サイタマ「先公は引っ込んでろよ」ぬ〜べ〜「生憎、仲間を見捨てては置けなくてな」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/31(木) 21:40:50.17 ID:IyzTPP2HO
「ぬっ……人間風情が、小癪な……!」
「くっ! こっちも保たない!」

バキバキバキバキッ!

凍らせたサイタマの足が、屋上の床面ごと持ち上がる。足裏に瓦礫を付着させたまま彼は。

「おらぁっ!」
「大氷山!!」

振り抜かれた右ストレートと、慌てて壁代わりにゆきめが放った氷山が正面からぶつかる。

ズガァンッ!! ガシャッアアアンッ!!

轟音が響き渡り氷山が爆砕し破片が飛び散る。

「ちょっとサイタマ! 私を忘れないでよ!」
「あ、すまん」

鋭利な氷の破片が降り注ぎ、堪らずフブキは超能力でバリアを張って凌いだ。その代わりに。

「よかろう。妖狐の本気を見せてやろう」

優男がみるみる変貌して本性を現した。妖狐。
直立二足歩行の狐の姿となった玉藻はその脚力を発揮して距離を詰め、フブキの頭部を今度こそ首刺又で刈り取ろうとして、またしても。

「こいつばっか狙ってんじゃねーよ」

サイタマが、刺又の柄を握り、斬撃を止めた。


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