過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
1- 20
14: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:41:42.08 ID:mVZBQuHy0
奉太郎(姉貴は部屋にでもいるのか、くそ)

奉太郎(にしても、誰だ、こんな時間に)

傍から見たら、面倒くさそうに受話器を取る。

奉太郎「折木ですが」

向こうから聞こえてきた声は、俺の見知った人物の物であった。

える「折木さんですか? こんばんは」

奉太郎「あ、こんばんは」

急に挨拶をされ、思わず挨拶を返してしまう。

奉太郎「千反田か、何か用か?」

える「えっと、今からお会いできますか?」

奉太郎(今から? 外に出るのは御免こうむりたい……)

奉太郎「えーっと、用件が全く飲み込めないんだが」

える「あ、すいません! お渡ししたい物があるんです」

奉太郎「明日どうせ会うだろう、その時でいいんじゃないか?」

える「いえ、今でないとダメなんです!」

こうなってしまうと、断るのにも中々エネルギー消費が著しい。

仕方ない……が、家から出るのは如何せん回避したい。

奉太郎「……分かった、だが家から出るのが非常に面倒くさい」

える「それなら丁度よかったです、今から折木さんの家に行くつもりでしたので」

さいで。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/604.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice