27:名無しGEPPER[sage]
2015/03/18(水) 19:16:46.76 ID:BYtScqVM0
なんとなく推敲してみるしてみるテスト
28:名無しGEPPER[sage]
2015/03/18(水) 19:38:19.96 ID:BYtScqVM0
少女は走っていた。ただひたすらに。
幼さの残る手には見るからに重そうな大刀が握られていたが、彼女のスピードは全速力の自転車程度に達していた。
無数の、殺気立った視線が彼女に向く。魔王の手下、魔物たちが少女を殺さとしていたのだ。殺せば褒美が与えられる。
しかし、彼らの「殺意」は全くの徒労に終わった。魔物たちが飛びかかろうとするよりも早く、少女の大刀は彼ら全てを一瞬のうちに切り裂き、切り刻み、肉片へと変え果ててしまったのだ。
29:名無しGEPPER
2015/03/18(水) 19:58:58.59 ID:BYtScqVM0
「ちぃ・・・次から次へとうじゃうじゃ湧いて、これじゃあキリがないわね」
そうボヤく少女の前にワラワラと魔物が湧いた。その少し先に魔王が居城とする城がついに見えた。禍々しい殺気が充満しているのが離れていても分かった。
────────私には戦ってくれている仲間がいる。
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