光は渡し人です
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/08/13(日) 20:52:36.19 ID:PdbzTJJ/0
「シロちゃん......シロちゃん」

光「......お婆ちゃん、もういいよ」

光「シロちゃんはもうなくなったのよ」

光「例え探しても、亡くなった人間は戻らないだ」

「そんな......」

光「罪を償いて、立派な人になって会いに来ましょう」

−では......こちらが接収しましょう

ブラックホールみたいの何か現れて、婆ちゃんをつれてちゃった

光「......あの......貴女は?」

−見えないのか、後ろだ

光「後ろ? うわああ!?」

−先まで姿を隠したんだ、どうやら見えるようになったな

光「貴女は夢の......」

−正確的には千年前の私だ

−あの頃は、暗闇に巻き込まれた時代

−罪の無い人々が社会のせいて、自分の手を汚いしなければ生き残れない時代

−私の役目は彼らを接収、罪を受け入れること

−残るのは天に導くこと、まだ六歳のあんたは分からないかもしれないですか

−いつかわかるだろう

光「は......はッ?」

−さってと、家にも戻ろうか

光「......でも学校に行かなく......」

−この傷で?

光「そう言えば、もう先ほどみたいに痛くないね」

−元通りに直せることはできないですか、痛くないほどの力なら出来る

−それより、これから色々教えなければいけないね

−私が教えるから、安心しなさい

光「(ピクッ)」

−どうした?

光「最近同じことに言われたので、正直......不安です」

−そうか......

−正直言って、あんたは一番若いの渡し人だ

−不安になるのは私にもある

−その前に......これからのことを考えろ

光「......」

光「......ねッ、私......なんで急二そんなこと言えるようになったのだろう?」

−罪を償いことか?

光「私......こんな言葉知らなかったのに、ペラペラに喋っていた」

−私が伝えた、あの霊の対策方と一緒に仕込んだ物だ


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