呆れメロス
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14:名無しNIPPER[saga]
2019/12/06(金) 23:46:08.84 ID:o9kFpOMF0

外の陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさにアカウントを消そうという時、メロスは少しだけ同情心が湧き、疾風の如くグルチャに入った。間に合った。

「待て。セリヌンティウスを殺してはならぬ、そいつはホモだ。メロスは帰って来た。約束のとおり、いま、なろうを消滅させるために帰って来た」

と大声でグルチャの群衆にむかってメッセしたつもりであったが、指が震えて送信ボタンが押せず、群衆は、ひとりとして彼の到着に気がつかない。

なろう王からは「すでに職場には連絡した」というメッセージがあり、その後セリヌンティウスは「やめろぉぉおおおおお!!」と言葉を発したログを発見した。

メロスはそれを目撃して、最後の同情心が生まれ、震える手を抑え、抑え、

「私だ、なろう王! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」

と、ぶっちゃけもう間に合わってないことを知りつつも、多少なりとも罪悪感をなくしたいという想いから、ついにグルチャに、メッセを送ったのである。

なろう王を含むなろう作家群衆は、どよめいた。

その後、怒涛のようにツッコミを受けた。


いや間に合ってない乙。

知っててメッセしたろお前。

人間の底辺だな。

なろうを見くびるからこうなるんや。

なろう批判者は滅びろクズが。


などと口々に人格否定までわめかれた。



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