過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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848:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/24(土) 20:33:11.68 ID:wWfN1Wxyo
「で、アンタ、私に言うことは?」


実に冷ややかな視線で見下ろしてくる美琴。
いかに上条が鉄面皮でも受け流せそうにない。
ははは、と乾いた笑いで一秒ほど誤魔化して、


「できればタマゲリは勘弁してもらえないでしょうか」


とできるだけ卑屈に言った。
ことをできるだけ矮小な事象にとどめようとする努力である。
が、そんなものが役に立つわけがない。
できるだけ穏当に現状を修復できる素敵な回答を導くため、沈黙する。
そしてそんなものが役に立つわけがなかった。


「大丈夫よぉ、そんなに怯えなくたってぇ。
怖いアマゾネスから私が守ってあげるからぁ」


言うと同時にますます上条を抱きしめる操祈。
それは豊かな胸を強調するような仕草でもあって、言葉とは裏腹に火をつけ煽る行為でしかない。


「あー、そう?
そういう考えなわけ?」


明るい、短い髪の少女の周囲で青白い火花が舞った。
空気中の酸素が分解、再構築しオゾンとなった独特の光。
文字通り雷光の威力の電子の変位が起こっている証拠だ。
彼女の最強の電磁系能力者である。
その雷撃はこんな店ぐらい容易く灰燼と化す。


「ちょ、ちょっと待て美琴 !
ここには善良な紳士淑女の皆さんが!」

「その善良な紳士淑女の皆さんの前でアンタこの子と何してくれたぁ!
私にだってしたことないのに、どんな嫌味だぁぁあ!!!」

「なぁんだ、やっぱり嫉妬してたんじゃない。
あとでたっぷりしてもらえばぁ?
私としては、とりあえず満足力充分だしぃ。
まぁ? 当麻さんが『シタイ』んだったらできる限りつきあうんだけどぉ」


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