

桃「…うっ……」ずびっ…

黒「wwうはwwテラ修羅場www」

赤「ち、違うって!なんか呼ばれたら既に号泣してて…」

桃「じでないわよ!ごれば…」ぐず…

赤「わ、わかったから!と、とりあえずハンカチでも…」

桃「黒…窓を…ぐす…」

黒「wwwうすwww」タタタ…
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/15(月) 12:10:19.91 ID:yWZahcAO
【花粉症】A

桃「はぁー…」

赤「お、落ち着いた?」

桃「…あんたね!あたしを[ピーーー]気!?」キッ

赤「は、はぁ?」

桃「こんな日窓全開にして服だって外に干して…ずいぶん良い度胸よねぇ…」チャキ…

赤「ちょ…ちょっと待て!刃物はあぶ…」

桃「問答無用よ!反省なさい!」

赤「キャアアアア!!」

黒「wwwぱねぇwww」



赤「花粉症?」

桃「そうよ!なのにあんたときたら…!」

赤「し、知らなかったんだよ!ごめんなさい!だからその剣はどうか鞘に…」←土下座

桃「…最初からそうなさい!はぁ…なんであたしがこんな目に…」

黒「www桃さん、ティッシュっすwww」

桃「ありがと…」ごしごし…

赤「でも桃って花粉症だったっけ?」

桃「知らないわよ!急にこんなになったんだから!」

赤「へぇ…急に?」

桃「花粉症って言うのは体の中に花粉に対する抗体ができて過剰反応するようになるのよ!少しはググりなさい!」

赤「は、はい…」

黒「へー…そうなん…でっかwww」
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/15(月) 12:12:15.15 ID:yWZahcAO
【花粉症】B

桃「はぁ…これじゃ外になんか出れないわ…」

赤「………(…もとからほとんど出ないだろ…)」

桃「春の新作スイーツ食べたいのに…ねぇ、黒?」

黒「wwwうすwww」

桃「よねぇ…じゃあ赤、よろしくね?」

赤「いや、何が…」

桃「買ってきなさいってことよ!勝手に窓開けてあたしを苦しめたんだからそれくらい当然でしょう!?」

赤「ぐっ…わ、わかりました…」

黒「wwwさーせんwww」

赤「…また出費が…うっ…」

桃「まったくあの役立たずは…もう…!」

黒「www桃さん、鼻水www」つティッシュ
桃「ありがと…はぁ…」ごしごし…



桃「あがぁ…!」

赤「し、知らない!知らないって!」

桃「あんだわざどやっでるでじょ!?えぐっ…」

赤「箱に着いた花粉なんか俺のせいじゃ…うわぁ!?」

黒「wwwうめぇwwwうめぇwww」ぱくぱく…

赤「黒!食ってないで助けてくれよ!?」

黒「…で、でもどうしたら…」おろおろ

赤「………」

桃「赤ぁ…ぐずっ…」

赤「あぁ!…す、すみません!ごめんなさいぃ…!」
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/15(月) 12:13:08.31 ID:yWZahcAO
アディオス!












へっくし!
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/15(月) 12:24:13.44 ID:ZYgwL/Mo

花粉はつらいよね
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/15(月) 12:45:08.80 ID:A7Fp0oso
乙乙
無限ループになりそうな展開だww
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/16(火) 09:15:43.10 ID:2sQdJQDO
乙乙
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/16(火) 10:28:55.88 ID:.xXEt2SO
でも桃の泣き顔なら見たいかも(キリッ
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/19(金) 17:48:11.20 ID:c4p1acAo
復帰?・
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/19(金) 17:53:42.21 ID:UcVS..SO
ぽいな
221 :復活祝いの小ネタ…かな? [sage]:2010/03/20(土) 16:17:38.34 ID:eaBIF6AO
戦隊基地ロビー

桃『あら?黄、どうかしたの?』

黄『うん。そろそろ髪を切ろうかなって…』

桃『そういえば結構伸びたわねぇ…行けば良いんじゃないの?あんた髪伸ばさないものね…』さわさわ

黄『あっ…首筋は…やめ…んっ!』

桃『…ちょっと、なに変な声だしてるのよ?』

黄『だってくすぐったいんだもん。…桃は平気なの?』

桃『少しはくすぐったいけど…そんな声出すほどじゃないわね』

黄『いいなぁ…』

桃『ま、せいぜい羨むの…あんた、脇とかも弱いでしょ?』

黄『え?うん、でもなんで…』

桃『………』

黄『桃?』

桃『ほほほ!遊んであげるわ!』ガバッ!

黄『うわぁ!?…ちょっ…や…あはは!もm…あはははは!』じたばた…

桃『こんだけ反応してくれるとやり甲斐があるわぁ…うふふ』

黄『やめ…ひっ…あはっ…んっ…あはははは!』

赤「ほぉ…ふむふむ…ほほぅ…」

青「どうした?」

赤「い、いえ別に!…あ、コーヒーが入りましたのでお持ちしました…」

青「ふむ。そうか…いや、しかし何を焦って…」

赤「い、煎れたてのコーヒーをご賞味頂きたく!青さんの為に心を込めて煎れさせて頂きましたので…な、なにとぞ!」

青「ッ!?……ま、まぁいい。いただくとしよう」

赤「ど、どうぞ…(…せ、セーフ…!)」

青「…うむ(…おいしい…ふふ)」ずず…
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:23:37.38 ID:75cf6sDO
雷ドーン
全人類「グハッ」
人類 滅亡
今度こそ本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当に終わりだ!
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/20(土) 21:34:42.69 ID:rjjXDLco
>>221

赤、青の扱い覚え始めてるなww
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/21(日) 09:37:39.99 ID:dkPVWwDO
乙!
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/22(月) 09:14:30.67 ID:h78GQcDO
乙!
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/22(月) 09:17:57.94 ID:h78GQcDO
乙!
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/22(月) 22:08:55.69 ID:h78GQcDO
乙!
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/23(火) 09:10:20.66 ID:5x5SDgDO

229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/24(水) 00:03:29.36 ID:kWDXnE.o
はいはいぬるぽ
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/24(水) 00:06:51.00 ID:Fgms58wo
ガッ!
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/24(水) 10:06:03.38 ID:Ofb6rgDO
ぽかぽか
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/25(木) 09:33:25.72 ID:e7db/gDO
ぬるぽっぽ
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/26(金) 09:21:34.37 ID:HpoNlADO
ぬるぽ
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/27(土) 00:13:05.61 ID:Ls8cSxU0
赤ぽ
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/27(土) 00:47:01.35 ID:e.kO.P2o
緑ガッ
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/27(土) 09:23:16.02 ID:YVio/QDO
青ぬるぽ
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/28(日) 01:14:48.49 ID:KU.N4YQo
赤「青さんをガッしたら殺される・・・」
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/28(日) 09:35:24.52 ID:WeS09cDO
青ガッ
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/03/29(月) 09:18:43.38 ID:MPdugMDO
赤ぬるぽっ
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/29(月) 22:24:59.79 ID:IjDqJroo
黒「えーと・・・こうですか?」ガッ
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/30(火) 09:11:02.04 ID:ynTkjMDO
黒ぬるぽ
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/30(火) 14:05:49.60 ID:.t51J.SO
>>240
相手にすんな
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/31(水) 09:18:27.76 ID:DSkfZEDO
桃ぬるぽっ
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/01(木) 02:12:33.98 ID:VReH.36o
書き込めるかちょっとテスト
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/01(木) 03:57:41.97 ID:tOA7Z.DO
しかし戦隊スレも二年たつのか
初めてvipにスレ立った時と赤の設定がだいぶ変わってるな
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/01(木) 12:07:08.92 ID:MB7MRM6o
最初はほんとにただのかわいそうな奴だったのにな
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/01(木) 16:13:46.62 ID:TvnEmkAo
いまやエロゲ状態だもんなww
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 23:47:23.56 ID:CB8hv3.0
雨が降っている
静かに、音もなく降るそれは、まるで薄絹のようで、音と世界とを分けていた
僅かに、土の匂いがする
辛き冬を越え、いまや萌え出でんとする諸々が、わが意を得たりとばかりに躍動する匂いなのか
さても、外はなおのこと、それこそ包み込まれるように感じられるのだろうか
わずかに開けている窓から流れ込む風にそんなことを思う
 それにしても今日は静かだ
外の喧騒はもとより、普段のかしましさは何処へやったのか
居間に集まった三人は皆がみな暇を持て余している
ここにはいない緑も同じなのだろうか、何時もは鳴り止まない研究器具の駆動音もしない
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 23:47:48.60 ID:CB8hv3.0
ふつっと、穏やかな倦怠が途切れた
どうやら、知らぬ間に寝ていたらしい
見れば、時計の長針が半分ほど回っていた
居間を見渡せば、黄は机に突っ伏すようにして、青は背凭れに寄りかかるように腕組みをしたまま静かな寝息を立てている
はて、桃はと探そうとした矢先に、クイッと引っ張られる
「どうした?桃」
眠そうな目をこすりながら何かを言おうとする桃に訊ねる
「……」
既に半分ぐらい寝ているのか、聞き取りづらかったが、なんとか、「眠い」と「コーヒー」の二言だけ聞き取れた
眠気覚ましに、ということだとは思うが、話している最中から順調に舟をこぎ始めているようでは、もう手遅れな気がする
とはいえ、自身の眠気覚ましにはよかろうと考えキッチンへ向かおうとすると、なぜか桃の身体が付いてきた
危うく抱きとめると、僅かに身じろいだものの、やはりと言うべきか寝息を立てていた
さしあたって、このままでいるわけにもいかぬと、ソファに運び寝かせることにした
つかんで離してくれない上着は、そのまま桃のタオルケット代わりにかけておいた
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 23:48:23.14 ID:CB8hv3.0
頼んだ本人は寝ているというのに、二人分淹れてしまうのは何故なのか
まぁ、両方飲めばいいかと適当に考え居間に戻ると、匂いに気付いたのか青が起きていた
声をかければ、おはようと欠伸をかみ殺しながら返された
「飲みますか?」
二杯持っているのがおかしかったのだろう、飲んでいない方を示して訊いたが
「そのコップは桃のだろう、いいのか?」
そっけなく返された
「後で謝っておきますよ、…しばらくは起きそうにもないですし」
「…そうだな、覚ますのも悪いしな」
逡巡、それもそうだと思ったのか頷いた

「そういえば、ブラックでよかったのか」
飲み終えてしばらく呆っとしていると、唐突に青が口にした
突然のことに途惑っていると、青もそう思ったのだろう頬を掻きつつ改めて質問してきた
「桃はブラックじゃ飲めないだろう、なのに砂糖やミルクを持ってこなかったしな」
「いやなに、頼んだ後そのまま寝ちゃいましたからね、まぁ起きることもないだろうと」
「なのに、二杯も?」
「どうにも癖になっているようで、二人分作っちゃいまして」
苦笑しながら答えると、やれやれといった表情で溜息をつかれてしまった
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 23:48:54.59 ID:CB8hv3.0
「…しかし、よく寝ているな」
隣で寝ている黄をつつきながら、感心したように青が呟く
「暇ですからねぇ、身体動かせないってのは退屈に過ぎるんでしょう」
それも、子供は風の子を体現している普段からすれば、詮無いことではあるけれど
「なら、トレーニングに付き合ってやるのはどうだ?」
きっと喜ぶぞと言外に告げる青に、勘弁してくれと首を振る
「むしろ、青さんが付き合ってあげればいいんじゃないですか?銃弾をよけて反射神経を鍛 えるぞ、とか言えば、喜んでやりそうですが」
「それだと、私が凹むじゃないか、…まぁ、そうだな今度試してみるよ」
「実弾で?」
「まさか、ゴム弾だよ」
相変わらず冗談が下手だなと、やっぱり溜息を頂戴してしまった

252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 23:54:59.64 ID:CB8hv3.0
書いた後でみたら緑が出てないことに気付いて
思いつきで書くもんじゃないなと思ったり
それ以前に、他の投下と違いすぎね?と反省
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/06(火) 23:57:27.28 ID:D.CksnUo


しかしまさか緑が空気になる日が来るとはね・・・
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/07(水) 00:23:15.04 ID:qVo8mIAo
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/08(木) 17:42:27.87 ID:9kvxdMSO
たまにはこんなのもいいね
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/11(日) 12:39:30.60 ID:NVNolMDO
乙!
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/12(月) 01:10:57.66 ID:XUaWZLE0
久しぶりに来たぬるぽ
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/12(月) 01:54:13.17 ID:A6Qvw1wo
ガッ
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/12(月) 15:24:00.95 ID:TnaInADO
乙!
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/15(木) 20:45:27.93 ID:/XwJbkDO

261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/21(水) 00:55:15.97 ID:xbnR6dc0
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
262 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 19:43:23.18 ID:60SLPU20
もうこのスレhtml依頼出しても良いよな
263 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 19:53:08.04 ID:N1qLYgIo
続いて欲しい気もするが、書き手いないし、携帯荒しいるのがな
264 :  :2010/04/25(日) 19:56:53.21 ID:pmOnuU.o
【審議中】   /\/\/\/\/\/\
       ./  ./| /| /| ./| ./| ./|
      ∴\/./ . /  /  / /  /
      ゚∵ |/∵|/; :|/:;;;|/.;. |/ ;.;|/
     _, ,_  _, ,_  _, ,_  _, ,_  _, ,_  _, ,_
   (ノ゚Д゚) ノ゚Д゚) ノ゚Д゚) ノ゚Д゚) ノ゚Д゚) ノ゚Д゚)ノ    
  /  / /  //  //  //  //  /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
265 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 21:44:03.53 ID:24SOT9Yo
なんかネタくれよ
266 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 21:55:37.47 ID:DFdUyE2o
お題か?じゃあ

【雨】
【花見】
【ゴールデンウィーク】
【四月馬鹿】
267 :管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch [sage]:2010/04/25(日) 22:01:28.55 ID:24SOT9Yo
おk
来週中には書きたい
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/27(火) 04:48:50.86 ID:vbFHysSO
頑張れ、待ってる
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:05:02.81 ID:wfYIU3Mo
ザーザーザー

赤「…」カリカリカリカリ

黄「すごい雨だなあ」

青「本降りだな。今日は一日中ふってそうだ」

黄「うええ、雨の日は外でトレーニングも出来ないし暇なんだよなー」

青「本でも読んだらどうだ?」

黄「あんまり好きじゃないー」

桃「でも、雨の日はだいたい敵も来ないしいいじゃない」

黄「そういえば何で雨の日は来ないんだろうね」

緑「…ぬれるのが、嫌だから」

青「…流石にそんなことは無いだろう…」

黄「あーーヒマーーー」

赤(少しは書類を手伝えよ…)カリカリカリ
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:09:49.71 ID:wfYIU3Mo
ザーザーザー


雑魚1「あ、降ってきちゃったんだぜ」

雑魚2「本当なんだぜ、すごい強いんだぜ」

女幹部「結構本降りですね…どうします?首領」

首領「うーーん、皆風邪ひいちゃダメだから今日はお休みなのー」

女幹部「そうしましょうか」

首領「あ、女幹部、ホットミルクが飲みたい!」

雑魚1・2「俺たちもなんだぜ!」

女幹部「はいはい、ちょっと待ってくださいね」



怪人「……これでいいのか?」
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/30(金) 20:10:09.73 ID:wfYIU3Mo
おしまい
みんなの口調が微妙にわかんないんだぜ!!
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/30(金) 22:14:29.84 ID:RvT2ahso

やっぱり日常は和むなぁ

口調はそんな感じだったと思う
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/01(土) 02:04:10.77 ID:UOM.Vogo
乙乙。女幹部と首領久々の出番だなww
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 00:15:02.91 ID:Qk8kdcA0
さて、どうしたものか
緑の部屋を目の前にしながら、どうにも手を出すことが出来ないでいる
なんとなくだが嫌な予感がしないでもない
現に桃はそれが理由で俺に押し付けてきたのだ
ただ、男の俺なら酷いことにならないだろうとも言ってはいたが
「…はてさて」
「何を溜息ついてるんだ?緑を襲おうとしてるんじゃないのか?」
なにやら物騒なことを口にしながら、青が姿を現す
「…冗談でしょう、仮にもし、そうだったら如何するつもりだったんです?」
「そうだな、まず黄を呼んで背後から無力化させて、後は緑の気の済むようにってところかな」
空恐ろしいことを笑顔であっさりと言ってのける青だが、眼が笑っていない
そんなに俺は信用がないんだろうか?
「溜息をつくと幸せが逃げるらしいぞ、それで?何をしようとしてたんだ」
「なに、緑が引篭もってるから、いい加減連れ出してこいと言われまして」
溜息の元凶がなに言ってるんだとは思うが、口には出さない
生憎とザコーズ達と違って、好き好んで痛めつけられる嗜好はない
「…緑を、か?そんなのは…って、あぁ、そういうことか」
一瞬何か言おうとするが、すぐに何かに納得したらしく引っ込める
気のせいか?さらに不安になってきたんだが
そんなことを感じている間に、じゃあ、頑張れよ、と言って、さっさと帰ってしまった
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 00:15:42.17 ID:Qk8kdcA0
酷く帰りたい気持ちになったが、そうもいかない
「…ええい、ままよ!」
震える膝に活を入れ、思いっきりドアを開ける
……開けるんじゃなかった、やっぱり後悔は先に立たないから後悔らしい
除夜灯一つをともした部屋にぽつんと椅子に座っている緑
そこまではいい、だがその灯りの当たっている先にあるものは何なのだ
わざわざ中央に寄せたのか、机の上に、これ見よがしに置いてあるが
「…ヌードグラビア?」
「大きな乳してるだろ、信じられるか?偽モンなんだぜ、それ」
此方の呟きにあわせるように、ボソリッとこぼす緑
なんだろう、桃や青が嫌がった理由がわかったきがする
「えーと、緑さんや、もしかしてなんだが、それが理由か?」
心の底から外れてほしいが、現実は非情である
核心をついたのかどうか知らないが、壊れた笑いを漏らし始める緑
正直不気味である、というより怖い
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 00:16:18.70 ID:Qk8kdcA0
「……さて」
「何処に行くの?」
一言発したのがいけなかったのか、逃げようとした矢先に腕を掴まれる
心なしか普段以上に力強い気がする、ついでに声もすごく冷たい気が…
「いや、そろそろ晩飯の用意をしなきゃいけないんだが」
「そう、でもその前に私のお願いを聞いてくれる?」
有無を言わせぬ口調、さらに強く掴まれる腕
「ぁ、ああ、かなえられる範囲だったらな」
「大丈夫、この薬を飲んでくれればいい」
そう言って、胸元から試験管を取り出す緑
「悪いが緑、俺の本能がやめとけと叫んでるから…」
「そう?でも関係ないわ、とっとと女になって私に胸を揉ませ尽しなさい」
「つかぬ事を聞くが、俺に拒否権は?」
「あるわけないでしょう?」
にっこりといい笑顔でかえす緑、此方も負けじと笑顔を作り笑い合う
ぎりぎりと、腕が痛い、頼む、早く鳴ってくれ
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 00:16:52.94 ID:Qk8kdcA0
場違いな音楽がポケットから流れだす
「とらないの?」
「ああ、ちょいともったいないが、桃からの催促だからな」
「もったいない?」
「なに、桃が日光浴したいらしくてなぁ、それでサンオイルだったか?を塗れってさ」
「それは、日焼け止めじゃないの、それより本当?」
「あぁ、なんだったら代わるか?」
悩んだのも束の間、いいの?と訊いてくるその目には、疑いは微塵もなかった
「女にされるよりはいいさ」
嫌そうにいったのが効いたのか、中庭ね、と場所の確認もそこそこに部屋を出て行く
相変わらず胸のことになると暴走するな、というより更にこじらせたか?
「まぁ、いいか、…桃か?そっち行ったから、後よろしくな」
了解、と気怠けに答える声に一抹の不安を覚えつつも、後の祭りだと打ち切る
「…っていうか、なぁ?仰向けになっても崩れてない時点で、偽モンだと気付けよ緑」
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 00:19:51.95 ID:Qk8kdcA0
wiki読んでたら、緑がおっぱい魔人て設定があったんで
借りてみたんだけど、なんか違うな
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 00:36:47.86 ID:0Pb6moUo
ワロタww
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/05(水) 12:56:15.20 ID:VFJBVwQo
乙、懐かしい設定だww

そして桃ご愁傷様ww
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/10(月) 00:23:11.15 ID:EZTs6/60
書き込み少ないっていうか、過疎過ぎないか?
やっぱり、もうそろそろ終わりなのかね
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/10(月) 22:26:41.25 ID:iU6pUiQo
2年前のスレですから
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:03:11.63 ID:njzHvcAO
【よろしくね♪】 お久しぶり

赤「…はぁ」

赤「…金に困って首が回らんとはこのことか…っていつの間に赤字!?」

赤「馬鹿な!?さすがに赤字までは…どっから出たんだこの出費は!?」

赤「計算ミスったか?いやそんなはずはない…だいたいこれ家電メーカーの伝票だし…家電?何か買ったっけ?」

赤「えぇとここに確か…あった!丸赤ノート!」

説明しよう!『丸赤ノート』とは経費で買物をする際に記入しなくてはならないマル秘ノートなのだ!

赤「…なんてな。俺しか予算関係の仕事出来ないから他のメンバーが予算使う時にこれに書いて貰わないと横領にになるっていうわけなんだが…」ぺら…

赤「…これは…!」

赤「空気清浄機…マッサージチェア…体脂肪計…なんだこれ…まだまだある…」

赤「…こんな無駄遣いを…」

赤「…どうすんのこれ…誰だよ…おぃぃ…」ぺら…

『よろしくね♪ 桃』

赤「…桃ぉ…」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:04:35.85 ID:njzHvcAO
【よろしくね♪】A

白自室

白「…それでここに?」

赤「あぁ…(もう逃げ出したくて…)」

白「(パシッ…)…私の部屋は避難所ではないんですけど…」

赤「…!…そ、そうだよな…帰るよ、ごめん…(…俺に安息の場所はないのか…うっ…!)」

白「(パシッ…)…あ…そ、そうじゃなくて…」

赤「…じゃあ…(ここがダメなら…何処へ行こう…ザコーズのとこにでも…)」

白「(パシッ…)…待ってください…い、居ていいですから…」

赤「え?(マジで?)」

白「(パシッ…)誰も出ていけとは言ってませんよ…いつもそうですが話は最後まで聞いてください…」

赤「あ、ありがとう…!(白…なんだかんだ言いつつ優しい…)」

白「(パシッ…)…い、いえ…」

赤「はぁ…(…にしてもどうするかな…)」

白「(パシッ…)…お茶を煎れてきます…」

赤「あ、お構いなく…」



赤「………(所詮世の中金か…世知がらい…ほんと世知がらいよ…)」ずず…

白「(パシッ…)…そんなに厳しいんですか?」

赤「厳しい…厳し過ぎる…!(ありえねーってんだよ!なんで基地の予算で私物の家電製品なんて買おうって思うんだよ!ただでさえ防衛予算が縮小されてるってのに!そもそも…)」

白「(バシッ!)…あぅ…!」

赤「…桃ぉ…(何がよろしくね♪だよ!帳尻合わせは楽じゃないってのに!というより私物に予算なんかまず無理だろ!?それくらいわかってくれよ!?)」

白「(バシッ!)…わ、わかりましたから落ち着いて…」
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:05:45.41 ID:njzHvcAO
【よろしくね♪】B

赤「お?…そうだな…まずは手を考えないと…(待っているのは借金地獄だし…)」

白「(バシッ…)………(相変わらず悲惨ですね…)」

赤「返品させるか…いや、桃がそう簡単に手放すとは思えん…(…金払えとは言いづらい…)」

白「(パシッ…)…言えばいいじゃないですか。責任は桃さんにあるんでしょう?」

赤「でも…(やっぱり女の子には強く言えないよなぁ…)

白「(パシッ…)…そんなこと考えてるからいつも貧乏くじなんですよ…」

赤「いや、でも…うーむ(…金…しかし女の子に金よこせってのは…いや責任は…でもぉ…)」

白「(パシッ…)…ほんとに甘いんだから…」もぐ…

赤「あ、クッキー?甘さ控えた方がよかった?(砂糖入れすぎたかな?)」

白「(パシッ…)…どっちもです。…クッキーはこれくらいで調度いいですけど…」

赤「どっちも?クッキーとあとは…(なんだ?うーむ…)」

白「(パシッ…)………」ずず…

赤「あぁ、わかった!(紅茶だ!)」

白「(パシッ…)………はぁ」

赤「あれ?違った?(…紅茶じゃない?………わからん…なんだ?)」

白「(パシッ…)……知りません」

赤「えー…(なんで教えてくんないの?すっごい気になるんだけど…)」

白「(パシッ…)………」もぐ…

赤「白…(…無視って…くぅ…!)」

白「(パシッ…)…あぁもう…またすぐそう…」
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:07:14.18 ID:njzHvcAO
【よろしくね♪】C

ロビー

赤「…桃、話しが…」

桃「あら、なにかしら?」

赤「えぇと…(言え!言うんだ俺!白に言われたじゃないか!時には厳しさも必要だと…甘やかすだけが優しさじゃないと!)」

桃「早く言いなさいよ」

赤「すまん、桃!この家電製品に予算は降りないんだ!だから…へ、返品か自腹で…」

桃「あら、やっぱり無理だったの…まったく使えないわねぇ」

赤「…使えないって…ちょっとそれはひどい…」

桃「まぁ、いいわ。ダメ元だったし」

赤「え?いいの?」

桃「ダメ元って言ったでしょ?タダで済むならタダに越したことないから書いただけだもの」

赤「…俺の心労は一体…」
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:08:39.56 ID:njzHvcAO
【よろしくね♪】D

桃「心労?またなんか悩んでるの?まったくあんたは…」

赤「誰のせいだと思ってるんだよ…」

桃「あたしが何したっていうのよ?言い掛かりはよしなさい」

赤「くっ…はい…」

桃「何かひっかかるわねぇ…あら?」

赤「ん?どうした?」

桃「そう箱はなにかしら?」

赤「え?こ、これは…(桃が駄々こねたときの保険に焼いた)ケーキだけど…

桃「あら、ケーキじゃない。気が利くわね、ありがと♪」

赤「…おや?これは…(珍しく被害無しで乗り切った…?)」

桃「あ、そうそう。今あたし手持ちがないから立て替えといてね」

赤「え?」

桃「よろしくね♪」

赤「ちょ…桃!無理!無理だってぇえ!」
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:10:40.22 ID:njzHvcAO
アディオス!
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 18:12:39.88 ID:pVB35rko
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 20:59:56.08 ID:Y8uKlsSO
桃マジひでぇww

白マジかわえぇ…
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/11(火) 22:52:08.81 ID:CNcvAOIo
白も久しぶりに見たな

赤って貧乏くじ似合うよなぁww
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/18(火) 10:52:15.93 ID:nhH1JQAO
乙ぅぅぅ!!
白が可愛すぎる!
しかし、頭の中の妄想が筒抜けってのは恥ずかしい…

なんていうか、皆可愛いよね!!
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/19(水) 18:16:38.23 ID:M0KcGoDO
乙!
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 01:03:48.05 ID:MUUtY2AO
【居眠り】 毎日眠いぜ

赤「春の陽気に誘われてってのはわかるんだけど…」

青「…すぅ…」

赤「青がロビーで居眠りするなんてな…」

赤「どうするかな…掃除が出来ないんだけど…うーむ」

緑「……?」

赤「…不用意に起こして怒りを買うのは具の骨頂か…ゆっくり寝ててもらお」

赤「となれば何か毛布的なものを…洗濯乾いてたっけな?」てくてく…

緑「…青…寝てる…」

青「…すぅ…すぅ…」

緑「………」

緑「……ふひひ」にまー



赤「よし、これで…」

ふぁさ…

青「…ん…」もぞ…

赤「ひっ!?」ビクッ

青「………」

赤「ね、寝返りか…脅かすなよ…」

青「…すぅ…」

赤「ではごゆっくり」てくてく…
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 01:05:30.99 ID:MUUtY2AO
【居眠り】A

青「…ん?」むくっ…

黄「あ、起きた?」

青「寝てしまっていたのか…タオルケット?」

黄「…あ」

青「…情けない。いくら暇とはいえ、これでは職務怠『あはははは!!』

黄「あ、青…あははは!!」

青「ん?なんだ?私の顔に何か付いているのか?」

黄「つ、付いて…ぷっ!あはははは!!」

青「?」ぺたぺた…

黄「か、鏡見て…はぁはぁ…あー…」

青「鏡…」

黄「良いから早く!ほらほら!ぷくく…」ぐいぐい…

青「一体何が付いてると…黄、わかったから引っ張るな!服が伸びる!」



青「赤…」

赤「あ、起きられました?いや、起こそうかとも思ったんですが…(俯いてる?…なーんか嫌な予感…)」

青「…このタオルケットは貴様がかけたのか?」

赤「え、ええ…」
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 01:06:31.19 ID:MUUtY2AO
【居眠り】B

青「…ではこれもか?」スッ…

赤「はぁ?…な!?」

青「………」←顔中落書きだらけ

赤「…ぶっ…くっ…い、いや…ぐふっ!」ぶるぶる…

青「…どうなんだ?」

赤「くふっ!…ぞ、存じま…ぶふっ!」

青「…そうか…そんなに面白いか。ふむ、よくわかった」ガチャリ…

赤「ちょっ…待っ…ぷぷぷっ!」

青「…この馬鹿者がぁあああ!!」バスバス…

赤「やめ…ぷくす!…ぐはっ!!あはは…ちょっと止め…ぶっ!はは!」

青「落書きでいたずらなど貴様は子供か!!ふざけるな!!しかも油性で!!どうしてるれるんだ!!この馬鹿者め!!愚か者め!!甲斐性無しめ!!」バスバス…

赤「い、痛…ぷぷぷぷ…ぶふっ!?お、俺はぶふー!!」

青「笑うなぁあああ!!」バスバスバスバス…
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 02:24:49.70 ID:MUUtY2AO
アディオス!
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 02:29:26.03 ID:5Znr3.Io
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 18:28:17.98 ID:.0qIdSQ0
乙乙
油性とか緑酷いなwwww
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/21(金) 21:03:54.93 ID:4jTXtgDO
乙!
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/22(土) 02:46:08.50 ID:.znmVFco
wikiの人ですが、前スレ900から>>296までのssまとめ終わったので報告を
なにかしら問題がありましたらwikiへの要望の方へご連絡ください。次回更新は600を目安にまとめようと思っています

新ジャンル「戦隊ヒーローで自分以外少女」wiki
http://www19.atwiki.jp/sinzyanru/pages/1.html
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/22(土) 03:35:19.19 ID:UvO0XEAO
いつもお疲れ様です
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/23(日) 17:24:21.89 ID:r2U.Ieko
おつ
真っ先に疑われる赤カワイソス
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/26(水) 02:46:12.73 ID:hwVZgsSO
乙華麗
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/26(水) 12:36:56.49 ID:xz/ELwDO
乙!
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/28(金) 14:58:00.33 ID:/glHAUDO
乙!
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/29(土) 10:04:10.29 ID:kK5.kADO
赤「乙!」
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/30(日) 09:58:38.53 ID:6L8fwkDO
青「乙!」
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/05/31(月) 16:37:34.51 ID:xKKlQkDO
黄「乙!」
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/01(火) 20:09:55.11 ID:Nvvn6EDO
黒「乙!」
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/14(月) 00:06:44.79 ID:hjY24II0
過疎
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/14(月) 00:10:58.02 ID:Q.F7Yqwo
投下がなければこんなもんさ
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/15(火) 21:52:21.21 ID:yhgbYoDO
過疎
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/16(水) 18:34:16.82 ID:WbBm1sDO
期待
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/17(木) 15:49:48.85 ID:48JsyADO
支援!
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/17(木) 23:09:04.57 ID:dt2aeCwo
なんだこのスレ…大好物です!

一気読みしたら妄想がとまらねえや…書きたいけど書いていいふいんきなのかどうか 
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/17(木) 23:26:32.14 ID:Bm/j0dYo
ぜひたのむ
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/17(木) 23:57:32.04 ID:dt2aeCwo
よし、じゃあ俺の頭の中で存在するそれぞれのイメージを短編でやってみる

【青の場合】(クールな分自分からじゃなく相手からアクション起こして欲しいと思ってそう



赤「さて今日の特売チラシは…と」

青「おはよう、赤」

赤「おはよう(サラダ油68円…キャベツ一玉79円…だと…)」 上の空

青「…赤、コーヒーを淹れてくれ」

赤「ん、ああ、わかった。 今淹れてくるよ」 すたすた

青「…こっちが言う前に『一緒に飲まないか』くらい言って欲しいんだがな」

赤「ん? 何か言った? あ、銘柄の指定か?」

青「なんでもない。 君が淹れてくれるのは美味しいからなんでもいい。 い、いつでも飲めたら幸せだな」

赤「言ってくれたらいつでも淹れるけど。 はいどうぞ 」

青「……(ハァ) ありがとう」 
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 00:01:48.96 ID:MBa5bmso
こんな感じで一人ずつ書いていくつもりだったが明日も仕事だった。
だらだら続けさせてもらいますが、構いませんねッ!


すまない、自重する
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 00:38:58.65 ID:9h8zg0oo
だらだらでも書き手は多いに越したことはないんだぜ

書こう書こうと思っても書けない奴もいるしな
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 18:48:36.71 ID:GM5PIu.o
乙乙。他のキャラの短編も期待ww
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 18:55:46.70 ID:D7Xhd2Mo
赤「さ・・・て、お昼ごはんの片付けも終わったし、休憩しようかな・・・ん?」

緑「赤・・・」ズイ

赤「なんかどす黒いんだけど・・・この薬」

緑「・・・赤なら・・・大丈夫・・・」

赤「効果とか知りたいなー…なんて・・・」

緑「・・・ヤダ」

赤「ですよねー」

緑「・・・」ジー

赤「そんなに睨まなくても飲みますよ・・・」グィッ!


赤「…ゴフッ!?ガハッ」ガシャン

緑「!!?」

赤「・・・」ドサ

緑「赤・・・!?赤・・・!?」ユサユサ

緑「え・・・?こんな効果・・・無いはず…赤・・・?嘘だよね・・・?ね・・・?」ユサユサ
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 19:02:50.92 ID:D7Xhd2Mo
緑「そんな・・・そんな・・・」ユサユサ

青「なんの音だ・・・赤!?」

緑「青・・・赤が・・・赤が・・・」ボロ

青「落ち着け!何があった・・・いや、白を呼ぶのが先決だ!」ドタドタ

緑「私・・・私・・・赤を・・・そんな・・・」ポロポロ

緑「ごめんなさい…ごめんなさい・・・」ポロポロ




白「赤さん!大丈夫ですか!?」

青「赤!しっかりしろ!」

白「青さん今すぐ水とタオルと救急車をお願いします!」

青「わ、わかった!」

白「緑さん・・・いったい何を・・・?」

緑「赤・・・新しく作った薬をいつも・・・みたいに飲んでもらって・・・」ボロボロ

緑「赤・・・倒れちゃった・・・私のせいで・・・」ボロボロ

白「毒でも盛ったんですか!?」

青「白!水とタオルだ!」

白「ありがとうございます!」

青「救急車をよんでくる!」

白「赤さん・・・しっかりして・・・」

緑「・・・ひっく・・・ひっく・・・」ボロボロ
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 19:12:37.16 ID:D7Xhd2Mo
赤「・・・ん・・・・・・」

赤「ここは・・・」

緑「目・・・覚めた・・・」

赤「・・・緑?」

緑「・・・よかった・・・」

赤「あのs」緑「あ、あの!」

赤「緑・・・?」

緑「ごめん…なさい…自分の実験の失敗で…赤を危険にさらした…」

赤「あぁ、そっか…あの薬でか…」

緑「私…私…赤を…」ボロボロ

赤「緑・・・」

緑「大切な仲間を…仲間なのに…」ボロボロ

赤「もう、いいよ」ナデナデ

緑「…へ?」

赤「俺は、生きてるから。それでいいじゃん」ニコ
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 19:17:51.85 ID:D7Xhd2Mo
緑「で、でも…」

赤「そうだね、今度からはもっと刺激の弱いのがいいかな、なんて」

緑「赤…」

赤「ほら、そんな辛気臭い顔しないで。・・・仲直りしよう?」

緑「う・・・ん・・・」コクコク

赤「じゃ、この話はオシマイ!いいな?」

緑「う…あ、赤ぁぁぁ!」ボロボロ

赤「ちょ、こんな所でそんなに泣かんといてって、うお!?」

緑「怖かったよぉぉぉ!赤ぁぁ!!」ギュウウ

赤「わかった、わかったか・・・ら・・・ちょ、どっからそんな力で・・・」

緑「うえぇぇぇん!!」ギュウウウ

赤「呼吸で…き…」カクーン

326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 19:23:25.83 ID:D7Xhd2Mo
青「赤の入院期間が1週間のびた?」

緑「原因…不明…」

青「お前あの場にいたんだろう・・・?」

緑「う…原因…不明…」

桃「まあ、生きてんだからいいじゃない」

黄「ところでさー、あの薬にはなにが入ってたの?」

緑「…プロテインとか、増強剤とか」

黒「わりと普通っスねwwwwwwwwww」

緑「を濃度20倍にしてみたもの」

緑以外「「「そりゃ倒れるわ!!」」」

緑「ひゃいっ!?」ビクーン
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 19:25:00.92 ID:D7Xhd2Mo
終わったけどもうイミフ

寝る!!
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 23:51:54.74 ID:agp55ISO
新しい書き手さんきてれぅ!!

緑がこんな感じってなんか新鮮で可愛い
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/18(金) 23:56:17.59 ID:9h8zg0oo
緑も緑なりに疲れた赤を気遣ってあげようとしたんだろうな
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 00:18:35.15 ID:x.pYE3Ao
一日一人のペースでやるんだぜ! いつまでかかるかわからないんだぜ!

【黄の場合】(ヤンデレ分はアナザー版で出すと思う。 元気娘っていいよね!

基地入り口

赤「さあ行くぜ相棒(前後買い物カゴ付ママチャリ)!いざ戦場(特売スーパー)に!」

黄「あれ、赤も出かけるの?」 

赤「ああ、激戦区にな…」

黄「? 変なの。 それよりさ、折角自転車に乗ってるならボクのロードワークに付き合ってくれない?」

赤「なん…だと… ごめんなさい特売に行きたいんですかっこつけただけなんです」

黄「…むー。 じゃあさ、コース変えてスーパーにも寄るようにするから一緒に行こうよ!」

赤「いやでも…買い物の時間とか、トレーニングに支障が出るんじゃないか?」

黄「いいから! ほらほら、早く出発しよ?」

赤「わ、わかった、わかったから! 押すなって」

黄「♪〜(赤と二人でお出かけだー♪)」

赤「(やけに上機嫌だなあ。 ハッまさか今日の特売でカレーが豪華になると勘違いを!?)」

黄「ほら赤、はやくはやく♪」

赤「お、おう! 汗かいたら言ってくれよー? タオル使っていいからな!(考えないでおこう)」
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 00:19:48.12 ID:x.pYE3Ao
日付がかわっていた(´・ω・`)
明日は誰をやろうかな! おやすみ!
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 00:25:00.62 ID:TWy/G5ko
そういえばヤンデレだったこともあったっけ

赤は相変わらずだwwwwww
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 09:21:36.29 ID:cdfHwUDO
期待
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 10:02:53.41 ID:XSt7KwSO
久々の支援だな
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 16:47:47.42 ID:cdfHwUDO
支援
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/19(土) 16:48:46.10 ID:SodH9s6o
あげ
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 16:49:51.57 ID:cdfHwUDO
さげ
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/19(土) 16:52:02.52 ID:SodH9s6o
あげ
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/19(土) 23:21:10.27 ID:x.pYE3Ao
一日一人キャンペーン中

【緑の場合】(時にはこんなことがあっていいと思うんだ、と気付かされた。

研究室

コポ…コポ…ボフン!

緑「ケホ。…出来た…どんな疲れも吹っ飛ぶ栄養剤…早速実験を…」

厨房

赤「ふう…長時間に及ぶ(黄の)ロードワークで痛むかと思った食材も特売豚バラブロック(冷凍)の冷却効果で無事か…よかった」 タオルで汗拭き

緑「(赤、居た…しかも疲れてる様子…好都合)…赤、丁度いいところに」

赤「ん? 緑? また何か新しい薬を…って、おお? どうしたんだ!?」

緑「…? 何が…?」

赤「いや何が、って…顔がなんか煤けてるぜ? しょうがないな、動くなよ」 タオルでぽふぽふと拭く

緑「…!?(顔、近い…! それに、赤の匂い…)」

赤「緑がこんな状態になるなんて珍しいなー…(いや、待て、つまり危険な薬ってこと…か?)」

緑「…(こっちをじっと見て…赤…もしかして?)」 

赤「(緑も流石にそんなに危ないものは…だが、覚悟を、覚悟を決める時なのか今は!)」 ポフポフ。 ジー

緑「……ん」 目を閉じてそっと受け入れる姿勢

赤「(緑が躊躇して、更に緊張で頬を赤くした、だと…!? どんな劇物だというんだ…)」 固まる

5分後痺れを切らした上に羞恥心から薬の瓶を赤の口に叩き込む緑の姿が確認された。
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/20(日) 00:06:36.65 ID:w/tAeWEo
一日一人と言ったが…スマン、ありゃウソだった。 だが土曜日だし日付も変わったということで許して欲しい…


【桃の場合】(空気とか色々不憫です(´・ω・`) でもなんだかんだで可愛いと思うんだ

厨房

赤「…疲れは吹っ飛んだけど死ぬかと思った(窒息的な意味で)」

赤「緑はなんか不機嫌になってたし、どうしたもんか…女の子が喜ぶもの…自作でお菓子でも差し入れ…」

桃「赤の自作スイーツと聞いて」

赤「耳が早いってレベルじゃねーぞ! あとスイーツとかそんな上等なもんは作れない。 せいぜいクッキー」

桃「いいから早く作りなさいよ。 あ、出来あがったら紅茶もよろしくね」

赤「はいはい…」

お菓子作り中

桃「ちょっとー、まだなの?」 むぎゅ

赤「ちょ、おまwwww 危ないから料理中に抱きつくなwwwwww(なんだこの柔らかさ。 パネェ)」

桃「あんたが遅いのが悪いのよ(赤くなってる、かーわいいww)」

赤「チクショウ、理不尽だ…(ナズェ、ナズェアテテルンディスカモモザン!)」

桃「はいはい、愚痴ってる暇があったらさっさと作りなさい(ま、まあちょっと恥ずかしいけどね!)」
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/20(日) 00:20:01.01 ID:OSauDnoo
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/20(日) 00:34:30.21 ID:KYB/.nQo

羞恥心に悶える緑とは新鮮でいいな

そして桃、空気扱いされているうちはまだ大丈夫だ
本当に空気になったらネタにすら・・・
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/20(日) 09:59:27.07 ID:R6VN9IDO
乙!
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/21(月) 16:39:31.21 ID:4o/K96DO
保守
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/21(月) 19:20:02.36 ID:6oIxSMAO
やっぱり
ももは
かわいい
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/21(月) 21:28:02.51 ID:C8qQ02SO
それでも
しろのほうが
かわいい
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/21(月) 23:09:58.13 ID:NqlY3Zgo
赤ー! 俺だー! 家事代わってくれー!

【黒の場合】(DQNお嬢様って単体で新ジャンルなかったかな

赤の自室

赤「まあ上手く焼けて桃はご機嫌、緑もなんとかなって一安心だ…っと」 ガチャリ

黒「ちょりーすwwwwwwお邪魔してるっすwwwwww」

赤「帰ってくれ。 これから家計簿を書くんだ」

黒「ちょwwwwww酷いwwwwww折角いいお茶の葉っぱが手に入ったからお裾分けにきたのに…」 (´・ω・`)

赤「それは貰っておく。 …あー、クッキーあるけど、ついでに淹れるか?」

黒「いただきます!」 パァァ

赤「へいへい」 湯を沸かしに出て行く


黒「…桃さんと緑さんだけ赤さんの手作りクッキー食べるなんてずるいじゃないですか。 物でつっても罰当たりませんよね」


赤「おーい、ポットとカップあっためるから持ってきてくれー  ん? なんか言ったか?」

黒「なんでもないです、今もってきますねー(ふふ、ついでにお茶会できました♪)」

348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 01:00:39.32 ID:VoGoNhIo
黒が男装してることってたまに忘れそうになるww


白の次は敵側なのかな?
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 15:47:08.00 ID:rixOlwDO
>>348
多分
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 18:10:45.34 ID:gbusTp2o
ロリ婆を忘れるなんてとんでもない!
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 18:16:46.52 ID:1.65MHYo
我らがアイドル金を忘れるとか・・・
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 23:38:24.94 ID:gbusTp2o
だが我らのロリ婆の出番はまだなのだった。

【白の場合】(エスパー設定を活かすにはどうしたらいいかまだ浮かばない。

医務室

赤「カップを落として割るとか…」

白「しかも淹れたばかりのお茶入りで足にかかったんですか」

赤「そうそう、それで火傷が痛くて医務室に薬を取りに…」

白「(パシッ)その上泣きそうな顔してたから処置もせずにお茶会をしてしまったんですね、わかります」

赤「…ハイ。 その通りだからその馬鹿めが、みたいな目で見るのやめて下さい」orz

白「ん、やめてあげます。 でも本当に駄目ですよ? 軽い火傷でもほっとけば何があるかわからないんですから」

赤「い、いやまあ平気だったかなー、なんて(泣き顔放っておけなかったから仕方ないじゃまいか)」

白「(パシッ)カップの破片も刺さったままですね」 ブシュ

赤「うっく! 取るなら取るって言ってください」 

白「いい薬です」

赤「そんな馬鹿な(怒ってるのか…?何故だ…)」

白「(パシッ)怒ってませんよ? 呆れてるんです」 消毒液ぽんぽん

赤「しみる! しみる!(的確にしみる箇所のみをををを)」

白「(まあなんだかもやもやするのは確かですけど。 えい)」 オロナイン塗ってガーゼぴしゃ!

赤「ふぐお、ありがとうございました…あ、これいつも世話になってるお礼に」 っクッキー

白「ふぇ。 あ、ありがとうございます(ずるいなあ)」
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 23:39:42.34 ID:gbusTp2o
後は金で味方サイドは終わりか…敵サイドどうしようかなあ(主に男連中)
じゃ、多分また明日
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/22(火) 23:52:22.11 ID:VoGoNhIo
ごめんねおばあちゃん、素で忘れてた

保健の先生な白いいなぁ
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/23(水) 08:13:26.31 ID:iAtoxoSO
白の ふぇ で俺萌死
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/23(水) 15:47:42.47 ID:A80eREDO
俺も
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 00:38:57.09 ID:Fmr0F5Mo
飲んでたらこの時間…だと…ごめんなさい今日は投下できませんおやすみなさい
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 05:42:54.94 ID:o9.iJ2AO
【ゲーセン行こうぜ!】 お久しぶりだぜ

ざーざー…

赤「梅雨ですなぁ…」

雑魚1「ぜ…」

雑魚2「まさか急に降り出すなんて…ゲジ眉は何ホラ吹いてるんだぜ!?」

赤「予報だしなー…仕方ないだろ」

雑魚1「こんなことなら女幹部さんの言う通りに傘を持ってくるべきだったぜ…!」

雑魚2「しかし!しかしッ!…色がピンクってのは俺達のプライドが…!」

赤「傘なら良いだろ?…俺なんかピンクの雨合羽だぞ?」

雑魚1「でも着てなくない?」

雑魚2「あるなら使うべきだぜー」

雑魚1「きっと似合うぜ!」

雑魚2「ファンシーだぜ!」

ザコーズ「「ぷぷ…」」

赤「お前らな…!」
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 05:44:34.29 ID:o9.iJ2AO
【ゲーセン行こうぜ!】A

雑魚1「そういえば赤は買物なんだぜ?」

雑魚2「休日0の赤がこんな時間に外うろついてるわけがないぜ」

赤「まぁそんなとこ…お前らは?」

雑魚1「暇となれば遊ぶ…」

雑魚2「というわけでゲーセンにでも行こうとしてたんだぜ!」

赤「お前ら良いよなぁ…昼間っからゲーセンとか…」

雑魚1「おいおい…こんな雨の日に襲撃なんて出来ないぜ?」

赤「そんなんでいいの?お前らんとこ…」

雑魚2「福利厚生最高なんだぜー」

雑魚1「ちなみに今日は有休だぜ!」

赤「………」

雑魚1「おっと、ゲーセン!ゲーセン!」

雑魚2「あ、そうだぜ!赤も来るんだぜ?」

赤「いや…早く帰らないと何言われるか…」

雑魚2「まぁ、待つんだぜ…良く考えるんだぜ」

赤「?」
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 05:45:40.20 ID:o9.iJ2AO
【ゲーセン行こうぜ!】B

雑魚2「今、外は雨だぜ…そして赤は雨具を持っていない…だぜ?」

雑魚1「ふむふむ…」

雑魚2「つまり雨宿りをしなければ買物袋が濡れてしまうんだぜ!」

赤「た、確かに…!」

雑魚2「たまたま雨宿りの場所がゲーセンってのは…よくあることだぜ?」

雑魚1「な、なるほど!さすが兄弟!完璧な言い訳だぜ…!」

雑魚2「おうよ!伊達に仕事サボって遊んじゃいないぜ!」

赤「…うーむ…いや、しかし…」

ゲーセン

赤「ハハッ!甘いな!」ガチャガチャ…

雑魚1「ちょ…あ!そのコンボは卑怯だ…うぁああ!!」

でででーん! -RED WIN!!-

雑魚2「くっ…相変わらずゲームだけは上手い野郎だぜ…赤!次は俺が…ん?」

赤「次は雑魚2か?かかってこいやー!」
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 05:47:09.37 ID:o9.iJ2AO
【ゲーセン行こうぜ!】C

-FIGHT!- カーン!

赤「行くぞ!」ガチャガチャ…

雑魚1「か、敵を…敵をぉ!!」

赤「貴様らが何人束になろうと…何!?」ガチャ!

ででーん!ででーん!

赤「くっ…腕を上げたな…雑魚2!」ガチャガチャ…

雑魚2「余裕こいてると負けるぜ?ん?」

赤「だが、まだまだ!…コイツを知っているか!?」ガチャガチャ…

でででーん!ででーん!

雑魚1「な、なんだぜ?あのコンボは!?」

雑魚2「技の継ぎ目にスキがない…えげつないぜ…!」

-RED WIN!!-

赤「この私にハメ技を使わせるとは…やるようになったな!黒いヤツ!」

雑魚1「うわ…おとなげない…」

雑魚2「なー。これで戦隊ヒーローだぜ?」

赤「ふはは!勝てば良かろうなのだぁ!」

雑魚1「ヒーローの台詞だぜ?それ?」

雑魚2「白さんもそう思うんだぜ?」

赤「うるさいな。ゲームくら…え?なんで白?(何故ここで白の名前が…)」

白「(パシッ…)ど、どうも…」コソッ…
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 06:00:40.43 ID:o9.iJ2AO
【ゲーセン行こうぜ!】D

赤「何ィい!?(白ー!?)」

雑魚1「助っ人なんだぜ!」

雑魚2「というかその辺うろうろしてたから連れて来たんだぜ!」

赤「な、なんでこんなところに…(うろうろって何やってんの!?ひきこもりなんじゃないの!?あぁ、でも確かにさっきは動きを先読みされて…)」

白「(パシッ…)…わ、私はひきこもりじゃありません!」

赤「す、すまん…つい…(本音が…あ!心が…!)」

白「(パシッ…)…赦しません。他のメンバーにゲームセンターで遊んでたこと告げ口します」

赤「え!?ちょっと待っ…うあぁあ!!(やめてぇええ!!!)」

白「(パシッ…)………(…効果抜群ですね…)」

赤「は、反省してます!だから…だから…!」

雑魚1「尻に敷かれてるぜ…(うらやま可哀相だぜ…)」
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 06:08:36.97 ID:o9.iJ2AO
【ゲーセン行こうぜ!】E

雑魚2「だぜ…(んー?てかなんで白さんゲーセンにいるんだぜ?)」

白「(パシッ…)………(…暇なので最近よく通ってるとは言えませんね…)」

雑魚1「赤ー。周り見てるしそろそろ土下座は止めたほうがいいぜ?(このままじゃ白さん困っちゃうぜ…)」

赤「ごめんなさい…ごめんなさい…!(こ、こんなこと他のメンバーに知れたら…嗚呼ぁあああ…!!)」

白「(パシッ…)…そうですよ。ちょっと意地悪しただけで私は…」

雑魚2「………(きっと白さんも暇なんだぜ…)」

白「(パシッ…)…え!?」ビクッ

雑魚2「ぜ?どうかしたんだぜ?(どしたんだぜ?お腹でも痛いんだぜ?)」

白「(パシッ…)…いえ、なんでも…(びっくりした…なるほど、心を読まれるってこういう…)」

赤「…あははは…あれはなんだろう…彗星かな?いや、違うな…彗星はもっとばーって…(………)」

白「(パシッ…)…あ、あの赤さん?(あ、あれ?何も聞こえない…?)」

雑魚1「あー、現実逃避だぜ(まさかエンディングロールに合わせるとは芸が細かいぜ…)」

雑魚2「星の海に旅だったか…(そんなにつらいんだぜ?お仕置き…)」

白「(バシッ…)…あ、赤さん!?帰って来てください!謝りますから!」ゆさゆさ…

赤「…うふふ…」
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 06:10:57.91 ID:o9.iJ2AO
流れ切ってすまないぜ

ネタが古いとかは許して欲しいぜ。
最近ゲーセンなんかいってなくて…

アディオス!
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 09:31:19.22 ID:f/ye8A6o

赤恐れすぎだろうww結構いい思いしてると言うのにww
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 11:08:24.91 ID:XvUnx2AO
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 16:02:35.86 ID:N5uy1wDO

368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 20:40:07.24 ID:Fmr0F5Mo
激流に身を任せ投下する…。

【金の場合】(ババァー! 俺だー! 養ってくれー!

夕方・赤自室

赤「今日はなんか疲れたな…襲撃がなくてよかったよ」 ベッドにぼふー

金「ほう、半分休日みたいなものだったのじゃな、なのにどうして疲れたか言ってみよ?」 ベッドに寝てる

赤「色々あったんですがまずはなんで俺のベッドに寝てるのかを説明してくれやがってください30字以内で」

金「顔を見に来たんじゃが部屋に居なかったから暇を持て余して寝てた」

赤「チクショア! ってそうじゃないんですよ顔が近い! ああもう、お茶出しますから起きてー!」

金「うむ、よきにはからえ。 折角先輩が遊びにきてやったんじゃからな」 ベッドに座って足をぱたつかせる

赤「そういいながらベッドからは降りないんですね…零さないでくださいよ」 っ緑茶

金「そんな粗相はせん。 …うむ、随分腕を上げたと見える(茶淹れの)」

赤「褒め言葉だよな…うん、きっとそう。 先輩は俺を哀れんだりしない(自己暗示)」

金「これこれ、卑屈になるな。 立派な長所じゃよ?」

赤「ハイ。 あー、そういえば顔を見に来ただけなんですか?」

金「うむ、ああそれと土産をもってきたんじゃった」 ゴソゴソ

赤「え? なんですか一体。 食材だととてもいいんですg」

金「うむ、みなで食べるようにと思っての。 ほれ」 っ羊羹

赤「人肌状態の羊羹…だと…? 冷やしておきますから晩御飯の後に食べましょう。 食べてきますよね?」

金「無論じゃ。 わし好みの味付けは覚えておるか? 配慮してくりゃれ?」

赤「ハイハイ…」
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 20:43:22.41 ID:Fmr0F5Mo
流れを切るどころかもっと流してくれていいのよ。 
ババァ書けたから後は悪側か…悩むぜ
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 20:44:15.06 ID:zy8g5uAo

金はロリババァでいいのか
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 20:56:09.24 ID:Fmr0F5Mo
ベッドに倒れこんだらロリ婆が添い寝してたというシチュを想像してほしい。

はい、ロリ婆です
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/24(木) 21:49:16.82 ID:IoFJRvco
一日に2本とは今日は良い日や・・・

白も金も可愛いんだぜ
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/25(金) 10:18:01.45 ID:N4130wSO
赤と白って足すと桃だよね

…いや、何でもない
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/25(金) 17:07:01.60 ID:3KPe0MDO
>>373
確かに
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/25(金) 17:17:06.61 ID:N44q8CUo
>>373
いや、まさか、そんな・・・
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/25(金) 19:52:39.22 ID:hqJ.8SYo
ついでに青と黄を混ぜると緑になるな
つまり青のクール成分と黄の貧乳成分を合わせた結果が・・・



ん、誰だこんな時間に・・・
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/26(土) 09:34:42.44 ID:DAYhdkDO
>>376

378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/26(土) 14:26:38.53 ID:f2qLsZA0
>>370
いつの間にかなってたしいんじゃね
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/26(土) 23:49:41.84 ID:IkthBhoo
色を足してとか…赤と結婚したら子供がその色になるんじゃね。


【雑魚ーズの場合】(友情的な意味で見ててほほえましいんだぜ

買い物帰り

赤「ウボァー! 買出しの帰りに雨に降られるとか梅雨は絶滅しろ!」

雑魚1「あれ、赤なんだぜ。 どうしたんだぜ、こんな土砂降りの中」

雑魚2「この前会った時も雨だった気がするんだぜ。 とりあえずこっちきて雨宿りするんだぜ」

赤「悪いなー…あーくそ、どうすっかな。 急いではないけど濡れたらアレだしなー」

雑魚1「それならウチに来て雨が上がるまで待てばいいんだぜ」

雑魚2「ついでに遊んでいくといいんだぜ!」

赤「お、お前ら…いいのか? 迷惑じゃないか?」

雑魚1「水臭いこといいっこなしだぜ!」

雑魚2「それに皆歓迎するんだぜ!」

赤「あったけえ…」

雑魚1「そうと決まれば善は急げだぜ!」

雑魚2「きっと女幹部さんも喜ぶんだぜ!」
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/26(土) 23:50:03.36 ID:IkthBhoo
これで組織編に入れるんだぜ…じゃ、おやすみ
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/26(土) 23:59:38.47 ID:h7z7Ni2o
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/27(日) 10:34:10.99 ID:8FQMcUDO
乙乙
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/27(日) 13:34:10.88 ID:sRgEdcgo
ザコーズは導入部か

赤そろそろ寝返りそうだなww
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/27(日) 21:27:14.71 ID:8FQMcUDO
>>383
そうだな
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/28(月) 12:36:46.09 ID:aias0cDO
期待
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/29(火) 00:09:01.84 ID:PQmTSvko
隔日に身を任せ投下する…(訳:連日はきつかった


【女幹部の場合】(年上のおねーさんは好きですか?

組織

赤「そんなわけで一時お願いします」

女幹部「それは災難でした、くつろいでって下さいね(濡れ髪赤さん…)」 っタオル

赤「あ、自前ので拭けますから」

女幹部「ずぶ濡れじゃないですか。 遠慮しないで下さい。 洗濯しておきますね」

赤「なんかすいません本当に…」

女幹部「赤さんだからいいんです。 あ、暖かい飲み物用意しますね」 うきうき台所に

赤「急に押しかけたのにこんなに親切にしてくれるなんて本当に優しいんだなあ…」



女幹部「はい、ココアです」っカップ

赤「いただきます。 …ハァー」

女幹部「今日はもうやまないみたいですけど…泊まっていきます?」

赤「いやいや、そんなにお世話になるわけにはいかねーっすよ」

女幹部「無理に濡れて帰って、風邪でもひいたらどうするんですか、もう」

赤「いやでも、帰らないと」

女幹部「…私達と一緒にいるの、いやなんですか?」 じ

赤「まったくそんなことはありません」

女幹部「はい、じゃあ決まりですね。 首領をお風呂に入れてあげてください」

赤「はめられた…!?」
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/29(火) 08:53:52.01 ID:76h4IsDO
面白い
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/29(火) 18:09:53.26 ID:AbQQqYAO
上手く繋がってくなぁ…女幹部さんの可愛さは異常!!
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/29(火) 20:17:35.61 ID:76h4IsDO
>>388
確かに
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/29(火) 20:35:01.48 ID:RFtqLmMo
敵組織編は一本にまとめちゃうつもりなのか・・・
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/29(火) 23:28:20.65 ID:PQmTSvko
流れは1本になるのかなあ。 あ、今日は投下しないです眠いです寝ます
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 08:02:20.67 ID:U.m0NwDO
楽しみだね
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 15:00:04.91 ID:QjFIksAO
書いてみたいが文才がないんだぜ…
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 21:04:42.58 ID:U.m0NwDO
>>393
そうか
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 23:10:51.90 ID:xkrq/HMo
文才は投げ捨てるもの…

【首領の場合】

お風呂場

赤「……ンン? あれ、よく考えたら首領ちゃんをお風呂に入れろっておかしくね? 俺後で入ればよくね?」

首領「なにがおかしいのー?」

赤「既に風呂場に来ている…だと? 落ち着け、クールになれ俺。 じゃあそういわけなので俺は出てくね」

首領「だめー。 からだひえてるから、あったまらないとかぜひくからー」

赤「大丈夫、男だから!」

首領「だいじょうぶじゃないの。 おんなかんぶをよんできてもいいんだよ」

赤「この年になって服を脱ぎましょうねーとか言われたら憤死するので勘弁して」

首領「じゃあすぐあったまってねー」 ぬぎぬぎ

赤「何この状況」

首領「かんぶー」

赤「脱ぎました」 E:タオル

首領「じゃあはいろうー」 E:なし

赤「大丈夫、俺ロリコン違う。 頑張れる」
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 23:14:48.25 ID:xkrq/HMo
で、質問なわけですが、入浴シーン的なものは書いてもいいのかなこれ。
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 23:26:40.51 ID:TFwX9ASO
ガチエロは正直どうかと思う

どたばたギャグコメディっぽい感じだと誰も文句ないと思う。
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 23:31:14.88 ID:0G4.btYo
というか首領相手じゃガチエロにならんだろww
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 23:39:40.64 ID:xkrq/HMo
ガチエロではないんだ…ww というかエロとか書けないよ!

どたばたはすると思うんだ。  ちょっと考えてみるー
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/06/30(水) 23:40:54.87 ID:TFwX9ASO
それもそうかww

正直書き手さんの自由でいいんじゃねww
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/01(木) 08:55:22.13 ID:Df3vhEso
風呂→こども→アヒルのオモチャ→悪の組織→ザコーズの魔改造…
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/03(土) 00:14:45.00 ID:iAtFzfUo
空腹に身を任せ投下する…

【…の場合+首領】(風呂場ネタとか全員で書けるじゃないか、と気付き簡略化する。

お風呂場

赤「はいじゃあ10数えたら出ようねー」 膝の間に抱っこ状態

首領「いーち、にーい…」

赤「なんとなく父心というものがわかってきた気がする。 彼女もいないのになー!」

首領「? ごーお、ろーく、しーち、はーち、きゅー、じゅー」

赤「あ、なんでもない。 じゃあ先に上がって体をよく拭いてね。 俺はもうちょっと浸かってるから」

首領「はーい。 またあとでねー」



赤「ふー…足がのばせるって素晴らしいなあ…」

ガラガラ

男幹部「(我が世の春がきた!)おや、赤さん」

赤「っと、男幹部さん。 入るんすか、じゃあ俺もう上がりますよ」

男幹部「いやいや、大丈夫ですゆっくりしていってください(水中カメラも用意済みなんですよ!)」

赤「そっすか? じゃあもうちょっとだけ入らせてもらいます」

男幹部「しかし災難でしたねえ、急に雨が降るなんて…(一緒の湯船キター!シャッターチャンスましましですね!)」

赤「まったくですよー。 あーでもこんなでかい風呂に入れたんでよかったかなー、なんて」

男幹部「結構予算使って作りましたからね。 やっぱりお風呂は一日の締めですから…(今こそシャッターを)」ポチ

バリバリバリバリ  ウギャアアアー!

雑魚ーズ「「赤と男幹部さんの悲鳴が聞こえたんだぜ! そしたら死屍累々なんだぜ、しっかりするんだぜー!」」


女幹部「…カメラに仕込んだ電流、強すぎたかしら」
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/03(土) 00:15:44.51 ID:iAtFzfUo
というわけで男幹部編でした。 ガチホモとか難しいですね!

あとお風呂シリーズはまた全員分書けるネタになりうると思って省略しましたおやすみなさい
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/03(土) 00:17:59.21 ID:vSQnTfIo
ガチホモとか素で忘れてたわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
というか男幹部の存在自体忘れてたww怪人はまだ覚えてたのに

女幹部さん怖い
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/07/03(土) 00:33:23.74 ID:F2jCpoAO
『居酒屋』
雑魚1「今日の襲撃お疲れ様なんだぜ」

雑魚2「お疲れ様だぜ」

雑魚1「今日も赤のおかげで無事帰還出来た訳なんだぜ」

雑魚2「怪人は他メンバーの相手だったから無事じゃないんだぜ?」

雑魚1「ドンマイとしか言いようがないんだぜ…」

ガラガラ

「へい!!らっしゃい」

赤「生とゲソ大盛り」

雑魚1「お!!赤が来たんだぜ」

雑魚2「おーい!!赤ー」

雑魚1「こっちに来いよなんだぜ」

赤「よう…」

雑魚1「どうしたんだぜ?」

雑魚2「いつにもまして暗過ぎるんだぜ…」

赤「今日の襲撃の件でいろいろあってな…」

雑魚1「何があったんだぜ?」

雑魚2「俺達に話してみるんだぜ」

赤「他メンバーにさ、『雑魚すら倒せないとか戦隊に要らないよね』って…」

雑魚1「そ、そんな事ないんだぜ」

雑魚2「今日だって赤のおかげで俺達は無事なんだぜ」

赤「元々自信なんかないけどもっとなくなったよ」

雑魚1「そんな時は酒でも飲んで忘れちまうに限るんだぜ」

雑魚2「今日は俺達が奢るんだぜ」

雑魚1、2「おっちゃん、生三つとゲソ大盛り」

初めて書いてみたんだぜ
ふいん(ry が違うのは許して欲しいんだぜ
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/03(土) 00:42:12.98 ID:vSQnTfIo
ああ、初期はこんな扱いだったなぁ・・・
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/03(土) 00:54:31.50 ID:iAtFzfUo
このふいんき…いいなあ。 他の人の投下とかエンジン回ってきた。 でも多分日曜!
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/03(土) 09:03:32.76 ID:tOyjTMSO
作品が投稿されるっていいな…

前の感じを思い出すぜ…

あと書きたかったことが>>404にすべて書かれてたww
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/04(日) 15:01:32.17 ID:ridQ3PY0
昔は書き手結構居たから
つまらん書き手批判とか余裕だったのにな
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/04(日) 15:11:41.08 ID:t49silIo
書き手ならいっぱいいるから一人くらい追い出してもいいって考え始めたらスレに未来はないってじっちゃが言ってた
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/04(日) 23:41:14.76 ID:V/rsxFAo
二日酔いで吐きそうだぜ…

【怪人の場合】(頼れるお兄さんなのか、それとも新属性男装麗人を足すべきか…ソレが問題だ

居間

赤「恐怖心…俺の心に恐怖心…ハッ!」

怪人「む、起きたか。 まずは落ち着いて水を飲むんだ」 っ氷水

赤「(グビグビ) っぷは。 えーっとここは…居間? あれ? 俺お風呂に入ってたんじゃ」

怪人「あー、うむ。 その、なんだ。 湯あたりして倒れたから雑魚ーズが引き上げてくれたぞ?」

赤「あれ、そーなんすか。 悪いことしたなあ。 なんか最後に男幹部さんがいたような居なかったような」

怪人「幻覚じゃ…ないかな。 ほれ、落ち着いたなら首領に無事起きたと報告をしてくれ。 心配で涙目になってた。 困る」

赤「ああ、そりゃ困りますね…それじゃあいきますー」

怪人「ああ、それと雑魚ーズが寝る前にゲームするから部屋で待ってると伝言を頼まれてた」

赤「うっす。 あざーす」

怪人「やれやれ、あれが我らの敵の中心なんだから恐れ入る」


怪人「……男幹部殿は大丈夫だろうか。 ボロ雑巾のようにされてたらどうしたもんか」

412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/04(日) 23:41:39.97 ID:V/rsxFAo
短いけどキャラ掴めない、掴みにくい!<怪人
というわけで今日の投下おしまい。 また今度ー
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/04(日) 23:53:39.42 ID:t49silIo
男が惚れる男って感じだな、イメージでは30代くらい

怪人もよく影薄い影薄いって言われてるけど単純に書きづらいからだと思うんだ
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 04:23:08.96 ID:IPwV8U60
「すごい雨だな」
「そうねぇ、ゲリラ豪雨って言ったかしら?まぁ、少ししたらやむでしょ」
そう言いながら、バックの中から、やおら傘を取り出す
折りたたみにしてはサイズが大きいようだ
「ん?いいでしょう、緑に作ってもらったのよ」
得意げに開かれた傘は、よくあるビニール傘よりも大きいものだった
「緑のやつは、一体どうやって作ったんだ」
「さぁ?まぁ、細かいことはいいじゃない。というわけで…」
おもむろにこちらに差し出される傘、何かを期待する眼
「あら、使わないの?」
「いや、一つしかないんだろ。それなら…」
「だから、赤が持つんじゃない」
ね?と首を傾げるしぐさが妙に憎らしい
「雨が止むまで待つっていうのは、駄目か?」
「…私と、いっしょは、いや?」
「まさか。ちょっと恥ずかしかっただけだ」
「ほんと?よかった」
泣きそうな微笑みってのは、ずるいよなぁと自分のことは棚に上げて
傘を受け取ったはいいものの、雨はもうほとんど止んでいた
「え〜と、桃?」
「…ざんねん、今度は、もっとはやく、ね」
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 04:40:50.19 ID:IPwV8U60
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J


新しい書き手さん、打ち止めかしら?
…実は長官ってキャラもいたんだよ?
とか言ったりしつつ、では
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 08:57:50.25 ID:ysBLnkUo
乙乙
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 15:46:49.78 ID:3RRrNAAO
乙ぅぅぅ!!
桃が可愛すぎて生きているのがつらい
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 15:48:06.28 ID:IPwV8U60
「…しょせんは中間管理職なんだよなぁ」

「なにをぼやいておる、自分で選んだ道じゃろう?」

「や、そうなんだけどな。やっぱり頭使うのは苦手だぁな」

「ほぉ、なら前線に戻るかえ?」

意地悪く笑う金さんの言葉に、言葉に詰まる長官

見た目には少女がおっさんを諭しているようなのだが…

「なにも私の部屋でやることはないと思うんですがねぇ、お二人さん」

「ハッ、なに真面目ぶってんだ。大体なにが男幹部だ、とっとと引退しろよ」

「まったくじゃ、わしらより一世代上じゃろう?よく保つな」

「…いや、あのなぁお前ら仮にも正義の味方だろう。それが何で俺の部屋で酒を飲んでるんだって訊いてるんだよ」

「大丈夫だって、別に酔っ払ってるわけじゃなし。それとも赤じゃなきゃ駄目ってか?」

「ほほぅ、男色に走ったと聞いたが真じゃったか。変われば変わるものよなぁ」

「そうか、これはアレだな、俺に喧嘩売ってるわけだな。いいぞ、表出ろテメエら」

「これこれ、そう簡単にキレるな。身体に障るぞ」

「そうだぜ、無理すんなお爺ちゃん」

「こいつらは、本当にもう…、いいか、俺はな、徹夜で、事務仕事してきたんだ
いっぱい引っ掛けて、寝たいんだよ。だから、とっととその酒置いて失せろ!」

「おぉ、こわいこわい。それじゃ退散するとしようかの」

「せっかく、いい飲み処見つけたと思ったんだがなぁ。ありゃ、空っぽだわ」

「ふむ、となると詫びをせねばな。なにが良いかのぅ」

「そうだなぁ、まず酒は当然として、つまみも買ってこなきゃな。あとは…」

「いや、もう頼むから出てってくれ、酔っ払いども」
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 15:49:46.73 ID:S.HqZsYo
桃って意外と出番多いよな

ちなみに今の黒の前任にチャラ男の元黒なる人物がいてだな
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 15:52:31.15 ID:IPwV8U60
せっかくの休みになに書いてるんだか
やっぱ書き手さんが居ないのは寂しいな
そろそろ夏休みだと思うし戻ってこないかしら
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 15:59:07.79 ID:S.HqZsYo
男幹部ってイメージバラバラなんだなぁ・・・

俺は外見「だけは」イケメンだと思ってたわ
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 22:42:43.93 ID:5G6lm/Eo
ごめん…長官は見たことないんだ。 あと完全なオッサンは書けないんだ…

そして繁忙期ワロスに突入したので投下ペースは恐ろしく落ちるんだ…


【組織の場合】(結局最後は女幹部大勝利が組織な気がする

広間

赤「きたぜ…ぬるりと…九連宝燈だ…」

雑魚1「くっあー! ざけんなだぜ!」

雑魚2「ありえんってレベルじゃないんだぜ!」

怪人「ハコになった…だと…」

雑魚1「目の錯覚か赤のアゴと鼻が尖って見えるんだぜ…」

雑魚2「きっと疲れ目なんだぜ! もう3時なんだぜ! そろそろやめて寝るんだぜ」

赤「まだ終わらせない…骨の髄までしゃぶりつくす…倍プッシュだ」

雑魚1「ちょwwwwww もうやめるんだぜ、赤wwwwww 俺達の点棒はゼロなんだぜwwwwww」

首領「うるさいですー…」 (トイレにおきてきた

女幹部「こんな時間まで…いつまでも遊んでちゃ駄目じゃないですか、あなたたち」 (首領連れながら。 うとうと

雑魚2「(天の助けなんだぜ!)ごめんなさいだぜ! 俺達もう寝るんだぜ」

赤「そうはさせな…むがっ」

女幹部「ほーら、駄目ですよ。 わがまま言っちゃ。 明日も平常業務なんですからね」 (半分寝ている

雑魚1「(赤が、赤が女幹部さんの谷間で窒息してるんだぜ…)」

雑魚2「(けど助けるとまたカモられるから、助けられないんだぜ、許せなんだぜ」

赤「むがむがむが…ぐふっ」

怪人「…安らかに眠れ」 ナムー

423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 22:43:40.33 ID:5G6lm/Eo
男幹部は外見イケメン中はガチホモ、精神は変態という名の紳士、が俺の認識

なのになんで出てないかって、失神してるからです!
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/11(日) 23:39:10.50 ID:BrTUaUDO
赤って30手前なんだよね
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 00:42:24.60 ID:iKheGbM0
>>424
そうなん?個人的に20代半ばって感じで読んでたけどな
ついでに、他のメンバーは10代半ばから後半で
組織のほうは基本20代、首領が1ケタ、長官や金、怪人みたいに先代の経験者が32,3ぐらい
男幹部は実は先々代からってことで50近い、なんで、実務避けて裏でのんびりするためにガチホモ演じてるってイメージ、あと裏でいろいろやってたり?
まぁ、だからなんだって話だわな
なんつーか、新ジャンルだし固定しなくてもよくねってことで
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 00:50:27.50 ID:iKheGbM0
って、wikiみたら男幹部のホモは固定なのか、なんてこったい
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 17:59:12.79 ID:LXVs3TA0
>>426
別に固定じゃないよ元々は爽やか系だった気がする。
多分少し前書いてた書き手がそうしただけだろう


元々ザコーズは言葉の最後に「ぜ」つけてなかったしな
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:45:03.62 ID:wvZ3koAO
【選挙】 ほんとは昨日書きたかったんだけど…

赤「ちょっと出かけてきますね」

青「うむ………車に気をつけろ」ボソッ

赤「え?何か言いました?」

青「は、早く行けと言ったんだ馬鹿者!」

赤「す、すみません!」

黄「僕、今日はカレーかいいな」

桃「あんたね、一昨日もカレーだったでしょ?そんなに食べてると痔になるわよ?」

黄「ち、痔!?」

桃「辛いもの食べ過ぎるとなるらしいわよ。…まさかあんたもう…」

黄「なってないよ!?」

桃「ほほほ…そうやって必死になる辺り怪しいわぁ…」

黄「桃…!」

緑「…桃は糖尿病になる…私はそうめんがいい…」

赤「いや、買物じゃないんだけど…今日はトンカツだし」

桃「なら何しにいくのよ?」

黄「散歩とか?」

緑「…こんなに暑いのに…?…干からびる…」

青「それは緑だけだ。しかし今日は…選挙か?」

赤「ええ、そろそろ行こうかなって」

桃「選挙ぉ?まったく…そんなものなんの意味もないわよ」

黄「今日って選挙なの?」

桃「…あんたはもう少しν速とか見なさいよ」

黄「うっ…」
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:47:47.18 ID:wvZ3koAO
【選挙】A

赤「今日は参議院戦だよ。まぁ、戦隊ヒーローも国営だし投票して少しでも…」

青「…どうせまた金の問題だとか不祥事が起こるだけだ」

桃「まだあたしらに選挙権なんかないもの。そんなことで頭悩ますだけ無駄だわぁ」

緑「…興味ない…それより今日の晩御飯はやっぱりそうめんに…」

黄「えー、トンカツのほうがいいよ」

緑「…夏バテ気味だから油ものはきつい…」

黄「夏バテって…早過ぎるよ、緑…」

青「しかし害は私達にもくるんだぞ?少しは関心を持て」

桃「嫌よ。めんどくさい」

青「…貴様のような奴がいるから有権者が国政への関心を無くすんだぞ!?一人一人が国民である意識を持って…」

桃「うるさいわねぇ…そんなに政治に関心があるなら選隊ヒーローなんかやめて政治家にでもなりなさいよ?」

青「そういう問題じゃない!有権者の意識について話してるんだ!」

桃「はいはい。意識ね、意識」

赤「ちょっと桃…」

青「…貴様…!」ガチャリ

桃「…なによ?やる気?」チャキ

赤「…もう行こう…帰ってきてから掃除すればいいや…」トボトボ…
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:49:03.70 ID:wvZ3koAO
【選挙】B

投票所

赤「えーと…」

受付「選挙カードを掲示してください」

赤「はい」

受付「ありがとうございます。では隣で投票券を…」

赤「はい」

投票所 自販機前

赤「投票するとなると早いんだけどなぁ…」ゴトン…

雑魚1「あれ?」

雑魚2「赤だぜ?」

赤「ん?お前ら…投票しに来たの?」

雑魚1「おうよ!」

雑魚2「当たり前だぜ!」

赤「悪の組織が?」

雑魚1「いやー、やっぱり世界制服は政治からかなって思うんだぜ」

雑魚2「この一票がきっと世界を変えるんだぜ!」

赤「…ほんと悪って感じがしないなぁ、お前ら」

雑魚1「あぁ、そういえば女幹部さんと首領も来てるんだぜ」

雑魚2「おーい、首領ー、女幹部さーん」
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:51:26.00 ID:wvZ3koAO
【選挙】C

赤「女幹部さんはともかく首領まで?」

雑魚1「オフコース!」

女幹部「あ…赤さん」

首領「こんにちはなのー」

赤「あ、どうも。ご無沙汰してます。」

首領「あかさんもせんきょ?」

赤「うん、そうだよ。首領ちゃんは留守番が嫌でついて来たの?」

首領「ううん、ちがうよ」

赤「ならなんで…」

首領「んー…」

女幹部「首領は選挙に興味をもたれてるんです」

赤「…この歳で?」

女幹部「はい。政治の腐敗に痛く心を痛めておりまして…」

首領「せかいせいふくしてせいじかをこうせいさせるのー!」

赤「マジですか…」

女幹部「それで投票はできなくとも見学くらいならできると思いまして…」

赤「えらいなぁ…うちの奴らにも見習ってほしいくらいだよ…」

首領「えへへー」

雑魚1「そういえば男幹部さんはどこ行ったんだぜ?」

雑魚2「うーん、多分まだどこ入れるか迷ってるんだぜ…だから早めに決めておけばって言ったのに…」

雑魚1「ふーん。まぁ、良いんだぜ」

雑魚2「ぜ」
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:52:48.81 ID:wvZ3koAO
【選挙】D

雑魚1「はぁーあ、しかし暑いぜ…」

赤「なー」

雑魚2「ファミレス行こうぜ!涼しいし!」

雑魚1「さすが兄弟!ナイスアイデアだぜ!…女幹部さぁん、行きましょうぜー」

女幹部「え?」

首領「あかさんもいくのー」

赤「え?俺も?…でも今日は財布持って来てなくて…」

雑魚1「奢るぜ!この間庇ってもらった借りを返すんだぜ!」

女幹部「あ、そうですね。ぜひ…」

赤「いや、そんなたいしたことじゃないですし…」

女幹部「いえ、遠慮なさらず…」

雑魚2「暑いー…溶けるぜ…」べたー

雑魚1「ぜー…」べたー

首領「ぜー…」べたー

赤「ちょっ…引っ付くなよ!首領ちゃんまで…!」

女幹部「…っ」そわそわ…

赤「わかった、行く!行くから!」

雑魚1&2「「わーい!」」パッ

首領「やったのー!」パッ

赤「まったく…首領ちゃんより子供だなお前ら…」

女幹部「…あ」

雑魚2「なんとでも言うんだぜ!それより早く冷房を…!」

雑魚1「ドリンクバーを…!」
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:53:48.09 ID:wvZ3koAO
【選挙】E

女幹部「………」しょぼーん

赤「あれ?女幹部さん、どうかしました?」

女幹部「あ、いえ…じゃ、じゃあ行きましょうか」にこっ

雑魚1&2「「はぁい♪」」

首領「しゅりょう、あかさんのとなりー」

赤「ずいぶん気がはやいね」

首領「うん!」

赤「あはは…」

30分後…

男幹部「いやー、お待たせしました。与党か阿部さん率いるたちあがれ男…おや?」

男幹部「皆さん?何処に行きました?」

男幹部「首領ー?女幹部さんー?」

しーん

男幹部「雑魚1さんー?雑魚2さんー?」

しーん

男幹部「………」

男幹部「…まさか…おいてきぼり…?」

男幹部「首領ー!女幹部さんー!ザコーズさんー!…どこぉ!!」
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/12(月) 23:54:57.13 ID:wvZ3koAO
キャラ付けは俺のせいかな…すまぬい

アディオース
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/13(火) 00:23:31.52 ID:UV7MH5o0
>>434
かもね、だが書き手の少ない今はあんたが頼りなんだ。
だから少々定着してもスレ自体無くなるよりは良いと思うよ。
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/13(火) 00:38:31.23 ID:oHO0lXco
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/14(水) 15:00:25.69 ID:rrmZMGIo
>>432
>首領「ぜー…」べたー

かわいすぎるだろwwwwww
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/15(木) 00:10:20.58 ID:4LoKH/Eo
やっぱり敵幹部組は和むなー
本当に征服されちゃったほうがましな状況になりそうな気がするのは・・・笑えないな

個人的な年齢のイメージは
赤:22
青:18
緑:16
黄:17
桃:19
黒:15
白:18
金:3桁
女幹部:26
男幹部:24
ザコーズ:22
怪人:32
首領:5桁くらい
439 :まだちょっとだけ早かったかな、季節的な意味で [sage]:2010/07/18(日) 23:58:41.25 ID:7Up7OYYo
青「にしても、暑いな」パタパタ

赤「ですねー」カリカリカリ


ミーンミンミンジー


青「扇風機はどうしたんだ、前はあっただろう?」パタパタパタ

赤「誰かさんの鉄砲玉で壊れちゃいました」カリカリカリ

青「う・・・そ、そうだったか?」パタパタパタ

赤「ええ」カリカリカリ


ミーンミンミンミンジー


青「赤」パタパタパタ

赤「なんですか?」カリカリカリ

青「まだか」パタパタ

赤「まだです」カリカリカリ


ミーンミンミンミンジッ


赤「ていうか」カリカリカリ

青「ん?」パタパタパタ

赤「せかすくらいなら手伝ってくださいよ」カリカリカリ

青「それは無理だな」パタパタパタ

赤「じゃあそのうちわで俺も扇いでくださいよ」カリカリカリ

青「むう…」パタパタパタ


ミンミンミンジーー


赤「暑いですねー」カリカリカリ

青「暑いな」パタパタパタ
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 00:07:17.40 ID:SfLeRQEo
赤「さて・・・と」ギッ

青「終わったのか?」

赤「一段落ってとこです、後は涼しい夜にやりますよ」

青「そ、そうか、じゃあ・・・」ソワソワソワ

赤「はいはい、わかってますよ。・・・まったく、これはただ暑くなるだけだと思うんですけど」

青「暑いのは夏だからだ」

赤「そういうことじゃあないんですけど・・・」


ミーンミンミンミン


赤「そんなに膝枕がいいんですか?もっと柔らかい枕があるのに」ナデナデ

青「ん・・・」

赤「まあ、青さんがいいならそれでいいです」ナデナデ

青「今年は去年よりも暑いな・・・」

赤「扇風機ないですしねー」ナデナデ


ミンミンミンミンミー


青「……zzz」

赤「寝ちゃいましたか・・・」ナデナデ

青「……zzz」

赤「今年も暑い夏でよかったですね、青さん」ナデナデ


ミーンミンミンミーー


赤(でも、クーラーは欲しいかなぁ・・・) 
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 00:08:05.41 ID:SfLeRQEo
去年のネタを引っ張り出してみたってだけ
まったくの意味不明
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 00:38:45.42 ID:z0vU7QYo
>カリカリカリ
何故か耳かきだと思った
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 00:41:02.92 ID:SfLeRQEo
その手があったか
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 02:26:50.17 ID:WBUiDADO
緑「新しい変身道具が完成した……青はこれ」

青「なるほど、この虫型の機会をベルトのバックルに装着するのか」

緑「黄はこれ」

黄「へぇ〜!携帯に番号を入れてベルトに差し込むんだ!」

緑「桃はこれ」

桃「なになに?バックルにこのカードを入れて、このレバーを引けばいいのね?」

緑「黒はこれ」

黒「このスイカをベルトのバックルに読み込ませるんですね!」

緑「………赤はこれ」

赤「……え?何俺だけベルト無し?んでこのメットをかぶるだけ?」

緑「大丈夫」赤「………なにが?」

緑「ライダーマンb」グッ

赤「……………俺右腕改造されてねぇよorz」
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 14:10:17.15 ID:RmwYNHE0
ぬるぽ
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/19(月) 18:54:39.74 ID:IoQUBhso
>>445 ガッ


さてと…ネタはどこにあるんだ…書き手がまた帰ってきたのか増えたのかわからないがこの流れに乗りたい…!
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 03:16:32.35 ID:wYmscCE0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

「あ〜つ〜い〜よ〜、もう帰ろうよ〜」

「駄目だ、来たばかりだぞ?少しは我慢しろ。心頭滅却すれば…と言うだろう」

「そんなこと言ったてぇ、あついのはあついもん。がまんできないよぅ」

「あぁもう、駄々をこねるな。そんなふうに動くから余計に暑いんだ」

「ぅ〜、あっ、アイス売ってるよ!食べよ、食べよ!」

「こらっ、黄!走っても買わないぞ」

「えぇ〜、青のケチ〜、いいじゃんか、おいしいよ?冷たいんだよ?」

「そう言ってカキ氷の食べすぎでお腹こわしたのはどこの誰だった?」

「むぅ〜、だけど!だけど〜」

「…わかった、わかった。じゃあもう一回りしたらプールでも行くか?」

「え?プール!?ほんとにいいの!」

「ただし、泳ぎすぎたりするなよ。あと食べすぎも禁止、晩御飯が食べれないからな」

「うん!あっでも水着はどうするの?取りにもどったら、おそくなっちゃうよ」

「なに、途中で買えばいいさ。私も新しいのを買いたいしな」
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 21:23:34.50 ID:i5DyAh2o
この二人相性いいな
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 22:21:15.42 ID:TRtQBsAO
【赤育成計画】

戦隊基地 トレーニングルーム

赤「ぅう…!」ギシッ

赤「あ…んっ…も…無理…」ギシッ

黄「だーめ。ほら後1回だよ」

赤「うっ…ぐぅ…!」ギシッ

黄「やれば出来るじゃないか!はい、後2回!」

赤「ふ、増えてるぞ!?」ぷるぷる…

黄「無駄口叩かない!」

赤「…はい。…うぐぁああ!」ギシッ



赤「はぁ…はぁ…しんど…」

黄「お疲れー。はい、オレンジジュースプロテイン入りね♪」

赤「さ、さんきゅ…」ごくごく…

黄「………」じー

赤「ぷはぁ!うまい!筋トレした後は一段と甘味が…どした?」

黄「ん?うん、赤筋肉付いたなぁって…」

赤「え?そう?」
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 22:22:28.01 ID:TRtQBsAO
【赤育成計画】A

黄「うん。この辺とか…」さわさわ

赤「…まぁ、あんだけやればなぁ…」

黄「………」さわさわ

赤「…ってか黄よりハードなトレーニングしてるような…」

黄「…えへへ」さわさわ

赤「…黄?いつまで触ってるの?」

黄「え!?…あ、いや…その…マッサージだよ!マッサージ!」

赤「マジで!?よろしく頼む!」

黄「う、うん」

赤「筋トレの後は筋肉痛が酷くて…」

黄「筋トレだもん。当たり前じゃないか」もみもみ…

赤「だけどさ…箸もつ手がぷるぷる震えるのはちょっとな…」

黄「だ、だったら今度からこうしてマッサージしてあげるよ」もみもみ…

赤「黄…ありがとう…!」

黄「え…う、うん!」もみもみ…

赤「…?」
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 22:23:22.19 ID:TRtQBsAO
【赤育成計画】B

黄「あ、ほら横になって!」

赤「ん?ああ、ごめん…」ごろん

黄「………」もみもみ…

黄「…えへへ…筋肉…」もみもみ…

赤「ふぃー…気持ちいい…」

黄「…ふふっ」もみもみ…
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 22:24:48.10 ID:TRtQBsAO
コピペミスったぜ…レス増えちゃった

まぁ、これも溢れる黄への想いゆえかな
アディオス!
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/21(水) 22:43:51.34 ID:4aO9aXgo
乙。黄かわいいな
育成計画で過度な筋トレするという事は、黄はマッチョ好きなのか?ww
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/23(金) 09:02:58.50 ID:KVIRnEDO
>>449
最初がちょっとえっちぃな
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/29(木) 03:21:59.80 ID:2FBmdF20
みしみしと、強張った身体が音を立てる
いくら床の上で寝たとはいえ、疲れも取れないというのは…
「もう歳なのかねぇ…」
「なに、老けたこと言ってるの。あんたまだ二十半ばでしょうに」
横合いから、呆れたような声がする
見ればこちらも今起きたばかりなのか、ソファの上で身体をほぐしている桃がいた
「それがな、意外と無茶できる期間て短くてな。二十も半分越えりゃ、徹夜もきついのよ」
「単に体力が落ちただけじゃないの?黄に頼んでメニュー作ってもらったら」
目頭をもみほぐしながら、中々恐ろしいことを言ってのける桃
そんなことになったら、ますます事務のほうが片付かなりそうだ
「なに、笑ってるのよ」
ジロリとこちらを睨むが、ゆるく首を横に振れば、無駄と思ったのか
溜息一つ、次いで枕元から取り出した眼鏡をつけた
「ん?眼鏡変えたのか…似合ってるな」
「ありがと。っとに、誰かさんにつきあって残業してたら順調に視力が下がっちゃって…」
「や、面目ない。でもほれ、色々おごったりしてるし、ってのは駄目か?」
「…べつに?かまわないわよ」
今度こそ、ジトリと不機嫌に睨みつけてくる。顔をそらすことも無くただジッと睨まれる
蛇に睨まれた…というのはこんな感じなんだろうか、静かに密かに冷汗が背中を流れる
思考も焦りに邪魔をされまとまらない。チリチリと喉の辺りがひりつき始める
「……どうしたの?」
一転してにこやかな笑み。これで纏う雰囲気も変われば許されたと勘違いするんだろうが
さすがにそこまでは到達していないようだ。とはいえ、今は安心してる場合ではない
「…明後日、非番だったろ」
「だから?」
「明日有給とって、一緒に温泉でも行くか」
「温泉ねぇ、今から取れるの?」
駄目もとだったが、どうやら話に乗ってくれるようだ
「あぁ、先代のときの知り合いが勤めててな。多少は融通利かせてもらえるんだ」
「知り合いってどっちの?それに迷惑になるんじゃない」
「あっちの、ついでに言うと経営の方もあっちが代々やってるよ。道楽って話だけどな」
呆れたように溜息一つ、なにかあったら守ってよと、笑う顔に険は消えていた
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/29(木) 03:25:04.41 ID:2FBmdF20
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

ってか長いな、分割すりゃよかった
そうすれば、少しは読みやすく…、無理か
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/29(木) 07:01:34.17 ID:UgQHB0.o
乙乙
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/29(木) 18:24:44.72 ID:F5QShGIo
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:45:13.47 ID:xI0VQGco
桃「もう空気なんていわせない」!
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/30(金) 21:46:01.89 ID:xI0VQGco
なんかすごく恥ずかしいから死んでくるわ
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/30(金) 22:12:12.97 ID:rOeSRkAo
出番だけで言えば、金や黒のが最近は空気な気が・・・
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/31(土) 15:58:19.88 ID:5xpnRNc0
ゴォン、ゴォンと規則正しい機械音
カタカタと何かを打ち込む音
会話が無いというのはどうにも気まずい。まして部屋に二人だけとなればなおさらである
黙々と作業に打ち込む緑に比べて、手持ち無沙汰なことも拍車をかけている
(とは言ってもなぁ…)
下手に触って壊したら気まずいどころじゃないし、さりとてたいした話題もなし
(八方塞りって感じだな)
「どうしたの?」
ひとりごちて苦笑しているのが気になったのか、つと目を向けられる
「いや、暇だな〜と思ってな」
「そう…」
そう言って、また目を画面に戻す
……会話が続かない
「そういえば赤…」
「なんだ?」
「…なんでもない」
「そうか、えっとな、緑…」
「なに?」
「あぁ、いや終わった後でいいや。続けてくれ」
「わかった」
…まいったな、こんなに会話しづらかったか?
緑の方もなにか話そうとはしてくれてるんだろうが、どうもかみ合わん
「「なあ(ねぇ)」」
「あ〜、なんだ緑?」
「ううん、赤こそなに?」
「いや、緑からでいいぞ。俺のは別に大したことじゃない」
「そう?でも私のも、そんな大事なことじゃないから」
「そ、そうか…」
「う、うん…」

……
どうしよう、空気がものすごい重くなってしまった
だからといって、あらためて声をかけるにしても、何を言えばいいんだか
むぅ、困ったな。いや、本当どうしたもんだろう
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/31(土) 16:10:23.57 ID:5xpnRNc0
>>461
黒はお嬢様ってイメージがなぁ、難しいのよ
単に俺の中で「お嬢様=大空寺あゆ」になってるからなんだけども

まぁ、誰か書き手さん来ないかなぁって話だね
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/01(日) 00:33:16.26 ID:IjCXG.Ao
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/01(日) 02:08:07.58 ID:XZUyRTY0
緑も何げに出番少ないよな、薬ネタ以外はやりにくいからだろうか

黒は赤の部屋で甘えまくって赤を困らせるのが基本
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/02(月) 22:42:03.04 ID:Ui1G0gAO
【赤育成計画 禁断編】

赤「………」

赤「むぅん!」ムキッ!

赤「黄は筋肉付いたって言ってたけどほんとに付いたのかなぁ…」

赤「黄、筋トレメニューとかすごい知識持ってるし…効果はありそうだけど…」

赤「うーむ…ぬん!」ムキッ!

緑「………」

ロビー

赤「ふぁーあ…」

緑「…赤…」

赤「ん?」

緑「…これ…」つなにやら怪しげな瓶

赤「それ…久々に…実験か…?」

緑「…違う…ステロイド…」

赤「…ステロイド?なにそれ?」

緑「…筋肉増強剤…」

赤「…それってヤバイんじゃあ…」

緑「…ドーピング…手っ取り早く鍛えるには打ってつけ…」

赤「ドーピングって…命削って強くなれと?…うっ…」

緑「…副作用は抑えてある…あと濃度10倍効果抜群…」

赤「………」
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/02(月) 22:44:11.22 ID:Ui1G0gAO
【赤育成計画 禁断編】A

緑「…さ…ぐいっと…」ずい

赤「うっ…」

黄「ん?何やってるの?」

赤「あ、いや…」

緑「…筋肉付けたいって言うから…ステロイド…」

黄「ステロイド?…ダメだよ!そんな薬使ったら!」

緑「…でも使うと考慮がいい…副作用も抑えた…」

黄「違う!ステロイドなんか使ったらせっかくの筋肉が…!」

緑「…せっかくの…?」

黄「あ!…えと…き、筋肉にも質があるんだよ!す、ステロイドなんか使ったら…えーと…」

赤「黄…(頑張ってくれ!これ以上薬漬けにはされたくないッ…!)」

緑「………」

黄「…と、とにかくダメだよ!」

緑「…わかった…」

黄「え?わかってくれたの?」

赤「………(よっしゃあ!!これで寝込まずに済む…!)」ぐっ
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/02(月) 22:45:21.20 ID:Ui1G0gAO
【赤育成計画 禁断編】B

緑「…黄が筋肉フェチなのが…」ボソッ

黄「!」

緑「…ふひひ」

黄「ち、違うよ!別に僕は…」ぼそぼそ…

緑「…マニア…?」

黄「それこそ違うよ!?」

緑「…呼び方はなんでもいい…」にやにや…

黄「緑!」

赤「ん?黄、急にどうし…」

黄「うわぁ!?」シュ!

赤「…たばわ!?」ボグシッ!

黄「な、なんでもないよ!」ダダダ…

緑「………」

赤「…な、なんでもないなら殴らないで欲しい…」

緑「…鍛えた割に打たれ弱いね…」

赤「…い、いやだって…ぐふっ…」ぱたっ…
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/02(月) 22:46:25.76 ID:Ui1G0gAO
相撲で多いって聞いたことあるけどどうなんだろなぁ…

アディダス
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/03(火) 14:26:26.75 ID:F0PL10k0
乙乙

このままいくと赤がボディービルダーになりそうだな
黄はそれ見て「いいよーキレてる!」とか言うのかしら
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/14(土) 10:55:30.36 ID:tRnOuAU0
ぬるぽ
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/15(日) 00:31:31.10 ID:7NNWx7.o
ぬるぽ
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/15(日) 00:39:55.29 ID:3Ct0WS6o
>>471>>472
ガッ
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/24(火) 01:29:34.28 ID:NFF7vEo0
「ほら、そんなにがっつくな。食べかすが付いてる」

「ムグ、ふぇ、どこどこ?」

「こら、動くな…、よし、とれた」

「ね、もう食べていい?」

「あぁ…って、だからがっつくな。カレーは逃げやしないよ」

「うぅ…、でも美味しいからいっぱい食べたいよ?」

「ッ、腹、壊すなよ」

「うん、まっかせて!」



「……なぁ、桃」

「あによ?」

「ここは、あれか。『そのカレーを作ったのは俺だ!』とツッコむべきなのかな?」

「…あたま、打ち抜かれるわよ」

「やっぱり、そうなるか」

「…諦めるのが…無難……ね。それと、おかわり…は、ある?」

「急に出てくるなよ、緑。甘口でよかったか?」

「ん」

「あ、ついでに私のも」

「あいよ、了解」
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/24(火) 01:31:45.39 ID:NFF7vEo0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/24(火) 01:41:59.81 ID:LZSMWZko
青はいいお姉さんだなww
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/24(火) 18:58:01.74 ID:iKAY6gDO
>>476
というかお母さn
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:52:18.29 ID:oZ.B3mEo
金「うーーーむ」ジトー

金「うーーーーーーーーーむ」ジトー

赤「・・・」

金「うぬぬーーー」ジトー

金「…やれやれ・・・…」ハフゥ

赤「さっきから鏡とにらめっこして・・・どうしたんですか・・・」

金「いやな、また増えてると思ってな」

赤「何がですか?」

金「シワだ」

赤(そのロリロリな体で何を言って・・・)

金「今いまさら気付いたかとか思ったじゃろ」キッ

赤「そんなこと思ってないですよ!」

金「ぬう・・・本当かのぅ?」

赤「いや、どこにそんな物があるかこっちが聞きたいくらいで・・・」

金「ふん、お世辞は要らぬ」フンヌ

赤「・・・で、なんでいきなりそんな事・・・」

金「実はのう・・・」
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:58:46.07 ID:oZ.B3mEo
−−−−−司令部的な所−−−−−−

長官「お前がここに来るなんて珍しいじゃないか」

金「何、近くに寄ったから休憩させてもらっているだけじゃ」

長官「へえ、お前にもついに疲れというものが現れ始めたのか」

金「お主・・・時々思うのじゃが昔から私の事をどう思っているのじゃ?」

長官「悪者殲滅機」

金「・・・・・・・・・」チャキ

長官「冗談ですとも金様」

金「貴様は昔から・・・もうガマンならんぞ!!」

長官「いや、待て!いや待ってください!!アナタが暴れると司令部が壊滅しかねんのですよ!!」

金「問答無よ・・・」

ギャァァァァァ!!

金「!?」

長官「!!?」
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:03:15.12 ID:oZ.B3mEo
金「敵襲か!?」

長官「どうした!?」ピッ

『いや、監視カメラはどこも異常はないはずです!今原因を調べています!』

金「何が起こっているのじゃ!?」

長官「わからん!今原因を・・・」

バン!!

黒「長官さーーん!!」

長官「・・・黒お嬢・・・?」

金「お前は赤の所の・・・」
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:11:09.65 ID:oZ.B3mEo
黒「長官さんココにアレがいましたーーー!」

長官「落ち着いてくださいお嬢様、何があったのですか」

金「この騒ぎは貴様が原因か・・・」

黒「黒くって汚くってすばしっこい虫ですーー!」

長官「・・・」

金「・・・」

黒「それが私のところに飛んできたんですーー!怖かったですーー!!早くやっつけてきてくださいーー!」

金「ここの掃除は?」

長官「何、おばちゃんにも限度というものくらいあるさ」

長官「警備、警戒解除。原因は判明した」ピッ

『へ・・・?了解しました・・・』

長官「どこに居たのですかお嬢様・・・」

黒「あっちの廊下ですー!早くしてくださいー!」

長官「しょうがない、私が行くか・・・」

金「主も大変じゃの・・・」

長官「金も来てくれないか」

金「なんで私が・・・」

長官「ヤツが黙ってそこに居続けると思っているのか。探すの手伝え」

金「仮にも私は女じゃぞ・・・」

長官「ハハッ」

金「・・・・・・・・・」チャキ

長官「ごめんなさい一緒に来てください怖いのです」

金「ふん、後で手間賃もらうからな」

長官「やなこった」
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:16:02.20 ID:oZ.B3mEo
金「なんでこんなにダンボールが・・・」

長官「昨日物資が調達されたからな、それにひっついていたんだろ」ゴソゴソ

金「これは見つけるのも大変そうじゃの」

長官「他人事みたいに見てないで手伝ってくれるとうれしいんだが」ゴトゴト

金「何を言っておる。お前はダンボールを動かす係。私はヤツを見つける係だろうが」

長官「ブランク数年の俺にそれは酷じゃあないか、現役ヒーロー」ゴトゴト

金「お前は男としてそれでいいのかの?」フンヌ

長官「お前は俺よりも怪力だろうが」ボソ

金「何か言ったか?非力」

長官「なんでもございませんとも!?」ゴトン

カサカサカサカサカサカサカサカサ

金「!!」

長官「!!」
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:20:31.64 ID:oZ.B3mEo
金「見つけた!!」チャキ

長官「武器使っちゃうんですか!!?」

金「当たり前だろうが!!」

ドゴーン

G「見切ったぜ」キラン

ブーン

金「なっ!!?」

長官「っちぃ!!」ヒュッ

カッ

G「グェ」

長官「・・・実に10年以上ぶりのナイフ投げだったよ・・・」フゥ

金「・・・・・・」

長官「さて、掃除して帰るか」

金「・・・」チャキ

長官「どうかしたのか、金」

金「年はとりたくないのう・・・」

長官「・・・言うな、悲しくなる」
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:26:08.41 ID:oZ.B3mEo
――――
―――


金「なんて事があってのぅ・・・」

赤「で・・・シワを見つける作業に・・・」

金「いや、シワを見るたびにのぅ・・・」

赤「見るたびに?」

金「長官のドヤ顔が浮かんでくるんじゃ・・・」ガックシ

赤「はぁ・・・」

金「しかしゴキブリ一匹に技を当てられなんだとは・・・」ズーン

赤「たまたま当たらなかっただけじゃあ・・・」

金「どうかのう、私も引退時かの・・・」ハフゥ

赤「何言ってるんですか、もう・・・」

赤(でもこの人が技を撃ったって事は・・・司令部大丈夫なのかな・・・)

赤(この人の技は昔から鉄とか普通に通用しないしなァ・・・)
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:31:48.12 ID:oZ.B3mEo
部下「長官、壁に穴があいているのですが・・・」

長官「あぁ、先日悪者が襲ってきてな」

部下「そんな事自分は記憶にございませんが・・・」

長官「はっはっは、お前も老化が始まったのか?」

部下「・・・」

長官「・・・」

部下「今司令部に資金はございませんよ?」

長官「・・・」

部下「・・・」

長官「いい天気だな」

部下「ええ、いい天気ですね」

長官「今日も平和だ」

部下「ええ、明日も平和なんでしょうね」

長官「・・・」

部下「で、壁の穴に限らず、周囲の物資も多数被害を被っていたのですが」

長官「・・・」

部下「・・・」




おわり
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:32:35.42 ID:oZ.B3mEo
オチが思いつかなかった
金と長官をからませてみたかっただけだっり
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:45:46.75 ID:Srh7stoo
なんというオーバーキル
本当にGは人を変えるな
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 13:19:00.76 ID:VNWZ0iAo
火力あり過ぎだろう金wwwwww
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:05:53.89 ID:mrjqmd6o
ここってどのくらいまでおkなの?
赤と誰かをおもっくそいちゃつかせたりさせていいの?
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:08:41.09 ID:LIFgA8go
おもっくそがどんくらいなのかわからないけど、カップリングss普通にあったし大丈夫じゃない?
つか、おもっくそいちゃついてる赤も見てみたいしなww
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 09:38:08.61 ID:KfLUbQDO
夢落ちばっかだったからな…
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 09:49:50.08 ID:yK6wTESO
最後に
は、ドリームか
ってつければなんでもよくなる赤ww
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:04:51.56 ID:8AsKdBMo
赤、最初の頃は凄い扱い悪かったのに最近はモテモテになってるな
それでも待遇が良くなってる感じがまるでしないのが不思議な所ww
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/12(日) 01:29:37.57 ID:wJwrGMMo
最近ドリームって聞かないな

いや過疎ってるせいもあるだろうけど
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:55:47.11 ID:.C.5xNs0
ココアの甘い匂いが広がる
普段なら首領にでもあげているのだが
たまたま、ダイエット中とやらで拒否され残っていた
自分のコーヒーをいれ、居間に戻る
「どうぞ、・・・甘すぎるかもしれませんが」
ココアを目の前に置き、彼女の対面へと座る
しかし彼女はうつむいたままで、手をつける気配も無い
手渡したタオルも、髪を拭ったぐらいで殆ど使ってないようだ
「そろそろ、来た理由を教えて欲しいのですが」
黙として返事は無い
暖房で温められた部屋の空気も、彼女だけは避けているような
雨ざらしの猫よろしく、弱っていても自分の意を崩さないような
危うげな、しかし意固地になって侭に孤立している態である
「・・・困りましたね、やっぱり青さんに迎えに来てもらいましょうか?」
途端、びくりと肩を震わせる
おそるおそる窺うようにあげた顔には不安の色が濃い
「それが嫌なら、理由を教えていただけませんか?
もしかしたら、なにか手助けできるかもしれません」
自然と弱みに付け込んでいるのが、我ながら嫌になる
隠すように優しい言葉と笑みを付け加えているのが、さらに
それでも、かたくなな態度をほぐす役には立ったのか
ポツリ、ポツリとではあるが話し始めてくれた
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:56:23.28 ID:.C.5xNs0
・・・・・・はてさてどうしたものか
話を聞いてみれば単純で、いささか拍子抜けな
些細な勘違いから生じた行き違いのようだった
当人たちからすれば重大な問題なのかもしれないが
それでも、どこか若さゆえと微笑ましく思えるのは歳を食った証拠か
「あの・・・」
すがるように、向けられる眼差し
不安と期待とが・・・不安のほうがやや強いか
「大丈夫です、ちゃんと説明すればわかってもらえますよ」
「本当に!?」
「ええ。まぁ、さっきの今じゃ冷静にとは行かないでしょうから
間に誰か挟んだほうが良いでしょうね、誰か心当たりは?」
「えっと・・・、赤かな」
しばらく考えた後出てきたのは、予想通りの名前だった
なんだかんだ言って頼りにされているようだと
日ごろ泣き言を聞いている身としては、少し安心する
「わかりました。それじゃあ連絡を入れてきますから
ココア飲んで待っていてください」
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:57:02.39 ID:.C.5xNs0
さて、連絡を入れてみればこちらも案の定というべきか
喧嘩別れをして落ち込んでいた青につき合わされていたらしい
「そりゃあ災難だったな。それで、悪いんだが黄さん迎えに来れるか?」
「あ〜、そっちに行ってましたか。そりゃ見つからないわけだ」
互いに苦笑まじりに交わす会話
二つ返事で了解をもらったものの、青の相手があるため
迎えには桃が行くとのことだった
居間で待っている黄にそのことを告げると
ほぅ、と安堵の溜息をついた

迎えが来るまでの間、気になっていたことを訊ねてみた
何で自分のところに来たのかと
返事は簡単であっさりと
男幹部の所だったら、探しに来ないかなと思ったからだそうな
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:58:27.89 ID:.C.5xNs0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんていうか、その…ゴメンネ
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/19(日) 03:04:46.06 ID:NKMcy/oo
乙。まともな男幹部とか凄い久しぶりにみたww
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/19(日) 20:05:31.40 ID:o7LmxT60
とりあえず500getってことでage
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:12:35.98 ID:CpO4zhE0
「ん〜、お腹すいたなぁ。お昼はなにかなぁ〜」
〜♪〜♪
「はい、もしもし。赤、どしたの・・・えぇ!そんなぁ〜」

『いやすまんって。晩飯までには戻るから、昼は何とかしてくれ』

「うぅ〜、わかったよう。でもでも!晩ごはんはおいしいのいっぱい作ってよね!」

『ああ、わかったよ。じゃあ他の三人にも言っといてな』

「はーい。・・・・・・ぶぅ」

「・・・あら、子豚ちゃん?」

「なっ、ちがうよ!・・・って桃?どっか行ってたの?」

「えぇ、ちょっと買い物にね。それで?なにむくれてたの?」

「む、むくれてなんかないよ!」

「そう?う〜ん、それじゃあ困ったことでもあったの?」

「こまった?・・・あっ、そうだ!赤がお昼もどってこれないって。えっと、だから・・・」

「あらら、そうしたら私がつくるのかしらね。何かリクエストはある?」

「カレー!!カレーがいい!」

「いまからだと、ちょっと時間かかるわよ。我慢できる?」

「え〜、どれくらい〜」

「もう、ふくれないの。まぁ、黄が手伝ってくれたらすぐに出来るかな」

「あっ、じゃぁ手伝うから。はやく、はやく!」

「こら!走ると危ないわよ」
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 04:15:45.71 ID:CpO4zhE0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

あ、オチはないです
何故か黄の年齢が書くたびに下がっていくような・・・
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 10:21:03.73 ID:0zuKZt.o
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/25(土) 11:52:36.15 ID:XVxOXOso
黄って実年齢の割りに幼いイメージがあるな、精神的にも身体的にも




ん?これから二度寝しようと思ってたのに・・・
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 02:08:06.07 ID:hNPIC1I0
「・・・これは、また・・・。」

「はい?なにか言いましたか、緑さん」

「・・・・・・(フルフル)」

「そうですか。まあ、せっかく赤さんが奢ってくれてるんですから
気にせず頼んじゃってください。」

「えぇ、けど・・・お邪魔・・・じゃない・・・の?」

「あっはっは。それなら声をかけたりしませんよ。」

「そう・・・なの、赤?」

「ああ、怪人さんと待ち合わせてるんだと。」

「そう不貞腐れるな、だいたい賭けを受けたなぁお前じゃないか。」

「いや、そりゃそうですが・・・・・・」

「なんの・・・賭けをして・・・たの?」

「ん?緑が10分以内にこの店の前を通るかどうかってな。
昨日徹夜してたみたいだから、寝てると思ったんだがな。」

「あぁ、それで・・・わざわざ。」

「なんだ?なにかあったのか?」

「(コクン)・・・ここに来る前・・・男幹部に、会った。
その時・・・自分が、連絡したら・・・5分後ぐらい、に・・・来てくれって。」

「なッ!本当ですか、男幹部さん!?」

「あらま、バレちゃいましたか。でも、あれですよ?
赤さんも、『緑さんが』て言ったときに怪しまなきゃ。
普通だったら待ち合わせしてる怪人にするはずでしょうに。」

「いやだって、ぐぬぅぅぅ。」

「えっと・・・私は?」

「あぁ、出来ればこのまま怪人の用事にも付き合ってくれませんか?
同じ技術畑の緑さんのほうが、いいアドバイスあげれますから。」

「そう?なら・・・ご一緒しよう・・・かしら。」
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 02:11:22.63 ID:hNPIC1I0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんていうか自分のが3つも続くと心配になるな
なにがどう心配なのかはわからんけども
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 02:36:26.55 ID:LQv7jsIo
おっつおつ
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 02:48:16.02 ID:CO4rYYQo
なんで男幹部ガチホモにされちゃったん?
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 04:23:32.64 ID:hULSH.Yo
大丈夫だ、問題ない
もっと読みたいくらいなんだぜ
510 :消えたキャラだっていいじゃない [sage]:2010/10/02(土) 20:44:23.50 ID:LQv7jsIo
「あっ」

「おっ」


この出会いは運命なのか、偶然なのか

目が合った瞬間、この2人の時間はしばらく止まっていた

スーツを着た女性と、大量で、尚且つぎっしりと中身の詰まったビニル袋を腕にぶら下げた、私服姿の青年

夕暮れ時の、街の雑踏がまだ賑やかな頃の時間帯だった



「赤・・・?」

最初に止まった時間を動かしたのは、女性のほうだった
小ぶりで可愛らしい口を小さく動かし、か細く声を出した

「女・・・なのか・・・?」

それに呼応するかのように、赤と呼ばれた青年も声を出した


その二つの声は雑踏に消え、2人以外に聞こえる者はいなかった
511 :消えたキャラだっていいじゃない [sage]:2010/10/02(土) 20:55:22.18 ID:LQv7jsIo
(もし、運命のカミサマが居るなら、俺はその人を恨むよ)

赤は今、女のアパートの玄関の前に立っていた
スーパーなどの特売でおばさんから勝ち取った商品が入っているビニル袋は、足元においてある
なぜここに居るのかというと、女に頼みこまれたからだ



『女・・・その・・・』

『赤、これから時間空いてない?』

『え・・・』

『ほんの少しでいいの!お願い!』

『・・・』

『話が、したいの・・・』



もともと押しに弱い赤は、この頼みを断れなかった
この事を女もよく知っているはずだ
そしてアパートに着くや否や、部屋を片付けるからと部屋の前で待たされたのだ

ふう、といつもとは違うため息を赤は吐き出すと同時に、扉が開いた

「ま、待たせてごめんね・・・入って」

ぎこちない笑みで女は顔だけ出して言った

「あ・・・あぁ、気を使わせてごめんな」

「ううん、私が誘った事だから、いいの」
512 :消えたキャラだっていいじゃない [sage]:2010/10/02(土) 21:03:42.90 ID:LQv7jsIo
埃一つ落ちてない廊下を女の後に続くように歩いていく

「・・・」

「・・・」

二人とも会話はなく、赤の持つビニル袋のガサガサと擦れ合う音がやけに大きく聞こえた

リビングはそこそこ広く、来客用のソファとテーブルがあった

「・・・座って」

「お、おう」

言われたままに赤はソファに座り、足元にビニル袋を置いた

赤の向かい側に女は座る

「・・・」

「・・・」

再び訪れる沈黙
何も言えずにただただ向かい合う相手を見つづける時間が続く

(ま、間が持たない・・・)

赤は早速沈黙からの限界が来ていた
女のほうというと、始終何か言いたそうな顔で口を小さくもごもごさせている



「あの、さ」

この沈黙を破ったのも、また女だった
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 21:22:40.19 ID:LQv7jsIo
「まだ、ヒーロー、やってるんだ」

「・・・・・・あぁ」

「・・・そう」

「お前は、今何を?」

「私は、今はただのOL」

「そうか・・・」

女は目線を落とし、テーブルを見つめた

「・・・昔からの、夢だったもんね。ヒーロー」

「まぁ、な」

「昔から、曲がったこと嫌いで、いじめられてる子とかよく助けてたよね」

「そのせいで偽善者だのよく言われたもんだけどな」

「でも、私は。そんな赤が」

「女、俺は」

「・・・・・・」

「俺はあの基地から出る気はない」

「少なくとも、今のメンバーが代わるまでは」

赤がそう言うと、女は目線を赤に向ける

「その台詞を聞くのは、2回目」

「・・・」

「1回目は、金さんが居た時。2回目は、今日」

「・・・ごめん」

「謝らないでよ」
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 21:41:46.42 ID:LQv7jsIo
「ごめんね、時間取らせて」

「いや、いいよ」

その後たいした会話をしたわけでも無く、気付いたら赤は帰るために玄関に立っていた

「じゃあ、な」

「うん・・・」

赤はそれだけ言うと、女に背を向けて、ドアノブに手をかけた。その時だった



ぎゅ



背中に温もりが伝わる

赤は背中の服を両手でしっかりと握られ、動こうに動けなかった

背中から震えが伝わる

「ばか、ばか、本当に、本当に何も変わってないんだから」

震えた声が背中から聞こえる
赤は自然にドアノブにかけた手を放していた

「でも、でもね、一人ぽっちになっても、されても」

「私、赤の事、まだ好きだから・・・」

「・・・女、俺は」

赤は振り返ろうとしたが、精一杯力を込めた腕で阻止されてしまった

「ごめんね、もう行って。こんな顔、みせらんないよ・・・」

「女・・・」

ここで無理やり振り返って、抱きしめられたらよかったのだろうか
しかし赤はドアノブに手をかけ、捻っていた

「ばいばい、赤・・・」

「あぁ・・・またな」

「・・・っ!・・・ばかっ!」
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 21:49:34.84 ID:LQv7jsIo
「赤、どうかしたのか?」

「ん?俺はなんでもないよ?」

青髪の女性が赤の顔をのぞきこんでいた

「そうか?・・・何か思いつめていたようだが・・・」

「そんな、明日の食事をどうしようか考えてたんですよ」

「そのようには見えなかったが・・・」

「そ、そういえば今日はちょっと調子が悪くて・・・洗い物頼んでいいですか、青さん」

「お、おい赤!・・・まったく」



バタン、と赤は自分の部屋の扉を閉めた

「・・・ごめん、女」

「俺・・・・」



「俺だって・・・」


「俺だって、まだ女の事が好きだよ・・・」


その夜、赤は部屋から出てこなかった
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 21:50:37.85 ID:LQv7jsIo
おわり

消えたキャラの女をだしてちょっと切ない話を書いてみたかっただけ
文才の無さがびんびんで泣きたい位だぜ!!
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:20:16.22 ID:hNPIC1I0
乙乙

大丈夫、書いてるうちに慣れるさ
そういえば女って首領の母親で赤の恋人だったか?
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:33:09.59 ID:CO4rYYQo
ばれたらどんな修羅場が待ってることやら

>>517
むしろ赤の隠し子だった気もする
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:38:10.43 ID:hULSH.Yo
乙乙。女とか懐かしいwwww
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:45:27.57 ID:ZFUsxLg0
「・・・これにしようかしら?・・・それともあっちのほうが?」

「・・・何やってるんですか女幹部さん?」

「ひゃい!?って、怪人ですか。驚かさないでくださいよ。」

「いや、さっきから何度か呼んだんですが。」

「あ、あれ?そうでしたっけ。それでなんの用ですか?」

「いや、10時になったら教えてくれって言ってませんでしたっけ?」

「えぇ!もう10時ですか!?そんな、まだ決まってないのに。」

「あ〜、残念ながらもう10時半なんですが・・・、待ち合わせは何時なんですか?」

「・・・駅前に12時です。」

「それじゃ急がないと。とりあえず顔でも洗ったらどうですか?
その間に、あれの好きそうなの適当に見繕っておきますから。」

「そ、そうですか?あの、でも大丈夫ですか?いや!疑ってるとかいうわけじゃ・・・」

「わかってますよ。まぁ、あれの好みは知ってますので
その上でちゃんと似合いそうなのを選びますから。」

「じゃぁ、あの、お願いしてもいいですか?」

「はいはい。では、そうときまったら他の支度をしてきてください。」

「あ、はい!それじゃ、お願いしますね。」

「・・・まったく、赤とのこととなると本当に落ち着きなくしますねぇ。
恋する乙女ってやつはよくわかりません。」
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:48:15.92 ID:ZFUsxLg0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

やったぜ、バイト明日も休みだってことで書いてみた。
いや、もう今日だけどもさ
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:04:28.43 ID:ZFUsxLg0
>>509
ありがとう
こんなのばっかになっちゃうけど、いいかい?
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:07:18.22 ID:6obOfsso
乙乙
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/03(日) 01:48:50.03 ID:B17.Jnso
怪人さんktkr

色々なキャラにスポット当ててくれるなぁ
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/09(土) 02:37:00.86 ID:X.ul66c0
「・・・あの、すみません。遅れちゃって。」

「いえ、そんないま来た・・・とこ、です。」

「そ、そうですか? ・・・あのなにか変でしょうか?」

「そんな! そんなことないですよ。ただ、その、ええっと・・・」

「あの、そんな気を使ってくださらなくても、いいんですよ。」

「いや、本当に、今日の女幹部さん綺麗だなって思って・・・
あっ! でもいつもは綺麗じゃないってことじゃなくて。」

「ふふっ、ありがとうございます。あの、そろそろ行きましょうか。」

「えぇ、そうですね。って、女幹部さん? その、腕をですね・・・」

「あら、腕に抱きつかれるのはお嫌ですか?それとも、もっとぎゅってした方が?」

「い、いや、そのまんまで、いいです。その、じゃぁ行きましょうか。」

「はい。今日は楽しみましょうね!」



「むぅ・・・、赤の馬鹿たれが、デレデレと鼻の下を伸ばしおって。」

「ぅ〜、青、なんかこわいよ?」
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/09(土) 02:43:35.48 ID:X.ul66c0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J


赤がデートなんかしたら青は確実に尾行すると思ったり
黄を連れて買い物のふりしたりして、途中でバレても大丈夫なようにして
いやむしろ、そのまま偶然装ってはちあわせして邪魔したりとか。

・・・・・・べつに青が嫌いなわけじゃないですよ
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/09(土) 02:48:10.38 ID:DEAorFYo
青って確実にヤンデレの気があるよな


ん、何だこんな時間n
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/10(日) 17:50:18.33 ID:BvFrnYSO
黄も黒も女幹部さんもヤンデレっ気ある気がすr

ん?来客か、
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/10(日) 23:25:25.46 ID:92luzz2o
戦隊ヒーローで自分以外ヤンデレとか生き残れる気がまるでしないww
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 01:18:13.46 ID:DXizPjEo
いやむしろヤンデレって想い人には手を出さないものらしい
つまり・・・



 戦 わ な け れ ば 生 き 残 れ な い !
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 06:19:31.04 ID:BDf22MUo
赤がパシリられてる裏で、日夜赤争奪戦行われてるのか
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 08:20:24.29 ID:uCApWTY0
桃「またあたし空気か…」
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:38:20.16 ID:b2BsmmAo

空気ネタが生きてるうちはまだ大丈夫
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 08:41:57.09 ID:yGgjykSO
緑「…最近出番がない」
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 11:16:25.78 ID:1v.eGTQ0
さてここで一つ、空気を払拭するおまじないを
「ピンクはいんr



ん?誰か来たようだ
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 12:03:01.29 ID:sUAcyvco
黒「私も最近出番が…」
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 20:57:58.09 ID:XYE0p6Qo
つまり貧乳コンビか
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 16:40:23.91 ID:c2vHyok0
「あなた、わらったでしょう」

部屋の中は先程までの激情のあとが、そこかしこに散らばっていて

過ぎ去った今は再びのそれを恐れてか、ひっそりと息を潜めていた

「あんたも、わらったんでしょう」

赤く泣き腫らした瞳から一条の

口元は震えながら、それでも笑った様の

こぼれそうな感情に強いた仮面は酷く歪で

袖を掴む手は、白く気色ばんでいる

固く握り締められた掌を、ゆっくりと包み込む

途端、くしゃり、と仮面が崩れた

「嫌だ、いやだよ・・・」

涙声で、包む手をおさえ首を振る様は

まるで赤子のむずがるようで

普段の大人びた、戦隊で姉のように振舞う姿に

忘れていた少女の幼さだった
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 16:41:07.17 ID:c2vHyok0
「わた、しは…わたしは、ね……」

掴まれた袖口をなんとか肘まで下ろし、頭をなでる

やがて落ち着きを取り戻したのか、ぽつり、ぽつりと話し始めた

曰く、無視されるのは怖いのだと、嫌なのだと

自分の存在を否定されているようで

自分の行動を拒絶されているようで

それでも、頑張って一緒に居ようとしても

嘲笑われて、滑稽な見世物みたいになってしまうのが

そしてなによりも、その時かけられた優しさに

偽りと見抜けず、信じ込んで投げ出してしまった

そんな自分を思い出すのが嫌なのだと、彼女は言った

「……養父の奴は、もういないぞ」

彼女に深い傷を負わせた男

命一つでこの国から放り出したことを思い出す

武力は男幹部さんと協力して、社会的には怪人が完全に潰していた

また戻ってこれないように緑が、その情報網の監視下においている

事が済んだ後に親権の喪失や変更やらで助けてもらって

というより自身は走り回っていただけというのが情けなくもあるが…

それでも、なんとか発作に悩まされず笑えるようになったのだ
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 16:42:22.45 ID:c2vHyok0
「なにか、あったのか?」

養父という言葉にわずかに震えた

過去に思い出したときよりも大きく、嫌な予感がした

「……でんわが、あったの。こっちに来いって」

「そんなもん行かなきゃ良いだろう。
断ったからって、別に手出しされるわけじゃない」

「ちがうの。そうじゃ…ないの」


ゆるゆると首を振り、こちらを見上げた顔は

寄辺をなくした幼子のようで

「なんて、言ってきたんだ?」

「……わたしがされてきたこと、ぜんぶばらすって」

躊躇いがちに、つむがれた言葉は

予想通りといえば予想通りの、奴らしい言葉だった

「ねぇ、どうしよう?わたし、また…」

「大丈夫。そんなことはやらせないから。
だから、安心して此処に居ろ」

「……うん」

迷って、疑って、それでもなお信じると

ぎゅっ、と心持ち強く手を握られる
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 16:43:55.57 ID:c2vHyok0
「さて、とりあえずは今日の寝床だな。
緑は実験中だし、青と黄どっちに頼むか」

「あっ、あの、…赤のところじゃ、駄目?」

「・・・・・・別にかまわないが、大丈夫か?」

こくりと、頷いた動作は明るく、

安心できるからと呟いた言葉にも不安は薄れていた

今日のうちに動きたいが、まぁ無理だなと諦める

助けられてばかりで情けないとは思うが

あの三人に連絡して、先に動いてもらえるよう頼むとしよう

そして……あとは成るようにしてみせよう
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 16:50:05.90 ID:c2vHyok0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

地の文が書きたくなっただけなんです
まさかこんなものになるとは、いや、ほんとにゴメン
あと、書き忘れましたが相手は桃です
次はまた軽いのを書けたらいいなぁ
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 17:37:07.58 ID:WjzQcVUo
乙乙。儚い感じの桃も珍しいな
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/23(土) 18:05:04.32 ID:mbO4oiIo
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/25(月) 01:45:24.05 ID:45sKQ6g0
くいッくいッ

「ん?どうしたの緑」

「…桃、教え・・・て、ほしい」

「そりゃ、わかることなら……って、胸を大きくする方法!?」

「ッ!声、大きい。それで、どう…かな?」

「んなこと言われてもね。……あんたのことだから、栄養だなんだは調べたんでしょう?」

「(こくっ)完璧…じゃない、けど…多分、あってる、はず」

「ん〜、じゃぁ、運動してみるとか。水泳とか良いらしいわよ」

「私・・・泳げない。桃は、やって…るの?」

「えぇ、ダイエットにもなるしね。それに、浮いてるだけでも楽しいわよ」

「…ダイエット?逆、効果じゃない?」

「さぁ?でも、大胸筋が鍛えられるから垂れにくくなるらしいとは聞くわね。
まぁ、やりすぎなきゃ減らないわよ。なんだったら、泳ぎ教えようか?」

「ぅ、うん。おねがい。…でも、いいの?」

「全然、構わないわよ。ただし、スポーツジムのだから、発明品とか使っちゃ駄目よ」

「ん。わかった。じゃぁ…今度の休みに」

「えぇ、そうしましょうか」



「……そういえば、お母さんには訊かなかったの?」

「……お父さん、似だからって…目、そらされた」
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/25(月) 22:11:52.38 ID:yHRAuDEo
確かに大きくなりそうなイメージはあるけど
大きいと水の抵抗が強そうだよな
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/30(土) 02:48:50.43 ID:RUQZFoI0
「お兄ちゃん!!」

「!? って、黄か。変な呼び方するなよ、びっくりするだろう」

「……あれぇ? おっかしぃなぁ」

「おかしいって何が? むしろ、黄の猫耳のほうが変だろ」

「ゑ! だ、だって、男幹部がこうすれば赤もいちころだって」

「…何言っとんじゃ、あの人は」

「えっと、もしかして赤、こういうの嫌い?」

「あぁ、そ…んな事無いぞ。むしろ好きだな。うん」

「……ほんと?」

「ほんとほんと。実は今までのは照れ隠しだったんだよ。
正直な話理性さんヤバイかなーって、うん。だから泣かないで、頼むから」

「えへへ。そっかぁ、よかったぁ。…じゃぁ、こうしたらもっと興奮する?」

「ぐっ。ああもう襲(チャキッ)…イハシマセンデスヨ、青サン」

「はっはっは、それはよかった。で? なにか言い残すことはあるか?」

「いやそのですね、そもそも黄から…(ゴンッ!)……」

「失望したぞ赤。まさか黄に責任転嫁するとは。お仕置きだな、その性根叩きなおしてやる」



「……え〜と??? …成功、かな?」
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/30(土) 02:50:41.69 ID:RUQZFoI0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/30(土) 03:16:12.52 ID:o628cXAo
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/30(土) 06:52:54.34 ID:oei1PqAo
乙乙
黄ではなく青の様な子にこそいってもらいたい俺がいる
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/30(土) 13:43:45.34 ID:eyNwlUMo
青のことだから後日真似するなww
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/30(土) 19:05:54.91 ID:RUQZFoI0
「……っとに、赤の奴め。なにがお兄ちゃんだ、しかも猫耳だと! あの変態が……」

「しかし、襲おうとしてたってことは、赤はあんなのが好きなのか?」

「…っは! な、何を考えてるんだ私は。いや、でも赤がお兄ちゃんなら私が妹なわけで」

「いい子だな、って頭なでられたりして。…いや別にしてもらいたいわけじゃ!」

「……お兄ちゃん! なんて、こうギュッて抱きついたりしちゃって。…ってだから違くて!」

「…でも、お兄ちゃんかぁ……えへへ」



(…どうしよう。お仕置きから復活したはいいけど、起きるに起きれねぇ)
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/30(土) 19:15:48.96 ID:RUQZFoI0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

せっかくの休みだってのに、台風の野郎め
>>550、551
なんかこんなん出ちゃいました
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/30(土) 19:20:17.51 ID:eyNwlUMo
うん、起きてるのバレたら殺されるな
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/31(日) 02:05:05.58 ID:5cjfPns0
ふと思った
普段大人っぽくてクールなのに、実は甘えたがりってよくね
でも2人になったらなったでイメージが崩れるかもって、なかなか表に出せないとか
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/31(日) 03:58:35.31 ID:5cjfPns0
「流石亭の羊羹が手に入るとは、今日はついておるのう」

「しかし、こうなると美味しいお茶も欲しいところじゃな。…となれば、赤の所かの。
うん、一人で食べるのもなんじゃし、赤も食べたいかもしれんしな」


「……なにをやっとるんじゃ、お主らは」

「あ、金さん! 助け…」

「こら! 逃げるな! もとはと言えば赤が…」

「あ〜もう、わかったから赤も青も落ち着け」


「……つまりこういうことじゃな。青が風呂の鍵を閉め忘れて、だから赤は気付かなかったと」

「えぇ。だから、ありゃ事故だと…」

「嘘をつくな! 脱衣かごを見れば…」

「じゃかあしい! っとに。赤、お主は入る前に電気がついてるか見るなり、ノックするなりして確認せい。
それと青、お主も普段から洗濯やら炊事やら任せっきりにするからこうなるんじゃ。反省せんか。
そんなわけで、赤は不注意を、青は普段の怠惰を謝れ。それで終いじゃ、良いな?」


「いや、さっきは助かりました」

「まったく、お主は成長せんのう。年長者なんじゃからシャキッとせい」

「面目ないです。ところで、今日はどうしたんですか?」

「ん? おお! そうそう、忘れておった。なに、流石亭の羊羹が手に入ったんでな、赤にお茶を淹れてもらうと思ってな」

「はぁ、そりゃ構いませんが。えっ、それだけですか?」

「うむ、赤のお茶は旨いからの。ほれほれ、はよ淹れてくりゃれ」
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/31(日) 03:59:24.55 ID:5cjfPns0
「……あの、金さん?」

「うむ? どうした、口に合わなんだか?」

「いえ、美味しいんですけども…、なんで俺の膝の上に?」

「そりゃぁ、椅子の高さが合わんからじゃな」

「…じゃぁ、なんでこっち向いて座ってるんですか?」

「ぬ? だって、こっちの方が食べさせやすいじゃろ。ほれ、あ〜ん、じゃ」

「…いやでも、金さんが食べたかったんじゃ?」

「ふふっ、なんでも好きな相手と食べたほうが美味しいじゃろう。旨いものなら尚更じゃ」

「まあ、そりゃそうかも…。って、好きな相手!?」

「やれやれ、相変わらずニブい奴じゃのう」

「えっ、いやでも、その、本当に?」

「……ふぅ、冗談でこんな事はせんよ。まぁ、嫌じゃったらやめるが?」

「そんな! そんな事無いですよ」

「そうか? じゃあ、他に好き合っとる相手でもおったとか?」

「や、それも居ませんけど。でも良いんですか?」

「謙遜も過ぎるとイヤミじゃぞ。わしは主に惚れておる。お主は、どうじゃ?」

「…俺も、金さんが好きですよ」

「ん、なら何も問題は無かろ。さて、喋りすぎて口が疲れた。なにか甘いものが欲しいのぅ?」
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/31(日) 04:03:46.70 ID:5cjfPns0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
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おかしいな、>>555のようなもの書こうとしたはずなのに、なんか違うものに
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/31(日) 17:24:42.38 ID:F2BaWQ.o
乙乙。金クーデレだなww

>>555
そんな時こそ緑の薬パワー
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/31(日) 17:27:33.38 ID:pgTaPm6o
本当に金好きだな
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 00:33:16.99 ID:GKxteIw0
このスレもうそろそろ1年か、よく続いてんな
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:54:28.05 ID:/F0tEMY0
赤と黄は仲が良い


「赤〜♪ 今日のばんごはん、なぁ〜に!?」

「ッ! あぁ、カレーだけどな。頼むから、包丁持ってるときに飛びつくのはやめてくれよ黄」

「ふぁ〜い。にゅふふ」

「うん、だから頭も擦りつけんといて、危ないからな」

「ぅ〜。じゃぁ、なにすればいいのさぁ」

「…えっと、それじゃサラダ持っててくれないか? ついでに盛り付けといてくれると助かるな」

「あいあいさ〜! んじゃ、やってくるね!」


本当に仲が良い。羨ましいけど、しょうがない。

私じゃ、ああはならない。黄みたいに元気でも素直でもないもの。

だけど…、だけど羨ましいなぁ。


「……」

「? どうした、緑?」

「…私、も。なにか…したい、な」

「いや、べつに…」

「私! も。なに、か…したい」

「あ、あぁ、わかった。じゃあ…、残りの野菜切ってもらえるか?」

「う、うん。まか、せて」


……どうしよう。赤に気をつかわせてしまった。

やっぱり私には黄みたいには出来ないのかな。

…赤とは、仲良くなれないのかな。

……やだ…なぁ。
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:55:25.63 ID:/F0tEMY0
「ッ! 緑!!」

「え? 痛っ!」

「大丈夫か? 深くは無いか、少ししみるぞ」

「……ごめん、なさい」

「…なに言ってんだ。謝るのはこっちだろ」

「ううん。私、無茶、言って、困らせ、てるもの」

「そんなことないよ。手伝うって、言ってくれて嬉しかった」

「でも……」

「そりゃあ、少しは驚いたけどな。けどな、それ以上に嬉しいもんだぞ。
仲良くなれるきっかけっていうのかな。そういうのになるかなって考えたりしてさ」

「…仲、良く?」

「ん? あぁ、いや、そんないやらしい意味じゃなくてだな…」

「仲良く、なれる? 嫌い、じゃ、ないの?」

「えぇー。むしろ俺のほうが嫌われてると思ったんだが。…よく無視されてたし」

「そ、そんな! そんな、こと、ないよ。わたしも、嫌わ、れてるって、思って、たもの」

「そうなのか? じゃあ、これからは、もうちっと話すようにする、か」

「う、うん。私も…がん、ばる」

「おう、そしたら改めてよろしくな」

「……あ、はい。よ、よろしく、お願い、します」



「うぅ〜、カレーまだぁ〜」
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:59:08.15 ID:/F0tEMY0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
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なんか話のつくりがワンパターンだなぁ、と反省
文才の無さが身にしみる
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 11:52:19.57 ID:teR/hjgo
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 13:58:24.64 ID:fAfx4KQo
頭グリグリされたい
567 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 03:39:20.61 ID:MzvJZX60
繁忙期ワロスに突入した作家さんの復活はまだかしら
そしてアディオースの人はどこへ…
568 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 03:25:37.55 ID:nZTV.PI0
「…ん? ここは…どこだ?」
見知らぬ天井、寝ていたベッドも勿論違う。
起きようとすれば、キシッと鎖が音を立てた。
見れば両手両足首に革のベルトが、そこからベッドの下へと鎖はのびていた。
低血圧なのが幸いしたのか、取り乱すほどではないものの、やはり事態を把握できない。
このベッドが基地のものではないこと。鎖がベッドの下でそれぞれ斜めにつながっていること。
また、かなり頑丈なようで、どうやら壊せないようだ。
ついでに、窓の外は快晴で散歩でもしたくなる天気だ。
そして、昨日寝たのは間違いなく自分の部屋で、それは深夜の二時を回っていた。
となると、それ以降に入れて、基地を出ても緑の警備システムに引っかからない人物。
組織のほうは…無理だろうな。怪人や男幹部さんなら出来るかもしれないが
二人とも他の組織に助勢に行っていて、帰ってくるのは明後日になる。
黄は…間違いなく寝ていた。というより九時までは起きられない。
桃は…俺と一緒に二時ごろまで事務仕事をしていたが、その後寝ていたかどうかはわからない。
緑は…研究レポートの納期が近く、ここしばらく食事以外で部屋から出てこない。
青は…そういえば、青は何をしていた? いつも通りの訓練、それから外出、夕食には戻ってきて…
いや、しかし青だとすればどうしてこんなことを? 普段話さないわけでもないし、険悪な仲でもない。
それとも、知らず嫌悪されていたか? だとしても、もっと直接的に自分の手で排除しに来るはずだ。
となると……、ん?
ドアが音も無く開いた。
「…あら? お目覚めになったと思ったのですけれど…、また眠ってしまわれたのかしら」
聞いたことのある声…、誰だ? 女性の声のようだが、思い出せない。
「う〜ん、起きてくださいませんか? でないと、その目縫い付けちゃいますよ」
「そりゃあ、怖いな」
「あら? 起きてらしたんですか。なぜ寝たふりをなされましたの?」
目を開ければ、どこかの令嬢だろうか、たおやかに微笑む少女がいた。
ただその纏う雰囲気は真逆の、先ほどの言葉のように鬼気迫るようだった。
569 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 03:29:45.89 ID:nZTV.PI0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
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黒を書こうと思ったら、なんかヤンデレ令嬢っぽいものに。しかも中途半端だし…
よし、今更だけど、いいかげんに消えるか。
570 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 12:00:30.57 ID:FMsithQo
乙乙
571 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/20(土) 20:06:09.15 ID:waNNnRAo
あの甘えんぼさんを今までほったらかしにしていたからどんどん大変なことに・・・
572 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 16:58:30.52 ID:gSVqk4M0
なん…だと…
>>569消えたらもう書き手が居なくなるな…
573 :568の続き? [sage]:2010/11/22(月) 01:46:15.30 ID:B./4HeE0
さて、どう答えたものか。下手に冗談めかすとまずい気がするが……
「…どう、なさいましたの? そんなに見つめられると恥ずかしいですわ」
「あぁ、失礼。なにぶん此処がどこだかわからなくてね。ちょっと考えごとをしてたんだ」
「まぁ、それは気が付きませんで。ここは私の別荘ですわ。人里からは離れてますのでご安心くださいまし」
ふむ、鬼気迫る感じも消えているようだし、敵意は持たれていないのか?
しかし人里離れた別荘ねぇ…、そんなもの持ってる知り合いは……黒、か? そういえば最近見なかったが。
「あの、他にもなにか?」
答えを返さないこちらを訝しんだのか、首を傾げる少女。すこし不穏な空気を感じるが、さて…
「申し訳ないが名前を教えてくれるかな。さすがに、こんな拘束をしてくる相手に心当たりは無いんでね」
「…………」
やはり、と言うべきか、また鬼気迫る雰囲気を纏い始める少女。相変わらず嫌な予感だけは当たるようだ。
「なぁ黒、だんまりではなく理由が聞きたいんだがな」
「…理由? それより、なんで恋人の名前を忘れた振りするんですか、酷いですよ」
「あぁ、すまない。まさかこんなことをするとは信じたくなくてな。よく似た別人だったら良いなと思ったんだ」
「ゑ!? そんな…、赤さんはこんなことする人はお嫌いですか」
「さて、何の理由もなしにされるってのは嫌だが…。とりあえずこれをはずして、理由を教えてくれないか」
「あっ! ごめんなさい、はずしますね」
慌てたように鎖をはずし始める黒。
お嫌い…ねぇ。恋人って言葉もそうだが、どうやら彼女の中では付き合っていることになっているようだ。
しかし、そんな事実は無い。中身が女性と知っているのが俺と長官だけだということもあって
色々と手助けはしたが、それも他のメンバーにバレないようにしたぐらいで好意を持たれることでもない。
にもかかわらず、こうして鎖をはずしておずおずとこちらを見るには叱られるのを怖がるような
それでいてきっと許してもらえるだろうと、こちらの優しさを疑わない幼子のようだ。
「ありがとうな。それで、こうした理由を教えて欲しいんだが?」
ぽんっと、頭をなでながら訊けば警戒する様子もなく、むしろ嬉々として話しだした。
574 :568の続き? [sage]:2010/11/22(月) 01:47:31.21 ID:B./4HeE0
「あっ! それはですね、赤さんのためなんです」
「…俺のため?」
「はい! だって赤さんいつもみんなに虐められてるでしょう。青さんには何かにつけて怒られて、黄さんにはスパーリングだなんていって殴られて、赤さんが女の子に手を挙げられるはずがないのに。桃さんには雑用を押し付けられて、そのうえ色々と買わされてますし、緑さんには危ない薬品の実験台にされて…。あの人たち赤さんが優しいのにつけこんで酷いですよね。でも、赤さんもいけないんですよ? 嫌なことは嫌って言わないから。あぁ、でもそんなこと言ったらまた虐められちゃいますものね。もう、本当に嫌な女たちですわ! でも、もう大丈夫ですよ。ここを知ってるのは私以外にはお父様たちだけですもの、あんな性悪女は近づくことだって出来ませんから。テレビとかはありませんけど、二人きりなんですもの必要ありませんわよね。私、畑仕事とかしたこと無いのですけれど、頑張って覚えますから教えてくださいましね。ご飯も、洗濯も、掃除も一生懸命いたしますわ。よ、夜のほうも頑張りますから、いっぱいこ、子作りしましょうね。あ、でもあかちゃん産むとしばらくはかかりきりになりますから、その時だけメイドを雇いましょうか。浮気しちゃ嫌ですよ? って、赤さんがする訳無いですよね、ごめんなさい、許してくださいましね。えっと、それから……」
……さて、どうやって逃げようか。変わらず話し続ける黒の将来設計を聞きながら考える。
メイドを雇うと言っていたから、なんらかの連絡手段はあるようだが触らせてくれるとは思えないし
此処の場所もわからない。人里離れているらしいから、どこか奥地なんだろうか? さすがに私有島となると厳しい。
畑仕事と言うからには外には出してくれるようだが、容易に逃げられる場所でないということだろうか。
もしくは、そのための仕掛けを…、最悪俺の身体に埋め込んでいるか。
なんにせよ、時間は無いな。こういう手合いは下手に機をうかがっていると手遅れになってしまう。
とはいえ、情報は足りないし…、緑か怪人に連絡が付けば場所を割ってくれるだろうから
まずはそこからか、さすがに衛星まで欺けないだろう。
「……ん。…さ…ん。赤さん!」
「ん? あぁ、すまない。ちょっと赤ん坊の名前を考えててな」
考え事に耽りすぎたか、黒が怒りをあらわに睨んでいたが、赤ん坊の名前と聞くと途端に相好を崩した。
「やぁ、もう気が早いですよ。でも…、そんなに言うんだったら今夜にでも…」
「そうだな、悪かった。日が高いうちからってのは駄目だな、すまん」
「そ、そんなこと。なんでしたら今からでも!」
「いやいや、無理はしないでくれ。ちゃんと我慢するさ」
そうですか、とやや不満そうに。それでも、どこか嬉しそうにやっぱり優しいですねと言って引き下がる。
575 :568の続き? [sage]:2010/11/22(月) 01:49:26.36 ID:B./4HeE0
…危なかった。しかし、この調子だと離れてくれる可能性は無いな。本当にどうしたものだかな。
(……か。…あ…か。…赤)
!? この声は桃か。となると……
「だからですね、やっぱり間は三年か四年ぐらい空けたほうが良いんじゃないかと…」
「っと、すまんが黒。実はそろそろ腹が限界でな。なにか食べれるものがあると助かるんだが」
駄目押しで腹の虫を聞かせると、すいませんと一言。あわてて部屋を出て行った。
無駄な特技だと思っていたが意外なところで役に立った。
「さてと、ここにいるのか桃?」
つとめて静かに、独り言にもならないように。
「えぇ、ベッドの下にね。ったく、えらい好かれようね」
こちらもまた幻聴かと思うほどひそやかに。それでも、さながら空気のように消されていた気配は元通りに。
「勘弁してくれ。それで、ついて来てくれたってことは、場所はわかるのか?」
「わかるわよ。ただ、連絡を取るのは難しいわね。島全体にジャマーって言うのかしら? あれがかかってるわ。
あぁ、ちなみに本土からヘリで二時間ちょっとかかったわ」
「ふむ、そりゃ絶望的だな。そしたら此処に配備されてるやつらはどれぐらいいる?」
「確認した限りではこの屋敷に六人。ジャマーの施設に七人、そのうち技師が三人。
あとは犬が十二、三頭ってところかしらね。どれも一流だと思うわ、少なくとも黒服達を参考にしちゃ駄目よ。」
「その施設ってのはどんな具合だ」
「島の端に在るから、私だと大体走って三十分ぐらいかしらね。でも途中遮るものが無いからまずバレるし、犬も多いから少し厳しいわ。
ただ発電施設や連絡口も担ってたから、制圧できれば逃げれると思っていいんじゃない」
さすが、と言うべきか。こちらが気絶している間にかなりの部分を調べてくれたようだ。
それにしても、随分と面倒くさいことに。一度、社会見学だって言って敵に組織に放り込まれたとき以来だ。
「…そうか。ところで、俺の身体になにかされてたか?」
「いいえ、何もされてないわよ。強いて言うならその鎖をつけられたのと服を換えられたぐらいね」
「なるほど、ならまずは服だな。黒には悪いが、見敵必殺な感じでいくか」
「あら? ずいぶんと荒っぽいのね。普段とは大違いじゃない」
「……ひとつだけな、先代の時に叩き込まれたことがある。やると決めたら容赦するな、ってな」
「あらまぁ、そしたら私は裏方に徹したほうがよさそうね」
クスクスと笑ってベッドの下から出てくる桃。昨日の服装のままだが、少しは寝ていたのか動きに怪しいところはないようだ。
迷いが見えないのは、残業につきあいすぎて裏方に慣れてしまったからか。
戸を叩く音。どうやら黒が戻ってきたか。桃を見れば了解と頷く。
「あの、赤さんご飯を持ってきたのですけれど…開けていただいてよろしいでしょうか」
「あぁ、いま開けるよ」
さてさて、それじゃあ全力で逃げるとしますかね。
576 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/22(月) 02:00:03.40 ID:B./4HeE0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

消えるとか言ってたのに書き込んですまない
>>568が中途半端すぎたんで、終わりまで追加させてくれ
最後まで雰囲気も違うもの投下してすまん
あと黒も悪い子になってしまって申し訳ない
じゃ、改めて今までありがとね

577 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/22(月) 02:03:46.24 ID:i9tl4Sco
マジで消えてしまうんかい・・・
乙でした
578 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/22(月) 11:48:49.97 ID:IDMGNTs0
初期から居るが
昔は書き手3,4人位居たんだがなあ…
もう終わりかな
579 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 12:02:10.29 ID:3JxFOIEo
黄と青もヤンデレだったなーとしみじみと・・・
580 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 17:44:23.02 ID:NqjVEVso
金「赤、ジャマするぞ。・・・ん?」ガララララ

赤「あ、金さんいらっしゃい・・・」

青「金さんこんにちわ。赤、コーヒー淹れてくれ」

赤「ちょっと待っててください。今入れますから」

黄「あかーーー!トレーニング疲れたからマッサージしてぇぇ!!」

赤「そ、そんな大きな声ださない・・・」

緑「赤、これ・・・」スッ

赤「ちょ、ちょっと今日は・・・」

桃「ちょっと赤ーー!スイーツ買ってきてって言ったのになんで無いのよーー!!」

赤「買ってきておいしくないって言ったの桃じゃ・・・」ゼェゼェ

金「おぬしらいい加減にしろーーー!!」

全員「!!?」ビクッ
581 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 17:52:02.55 ID:NqjVEVso
金「赤!今すぐおぬしは自分の部屋に行って安静に寝とれ!!」

赤「・・・!な、何を・・・」ゼェゼェ

金「・・・」ピタ

赤「あ・・・!」

金「・・・38.6℃といった所じゃ。今すぐ寝ろ、わかったか!」

赤「・・・!で、でもへいき・・・」フラフラ

金「・・・・・・」

赤「・・・あ・・・」バタ

全員「赤!?」

金「青!今すぐお主は近くのコンビニに行ってスポーツドリンクを買ってこい!」

青「は、はい!?」

金「緑と黄は濡れたタオルと薬を持ってくるのじゃ!」

緑「り、了解・・・」
黄「あ、あわわわわ」ドタバタ

金「桃は赤を部屋までつれていけ!布団に寝かせるのじゃ!」

桃「は、はぃぃぃ!?」
582 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 17:53:44.31 ID:jG/Jk1Y0
wktk
583 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 18:00:20.93 ID:NqjVEVso
――――――

―――


赤「あ・・・」パチ

金「目が覚めたかの」

赤「金さん・・・あー、俺、倒れちゃって・・・」

金「無理しすぎなのじゃ」ピタ

赤「あ・・・」

金「37.1℃か、まあ、概ね大丈夫じゃろう」

赤「今、何時ですか・・・」

金「午後6時過ぎじゃ」

赤「そ、そんな時間!?晩ごは・・・」ガバ

金「病人は寝ておらんか!」ドサ

赤「で、でも・・・」

金「あの我が儘娘共にはしっかり説教しておいたわ。だから今日はゆっくり寝ておれ」ニコ

赤「・・・はい・・・」
584 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 18:04:02.65 ID:NqjVEVso
赤「・・・」スースー

金「何時までたっても子供じゃのう、赤」ナデナデ

金「仲間は頼ってこその仲間じゃ」ナデナデ

赤「・・・・・・」スースー

金「お主だけ頑張っても、仲間とは言えぬのじゃぞ?」

金「・・・おぬしは少し頼らなすぎじゃ」

赤「・・・」スースー

金「さて、お主を見ていたら我も少し眠くなってきたの」

金「ふふ、少し隣にお邪魔させてもらうかの」モゾモゾ
585 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 18:05:10.39 ID:NqjVEVso
__
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


           ∧_∧          /⌒ヽ   _,,-''"
      ‐――と(´・ω・`)       _  ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
        ― ‐/  と_ノ          / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
          / /⌒ソ      (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'
         -'´         _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ
586 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 18:23:16.23 ID:jG/Jk1Y0


金さんをナデナデしたい
587 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 18:46:48.96 ID:3JxFOIEo
むしろナデナデされたい

がナデナデしたくもある
588 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 22:35:47.90 ID:NqjVEVso
赤「んぅ・・・」ポケー

赤(温かい・・・)ギュ

赤(それに・・・いいにおい・・・)スンスン

赤(すべすべの髪の毛・・・)ナデナデ

赤「・・・うん!!?」ガバ

金「・・・なんじゃ、気持ちよく寝てたのに騒々しいのぅ」ムク

赤「きき、金さん!?なんで俺の布団の中に・・・」

金「ふぁぁ・・・なんじゃ、そんな事か。いやなに、お主を看病してたら我も眠くなってのぅ・・・それだけの事じゃ」

赤「だだだだだからって一緒の布団に・・・」

金「なーんじゃ、我と寝るのは不服かの?」

赤「そ、そうじゃないですけど!」

金「なーに、女に慣れる為の経験とおもっておけ。ほれ、わかったら早く寝ないか病み上がり」

赤「寝たら金さんも寝るでしょう!?」オドオド

金「当たり前じゃろ?・・・お主、今何時だと思っているのじゃ?」キョトン

赤「え・・・」

 
時計「午前3時だけど寝ろよ」


赤「・・・」

金「のぅ?お主は今夜は我と寝るしか道はないのじゃ。わかったら早く我の湯たんぽにならんか」モゾモゾ

赤「・・・えぇ〜〜」
589 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 22:41:34.97 ID:NqjVEVso
――――――
――――

――


赤「・・・ん」パチ


時計「朝8時だ起きろ」


赤「・・・・」モゾ

金「・・・」スヤスヤ

赤(結局一緒に寝ちゃったんだよなぁ・・・。いつも一人寂しく寝ているせいなのかあったかくてすごいよく眠れたけど)

赤「・・・金さん朝ですよ、離して下さい」ポンポン

金「んぅ・・・あと数分寝かせぬか・・・」

赤「何処の学生の言葉ですか・・・もう、寝坊しちゃいましたよ」ハフゥ

金「んぅーー」ギューー

赤「もう、離してくださいって。朝ごはん急いで作らなきゃ・・・」

ガチャ

青「赤、起きたのか?・・・昨日は無理させて本当にすまなk・・・・・・・」

赤「・・・」

金「ふぁぁ〜」

青「・・・」
590 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 22:50:20.54 ID:NqjVEVso
赤「青さん・・・?これは誤解・・・っていうか銃をなんで持ってるんですか!?違いますって!これは誤解ですって!!」

青「ほう・・・申し訳なかったと思い朝ごはんをお前の為に作ってやって、朝起こしに行ったら金さんと幸せそうに抱きしめあって寝ているお前の何処が誤解だというんだ?」チャキ

赤「ちちち違いますって!」

金「なんじゃ、赤は我と一緒に寝れて嬉しくなかったのか?ショックじゃのぅ」

赤「いや嬉しくなかったかと聞かれると嬉しかったわけですがそれとこれとは」

青「ほーぅ、やはり誤解では無い様だな赤。いいんだぞ今日もう一日寝ていることにするか?」

赤「ままま待ってくださいって!話を聞いてくださいって!」ワタワタ

金「まったく、目が覚めてしもうたわ・・・先に朝食食べに行っておるぞ?」

赤「金さん!?当事者が何処へ!?」

青「赤ぁー?ゆっくり話してもらおうか?」ゴゴゴゴゴゴゴ



キサマノカラダニナーーーーー!!!ギャーーーーーオチツイテクダサイアオサン!!ジブンビョウニンナンデスヨ!!?モンドウムヨウダバカーーーー!!

ガシャンゴシャンバゴーーン!!


金「まったく、本当に落ち着きがない基地じゃのう・・・。む?青め・・・味噌汁の味噌は入れすぎるなと昨日散々教えたのに・・・。コレではしょっぱ過ぎるわ」

591 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 22:51:30.94 ID:NqjVEVso
_
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


     ∧__∧≡=-               /⌒ヽ   _,,-''"
    (    )┐≡=-          _  ,((.;.;)ω;),-''";  ;,
     と´_,ノ゙ヾ.≡=-             / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
     (´ ヽ、 \≡=-       (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'    
      `ー' \__)≡=-    _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'         d⌒) ./| _ノ  __ノ
592 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 23:23:27.67 ID:Vr4lMVQo
乙乙
この金は確信犯でやってるだろうwwwwww
593 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 23:28:33.70 ID:3JxFOIEo
当然風邪もうつされてるんですね分かります

ご老体だから不安だ
594 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/27(土) 23:55:38.23 ID:9H.tvcoo
赤のアルバムが出てきた
どうも、前の戦隊の時の写真らしい


黄「すっごーい、赤って昔はちゃんと戦ってたんだー!」

桃「今とは大違いねー」

緑「武器・・・タオルじゃない・・・」

青「まあ、大体はタオルが武器というよくわからない設定のせいなんだがな・・・」

黄「この時は男の人もしっかりいたんだー。ね、見て見て!この黄色い人、いかにもって感じ!」

緑(・・・緑・・・マッチョ・・・)

桃「あら、やっぱ桃は女性のようね。やっぱヒロインの色だからかしら?」

青「青はいたって普通・・・ん?」ペラ

黄「およ?」

緑(マッチョ・・・マッチョ・・・)

桃「あら?」


赤と楽しそうに肩を組んでる金髪の女性の写真


黄「誰だろう・・・すっごい綺麗・・・」

緑(マッチョ・・・マ・・・)「おっぱい!?」

桃「反応するなおっぱい星人」

青「・・・??何処かで見た気もするんだが・・・」
595 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 00:01:40.34 ID:WxFJBfMo
青「確かこのときのリーダーは赤じゃないな?」

黄「そーだよ?金さんだったって話だよね」

緑「おっぱいおっぱい!!」

桃「落ち着きなさい!!」ガン

青「・・・まさかな・・・」

黄「・・・まさかねぇ・・・」


金『お茶ぐらい出さんか!』ロリーン


緑「・・・グスングスン」

桃「あ、謝るから泣き止みなさいよ・・・強く叩きすぎたって・・・」アセアセ




青(ありえる・・・な)

黄(不思議じゃないかも・・・)

緑(巨乳→ロリ・・・?巨乳→ぺったんこ・・・?ってことは・・・ぺったんこ→巨乳も可能・・・!?・・・・・・!!!!)

桃(不気味なくらい静かになったけど・・・泣いてないならいいや・・・)





緑「フヒ!!」

桃「!?」ビクッ
596 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 00:09:19.87 ID:WxFJBfMo
金「最近、年を取ったとよぅ感じるようになったわ」

長官「いきなりだな」

金「日々が早く感じるのじゃ。それに、ふと気付けば昔を思い出しとる」

長官「昔、ねぇ」

金「・・・何か言いたそうじゃな」ズズズ

長官「いや、お前は若返ってるとしかなぁ・・・」

金「この体のことかの?」

長官「あぁ」

金「これはヒミツじゃ。ふふふ」

長官「お前とはもう長いが、そればっかりは教えてくれないんだな」

金「まぁ、コエ○マの様なものだと考えればよい」

長官(で、俺がジョ○ジュってかい・・・)

金「それより、茶が切れてしもうた。淹れなおしてくれ」

長官「自分で淹れろよな・・・」ヤレヤレ
597 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 00:10:15.99 ID:WxFJBfMo
__
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


           ∧_∧          /⌒ヽ   _,,-''"
      ‐――と(´・ω・`)       _  ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
        ― ‐/  と_ノ          / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
          / /⌒ソ      (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'
         -'´         _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ
598 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 02:13:13.46 ID:ULKLXVUo
乙、おっぱい成人の緑とかなつかしすwwww
599 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 10:00:15.89 ID:UhuU.jMo
一時期見境なかったよな
挙句赤の尻まで対象にし出したし

金さんそのうち胎児まで戻ったりしないだろうな・・・
600 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/08(水) 03:07:56.87 ID:wZ2eMcI0
OK、600ゲット。
          ∧_∧
     ∧_∧   (´<_` ) 流石だな青者
  (´_ゝ`)   /   ⌒i ところでなんでageるんだ?
    / 青 \     | | 
   /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ | |
 __(__ニつ / FMV  / .| .|____
     \/____/  (u ⊃

なに、こうすれば新しい作者が
来るかもしれないだろう。
           ∧_∧            
    ∧_∧    ( ´_>`) そうだな、いい加減
   (´_ゝ`)  /   ⌒i   空気はやめたいよな
   / 青 \      | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/  | |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/  (u ⊃


それは私が空気だと言いたいのか
毎回出られるからってイヤミかゴラァァァ!!!
    \\\
   (⌒\  ∧_∧
    \ ヽヽ(´_ゝ`)
     (mJ   ⌒\
     ノ ∩青 / /
    ( |.|∧_∧  OKOK!!
  /\丿 |(  ;) 青者は空気じゃなかった!
 (___へ_ノゝ __ノ  謝るから落ち着けって!!

まぁ組織の連中のほうが
空気だがな!!!
      ∧_∧
     (´_ゝ`)  
     (m9   ⌒\ 
     ノ ∩青 / /
    ( |.|∧_∧
  /\丿 |(   )  何キメてるんだ青者
 (___へ_ノゝ__ノ
601 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 03:12:36.78 ID:wZ2eMcI0
Oh…
AAがずれまくりだよコンチクショウ…orz
602 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/08(水) 03:30:56.57 ID:lE3GzFAo
次のお祈りメールが来るまでぼくは書きません
603 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/20(月) 02:27:49.69 ID:ygD9ucU0
>>602
ところで、お祈りメールってなによ?
604 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/20(月) 17:45:00.60 ID:9LjnbyMo
>>603
就職難なんです
もう貰ってますもう少しまってね
605 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 00:12:00.31 ID:.aoN3O20
>>604
そいつはすまんかった。
当たり障りのない言葉で申し訳ないが、がんばってくれ。
606 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:04:07.37 ID:p21F9160
明けましておめでとうございます


今年中に終わるかなこのスレ
607 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:34:33.19 ID:2H89Idwo
あけおめ
流石に終わって欲しい
608 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 06:27:19.37 ID:aBSxynAo
あけおめ
書き手いないし、仕方ない
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:06:51.41 ID:/TWElUIo
書き終えたネタが消えていた時の消失感といったら
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:29:04.98 ID:/TWElUIo
金「ジャマするぞ」ガチャ

雑魚A「およよ!これは珍しい!金さんなんだぜ!」

雑魚B「本当に久しぶりのお客さんなんだぜ!」

首領「わーい!金さんなのー!」ダキッ

金「これ、いきなり抱きつくでない」ナデナデ

女幹部「金さん、こちらに来られるなら連絡してくれればお茶を用意しましたのに・・・」

金「あぁ、気にせんでよい。久しく顔を見たくなっただけでの。元気そうでなによりじゃ」

雑魚AB「「元気なんだぜ!」」

女幹部「ええ、相変わらずです。お茶淹れてきますね」

金「うむ、ここで飲む茶は久々じゃからの・・・うん?」

怪人「・・・」

金「おぉ、そこに居ったのか怪人」

怪人「お、お久しぶりで・・・」

金「ほっほっほ!主も変わらぬよのぅ!まだ我が怖いか」

怪人「イ、イエ・・・」ビクビク



雑魚B「怪人さん何があったんだぜ?」ヒソヒソ

雑魚A「なんでも、顔面の骨格が変形するくらい殴られたらしいぜ・・・」ヒソヒソ
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:40:12.52 ID:/TWElUIo
男幹部「・・・」

金「ふむ、誰か足りんような気がするのぅ」

男幹部「・・・ここに居ますが・・・」ポツーン

金「んーー」キョロキョロ

男幹部「あの・・・」

金「気のせいかの」

女幹部「お茶とお菓子入りましたよー」

金「うむ、今行くぞよ」

首領「わーい、羊羹なのー!」パタパタ

雑魚A「羊羹なんてよくあったんだぜ!」

雑魚B「結構高級なんだぜコレ・・・」
―――
――

首領「金さんなんでまだちっこいのー?」パクパク

金「ふふ、これは大人の女の秘密というものじゃ」

雑魚A「昔の金さんはナイスバディだったんだぜ」ヒソヒソ

雑魚B「ほ、本当なんだぜ!?写真が見たいんだぜ!」

雑魚A「俺のアルバムにあるんだぜ」ヒソヒソ

雑魚B「なん・・・だと・・・」

雑魚A「2万」

雑魚B「買った」グッ

女幹部「なーに話してるんですか!」ゴスッ

雑魚A「ばふん!」メシャッ

雑魚B「ばすたぶ!」メゴッ

金「ほっほっほ、よいよい。妖美な女性には男は弱いと言う物じゃ」

怪人(綺麗な花には棘があるって人だったな)

男幹部「・・・・」ポツーン
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:47:08.77 ID:/TWElUIo
金「ところで女幹部よ」ズズズ

女幹部「はい、なんでしょうか?」

金「赤の部屋にあったの・・・お主じゃな?」

女幹部「は、はいぃぃ!?なんの話かささあささっぱり・・・」

金「まったく、侵入する勇気があったら面と向かって言えばいいのじゃ」パクパク

女幹部「ハッ、そういえば最近写らなくなったと思ったら・・・」

金「あぁ、あのカメラは全て取っておいたぞ。ホレ」バラバラ

女幹部「・・・」ポカーン

金「まったく、ばれなければ良いなどと言う考えは違うんじゃぞ?こんな事される赤はいい思いなど・・・聞いて居るのか?」

女幹部「あ、あわわ・・・」アタフタ

雑魚A「こんな女幹部さん初めて見るんだぜ」

雑魚B「だぜ」

女幹部「あああああ赤さんにはこの事を・・・」

金「言う訳なかろう、たわけ」

首領「怪人さんこれなんなのー?」

怪人「首領は知らなくていいことです・・・」

金「よいか、こんな事をしてる内は自分の思いなぞ絶対に・・・」

ビービービービービー!!
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:51:38.54 ID:/TWElUIo
金「なんじゃ?騒々しい」

女幹部「これはこの付近で私たちの敵が現れた情報をキャッチした時の警報です。滅多にならないのに・・・」

雑魚A「今日はヒーローは来ないハズなんだぜ」

雑魚B「そのはずなんだぜ」

怪人「・・・第三者の介入か!?」

ビービービー

女幹部「モニターに通信!?男幹部さん!」

男幹部「解ってます!モニターに映します!」

ブゥゥゥン
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:52:02.91 ID:/TWElUIo
今日はここまで
お祈りメールが来るまでさようなら
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 02:01:02.56 ID:RiZ9F4Mo
男幹部の扱いがwwwwwwwwwwwwww

お祈りメールじゃなければいいな
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 15:55:22.55 ID:uJkPYVgo
乙乙、怪人のつっこみやフォローが妙に坪ったww
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:02:13.07 ID:SmlFK+qNo
このザマですよ・・・もう生きるのやめたい
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:02:47.29 ID:SmlFK+qNo
ちょっと続きは明日以降に書きます
もう今日は何も考えずに寝たいです
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 23:03:26.29 ID:QYm3E18Fo
てs
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/18(火) 04:32:55.76 ID:+OZKaTNAO
桃「ちょ、ちょっとぉ、そんなに落ち込まないでよっ!」
黄「そうだよ! まだ何もかもが終わりってわけじゃないんだからっ!」
青「あー……その、なんだ……応援、してるからな」
黒「青さんなんでそこで照れるんすかwwwwwwwwwwwwwwwwww」
緑「……フレーフレー」
白「望みを棄てないでくださいね?」
赤「そうだぞ……俺みたいにはなるなよ……」
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/18(火) 08:04:16.27 ID:0cTI+5Roo
世は受験シーズンか

センター試験は終わったんだっけ?
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/31(月) 12:33:58.77 ID:W5mGQ0IE0
書き込めっかな
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/07(月) 19:59:11.64 ID:u2RqNqbo0
桃「よ〜し、いっくわよ〜」

黄「あ〜い! 早くはやくぅ」

桃「鬼は〜外!」

黄「はむっ!!」

桃「福は〜内!」

黄「にゃっ!? 待って、まって!」

桃「なに言ってんのよ。ほ〜ら、どんどんいくわよ〜」

黄「ぅ〜、にゃぁー!!」

桃「猫化しても駄ー目。ほら、鬼は外!」

青「…いったい何してるんだ、二人とも?」

桃「なにって、黄が歳の数だけじゃ足りないって言うから」

黄「おに役やったら、もっと豆食べれるかなぁって思って」

青「いや別に変わらな…って。あぁ、それで投げた豆を口で捕ってたのか」

黄「うん! なのに桃ったらひどいんだよ。ぼくが食べてるあいだに次のなげるんだもん」

桃「なによ、早くって急かしたのは黄でしょ」

黄「む〜、だってだってぇ〜」

青「あまりいじめるなよ桃。というよりも、恵方巻じゃ駄目だったのか?」

黄「えほうまき?」

青「……桃?」

桃「さて、そろそろ赤の方も作り終わったかしらね〜」

青「はぁ〜、やれやれ」

黄「ん? え、えっと、あれ?」
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/08(火) 20:19:45.29 ID:CqRja5ID0
>>623


久々にSSを見れて嬉しい
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/16(水) 21:31:26.93 ID:ztO6g4x50
赤「なんで、雪かきを、俺一人で、やらにゃ、いかんのじゃ! っと、これで粗方終わったし戻るかな」

桃「あら、もう終わちゃったの?」

赤「んだよ桃。戻ってきちゃまずかったのか?」

桃「そういうわけじゃないけれど…、まぁ、遅かれ早かれ、逃げられるものでもないし…」

赤「なにブツクサ言ってるんだ」

桃「なんでもないわ。それよりも、リビングには覚悟してから行きなさい。あとコレ持っときなさい」

赤「コレって、胃薬? おい桃、って行っちまったか。しかし、覚悟ねぇ…」


赤(…なんだ、この臭いは? 桃が言ってたのはこれか、でもここ通らないと部屋戻れないしなあ)

ガチャッ

黄「あっ、やっと戻ってきた。もぅおそいよ〜」

赤「っあぁ、すまない。ところで、三人揃って何やってるんだ?」

黄「え〜、見てわかんないの?」

赤「いや、えーと…(見るからにヤバイ箱が三つあるが、やっぱりアレなのか?)」

青「なんだ本当にわからないのか。しょうがない奴だな、今日はバレンタインデーだろう」

緑「頑張って、作った」

黄「うん、きっとおいしいよ!」

赤「…そうか、ありがとう。じゃあ早速貰おうかな」

黄「あ、まって。ちゃんと手をあらってからだよ」

青「そうだぞ、嬉しいのはわかるが、衛生管理はきっちりな」

赤「あはは、そうだな、しっかりしないとな(ヤバイ! 腹を壊したときの言い訳が…)」
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/16(水) 21:32:33.41 ID:ztO6g4x50
黄「はい、さい初はぼくのからね」

赤「あぁ、いただきます(食べる前から、ほんのりカレーの匂いがするんだが、まさかなあ)」

黄「ど、どうかな?」

赤「…あ、ああ、美味しいよ。なにか隠し味でも入れたのか」

黄「うん! カレーもチョコレートもおいしいでしょ。だから合うんじゃないかなって」

赤「そうか、さすが黄だなあ(いや、その理屈はおかしい。ってか、カレーの味しかしねえぞこれ)」

青「ふむ、それじゃあ次は私のだな」

赤「…いただきます(見た目と匂いは、大丈夫だな)」

青「どうだ、赤はあまり甘いのが得意じゃないと聞いてな、ビターチョコなるものにしてみたんだが」

赤「……あぁ、おいしいよ(苦えぇぇぇぇぇ!!! いつだか喰ったカカオ99%並だぞこれ)」

緑「…最、後は、私、の」

赤「…うん、そうだな(もう、どうにでもな〜れっと)」

緑「…美味しい?」

赤「……(グッ!)」

緑「よかったぁ」

赤「(辛い通り越して、痛えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!なんで? 見た目も匂いも普通のチョコなのに!?)」

黄「え、えっと、それじゃあ」

青「うむ、全員のを食べたわけだしな」

緑「…誰、のが、一番…美味し、かった?」

赤「う、う〜ん、そうだなあ…、青のチョコかな(苦いけど喰えたし、チョコの味したし)」

青「はっはっは。そうか、やっぱり好みにあったものの方が美味しいものな」

黄「ぅ〜、次はもっとおいしいのつくるもん!」

緑「…研究、不足。次は、もっと、赤の好きな、味にする」

赤「(えっ、次もあるの?)」
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/16(水) 21:34:43.53 ID:ztO6g4x50
そういえば、一昨日はバレンタインデーだったらしいよ
別になにもなかったけどさ
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/16(水) 21:50:58.71 ID:WuCBlM9So

何をバカな。ただの平日だったぞ
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/02/16(水) 22:29:33.11 ID:sz6MHYN7o
バレンタインって何だ?一昨日は煮干の日だったはずだが

カレーが一番ましっぽいな
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/17(木) 12:19:54.41 ID:oHLQmgi8o
乙乙。チョコとして食わなきゃ黄のチョコが一番うまそうだな
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 02:58:01.50 ID:cHWDRWl2o
>>613の続き

バツッバツッジィィィーーー

男幹部「・・・映します!」

バチンッ

??『よお!お気楽悪の軍隊のみなさんよォ!』

雑魚A「・・・誰なんだぜ・・・?」

雑魚B「知らないんだぜ」

首領「あ・・・」

女幹部「首領、知っているのですか?」

首領「・・・半年前に、此処に入りたいって言ってきた覆面って人なの・・・」

金「ふむ」

覆面『お前たちが俺を無能って言うからよぉ!俺が有能だって事を思い知らせにきてやったぜ!』

首領「そ、そんな事しても何にもならないの!」

金「無駄じゃ。相手には聞こえん」

覆面『てめえらがチンタラ苦戦してる赤って奴は俺たちがひっとらえてやったぜ!』

赤『もがーーーーっ!!』

男・女幹部「赤さん!?」

雑魚AB・怪人「赤!」

金「・・・」

覆面『コイツを使ってヒーロー共の基地を潰した後、お前らの基地も貰ってやっからよ!!覚悟しとけ!』

覆面『じゃあな!!』

ブツッ

男幹部「・・通信、切れました」
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/02/19(土) 03:04:54.93 ID:cHWDRWl2o
雑魚A「ど、どうするんだぜ!?」

雑魚B「赤を助けるにも、場所すらわからないんだぜ・・・」

怪人「おのれ・・・」

男幹部「場所の特定は流石に準備が・・・」

金「首領、過去に奴らを蹴ったのじゃな?」

首領「・・・あの人たちは暴力しか考えてないの・・・パワーバランスを崩しかねない考えを持った人は、悪の組織には入らせれないの・・・」

金「ふむ」

女幹部「・・・・・・・男幹部さん」

男幹部「はい?」

女幹部「これを」スッ

男幹部「・・・このテープは?」

女幹部「先ほどのVTRの録画です。今すぐに特定しなさい」

男幹部「は・・・はい!?」ゾクッ

女幹部「ザコーズさん、怪人さん」

雑魚A・B・怪人「は、はい!?」ビクッ

女幹部「特定しだい即行動開始です。奴らの拠点を破壊しなさい。生死は問いません・・・」

女幹部「いえ、赤さんを死なせるような事になれば、貴方たちが死ぬものと思いなさい」

雑魚AB「ひぃ!?」ビクッ

金「落ち着かんか、女幹部」
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:12:12.49 ID:cHWDRWl2o
女幹部「・・・ですが!」

金「まったく、お主もまだまだじゃな。ヒーローの基地に通信を。あとマイクもじゃ」

男幹部「え・・・」

金「早くせぬか」

男幹部「は、はい!」カチカチ

ブィーン

『ああもう!こんな時に誰なのよ!!』

『通信って、通信って何処だっけ?』

『ここだ。皆少し落ち着け!』

『青も・・・あせってる・・・』

ピピピ・・・

青『・・・こちらヒーロー基地だが・・・って!金さん!?どうしてそちらに!?』

金「その様子ならそちにも連絡は行っているようじゃな」

黄『た、大変なんだよ!赤が!赤が!』

金「そんな事百も承知よ。緑は居るか?」

緑『はい・・・』

金「相手の場所は割れたかの?」

緑『B地区南東にある廃墟ビルから・・・でした』

金「ん、よろしい。突然の状況下でよく逆探知したの」

桃『金さん、状況は一刻を争うの!もう行かなきゃ!』

金「何を言っておる。お主らは基地で待機じゃ」

『はぁ!?』
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:21:22.81 ID:cHWDRWl2o
青『何を言ってるんです!?あの状況ですよ!?赤を見捨てるんですか!?』

金「そうは言っておらん。お主らは戦力外と言っておるのじゃ」

青『な・・・』

金「悪の組織と戦う際以外のヒーロースーツの着用は認められんのじゃ。解っておろう?」

青『で、ですが・・・!』

金「あのスーツは着用者の身体能力を大幅に高める能力がある・・・それを無くして奴らに立ち向かえるかの?」

青『ッ・・・!』

金「安心せい。ここは吾が出る」

青『金さんが・・・?』

金「あぁ。それに、お誂え向けに奴らのアジトの中に居るヒーローも居るし・・・な」

青『・・・』

金「・・・そんな顔するでない。老兵の戦いを見ていればよいだけのことじゃ」

緑『金さん・・・』

金「緑?何か?」

緑『あいつらの屋上に・・・スナイパーがいます・・・切り込めますか・・・?』

金「・・・ふむ、難儀じゃな」

青『・・・』
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:26:53.26 ID:cHWDRWl2o

青『・・・金さん、私も出ます!』

金「青、だから・・・」

青『私の武器は銃です!援護射撃くらいは出来ます!!』

金「・・・我がままじゃな」

青『行かせてください・・・』

金「・・・やれやれ、吾も押しに弱いのう・・・」

金「・・・スーツ未着用での銃の使用は・・・?」

青『一度だけ・・・』

金「極力離れた所で屋上のスナイパーだけ倒せればよい。できるか?」

青『やります・・・!』

金「・・・目的地の近くには大きなデパートがあったのう。そこでやるのじゃ」

桃『ち、近いって・・・あそこから目的地まで結構あるわよ!?』

黄『青・・・できるの・・・?』

青『・・・出来ます』

金「よかろう、青はスーツ未着用で出撃!他は基地の守備じゃ!以上!」

青『了解!』

ブチッ
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:28:52.88 ID:cHWDRWl2o
女幹部「金さん、コレは私たちの失態です!わざわざ金さんが出なくても・・・」

雑魚A「そ、そうなんだぜ、無理しなくても・・・」

金「お主たちの失態とか、そういう事ではないのじゃ」

女幹部「え・・・」




金「コレは、ヒーローの仕事じゃ」ニコ





637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:33:24.12 ID:cHWDRWl2o
アジト内

赤(ひい、ふう、みい・・・)

赤(今確認できるのは5人位か・・・)

赤(・・・おそらく10人以上はまだ居るな。よく集めたもんだ)

覆面「よぉ、兄ちゃんあまりキョロキョロすんなよ」

赤(・・・)

覆面「・・・てめえに恨みはねえよ。だがな、死んでもらうぜ。後々な」

赤(基地は・・・大丈夫かな・・・)

638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:39:55.09 ID:cHWDRWl2o
アパート屋上

青「・・・着いたけど・・・遠いな・・・」

青(あんなに遠い的を当てれるのだろうか・・・)

金『着いたかの?こちらはいつでもいいぞ』

青「は、はい・・・!」

金『頼むぞ。お前がしくじったら色々不味いからな』

青「は、はい!」


青「・・・ふぅー」

チャキッ

青(私の特別製のハンドガンの射程としてはギリギリか・・・)

青(スナイパーライフルなんて無いから仕方がないが・・・)

青(風が・・・!)

青(・・・ミスしたら、赤が死ぬ・・・!)

青(させるものか・・・!)

青(じゅ、銃身がブレて・・・)




金『・・・青』
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:44:46.62 ID:cHWDRWl2o
金『怖いか?』

青「な、何を!?」

金『強がるでない・・・生死に関わる戦いなのじゃからな』

青「・・・」

金『お主のような若い女子が、こんな事をしてはならぬのじゃがな・・・』

青「・・・こわ・・・い、です・・・」

金『・・・そうか』

青「でも・・・でも・・・」

青「赤を失うほうが、もっと怖い・・・!」

金『・・・青。お主なら出来る』

青「・・・」

金『出来るとも。お主しか、赤を救えないからの』

青「・・・金さん・・・」

金『救うのじゃ。赤を』

青「・・・はい!」
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:48:12.43 ID:cHWDRWl2o





青「・・・」チャキ





青(屋上に3人、スナイパーライフル3機・・・)






青(・・・見える)






パァン!!
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:52:37.90 ID:cHWDRWl2o
アジト内

「覆面様!屋上のスナイパー部隊から襲撃があったと!」

覆面「何ぃ!監視は何をやって・・・!」

『な、なんだアイツは!あの距離から的確に銃だけ・・・うわぁ!?』バキィ

『そ、狙撃銃が全てやられました!』

覆面「な、なんだと・・・」

ボゴォォン!!

覆面「何の音だ!」

『ば、バケモノだあの女・・・ギャァァア!!?』

『バケモノとは麗しい乙女に対して失礼じゃな・・・』

バキャ

覆面「・・・こ、こんなことが・・・」
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 03:55:06.83 ID:cHWDRWl2o
青「うぅ・・・!」ズキ

青「肩が・・・使い物にならなくなったかもな・・・」

青「・・・」



青「これは借りだからな、赤」


青「めいいっぱい、構ってもらうからな・・・」


青「く、ゥ・・・」


青「金・・・さん・・・」ガクリ
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:04:58.37 ID:cHWDRWl2o
ボコォン!!

金「温い警備じゃのう、覆面とやら!」

覆面「動くんじゃねえ!」

赤「・・・」

覆面「動いたらコイツの首がグサリ、だぜ・・・」

金「やれやれ、よくあるパターンじゃ」

チャキチャキ

「へへへ・・・」

「くくく・・・」

覆面「大人しく蜂の巣になるか、コイツの死か選びな」

金「どっちもご免被りたいのぅ・・・痛いのは嫌いでの・・・」

覆面「てめえ!立場わかってるのか!?」

金「解ってないのは貴様のほうじゃ」

覆面「なんだと!?」

金「赤!」ヒュバ!!

覆面「うわぁ!!?」

ブチブチ

赤「金さん!」パシッ

赤「こ、これは・・・」

金「責任は吾が持つ。使うがよい」

「てめえええええ!!」

「撃て、撃てぇぇぇぇ!!」

ドンドンドン!!

パンパンパン!!

赤「金さん!」

金「案ずるな」ヒュン

「よ、避けやがった・・・」

「あんな動き・・・人間が出来るのかよ・・・」

覆面「くそ、くそ、てめえら!この二人を殺せぇぇぇえ!!」

金「懐かしいのう、赤よ。お主と背中を預けあうのは何年ぶりか」

赤「・・・でも、今でも鮮明に思い出せます。あの時の思い出は」

金「・・・そうか」
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:13:16.25 ID:cHWDRWl2o
「うわああああ!」

「ひぃぃぃぃ!?」

「た、助け・・・」


バキ、ドカ


赤「・・・大丈夫です、金さんの相手は全員生きてます。・・・・・・・・・一応」

金「生きていればよし。終わりかのう」

覆面「く、くそ・・・」

赤「これ以上抵抗するのなら・・・」


覆面「うらぁ!!」ビュン

赤「うおぁ!?」

金「ふん!」ガン

覆面「く・・・そ・・・」ガク

赤「・・・お前、少しヒーローを舐めすぎだぞ・・・」

金「聞こえておらぬと思うぞ」

赤「金さん・・・」

金「ぬ?どうかしたかの?」

赤「ごめんなさい・・・無理させてその姿に・・・」

金「良いというものじゃ。たまにはこの姿にならねば訛るというもの」

赤「ですが・・・」

金「・・・お主のためなら、なんとやらじゃ」

赤「・・・金さん」

金「まったく、お主は変わらぬのう」ギュ

赤「き、金さん!?」
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:18:01.51 ID:cHWDRWl2o
金「ふふ、よいではないか。あと少しでもうこんな事は出来なくなるからな」ナデナデ

赤「・・・」

金「安心したぞ、赤」

赤「・・・ハイ?」

金「強くなったな、赤」ナデナデ

赤「・・・はいっ」

金「おぬしに、あの基地を任せてよかったと思える」

赤「・・・」

金「吾の自慢の後輩じゃ」ニコ

赤「は、い・・・」ギュ
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:24:31.99 ID:cHWDRWl2o
黄「赤ーーー!!よかったよーーー!!」ドゴォ

赤「ドフゥ!?いきなり突っ込んでくるなァ!黄!」

桃「もーバカなんだから!もう心配・・・させるんじゃないわよ・・・」

緑「よかった・・・」

金「赤よ。青に礼を言っとくのじゃぞ?青が居なければお主は死んでいたかもしれんのだからな」

赤「青さんが・・・?そういえば・・・」

桃「医務室よ。早く行きなさい」

赤「い、行ってくる!」タタタ


黄「・・・今回ってさ、金さんが切りこんでいったんだよね?」ヒソヒソ

桃「そう言ってたわねー」

黄「スーツ無しで・・・?」ヒソヒソ

桃「・・・」

黄「あんなちっちゃい体でボクより体力あるなんて・・・」ヒソヒソ


金「なにやら楽しそうな話しとるのう!おぬしら!」

黄桃「ヒィ!?」


647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:34:20.33 ID:cHWDRWl2o
女幹部「そうですか、赤さんは・・・」

金「そうじゃ。心配せぬでよい」

雑魚A「いやーでも今回の金さんはかっこよかったんだぜ!」

雑魚B「そうなんだぜ!青さんと二人で、壊滅させて尚且つ赤まで救うなんてさすが金さんなんだぜ!」

金「そう褒めるでない」

首領「覆面さんはどうなったの?」

金「奴らは普通の警察に渡しておいた。あれはテロに近いからの」

首領「そうなの・・・」

金「責任を感じる必要などないぞ?」

男幹部「そうですよ。首領」

怪人「ええ、そう思いますぞ」

首領「うん・・・そうだね!」ニコ

女幹部「さ、カステラがありますのでみんなで食べましょうか!」

「わーい!!」






金「ところで男幹部よ」

男幹部「はい?」

金「お主居たのか」

男幹部「・・・」

金「居たなら居たといわぬか。内気な奴じゃのう」モグモグ

男幹部「・・・・・・」
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:34:46.39 ID:cHWDRWl2o
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    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


           ∧_∧          /⌒ヽ   _,,-''"
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          / /⌒ソ      (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'
         -'´         _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 04:35:51.47 ID:cHWDRWl2o
放置気味ですみませんでした
文とかもうメチャクチャな気がしますが気にしないで下さい


今日最終面接で寝れないので書いてました

頑張ります

でわ
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/02/19(土) 12:06:13.44 ID:FP63xf8jo
これは新鮮
シリアスなのもいいなww

あと面接頑張れ
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/19(土) 19:32:38.26 ID:hz3S6R4AO
こんなにヒーローしてるみんなは久しぶりだな
とても良かった

面接、どうだったのかな……?
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/26(土) 03:02:43.75 ID:Lly4yCzo0
男幹部「……なぁ、魔法使えたらな、って思ったこと無いか?」

赤「はあ、魔法ですか?」

男幹部「そ、こうドバー! っとさビームみたいなの出したり、ペカッと傷を癒したりするやつ」

赤「あぁ、いいですねえ。そういや昔ゲームやってたときはよく考えましたよ。
  実際にこんな魔法使えたらとか、勇者と一緒に冒険したいとか」

男幹部「だよなあ。しかし、勇者と一緒にって、そこは勇者になってじゃないのか?」
赤「ん〜、なんていうか、勇者って凄いかわりに独りぼっちなイメージがあったんですよ。
  だから、寂しくならないように傍で助けてあげられる人になりたいなあと思いまして」

男幹部「はぁ、そりゃまた世話焼きなのは昔からなんだな」

赤「いや、まあそうなんですが……、それよりも男幹部さんはどうなんです? やっぱり勇者に?」

男幹部「はっ、やだよそんな面倒くせえの。それよか、あれだ、諜報部隊つくって裏方だな。
    そんで戦う理由そのものを潰すのさ。もちろん繰り返さんように敵も味方も適度に風穴開けるけどな」

赤「……そいつは、また………。あ〜、んじゃあれですよ、魔法は? 使いたいとは思わないんですか?」

男幹部「まさか、それはそれ、これはこれだ。透視や千里眼、それに透明化とか夢が広がるだろ」

赤「そりゃあれですか? 後ろの壁越えて女風呂を覗こうっちゅう腹ですか?」

男幹部「はっはっは、よくわかってるじゃないか。特に赤のところはロリから大人の女っぽいのまで揃ってるしよ」

赤「ったく、首領ちゃんに言いつけますよ?」

男幹部「チッ、冗談だよ。あ! なんだったら赤、かわりにやるか?」

赤「いや勘弁してくださいよ。文字通りクビになっちゃいますって」
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/26(土) 03:07:38.26 ID:Lly4yCzo0
…入れ忘れた
>>649

寝不足だったと思うが面接大丈夫だったか
頑張れとしか言えないけど、それでも頑張れよ
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/26(土) 03:44:37.69 ID:zvpM+lKoo
そういや回復呪文しか使えない勇者って新ジャンルがあったなぁ
どことなくここの赤と同じにおいがしてた
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:55:30.14 ID:4IvJEw180
赤「……しかし、雪だねぇ」

桃「本当に、炬燵しまってなくて良かったわ」

何の気なしに呟いた言葉に、返ってきた言葉も気怠げな

窓の外は季節外れの名残雪、雲は厚くこのまま夜まで降り続くのだろうか

部屋の真ん中に鎮座ましました炬燵に、片や布団代わりに、片や蓑虫のように肩まで入っている

触れあう脚が熱い、けれど離れてしまえば不思議と寒く感じて

気付けば絡みあい、時折離れても位置をずらしてくっついていた

桃「ん、赤……」

起き上がろうとして、互いの足先が解れそうになったからか、不機嫌そうな声

赤「いや、蜜柑食いたいんだが」

桃「……寒い」
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:56:33.13 ID:4IvJEw180
赤「いや、だからな」

桃「寒い」

依怙地に、足先は胡坐をかいたこちらの太股をぺちぺちと叩いてくる

赤「あぁ、お茶も冷めちったな」

桃「…………」

無言の抗議なんだろうか、ぴっとりと足裏をくっつけられている

赤「あのなぁ……、隣、来るか?」

ぴくりと指先が震え、逡巡しているのか、わさわさと太股を這う

正直、気持ち悪いと考えているうちに、ずぼっ、と頭が炬燵の中に隠れた

若干の揺れとともにこちらに来る気配、胡坐をやめれば、これまたずぼっ、と頭が出てきた

赤「一度出りゃいいだろう」

桃「だって寒いじゃない」

赤「そんなに寒がりだったか?」

桃「えぇ、赤が暖かいからね」
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 20:31:47.82 ID:vNcJiquxo
これはいい甘えんぼう
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/03(日) 04:49:10.85 ID:NJL5ZD7B0
その日は、よく晴れたいい天気だったんだ
風も強くなくて、でもほころび始めた花々の匂い包んだ柔らかさで
昼頃には、ふらりと散歩でもしようか、と考えていたんだ
朝ごはんの後、珍しく途中でトイレに立った黄の言葉を聞くまでは……
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/03(日) 04:50:00.77 ID:NJL5ZD7B0
青「おっ、大丈夫か? ずいぶんと顔色が悪いようだが」
黄「……あ〜ぅ〜。赤ぁ、のみものちょうだ〜い」
赤「おう、いつもの……って牛乳は駄目だな。スポーツドリンクで良いか?」
黄「ぅ〜、それよりもグレープフルーツジュースとかがいいなぁ」
赤「うん? たしか、前にすっぱいのは嫌だとか言ってなかったか」
黄「うん、そうなんだけどねぇ。何か、さいきんすっぱいものがほしくなるんだよ」
赤「……はい?」
青「……おい、ちょっと待て。黄、最近何があった? 何か、心当たりは無いのか?」
黄「さいきん? とくになんも……。あっ、そういえば赤、このまえ行ったゆうえんちたのしかったねぇ。
  ホテルのごはんもおいしかったし、またいこうね!」
赤「はぁ? なんのこっちゃ……」
青「赤! そういえば、何時だか二人して帰ってこなかった時があったが、そういう事なのか?」
赤「いや、そんな凄まれても。つーか、俺だって初耳ですよ」
青「本当だな? 本当に本当なんだな?」
赤「んな、念押さんでも。むしろ、いつも黄と一緒にいるのは青さんでしょうに。なぁ……って黄?」
黄「うぅっ、ひどいよ赤ぁ。『たまには青とじゃなくて俺と廻るか』ってさそってくれたじゃん」
赤「……なぁ、本当に大丈夫か黄? なんか、いろいろと妄想がごっちゃになってないか?」
黄「そ、そんなぁ! あ、あのことだって、いたかったけどうれしくて、でも『皆には秘密な』って言うからだまってたのに!」
赤「いや、だからな……(バンッ!!)……桃?」
桃「赤? 一つ訊きたいんだけれど」
赤「え? あ、ああ、なんだ?」
桃「なます切りとみじん切り、どっちが良い?」
赤「……? えっと、そりゃ、どういう意味だ?」
桃「わからない? そぅ、つまりねぇ、あんたの棒と玉ァ、どう切り刻まれたいかって訊いてんのよ」
赤「ちょ、ちょっと待て桃。違うぞ? これは、そのなんだ、黄の嘘か冗談ってやつだと思うぞ?」
桃「へぇ、嘘か冗談ねぇ。遺言はそれでいいのかしら」
青「まて、桃。少し落ち着いたらどうだ?」
赤「ああ、そうだ青さんの言うとおり……」
青「お前が全身切り刻んだら、私が撃つ場所がなくなるじゃないか」
赤「ちょっと! なに言って……」
桃「そうね、じゃぁ私が股間の切るから、暴れられないように手足よろしくね」
青「あぁ、了解だ。きっちりサポートしようじゃないか」
赤「はっはっは、マジかよ。……いいだろう、俺の本気の逃げ足みせたらあ!!!」
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/03(日) 04:50:41.24 ID:NJL5ZD7B0
と、こんな感じで急遽始まった命がけの鬼ごっこ。まさか、日付が変わるまで逃げ続ける破目になるとは……
ん? 結果? 偶々会った男幹部さんが助けてくれました
まあ、落ち着いて話きいたら、元凶は奴だったわけで……
男幹部「いやあ、黄さんから今年こそは皆を驚かしたいから良いアイデア無いかって相談されまして……って、おやどうしました御三方?」
あっ、後で黄には謝られました。まさかこんなことになるとは思ってなかったみたいで、いや本当すごい勢いでした
男幹部さん? 三ヶ月もすれば出てくるんじゃないでしょうか。丈夫ですから、あの人
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/03(日) 04:54:42.97 ID:NJL5ZD7B0
いまさら、っていうのも変な言い方だけど
このスレにいた人たちは震災は大丈夫だったのかしら
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/03(日) 04:56:59.23 ID:yhJmbkQDo

赤相変わらず愛されてるなww
663 :661 [sage]:2011/04/03(日) 05:33:18.44 ID:W52Q0KRSO
いかん、エイプリルフールネタってこと書き忘れた
>>662
おぉ、ご無事でしたか。1ヶ月近くも誰の書き込みも無いので、不安で不安で
感想まで、ありがとうございます
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/03(日) 14:23:41.24 ID:oYdhsY0vo
黄そのネタは性質悪すぎるwwwwwwwwww
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/22(金) 00:17:20.64 ID:KPZ2VORM0
ふと思ったんだが、wikiって更新されてないのって
やっぱwikiの人も、もう居ないってことなんだろうか
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/22(金) 01:25:51.25 ID:X703nizQo
wiki以前にこのスレ自体すさまじい過疎だからな・・・
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/28(木) 02:39:04.18 ID:icGq4xmR0
星天、底抜けの夜は深く、散りばめられた穴から今にも零れていきそうだった

そよと吹く風は湯気に混じり、湿り気を帯びた暖かさに、ほぅ、とため息一つ

岩縁にあずけた背も心地よく、ゆらゆらと湯面にゆれる盆の徳利につい手がのびる

「あら、風流ねぇ」

背後から、聞こえるはずの無い声に酔いも醒め、視線も手元へ落ちる

「……大浴場に行くんじゃなかったのか? 桃」

「うん? ああ、だってそう言わなきゃ、こっちに入らなかったでしょう?」

「だからって、それに混浴じゃないんだが……」

「いいじゃない、せっかくの部屋付きなんだし、かたいこと言わないの」

くすくすと笑いながら近づいてくる。隣に立ったときの肌の色に慌てて背を向けた

「む〜、そんな反応されると桃ちゃん傷ついちゃうなぁ」

欠片も傷ついた風でなく、むしろ楽しげな声色で

ぺとりと、触れる肌の間に余分な感触は無く、やわらかさに心臓が跳ねる
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/28(木) 02:39:33.89 ID:icGq4xmR0
「……タオルぐらい、巻けよ」

「いやよ。第一マナー違反でしょう、そういうのは」

「マナーって、お前なあ」

「それとも、こういうのは嫌いだった?」

するりと、咎める調子を避けるように、胸元を這っていた手がとまる

耳元に触れる声も心なしか震えている

悪いのは俺じゃないよなぁ、とは思うのだが、どうにも弱かった

「別に嫌いじゃないさ。ただ……な?」

「……んもぅ、相変わらず照れやさんねぇ」

ゆるり、ほぐれた吐息に、からりころりと転がる鈴の音

きっと、振り返ればチェシャー猫のように笑っているだろう彼女の

やわらかな揺れを背中に、やおら顔が熱くなってしまった

気恥ずかしさに酒を呷れば、月が蒼く濡れていた
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/28(木) 02:42:32.09 ID:icGq4xmR0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

久しぶりにこのAA使うなあと思ったり
どっか上のほうで温泉がどうのって書いたなあとか
まあそんな感じで
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/04/28(木) 02:44:46.80 ID:qix8uYIPo
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/28(木) 02:45:50.57 ID:BFlglTMYo
乙、桃色っぽいよ桃ww
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/28(木) 02:54:40.26 ID:icGq4xmR0
>>670>>671
うお、すばやい乙ありがとうございます
んでもって、桃はヒロインなんだから色っぽくて当たり前じゃね?
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/28(木) 18:09:56.65 ID:2kL4Jrino
一時は空気空気言われてたしな
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/01(日) 01:59:59.86 ID:JYz5/rcw0
「ただいま戻りま、しッ!?」

「あかぁ〜〜!! どこいってたんだ〜? 寂しかったんだぞ。ちゃんと一緒にいてくれなきゃ駄目だろう?」

「……青、か?」

「んぅ? そうだぞ、赤の大好きな青だぞ〜。なんだ、そんな変な顔して?」

「いや、なんか悪いもんでも食べたのか? それとも罰ゲームか何かか?」

「悪いもの? 赤のご飯はどれも美味しいぞ。あと、ばつげーむってなんだ? 」

「なに、って。そりゃあ……」

「じ〜〜〜?」

「なんで疑問系なんだ。まぁ、いいや。なんかして遊ぶか?」

「え!? い、いいのか。あ、でも疲れてるんじゃ……」

「気にすんない。むしろ、あれだ。青と遊ぶほうが元気になるよ」

「そ、そうか? えっと、えっと……。じゃ、じゃぁ、抱っこしろ。それから、その、頭、撫で、て」

「あいよ。せっかくだからお姫様抱っこにでもするか?」

「ふぇ!? な、な、な……」

「ん? ああ、すまん。やっぱり嫌だったか」

「ば、馬鹿!! そうじゃ、なくて。その……」

「睨むなよ。んじゃ、遠慮なく」

「んにゃ! ……ぅ〜〜」

「ッ、唸るなって。ほら、青はいいこだなっと」

「お、おろせ、おろせぇ!」

「はっはっは。聞こえねえな〜」
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/01(日) 02:01:38.47 ID:JYz5/rcw0
「……どう? 落ち着いた?」

「おう。っつか、寝ちゃったよ」

「そう。ありがとう、助かったわ」

「いや、礼はいいからよ。何でこうなったんだ?」

「あ〜、まぁ催眠術って本当に効くのねぇってことかしらね」

「……は?」

「ん〜、なんていうかな。そんな感じの特集番組がやってたのよ。で、黄が興味持っちゃてね」

「それで青が本当にかかっちゃった、と?」

「あはは。まさか成功するなんて、びっくりよねぇ」

「……言うことはそれだけか?」

「いや、一応とめたのよ? 暗示かけないでそのまま解きなさいって」

「むぅ、それでどうにか出来そうか?」

「とりあえず頑張ってみるそうよ。まぁ、最悪でも2,3日もすれば自然に解けるんじゃないかって」

「それまでこのまま?」

「……よろしくっ!」

「ちょっ、おい! 桃!?」
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/01(日) 02:04:04.13 ID:JYz5/rcw0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんていうか、催眠術っていいよね
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/01(日) 02:06:30.85 ID:1/BKY0Tbo
乙というか、続きを期待したい
催眠術解けて羞恥心にくれたり、解けてない振りして甘え続ける青とかすげぇ妄想できるww
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/01(日) 03:43:18.11 ID:g2mjdPRno
で、緑が催眠術解けてることを暴露しちゃう訳ですね分かります
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/03(火) 07:40:19.69 ID:otBa7G4Go
甘える青見て、自分も甘えたくなり、抱きつく黄
それ見た青が対抗してさらに甘えるという、展開を期待したい
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/03(火) 19:51:38.67 ID:YQI4gx7e0
「んんっ、ふぁ〜あ。んっと、ここは?」

ぼうっとする頭を、はっきりさせようと軽く身体を伸ばす

しかし、ここはどこだろう?

えぇと、赤がいなくて暇だからと皆でテレビを見ていて……

それで……、ああ、そうだ。たしか奇跡の催眠術特集とかいうのがやっていて

黄がぼくもやってみたいとか言ったから、うん、試しにつきあったんだった

……んで? それから、どうしたんだっけ?

…………あれ? え〜と、うん? ん? んん? 思い、出せない

いや待て、待てよ私。記憶喪失だと? 馬鹿な事を考えるな

仮にもヒ−ローだぞ、そうした耐性は高いはずだ

それよりも、まず現状把握だ。ここはベッドか? 拘束はされてないみたいだが

敵の組織、というのはおかしいか。なら何処の誰だ?

「ぅ、う〜〜ん」

もぞり、と横の盛り上がりが動いた

……人だったのか。どうやら想像以上に頭の働きが鈍っていたらしい
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/03(火) 19:52:53.22 ID:YQI4gx7e0
ふむ。こいつを起こして、話を訊くけばはやいか

念のため、マウントポジションで……。あれ、もしかして赤か?

…………え? なんで赤が私と一緒の布団に? というか、ここは、赤の部屋、か?

なんで、こんなとこ……あ!

かぁー、っと顔が熱くなるのがわかった。いや、いやいやいやいや、そんな馬鹿な

嘘、だろう? こ、こんな破廉恥なこと、私がした……んだ、よな

「ッ〜〜〜〜〜〜〜」

恥ずかしさに耐え切れなくなって、思わず布団に顔をうずめる

……赤の匂……じゃない! なに考えて……いや、でも……

「ぅ〜〜〜〜」

「んぁ、なに、うな、ってるんだ青?」

「え!? あ、いや、その……」

「うん? なんだ、またか? ほら、こっちこい」

「え? ちょっ、まて!?」

そう言うなり、赤は私を抱きしめて、って! 抱きしめられてる!?

「ほら、いい子だから、落ち着こうな」

あうあうあうあう。あ、あたまなでられて……

「ぅ〜。あかぁ〜」

「あいよ。寝るまでしとるから、安心して寝な」

あぅぅ。もしかして、ずっとこうされてたのか?

あかが、わたしに、ずっと……、なら、このままでもいい、かな

まぁ、せっかくだし。それに、もとはといえば、きのさいみんじゅつのせいだし

うん、なんももんだいなし。くふふ、あかって、あたたかいんだなぁ
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/03(火) 19:53:46.77 ID:YQI4gx7e0
「ほら、赤。あ〜ん、だ」

「いや、自分で食べていいからな」

「…………」

「むぅ、遠慮しなくていいんだぞ? ほら、あ〜ん」

「うん、だからな? 好き嫌いせずにちゃんと野菜も食べなさい」

「…………」

「ぅ〜、たまねぎにがいからきらい〜」

「……はぁ。ちゃんと火も通ってるし、そもそも新玉葱なんだから甘いっつうのに」

「…………」

「いいの! きらいなのはきらいなの!」

「はいはい。けどなぁ、せっかく作ったんだから食べてくれると嬉しいんだけどな」

「……ずっる〜い!!!」
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/03(火) 19:54:31.17 ID:YQI4gx7e0
「ッ!? どうした黄、何がずるいんだ?」

「ずるいよ! なんで青ばっかり。ぼくも、ぼくも〜」

「おおっと、ゆするな。っつか、うでが、もげる」

「む〜、赤はぼくのこときらいなの〜?」

「いや〜、嫌いじゃないぞ。むしろ好きだから腕はなしてくれ、もげる前に」

「にゃ!? そ、そうでしょ。だったら、ほ〜らぁ!」

「いや、ほらって何が?」

「だ・か・ら! あ〜ん!!」

「えっ、俺がすんの?」

「あ〜ん、あ〜ん!」

「ああ、わかった、わかった」

「だ、だめぇ〜〜! 赤はわたしにあ〜んするの!」
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/03(火) 19:56:35.31 ID:YQI4gx7e0
「ぼくだよ!」

「わたしだもん!」

「ぼく!!」

「わたし!!」

「む〜、あかはぼくのことが好きだっていったもん!」

「わ、わたしは大好きだもん! ね、そうだよね、あか?」

「へ? あ、あぁ、そうなぁ」

「だったら、ぼくのことは大、大、だ〜い好きだもん! ね、あか?」

「いや、どっちも大好きだからな。二人とも落ち着け、な?」

「む〜〜〜」

「ぅ〜〜〜」

「あの、お二人さん?」

「……あらあらぁ。赤ったらモテモテで、うらやましいわぁ」

「そう思うなら代わるか、桃?」

「「あかぁ!」」

「……がんばっ!」

「ちょっ、この薄情者〜」
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/03(火) 19:59:38.48 ID:YQI4gx7e0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

>>677>>679
それは、つまりこういう事かい?
>>678
緑は…その、なんだ、もうちょい待ってね
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/03(火) 20:31:23.24 ID:ElhsD32qo
何これ甘過ぎて吐きそう
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/04(水) 07:41:10.16 ID:QniZEmzfo
乙、青が幼児退行してるww
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/05(木) 20:40:22.12 ID:FAFRSYWr0
「……あれは、なに?」

「なにって、青と黄が赤を取り合ってるわねぇ」

「青、が……」

「ねぇ。まあ、いろいろ溜まってたんじゃない」

「ふ、ぅん。……桃、装置、が、出来た。あと、で、連れ、てきて」

「ん、わかったわ。じゃ、また後でね」

「……ん」



「緑? 入るわよ」

「お邪魔しま……って、随分でかいな」

「ん、いらっ、しゃい。そこ、のベッ、ドにのせて」

「ああ、わかった。ほら、青」

「ぅ〜、や〜ぁ〜」

「い゛っ! ほら、暴れんと。ああ、桃手伝え!」

「はいはい」

「おしっ! あと一本」

「はい、ご苦労様」

「おう。さて、後はどうすりゃ良いんだ緑」

「うん、ちょっ、と、危険。そと、に、でて、て?」

「了解。終わったら呼んでね」

「じゃあ青、また後でな」
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/05(木) 20:41:21.79 ID:FAFRSYWr0
「さて、と。みんな、いっ、ちゃったよ、青?」

「うぁ、え、えっとな緑」

「なぁに? 急に、演、技、やめて?」

「なっ! 気付いて? い、いや、そうなんだ。だからこんな事しなくても」

「だぁめ。演、技、する、ぐらいに、楽しかっ、たんで、しょう? だから、その通、りに、してあげ、る」

「その通りって、いったいなにを?」

「これ、ね、催眠、装置、なんだよ。これ、で、青の、暗示を、解く予定だっ、たんだ」

「だ、だから、それはもういいんだ。演技してたのは悪かったよ。だから……」

「うぅん。気に、しなくて、いいよ。これか、らは、演、技、じゃ、なくな、るから」

「な!? それはどういう事だ?」

「うふふ、本、当の、あか、ちゃんに、して、あげる、ね」

「そんな、なんで?」

「だって、甘、えたい、んでしょ。演、技、しちゃ、うぐらい」

「け、けど、本当のあかちゃんになんて……」

「大丈、夫だよ。ちゃ、ぁんと、中身、は大人の、ままに、しといて、あげる、から」

「中身?」

「うん。身体、は、あかちゃん。けどね、心や、頭は、いまの、まま」

「それなら……」

「あぁ安、心、して、ね。言葉、も、発声、機能、身、体機能、の一つ、だもん、喋れ、ない、よ」

「そ、んな……」

「うふふ、じゃ、ね、青。私も、お世話、して、あげるから、ね」
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/05(木) 20:43:53.06 ID:FAFRSYWr0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

ふぅ、やばいやばい、危うく暴走するところだった
つうか、緑が黒くなっちった
いや、どうしてこうなった
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/05(木) 23:35:31.51 ID:55nIQdq/o
緑がヤンデレてる・・・っ!
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/06(金) 04:19:46.13 ID:nY0wMqbVo
赤ちゃんになったのをいいことに固有スキル:むっつりが発動するんですね分かります

後緑色は長門口調のイメージ
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/11(水) 02:05:32.21 ID:YDqFYl0SO
続きはともかくネタが出てこねえ
どうしたもんか
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/11(水) 21:21:15.32 ID:e7UwM7xYo
よし、気分転換だ
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/12(木) 17:03:17.20 ID:0HaP5GjW0
赤「んじゃ、おつかれっす」

運「どうも、またのご利用お待ちしてます」

桃「あれー、赤なんか来たのー?」

赤「おう、お前ら、この前いろいろ頼んだろ。届いたから取りに来い」

桃「は〜い」

赤「あっ、こらお前は走ると……」

桃「えっ? なぁ……きゃッ!」

赤「転ぶんだからって、遅かったか」

桃「うぅ、いたいよ〜」

赤「ほら、見せてみろ。っとに、なんで何もないところで転べるんだ?」

桃「そんなの知らないよー」

赤「はぁ……。怪我は無しと、まあ後で緑にでも診てもらえ」

桃「はーい。ええと、それで私にきたのってどれ?」

赤「いや、それを訊きたいから呼んだんだが……」

桃「そうなの?」

赤「あのな、どうやったら見てもないお前らの注文がわかるんだよ」

桃「あっ、そうだねー」

赤「そうだねー、じゃないだろ。で、どれだ? 運んでやるから早よ言え」

桃「ほんと!? えっとね〜、私が頼んだの……は……」
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/12(木) 17:04:01.17 ID:0HaP5GjW0
赤「うん、どうした?」

桃「う、ううん、なんでもないよ! あの、荷物、自分で運ぶから。ね? ね?」

赤「馬鹿言うな、んなことしたら、また落として壊すぞ。それとも、なんか変な物でも買ったのか?」

桃「ち、ちがうよ!? でも、その、ね?」

赤「そんなに慌てるってことは……、お前、そんな破廉恥な!」

桃「だ、だから違うってば〜」

赤「だって、人に言えないし見せられない物なんだろ。そうか、桃もそんな歳か……」

桃「そんな一人で勝手に納得しないでよ。そういうんじゃなくて、その……だから」

赤「えっ、なんて?」

桃「だ、だから……し……下着なの!」

赤「……あ、ああ、そうなのか」

桃「うぅ、だから言いたくなかったのに〜」

赤「いや悪かったって、んじゃ運ば……ないです。はい、ごめんなさい」

桃「んもう、次はないんだからね!」
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/12(木) 17:06:57.04 ID:0HaP5GjW0
|・ω・) 誰もいない…
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|`J

とりあえずキャラを変えてみようと思った
が、どうなんだろうコレ?
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/12(木) 17:08:47.19 ID:rtdxWRDeo
桃と黄を間違えて書いたのかと思った
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/13(金) 02:30:30.23 ID:P4MTOejPo
黄は下着程度で恥ずかしがったりしないよ、多分
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/13(金) 19:01:17.51 ID:LCSrcQne0
赤(やっぱ図書館はクーラーが効いてていいよなあ。金もかからないし、後は飯が出たら完璧なんだがなあ)

青「あれ? 赤じゃないか。珍しいな、こんなところで会うなんて」

赤「ん? ああ、青さん。……えーと、最近読書に目覚めまして」

青「ふーん。そのわりには手ぶらみたいだけど?」

赤「いやいや、今から借りようとしたところでして」

青「そうなのか。それじゃどんな本を借りるんだ?」

赤「えっ、どんな本を、ですか?」

青「うん。せっかくだし赤の好きな本を教えてもらいたいな」

赤「はぁ……、好きな本ですか……」

青「えっと、別に答えにくいならいいんだぞ? その、趣味は人それぞれだしな」

赤「いやいやいや、待ってください。それは誤解ってもんですよ」

青「ふぅん。じゃあどんな本を読むんだ?」

赤「あー、いや、その……、指しだいですかね」
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/13(金) 19:02:38.90 ID:LCSrcQne0
青「指しだい?」

赤「ええ、こうやって本棚の前に立ってですね……」

青「うん、立ったぞ」

赤「そしたら目を閉じまして、適当なところを指差します」

青「う〜ん……、うりゃ! ……えっと『紅殻駱駝の秘密』?」

赤「(何でそんなのが表の本棚に?)そしたらそれを頑張って読みます。以上、終わりです」

青「えっ、これを読むのか? でも読んだことないぞ、こんな本」

赤「はっはっは、そこがミソなんですよ。普段読まないジャンルに触れる。そのための方法なんです」

青「そ、そうか。……でも面白いのか、これ?」

赤「それは読んでみないと。まあ色々と新発見がありますし、一期一会の精神ですよ」

青「いや、それはなんか違わないか?」

赤「まあまあ、いいじゃないですか。それじゃ俺はこれで」

青「あ、あぁ、また基地でな。……あれ? 赤は本を借りな……って、もういない」

赤(あっぶねえ。なんとか涼んでただけってバレずにすんだが、やっぱり外は暑いんだよな、次は何処で休むかな)
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/13(金) 19:06:47.54 ID:LCSrcQne0
|・ω・) 誰もいない…
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|`J

今度はあまりキャラを変えないようにと思った
けど……、なんか違うような
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/05/13(金) 22:23:07.97 ID:XbaUJVxfo
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/13(金) 22:36:47.34 ID:P4MTOejPo
見栄張っちゃう赤かわいいよ赤
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:48:07.68 ID:dtMVc/h00
ずっ、と茶を一口

ふわりと、湯気とゆれる匂いに、少しは淹れるのが上手くなったかと自賛する

とはいえ、目の前の人物には遠く及ばないのだが

「なんです?」

さらさらと、よどみなく走らせていた筆を止め、顔をあげる怪人

「や、なんで筆ペン? と思ってな。普通はシャーペンとかボールペンじゃないのか?」

「また、今更な。だって書きやすいじゃないですか」

あっさりと返される声は当然といった響きだった

「だいたい、それだったらパソコンじゃないんですか?」

いったん休憩することにしたのか溜息一つ、椅子に深く座りなおした

背凭れに身を預け、眼鏡をはずし目頭をもむしぐさが少し所帯じみていた

「そんなに身を入れて書かなくてもいいんだぞ」

「性分ですから。……それで?」

なにか他に聞きたい事があるんでしょう? と柔らかく、だがしっかりとこちらを見つめてくる

さすがに長い付き合いだからか、乗ってはくれても誤魔化されてはくれないらしかった

じっ、と覗くような眼は静かな、さりとて、じりっ、と包まれるような
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:48:57.34 ID:dtMVc/h00
「……もう少し、表に出たらどうだ」

「そんなに出てませんか?」

「そりゃ出かけちゃいるが、雑用を片付けるときぐらいだろう。そうじゃなくてプライベートで、だ」

「……とくに必要ないですからね」

眼鏡をかけなおし、また机に向かいはじめる様子に、またか、と思う

「嘘つくなよ、ばかたれ」

「嘘なわけないでしょう。本音ですよ」

「ならなんで、声が硬くなってるんだ。相変わらずわかりやすいな、お前は」

「……とくに問題ないのは本当ですから」

「また人が怖くなったのか? それなら赤はどうだ。あれは人を柔らかくするからな」

「別に怖いわけじゃありませんので。それに柔らかくしてどうするんです?」

ムッ、とした表情も束の間、ただ声だけはささくれだったままに、普段どおりの調子で書類を片付けていく

「俺が楽しいし、それに癒される」

「そりゃまた、私には関係ないですね」

「もしかしたら幸せになれるかもしれんぞ。よく言うだろう……」

「笑う門には福来る、ですか? ありゃ迷信ですよ」

言葉の調子はつれないものの、軽口に付き合うぐらいには解けているようだ

「そうか? しょっちゅう笑ってる赤は、なんだかんだで幸せそうだが」

「……赤さんは、もともと人が好いですからね」

筆が止まり、殊更に書類を注視する。本当にわかりやすい性格だと思う
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:50:00.37 ID:dtMVc/h00
「似たようなもんだろう、お前だって。なんで、そんなに低く見るんだ」

「もういい年ですからね、少しは落ち着くんもんなんですよ」

悲観的などではなく、大人になったからだと、つっぱねてきた

そういうところが、まだ子供なんだと思うのだが、しかし、いい歳だから、とは

「ど阿呆。まだまだとうが立つどころか、むしろ妙齢の、ってところだろうが」

「冗談は……」

「赤といくつも違わないだろう? だいたい俺よりも一回り以上も下のくせに、なに言ってやがる」

「…………」

「むくれるな、あほんだら。そんなに歳くったと思うなら、今の姿で表、歩いてみろ」

「どうなるんです?」

「十人中十人が振り向くだろうさ、あの美人さんは誰だってな。ついでに、下手せんでもスカウトされるだろうよ」

「……だとしたら、ますます表を歩けないですね」

やっとこせ、あげられた顔は呆れ半分諦め半分といった表情をしていた

「それなら、そいつ着ててもいいから出ようや。
研究するのもいいし、事務仕事手伝ってくれるのも有難いが、それで引き籠もられても困る」

「これきて歩いたら今度は怖がられて、それこそ赤さん達を呼ばれちゃいますよ」

「そしたら、桃さんにでもメイクしてもらうか? なかなか変装が上手いらしいぞ」

「そこまでして連れ出したいんですか?」

「ああ、連れ出したいね」

やれやれと、ゆるく首を振ったあと、出てきた言葉は今度はこちらを詰まらせるものだった
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:50:41.68 ID:dtMVc/h00
「そしたら、デートにでも誘ってくださいよ。それならスッピンで出ても絡まれないでしょう?」

「……なら誰か知り合いを」

「紹介するなんてやめてくださいよ。私は男幹部さんに言ってるんです」

じっ、と真面目に、まかりまちがっても逃げられないように鋭い眼で、何処までも真剣に

「……援交だと思われるのは嫌なんだが」

「免許証でも見せりゃ大丈夫ですよ。で、いつ行きます?」

その質問は了承したうえでのものだろう、とばかりに、にぃっ、と笑って続きを急かしてくる

「明日、朝一で書類出してそのままってのは?」

「っとに、ムードもへったくれも無いですね。まぁいいでしょう。んじゃ、本部の向かいの喫茶店で待ってますね」

「ああ、わかったよ。あっ、でもあれな、いつぞやみたいなゴスロリはやめてくれよ?」

「えぇー、駄目ですか?」
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:53:41.85 ID:dtMVc/h00
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
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時折、地の文入りを書きたくなります
しかし、途中で我に返っちゃうからか、文がいつも以上にぐだるなあ
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 01:37:48.74 ID:dtMVc/h00
そもそも、もし怪人が女だったらっていうネタだってことが
まったくわからないことにいまさら気付いた
次こそはまとも……に書けたらいいなあ
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/05/15(日) 03:01:45.70 ID:hEI+oknTo
女幹部さんかと思ってたww
でも面白かったよ乙
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 05:16:02.28 ID:dhOBRi1Mo
そういや女性の怪人もいるよな
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 18:01:17.15 ID:dtMVc/h00
首領 「む〜、さいきんあかさんがきてくれないの〜」

女幹部「そうですねぇ、いつもなら歓迎会だなんだで一緒になったんですけどね」

首領 「なんであえないの〜? あかさんわたしのこときらいになったのかな?」

女幹部「そんな事ないですよ。戦隊のほうの用事が済んだら、すぐ来てくれますよ」

首領 「すぐって、どれくらい〜?」

女幹部「ええっと、その、来月ぐらいには来られるんじゃないでしょうか」

首領 「えぇー、そんなにまてないの。だったら、わたしがあいにいくの!」

女幹部「だ、駄目ですよ、そんなの。一応敵なんですから、一人で行くなんて」
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 18:02:01.84 ID:dtMVc/h00
首領 「でも、あかさんはひとりできてるもん」

女幹部「赤さんは大人ですから、首領は、その、もう少し我慢してください」

首領 「そんなことないもん! わたし、もうおとなだもん。りっぱなれでぃーだもん!」

女幹部「で、でも一人でというのは……」

首領 「ん〜、じゃあ、おんなかんぶもいっしょにいくの!」

女幹部「わ、私もですか!?」

首領 「うん、それならだいじょうぶでしょ。……だめ?」

女幹部「駄目じゃないですけど。……それじゃあ、あちらがいいって言ってくれたらですよ」

首領 「うん! きっといってくれるの。たのしみなの!」
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 18:05:10.37 ID:dtMVc/h00
そういや、700超えてんだな
あと300弱か……いけるかね?
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 19:59:09.94 ID:dtMVc/h00
女幹部「首領、こっちの服はどうですか?」

首領 「う〜ん、ひらひらすぎて、ちょっとうごきづらいの」

女幹部「そうですか? じゃあ、これはどうですか? あっ、その前にクルッと回ってください、写真撮りますから」

首領 「んっと、こう? ……ねえ、なんでしゃしんとるの?」

女幹部「首領が可愛いからです。うーんシンプルなのも似合いますね。やっぱり、もとがとっても可愛いからですね」

首領 「そ、そうかな。えへへ、じゃ、じゃあこれはどうかな?」

女幹部「ええもう最高ですよ! あっ、今のポーズもう一回お願いします」



男幹部「……何やってんだ、あの二人?」

怪人 「なんでも赤さんのところに遊びに行くそうで、その服選びだそうですよ」

男幹部「服選び? 撮影会じゃなくて?」

怪人 「……の、はずなんですけどねえ」
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/15(日) 20:01:33.27 ID:dtMVc/h00
女幹部とか首領のキャラってどんなだったっけ
書いててなんだが、よくわからん
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/15(日) 20:41:31.58 ID:pl2dNOPXo
あるあるwwwwwwwwwwwwwwww

二人とも可愛すぎて生きるのが辛い
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/19(木) 01:47:35.10 ID:WTPQVD7r0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

上のもそうだけど、本格的にネタが出てこない
ので、誰かネタをください
もしくは、誰か書いてみません?
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/19(木) 02:45:17.29 ID:lEwm7dw/o
書きたいんだけどネタも時間も文才もないっていう

仕方がないからお題だけ
【五月病】
【てるてるぼうず】
【合体武器】

戦隊の変身アイテムってブレスレットのイメージが強いけど、最近では携帯が主流なんだよな・・・
こいつらはどっちなんだろ
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/20(金) 04:38:50.43 ID:1z8tCLGt0
桃(……雨、やまないわねぇ……)

昨夜からの陰雨が、ただでさえ気怠い週の半ばに拍車をかけていた

晴れ間もなく、冷房と除湿機の音だけが響いている蒸し暑い日の午後

普段いるはずの人物が居らず、連絡が取れないこともあって、リビングには陰鬱な空気が漂っていた

緑は……なにか、新しい研究なのか書類を読みふけり、時折そこになにやら書き込んでいる

青は……口にこそ出していないものの不快さを隠そうともせずに腕を組み黙り込んでいる

黄は……いつもの活発さはどこへやら、鬱屈とした雰囲気に身を縮こまらせている

赤が居れば……と思う。どうにも面倒見のいい彼のことだ

きっと、なんやかやと気をまわして、皆の気を晴れさせただろう

桃(……本当に、長い雨だわ)
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/20(金) 04:39:37.73 ID:1z8tCLGt0
男幹部(……まったく面倒な客もあったもんだ)

目の前でうなだれている男

普段の気さくさを何処へしまったのか、話しかけるのも躊躇われるほど内に籠ってしまっていた

二日前の夜おそく幽鬼のように、ここを訪れてからずっとこの有様である

水も食事もとった様子はなく、せめて何か話せればと思うが、いっかな口を開く気配も無く

さりとて、耳のほうも右から左へと素通りさせているようだった

男幹部(一昔前なら、ぶん殴り飛ばしたところなんだがな)

そう思ったところで出来るわけもなく、つくづく立場というものの面倒臭さを思い知らされる

男幹部「……さて、いい加減ダンマリは止めようか? 何もないんだったら戦隊の連中に引き渡すぞ」

赤「……!?」

戦隊という言葉にわずかに反応をみせた

やっぱりそれか、という思いと、他に話せる相手は居ないのか、という思いがないまぜになって

自分の家だというのに、無性にどこかへ帰りたくなった

男幹部「なあ、赤。落ち込んでるのはわかる。けどな……」

赤「男幹部さんになにが……」

男幹部「なら話せ。いいか、こっちはエスパーじゃないんだ。テメェの態度で落ち込んでるのはわかる。
    けどな、それだけだ。テメェが話さなきゃどうしてそうなったか、なんてわかるはずもねえし
    それについて、なんぞアドバイスも慰めもくれてやることは出来ねえんだ。わかるか?」

赤「それは、でも……」

男幹部「ああ、それとな一ついいことを教えてやる。これ以上ダンマリ決め込んだりして
    うざったい態度とるようなら、こっちも我慢の限界だ。……俺がキレる前に話せ、いいな?」
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/20(金) 04:40:15.82 ID:1z8tCLGt0
ごくり、と慄くように喉を鳴らし、何度か深呼吸したあと搾り出すように話し出した内容は

往々にしてあるように当人達はともかく第三者からすれば、ひどく馬鹿々々しいものだった。

とりあえず、あれだ。古い機械よろしくぶん殴ったらなおんないかな、こう斜め45度ぐらいな感じでゴキッと

赤「あの、それで、ですね……」

男幹部「黙れ馬鹿。なんでそんな理由で五月病発症してるんだよ。何年目だよ、お前?」

赤「いや、そりゃだって、こう、なんていうか、そのやっぱり嫌われてるのかな、と」

それをきいて、また溜息が一つ。さっきから何度目になるのか、この先不幸になったらこいつのせいにしよう

男幹部「……あのなあ、合体攻撃ならまだしもな、合体武器なんて断られるに決まってるだろ
    それともあれか、お前の中じゃタオルは剣や銃やらと合体できる武器なのか、おい?」

こう言われて初めてそのことに気付いたのか、はたと手を打つ赤。……もうやだ、こいつ

男幹部「あーもう、なんだ。合体武器だったらこっちで適当に作ってやるから、とっとと帰って謝って来い」

赤「本当ですか!? あっ、いや、でも……」

男幹部「気にすんな、どうせ作るのは怪人だからな。
    それに戦隊の連中も、そりゃ怒るかもしれんが、それだけ心配かけたってことだ。謝るのは当然だろう」

赤「…………そう、ですよね。わかりました、ちゃんと謝ってきます」

男幹部「おう、精々しぼられてこい」

やっとこせ、芯が通りなおしたのか、まっすぐにこちらを見て答えて帰っていった

部屋を出る際に、合体武器について念を押すあたり、余裕も戻っているようだ

男幹部「っとに、あの馬鹿たれは。とりあえず怪人に……、いや桃さんの方が先か」
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/20(金) 04:40:49.97 ID:1z8tCLGt0
携帯の着信音、とってみれば、それはまぁ、なかなかにいい知らせだった

青「なに笑ってるんだ? 誰かいい人からお誘いでもあったのか?」

刺々しい言葉に振り返れば、先ほどまで漂っていた不快感がいい的を得たとばかりにこちらにむかってきていた

桃「まぁ、似たようなものかしらね。惜しむらくは私だけじゃないってことだけど」

青「なにが言いたいんだ?」

言葉だけでなく視線まで刺々しいものになる青。みれば、緑も同じような表情をしてこちらを見ていた

桃「さぁ? なんしても、もうすぐわかるわよ。ところで、黄はなにしてるの?」

黄「ふぇっ!? え、えっと、てるてるぼうずをね……その、雨やむかなって」

桃「そりゃ、いいわね。でも一つだけ? せっかくだから五つ作らない?」

黄「五こも? ……あっ! うん。つくる、つくりたい」

てるてる坊主と言った瞬間、他の二人から睨まれ蚊の鳴くような声になった黄だったが、

五つと言った意味に気付いたのか、途端に元気を取り戻した

桃「なら、材料持ってこなきゃね。ちょうど端切れが余ってるわ」
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/20(金) 04:41:14.47 ID:1z8tCLGt0
青「おい、桃」

桃「いいじゃない、何もしないのも退屈でしょ。それに本当に雨がやむかもしれないじゃない」

緑「それは、さっき、の、電話、と関、係?」

桃「ふふ、かもね」

緑「そう。なら、私、も、つくる」

青「……緑まで。なあ桃、どういうことなんだ?」

桃「どっかの馬鹿が帰ってくるかも、ってことよ」

妙なところで鋭い緑に遅れること少し、青も気付いたのだろう表情が和らいだ

桃(本当に、あの馬鹿は。……早く帰ってきなさい)
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/20(金) 04:45:20.65 ID:1z8tCLGt0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

うわーい、あと二時間したらバイトだぜー
俺の馬ー鹿、ばーか

>>720
お題ありがとう
せっかだから三題噺(だっけ?)よろしくまとめて使ってみた
もし、予想してたのと違ってたらゴメン
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/20(金) 20:37:16.89 ID:GQKzIzBio
全部入ってるwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺の男幹部がこんなにイケメンなはずがない


そういや赤だけタオルだったの忘れてたww
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/25(水) 02:44:47.86 ID:nIb6cnsB0
青「悪の組織が現れただと!? 何処だ!」

緑「……今モニターに映す」

桃「これは……、南町商店街の辺りかしら」

黄「戦闘員だけじゃない、怪人まで! 青、急がないと!」

青「わかってる! 黄は私と一緒に来い。桃、緑を頼んだぞ」」

桃「了解、後方支援は任せなさいな」

緑「……相手の動きは逐一送る」

青「よし、行くぞ黄。バイクの後ろに乗れ!」

黄「了解! もうエンジンかけておいたよ」






赤「…………あれ、俺は?」
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/25(水) 02:46:26.16 ID:nIb6cnsB0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんとなく原点回帰
確かこんな感じだったよね、最初のほう
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/05/25(水) 10:25:35.89 ID:rlWijGtMo
最初居場所無かったもんな
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/25(水) 23:02:26.21 ID:pNi/KEHoo
懐かしいノリだww

というかもはや一行目の時点で既に懐かしい
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:42:09.59 ID:bbgQSYO70
赤「……だぁから、ね! わかります? あいつらぁ……」

怪人「あぁ、わかってるよ。だから、少し落ち着け。いくらなんでも飲みすぎだ」

赤「なぁに言ってんですか〜、まぁだまだ、序の口ですよって」

怪人「いや、そろそろ男幹部さんも泣きはいってるから、な」

男幹部「俺の、俺のマッカランが……」

赤「ぁ〜。んじゃ、河岸ぃ、変えて飲みなおしますか」

怪人「いやいや、だから飲みすぎだって。見ろ、ザコーズなんか顔が変色してるじゃないか」

雑魚A、B「…………」

雑魚C「……み、水」

男幹部「んなっ、日本酒にまで手つけてたのか! 焼酎の棚なんか空じゃねえか」

怪人「男幹部さん五月蝿いですよ。なあ赤、他の四人との付き合い方はまた今度考えようや、な?」

赤「……でも、あいつらぁ」

男幹部「大丈夫だって。まあ、年頃のお嬢ちゃん相手だから、難しいところもあるだろうけどさ。
   それでも、ここで飲んでくだ巻いてるよりは、ぶつかってみたほうがいいと思うぜ」

怪人「おう、それで駄目だったらまた一緒に考えりゃいいやね」

赤「怪人さん、男幹部さん……。わかりました、俺もういっぺん頑張ってきます!」

男幹部「おー、頑張ってらー」

怪人「……んな簡単に送り出しちゃってよかったんですか? のっといて、なんなんですけどさ」

男幹部「なに、時には酔った勢いってのも必要だろう。ま、これ以上飲まれたくないってのもあるがな」

怪人「……ぜったいに後のが本音でしょ、それ」
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:45:05.09 ID:bbgQSYO70
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんか梅雨と台風が一緒に来てるそうで
……別々に来いっつうに
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/29(日) 05:13:07.33 ID:+qd8KPIgo
赤何があったのか、それとも今までの色々溜まって爆発したのか・・・

逆に考えるんだ
雨雲巻き込んで去ってもらえるから好都合と考えるんだ

被害が出なければ、の話だけどね、うん
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/30(月) 21:35:18.27 ID:EvLE6qZE0
赤「……ゼェ……ゼェ、基地周り、20週走ってきました」

青「なんだ、これしきでバテてるのか? 男のくせに情けない奴だな」

赤「いや、そう言われましても。こう、重りとか、歳とか、色々な」

青「やれやれ、認めないばかりか言い訳とは、見下げ果てたぞ赤」

赤「いや、だから……」

青「黙れ。その曲がった性根叩きなおしてやろう。ほら、もう10週走って来い!」

赤「……了解!」
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/30(月) 21:35:55.97 ID:EvLE6qZE0

赤「……あの、青さん?」

青「どうした、まだ後6週残ってるぞ。もうヘバったのか?」

赤「や、そうでなく。なんで一緒に走ってるんです?」

青「なんでって、途中で倒れられたら大変だろ。ほら、水分補給はしっかりな」

赤「あ、どうも。……あれ、じゃあなんで10週追加したんで……」

青「ほう、10週じゃ物足らなかったか。いいぞ、倒れるまで走ろうか?」

赤「なっ、いやいやいや、今の分で十分です! 全力で走らさせていただきます!」

青「あっ、こら、ペース崩すと後が辛いぞー」
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/05/30(月) 21:38:09.58 ID:EvLE6qZE0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

会話文だけでツンデレって難しくね
ってか、そもそもツンデレってどんなのだったっけ?
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/30(月) 23:09:32.09 ID:Aql3Jba2o
青はツンデレじゃないよ!甘えるのが下手なだけだよ!

だからこうやって赤と一緒にいる理由を作りたがるんだよ
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/03(金) 12:09:44.87 ID:8EcYuX4d0
ふと思った
まだここ見てる人ってどれぐらいいるの?
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/06/03(金) 22:16:56.06 ID:/3gPJaxno
見てるよ!
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/03(金) 22:20:47.92 ID:Crf2sC3Ho
見てるよ〜
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/06/03(金) 22:26:26.22 ID:fbIbTZE1o
割といる
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/03(金) 23:00:35.90 ID:GWlRyTvuo
意外といるのな
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:21:48.68 ID:RVX82uDq0
青「ほう、これでいい方だと。この三割に満たん命中率が、か?」

赤「そんなこと言われましても。元々射撃は苦手なもんで……」

青「苦手、ねえ。なるほど、それなら仕方がないな」

赤「へ? え、えぇ、ですんで……」

青「なら、ヒーローも辞めたらどうだ。格闘は黄、隠密なら桃、後方支援には緑が、と特に戦力に穴は無い。

  強いて言うなら家事方面に穴があるが、それにしたって専門で誰か雇ったほうが効率的だろう」

赤「なっ、そんなこと……」

青「どうした? なにか言い返すんじゃないのか?

  まあ、自分の努力不足を苦手だからと誤魔化すぐらいだ、そんな根性が有るわけもないか」
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:23:24.85 ID:RVX82uDq0
赤「そんな、誤魔化してなんかいませんよ! だいたい青さんは才能があるから、そんなこと言えるんでしょう!」

青「なんだ、こんどは才能を理由に逃げるのか? いくら才能があったところで、努力しなければ、ものにはならんというのに」

赤「ですが……」

青「たとえ才能無くとも、間断なく努力すれば一人前になれるぞ。それこそ先天的に無理じゃなければな。

  さて、それで次はどんな言い訳をするんだ? なんだったら性別でも理由にしてみるか?」

赤「…………」

青「今度はダンマリか? そうしたところで、徒に時間が過ぎるだけで何にもならんぞ。……ふぅ、もう一度だ赤。銃を構えろ」

赤「……え?」
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:24:54.08 ID:RVX82uDq0
青「弾は、残ってるか? ああ、いやまて、こっちの方が扱いやすいかもな。どうだ?」

赤「えっ、あぁ、はい。そうですね、持ちやすいというか、なんかしっくりきますね」

青「そうか、ならよかった。ほら構えてみろ。……ちがう、基礎も無しにウェーバースタンスをとるな。

  肩幅に足を開いて、腰を落とせ。頭は両腕の中に入るように、自動式なんだから肘を曲げるな。

  眼は両目とも開けろ、視界が狭まって敵の接近に気付けなくなる。標的を捉えつつ、照星を意識するんだ」

赤「っと、こうですか?」

青「ふむ、腕が少し下がってるな。ほら、こんな感じだ。腰も、もうちょい落とせ。……よし、撃ってみろ」

赤「……おお! けっこう当たってますよ!」

青「はしゃぐな馬鹿もん。まあ四割にのったんだ良しとしよう。ただ、まだ使い物にならないことにかわりはない。

  構え方はちゃんと覚えたな? そしたら、そうだな、とりあえず的に当てるだけでいいから、八割は当てられるようになれ」
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:26:45.59 ID:RVX82uDq0
赤「今の倍、ですか。でも的に当てるだけでいいんですか?」

青「もう慢心か? もちろん狙い通りに当てるのは重要だがな。まずは、ちゃんとした構えを身につけないと話にならんからだ。

  ま、空気銃ではあるが、幸い緑のおかげで実弾さながらの使い心地になっているからな。二時間ぐらいなら簡単だろう?」

赤「二時間ですか? ……それは、やっぱり撃ちっぱなしでやるんですか?」

青「阿呆、そんなことしたら余計に変な癖がつくだろう。ちゃんと休みは入れるし、所々で修正してやる」

赤「……えっと、すいません、なんか色々と理解が追いつかないんですが」

青「辞めたくないんだろう? なら、せめて一つぐらい一人前にならんとな。

  私のせいで辞められても癪だからな。ちゃんと扱えるようになるまで、付きっきりで教えてやる、ということだ」
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:40:14.06 ID:RVX82uDq0
。・゚・(つД`)・゚・。よかった、まだ人が居たよ

|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

こんなAA使っといてあれだけどマジで人いないんじゃないかと内心ビクビクしてて怖かったのよ
まいど変なのしか書けないけど、よろしければ見てやってください

それと、もしよかったらネタをください。少し前にも書きましたが地味に切れ始めてまして
もっとも、出来たのが、思ってたのと違うのになるかもしれないんですが……
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/06(月) 00:05:13.94 ID:+0inbumto
いつも楽しく読ませてもらってるのにコメントしなくてすまなかった
もうやったネタかもしれないけど、赤の誕生日とかどう?
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/06(月) 01:03:17.70 ID:itJSZ3qqo
本当に青ってば素直じゃないんだから


久しぶりにザコーズラジオとか聞きたかったり
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:25:15.79 ID:SxsLDACF0
赤「なんか、今日は朝から変だったんですよ。例えば朝飯をつくろうとしたら……


黄「あっ、赤どうしたの?」

赤「どうしたの、って。皆の朝食つくりに来たんだが、それよりも珍しいな、黄がこんなに早く起きてるなんて」

黄「にゃっ!? そ、そんなことないよ! いつも早起きだよ。っと、待って待って、どこ行くの?」

赤「いや、だから飯をつくるんだってば」

黄「ぅう〜、だ、だめ! 駄目だよ。今は入っちゃ駄目!」

赤「はぁ? なんで入っちゃいかんのさ?」

黄「い、いいから駄目なの。ほ、ほら散歩でもしてきなよ。ね、ね?」

赤「わかった、わかったから押すなよ。んじゃ、ちょっと出かけてくるわ」

黄「う、うん、いってらっしゃい。夜中まで帰ってこなくていいからね〜」
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:25:49.23 ID:SxsLDACF0
赤「……と、こんな調子で追い出されまして。んで、その後、街で会った青もですね……


赤「お、青さんじゃないですか。買い物ですか?」

青「!? 赤?」

赤「なんです? そんな壊れたロボットみたいに」

青「な、なにを、って、そうじゃない。なんで赤がここに?」

赤「ああ、それがですね、朝飯つくろうとしたら黄に、散歩でもして来い、と追い出されちゃいまして」

青「朝飯? いま昼だぞ。まさか今まで?」

赤「あっはっは、まさか。男幹部さんとこのお店にいたんですよ」

青「そうか、ならいいんだが。しかし、店なんて持ってたのか」

赤「ええ。ま、あんま店には出てこないんですけどね。男幹部さんの和食がうまいんですよ、店は喫茶店なんですけどね」

青「む、そうなのか? まぁいいさ。じゃ、私は帰るから」

赤「そうですか? そんじゃ、荷物持ちますよ」

青「なっ! い、いや大丈夫だ。それより赤、お前はもう少し散歩してこい」

赤「ええ〜。んなこといっても、そろそろ帰らないと。掃除とか書類とか色々やらにゃいけませんし」

青「あー、いや心配するな。そこら辺は代わりにやっとくから、いいから散歩を続けろ、いいな?」
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:26:23.67 ID:SxsLDACF0
赤「……と、こんな感じなんですよ。なにか聞いてませんか?」

男幹部「いや、なんも聞いてないな。っつか、そんなこと訊くために戻ってきたのか? 阿呆らしい」

怪人「まぁまぁ、特定食たべて店の売り上げに貢献してくれるんですから。少しは考えてあげましょうよ」

赤「えっ?」

男幹部「あぁ、それもそうな。……けどなぁ、べつに危害のあるわけでなし、言われたとおり夜に帰りゃいいじゃないか」

怪人「ん、もうわかったんですか?」

男幹部「だって、今日の日付と、戦隊のお嬢ちゃんたちのこいつへの気持ち考えりゃいいだけだろ」

怪人「……! ああ、そういうことですか」

赤「あ、あの二人とも? なにが、そういうことなんですか?」

男幹部「なに、お前が鈍感ってことだよ」

怪人「ねぇ、まったく男幹部さんに言われちゃお終いですよ、赤さん」

男幹部「そりゃ、どういう意味だ?」

怪人「さあ? まあ、まだまだ夜まで時間はありますから頑張って考えてみちゃどうですか?」

赤「……あの、ヒントとかは?」

男幹部「さっき言ったろ。今日の日付とお嬢ちゃんたちの気持ちだよ」

赤「や、あの、だから、それ以外のを」

男幹部・怪人「「んなもん、ない!」」
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:29:50.29 ID:SxsLDACF0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

まずはお誕生日ネタなぞ……
ん、祝われてる場面? ごめん、そんなん、された覚えがないから書けないや
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:31:34.94 ID:SxsLDACF0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

まずはお誕生日ネタなぞ……
ん、祝われてる場面? ごめん、そんなん、された覚えがないから書けないや
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:33:34.61 ID:SxsLDACF0
あら、エラー出てたのに書き込めてる?
どういうこっちゃ?
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/07(火) 19:51:13.26 ID:/+zbLJYyo
>>754
お題採用ありがとう

しかし赤の鈍感さは異常だなwwww
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/07(火) 22:37:05.32 ID:yLrf+9Wxo
ネタより「された覚えがない」に泣いた
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/11(土) 20:51:56.26 ID:XBMGztoo0
赤「さ−て、今日の飯はなんにすっかね〜、っと、何してんだ黄?」

黄「あはは。ぐ、ぐうぜんだね〜。えっと、赤どこかいくの? いっしょに行ってもいい?」

赤「そりゃ、構わんが、飯つくるだけだぞ」

黄「あっ、じゃあてつだってあげる! がんばっちゃうよ〜」

赤「……頼むから、物は壊さんでくれよ」

黄「にゃっ? ……! そんなことしないよ! ほら、いくよ」
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/11(土) 20:52:27.04 ID:XBMGztoo0
緑「ふたり、で、どこ、か、行くの?」

黄「うん。いっしょに、きょうどうさぎょー!」

緑「……?」

赤「あー、飯つくるのを手伝ってくれるらしい」

緑「……私、も、手伝、う。黄、だけじゃ、不安」

黄「むー、緑よりやくにたつもん!」

緑「…………」

赤「こっち見るなよ。まあ、いいけどさ、喧嘩だけはしないでくれよ」

黄「ぅ〜」

緑「……行か、ないの、黄?」

黄「行くよ! 行くもん!」
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/11(土) 20:52:56.76 ID:XBMGztoo0
青「おっ、ちょうどよかった。コーヒー淹れてく、れ……、赤?」

赤「……飯をつくるのを手伝ってくれるそうです」

青「二人とも? キッチンでいっしょに?」

緑「当、然」

黄「キッチンに入らなきゃ、てつだえないよ?」

青「いや、だからといって三人も入るのは……」

黄「なんでさ、赤がいい、っていったもん!」

緑「後、から、割り込、み?」

青「んなっ! そんな訳ないだろう! 私はただ、赤の負担にならんようにしろと……」

黄「いぃ〜だ! 青のおうぼう〜、けちんぼ〜」

緑「嫉妬、は、醜、いよ?」

青「だ・か・ら、話をきけ!」
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/11(土) 20:53:32.39 ID:XBMGztoo0
桃「なぁによ、うるさいわね〜」

赤「ああ、すまん起こしちゃったか?」

桃「ん、まぁ、もう昼だからいいけどね。で? また何かやったの赤」

赤「なんで俺になるんだ。えーと、なんていうかだな……」

桃「……なんだ、やっぱり赤のせいじゃない」

赤「だから、なんで俺になるんだよ」

桃「さぁね。ま、あれよ、サンドイッチ作ればいいんじゃない?」

赤「サンドイッチ?」

桃「ええ、それならここで皆でつくれるじゃない。ついでに、そのままピクニックにでも行っちゃう?」

赤「はっはっは、そりゃ好いな。つっても五人分も材料あったかな」

桃「あら、全員で行くの? 大丈夫?」

赤「あれ? 違うの、って、大丈夫ってどういう意味だ?」

桃「あ〜。……うん、そうね、皆で行きましょうか。よし、それじゃはやく三人を止めないとね」

赤「いや、ちょっと桃? だから、なにがマズいんだか教えてくれってば」
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/11(土) 21:01:08.11 ID:XBMGztoo0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

誕生日があるなら、普段はどうなんだ、と思ったのでリベンジ
……リベンジ? いや、リベンジだよな、多分、うん。


ザコーズラジオは……もうちょい待って
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/12(日) 14:13:36.71 ID:NIkA2fhQo
うん、赤もげたまえ
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/12(日) 20:23:26.41 ID:bwHiB4yCo
流石だな赤ww
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/18(土) 01:37:01.46 ID:U7Sh0Fr00
金「のう、赤。これは、やっぱり変じゃないかの?」

赤「いや、別に変じゃないですって。なにが、そんな不安なんですか」

金「だ、だってなぁ、こんな短いスカート、落ち着かんぞ」

赤「短いって膝より下じゃないですか。大体いつもの戦闘衣装のが短いでしょうに」

金「あれは、ほら、マスクで顔が見えんし。それに短パンもはいとるから、な」

赤「つっても、普通の恰好だと思いますけどね。むしろおとなしい方ですよ、それ」

金「そんなこと言っても、このブラウスとか薄すぎやしないかの?」

赤「そりゃ、夏服だからじゃないですかね。……したら、なんか羽織りますか?」

金「むぅ。……そう、じゃの。すまんが貸してもらえるかの」

赤「はいはい。んじゃ桃にでも、っと?」

金「こりゃ待て、なんでも桃に借りるんじゃ。おぬしのでよかろ」

赤「えっ、俺のですか。でも、ほら男物ですし、臭いとかつきますよ?」

金「そんなこと気にやしんせん。ほれほれ、はよ貸しゃれ」

赤「はあ、なら良いですけど。というか、ですよ? そんな恥ずかしいなら、いつもの和服で来ればよかったんじゃ?」

金(くふふ、赤の匂いじゃ)
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/18(土) 01:37:56.11 ID:U7Sh0Fr00
赤「……金さん?」

金「ぬ? あ、ああ、それは……、ほれ、お主が前に言うたからじゃ」

赤「俺が?」

金「うむ。偶には洋服姿も見てみたいですね、きっと似合いますよ、とな」

赤「……そんなこと言いましたっけ?」

金「非道いのう、忘れておったのかや。まぁよい。それで、どうじゃ?」

赤「えっと、なにがでしょう?」

金「ほんに、ニブい奴じゃのう。似合っとるかや、この恰好は?」

赤「あ。はい、似合ってますよ。とても可愛らしくて、その、好きです」

金「ふふっ、ならいいんじゃ。しかし、好き、か。嬉しいことを言ってくれるのう」

赤「やっ、それは、そのですね」

金「おや、それじゃ赤はわしのことが嫌いなのかの?」

赤「いや、んなことは……。すみません、大好きです」

金「ふふん。そうじゃろう、そうじゃろう。人間すなおが一番じゃぞ」
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/18(土) 01:40:51.12 ID:U7Sh0Fr00
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

ざこラジってばムズくね
ってか、ギャグ書くのって、なんでこんなに難しいのん?
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/18(土) 02:26:39.33 ID:U7Sh0Fr00
あ、あと、どうでもいいことですが
個人的にヒロインは桃、次点で金
なんで、今回みたいな息抜きというか、小ネタのようなの書こうとすると
どっちかがメインに、そうでなくても絶対に出てきます
うん、本当にどうでもいい話
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/18(土) 12:56:33.58 ID:g/IR+nYAo
この反応の差はさすがは年の功と言ったところか

当然っちゃ当然だがやっぱり変身時はスカートなのね
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 02:36:31.44 ID:a/pWfYkv0
雑魚A「ふっ、ふふふっ」

雑魚B「ついに、ついに復活なんだぜ!」

雑魚A「よし、じゃあいくんだぜ」

            「「ザコーズラジオ復活スペシャル!」」

〜♪〜〜♪

雑魚A「うぇぃ! そんなわけで始まりましたザコーズラジオ。いや〜久しぶりなんだぜ」

雑魚B「本当にな〜、気付いたらスタッフどころかプロデューサーまで変わってるとかビックリなんだぜ」

雑魚A「でもまあ、こうやって復活できたのは嬉しい限りってやつだな」

雑魚B「いやまったく、いろいろあったよなぁ」

コンコン

雑魚A「おっと、ブースの外でディレクターがお怒りなんだぜ」

雑魚B「っとに、せっかちさんだなぁ。そんなんだから、もうついてけないって彼女に振られるんだぜ」
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 02:37:16.89 ID:a/pWfYkv0

……カチッ

雑魚B「い゛ッ!?」

雑魚A「なっ、大丈夫か雑魚B!?」

雑魚B「いつつ、なんか椅子からバチッて来たんだぜ」

コッコッ

雑魚A「ん? はやく進めろ。そうすりゃわかるってどういうことなんだぜ?」

雑魚B「うぅ、なんか嫌な予感がするんだぜ」

雑魚A「つっても、このままだと、またやられそうだから、しゃーなし、だぜ」

雑魚B「むぅ、しゃーなし、か。ええと、それじゃ始めるんだぜ」

雑魚A「おぅ、このラジオはリスナーからのお悩みを俺達が解決しちゃおうって番組なんだぜ」

雑魚B「どんな悩みでも答えて見せるけど、ヤバイのだけは勘弁な」

雑魚A「ちなみに、答えられるお悩みは毎月違うから、詳しくはHPにある『今月のお題』ってところを見てくれ」
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 02:38:11.63 ID:a/pWfYkv0
雑魚B「オーケィ。それじゃ、さっそく今月のお題といくんだぜ。それは、なんと、恋のお悩み相談!」

雑魚A「な、なんだってー。ってか、そんなのやって大丈夫なのか?」

雑魚B「ふっ、安心しな。そんなこと、俺にもわからん!」

雑魚A「え、えぇ〜。なんかもう、色々と不安な滑り出しなんだぜ。……それじゃお便りのほうに行くか」

雑魚B「さすが雑魚A、切り替えが速いぜ。けど、ここで残念なお知らせが一つあるんだぜ」

雑魚A「なっ、まさかメールが一通もないっていうのか!?」

雑魚B「おしい! 正確にはメールも無いが放送時間も無い、だ!」

雑魚A「え、いやっ、ちょっ、どういうことだ、そりゃあ!」

雑魚B「あっはっは。どういうこともなにも、これ復活するって宣伝したか俺ら?」

雑魚A「や、そりゃしてないけど。でも、そういうのって普通プロデューサーとかHPとかでやってくれてるんじゃ」

雑魚B「……HPの開設日は昨日だったんだぜ。それにネットラジオに移ったのに、その予告もされてなかったんだぜ」

雑魚A「なんじゃ、そりゃあ。……うん? それじゃあ、なんのためにコレやったんだぜ?」

雑魚B「えーと……、第0回ってことで、この番組の説明と次回からの方向性を伝えるのが目的、って書いてあるな」

雑魚A「それって、ただの予告回じゃね? たしかスペシャルなんだよな今回?」
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 02:38:52.91 ID:a/pWfYkv0
雑魚B「うん、なんで今回の放送時間も15分に短縮、だそうだ」

雑魚A「……え? え?」

雑魚B「あー、でな、これからはお題以外に毎回一つ指令? が出て、それに違反すると椅子から電流がって、コレか! さっきのは」

雑魚A「……なんか色々とおかしくね?」

雑魚B「いや、でも台本に書いてあるんだよなぁ。しかも電流のところだけ念入りに線が引いてあるんだぜ」

「「……」」

コンコン

雑魚A「カンペ? じゃ、次回からよろしく、って本当にこれで終わりなんッ!!」

雑魚B「うわ、すっげぇ音したな。大丈夫か? なんか半笑いで痙攣してるぞ?」

コンコン

雑魚B「(やべぇ、すげえいい笑顔してやがる)……えぇと、そんなわけで次回は来週? だな。お便り待ってるんだぜ」

雑魚A「……(ピクッピクッ)」
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 02:42:52.95 ID:a/pWfYkv0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

うん、なんていうか、まあ、その
本当にごめんなさい、いろいろとごめんなさい
もう、こりゃあれだ、ザコーズラジオ書いてた人が見逃してくれることを祈るしか……
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/02(土) 03:14:36.27 ID:ta5QADXzo
うん、許さない
絶対に許さないからもっと書いてくれ
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/02(土) 19:42:54.54 ID:qrK3aLgDo
ザコーズラジオってどんなんだったっけ?
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 21:03:28.20 ID:ta5QADXzo
お悩み相談室とかあった気がする
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/02(土) 21:07:27.80 ID:ta5QADXzo
後は赤がゲストとして呼ばれていたような・・・

俺もうろ覚えだ・・・
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/02(土) 21:17:43.52 ID:qrK3aLgDo
色々教えてくれてありがとう
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/03(日) 20:40:21.14 ID:8l42ddMs0
桃「暑いわねぇ」

赤「…………」

桃「あ・つ・い・わ・ねぇ!」

赤「五月蝿えなあ。しょうがねえだろ、クーラー壊れてるんだから」

桃「だったら扇風機でもいいからつけなさいよ。っとに、なんで窓開けても風が無いのよ」

赤「んなもん設計した奴に言えよ。っつか、俺だってキツイんだから団扇返せ」

桃「嫌よ、返したら私が暑いじゃない。それよりも扇風機、無いの?」

赤「お前なぁ……。先週『お風呂上りに使うわ!』って持ってったのは誰だよ」

桃「っぬ。あ〜もう、じゃあ持ってくればいいじゃない。私が許可したげるわよ」

赤「そりゃあ、是非とも昨日のうちに聞きたかったな。黄が『シャボン玉いっぱい飛ばすんだー』とか言って壊す前にさ」

桃「なにやってんのよ、あの子。んじゃ、替わりのは? 予備のがあるでしょ?」
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/03(日) 20:41:18.42 ID:8l42ddMs0
赤「……今お前が使ってるよ」

桃「はぁ? いや、冗談でしょ?」

赤「冗談でこんな恰好するかよ。俺の給料が低いの知ってるだろ」

桃「あぅ。そ、そりゃ私達のほうがちょびっと多いかもしれないけど、だからってそんな……」

赤「ちょびっと、って倍近いだろ。まして、その安月給にスイーツ奢らせる誰かさんもいるしよ」

桃「ぅ〜、わかったわよ。扇いであげるわよ、ほら涼しい?」

赤「いや、そんなやけっぱちにならんでも」

桃「うるさいわねぇ、私が扇いであげてるんだから素直に感謝しなさいよ」

赤「や、でも、それだとお前のほうが暑くならないか?」

桃「い・い・か・ら! 素直に感謝しなさい。ほら、返事は?」

赤「あー、はい。ありがとうございます」

桃「ん、よろしい。そしたら、ほら、さっさとその書類終わらせちゃいなさいよ」

赤「へーへー。ちゅうかさ、今思ったんだが、そんなに暑いならなんで部屋戻らんのよ?」

桃「なんでって……、別にどうでもいいじゃない。それより書類! まだ終わらないの?」
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/03(日) 20:41:50.76 ID:8l42ddMs0
赤「別に、ってお前。……まあ後30分ぐらい?」

桃「ふーん。……あ、緑? 私だけど……」

赤「うん? なに電話して、って。あ、はい、ちゃっちゃっと書類片付けますよっと」

桃「……え? なんでもないわよ。それよりも出来る? ん、ありがと。じゃ、よろしくね」

赤「っと、なに話してたんだ?」

桃「喜びなさい、赤。明日までに緑が新しいクーラーつけてくれるって」

赤「おっ、マジか。……ん? でも、そうしたら俺は何処で寝るんだ? たしか業務用だかなんだかで結構大掛かりだろ、コレ」

桃「そりゃ、居間じゃない? それとも、女の子の部屋に泊まるの?」

赤「えぇー」

桃「ん、まぁ、私も鬼じゃないし? ど、どうしてもって言うなら、その、わ、私の部屋に泊めてあげなくも……」

赤「まあ、この部屋よりは涼しいからいいか。あーでも、タオルケットぐらいは持ってくか、って、なんか言ったか桃?」

桃「……別になにも言ってないわよ。じゃ、そういうわけだから、さっさと終わらせれば!」

赤「痛っ、なに怒ってんだよ」

桃「怒ってなんかないわよ! それじゃ私は部屋に戻るから、せいぜい頑張んなさいよ」

赤「……なんかしたか、俺?」
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/03(日) 20:47:28.69 ID:8l42ddMs0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J


たまには甘いもの書きたいな、とか
や、ザコーズラジオ書こうとしてたら、出てきたネタなんですけども

あと、ザコーズラジオは、あれだ
wikiも見てみようぜ、とか?
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/03(日) 21:59:32.55 ID:/zaV4pUZo
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/03(日) 22:05:29.78 ID:MWfzU0VWo
だれか黄を止めろよww

言われてwki見てみたら結構面白かったよザコーズラジオ
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/03(日) 22:58:28.61 ID:SFXKo5tmo
>黄が『シャボン玉いっぱい飛ばすんだー』とか言って壊す
クソワロタ
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/07/12(火) 12:56:07.78 ID:evj6OS1AO
誰もいない?
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/12(火) 13:11:25.04 ID:oGYcnOrco
いないから投下するなら今のうちだ
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/12(火) 22:25:11.71 ID:PHMGTPyQo
俺もいないからがんばれ
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/18(月) 01:48:20.78 ID:O5ePU8UA0
黄「おじゃましまーす、っと。……うん、まだ寝てるね」

赤「ぅぅん……つぅ……」

黄「ありゃりゃ、あついからかな? ねぞう、すごいね。シャツとかパンツとかから……、ってちがうちがう」

赤「…………」

黄「あっ、あおむけになった。今のうちに……、つくえでいいかな? よし、いくよ赤。うりゃ!」

赤「……ゴハァ!?」

黄「ふふ〜ん。おきた〜、赤ぁ?」

赤「ウグ……、ゲホッゲホッ! っと、黄か? 頼むから寝起きの一撃はやめてくれ」

黄「あぅっ、ご、ごめんなさい」

赤「いや、解ってくれたらいいさ。……で、どうしたんだ、こんな朝っぱらから?」

黄「あっ、えっとね、その、ボクね、きょうお休みなんだよ」

赤「おう、そりゃよかったじゃないか。始終、身体動かしてるんだ、のんびり羽休めするといいんじゃないか?」

黄「うん! いっぱいはね休めちゃうよ!」

赤「ああ、その意気だ。がっつり休んどけ」
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/18(月) 01:49:02.75 ID:O5ePU8UA0
黄「…………」

赤「…………」

黄「…………」

赤「……ところで、なんで俺の腹の上からどかないんだ?」

黄「えっ、……休んでるから?」

赤「いや、それはわかる? が、なんでそこなんだ? 暑いし、第一汗臭いだろ」

黄「ん〜、べつにあついのきらいじゃないし、それに赤のにおいはすきだよ?」

赤「……。あ〜、いや、その俺が暑くてな」

黄「ぅ〜。あっ、じゃあボクのへやに行こうよ。クーラー効いてるから涼しいよ」

赤「それやったら、青にぶっ飛ばされそうなんだが」

黄「むぅ〜、いいじゃんかぁ。一っしょにいようよ〜。お休みなんだよ〜」

赤「……俺は仕事なんだがな…………」

黄「あ〜かぁ!」

赤「わかったよ。ただ一応仕事はさせてくれないか? 色々溜まっててな、急がねぇとまずいんだわ」

黄「……、いいけどさぁ。そんかわし、一っしょにいなきゃだ目だからね!」
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/18(月) 01:50:43.98 ID:O5ePU8UA0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J


とりあえず、ネタに詰まったらロリ出しとけ、ってばっちゃが言ってた
とか、そんな感じで一つ
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/07/18(月) 02:09:28.51 ID:oXYDzqy2o
゚д゚ )
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/18(月) 02:25:55.59 ID:kNPrYfbIo
おつ
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/18(月) 02:50:58.41 ID:etUfsilJo
おれものっかられたいです

あと あかは はやく ばくはつしてください
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/19(火) 01:21:24.43 ID:RmfnL9rr0
桃「……いい天気ねぇ」

赤「ああ、むしろ好すぎて酷暑もいいとこだけどな」

桃「もう、そういうこと言わないの。風があるぶん赤の部屋よりましでしょ」

赤「ありゃ緑が気合入れすぎたからだろ。なんだよ、東京ドームでもこれ一基で完全冷却、って」

桃「あはは……、まあちょっとやりすぎだったわね。でもほら、今度はちゃんとそれなりの作ってくれるみたいだし、ね」

赤「なんかなあ、素直に新しい扇風機買えばよかったんじゃねえかな、って思うんだが」

桃「こら! そういう言い方はないでしょ。緑だって好意で作ってくれたんじゃない。それに反省しすぎて落ち込んじゃってたし」

赤「ん、まあ、そうだけどさ。けどなあ、屋外で飛んだデータ戻すのにパソコンいじりってのは……」

桃「ま、そこら辺は諦めなさいな。だいたい昨日一日何してたのよ、ほとんど進んでないじゃない」

赤「……黄が休みだったんだよ」

桃「いや、そこはちゃんと断りなさいよ。一緒に居たら、なんだかんだで黄に振り回されるんだから」

赤「ってもよぉ、俺に断れると思うか。自慢じゃないが、やりあったらボロ負けする自信あるぞ」

桃「ほんと自慢にならないわね。じゃあ、今日はなおさら頑張らなきゃいけないじゃない」

赤「まったくだ。……んで、どこまでいった? そっちは」
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/19(火) 01:21:52.87 ID:RmfnL9rr0
桃「一昨年までのぶんは終わったわよ。ほんの数年分の、それも重要事項だけって言っても結構な量になるのね」

赤「その大部分が始末書関連ってのが泣けてくるけどな。んじゃ、そろそろ去年の分も終わるから、そしたら確認頼むわ」

桃「あいあい。ほんじゃ、そろそろ休憩いれる?」

赤「さっき頑張らなきゃ、って言ってなかったか?」

桃「……それはそれ、これはこれ、ってやつよ。ちょうどキリもいいみたいだし。ほら、お天道さんも真上に来てるし」

赤「お天道さんて、また古いな、おい。まあ、確かにちょうどいいか」

桃「そうそう、ちょうどいいわけよ。あっ、そういえば赤、梅おにぎり食べれたっけ?」

赤「あ〜、刻みとか練り梅なら。っつか、なんで梅、おかかとかでよくね?」

桃「ん、なら大丈夫ね。あと、おかかじゃ暑いんだから傷むでしょ」

赤「だからって、飲み物にまで入れるか?」

桃「梅干に蜂蜜、それにレモンでつくったジュースは熱中症に効くのよ。ま、ほんとは外出る前に飲むんだけどね」

赤「はぁん、よう知ってんな。まるで、あれな、お婆ちゃんの知恵袋って感じな」

桃「……なんか言った?」

赤「……イヤナニモイッテナイデスヨ」
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/19(火) 01:29:12.69 ID:RmfnL9rr0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
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なんで、今日のバイトが朝からなのに書き込んでるんだろう……、不思議!
つーか、桃がどんどんお姉さんに……、黄はロリ一直線になりそうだし
いまさらながら、どうすんべかな
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/19(火) 01:31:04.63 ID:WLfRfX2Qo
乙でした
桃が意外と優秀だww
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/20(水) 22:18:15.76 ID:AyvYBwRTo
桃マジおばあちゃんwwwwww

何気に金さんがピンチだ
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/22(金) 02:39:03.80 ID:9rY2R6tN0
ネタを探しにパー速初代から読み返して思った
アディオスの人の投下量がパネェ
3・4・5スレをほぼ一人で支えるって凄すぎね?
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/22(金) 02:48:10.32 ID:6Kd0PwPao
投下量もさることながら、ほとんど日を開けずに投下し続けたのも凄い人
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/22(金) 03:03:06.57 ID:J2ImT73SO
んな馬鹿な
と思ったらマジだった
ますますパナいな
…俺もやってみようかな……無理だな
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/22(金) 21:40:25.12 ID:9rY2R6tN0
金「風鈴ゆれてる軒下の、な〜んての。こういう時ばかりは田舎の風情に感謝、じゃの」

桃「すいませ〜ん。金さ〜ん、いらっしゃいますか〜?」

金「ん? おお、鍵ゃ開いとるから入ってこ〜」

桃「あ、は〜い。おじゃましま〜す」

金「ふむ、よう来られたの。ちと温くて悪いが、と茶菓子は羊羹でいいかや?」

桃「いえ、おかまいなく。むしろ此方こそ突然にお訪ねしてしまいまして……」

金「なんの、気にしんよ。それで糠床を分けてほしい、じゃったかの?」

桃「ええ、どうも市販品のだと違和感があるらしくて。なら一からつくろうかな、と」

金「くふふ、そりゃ思い切ったの。……しかし違和感、のう?」

桃「ええっと、なんでしょうか?」

金「いやいや、奴も果報者じゃな」

桃「え!? そ、そんな、赤とはそんなんじゃ!」
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/22(金) 21:40:56.04 ID:9rY2R6tN0
金「ん? わしは奴と言っただけなんじゃがな。その反応は満更でもないのかの?」

桃「あ、あのですね! その……その、ですね?」

金「ふむ、まあみなまで言わんでもええさ。ほれタッパーお貸し。ああ、もところで手入れとかは教えんでもいいのか?」

桃「あ、それは大丈夫です。はい」

金「そうか、そうか。……じゃあ、とりあえず卵の殻も渡しとくで、万一ぃ考えて塩も振っとくな」

桃「えぇ、ありがとうございます。ほんとに色々と」

金「な〜に構わんさ。それより、ちゃんと手入れして赤に美味い糠漬食わせてやれな」

桃「はい! もちろんで……、って、ですからぁ!」

金「くっくっく、ほんに引っかかりやすいのう。まぁ頑張りぃよ」

桃「うぅ……。そ、それじゃ、ありがとうございました」

金「うむ、気ぃつけてお帰り」



金「……ちょっと、からかい過ぎたかの? ま、男捕まえるには胃袋捕まえろと言うし、このまま頑張って欲しいところじゃの」
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/22(金) 21:44:05.74 ID:9rY2R6tN0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

金さんがピンチなんてとんでもない
ただ、ちょっとヒロインっぽくなくなるだけだし
むしろ、桃のアドバイザーとして大活躍だよ
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/23(土) 00:15:21.50 ID:hGlLZwhyo
こうして桃のおばあちゃん化が進行して行くのであった

いや好みなんだけどね
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/23(土) 00:28:08.40 ID:2ZH7P43oo
金さんが完全におばあちゃんポジションだww
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/24(日) 00:53:47.69 ID:2/w5SxDc0
店員「……それで、このお薬が食後に3錠、毎日お飲みください。え〜、で全部でお会計が3,570円になりますね
  それとですね、今回お薬のほう半月分出てますけども、何か不調がありましたら、すぐに病院に来てくださいね」

白「はい、わかりました。っと、すいません大きいほうからでお願いします」

店員「はい、1万円からですね。え〜、ではお釣りのほう、こちら6,430円になりますね」

白「はい、ありがとうございました」

店員「どうぞお大事に〜」

白「……ふぅ。また、お薬増えちゃいましたねぇ」

piriri……
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/24(日) 00:54:28.73 ID:2/w5SxDc0
白「あら? もしもし、どうしました赤さん?」

赤『いえ、もうすぐ着きますんで、何処にいるのかな、と』

白「あぁ、はい。えっと、薬局の前にいます。駐車場は無いので、その前で拾ってください」

赤『了っ解、っと。あ〜、見えました見えました。すぐ着きますわ』

白「あら、本当ですね。……ん? 赤さん運転しながら電話してました?」

赤「いや、今はイヤフォン式のマイクがあるんですよ。あ、クーラー消しましょうか?」

白「いえいえ、大丈夫ですよ。それで赤さん? たとえ手は使わなくても駄目ですよ。運転中はそれだけに集中してくださいね」

赤「え〜。いや、嘘です。了解しました、はい。……ラジオも聞いちゃ駄目ですかね?」

白「ん〜、それくらいならいいですけど。でも安全第一ですからね!」

赤「うぃ、わかっておりますとも。それで、シートベルト締めてもらっていいですかね? じゃないと出れないんで」

白「へ? あ、あぁ、すいません! っと、じゃあお願いしますね」
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/24(日) 00:55:43.07 ID:2/w5SxDc0
赤「はいはい。さて、今日はどちらまで行きます、お客さん?」

白「ふふ、好きですねぇ、そのネタ。じゃあ赤さんのお家までお願いできますか?」

赤「ゑ?」

白「ですから、赤さんのお家まで、ね。連れてってくださいな」

赤「いや、あの〜、その、ですね?」

白「あらあら。せっかく勇気を出して誘われましたのに、ひどい人ですねぇ」

赤「いや、だって。まさかノってくるとは……」
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/24(日) 00:56:49.99 ID:2/w5SxDc0
白「あらら、私のせいですか? 赤さんたら本当にひどいひとです。それとも、私みたいな子はそんなこと出来ない、と?」

赤「んなこたぁないですが、って、ああ別に変な意味じゃなくてですね」

白「クスクス)わかってますよ。こんな痩せっぽちの身体じゃ魅力なんて無いですもの。それにお薬いっぱいの不健康な体ですしね」

赤「いやいやいや、そんな卑下せんでも。例えるなら絹か白玉の、ってぐらい綺麗じゃないですか」

白「でも、手を出しては下さらないんでしょう? それはね、まるで女じゃないって言われているようで寂しいんですよ」

赤「うぅ、それはその、ほら、俺なんかじゃ釣り合わないでしょう? それに、なんか壊しちゃいそうで……」

白「あはっ。いいですねぇ、好いた殿方に壊されるぐらい愛されるだなんて、女冥利につきますね

  それに、赤さん。私は、赤さんだから好きになったんですよ。その貴方を釣り合わないなんて言わないで下さいな

  貴方でなければ嫌なんですから、私は」
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/24(日) 01:05:36.78 ID:2/w5SxDc0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんつーか、先の人達がつくった白のイメージおもいっきし壊したような……
ごめんなさい、病弱で体弱いのに誘惑してくるお姉さんとか大好きなんです
なんでアルビノ=病弱じゃねって思っちゃったんです
いや、ほんと申し訳ない
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/07/24(日) 05:48:06.01 ID:/KFLoR1AO
白ってお姉さんなの?
中学生ぐらいだと思ってた…
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/24(日) 12:26:07.71 ID:XlMVXcSNo
今までのとは違う新たな白を発掘?できたと思えばおk
俺もこういうお姉さん好きだしGJ
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/07/24(日) 12:50:26.25 ID:nK5crWvFo
乙乙

>>815
白は三パターンくらいあったと思う。
黒以上に出番少なく、金みたいに特徴ある喋り方しないから定まってないんだ
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/24(日) 20:27:12.77 ID:B879aK5fo
一番印象が強いのは読心能力持ちの白だな
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:48:42.03 ID:tezRkxu90
赤「……熱ッ! まあ、こんなもんかね」

先週末から体調を崩したらしく、また病人食に戻った際の白のリクエストを聞くたびに思う

おかゆにシナモン、ってのは美味いのかね? 白いわく、癖になる味らしいんだが……

赤「白さん、起きてますか? おかゆ持ってきったんですが」

休みの邪魔にならないよう、控えめにノックを二つ

白「はい、大丈夫ですよ。どうぞ入ってきてくださいな」

赤「……ところで、ちゃんと服は着てますよね? いつだかみたいな恰好っだったら即逃げますよ」

白「チッ)ちょっと、待っててくださいね」

何か舌打ちみたいなのが聞こえたが、気のせいだと思いたい

白「お待たせしました」
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:49:30.38 ID:tezRkxu90
赤「失礼します。シナモン入りのおかゆと、あと白湯です」

白「えっ、ドクタ−ペッパーじゃないんですか?」

赤「そういうのは、体調が元に戻った時に飲んでください」

月に二・三本は飲みたくなります、と愛飲? しているドクターペッパーが無いことにショックを受けたようだ

だからといって、買ってこようとはまったく思わないが

白「うぅ、赤さん意地悪です。お詫びとしておかゆ食べさせてください」

赤「……はい?」

白「ふ〜ふ〜、って冷ましてから、あ〜ん、って食べさせてください」

赤「なんのお詫びだか知りませんが、着替えたり出来るんですから、おかゆぐらい自分で食べられるでしょう」

白「む〜! じゃあ、わたし実はすっごい体調悪いんです。だから起き上がってるのもやっとで、あぁ〜、もう倒れちゃう〜」
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:50:04.47 ID:tezRkxu90
そう言って、本当にベッドに横になってしまった。チラッ、チラッ、となにか期待するような目をむけてくる

これが桃とかなら、じゃあってなんだ、じゃあって、とツッコんで終わりだが

白の場合、こちらが折れるまで続け、ノリが悪かったり最後まで放置すると拗ねるから性質が悪い

いったい何処で覚えたんだかなぁ……

赤「わかりましたよ、ただし今回だけですよ」

白「む〜、なんかすっごい嫌そうですねぇ?」

赤「あー、なんかすごい人に優しくしたい気分だなぁ! 誰か甘やかさせてくれる人いないかなぁ!」

白「はいは〜い。ここ、ここに居ますよ〜。どうぞ、優しく甘やかしてくださいな〜」

半ば自棄っぱちに大声を出したのが効いたのか、一転ニコニコと嬉しそうに手を挙げる白

その笑顔に、文句も言う気をなくし、そのまま溜息にして吐き出す

多分、この性格が駄目なんだろうなぁ、とも思うが、目が合った白がまた笑顔になったのを見て

まぁいいか、と納得するあたり、やっぱり駄目だよなぁ
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:51:02.77 ID:tezRkxu90
白「…か……さん。赤さん!」

赤「ん? おぉ、どうしました?」

白「いえ、もう十分かき混ざったと思うんですけど」

そう言われて、手元を見ればシナモンの色に染まったおかゆがある

若干、粘りも増しているようで、かなりかき混ぜていたようだ

赤「あ〜、や、せっかくだからもう少し冷まそうかと」

白「あれ? ふ〜ふ〜、って、してくれるんじゃないんですか?」

赤「いや、でもほら、結構冷めましたし大丈夫じゃないですかね」

白「ふ〜ふ〜、ってしてくれないんですか?」

そう言うや否や、じわりと目元が潤みはじめてきた

いかん、本気で拗ね始めちまう
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:51:44.14 ID:tezRkxu90
赤「まさか、ちゃんとしますよ。ただ、先にある程度冷ましておいたほうが、舌を火傷しないかな、と」

白「あ、そうだったんですか。……優しいんですね、赤さん」

泣きそうだったのもどこへやら、泣いた烏だかなんだかよろしくふにゃり、と微笑う

そんな彼女に約束どおりおかゆを食べさせようと……

白「ていっ!」

したら、ベッドに引き込まれました。それも何故か俺が下になるかたちで

ついでに、おかゆはこぼれることなく鍋のまま椅子の上にある、と。……何が起こった?

白「ふっふ〜ん。駄目ですよ、そんな簡単に女性の布団に近づいちゃ」

赤「え〜と、冗談にしてもあまり面白くないんだが?」

白「ふふっ、冗談だと、思いますか?」

にぃっ、と笑う白の眼が紅い。いや、普段もアルビノだから赤いが、こいつは……!?
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:52:34.64 ID:tezRkxu90
赤「白! おまえ、薬は……」

白「……ん……ゅ……ふぅ。やっぱり、赤さんのお口は美味しいですねぇ」

そう言う白の眼は、ますます紅くなってきて

白「? どうしたんですか、赤さん。さっきみたいに呼び捨てに、白! って荒々しく呼んでくださいな」

赤「薬はどうしたんです? いったい何時から飲んでないんですか?」

白「んもぅ、そんな事務的な話し方は嫌いです。しょうがないですねぇ、なら直接訊いちゃいましょうか」

ぐいっ、と顔を、視線を白のそれに合わせられる

白「さぁ、教えてくださいな。赤さんは私をどう思ってるんですか?」

じぃっ、と覗き込んでくる紅い、アカイ、眼

それがまるで怪しげな女郎蜘蛛のように目をそらすことを許さない

まるで、なにか異形の生物のようにゆっくりと、中へ、奥へと入り込んでくる
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:53:13.40 ID:tezRkxu90
白「むぅ、おかしいですね。心が全然読めません。せっかく昨日からお薬飲んでないのに、変ですねぇ」

昨日からって、一日飲んでないのか、この馬鹿!

白「あっ、今ちょっと読めました。って、あら? また読めなくなっちゃった。……なにかしてるんですか、赤さ〜ん?」

さ〜て、なにやってるんだろうねぇ、と軽口の一つも返してやりたいが、残念ながらそんな余裕は無い

読心術、というよりは一種の瞳術らしく防げるのはありがたいんだが、いかんせん精神的消耗が半端じゃない

唯一の救いは、扱うほうも消耗が大きいらしく、また白の体力が一般人レベルを少し上回る程度しかないことか

白「……っ! な、んで、ですか? なんで教えてくれないんですか? 赤さんは私をどう思ってるんですか? ねぇ、赤さん!」

赤「…………」

白「なん、でぇ? 答えて、くだ、さいよう、赤さぁん。わたし、の、ことぉ……」
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 05:57:12.58 ID:tezRkxu90
一つ、雫が頬を流れ、倒れこんでくる白。それと同時に体の自由も戻ってきた

さっきまでの反動で頭痛が酷いが、なんとか体を起こし白を元通りにベッドに寝かせる

その寝顔は、天使のようなといったら陳腐だが、それでも安らかな寝顔だった




結局食べることのなかったおかゆと白湯を持ってキッチンに戻りながら思う

どう思ってるかなんて、こっちが知りたい、と

いや、さすがに最低すぎるか、これは?

けどなあ、さてどうしたもんだかと考えても、どうにも落着しない

本当に、どうしたもんだかなぁ……
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/25(月) 06:11:20.71 ID:tezRkxu90
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

はて、なんでこんな時間に投下してるんだ?
……ま、いっか

そういえば、読心術のことを何とか組み込めないかと考えた結果
能力に悩んでた→何とか抑えたい→抑える薬があるよ→副作用で病弱になっちゃった
とか、どっかで見たような内容に……
あー、ほんと文才が欲しい。心の底から欲しい

>>815
逆に考えるんだ。中学生ぐらいだからこそ厨二病を患い
ついでに、耳年増なのが加わった結果、お姉さんぶりたいキャラになったと!
……ごめん、自分で言ってて無理あるわ、これ
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/25(月) 23:21:31.59 ID:Z+IKqna6o
おいこらパンツ脱いだぞ早くしろ
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/25(月) 23:25:38.58 ID:hp4yMw37o
妖艶な白とか素晴らしいですな
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/28(木) 13:31:09.00 ID:yqofEX4/0
ただ書き込むだけなのに、平日の昼間のとつくだけで後ろ暗い気持ちになる不思議

>>828
パンツ脱ぐのはいいが、そろそろ順番的には緑や青だと思うんだ、出番の少なさてきに考えて
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:35:41.75 ID:bxwgBMvt0
青「……銃器は毎日バラして、きちんと手入れをしろと言ったはずだが?」

赤「いや、ですが、他の仕事も忙しくてですね」

青「言い訳をするな! だいたい赤はだな……」

赤(ぅぁ〜、報告書のデッドラインがー)

青「おい赤、ちゃんと聴いてるか?」

赤「はっ、勿論であります!」

青「……(じー)」

赤「……(ギクリ)」

青「……赤?(ニコッ)」

赤「いや、え〜っとですね?」
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:36:35.43 ID:bxwgBMvt0
黄「ね〜、もうおはなしおわったの〜?」

青「こら、もう少しだから我慢しなさい」

黄「う〜、だって、青のおはなし長いんだもん。赤とあそぶじ間なくなっちゃうよ」

青「な、ながいことはないだろう。それに黄、おまえも戦隊の一員なら、遊ぶばかりでなくだな……」

黄「うるさいなぁ。ちゃんとトレーニングしてるもん。ほうこくしょだって赤が出してくれてるもん!」

青「五月蝿いとはなんだ! だいたい報告書を人任せにするんじゃない!」

黄「む〜〜、いいんだもん、赤も長かんもいいって言ったもん! 青のばかぁ!!」

青「〜〜! 誰が馬鹿だ!? こら、黄ぃ!」

赤(……報告書、今日中に終わるかなあ)

桃「なにやってんのよ、騒がしいわねぇ」

赤「あー、かくかくしかじかってやつでだな」

桃「ふーん、まぁいいわ。赤、ちょっとケーキ買ってきてくれない? 流石屋で新作が出たらしいのよ」

赤「またケーキかい。こう言っちゃあなんだが、また太るぞ?」
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:37:22.10 ID:bxwgBMvt0
桃「たしかに、これ以上胸が大きくなっても嫌だけどね。それはそれこれはこれ、よ」

赤「また世の女性方を敵に回すようなことを。んで、新作ねぇ、今度のは美味いのか?」

桃「それを確かめるんじゃない。というわけで、30分以内でよろしく」

赤「ちょっと待て。30分じゃあそこに行って終わりじゃねえか」

桃「頑張れ、男の子!」

赤「いや、無理だからな、どう考えても」

緑「……呼ん、だ?」

赤「いや、呼んでないぞ」

緑「ここ、に、良いく、すり、が、ある」

赤「いや、だから呼んでないんだってば。薬とかもいらんから、な」

桃「ところで、それはどんな薬なの?」

緑「筋力、ぞう、か剤、リミッター、も、外れ、る、から、2〜3倍の、力が、でる」

桃「よし買った。赤、GO!」
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:38:17.37 ID:bxwgBMvt0
赤「いや待て、あきらかにヤバイ薬だろ、これ。つーか何でお前に決定権?」

桃「細かいわねぇ。じゃ、なに、後27分で行けんの?」

赤「ちょ、もう計ってんのかい! あ〜、緑、それ副作用とか無いんだよな?」

緑「……(コクリ)」

赤「…不味ぃ。っとに、後で覚えてろよ桃!」

桃「はいはい、いってらっしゃ〜い」


男幹部「おや、そこ行くは赤さんじゃないですか。お急ぎで何処に?」

赤「あぁ、どうも。いや桃の奴が、流石屋の新作が食べたいとか言い出しまして」

男幹部「ありゃ、それは都合の悪い。たしか私の2,3人後で売り切れたはずですよ」

赤「……マジですかい。なんて言い訳したもんかな」

男幹部「ふむ、なんだったら持ってきます? 他に2つ程入ってますが、それでもよけりゃあ、ですが」

赤「いいんですか! って、いやいや、それはいかんでしょう」

男幹部「なに、私のほうは新作を、って頼まれたわけじゃないですからね。それに、うちの雑魚たちがいつも助けていただいてますし」

赤「……すいません、このご恩いつか返します」

男幹部「んな、畏まらんでも。そんじゃ、あれですよ、また今度酒にでも付き合ってください」

赤「はい、かならず。それじゃ、ありがとうございました」

男幹部「はいはい。……あぁ、そうだ、あんま揺らさないように、ってもう行っちゃったか。大丈夫かね?」
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:39:10.46 ID:bxwgBMvt0
赤「うっしゃ、時間内!」

桃「おぉ、さっすが〜。んでんで、ケーキは?」

赤「あぁ、これな。ついでに他のも2つぐらい入ってるはず」

桃「あらあらぁ、ずいぶん気が利いてるじゃない。ほんじゃ、ご対〜面、ん?」

赤「……うした?」

桃「なんか、凄いぐっちゃぐっちゃになってるんだけど?」

赤「あぁ、まぁ、かなり急いで走ってきたからなぁ。ま、あれだ、意外と美味いかもしれん、(ドゴッ!)しッ!?」

桃「ケーキの神様に百遍あやまれ!」

赤「うぐぅ、だったら最初っから急がせんなよ」

緑「……赤?(ピトッ)」

赤「ん? ああすまん、汗拭いて(プスッ)……痛!」

緑「くふっ。サンプル、サンプル♪」

赤「……アルコール綿は、冷たくて気持ちいいなぁ。……畜生」
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:40:16.51 ID:bxwgBMvt0
怪人「……男幹部さん? 随分と遅いお帰りで」

男幹部「や、ちょいと、買いなおすことになったんでな。それより、なんでお前が此処に?」

怪人「それが、失くしたと思ってた本が見つかりまして、それでついつい」

男幹部「相変わらず、本の虫だな。しかし、そうすっと首領の様子ってのは……」

怪人「あ〜、1時間ぐらい前まで、ですかね。10分置きぐらいに来てましたよ」

男幹部「……それは、マズイな。俺の分のケーキで、機嫌なおしてくれねぇかな」

怪人「さぁ、それはわかりませんが、まず女幹部さんが止めるんじゃないですかね。ほら、ケーキは一日一個みたいな感じで」

男幹部「たしかに、言いそうだなぁ。と、なると……(じー)」

怪人「なんとなし、嫌な予感がするんですが」

男幹部「……じー」

怪人「はぁ。わかりましたよ、私も一緒に行きますよ」

男幹部「すまん。どうにも若い娘ってのはわからなくてな」

怪人「んなこと言ったら、うちの奴らはみんな若い子でしょう。男幹部さんにとっちゃ」

男幹部「まったくなぁ。新人類って言われてた時が懐かしいよ、ほんと昭和は遠くなりにけり、だ」

怪人「見た目だけは若いんですけどねぇ。っと、着きましたよ」
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:41:07.99 ID:bxwgBMvt0
男幹部「……俺、帰っちゃ駄目か?」

怪人「なに言ってるんですか。確かにヤバイオーラ出まくってますけどね、先送りしてもしゃあないでしょう」

男幹部「ふぅ、なあんで、こんな目になぁ。……うしっ。失礼します男幹部です、が……」

怪人「ちょっと立ち止まらないでくださいよ、って……うわぁ」

雑魚A「た、助かった、んだぜ(ガクリッ)」

雑魚B「…………(ピクッピクッ)」

首領「……ずいぶん、おそかったの」

男幹部「いや、すいません。どうにも用事のほうが長引いたもんで」

首領「なら、れんれくしてくれればよかったの。いつも、なにかあったられんらくしろ、っていうくせに、ひどいの」

男幹部「う、む、申し訳ない。せめてもの詫びっちゃあなんですが、私の分のケーキを差し上げますので、許しちゃもらえませんか」

首領「……なんのケーキ?」

男幹部「たしか、チョコレートミルフィーユとか言いましたか」

首領「ちょこれーと? めずらしいの」

男幹部「たまには甘いものが食べたくなるんですよ」

首領「ふーん。でも、こんどだけだからね。つぎはだめなの」
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:42:49.03 ID:bxwgBMvt0
男幹部「ありがとうございます。……ところで、後ろの二人はなにやってるんです?」

怪人「いえ、なんか女幹部さんが急いでらしたので、ちょっと待っててくださいなっと、お話しをば」

女幹部「くッ、せっかくの出番が……」

男幹部「んなメタな発言は止めてくださいよ。えーと、なんだケーキ食べますか?」

女幹部「そりゃ食べますよ。って、そうだなんでこんな遅くなったんですか? 用事なら……、なんです怪人?」

怪人「いちおう用事で遅くなったことになってるんですって、言ったじゃないですか(ヒソヒソ)」

女幹部「えぇ、って首領を騙したんですか(ヒソヒソ)」

男幹部「騙すなんて人聞きの悪い。方便といってくださいよ(ヒソヒソ)」

女幹部「男幹部さん! (ギロッ!)」

男幹部「おや怖い。せっかくの美人さんが台無しですよ」

女幹部「誰のせいで、こうなってると?」

怪人「あ〜、ちょいとお二方。首領が困ってますから、そこら辺で」
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:44:02.52 ID:bxwgBMvt0
首領「ケーキたべないの〜?」

男幹部「おっとっと。そんじゃ雑魚たち医務室で寝かせてきます。怪人、お茶のほう頼むな」

女幹部「あ、ちょっとまだ話は……」

怪人「まぁまぁ女幹部さん、せっかくですし食べるとしましょうよ」

首領「そうなの〜。かいじんのおちゃはおいしのよ〜♪」

女幹部「はぁ、わかりましたよ、せっかくのケーキですものね。……ただし後で詳しく聞かせてもらいますよ怪人(ヒソヒソ)」

怪人「了解です。あぁ、お茶はなんでも好いですかね?」

首領「うん、まかせるの!」

女幹部「首領と同じでお願いします」

怪人「はい、承りました。楽しみに待っててくださいな」
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:46:59.24 ID:bxwgBMvt0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

とりあえず、あれだ
長い、ながすぎる!
よっしゃ全員出してみるべえ、とか考えるんじゃなかった
やっぱ、無理しちゃいかんね
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/30(土) 00:47:26.84 ID:BGnu6Lodo
乙でした
首領が悪の首領っていうのを再確認できる話だな
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/30(土) 06:56:09.19 ID:RzE9v8+ko
赤の扱いが微妙に酷いのが懐かしいな

あと新人類って男幹部いくつなんだよwwwwww
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/02(火) 23:40:18.30 ID:3ioDD4Rh0
青「まったく、なんだこの結果は! 普段から鍛えてないからこうなるんだ。わかってるのか!」

赤「えぇ、はい、わかっております。ただ、その……」

青「言い訳はいらん! 重要なのは結果だ。ほら、もう1セットいくぞ」

赤「うぇぇぇ。もう昼ですよ、飯食うなり一休みいれましょうよ」

青「……なるほど、どうやら私の言いたいことはまったく伝わってないらしいな。
  少し疲れたぐらいで休むとは腑抜けの極み、徹底的に鍛えなおしてやる!」

赤(うわぁ、やぶへびったーなぁ、おい)

青「ん? なんだその顔は? そうか、まだまだ余裕ということだな。よし、なら質も量も倍にしてやる、きっちり着いて来い!」

赤(……んな、無茶な)


844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/02(火) 23:41:00.84 ID:3ioDD4Rh0

青「ほら、どうした? 動きが鈍ってるぞー!」

赤「……ゼェ…………ゼェ」

赤(やべぇ、ゲロ吐きそう)

青「返事はどうしたぁ! 玉ぁ、落としたかぁぁぁ!?」

赤「……はい! まだまだ、余裕であります!」

赤(誰だ、フルメタルジャケット見せた奴は? こうならんよう隠しといたっつーのに)

青「よーし、いい返事だ。喜べ、それに応えて手加減抜きでやってやる。どうだ、嬉しいか!」

赤「はい! 最高であります!」

赤(まぁ、サーをつけさせないだけ楽、って、ちがうちがう、そういう事じゃない。……はぁ、今回は何時まで続くやら)
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/02(火) 23:43:34.89 ID:3ioDD4Rh0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

なんか、色々間違えたような……、気のせいかな
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/03(水) 00:55:45.01 ID:T6/y0nOFo
乙でした
これ以上青のスパルタ度が上がると赤が行動不能になりそうだwwww
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 02:27:02.42 ID:RcOPkoXRo
むしろ赤がガチで倒れちゃって青があたふたしだす展開で


青って意外と前時代的な体育会系なのなww
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 09:52:03.31 ID:VTN/HyXd0
青「……よーし、これくらいでいいだろう。これで、本日の訓練を終了とする!」

赤「はッ! これにて本日の訓練を終了いたします! ありがとうございました!」

青「うむ、よろしい。僅かではあるが、始める前に比べて男らしくなったじゃぁないか、えぇ?」

赤「はっ! ありがたくあります! 青殿の訓導のおかげであります!」

青「あぁ、そうだ。その通りだ。いいか、よく覚えておけ。貴様は弱い! 銃もまともに扱えず、格闘では黄の足元にも及ばない!

  頭脳は緑に水をあけられ、情報能力は桃に劣る。わが部隊において、なにひとつ秀でるところのない最底辺の蛆虫、それが貴様だ!」

赤「はっ! 自分は最底辺の蛆虫であります!」

青「そうだ! 部隊のお荷物! 無駄飯ぐらい! 邪魔にしかならぬ存在! それが貴様だ。しかし、貴様は今日の訓練を乗り越えた。

  それはこの部隊にいる最低限の条件をクリアしたということだ。誇るがいい、貴様は最低ではあるが、最悪ではない。

  この部隊に所属できる程度には、追い出されん程度には有能であるということだ」
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 09:53:07.69 ID:VTN/HyXd0
赤「はっ! 自分は、この部隊に所属し続けられることを誇りに思います!」

青「よろしい。しかし、勘違いするな。依然、貴様が部隊のお荷物であることに変わりはないんだ。

  もし慢心などしてみろ、そのときは二度とそんな馬鹿な考えが起きぬよう徹底的にシゴキぬいてやる!

  たとえ血のションベンが出ようが、血反吐を吐こうが、玉ぁ握りつぶしてでも遂行させてやる。わかったか!?」

赤「はっ! 了解であります! 慢心せず訓練を積み重ねるであります!」

青「うむ。よく言った! その言葉を忘れるな。そうである限り、いつでも今日のように指導してやろう」

赤「はっ! ありがたくあります! これからもご指導、ご鞭撻お願いするであります!」

青「よし、以上で本日は終了とし、私は基地へ帰るが、貴様は後始末ならびに銃器の整備をきっちりとしておくように、いいな!」

赤「はっ! 了解しました! 今回の訓練の片付けおよび銃器の整備の終了を持ちまして本日を終了といたします!」

青「うむ、では後は任せる」

赤「はっ! お疲れさまでした!」

赤(……やっと終わったぁぁぁあ! 一日続くとかホント勘弁してくれよ。あした動ける気がしねぇっつーの)
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 09:54:21.03 ID:VTN/HyXd0


桃「あらぁ、随分とお疲れさんねぇ」

赤「あー、桃か? 悪ぃけど今は……」

桃「安心なさいな、別に何か頼もうってわけじゃないから。だいたい事務仕事なんざ終わらせてきたわよ」

赤「……すまん」

桃「そう思うなら、こんど買い物のつきあってくれると嬉しいわ。んで、何があったのよ? えらく疲れてるみたいだけど」

赤「青の奴が、鬼軍曹モードに入っちまってな。しかも何故だか知らんが、それが今日いちにち続いたんだよ」

桃「あぁ、それで……」

赤「ん? 何かあったのか?」

桃「んにゃ、なんも。それよりも赤、そんだけシゴカれたってことは、どうせ明日は動けないんでしょ? だったら……(ゴニョゴニョ)」

赤「こら、なにを人が老人みたいに、って……。……それ、バレたら俺、殺されないか?」
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 09:55:21.52 ID:VTN/HyXd0
桃「んー、別に動けないのは事実なんだから大丈夫じゃない? それよりも、どう? 絶好のチャンスよ」

赤「そりゃ、出来たら面白かろう、が、スマン。やっぱり命が惜しいわ」

桃「ふぅん。……じゃ、私も協力するって言ったら? もちろん緑も責任持って巻き込むわよ」

赤「……マジで?」

桃「マジマジ」

赤「そっかー。それじゃあ、やるか」

桃「さっすが赤。ほんじゃ、さっさと片付けて作戦立てるわよ」

赤「おう、そうっすか。ふっふっふ、ちったぁ、やる気が出てきたよん、ってな」

桃「赤ー、なにしんてんの?」

赤「あぁ、悪ぃ悪ぃ。いま片付けるわ」
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 10:05:20.42 ID:VTN/HyXd0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

まあ、なんとなく次は青だな、と
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/03(水) 23:03:59.59 ID:T6/y0nOFo
乙でした
続きってか作戦に期待
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 23:43:03.76 ID:GRwYbTCa0
黄「ふぁ〜〜〜ぁ。お〜は〜よう〜」

桃「はい、おはよう。ご飯もうすぐ出来るから、先に顔洗ってきなさいな」

黄「ん〜、今日は赤じゃなかったっけ? なんで桃が作ってるの〜?」

桃「あぁ、ほら、昨日さんざん青にシゴかれてたじゃない。だから、少しぐらい休ませてあげようかな、ってね」

黄「ほへ〜、桃やさしい〜。……ん? あれでも、そうしたら赤いつおきてくるの?」

桃「そうねぇ、まあご飯の時間になっても来なかったら、おこしに行けばいいんじゃないかしら」

黄「うん、ごはんたべられないのはつらいつらい、だもんね」
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 23:44:16.36 ID:GRwYbTCa0


青「おはよう。っと、赤はどうした?」

黄「きのうすっごいつかれたから、まだねてるんだって」

青「ほう?」

桃「こら、黄。それじゃ誤解されちゃうでしょ。青、昨日えらくシゴいてたじゃない? だから休ませてあげたかったのよ」

青「なにを甘やかすようなことを。そんなことを言っているから、何時までたっても赤が軟弱なままなんだ」

桃「そんなことないと思うけど……」

青「そんなことあるさ。大体あの程度のシゴキに耐えられないというのが、いい証拠じゃないか」

桃「……あのねぇ、言っとくけど昨日のは私でもきついわよ。青、あなたと黄は本部のほうでもトップクラスだったでしょう。

  たとえ素質だけじゃ優劣は決まらないといっても、受け皿の違いは大きいのよ。少なくとも訓練や専門を変えるぐらいには、ね」

黄「あっ! それでさいごの方は、きょうかんたちしかいなかったんだ」

桃「そういうこと、よくできました。えらい、えらい」

黄「ふぇ!? ……にゃははは」
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 23:45:20.99 ID:GRwYbTCa0
青「で? それで桃は結局なにが言いたいんだ?」

桃「少しは加減ってのを覚えなさい。朝顔も向日葵もおなじバケツでおなじだけ水あげたら、朝顔は枯れちゃうでしょう?」

青「う、む、しかしだな……」

桃「しかし、じゃないの。今はまだ大丈夫みたいだけど、いつか倒れちゃうわよ? そうなったら如何するの?」

青「そんな、馬鹿なことあるわけないだろう。仮にもヒーローなんだぞ?」

桃「だから、土台が違うんだから自分基準で考えないの。年だって10近く違うのよ、少しは考えてあげなさい」

青「うむぅ……」

桃「しょうがないわねぇ。それじゃ論より証拠、赤をおこしに行って来なさいな。それで事実どうなってるかを見てきたら?」
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 23:57:14.38 ID:GRwYbTCa0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

とりあえず前置き部分をば
しかし、最後まで書けるんだろうか?
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/05(金) 03:10:17.31 ID:SqwdyzlVo
おつ
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/05(金) 15:14:09.48 ID:Z1upLtibo
乙でした
この話は長編なのか
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:46:26.14 ID:mWg3Xv9p0
時間はすこし遡って


赤「おぉ、ほんとに筋肉痛やらダルさがない」

なんだかんだ言って緑の製薬技術はすごいなぁ、と思う

出来れば、普段からこういったものを作って欲しいと思うぐらいには

さて、それはともかく、いつもならこのまま仕事を始めるわけだが……

赤「着替えた後に、水1リットルと一緒に、ねえ」

桃いわく、体調不良で倒れたことにして青を心配させてやろう、という今回の話

しかし、普通にやったところで、だらしない、と一蹴されるのがオチであり、演技したところでまずバレる

なので緑に協力してもらい、実際に心配されるぐらいのものを薬でもって引き起こそうということらしい

幸い、昨日の訓練の事もあり誤魔化しやすいだろうということで、緑には軽めの薬にしてくれるよう頼んだのだが

赤「そのわりには、えらくノリノリだったんだよなぁ」

死ぬようなことはないそうだが、それは逆に言えば死なないことしか保障されてないわけだ

そう考えると、掌の上の三粒の薬がどうしようもなく恐ろしいものに見えてしょうがない
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:47:12.04 ID:mWg3Xv9p0
赤「とはいえ、あんま考えてる時間もないしなあ」

時計を見れば、既に結構な時間がたっていて、いつも青が起きてくる時間まであと10分ぐらいだろうか

桃が朝ごはんを作ってくれてるから少しは持つとしても、あまりもたもたしてられるものでもない

…………

ふぅ、と溜息一つ。なるようになるさ、と一気に飲み干す

一リットルも飲めるかと思ったが、これがどうして、簡単に入っていく

いやむしろ、それでも足らないくらいに喉が渇く

赤「……ぅぐ、と……こ、りゃ……あ…………」

ぐるん、と視界がまわる、砂嵐? 遠く耳鳴りのような音が……

何かに当たったような感触を最後に、意識は途切れた
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:48:06.99 ID:mWg3Xv9p0
時間は戻って


青「……まったく、なんで私がおこしに行くんだ」

あの後、いつも通り黄がおこしに行けばいいじゃないかと話したものの、結局、桃に押し切られてしまった

黄も黄で、何故かあっさりと引き下がるし、そんなにカレーコロッケが食べたかったのか?

青「と、ここだったか。……赤おきてるか?」

なんと声をかけようか迷ったが、無難なものにした、が返事がない

まだ寝てるのかと思い、戸を叩いてみたが、それでも返事がない

青「……? ……!? 赤、入るぞ!」

何度叩いても返事がなく、さすがに変だと思ったところで、リビングでの桃の言葉が頭に浮かび、慌ててドアを開けた
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:49:28.48 ID:mWg3Xv9p0
青「まさか、冗談だろう? 赤、聞こえるか! おい、赤!」

赤が倒れていた。慌てて近寄ってみたが気付く様子もない

口元に耳を寄せてみると呼吸音が殆ど聞こえなかった。首元を触ったところ脈はあるようだがどうも安定していない

鼻血は、出てないようだが、身体が随分と熱い

まさか、桃が言っていた通りなのか? いや、それよりも……

青「まずは、緑を呼ぶのが先だな」

携帯の呼び出し音が鳴る。三回目で出た緑は、起きたばかりなのだろう、眠そうだった

しかし、赤の状態を伝えると、即座に普段の調子に戻り。いくつかの確認をとると、すぐに行くと言って電話を切った

青「赤、もうすぐ緑が来るからな。頼む、死んでくれるなよ」
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:54:13.18 ID:mWg3Xv9p0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

とりあえず、前半その1?
青をデレさせたかっただけなのに、終わりが見えない
なんで、こうなるのっと
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/06(土) 02:01:32.87 ID:0xRUGHlro
これはばれたときが怖いぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/06(土) 19:57:40.16 ID:gs8GuwBGo
乙でした
青がデレるのを楽しみに待ってます
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/06(土) 23:51:39.63 ID:bEeq6GVq0
黄「……ねぇ、赤だいじょうぶかなあ?」

桃「大丈夫よ。なんだかんだ言ったって家でいちばん丈夫なんだから、ね。落ち着いて緑の診断を待ちましょう」

黄「……うん、そう、だよね。だいじょうぶだよね、だって赤だもん! ……だいじょう、ぶだもん」

桃「あぁもう、ほら泣かないの」

黄「ぅ〜、ひぅっ、えぐっ、うぅ〜〜〜」

桃(しっかし、おかしいわね。昏睡状態って、そんな重くするように頼んだ覚えはないんだけど……)
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/06(土) 23:52:21.99 ID:bEeq6GVq0
緑「ん。終わった」

黄「あっ! どうだった! 赤、だいじょうぶだった!? ねぇ、ねえ!!」

青「こら、そんなに詰め寄ったら緑が話せないだろう。少し落ち着け」

黄「で、でも、青はしんぱいじゃないの!?」

青「そりゃあ、心配だとも。だがな、慌てるだけじゃ何にもならないだろう?」

黄「そんな、なんでそんなことが言えるのさ! だいたい青が、赤にひどいことするからじゃんさぁ!」

青「な、んだと! いったい、いつ私が……」

桃「ストップ!!! 喧嘩は後にしてね。いまは緑の話を聞くのが先じゃないの?」

青・黄「「…………」」

桃「それで、いったいどうなってるの?」

緑「うん、たぶん過労だと思う。ただ、それで免疫力とか低下したせいで色々症状が出てる」
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/06(土) 23:53:09.12 ID:bEeq6GVq0
桃「……どれくらいで治るの?」

緑「目を覚ますだけなら、三日もあれば。それ以外のは身体の調子が戻らないと。でも、それも一度リミッターが壊れちゃったわけだから……」

桃「今までみたいに無理は出来ない。もし無理すれば、すぐに再発する、と」

緑「(コクリ)さすがに、昏睡まではいかないと思うけど、やっぱり制限はかかる」

桃「なるほど、ね。それじゃあ、目が覚めるまでは……」

緑「絶対安静。面会も、しちゃ駄目」

黄「えっ?、だ、だ目なの!?」

緑「負担をかけちゃいけないから。身体を拭くぐらいはする必要があるけど、でもそれぐらい」

黄「あっ、じゃあボクが……」

桃「駄目よ黄、あなた上手く加減できないんだから。心配なのはわかるけど、今は諦めてちょうだいね」

黄「うぅ、でもぉ」

桃「そんな目をしてもだめ。だからまぁ、お世話よろしくね、青?」

青「なっ、私がか? 桃がやるほうが適任じゃないのか?」
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/06(土) 23:53:55.85 ID:bEeq6GVq0
桃「まあ、そりゃそうだけど。でもそうなると、普段赤がやってる家事やら事務仕事やらを頼んじゃうけどいい?」

緑「さきに言っておくけど、私も無理。治療もそうだし、投薬用のデータを取る必要がある」

黄「青ぉ……」

青「う、む。わかった、わかったよ。けど、私は清拭とかよくわからんぞ」

桃「そこらへんは、私が教えてあげるわよ。やっててよかった後方支援隊実習、ってね」

青「そ、そうか。なら、よろしく頼む」

桃「ええ、けどお願いだから一回で覚えてね。さすがに、赤の分の仕事も片付けるとなればのんびりしてられないから」

緑「それなら、桃は基本的な部分を教えて。その後はワタシが教える、医師部隊仕込みの腕をみせる」

桃「ん、よろしくね。それでいいかしら、青?」

青「あ、ああ、大丈夫だ。……桃に緑、あらためて、よろしく頼む」

緑・桃「「まかせなさい(な)」」
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/06(土) 23:59:19.17 ID:bEeq6GVq0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

書けば書くほど先が遠くなっていく……何故?
入れ忘れたけど、赤がぶっ倒れたのは、そもそもの過労で体力落ちてたのと
緑がハッスルしすぎたのが重なったからです

……つーか、残り100ちょっとなのね
この話もちゃっちゃ、〆ないとなぁ

872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/08/07(日) 13:13:23.26 ID:UOFRzUj+o
もうそんなになるのか

赤っていつ倒れてもおかしくなさそうなイメージはある
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/07(日) 19:29:06.63 ID:7/UkePCwo
乙でした
後方支援とか医療部隊って名称が出ると戦隊ってことを思い出すな
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:41:52.13 ID:MfQ9F8vq0
……さて、今日で三日目か

赤の部屋の前、緑の予想通りならば目覚めているはず、とドアを叩いてみるが返事はなかった

青「……入るぞ」

静かな寝息、寝顔も穏やかで、腕につながる点滴さえなければいつも通りの寝姿だった

そっ、と首筋に触れる。脈拍や体温に変化はないようだ

青「……それじゃあ、始めるぞ」

室温25℃。普段は蒸し風呂に近いらしい赤の部屋が、倒れている今は空調によって適温に保たれているというのは皮肉というべきなのか

50℃ほどに暖めておいたお湯をポットから洗面器に移し、ハンカチよりやや大きめのタオルを浸していく

タオルをやや固めに絞り、まずは顔から

目尻、額、頬、鼻、口の周りへとタオルの端が当たらないように、柔らかく揉み解すように拭いていく

最後に耳の後ろを拭き取り、もう一つの空きの洗面器へと放った
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:43:42.07 ID:MfQ9F8vq0
二枚目のタオルを同じように絞り、両腕から肩へ、そのまま首を、と拭いていく

手首を持ち、関節に負担をかけないように肩へ上がるように拭いていく。特に関節や腋は丁寧に

……しかし、こうして清拭のために身体に触れるようになって気付いたが『男』なんだな、赤は

普段みている姿が、訓練での黄や私に負けている姿や、緑に実験体にされていたり、桃に使い走りにされている姿だったから

軟弱な男というイメージしかなかったが、実際に触れてみれば、柔軟な鋼のような、と言っては陳腐だが引き締まった身体をしていた

胸部を下から上へ円を描くように拭きながら、静かに上下する胸板の厚みに

腹部を腸の走行に沿って、またわき腹を拭きながら、薄っすらと脂肪の乗った六つに割れている腹筋に

膝を立て、関節部を支えながら足の先から付け根に向かって拭いていく際の、太くも引き締まった足に

そしてなにより、螺旋を描くようにマッサージをするように拭く、がっしりとした、大きなたくましい背中に

どうしても『あぁ、男なのだ』と感じてしまうのだ

途中、両足を拭いた後に取り替えた三枚目のタオルを洗面器に戻し、乾いたタオルでもう一度全身を拭きなおした

あとは新しい浴衣を着せて、清拭は終わりになるんだが……
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:44:48.73 ID:MfQ9F8vq0
青「洗髪は……、昨日してしまったしな」

すっ、と頬なでると、タオル越しではわからなかったが髭がわずかに伸びていた

ならば髭剃りでもしようか、と思ったものの、そういえば剃刀などは持ってきていなかった

青「……困ったな」

あとは点滴を換えて終わりかと続けようとして、おや? と疑問符をつけた

青「はて、私はいったい何が困るんだ?」

そして、さも不思議だとでも言うように、白々しく口にまで出してみた。わざわざ赤のベッドに腰掛けて、だ

そんなもの、手がいまだに離れずに赤の頬をなで続けているのが何よりの証拠だというのに
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:45:41.05 ID:MfQ9F8vq0
青「……目、覚ますなよ」

そっと、浴衣をはだけさせ、胸元へ顔を寄せていく

くふっ、と知らず笑いそうになる。嫌いなはずなのにな、男の臭いなんて

清拭とは言っても身体の臭いがとれるわけじゃない。けれど、いい匂いだと思ってしまうのはなんでだろうな

かすかに香る汗の臭いに頬が緩むのを感じてしまうのは、わずかに湿る皮膚に触れるのが気持ちいいと感じるのは

なにより、静かに鳴る心音に安らいで、この身を寄りかからせてしまうのは

それが、どうしようもないくらい心地よくて、離れたくないと、このまま融けて一緒になってしまえたら

はたして、どんなに幸福だろうか、なんて感じてしまうのはどうしてだろう

青「……なぁ、赤。……おまえは、……どうしてだと思う?」

つっ、と唇に触れて問いかけたら、今度はその指が羨ましくなってきて、直接触れたいと思って……

青「間接キス、なんてな」

くわえた指は、何故か甘いような気がした
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:54:28.99 ID:MfQ9F8vq0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
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おしっ、やっとこせ折り返した。んでもって、
青、匂いフェチ開眼!!! …や、冗談ですけども

なんか本気で終わりそうにないんで、かるく端折りつつまとめてみたら
ずいぶんと唐突なものに
多分アレだ、普段男としてみてなかったのに、ふとしたきっかけで男って意識しちゃうのっていいよね、とかそんな感じ、じゃないかな
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/08/10(水) 00:19:05.44 ID:y/J+/FAjo
うむ、青は潜在的に変態であるとは前々から言われていたよな


ん?何だこんな時間n
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/13(土) 00:43:17.92 ID:SiBThcfTo
乙でした
青が変態チックになってるなww
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 15:41:21.25 ID:A68fejxR0
赤が倒れて今日で一週間

緑が言うには、すでに起きてもいいぐらいに回復しているそうだが、いまだ起きる気配がなかった

青「そんなに、私が怖かったのか?」

眠り続けているのは、たぶん精神的なものだろうと緑は言っていた

となれば、その一番の心当たりは私で、もちろん他の隊員も彼に頼っていたり、振り回していたりはしたもの

辛く当たっていたかと言えばそうではなく、赤自身も困った顔をしたことはあっても苦痛と感じてはいなかったように思う

だから、やっぱり私のせいなんだろうけれど……

青「でも、さ。起きてくれなきゃ、謝れないじゃないか」

赤の頬をゆっくりとなでる。いつも拭くだけだからか、どこかしっとりとしていた

首筋におりてなぞった指先についた匂い。汗の、皮脂の、男の臭い。だけどいい匂いなのだ、私にとっては

青「……ちがうぞ? 私はお前に謝りたくて、だから、起きてくれるように刺激を、だな」

指にわずかについた赤の汗が、口に、舌に感じて、拡がっていく匂いが

チリッジリリ、と熾火のように、胸を、身体を疼かせる
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 15:42:22.83 ID:A68fejxR0
青「ふ、ふふっ。今日はまだ拭いてないから臭いがキツイな」

あぁ、ほんとうに好い匂いだ。首筋に顔を埋めると、そこからだけでなく襟口から上ってくる匂いに呼吸が速くなってしまう

浴衣をはだけさせれば、今まで籠っていたものがむせ返るぐらいに

青「ふ、ぁ……。ん、もったい、ないな」

もういちど、布団をかけなおした。浴衣は……、そのままでいいか

青(なに、やってるんだろうな、私は?)

頭の中、どこかで冷静そうな声がした。でも、それだって秘めた熱に焦がれていて

しゅるり、とスカートが脱げ、上着が床に落ちた

青「あぁ、また匂いがついてしまうな。お前は風呂に入ってないからな、なかなか取れなくて大変なんだぞ」

そう言っておきながら、手は布団にのびていた。そして、それが当然だというように赤の隣へと入っていく自分を止めようとも思わないのだ
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 15:43:37.23 ID:A68fejxR0
青「あはっ、あはは。赤、……くふっ、赤、あかぁ…………」

布団の中で、籠る匂いに、しっとりと汗ばんだ赤の肌の感触に、口の端がだらしなくなっていくのがわかった

青「ん、ふぅ。……ぁ、…………ふっ、ぅ〜。はっ、はぁ……はぁ……」

匂いを嗅ぐだけでは我慢できなくなって、身体のなか、火照りを抑えきれなくなって

何度も、なんども赤の身体に口付けて、ザリッ、と猫のように舐めはじめて、気付けば体を甘えるように擦り付けていた

……せっかくだから、このまま私の体で拭いてしまおうか

体じゃ拭けない場所は、私の舌で丁寧に舐めて綺麗にすればいい

青(……ふふ、狂ってしまったのかな、私は)

そう思ったけれど、でも、とても魅力的な考えだとも思っていて

青「……はやくおきろ赤。でないと、このまま、まちがえてしまうぞ」
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 15:53:43.49 ID:A68fejxR0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

投下しといてあれだけども、なんか間違ったほうに進んでる気がしてならない

それはそれとして、ちょっと三日ほど祭に行ってくるからよろしくね
とか言って休みやがった店長は、買ってきたもん全部嫁さんに捨てられちまえ、と思う今日この頃
かわりに来週の休み増やすから、じゃねぇっての
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 21:13:48.54 ID:g19YjNIE0
>>884
エロスw
存分に間違ってくれ
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/08/15(月) 22:28:40.15 ID:fLRz6oABo
赤逃げてー(棒
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:51:45.87 ID:A68fejxR0
赤「…………ええっと?」

目覚めれば見慣れた天井、なのはいいとして

なにやら快適な室温になってるのも、まあそれはそれで、エアコン着いたよ、やったね! と喜ぶとして

赤「いったいぜんたい、なにがどうなってんだ、こりゃあ?」

桃「あら、目が覚めたの?」

赤「や、目ェ覚めたのはいいんだけどさ、……なんぞ、これ?」

桃「ん〜、両手に華、かしら? お目覚めの気分はいかが? なんてね」

赤「えぇ〜〜」

桃「なによ、その嫌そうな顔は」

赤「いやだってなあ、百歩譲ってお前ならまだ予想がつくとして、だ。なんで青さんがいるのよ?」

桃「あら、ひどい。あなた、眠ってるあいだ、ずっとお世話してもらってたっていうのに」

赤「はい? え、ちょっと待って、俺どれくらい倒れてたん? 一日、二日って話じゃなかったのか、おい」
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:52:56.74 ID:A68fejxR0
桃「……人間、知らないうちに疲れって溜まってるものよねぇ」

赤「う、うん? そりゃ、まあ本当の疲れってのは内臓に来るもんだし、って、おいまさか……」

桃「ごめんね。それと緑も、自分のミス、って悔やんでたから、あまり責めないであげて」

赤「ん、まぁ、そりゃいいけどさ。で、いったい何日ぐらい寝てたんだ?」

桃「え〜っと、怒らないでね? その半月ぐらい。あっ、でももう起きてるんだし、正確には一週間と六日、かな」

赤「…………」

桃「あの、赤?」

赤「あー、うん。まあ、いいさ。いいとするさ。んで、なんで青さんがこうなってるんだ?」

桃「いや、それが私にもわからないのよ。ただ、赤が倒れたのにかなり責任感じてたから、それがこうじたか、もしくは裏返った、とか?」

赤「……なんじゃ、そりゃ」

桃「ねぇ。ま、あれよ。乙女心は複雑、ってことにしときなさい」

赤「なんつー投げやりな。って、どこ行くんだ?」
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:53:58.67 ID:A68fejxR0
桃「どこって、朝ごはんつくりに、よ。ああ、それで思い出したわ。赤、いつもご苦労様。これからは、ご飯とかも手伝うようにするわね」

赤「えっと、いきなりどうしたんだ?」

桃「んー、ここ半月のあいだ赤の代わりやってたんだけどね、あぁ、こりゃ倒れるわ、って思ってね。
  んで、理由はどうあれ一回倒れちゃったわけだし、それなのに、また同じような無理をさせるわけにもいかないでしょ」

赤「んな無理してたか?」

桃「あのね、あんた自分でも言ってたでしょうが。本当の疲れは内臓に来るって。眠り続けたのだって、なにも薬のせいだけじゃないのよ」

赤「う、むう。それも、……そう、か」

桃「そういうこと。わかったら、少しは自愛なさいな。……ま、言わなくても、これからは青が止めるだろうけどね」

赤「??? どういうこっちゃ?」

桃「さあねぇ、詳しくは本人に訊いてみたら? ちょうど、青も起きるみたいだし」
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:56:46.90 ID:A68fejxR0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

よし、やっとこせ赤が起きた、と
これで後は青をデレさせるだけだな
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/16(火) 00:02:28.49 ID:esnXkVxGo
乙でした
赤から過度の雑用を取っちゃったら活躍に場が…
まあそれは置いといて、青のデレに期待してます
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/16(火) 10:32:47.05 ID:FxORRQ9E0
>>890
乙ー
青がデレるとか胸熱
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 03:18:38.69 ID:+2NiyVkR0
青「…………んんっ……、ふぅ。ん〜、あかぁ?」

赤「あ〜、おはようございます。いや、お久しぶりです、なのかな?」

青「……あか、おきてる? ほんと? うそ、ちがう?」

赤「え、ええ、はい、起きとりますよ。いや随分と寝過ごし……!?」

青「あかぁ! ほんとに、本当に起きてるんだな? 嘘じゃないんだよな!?」

赤「え、ちょっ、青さん!?」

青「よかった……、よかったよぅ……」

赤(な、泣いてる!? ……えーっと、なんで?)

青「……えぅ、……ひっ、ぐ……、う、ぅぅ〜〜」

赤「あ〜っと。や、その青さん? とりあえず、泣き止んでくださると、その、ありがたいかなー、と」

青「あかぁ!!」

赤「は、はいっ、なんでしょうか!?」

青「……ふぇ、ぁうぅぅぅ〜〜。……あか、あかぁ…………」

赤(い、意味がわからねえぇぇぇ! いったい何が起こったな? あれか、実はまだ夢の中とか、そういうオチか???)
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 03:19:32.04 ID:+2NiyVkR0
………
……

赤「えっと、落ち着きました?」

青「あ、ああ、すまんな。情けないところを見せたな」

赤「や、全然構わないんすけどね。んでもってですね、なんであんなに泣いてたんです?」

青「あぁ、それはだな……。いや、その前に赤、一ついいか?」

赤「ええ、そりゃ出来る範囲でなら」

青「ん、なら大丈夫だな。……えっと、な、赤」

赤「はい、なんです?」

青「その……、ごめんなさい!!」
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 03:20:50.72 ID:+2NiyVkR0
赤「はい?」

青「や、許してくれなくてもいいんだ。けど、けどな、お前が倒れて、ずっと起きなくて、もう目を覚まさないんじゃないかって思って

  だから、それで、いっぱい無茶させてきたってわかって、わた、わたしがな、やつあたりしたせいだって……」

赤「……あー、うん。よし、わかった、わかったから、ね。ちょっと落ち着きましょう」

青「で、でも、わたし、わたしは……」

赤「はい、すとーっぷ。それ以上続けるとちょーっと怒っちゃいますよ」

青「あぅ……、で、でも……」

赤「いや、でももストもないですって。第一なんで俺が青さんに謝られにゃいかんのです?」

青「そ、それは、わたしがお前につらく当たりすぎたせいで、その、お前が……。そ、それにさっき怒るって」

赤「怒るってな、言葉のあやですよ。それと、べつに俺ゃ青さんにたいして、なんぞ恨んだりなんかしてませんって」
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 03:21:38.23 ID:+2NiyVkR0
青「そ、そうなのか? いやでも、あんなに酷いことをしたんだぞ。口じゃ訓練なんて言っておいて、あんな出来もしないようなことばっかり」

赤「あっはっは。それじゃ、あれだ、次からは軽めにしてくださいよ。実際、鍛えられちゃいたわけだしそれで十分ですって」

青「そんな…………」

赤「あのねぇ、青さん。これでも年嵩は一番上なんですよ俺は。そりゃ、他の皆に比べりゃ頼りないかもしれませんが

  それでもね青さん、こりゃ他の皆さんにもですが、支える立場でありたいと思ってるんですよ。だから、まあ、あれぐらい気にしませんよ」

青「け、けど、大丈夫なのか? また今回みたいに倒れたりしたら、そんなの」

赤「そこら辺は、まあ何とかしますよ、一応大人ですしね。それよりも、そんな泣きそうな状態で我慢されてるほうがキツイですねえ」

青「……! あの、あのな赤、わたしな、我慢できなくなっちゃうぞ。赤が寝てる間にさ、もう色々と自覚しちゃってるから

  そう言われちゃうと、ほんとに甘えてあまえてどうしようもなくなっちゃう、それでも支えてくれるのか?」

赤「ははっ、それじゃ、まるでお父さんになったみたいですねぇ。せめて、お兄さんぐらいのほうが実年齢的にはいいんですが」

青「……しるか、ばか」
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 03:25:55.19 ID:+2NiyVkR0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 16:50:31.90 ID:e/1J2H59o
簡単に快諾したら後が怖いぞww

開き直ったむっつりほど怖いものはないからな
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/21(日) 18:33:26.03 ID:/IAbpxEgo
乙でした
これからは青が終始デレっぱなしなのかな?ww
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 21:42:35.49 ID:+2NiyVkR0
青「……(じー)」

赤「……? おい桃、昨日の請求書どこやったか知らん?」

桃「昨日の? そこの棚につっこんでなかった?」

赤「いや、それがなくてなあ……」

青「……! あ、それなら……」

桃「ん〜。したら、あれは? ほら、ピンクのファイルボックス」

赤「あぁ、それか。え〜と……、ん、あったあった、ありがとさん」

桃「はいはい」

青「……む〜(バンバンッ)」

桃「なぁによ、うるさいわねぇ」

青「ずるい!」

桃「はぁ?」

青「桃ばっかりずるいぞ、私にも手伝わせろ赤!」
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 21:44:12.53 ID:+2NiyVkR0
赤「いや、青さん事務やったこと……」

青「あと、それも! なんで桃は呼び捨てでわたしはさん付けなんだ、一緒でいいだろ!」

赤「え、えぇ〜〜」

青「あ〜かぁ〜!(バンバンッ!)」

桃「あんたねぇ、いったい何したのよ? 青が黄みたいになってるじゃない(ヒソヒソ)」

赤「いや、俺も何がなんだか、ってか、むしろ俺がききたいぐらいなんだが(ヒソヒソ)」

青「ほら、またぁ! なんで桃とばっかりぃ〜。いま話してるのはわたしとだろー」

桃「あぁもう、そんな駄々こねないの。赤は今お仕事中なの、見てわかるでしょう?」

青「むぅ〜。うぅ〜ぅ〜〜」

桃「だから、じたばたしても駄目なの」

赤「や、待てまて桃。え〜っと、青さん?「あお!!!」……ああ、はい。そんじゃ青、もうちょっと待っててくれるか?」

青「……どれくらい?」

赤「この仕事が終わるまで、ってのは冗談な。うん冗談だから、泣かんでな。んじゃ、一段落つくまで、な。一時間ぐらいだから」

青「ぅ〜、じゃぁ待ってる」

赤「ん、ありがとな」

桃「……んで? 残ったぶんはどうすんの?(ヒソヒソ)」

赤「徹夜で頑張るってのは……(ヒソヒソ)」

桃「駄目に決まってるでしょ。っとに、後でなんか奢りなさいよ(ヒソヒソ)」

赤「うぃ、お手数かけます(ヒソヒソ)」
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 21:45:09.73 ID:+2NiyVkR0


赤「…………よしっ、こんなもんか」

青「おわった!?」

赤「ええ、とりあえず一段落つき……っ!?」

青「とりゃっ!!(ガバッ!)」

赤「あの〜、青さん? 何してるんで?」

青「ん〜? 赤分のほじゅう〜(スリスリ)。あ、それと青さん、じゃなくて青、だろ」

赤「いや、あのですね青さん」

青「だぁから、あお!」

赤「や、ほら、ずっとさん付けでしたから」

青「あ・お! あおなんだってば〜(ブンブンッ)」

赤「ああ、はいはい。んじゃ青、これだと身動き取れないんで、もうちょい離れてくださいな」

青「えぇ〜。なんでさ〜」

赤「なんでって言われましても、晩飯作るからですが」
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 21:46:07.36 ID:+2NiyVkR0
青「そんな〜、一緒にあそんでくれるって言ったのに〜」

赤「……あれ、んなこと言ったっけ?」

桃「知らん! いいから、はよ飯つくってこい(シッシッ)」

赤「あっはっは、そうですよね〜。えっと、そんなわけで、ですね……」

青「ん〜、じゃ、おんぶ! それなら離れなくてもご飯作れるでしょ?」

赤「え、えぇ〜。それはそれでなかなか厳しいものが」

青「やだ〜。おんぶ、おんぶ〜(ジタバタ ジタバタ)」

桃「……赤、いいから、さっさとおんぶして作ってきなさい」

赤「いや、桃?」

桃「あ”!?(ギロッ!)」

赤「イエスマム、行ってまいりマスです」

青「〜♪ おんぶ、おんぶ〜」
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/08/21(日) 21:48:32.42 ID:e/1J2H59o
どwwうwwしwwてwwこwwうwwなwwっwwたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 21:52:35.56 ID:+2NiyVkR0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

あぁ、俺ってあほだな〜、と思ったそんな日のこと
やっぱデレっていったら『銀色』の夕奈ねーちんだよなー
とか思いながら書いてたらこんなことに、……なんで?
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/21(日) 21:54:24.99 ID:Lm89z3pno
ぬるぽ
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/21(日) 21:58:06.45 ID:+2NiyVkR0
>>906
         ,-、
      ,,r''´  \
,,_   ノ      ヽ、
ヽヽ`ヽ/  ,'     ,-、l     
 ヽ ヽヽ ,      l__ノ{_     
  ヽ i rヽ   , ' , ',, ii} l// ______________________________
   ;    ,'  _,,<-ri!ll''ヽ   ─             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ──   _     ──  __
   ,'   ,'  l  ヽ ̄´i!l!     ─   ____ ̄ ̄ ──           ── __ ─
,'   ,'    l   l    /lヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ,'  ,'    /    l                                  ガッ
       /    l     
, '  , '  /ヽ     l       
 , ' ,/   ヽ    l     
-‐''´ l          l
    ヽ        l
     ヽ      l
      l!       l
       l!      l
_      l!       l
 ``''‐- 、,,_ l!       l
       ``'' ‐- 、,,_ヽ.                                         
               ̄``'' ─- 、 ,,__ __                          
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/22(月) 00:51:26.22 ID:+rLPYQAFo
乙でした
青が幼児退行してるぞwwww
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/22(月) 23:53:57.56 ID:VGftiW+SO
ヌルポ
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/23(火) 07:57:38.96 ID:X6gvtCOWo
ぬるぽ
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/24(水) 13:45:05.28 ID:07ktPTH1o
>>909-910
ガガッ
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/24(水) 20:52:22.01 ID:2QaEe9hI0
青「……っ! こら、タイム落ちてるぞ、ラスト気合入れて走らんかぁ!」

赤「りょ、了解!」

黄「んねぇ、青。赤にむりさせないんじゃなかったの?」

青「ん? あぁ、無理はさせんぞ、無理は。だが、それは基礎トレをサボっていいというわけではない、だろう?」

黄「う、うん。そりゃそうだけど……」

青「そんな心配そうな顔するな。今日はこれで終いだ。ああ、どうせだ、その後のストレッチやなんやを頼んでいいか?」

黄「へ? あ、うん、わかったよ。……あれ、でも青はどうするの?」

青「そうな……。いい加減、調整も終わっただろうし緑のところに銃を取りに行くかな」

黄「またうちっぱなし? 体にわるいよ」

青「まったくだな。ま、機械での調整と自分でする調整は違うのさ。ほら、赤が戻ってきたぞ」

黄「え。あっ、ほんとだ。お〜い赤ぁ、もうちょっとだからがんばって〜」
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/24(水) 20:53:45.18 ID:2QaEe9hI0
………
……

青「…………」

赤「お〜い青さん? ……やっぱ聞こえてないか、すごい集中力だとは思うんですけどね、っと」

青「ひぅ!? だ、だれだ! って、赤か、驚かすな」

赤「や、すいません。えらく集中してたようなので、こうでもせんと気付いてくれないかなと思いまして」

青「だ、だからってな、わき腹はやめろ。手元が狂ったらどうするんだ」

赤「ちゃんとタイミングみてるから大丈夫ですって。それよりも青さん今何時だと思ってるんです?」

青「む、何時ってそりゃ……、あれ?」

赤「っとに、晩御飯にこないのはともかく、〆のミーティングにも来ないし、黄も心配してましたよ」

青「う、む。そ、それは悪かった、謝る。で、なんで赤がここに?」

赤「なに、この調子だと、ま〜た朝っぱら腹へらしてがっつきにくるんじゃない? と桃が言うもんで、んじゃ夜食でも、と」
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/24(水) 20:55:25.81 ID:2QaEe9hI0
青「……桃のヤツめ」

赤「まあ、そう言いませんと。ありあわせのサンドイッチですいませんが」

青「いや、そんなこと……、って、おいどこに行くんだ?」

赤「どこって、まだ書類もありますし。それに、徹夜もさせてもらえないですしね、最近」

青「だからって……。そ、そうだ、一緒に食べよう!」

赤「え? いや俺もう食べましたし」

青「じゃ、じゃあ食べ終わるまででいいからここにいろ。ほら、一人で食べるのは寂しいじゃないか」

赤「はぁ、それじゃ、お邪魔しますね」

青「う、うん。ど、どうぞ」
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/24(水) 20:56:52.28 ID:2QaEe9hI0
赤「えっと、隣にですか?」

青「そ、そうだ。すこし寒いし、ちょうどいいだろう?」

赤「そうですか? そんなら暖房いれたほうがいいんじゃ……」

青「ま、まて。そうじゃなくて、え〜と……、あれだ、隣だと話とかできるじゃないか」

赤「……対面のほうが話しやすいと思いますが」

青「い、いいから! こっちに、……それとも、隣に来るのはいや、なのか?」

赤「いや、そんなことは……」

青「じゃ、じゃあいいじゃないか。ほら、こっちに来い、な?」
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/24(水) 21:01:47.98 ID:2QaEe9hI0
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

毎度まいど幼児化をデレっていうのもあれなので
今度は初々しさを出そうと頑張ってみた
…なんつーか、デレって難しいね
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/25(木) 02:24:07.74 ID:PoJyjzTqo
うむ、良い甘えんぼうだ

要するに幼児退行は酔っ払ったみたいな状態って訳かww
青に記憶があったら面白そうだwwwwww
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/25(木) 22:38:57.53 ID:ErP77XnEo
乙でした
デレ慣れてない感じが可愛いな
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:18:27.75 ID:+cVLvYs90
バンッ! バンッ!
乾いた炸裂音、わずかに遅れて湿った破裂音が続く
手の中のショットガン改が目の前の怪人モドキたちを肉塊に変えていく音だ
しかし、こいつらはいったい何匹いるのか。……いや、どうすればその生命活動を止められるのか、と言うべきか
……ォ…………ォォォ…………
「ッ! またかよ」
グジュリッ、と気色の悪い音をたてながら先程倒れた肉塊が新たな怪人モドキへと変化していく
飛び散った肉片は、その近くの他の怪人モドキにくっつき、その一部と化していく
さっきからこの繰り返しなのだ
倒しても倒しても、新しい怪人モドキが出来上がるだけでいっかなその数を減らそうとしない
増殖しないだけマシではあるが、それでも元々いたのだろう新手が、銃声に惹かれるのかまた一匹また一匹と現れる
手持ちの弾薬も少なくなってきた。銃弾は緑が改造したもので、この基地にあったものを流用することは出来ない
それならばと、残っていた銃火器を使うも威力が足りず、足止めにもならなかった
このままじゃジリ貧もいいところだ、そう毒づいたところに通信が入った
『……か……赤、聞こえるか』
「ええ、聞こえてますよ。そっちはどうです? こっちはいい加減チート野郎どもの相手は飽きてきたんですが」
『そいつはすまんな。こっちは美人さんに会えたぞ。ちょいと大柄だが、そこがまた好い感じだぜ』
耳元のイヤフォンから聞こえる声は、いつものように飄々とした調子だったが、その合間に洩れてくる破砕音や禍々しい呻き声に
あちらも、こちらと同じような状況になっていることが否応なしに覚らされた
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:18:57.82 ID:+cVLvYs90
「そりゃまた好い相手にめぐり合えましたね。どうです、ひとつ俺にも紹介してくれません?」
『ハッ! 嫌だね、そっちはむさい男ども相手にしてろ。こっちは、この美人さんとしっぽりさせてもらうからよ』
「ッ、ずっりいな〜。こっちは、なんでか飲み代たかられて素寒貧になりそうだってのに」
『ああ? 緑さんに奮発してもらったんじゃなかったのか、ヒモちゃんよ』
「あっはっは。それがどうにもウワバミ揃いでしてね。飲んでも飲んでも潰れやしねぇんですよ」
『そりゃ災難だっ、ッ!? 後ろだ!』
「は? っと、あっぶねえ!」
『ったく、前ばかり見とらんと、周りにも気をつかえよ? じゃねえと俺みたいに美人さんとは付き合えないぞ』
「うぃ、善処しまっさ。それより、さっきのはなんでわかったんです?」
『ん? あぁ、そりゃ、っと悪い。美人さんが私といるのに誰と話してるの、ってさ。つーわけで、このデートが終わるまでお預けな』
「了解、楽しみにしてますよ」
直後、耳障りな音を残して通信が途絶えた
あの人のことだから死ぬとは思えないが、随分な強敵のようだ
願わくば、それが此処のボスで、そいつを倒したら残るコイツラも倒れてくれるとありがたいが……
「まぁ、無理だわな」
ぼやきが一つ、それでも頭は止めることなく退路に残弾に、手も止まることなくマガジンを換え、また怪人モドキたちを撃っていく
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:19:45.67 ID:+cVLvYs90
………
……

緑の度を越した改造のおかげで、弾数が正規のものよりも多く、火力も炸裂をこえて爆裂といっていほどにあって
ついでに、有効射程も無駄に長いショットガンになっているが、いかんせんチート相手には分が悪い
残る予備マガジンも、あと一つになってしまった
幸い、何匹かはその活動を止めたものの、その原因を考える間もなく他の怪人モドキに吸収されてしまった
ただ、少なくとも素手でどうにかなるものではない
案外、殴ったほうが効くかもしれないが……、黄のせいで“おーらなっくる”なるものを身につけさせられたし
マホイミ、ってすごいよね! もとはかいふくまほうなのに、あいてたおしちゃうんだよ!
とか言っていたので、万が一ということもありえる。ただ問題は、はたして本当に効くのかがわからないことだ
まぁ、それももう少しで解るはめになってしまうのだが……
『落とすぞ!!』
いきなりの通信、嫌な予感に後ろに飛べば、寸分たがわず目の前になにやら巨体が落ちてきた
数瞬遅れて、その上に降りてきた人影はこちらを見つけると耳をふさぐようジェスチャーし……
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!」
直後、基地全体を振るわせるほどの咆哮と、それに劣らぬ裂帛の気合を放つ
思わず崩れそうになる膝や、目が閉じそうになるのをこらえる、とその人影がこちらへ来て
「こらっ、ボサッとすんな。とっととずらかるぞ」
頭をはたかれ、さっさと逃げられた。地味に痛い
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:20:45.75 ID:+cVLvYs90
「っと、待ってくださいよ」
慌てて後を追う。途中、後ろを見たが怪人モドキたちは落ちてきた巨体に群がっており、追ってくる気配はなかった
基地の外、隠していた車の中から急げと手招きされ、乗り込めばドアを閉める間もなく車を発進させる
「ちょっ、なんでそんなに急いでるんです!?」
「ああ!? ガスに巻き込まれたくねえからだよ!」
「ガス!? あんたいったい何やったんですか!?」
「別になんもしてねえよ、っと舌噛むぞ!」
「は? んな!? ちょっ!!」
道なき道を、とは聞いたことがあるが、まさか木をなぎ倒して道を作るとは、……たしかに頑丈だけどさ、組織特製の車だし
だからって、こういう意味じゃないだろう。言葉も、んでもって車も
「……頼むから安全運転でお願いしますよ。んであのガスはなんなんです? いや、それよりもあいつらは?」
「知らん! ……って事にしとけよ。ああ、その前にコレ飲んどけ」
一般道が見える辺りで車を止めたのを機に訊くが、答えの代わりに見るからに毒々しい色をした液体を渡された
「飲んどけ、あんな化けもんの仲間にはなりたくないだろう。ついでに撒き散らさんで済むぞ」
「了解。……ウェップ、不味いっすね、これ。……で、なん、なんですよ、あいつらは?」
「あ〜、何て言ったもんかな。……ゾンビな軍隊蟻と、その女王様?」
「はい?」
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:22:00.68 ID:+cVLvYs90
曰く、最初は不死の軍隊っていたら無敵じゃね? といった酒の上での冗談だったらしい
ただ、幸いにして、いやこの場合不幸にしてというべきか、それを可能にする天才がいてしまったらしい
それをしたのが、先ほどの彼のデート相手であり、そしてあの時落ちてきた巨体の正体だそうな
そしてあの群れなす怪人モドキは、実際に怪人であったり、あるいは戦闘員であったらしい
それが、実験により生み出されたウィルスによって不死のモノにされてしまったらしい
そのうえ、万が一にも反抗されないようにと理性を奪われてしまった成れの果てであるらしい
体中の血管を徘徊する命令受信用のナノチップを破壊されない限り死なず、再生し続けるらしい
ただし、司令塔が潰されると、直前の命令をこなすだけの肉人形になってしまうらしい
その状態でなんらかの強烈な衝撃を与えると、ショートしてただのサンドバックと化すらしい
「見事に“らしい”ばっかりですね。確証のある物はないんですか?」
「俺も欲しかったんだが、事情を知ってるやつはみんな死ぬか、あのゾンビ蟻くんになっちまったからなあ」
「へ? そしたら、なんで知ってるんです?」
「書類がな、研究室に散乱してた。いやはや、ありゃ悪どころか悪魔の所業だな」
「……そんなに、ですか」
「ああ、ブラックジャックじゃあるまいに、自分で自分に改造手術だ。あのゾンビ君たちを切り刻んで、良いとこだけを埋め込むんだぜ
 んで、拒絶反応が出りゃ、またそこを切り開いて新しくなんか埋め込んでるしな。いや、思わず気付かれるまでボケーッと見ちったよ」
口調は軽いものの、その光景を思い出したのかブルリと身体を震わせた
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:23:05.45 ID:+cVLvYs90
「まぁ、敵さんに関しちゃ理解はしました。それであのガスは? ついでにさっきの液体は?」
「ん? ああ、抗体兼殺菌剤。つっても安心しろ、あのウィルスに犯されてない限り影響はないよ、俺も飲んだしな
 んで、あのガスは……、ウィルスの働きを逆転させるものらしい。ま、自爆装置みたいなもんだな」
「逆転?」
「そ、再生の反対は壊死ってな。詳しくは知らんが、ウィルスの自殺因子を活性化させるんだと
 ただ、その範囲はウィルス自身と、それに侵食された細胞だけらしい。……まったく、天才の考えることはわからんな」
「はあ、まったくですねぇ。……ところで、そのバルサンみたいなものは?」
「や、だって服とかについてたら困るだろ。特におまえ肉片びっちゃびちゃだし。なんで、まあ耐えろ、俺も耐えるから」
そう言って、蓋を擦り開けた途端、車内に煙が充満する。必死に耐えること数十秒、ようやっと煙が晴れた
「……頼むから、やる直前じゃなくて、心の準備をする時間を下さい。いや、ほんとお願いですから」
「まあ、いいじゃないか。これで安心してお前んとこの基地に戻れるぞ」
ケラケラと笑いながら車を出すその顔に、謝罪や反省の色なぞ微塵もない。
「……。……はぁ、もういですけどね、いつものことだし。ただし、報酬は割り増しで下さいよ。今月厳しいんですから」
「ッ! しっかりしやがって。わぁったよ、怪人に頼んでなんとか都合してもらうよ。ったく、ただでさえ最近女幹部さんに睨まれてるってのに」
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/30(火) 13:34:28.69 ID:+cVLvYs90
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

書き忘れましたが、赤ともう一人は男幹部です
んで、他のとある馬鹿をやった悪の組織の基地に後始末をしに行くハメになったという話

掃除してたらバイオ2をメモカとともに発見
懐かしーなー→レッツプレイ→リッカーに殺される→(´・ω・`)
そういや無限ロケラン出してたわ→ゾンビ犬に殺される→(ノ゚д゚)ノ 彡┻━┻
そんな感じで出来たネタです。昔は豆腐クリアとかしたのになぁ……
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/30(火) 13:45:29.19 ID:/F6PEqTCo
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/30(火) 20:32:34.47 ID:W0/x152Fo
乙でした
いつもと雰囲気違ったから別の人が書いたのかと思ったよww
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) :2011/09/01(木) 11:22:18.66 ID:3HmJ2M2k0

なあ新ジャンル雑談スレはもうないのか?
ないのは立てなくてよいからかな?
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/01(木) 13:37:52.13 ID:3gBkY+vSO
新ジャンルスレ自体ほとんど無くなってるからねぇ
過疎るのは目に見えてるから立てないんじゃないかな
もし俺にはいっぱいネタがあるんだってなら立ててみたら
応援するよ
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/01(木) 22:46:19.17 ID:3gBkY+vSO
桃「ねぇ、クーラーいれないの?」

赤「いや、だって扇風機でじゅうぶんだろ」

桃「でも、せめて除湿ぐらいつけなさいよ」

赤「あ〜、そうなぁ。っていうか、さっきから何しとん?」

桃「んー、ほらこの前ケーキバイキングの話あったじゃない。あのお店どこだったかなーって」

赤「・・・俺ゃ行かんぞ」

桃「なんでよ? 甘いものは疲労回復にいいのよ」

赤「や、それより寝てたいっす」
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/01(木) 22:47:34.21 ID:3gBkY+vSO
桃「え〜。あっ、じゃあこれは? 大通りスーパー銭湯が新装開店だって」

赤「おぉ、いいねぇ。けど、寝かせてくれい。ゾンビっぽいの相手にして疲れてんだって」

桃「・・・・・・んもぅ、しょうがないわねぇ。
えっと、クーラーのリモコンどこだっけ?」

赤「ん? 机の上にないか?」

桃「うーん、っと、あったあった。んじゃ、スイッチオン、っと」

赤「っておい、だからいれなくても、・・・なんで布団のなかに?」

桃「えっ? だって寝るんでしょう? そんじゃ、おやすみ〜」

赤「え〜、って本当に寝てるし・・・・・・。まぁいいや、おやすみ」
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/01(木) 22:50:49.44 ID:3gBkY+vSO
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

やっぱ、ほのぼのが一番だねぇ
とか、そんなアレ
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/09/01(木) 23:48:52.74 ID:LzmAsnhFo
何もない日常って幸せなんだな・・・
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/01(木) 23:55:58.38 ID:iMTEhiMdo
乙でした
最近赤と桃はいい雰囲気だな〜
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:33:30.09 ID:xVyDuGsKo
赤「はふ〜」

黄「はふ〜」


桃「はふ〜……って、あの二人何してんのさ。縁側で。それになんか、そのぅなんつーか、素敵ポジション黄がとってるし。抱きかかえられちゃってさ、これだからおこちゃまは……」

青「それは私も気にいら……じゃなく、とりあえずおかえり」

桃「ただいま〜。……で?」

青「それは今、黄の順番だからな」

桃「……はい?」

青「まぁ話せばそれなりに長くなるんだが……」
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:33:56.07 ID:xVyDuGsKo
〜回想〜

緑「ど、……したの?それ」

赤「あ、これか?似合うだろ?」

緑「う、うん。素、敵だと思、う」

赤「今、ほら悪さんの組織の方も夏季休業中だろ?戦闘ないし、青から指示されてる訓練以外だと、書類仕事も少ないし、たまに夏らしい格好とおもってな」

緑「ふ、ぅん」

赤「んでも、まぁ、新しい服を買う余裕も財布の方になくてさ。それ、実家に頼んだら学生時代に着てた甚平送ってきてくれてな。いやぁ、久々だから、袖通るかなと思ったら、結構着れるもんだ」

緑「……新、しい魅、力発見」

赤「ん?」

緑「な、んでもない。出か、けるの?」

赤「んにゃ。なるべく安く夏気分に浸りたいだけだったからなぁ。……あ、そうだ。豚の蚊取り線香と、金ダライと風鈴ってあったっけ?」

緑「た、ぶん、探せば、どこ、かに」

赤「オッケー。んじゃ、倉庫整理兼ねて楽しくやりますか。ちょっと行ってくる」

緑「あ、手伝、……えと、う、ん。いって、らっしゃい」

赤「ああ」
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:34:21.83 ID:xVyDuGsKo
青「ん?何をしてるんだ?」

赤「あ〜、ここの雑品整理かな?まぁ、戦闘装備はみんなそりゃきちんとしてるんだけど、それ以外ってあんまりいじらないし、ほっといたらカオスっぽくなってて」

青「ふむ。そうか」

赤「青は何しに来たの?」

青「銃火器整備をしていたら、手持ちの銃の一つのバネが少しゆるくなっていてな。私の部屋にある手持ちが切れていたのを思い出して、倉庫ならばと」

赤「あ〜、それならちょっと待ってくれ。たしか、そっちのエリアのツールボックスの中に」

青「だいじょぶだ。私の分野の持ち物まですべて管理されるわけにはいかないからな。それくらいは把握してる。……と、それよりその格好は?」

赤「あ……。え、えと、別に私服でやろうって思ったわけじゃなくて、えと、あのその」

青「いや、別に怒っているわけではない。戦闘もここ数日はないと約束されているようなものだしな。その程度の気分転換には、目くじらを立てたりはしない。それに、その、……に、似合ってるぞ」

赤「……はは。ありがとう」

青「……」

赤「……あの、あんま見つめられると恥ずかしいんだが」

青「っ。いや、べ、別に他意は無い。私の用は終わった。これにて失礼する」

赤「あ、うん。お疲れ様」

青「……それではな」
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:34:50.48 ID:xVyDuGsKo
黄「あ、赤。何してるの?」

赤「夏を満喫する準備」

黄「夏?満喫?」

赤「そそ。っと、黄。この服装を見てくれ。どう思う?」

黄「え?ん〜、……お〜、ほぅほぅ。……涼しそう」

赤「……ま、黄だとそんなもんか」

黄「あ〜、なんか馬鹿にした?」

赤「ははは。そんなんじゃないって」

黄「ほんとかなぁ」

赤「それより、いいとこに来たな。この水の入った金ダライ縁側に出すの手伝ってくれないか?」

黄「ん〜、こんなのどうすんの〜?」

赤「まぁまぁ。手伝ってくれたら、夏を少しわけてやるから」

黄「??」

赤「アイスも付ける!」

黄「わかった!」
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:35:38.07 ID:xVyDuGsKo
-----回想終了-----


青「というわけだ」

桃「いや、まぁ赤が緑と青と黄にちょっかいかけてたのはわかったけど」

青「べ、別にかけられてなどいない!」

桃「はいはい。それで?」

青「……見ればわかるだろう」

桃「何がぁ?」

青「風鈴。豚の蚊取り線香。クーラーボックス。団扇。それにこっちからはあまり見えないが水の入った金ダライ」

桃「……なぁんか夏は夏だけど、平成を感じさせない夏だねぇ」

青「いや、なかなか良かった」

桃「はい?」
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:36:18.85 ID:xVyDuGsKo
〜回想〜

赤「よし、これで準備完了!」

黄「わ〜。……で、どうするの?」

赤「んじゃ、まずは裸足になって」

黄「裸足?」

赤「んで、ちゃぽーん。お〜、気持ちいい」

黄「あ、あ、あ!黄もやる!黄もやる!」

赤「んじゃ、裸足になってこっちこい」

黄「あ〜い。……お〜、気持ちいい」

赤「んで、団扇。ほれ」

黄「ほ〜」

赤「んで、クーラーボックスにアイス入ってるから、腹壊さないよう程度にな」

黄「おお!」
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:36:53.50 ID:xVyDuGsKo
青「赤!き、貴様、黄の声が聞こえたと思ったら、は、裸になれだのやるだの気持ちいいだのとっ……???」

赤「?」

黄「?」

青「……何をやってるんだ。お前たち」

赤「いや、単に倉庫整理終わったから休憩に夏を満喫中なんだけど」

黄「お〜、これが夏かぁ」

青「……ごほん!そ、そうか。ほどほどにな」

赤「あ、そうだ。青もくるか?」

青「え?」

赤「金ダライの水がぬるくなる前にさ、ほら」

青「だ、だが……」

赤「ほらほら、なに遠慮してるのさ。来いって」

青「い、いや、でもそうすると、その、……赤が近くで」ボソボソ

赤「??」
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:37:34.43 ID:xVyDuGsKo
緑「時、間的にそ、ろそろ……も、う既に、完、成してし、まっていた」

赤「お、緑も来たか。ありがとな。ちゃんとあったよ。風鈴と金ダライと豚の蚊取り線香」

緑「よ、かった」

赤「おお、おかげさまで、夏を満喫中だ」

緑「……」

青「……」

黄「……」

赤「ん?みんなどうした?」

緑「こ、れは」

青「やるしかなさそうだな」

黄「え〜、今は私の番だってば!」

赤「え、えと。……ああ!んじゃ順番にしようか。そろそろ俺が抜けるから……」

赤以外「赤はそのまんま動かないで」

赤「は、はい」
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:38:06.84 ID:xVyDuGsKo
青「というわけで順番になってな」

桃「うわ、私がスィーツめぐりしてたときにそんなことになってたの!」

緑「……おか、えり」

桃「あ、うん。ただいま」

緑「……青、なんか、一、緒にちゃぽんし、てるとき、赤、の肩に、頭、置い、てた」

青「み、み、見てたのか!」

桃「……」

青「い、いや、……そ、そういう緑もなんかやりとりで『うわ、緑の手冷たいな!』とか言われてたじゃないか!」

緑「そ、れは、ちょっ、と手が重な、っただけ」

桃「……」

緑「で、も、一番、ひど、いのは黄」

青「そ、そうだ。赤の膝の間にちょこんと座って!!」

桃「……」
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/02(金) 01:38:32.49 ID:xVyDuGsKo
緑「え、と……」

青「その……」

桃「……その順番、まだ私の分あるでしょうね?」

緑「次、は、私の……」

桃「ありますよね?」

緑「……は、い」

青「ど、どうぞ」
945 :これで終了。長文失礼 [sage]:2011/09/02(金) 01:39:08.28 ID:xVyDuGsKo
赤「あれ?桃帰ってきてたのか。おかえり」

黄「おかえり〜」

桃「あ、赤、黄ただいま〜。……あ、似合う」

赤「ん?」

桃「あ、なんでもないよ。なんでもないから。うん。それより涼んでたんじゃないの?」

赤「あ〜、そうなんだけどさ。やっぱそろそろ足ふやけちゃって、金ダライは片づけようかと……」

黄「もう、ふよふよ〜」

桃「え〜、今帰ってきた私の番は?」

赤「え?」

桃「あ、じゃなかった。私の分は!?」

赤「えーっと……?ど、どうぞ?」

桃「私には一人で涼めと?」

赤「え、え?」

桃「……」

赤「え、えと……一緒に涼まさせていただきます?」
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/02(金) 01:54:43.82 ID:32PtEw8SO

桃が、桃がー
それと赤はもげろ
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/02(金) 20:19:22.43 ID:H5qqObLjo
乙でした
いい休日の風景だ
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/04(日) 03:30:38.61 ID:Hpib50tSO
男幹部「…暑い、な?」

怪人「なぜに疑問系?」

男幹部「いや、クーラーいれるには微妙だな、と」

怪人「あぁ、確かに。このぐらいですと、逆に寒くなっちゃいますもんね」

男幹部「な。だから残暑っつうのかしらんが、中途半端で困るよなぁ」

怪人「そうですねぇ。…あっ、じゃあ水風呂でも入りますか? 昨日のお湯が残ってますし」
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/04(日) 03:31:51.93 ID:Hpib50tSO
男幹部「…それだと、ぬるま湯なんじゃないか?」

怪人「あはは。まぁ、そうなんですが。でも、むしろそれが気持ち好いんですって」

男幹部「そんなもんか?」

怪人「はい、そんなもんです」

男幹部「……ふむ。そしたら、入ってみるか」

怪人「えぇ、いってらっしゃい。あっ、ついでに、そのままお風呂掃除なんかしてもらえると…」

男幹部「…ちゃっかりしてんなぁ、お前は」

怪人「あっはっは。っというわけで、お願いしますね」

男幹部「…はいはい、わかったわかった。じゃ、いってくるわ」

怪人「はい。んじゃあらためて、いってらっしゃい」
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/04(日) 03:40:42.29 ID:Hpib50tSO
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

やったね! 作者さんが増えるよ!

いや本当にこのまま投下し続けてくださると嬉しいなぁ、と。

それはそれとして、なんか怪人が自分の中で女で固定されはじめちゃって、困るような困らんような…
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/09/04(日) 09:46:21.37 ID:926zCHiXo
つまり怪人は姉御台風一過だったのか
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/09/04(日) 09:47:12.44 ID:926zCHiXo
姉御タイプだった・・・
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 18:51:07.09 ID:ikahp7Iqo
赤「フーッ!フーッ!……キュコキュコキュコ」

青「バレル磨きか?精が出るな」

赤「……ん〜、まだ甘いか」

青「おい、……赤?あ……」

赤「……。……キュコキュコ」

青「……ふぅ、まったく」

赤「……ポンポンポンポン」

青「ポンポンポンポン〜♪」
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 18:51:45.33 ID:ikahp7Iqo
黄「赤〜♪このメリケンサックお願〜い」

赤「あいよ〜。そこに置いといてくれ」

黄「前頼んでおいてやつは〜?」

赤「出来てるよ。ちょっと待ってくれ。えっと、……ウェイトリストとアンクル。それに拳保護用のグローブな」

黄「お〜」

赤「やっぱ、天性のものとは言え、すげぇなお前。グローブの衝撃吸収材が綺麗に削れてたぞ?」

黄「うっはー、ぴっかぴかぁ!」

赤「いや、まぁいいんだが……。よーし、一生懸命摩耗してこーい」

黄「お〜!」
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 18:52:44.19 ID:ikahp7Iqo
赤「あ、あのぅ……緑さん?これ何の薬でしょう?」

緑「それを、モニター、するのが、あなたの役目」

赤「い、いやだぁ!まだ死にたくない〜!!」

緑「死ぬ、ような、薬は作らない。……たぶん」

赤「たぶんて、なんだぁ!」

緑「お〜米〜がスクワ〜ット〜♪む〜きむ〜きオコゲちゃん〜♪」

赤「なんだかよくわからんがとにかくすごい不安を煽られる歌だ」

緑「とり、あえず、目を閉じて。動かない、ことが、モニターに、出来る、こと」

赤「あ、ああ。わかった。……」

緑「……。……ハァハァ」
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 18:53:22.62 ID:ikahp7Iqo
桃「赤〜♪私のやつ出来てる〜?」

赤「両刃、片刃、両手、ドスにナイフに錐。どれでもいけるぞ〜」

桃「……私の装備だけなんか悪意ない?」

赤「んなこたねぇって。どうだい?ここで装備していくかい?」

桃「赤の胸をえぐる刃が欲しいんだけど」

赤「さて、自分の装備品調えるかな」

桃「あ、こら!赤の装備の調節なんて、洗濯機回すだけでしょ?」

赤「貴様ぁ!ゆうてはならんことを!」

桃「きゃはは。タオルぴちぴちいたぁ〜い♪」

赤「うぉぉぉおおおおお!!」
957 :これで終了。……次レスおまけ付き [sage]:2011/09/04(日) 18:54:15.07 ID:ikahp7Iqo
雑魚1「あの今日のヒーローのみなさん、強過ぎじゃなかった?」

雑魚2「確かになぁ。なんかこう始まる時のテンションがちょい高めだったり」

雑魚1「そうそう。連携というか、パワーというか……。何があったんだろうか?あ、赤さんはいつもどおりでしたけど」

男幹部「お前たち……」

雑魚1「あ、幹部さんちーっす」

雑魚2「ちーっす」

男幹部「……一応、俺幹部なんだがな。まぁいい。あっちで緑と対峙してた女幹部の様子がおかしい。雑魚2、医務室の方に彼女を運んでやってくれ」

雑魚2「了解です」

雑魚1「あはは〜。緑さん戦闘時は性格変わったみたいになりますよね……」

男幹部「雑魚1。聞いたことがあるか?」

雑魚1「はい?」

男幹部「噂なんだがな……。……ヒーローの攻撃翌力の秘訣は赤の愛にあるとな」

雑魚1「……え?」
958 :おまけ [sage]:2011/09/04(日) 18:54:55.74 ID:ikahp7Iqo
男幹部「つまり!俺たちは赤さんの愛を受けて!この身に受けて!もう、こうなんか衝撃とか、威力とかもうビシッ、ビシッとこう、ああもっとやって!なんて気も起きる、いや、俺は起きないが何と言えばいいか。もうそりゃ愛っきゃないでしょ。そう!あの攻撃翌力は俺たちへの愛!愛なんだ!つまりだな……」

雑魚1「これがなけりゃ、男幹部さんもいい人なんだけどなぁ」

雑魚2「確かに」

雑魚1「お、無事に女幹部さん医務室に送ってきたか?」

雑魚2「ああ。……だが、無事といっていいものか」

雑魚1「はい?」


女幹部「ああ、赤。赤さぁ〜ん!!あなたの愛を(ry」
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/09/04(日) 19:23:36.88 ID:926zCHiXo
これはいい愛だ

あとおまけひどすぎるwwwwwwwwww
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/04(日) 20:03:02.09 ID:Hpib50tSO

赤 お前はそれでいいのかw
そして男幹部が変態だwww
そーいや、そんなキャラだったわ
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/04(日) 20:08:13.77 ID:cw1yNFPNo
乙でした
赤の装備がタオルだったり男幹部がホモキャラっていうと初期の頃を思い出す
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 22:08:16.63 ID:ikahp7Iqo
青「武器商人」

桃「いや、それはいきなりコア過ぎない?というか、間髪入れずに言ったな」

青「なかなか知識の吸収スピードはいいし、手入れの腕前もあがってきた。そっちのほうを押すのもわかるだろう」

桃「いや、わかるけどね」

黄「あ〜、グローブぴっかぴかになったよ!ぴっかぴか!」

桃「わかった。わかったから。緑はなんだとおもう?」

緑「私、専門の、実験患者(モニター)」

青「それは、緑の願望じゃないか?」

緑「そ、んな、ことは」テレテレ

青「……まぁいい。桃は何だと思うんだ?」

桃「ん〜、そうだなぁ。……執事なんてどう?」

黄「ひつじ??」

桃「使い古された聞き間違いありがと。……で、どうよ?やっぱ、赤ってなんか自分のためってより、相手の為を思ってやる方が合ってる気がするんだよね〜。私のパシリとかさ」

青「それは、桃がいろいろ勝手に赤を使っているだけだろう?」

桃「でも、執事服とか着てるとこ想像してみ?」

青「……執事服」ゴクリ

黄「……ひつじ服?」モフモフ
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 22:09:00.68 ID:ikahp7Iqo
緑「いや、ここは、逆に、メイドとか」

桃・青「赤のメイド服!?」

緑「そう。ひらひら、の服、着せて、涙目で、『ご主人様』って、呼ばせるの」

青「そ、それは……」

桃「……アリね」

赤「ただいま〜。買出し言ってきたぞ。……って、どうした?」

青「メイド服……」

桃「……メイド服」

赤「いや、あのこっち向きながら、目血走らせて怖いよ?あと、青鼻血……」

青「いや、ごほん。な、なんでもない」

桃「いやぁ、ごめんごめん。……あ、そうだ。赤に質問あるんだけどさ」

赤「ん?」

桃「自分がもし今のこの職業なってなかったら、何になってたと思う?」

赤「ああ、そういう話か。……ん〜、どうだろ?ここには拾ってもらったようなもんだし、ここに入ってなかったら、普通のリーマンかなんかだと思うぞ」

桃「ふっつー……」

赤「わ、悪かったな普通で……」
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 22:09:47.64 ID:ikahp7Iqo
青「んじゃ、とりあえず、まっさらな状態だったら何になりたかったんだ?」

赤「何になりたい……ねぇ?」

青「いや、別にむずかしく考える必要はないが、例えば、……た、例えばだぞ?この頃は主夫っていうのもあるわけだし……」

赤「ん〜、正直ピンとこないな……」

緑(たぶん、ピンと、来てない、のは、赤だけ)

黄「あ、黄知ってるよ〜。赤がなりたい職業」

青「え?」

桃「え?」

緑「……ぇ?」

赤「はい?」

桃「なんで、そこで赤が首傾げるの?」

赤「いや、黄にそんな話した覚えないんだが……」

黄「あのねぇ。赤がなりたいのはね、お医者さん!」
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 22:10:46.38 ID:ikahp7Iqo
赤「医者?」

青「お医者さん……」

桃「……確かに白衣姿もアリか」

黄「前に赤とお医者さんごっこしたときに、赤が言ってた!」

緑「お、医者、さん……」

桃「……ごっこ」

青「………だとぉ!?」

赤「え?あ、いや、そんなことは、確かに、したような、しないような。いや、あのですね。ジリジリ寄って来られると恐怖というか、あの自分に弁解の余地は……」

青「あると思うか?」

桃「そんなバカなこと言いませんよねぇ。お・医・者・さ・ま♪」

緑「はい、これ。意識は、はっきり、してるのに、体の、自由、だけ、奪う、素敵な、お薬」

赤「いや、やめて!近寄らないで!というか、その薬、素敵でもなんでもない!それはどっちかっていうと、ダークサイド!ダークサイドに堕ちてるから!貴女方、正義の味方でしょ!」

青「そうだ。私たちは正義の味方」

桃「いたいけな少女とお医者さんごっこするなんていう変態紳士は、正義の手でぶちのめされなちゃ、ね♪」

緑「天、誅」

赤「い、い、い、いやぁぁああああああ!!」
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 22:14:01.02 ID:ikahp7Iqo
黄「??なんでみんな怒ってるの?」


〜回想〜

黄「たはは〜。失敗しちゃった」

赤「黄!だいじょぶか!」

黄「あはは。平気平気こんな傷しょっちゅうだもん」

赤「しょっちゅうったってなぁ。お前も女の子なんだからちゃんとしないと」

黄「だから、こうやって訓練を……」

赤「馬鹿。ちゃんとするっていうのは身体を大事にするってことだ。こんな綺麗な肌してんだから、傷ついたらもったいないだろう」

黄「赤……」

赤「っと、よし、消毒したし、軟膏とカットバンでおkだ」

黄「なんか、赤ってお医者さんみたい」

赤「はは。黄専門の医者にだったら、なってもいいかもな」
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/04(日) 22:14:45.93 ID:ikahp7Iqo
黄「……赤はちゃんとしてるの?」

赤「ん?」

黄「赤は身体大事にしてる?」

赤「ははは。男はいいの」

黄「だって、結構大変そう……」

赤「ま、まぁ大変なのはここに入ってからずっとそうだけどな。でも、大丈夫だ」

黄「でも、一番弱いよ?」

赤「う……。た、確かに一番弱いかもしれんけど……。とにかくいいの!」

黄「ダメ!赤もちゃんとしないとダメ!」

赤「だ、ダメって言われてもな」

黄「ダメったらダメなの!わかった!?」

赤「は、はい」

黄「もう!わかってるの!?」

赤「は、はい」
968 :終わり [sage]:2011/09/04(日) 22:18:09.56 ID:ikahp7Iqo
黄「む〜……。ホントにわかってる?」

赤「わ、わかったって」

黄「……そうだ!今度は私がお医者さんになって赤をみてあげる!」

赤「へ?」

黄「えへへ〜、私も白にちょっと習ったんだぁ」

赤「そ、そう」

黄「天才ドクター黄ちゃんにお任せ!」

赤「……」

黄「はい、まずはかっけの検査をしまーす」

赤「な、なにゆえ?」

黄「お医者さんには逆らわないの!」

赤「あ、はい……。って、痛い!そこまで強くしなくてもかっけの検査は……って、そっち曲がらないって!痛い痛い痛い!!……え、腕も?あ、いや、そこは別に悪くな、いたたたたたた!!!や、やめ!アーーーーッ!!!」

〜回想終了〜

桃「ほら、これとか!」

青「い、いや、こっちじゃないか?」

緑「こっち……」

桃・青「……グッ!」b

気絶した赤を着せ替え人形にして、撮影会が行われたとか行われなかったとか……。
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/04(日) 22:27:52.49 ID:18DysQqXo
ぬるぽ
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/05(月) 00:14:54.53 ID:XcHWxG1SO

まさか1日に2回あるとは

黄その言い方はまずいw
あと他の3人も落ち着けww

>>969
ガッ
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/06(火) 01:59:59.04 ID:8AM+SA/40
そういや、なんで緑がどもってるんだ?
、じゃなくて…じゃなかったけ?
972 :いんたーるーど。 [sage]:2011/09/06(火) 17:35:15.85 ID:svyNNLBno
赤「という、質問が来ているんだが」

緑「そ、れは、書き手、の、自由、な解釈」

赤「まぁ、なんとなく会話に自信無さ気なのは、逆に緑のアピールポイントだったりするからなぁ」

緑「この、スレの、833あた、りとか、761あた、りとか、参考に、させ、てもらってる」

赤「緑の舌っ足らずな感じとか、でも、頑張って喋ってる可愛さを感じてほしいです」

緑「あ、赤も、きちんと、私の、言葉を、ちゃんと、聞い、てくれてる、優しい、人」

赤「はは。違う違う」

緑「?」

赤「緑もちゃんと仲間だろ?仲間だし、同僚の話を聞くのは当たり前だよ」

緑「仲間……同僚……」

赤「ああ、仲間だ」

緑「うん」




赤「まぁ読みづらいとかあるかもしれないけど、それは御愛嬌ってことでよろしくお願いします」

赤「正直、三点リーダ多用すると逆に会話の間が開いたり、考えるとか息をのむの表現が難しくなるかなぁと思ってる次第です」

赤「あ、もちろん他の書き手さんやそれぞれの読み手さんの解釈やキャラのイメージってあるとおもうので、それはそれで良いと思います」


緑(仲間、以上になる、ために、がんばる)グッ
973 :本編開始 [sage]:2011/09/06(火) 17:35:57.65 ID:svyNNLBno
赤「っつうわけで、緑が普通に喋ってるのが聞いてみたいんだが」

青「……」

桃「……」

黄「??」

赤「な、なんだよ。その沈黙……」

青(どもっている一端は、自分にあると気づかないのか?)

桃(普段、研究室ひきこもりの純情少女に好きな人の前で、ちゃんと喋れとか鬼畜すぎるでしょ!というか、ニブチン過ぎ!)

黄(普通に喋ってると思うんだけどなー)

赤「あ、あの……みなさん?」

青「こ、この件は黄に一任しよう。私は少し自分の武器の整備と、あとアメリカから武器カタログを取り寄せたから、そちらで忙しいしな」

桃「え、ええ、そうね。私もちょっと喫茶店めぐりしたいなって思ってたんだよね。あはは〜」

黄「??」

赤「??」
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/06(火) 17:36:34.75 ID:svyNNLBno
赤「というわけなんだが、黄はどう思う?」

黄「緑はちゃんと喋ってるよ〜」

赤「いや、黄や青や桃に比べて、こう……なんだ?会話の滑らかさ?とか、そういうのが」

黄「え〜?普通だと思うな」

赤「そうか?」

黄「うん!」

赤「う〜む……」

黄「??」

赤「……例えば、俺が、こ、ういう、しゃべ、り、方を、してた、ら、……おかしいと思わないか?」

黄「うん。おかしい」

赤「でも、緑はこういう喋り方だぞ?」

黄「緑はちゃんと喋ってるよ〜」

赤「ちょい待て、わけがわからんくなってきた」

黄「だから、赤はおかしくて、緑はおかしくないの!」

赤「いや、別に俺はおかしいわけじゃ……じゃなくて、うーん?」

黄「ん〜!!もう!こっち!」

赤「え、あ、ちょ、ちょっと手の力もうちょっと弱めて!行くから!ついて行くから!俺の手が複雑骨折する〜!!」
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/06(火) 17:37:00.46 ID:svyNNLBno
黄「おじゃましま〜す!」

赤「って、ここ緑の研究室じゃないか。……うわ、1週間前整理手伝ったのに、もうこんなにカオスに」

黄「緑〜、緑どこ〜?」

緑「ここ」

赤「うわ、お前こんな足元でなにしてるの!?」

黄「カタツムリごっこ?」

緑「好、きで、足、元に、居た、わけじゃ、ない。欲しい、資料、が、積み上げた中、にあった、から。……かた、つむり、じゃない」

赤「そういうときはちゃんと上の資料を整理してから、って、まぁ手を貸せ」

緑「う……うん」

赤「ほら、よっ!っと。大丈夫か?」

緑「大丈、夫……。上手い、具合、に資料、が倒れ、たから、重量は、床、に分散、してた」

黄「カタツムリ脱出!」

赤「カタツムリでもヤドカリでもいいが、ホコリついてるぞ?」

緑「ヤドカ、リでも、ない。……どこ?」

赤「あ〜、動くな。この部屋から出てホコリ叩こう」
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/06(火) 17:37:34.21 ID:svyNNLBno
赤「まずは髪〜」

緑「ん……」

赤「んで、背中〜」

緑「ん……」

赤「っと、こんなもんか。白衣脱がせるぞ?」

緑「……えっち」

黄「赤、えっち!」

赤「馬鹿なこと言わない。黄も便乗しない。……はいよ」バッサバッサ

黄「あ〜私もやる!」

赤「ほれ。力加減に気をつけろ〜。緑も前は自分でやれよ?」

緑「やって、くれ、ないの?」ボソボソ

赤「ん?」

緑「な、なんで、もない」

黄「ばっさばっさ♪」
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/06(火) 17:38:11.21 ID:svyNNLBno
赤「黄、そんなもんでいいだろ」

黄「は〜い」

緑「あ、りがと」

黄「えへへ」

赤「っしょと。一週間前に掃除と整理したばっかだろ?研究室があんなにホコリっぽくていいのかい?ほれ、緑も座れ」

緑「う、うん。……あっち、は、資料、室。実験、室は、その、隣。ドラフトチャンバー、あるし、問題、ない」

赤「……そういや、俺。実験室の方には入った時ないな」

黄「私もな〜い」

緑「実験室は、ダメ。私、以外が、入ると……」ゴゴゴゴゴゴ

赤「は、……入る、と?」ゴクリ

黄「入ると?」ワクワク

緑「死」

赤・黄「死!?」
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/06(火) 17:38:58.74 ID:svyNNLBno
緑「で、なんで、私の、研究、室に、来た、の?」

赤(なんか、急に話題転換された気がする)

黄「赤が緑の普通が普通じゃないって。で、赤がおかしいから。ここに来た!」

緑「……赤、解説」

赤「ん〜、俺にもよくわからん。俺も黄には連れて来られただけだし」

黄「赤、ちゃんと話してたじゃん緑と」

赤「いや、それは普通じゃん。だってこうやって普段緑と……?」

黄「わかった?」

赤「あ」(赤『っつうわけで、緑が普通に喋ってるのが聞いてみたいんだが』)

緑「ど、したの?……ゃ、あの、じっと、見られる、と、照れる」

赤「……わかった」

黄「むふー」

赤「はは。黄、お前やっぱ凄いわ」

黄「わーい。褒められた」

緑「??」
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/09/06(火) 17:39:22.68 ID:svyNNLBno
緑「結局、なん、だったの?」

赤「そうだなぁ。……緑の喋り方は可愛いなってことだよ」

緑「え、あの、その」

赤「その喋り方が変わったとしても、緑は誰かのために変わったってことだから、やっぱ、可愛い」

緑「う、ぅぅ」

赤「それが、なるべくなら、俺の為に変わってくれたのであれば、一番嬉しいな……って、ことかな」

緑「ぅ、ぅ」

赤「ん?どうした?」

緑「こ、こっち向いちゃダメ!」

赤「え?」

緑「今の、言葉の、所為。顔の色が、あなたと、……一緒に、なった」

赤「俺の為に変わってくれたんだ」

緑「言葉の、所為」

赤「見ちゃダメ?」

緑「……だめ」
980 :終わり。>>971を受けたらこんなの出来上がりました [sage]:2011/09/06(火) 17:41:11.46 ID:svyNNLBno
青「お前たち、こんなところで何、……赤、貴様、緑に何をした」

赤「え、いや、別に。ただ、普通に話してただけで」

桃「ただい、……赤。今朝のに飽き足らず、やらかしちゃったか」

赤「いや、別になにも」

青「緑、正直に言っていい。今回悪いやつは誰だ?」

桃「そうそう、そうすれば、正義のヒーローが悪を葬るさ」

緑「……」

青「……だ、そうだが。何か言い訳のほどはあるのかな」ゴゴゴゴ

桃「ま、申し開きは閻魔翌様の前でよろしく」ゴゴゴゴ

赤「え、いや、確かに緑は俺の方指差したけど、俺別に何も。あ、でも、指差した時の緑の顔は可愛かったなとか」

緑「……」ピクン

赤「あ、いや、今のはその。そういうことではありませんで。あ、いやぁ、ものすごく青と桃が大きく見える。というか、俺が小さくなっているのか!?くっ、これが絶対的に勝てない重圧感というものなのか……。こうなりゃ、すなわち逃げ……、られませんよね〜。って、あ、やぁ、やぁ、やぁのーーーー!!」
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/07(水) 01:24:05.13 ID:6xLDmVp70

そうか、舌っ足らずだったのか。……ふむ
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/07(水) 01:25:47.04 ID:6xLDmVp70
赤「…………」

桃「どしたの、赤? えらく落ち込んでるみたいだけど」

赤「……さっき、停電あったろ」

桃「えぇ。なんでか回復に時間がかかったわね」

赤「ああ、それのおかげでな、パソコンのデータが飛んだんだ」

桃「あらまぁ……。ところで何が入ってたの? 仕事用のじゃないわよね、それ」

赤「ん、まぁ……、色々?」

桃「はぁ、阿呆らし」

赤「や、お前なぁ、今じゃ手に入らないのとか有ったんだぞ!」

桃「んなこと言われてもねぇ、私そっち方面詳しくないもの。どうしたって冷めた目線になるわよ、まして命かかってるわけじゃなし」

赤「むぅ、そりゃそうかもしれんが。でも、こう、なんて言うかなぁ……」

?「……よびましたぁ?」

桃「だから、趣味は人それぞれ、って緑?」

緑?「うふふ、私のことよびま〜した、かな?」

赤「……なんか変なもんでも食ったのか?」

桃「だから、薬にはあれほど注意しなさいって……」

緑「うん、ごめんねぇ、って違うよ! そうじゃなくて、何か困ってたんじゃないの!?」
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/07(水) 01:26:51.30 ID:6xLDmVp70
赤「おう、とりあえず目の前の緑に困ってるなあ」

桃「本当に大丈夫なの? なにか辛いことがあったなら言ってね緑」

緑「ぅぅ〜〜。だから違うの、そうじゃないの! だ、第一、私は緑じゃなくて『みどりん』なの」

赤・桃「「みどりん?」」

みどりん「そうだよ〜。みんなのお悩みズパッと解決、はいぱーみどりん、なんだよ」

桃「なにを馬鹿な、って名前のとこ変わってるし」

赤「こら、メタなこと言わない。それで、え〜とみどりん?「うん!」なんでここに?」

みどりん「なんでって、赤が困ってるみたいだから〜、助けに来たんだよ!」

赤「いや、そんな無い胸張られ、て、げふぁっ!」

みどりん「ふん、だ。胸の話する赤はこのみどりんステッキでお仕置きだよ」

桃「……いや、それどうみても特殊警棒なんだけど」

みどりん「スタンガン機能もあるよ!(ニコッ!)」

桃「あ、ああ、そう。えっと、みどりん?」

みどりん「なぁに〜?」

桃「その、助けるはずの赤が気絶しちゃってるんだけど、どうするの?」

みどりん「えっ。……ん、ん〜とぅ、桃は、なにか聞いてな〜い?」

桃「あー、なんかそこのパソコンのデータが飛んだとか言ってたわよ」

みどりん「そうなの? よ〜し、じゃぁ、このまじかるみどりんが華麗に直しちゃうよ!」
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/07(水) 01:28:04.18 ID:6xLDmVp70
桃「そ、そう、頑張ってね。(はいぱーみどりん、じゃなかったっけ?)」

みどりん「ラミパ○、ラ○パス、る〜るる〜。そ〜れ、赤のパソコン直っちゃえ〜」

桃「うわっ、まぶしっ!」

みどりん「え〜っと、電源は入るけど、完全に初期化されちゃってるねぇ。赤ってばどんな使い方してたんだろ?」

桃「……って、手作業なの!?」

みどりん「え? だって触らないと直せないよ?」

桃「いやだって、さっきまじかるみどりんって。それに、なんか魔法っぽいのも唱えてたじゃない!」

みどりん「もう、やだなあ。わたしはみどりん、だよ。まじかるなんてついてないよ〜?」

桃「え、えぇ〜〜。じゃあ、なんでラミ○スとか言ってたのよ?」

みどりん「それは、そのぅ……、えいや!(バチィッ!)」

桃「ひぎぃっ!?」

みどりん「うふふ、これにてお悩み解決! みんなも困ったことがあったらみどりんを呼んでね! それじゃ、ばいば〜い」

桃「い、いや、なにも、解決して、ないじゃ……(バタリ)」
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/07(水) 01:32:50.68 ID:6xLDmVp70
|・ω・) 誰もいない…
|⊂ノ  投下するならいまのうち…
|`J

それなら、色々といっちゃった緑書いたらいいんじゃね?
と突っ走った結果がコレだよ!
いや、おれがアホなだけですけども

そういや、もう残り10レスちょいか、……長かったなぁ
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/07(水) 01:40:18.46 ID:4bay1bhwo

感慨深いよな
次スレは無いだろうし
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/07(水) 01:47:26.85 ID:SUwM259No
乙でした
いい感じに緑が壊れてるなww

にしても次スレ無いのか残念だ…
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/09/07(水) 01:48:10.25 ID:3QKZ6M8Eo


立ててもいいんだけどね。たぶん、埋まらない
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/07(水) 08:03:15.38 ID:nmJjq7om0
立てるとしてもここじゃなくてSS板に立てないといけないからな
まあ書き手も保守(読み手)も居るからこのスレ新スレ立てても良いとは思う
SS板にはほぼ放置が多過ぎて問題になってるしな
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/09/07(水) 08:04:55.64 ID:3QKZ6M8Eo
まだまだ見たくはあるんだけどww
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/07(水) 08:47:13.49 ID:4bay1bhwo
まぁ立てたら俺はずっといるけどなww
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/07(水) 22:50:52.74 ID:4P9DON/b0
ぶっちゃけ今年中に終わるとは思ってませんでした
正直、まさか1000が見えてくるとはなぁ……てな感じです

次スレは……、まあ、立ててもいいんじゃない?
俺のだけだとアレだけども、もう一人書き手さんが来てくれたし
それにSS板に行ったら、また新しい書き手さんも来るかもしれないしね

だから、立ててくれちゃってもいいんじゃないかな(チラッチラッ)
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/07(水) 23:58:22.79 ID:SUwM259No
SS板ってのはSS速報VIPでいいのかな?
言いだしっぺだから一応スレ立ててみようと思うんだけど
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/08(木) 00:36:20.04 ID:I7Gt5GXG0
>>993
うん、多分それでいいと思う
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/08(木) 00:38:09.66 ID:ZUyVTpgoo
>>994
ありがとう
ちょっと立ててくる
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/08(木) 00:43:01.65 ID:ZUyVTpgoo
とりあえず立てました
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315410088/
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/08(木) 00:53:10.51 ID:I7Gt5GXG0
あっちにも書いたけど立て乙
のんびりですが、また変なの投下していくと思いますんでよろしくです
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/08(木) 03:09:53.37 ID:RELwbvq3o
2年間お疲れ様
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/09/08(木) 03:21:24.17 ID:D+t4ReAko
もうちょっとだけ続くんじゃ
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/08(木) 03:25:34.70 ID:RELwbvq3o
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
クローム髑髏たんを可愛がるスレ @ 2011/09/08(木) 03:08:22.39 ID:kXf1pD+40
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1315418902/

優れたAAの使い手なら見せてくれる 模倣たキャラ・・・・・・その艶姿をみせてくれる @ 2011/09/08(木) 03:06:41.45 ID:nq6UHrsLo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1315418801/

地平線まで連れてって @ 2011/09/08(木) 02:50:58.17 ID:+zMHRbrHo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1315417857/

いつか天魔の豪斬空 @ 2011/09/08(木) 02:26:40.65
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/vip4classic/1315416400/

からふるくっきー 18 -Watch Out Pt.2- @ 2011/09/08(木) 02:08:09.91 ID:U+zSUw8Xo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1315415289/

jkが同じクラスのjkに恋した話でも @ 2011/09/08(木) 02:02:29.43 ID:itM9gxHo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1315414949/

おぽんちとねちょとふじもんとまりちゃとミルキィ(あいる)が今すぐ死んでくれますように @ 2011/09/08(木) 01:50:30.04 ID:eSyq+xVMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1315414228/

あいる ◆Air./QkQto死亡 @ 2011/09/08(木) 01:43:49.21 ID:jEXjRWrJo
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