阿良々木月火「もうお兄ちゃんうるさい!!」阿良々木火憐「ぶっ飛ばすぞ!!」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/13(火) 23:07:10.23 ID:BpNphpLIO
『お兄ちゃんはどっちの方が好き?』
『どっちと結婚したい?』

思えばその問いに答えた瞬間に、妹たちに強烈な個性が芽生えたと、今ならばわかる。

「格好つけた主人さまの答えが知りたいの」
「僕はどっちも好きだし、どっちとも結婚したいと答えた。区別したり差別したりすることは悪だから。あの時そう信じていたから」

どちらかを選ぶ資格なんて今の僕にもないと思うけど、選ぶ必要はあったのだろう。
そうすることによってどちらかが諦めて、違う道に進めば妹たちも絶対的な正義などありはしないと理解出来たのかも知れない。

「たとえ片方を悪に堕としてでも、か?」
「堕とさないし落ちない。兄が実の妹を口説き落とすなんて、それこそ真の悪党だろ?」

僕は善人ではないかも知れないけど、善人であろうと心がけている。だから妹を悪の道に誘いはしないし、もし悪の道に迷い込んだならばすぐに救い出してやろうと、そう思う。


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