過去ログ - ハニー・ポッター「暴いてみせるわ、マルフォイの企み」
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20: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/08/09(金) 18:21:38.22 ID:5+sJ2nQr0
ハニー「……あの、狂ったような男は家の中に行ってしまったわね」

ダンブルドア「戸に打ち付けられた蛇が揺れておるのう。ドアノッカーのつもりなのじゃろうて」

ハニー「趣味が悪すぎるわ」


オグデン『ゴーントさん、わたしはあなたの息子さんに会いにきたのです。さっそく叶いましたがね。あれがモーフィン、そう呼んでいましたな?』

ゴーント『そうだ あれは倅のモーフィン、当たり前だろうが? それで、お前は純血か?』

オグデン『そんなことは、どちらでもいいことです』


ハニー「へぇ……中々、そうね。オグデンさんは尊敬できる人みたい。生きておいでだったら、豚にしてあげるところだわ」

ダンブルドア「そうしたらもう少し簡単に記憶が手にはいったやもしれんのう」


ゴーント『ふんっ そう言えば、今のお前のような鼻を村でよくみかけたな』

オグデン『そうでしょうとも。息子さんが連中に仕掛けたい放題しておいでだったのならば。ここからは中で話しませんか?』

ゴーント『中で、だと? 前触れもなく訪れた貴様を 無礼なおまえを我が家に招きいれろと?』

オグデン『ですが、ゴーントさん。わたしは確かに今日こちらをうかがう旨を、ふくろうで――』

ゴーント『俺には梟など役に立たん 手紙は開けん』

オグデン『それでは、訪問の前触れなしだったなどとは言えませんな。いいですか?私はこちらに、あのモーフィンのことで――』

ゴーント『わかった、わかったわかったわかった!通せばよいのだろう、え? 家に入りやがれ どうせ糞の役にも立たんがな』


ハニー「……中も外見とおんなじで、荒れ放題ね……台所と居間をかねた部屋、それに扉が二つ。三つしか、部屋がないみたい……モーフィンは」


モーフィン『「シュー、シューとかわいい蛇よ クーネ、クーネと床に這え モーフィン様の機嫌とれ 戸口に打ちつけられぬよう」』シューッシューッ


ハニー「……悪趣味な歌。かわいいと思っているのにあんなことするのね」

ダンブルドア「随分とボロボロな肘掛け椅子じゃのう、ホラスのあの姿の方がよっぽどよかろうて。ほれ、ハニー、もう一人じゃ。これで役者は揃った」

ハニー「もう一人?どこに……あぁ、女の人……煤けた服が後ろの壁とまったく同じ色で、気づかなかったわ。あの二人よりはこざっぱりといては、いるけれど……」


『!? あ、あの……えぇっと』

オグデン『……こちらは?」

ゴーント『娘だ メローピー』

オグデン『ほう……おはようございます』

メローピー『あっ……はぁ……あの……』


ハニー「……生気のない顔ね。打ちひしがれた、と言ってもいいかしら。あんな表情じゃ、作っているスープも美味しくならないんじゃないかしら」

ダンブルドア「そうじゃのう、ハニー。君が誰かしらに料理を作っておった時の表情を見せ付けてあげてはどうで、うむ、冗談じゃよ冗談。彼らの話に耳を伸ばそうて。ヒンヒン!」


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