過去ログ - 佐天「さ…佐天ライダー!?…」
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9: ◆dWjGmoVRTSfl[sage saga]
2013/08/19(月) 01:46:30.03 ID:uloFikpFo
初春飾利は監視カメラで信じられないものを見ていた。
佐天が能力と思われる力を使用したこと、その後に現れた化物の事、そして佐天を助けた『仮面ライダー』の事
情報が交錯する中、正確な情報を抜き出し、黒子へ報告する。


初春 「白井さん!現場ですか!」

黒子 「えぇ、一般人の避難誘導は終えましたですの!今はアンチスキルと共に謎の集団の制圧中ですの!」

初春 「その近くの柵川中学方面に抜けれる道で仮面ライダーと得体のしれない化物が交戦中です!
    交戦範囲内に佐天さんも居るみたいで…至急の救助の必要ありと認めます!白井さんお願いします!」

黒子 「初春、安心してその方面の監視カメラを見て下さいな…そこにはお姉さまが向かってますの」



ドガァァァァァアァ!!!!!

辺りに再び落雷音が響いた。
眩んだ目を無理やり見開くと、直ぐ手の届く範囲で仮面ライダーが倒れていた。


仮面ライダー 「ぐぅ!?」

クラゲウルフ 「クゥゥラゲェー…貴様が電気に対しては耐性が低いのはわかってるぞ仮面ライダー…ふっふっふっ〜…
        止めだ喰らえー!!!!!」


ゴン!?

クラゲウルフ 「ぐぁっ!?」

佐天はブロック大のコンクリートの破片を思いっきりクラゲウルフに投げつけてやった。
前なら持ち上げることすら困難だったろうが、今なら軽々と持ち上げることが出来る。
怯んだ隙に佐天は仮面ライダーを抱えその場から離れた。

佐天 「あの…あの!…大丈夫ですか?」

仮面ライダー 「ぐ…き君はあの時の…そうか、無事だったのか…よかった…。」

佐天 「こんな時に言うのもなんですが、あの時は…命を助けてくれて…ありがとうございます。」

仮面ライダー 「なぁに、…今は君が私を助けてくれた、これでおあいこさ…」

佐天 「あの…あの後から私の体が変なんです…なんか強化されているというか、不思議な力が…」

仮面ライダー 「!?…そうか、やはり救命治療の範囲を超えて改造手術の粋になってしまったか…
        今から言うことをよく聞いてくれ、そして、すまないが手伝って欲しい…」

言葉を失った。
仮面ライダー本郷猛の人生を教えてくれた。改造手術の事を知った。そして、今の状況を理解した。
だけど不思議と悲壮感は無く、むしろ高揚感の方が強かった。
 

クラゲウルフ 「クゥゥラゲェー!おのれ逃げたか…仮面ライダー…」


仮面ライダー 「私はここだ!」

シュピィィィィン!!!

佐天 「私もここにいるわ!!」

キュピィィィィィィン!!!!!


クラゲウルフ 「ぬぅ!?」


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