過去ログ - 苗木「あの日見た模擬刀の名前をボク達はまだ知らない」
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2: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 13:31:00.71 ID:ji3xJrOaP

今日は未来機関の仕事も休み。
といっても、特にやる事はない。久々にゲームとか2ちゃんでもやろうかなぁ。

……いや、一応仕事はあったか。

例え休みでもやらなければいけない事を思い出して、ボクはケータイを取り出して電話をかける。
まだ午前中だけど繋がらないなんていう事はないはずだ。

すると、軽い電子音と一緒に声が聞こえてくる。


日向『もしもし、いつも悪いな苗木。おはよう』

苗木「うん、おはよう。気にしなくていいって。それよりみんなは変わりない?」


電話の向こうの日向クンからいつもの定期報告を受けていく。

元絶望の彼らの様子の確認。
当初は未来機関の上層部から散々怒られたけど、とにかくボク達が全力で監視する事で何とか納得させる事ができた。
今も彼らは本当のジャバウォック島で生活している。

奇跡は起きた。
あのプログラムの世界で死亡した人達は、今はもうみんな目覚める事ができた。
ただ、まだまだ絶望が抜けない人……重症なのは罪木さんとかなんだけど、そういう人達の更生は根気強く続けている。


狛枝『え、なになに、苗木クン? いいなぁ、ボクも話させてくれないかな!』

日向『うわっ、おいコラ狛枝……』

苗木「あ、ご、ごめん、ボクはこれで失礼させてもらうよ!」

日向『ん、あぁ、分かった。じゃあなー』

狛枝『えっ、ちょ』


ピッと、再び軽い電子音と共に通話を切る。
狛枝クンには悪いけど、彼と話すと物凄く長くなるから苦手なんだよね……。



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