高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】
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100: ◆jsQIWWnULI
2021/03/04(木) 20:59:42.34 ID:+fCS+15r0
少し離れたところにある中庭に着くと、アイさんはアリア社長にせかされながらお弁当を広げた。

「キンモクセイの香りが強いから、今日はそれに負けないくらい味を濃くしてみたんだ」

今日のお弁当は、ナスの揚げびたしにきのこのスープ、おにぎりだった。アリア社長はいの一番におにぎりに手を出すと、はぐはぐと美味しそうに頬張った。

「アリア社長は相変わらず食べるのが早いですね〜」

アイさんは笑いながら言う。

「それじゃあ、私たちも食べようか」

「はい!」

「「いただきます!!」」



お弁当を食べ終えると、軽やかなキンモクセイの香りと、暖かな日差しに包まれているからか、何だか眠たくなってきた。そんな私を見たからか、アイさんは

「お昼寝しちゃおっか?」

と言った。アリア社長はすでに夢の中に入り込んでいた。私たちはアリア社長を間にしながら横になった。今度はあずきちゃんとあやめちゃんをここに連れてこようなどと考えているうちに、まぶたがどんどん重くなっていって、いつの間にかまどろみのなかに包まれていった。


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