サイタマ「先公は引っ込んでろよ」ぬ〜べ〜「生憎、仲間を見捨てては置けなくてな」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/31(木) 21:46:45.75 ID:IyzTPP2HO
「先公は引っ込んでろよ」
「生憎、仲間を見捨てては置けなくてな」

やはり、この2人の怪人は鵺野鳴介の仲間。
とはいえ、サイタマとの戦闘で疲弊している。
そして鵺野鳴介はさほど脅威には見えない。

「出しゃばるってんなら、さっきあんたがやったようにデコピンで寝かせてやろうか?」
「ふっ……実は俺も、デコピンは得意でな」

不敵な笑みを浮かべて、何やら呪文を唱える。

「宇宙天地 與我力量 降伏群魔 迎来曙光……」

すると左手に嵌めた黒手袋から異様な気配が。

「フブキ! 下がってろ!」
「な、何があの下に秘められているの!?」
「わかんねーけど、確実にヤバい何かだ!」

直感で危険を悟ったサイタマはフブキを後方に下がらせて、鵺野鳴介と一対一で対峙した。

「左手に封じられし鬼よ……その力を示せっ!」

今、顕となった、黒手袋の中身。瞠目する。
本来ならば見える筈のない欠損した手首の先。
しかし、人間を超えて怪人の域に達しているサイタマの目にはハッキリと見える。鬼の手が。

「この鬼の手のデコピンを受けてみるか?」
「いや、やっぱ痛そうだからやめとくわ」

鉤爪を見せつけられて、サイタマは遠慮した。


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