1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 22:58:24.93 ID:tZuTq0oxo
和ちゃんといけない女教師のうふふふん
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と、いうわけでこのスレは以前に書きかけでHTML化した同名のスレの書きなおしです
少し修正してはじめから貼り直します
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:00:12.55 ID:tZuTq0oxo
はじめに、屋上。
和「校内は禁煙ですよ、山中先生。」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:01:48.82 ID:tZuTq0oxo
さわ子「そんな悪い生徒はうちにはいないって。」
和「どうでしょうね。先生がこれだから。」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:02:14.45 ID:tZuTq0oxo
いそうにないな、と思いながらも試しに訊いてみる。
和「いません。」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:02:40.80 ID:tZuTq0oxo
和「先生が禁煙したら考えます。」
さわ子「え?」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:03:25.92 ID:tZuTq0oxo
……
彼女には意外とふざけたところもある。
それに気付いたのは軽音部での集まりでのことだった。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:04:54.20 ID:tZuTq0oxo
目的地に着くと、先に部屋を確保してくれていればいいのに、店先で他の子たちが待っていた。
メンバーの中には唯ちゃんの妹の憂ちゃんや、軽音部とは関係のない和ちゃんまでいる。
軽音部の集まりとはいうが、それは私を都合よく呼び出すまでの名目で本当はただの遊びだったのだ。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:07:13.67 ID:tZuTq0oxo
和「私はいいですよ聴いてるだけで。下手だから、恥ずかしいです。」
さわ子「だめよ、楽しまなきゃ。それにりっちゃんだって歌ったんだから。」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:07:43.38 ID:tZuTq0oxo
……
屋上での会話からしばらく変わったことはなにも起きなかった。
ほんらい生徒との間に何か起きる方がおかしい。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:08:11.36 ID:tZuTq0oxo
同性にそういう関心を抱くことに疑問を持たなかったのは、高校時代の経験があったからかもしれない。
バンドでギター兼ヴォーカルを務めていた私は、自分でいうのもおかしいが校内では目立つ方だった。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:08:42.49 ID:tZuTq0oxo
唯「さわちゃん、最近いーことあった?」
かじりかけのラングドシャを振り回しながら唯ちゃんが訊いた。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:09:13.84 ID:tZuTq0oxo
夏休みの直前。軽音部の部室前の廊下。
さわ子「あら真鍋さん。どうしたの。」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:09:41.31 ID:tZuTq0oxo
さわ子「そ、正解!」
思わず顔がにやけてくる。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:10:08.64 ID:tZuTq0oxo
その翌日、今度は階段の前で彼女を待ち伏せした。
来る保証はなかったが、彼女は来た。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:10:35.20 ID:tZuTq0oxo
薄暗くてよく分からないが、彼女の頬は今日こそ赤く染まっているのかもしれない。
ようやく私は確信した。
私たちは内緒の話をしているのだ。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:11:02.72 ID:tZuTq0oxo
◆◆◆◆
電話やメールがあれば、いつでも繋がっていられるというのは嘘だ。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:11:28.88 ID:tZuTq0oxo
彼女は今、私の部屋で読書をしている。
昼日中に界隈を出歩いて、二人でいるところを学校関係者に見られるとことだからという理由で、会いたくなったら彼女が私の家に来る。という約束が出来ていた。
それは仕方のないことだし、いい。けれど、こうして恋人の家にやって来て、一人で本を読んでいるというのはどんな神経をしてるんだろう。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:11:59.92 ID:tZuTq0oxo
敵はなかなか動じるようすがない。こうなれば持久戦だ。
私はますます顔をしかめ、目元に力を込める。
ぱちぱちと瞬きをしているのがはっきり見える。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:12:26.46 ID:tZuTq0oxo
和「……なんだか今日はすごかったですね。」
さわ子「感想言うのやめてよ、恥ずかしいんだから。」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/19(土) 23:12:39.48 ID:WBu+AfqSO
こんなSS知らんな
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/19(土) 23:13:09.95 ID:tZuTq0oxo
さわ子「あなたかわいいわね。時々すっごくかわいくないけど、かわいい。」
和「私はまじめに言ってるんです。」
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