奈緒「晶葉がシャーペン片手に悩んでる」
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5:名無しNIPPER[sage]
2018/12/09(日) 10:41:02.74 ID:HCZZqscro

奈緒「そういやさ、イタズラ組って決まったたまり場とかあんの?」

晶葉「あるぞ。寮だと麗奈の部屋が多いな。もちろん互いに行き来はするが」

奈緒「その言い方だと他にもあるのか」

晶葉「事務所に秘密基地があるんだ。段ボール製のね」

奈緒「そんなんあったんだ!?」

晶葉「ちなみに秘密基地はなぜか大人衆からも人気があってね、予約が入っていて使えないこともある」

奈緒「予約制の秘密基地」

晶葉「そういう時はソファのところとかで集まっているよ」

奈緒「参考までにその秘密基地ってどこにあるんだ?」

晶葉「西棟のあそこだが、ひょっとして奈緒さんも興味があるのか?」

奈緒「お前らを探すときの候補地として知っておきたいだけだ」

晶葉「まあ奈緒さんも黒幕だしな、たしかに知っておく必要はあるだろう」

奈緒「ちょっとずつその認識が事務所内に広まってるんだよ、イタズラ組の姿が見えなきゃとりあえずあたしに聞けみたいな空気ができてる」

晶葉「わはは、完全に保護者の扱いだな」

奈緒「あたしまだ高校生だぞ?」

晶葉「そうだ奈緒さん、別件ですこし聞いておきたいんだが」

奈緒「ん、なんだ?」

晶葉「奈緒さんは今後わたしたちをどう売り出していくつもりなのだろう?」

奈緒「は?」

晶葉「いやだからどういうプロデュース方針なのかな、と」

奈緒「待て待て、たしかにこのあいだお前らの路線の話はしたけどその場の雑談だったよな?」

晶葉「あのあと助手にそのことを話したら “いっそ任せてみるか、黒幕だし” って」

奈緒「わかった。あの人馬鹿なんだ」

晶葉「言うまでもないがイタズラ組でも承認が下りている」

奈緒「お前らもかよ! あたしだってプロデュースされる側なんだよ、本当ならなァ!」




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