高木さん「私が負けたら、靴下をあげるね?」西片「えっ?」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:21:04.66 ID:Y3uZfII6O
「蒸し暑いから、ちょっとパタパタするね?」
「パ、パタパタ……?」
「うん。いくよ〜!」

困惑する彼の、目と鼻の先で。
私は、はしたなく、スカートをパタパタ。
すると、堪らず彼の絶叫が響き渡る。

「た、高木さん! 見えちゃうってば!?」
「見ちゃダメだよ」
「そ、そんなこと言われても……!」
「いいからほら、早く靴下を脱がせて?」
「わ、わかったよ……」

スカートをパタつかせながら。
西片くんに足を突き出した。
恐る恐る、彼の指先がふくらはぎに触れる。

「っ……!」
「あっ……引っ掻いてごめん! 痛かった!?」
「もう、ちゃんと手元を見てないからだよ」

軽く引っ掻かれて。
思わず、悶えてしまった。
ふぅ。危ない、危ない。

最後の瞬間まで、気を抜くことは、禁物だ。


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