過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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849:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/24(土) 22:09:17.15 ID:wWfN1Wxyo
会話のボールを奪って捏ねくりまわして誰かに回す。
そしてそれを楽しんでいる。
悪意よりも悪戯の気持ちが強い分だけに性質が悪い。
食蜂操祈の毒の部分は、結局のところ、圧倒的な信頼に基づいている。


「ふふ、当麻さんの『ここ』はまだ『シタイ』って言ってるみたいだしぃ。
もう一回しましょうか?
いっぱい、プリクラも撮りたいし」

「操祈!
アンタこの状況でまだ……」

「美琴さんも、混じりたい?」


いや、いくらなんでもそれはダメだろ、と上条が思った瞬間。
ほんの一秒ほどだが美琴の表情が止まった。
虚を突かれた、というきょとんとした表情。
操祈の言葉に含まれた迷いの花弁で、ボタンを外された。


「だってぇ、『キスプリ』はしてたんだからぁ、それ以上のことに全く興味がなかったわけじゃあ、ないんでしょう?
本当は自分だって相手して欲しかったんでしょう?
自分で自分騙したって、全然キュート力ないんだけどぉ」


復讐するような見透かしたような、ため息ひとつ混じりの言葉。
上条は御坂美琴の足が半歩退いたのを見た。
おそらくこの少女たちはーーーとても噛み合わせが悪い。


「そ、そんな破廉恥なこと!」

「メランコリィになる言葉しか言えないんだったらぁ、このままカーテン閉めちゃうけどぉ」


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