高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】
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97: ◆jsQIWWnULI
2021/03/04(木) 20:06:57.98 ID:+fCS+15r0
昨日の晩。いつもの通り仕事から帰ってきたアイさんと晩御飯を準備した後、今日どんなことがあったのかをご飯を食べながら報告した。

「……それで、いつものルートを使って三人で練習していたんですけど、その時、凄く甘い香りがしたんです」

「いつものルートってことは、外回りができるルートだね?」

「はい。それで、その匂いは、お菓子みたいな匂いではなくって、どちらかといえばお花の香りっぽい感じだったんです。でも、そこには特に香りを発するようなものは見当たらなかったんです」

「ふむふむふむふむ……気が付きましたか藍子ちゃん」

「え?」
アイさんは腕を組みながらうんうんと頷くと、口を開いた。

「明日、その匂いの正体を探しに行ってみない?」

「匂いの正体、ですか?」

「そう。周りには何もなかったのに、辺りに漂う甘い香りの正体! それは……」

「それは……?」

「明日のお楽しみに! ってことで、藍子ちゃん、明日は何か予定はある?」

「いえ、ありません」

「じゃあ、明日は二人でお出かけに決定!」

そんな流れで、今日はその甘い香りの正体を探しにアイさんと二人で出かけるのだ。アイさんは何か知っているような口ぶりだったけれど、一体あの香りの正体は何なんだろう。


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