高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】
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◆jsQIWWnULI
2020/12/12(土) 20:19:51.06 ID:frt3HOpI0
「あっつぅううい……」
ゴンドラを漕ぐ腕にじっとりと汗が噴き出しているのがわかる。夜光石を見送った次の日、私たちはまた朝から合同練習をしていた。
「夜光石が落ちていっても、気温は落ちていかないですね……」
あやめちゃんがうまいんだかうまくないんだか、わからないことを言う。
「じゃーん!」
そんな中、あずきちゃんは元気に何かを取り出して見せた。
「こんな日もあるかと、風鈴を持ってきました!」
あずきちゃんが手に持っていたのは、夜光鈴だった。
「昨日で夜光石がなくなっちゃったけど、亜子さんに頼んで小さなガラス玉を付けてもらったの!これで少しは涼しくなるよ!題して、風鈴で涼しくなろう大作戦!」
「……安直な作戦名ですが、風鈴が与えてくれる清涼感にしがみつきたいほどの暑さなのには間違いないので良しとしましょう」
チリーン
暑い日はもう少し続きそうです。
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