提督「冬月を拷問する」
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5:名無しNIPPER
2022/06/22(水) 12:55:41.72 ID:Tm5B+AGi0
吹雪「司令官、次の料理をお持ちしました! どんどんお芋さんで染め上げちゃいましょう!!」ドーゾ

提督「うむ」

提督「では冬月よ。次なる食を堪能するがいい!」がばっ

冬月「――っ」

提督「……くくっ。歯を食いしばって拒絶するとは愚かな」

吹雪「抵抗するだろうと思って持ってきて正解でしたね」

提督「うむ」ガチャッ

冬月「バ、バーナーなど……。例え拷問されたとしても私は痛みなどに屈しはしないからな!」

提督「ふんっ、冬月の丸焼きなど食えたものか。せめてサシが入ってから出直してこい」

冬月「……くっ、なぜか敗北感を覚える」

提督「このバーナーはな、こう使うのだ……!!」ガタンっ

冬月「それは……ホットサンドメーカー!!」

提督「良く知っているではないか。ならばこの恐怖も知っているであろう」

冬月「うぅ……」

提督「まずは火にかけて両面をしっかりと温める! その間にパンと……!!」

冬月「そ、それはぁぁ……」

提督「ポテトサラダではないぞ! 貴様のために、カボチャサラダにしておいた!!」

冬月「ふきゅぅぅっ!」ゴクリ

提督「この特性カボチャサラダをパンにたっぷりと塗り……いや、乗せるっ!!」

冬月「あああああ……そんなに……山になってへぇ……」、

提督「更にビスマルクが輸入したニュルンベルガーを(ニュルンベルク地方で作られた小ぶりのソーセージ)直火で炙ったものも積み上げる!!」

冬月「いやぁぁぁぁっ!! 脂が……匂いだけで絶対美味しいって分かる脂が垂れてぇぇぁぁぁぁっ!!」

提督「フハハハハッ! まだ完成していないのにそのザマか、冬月ぃっ!!」

冬月「くぅぅぅっ! こ、この程度……」ぎりっ

提督「トドメをくれてやる。ここにチーズを乗せる!!」

冬月「アッアッアッ!!」

提督「しかもモツァレラチーズ(いわゆるとろけるチーズ)ではないぞ。カボチャサラダに合う様に、クリームチーズだ!!」

冬月「チーズの酸味とカボチャの甘味、それにソーセージの塩味が加わって……!! ひ、卑怯ものっ!!」ダラダラ

提督「なんとでも言うがいい! さあ、ホットサンドメーカーも温まった頃合いか。これに先ほどのパンを乗せて……その上にもう一枚パンを被せる」

提督「この上にかぶせたパンは、少し奥にズラしておくのがポイントだ。こうすると挟むときにパンがズレてちょうどピッタリ二つが合わさるのだ」マタカミノハナシシテル

冬月「隙間から具がこぼれない完璧なサンド……!!」

提督「具がこぼれて少し焦げるのも、それはそれで美味いがな」ジュウジュウ


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