サイタマ「先公は引っ込んでろよ」ぬ〜べ〜「生憎、仲間を見捨てては置けなくてな」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/31(木) 21:38:45.67 ID:IyzTPP2HO
「おや? 残念。外しましたか」
「不意打ちを外すなんて狐さんは無様ですね」

いつの間にか、屋上には2人の他にもう2名が存在していて、ひとりは刺又を手に持った長髪の優男で、もうひとりは純白の着物姿の美女。

「何もんだ、てめーら」
「私は医者ですよ。専門は妖怪ですが」
「私は鵺野先生の奥さんです」

腰を抜かしたフブキを庇い、サイタマが誰何すると2人は要領の得ない返答を返してきた。

「要するにあの鬼の先公の仲間ってことか?」
「いいえ。ライバルです」
「奥さんですってば」

またも要領の得ない返答であるが、もともとサイタマは深く考えることをしない性格なので。

「攻撃してきたってことは、敵なんだな?」

ならばもはや問答は無用。正義、執行。
悪・即・打などという過激な思想はない。
しかし、彼の一撃はそれを実現する鉄槌だ。

「出番ですよ、雪女!」
「偉そうに命令しないで! 凍れぇっ!!」

パキパキパキパキッ!

「はっ?」

雪女であるゆきめが放った冷気により踏み込もうとしたサイタマの利き足が凍らされ、その場に釘付けとなる。その隙に妖狐である玉藻が。

「貰った!」
「させない!」

刺又でサイタマの首を掻っ斬ろうとするも、体勢を立て直したフブキが超能力を発動。
不可視の力により玉藻の身体の自由を奪った。


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