キャプテン・アメリカ「モテない童貞くんの悩みを聞いてあげてください……?」
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12:名無しNIPPER
2020/08/07(金) 18:39:59.15 ID:Y0oQ9FMM0
そんな鉄男を、キャップはたまらなく愛おしく思い、続くべき攻撃の手がつい緩んでしまう。

相手に失礼な戦いをしてはならぬと思う反面、彼を慈しみ、その成長を見守りたい思いにも駆られてしまう──

「なにをヘラヘラ笑っているんだ! この僕を侮辱するのかっ!」

激昂の叫びと共に繰り出される鉄男のタックルに、キャップはふと我に返る。

どうやら知らぬ間に微笑んでいたらしい。

眼下の鉄男は、キャップの逞しい腰に両腕で必死にしがみつき、そのまま引き倒そうと自らも懸命に腰を使っている。

「ほら頑張れ。どうした、そんなへっぴり腰じゃいつまで経っても僕は降参しないぞ?」

「このぉ……!」

鉄男の、決して太くはないがよく引き締まった腕の三角筋が、猫科肉食獣のそれの様に美しくしなやかな盛り上がりを見せる。

100sを超えるキャップの身体が徐々に浮き始め、ついに鉄男は彼を床に押し倒す事に成功した。

「み、見たか! これで君は僕の思うがままだ!」

キャップの腹部あたりに馬乗りになり、息を切らしながらも勝ち誇った笑みを浮かべる鉄男。

その達成感溢れる笑顔を眺めていると、キャップは思わずよくやったと頭を撫でてやりたくなる。

だが同時に、彼の更なる成長に期待し、世界の広さを教えてやらねばという親心も芽生えてしまう。


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