高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「日常的なカフェで」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:31:26.62 ID:ycbXvfEZ0
加蓮「藍子に何か注文してあげとこっかな、って思ったの」

藍子「なんだか懐かしいですね。最初の頃は、先に来ていた方が注文をしていて――」

加蓮「あったね、そういうのも。あれってひょっとして、私のことを分かってもらいたかった、とかなのかなぁ」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:31:57.14 ID:ycbXvfEZ0
藍子「でも、加蓮ちゃんならおかしくないような……」

加蓮「どういう意味よ。ねぇ」

藍子「誰かと仲良くなりたかったり、自分のことをたくさん見て、知ってほしかったり……昔の加蓮ちゃんって、そうでしたよね?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:32:27.07 ID:ycbXvfEZ0
藍子「あははっ……。だって今日って、私だけ制服なんですよ? 加蓮ちゃんは、いつものオシャレな女の子。それでお話を続けるのって、なんだか違うなぁって……」

藍子「例えるなら、そうですね〜」

藍子「夏に、ゆっくりおそうめんを食べているところに、今から外に遊びに行こうっ、って言われた時みたいな感じです!」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:32:57.37 ID:ycbXvfEZ0
加蓮「っていうか、また話逸れてるし!」

藍子「そういえば……。結局、加蓮ちゃんがここに来て、店員さんとお話して、私を待っていた……っていうところから、全然進んでいませんよね」

加蓮「これがキャンプ作りを遅れさせるゆるふわの力……!」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:33:27.76 ID:ycbXvfEZ0
加蓮「だいたい、藍子の方からノリノリになってるじゃん」

藍子「ふっふっふ。ぜんぶ、ゆるふわにしちゃいますよ〜。そうすれば、みんな笑顔で、穏やかに過ごせますよねっ」

加蓮「……おかしい。藍子のせいにする話が、藍子のおかげって話になっちゃう」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:33:56.91 ID:ycbXvfEZ0
藍子「だって、加蓮ちゃんは今、あい――私のおかげって言ってくれましたよね。っていうことは、お互いに相手のおかげって言う流れだったんじゃ……?」

加蓮「なんで今の会話でそうなる……!」

藍子「あはは……。また、どこかでお話が変わったのかなって思いました」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:34:26.63 ID:ycbXvfEZ0
藍子「未央ちゃんには今度、加蓮ちゃんがLIVEバトルをしたがっていたって伝えておきますね」

加蓮「お願いねー。別に1対1でも1対2でもいいよ」

藍子「……ひょっとしたら、それ、私も巻き込まれて1対3になっちゃったりするかも?」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:34:57.48 ID:ycbXvfEZ0
……。

…………。

加蓮「でさ……」ゲッソリ
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:35:27.01 ID:ycbXvfEZ0
加蓮「こう、顔をぼーっと天井に……」

加蓮「……」

藍子「……やらないんですか?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:35:56.76 ID:ycbXvfEZ0
加蓮「悩むって。……え、そんなくだらないことで悩んでたの?」

藍子「くだらないなんてひどいっ。悩んではいませんけれど、もっとてきぱき動くことができたら、もっとたくさんの写真を撮れるのかな……って、思うことはありますよ」

加蓮「それは増えるんじゃなくて変わるの。代わりに今藍子が撮ってる写真が撮れなくなるだけ。どっちがいい?」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/09(日) 19:36:27.49 ID:ycbXvfEZ0
加蓮「……で」

藍子「?」

加蓮「いや。相変わらず話が逸れるから」
以下略 AAS



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