過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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12: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:39:58.82 ID:mVZBQuHy0
〜昇降口〜

奉太郎(遅いな、あいつ)

える「折木さーん!」

奉太郎(優等生が廊下を走っている、中々に面白い)

える「すいません、教室に鍵が掛かっていまして、職員室まで取りに行っていたら遅れてしまいました」

奉太郎「いや、気にするな」

奉太郎「待ってる分には、疲れないしな」

と伝えると、千反田は幾分か嬉しそうな顔をした。

える「……はい!」

える「では、帰りましょうか」



〜帰り道〜

える「……折木さんは」

若干言いづらそうに、俺の方に顔を向けてきた。

奉太郎「ん?」

える「折木さんは、遊園地は楽しみではないのですか?」

そういう事か、まあ内心、ほんの少しでは楽しみでは……あるかもしれない。

奉太郎「……疲れる事はしたくないからな」

える「そう、ですか……」

千反田は悲しそうにそう言うと、黙りこくってしまう。

奉太郎「でも、まあ」

える「?」

奉太郎「たまには、悪くないかもしれない」


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