過去ログ - 男「夢の向こう側には別の俺がいる」
↓ 1- 覧 板 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 21:46:31.58 ID:avCeovaE0
このスレは毎日同時刻ぐらいに書かせて頂きます。物語の大体のイメージはすでにできているので
それに肉付けする形で行きたいと思います。それではよろしくお願いします。
……俺は今、夢を見ているらしい。
「師匠!俺の新しい魔法見てくれよ!!」
俺の体に不自然な感覚が走った。
だれかが初老の男に向かって話しかけている。
顔は……よくわからない…。
初老の男の顔はよく見える。鷲鼻で綺麗なグリーンの眼が特徴的だ。
…しかし不自然な点がいくつかある。
まずは服。俺が知るかぎり、こんな服を着るのは…いわゆる魔法使いぐらいだろう。
深緑のローブ。ずっと見てると吸い込まれそうだ。眼の色と合わせているのだろうか。
俺が魔法使いぐらいだろうと言ったのにはちゃんとした理由がある。
なぜなら、…なにかがローブの表面を、渦巻いているからだ。美しいエメラルドグリーンの渦。
「おまえさんこれが不思議かね?」
初老の男は誰かに話しかけた。
だが話しかけられた本人はよく意味がわからないようだ。
「お前じゃないよ男。話しているのはもう1人の方だ」
もしかして…俺か?なぜか俺の心のなかで納得するような気持ちが芽生えた。
そして俺は口を開いた。
「あの…ここってどこでしょうか…?」
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 21:55:11.09 ID:avCeovaE0
「と言うか、まずあなたはだれですか?」
俺は驚いていた。この夢のなかで発言できるとは思っていなかったからだ。
「…まずは自分の体をじっくり眺めたらどうかね」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:01:19.29 ID:avCeovaE0
バッと股間を隠す。
初老の男はまだニヤついている。なんだかいらついてきた。
「服をください。今すぐに」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:07:06.43 ID:avCeovaE0
ここからは地の文無しで行きます。
男「へえ俺の先生なんですか。よろしくお願いします服ください」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:16:13.91 ID:avCeovaE0
男「そんな…でも、心が読めるのなら俺が今強く思っていることをご存知でしょう?」
師匠「ああ、分かるとも。その前に、お前さんの眼を見せてもらわんとなぁ」ズィッ
男・師匠「」ミツメアイ…
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:18:32.84 ID:Dy8uPSig0
>>5
wwwww
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:19:54.45 ID:avCeovaE0
男「えっ茶色ですか…?」
師匠「何だ文句があるのか?」
男(いや超地味じゃん!夢でも嫌だよ!!)
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:26:32.26 ID:avCeovaE0
師匠「…ブツブツ…」ブォオオオ!!
男(なんかめっちゃブツブツ言ってる…オーラっぽいのでてるし…)
師匠「…よし、完成だ!」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:34:03.65 ID:avCeovaE0
「……ぉとこ!男!!眼覚ましてよぉ死んじゃやだぁ…」ウワーン!!
男「…ん。幼?」
幼「!!…起きた!!おば様!男君が起きましたよ!!!」スタタッ
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:39:01.88 ID:avCeovaE0
男「そんな!!ことより!!学校に連絡はしたのか!?」
母「するわけないじゃない…あなたのほうが大事だもの…」
男「そんな…。終わった…この2年と半年間の皆勤記録が…」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:44:49.89 ID:avCeovaE0
幼「…あ!」
男「…なんだよ俺にかけるいい言葉でも見つかったのか?」
幼「私がここに居るじゃん!!」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:50:26.65 ID:avCeovaE0
男「なんだ…取り乱して損したぜ…」キラキラ
幼「すごい…!!男からエネルギーがにじみ出てる!!って…え?」
男「ん?どーした幼?」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 22:58:11.26 ID:avCeovaE0
男「…は?幼お前ちょっとおかしいぞ?」
幼「おかしいのは男だよ!!」ガサゴソ
幼「ほら!!見て!!」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:06:31.72 ID:avCeovaE0
男「カクカクシカジカ…!」
幼「なっなにそれ!!ありえないよ…」ハハ…
男「でも、それ以外に説明がつかないんだ!」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/29(月) 23:06:53.67 ID:sLL+93440
>>11
女って誰だ?幼じゃねえのか?
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:13:06.00 ID:avCeovaE0
男・幼「」ソワソワ
幼「じゃっじゃあ私帰るね!!その…夜にね!///」
男「おっおおおおおう!!待ってるぜ!」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:22:35.03 ID:avCeovaE0
>>15
「常に合理的な道をとる女」っていう一括りなんだ。わかりにくくてゴメン。
〜そして夜〜
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:27:02.34 ID:avCeovaE0
幼(男…体操座りが好きだったんだ…意外…)
男(なんか騙せてる気がする…)
男「えっとあの…なんかするか?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:30:26.43 ID:avCeovaE0
男「…ほんとにそれがしたいのか…?」
幼「うっうん!!たのしーじゃん!野球拳!!」
幼(名前しか教えてくれなかったけど…友ちゃんが言うんだから間違いないよね!)
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:34:07.30 ID:avCeovaE0
男「じゃあやるか…最初はグー!じゃんけん…
幼(えっ野球拳ってじゃんけんなの!?つまんないじゃん!私変な人みたいじゃん!)
男・幼 グー チョキ!
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/29(月) 23:39:27.66 ID:avCeovaE0
幼「男…そんなつもりで私を待ってたの…?最低!!」ウルッ
男「えっと…野球拳のルールって知ってる??」
幼「グスッ…知らない!友ちゃんに今日教えてもらったばっかりだもん!!」
38Res/18.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。