21:1[saga]
2019/01/03(木) 23:56:24.89 ID:HLw/mjUv0
「大丈夫、彼は信じられるよ。」
そこへもう一人の青年が現れた。
こちらはキチンとしたスーツに身だしなみを整えた如何にもお硬そうな仕事人間。
一見何の繋がりも見受けられない二人の男たちはどういう関係なのか?
「あの…まだお名前を聞いてないんですけど…?」
「ああ、失礼した。警視庁の一条薫といいます。」
一条と名乗った男は哲也に警察手帳を見せて自らが警察官であることを示した。
それでは隣にいる青年も警察官なのか?明らかに警官には見えないが…
そんな青年だが哲也に対してある名刺を手渡した。
[夢を追う男 2000の技を持つ男 五代雄介]
見るからに胡散臭い名刺だ。今時詐欺師だってこんなモノは使わない。
やはりこんな男に手紙を読ませるべきではない。そう思って封筒にしまおうとした時だ。
158Res/139.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20