過去ログ - 【艦これ】大鳳「一度入ったら抜け出せない鎮守府?」
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6:1[saga]
2014/05/11(日) 07:48:42.38 ID:BkitVJHAO
不知火「ここが司令官の執務室です」

電「司令官、大鳳さんをお連れしたのです!」

?「どうぞ、入ってもらって構わないわ」

大鳳(女性の声? ここの鎮守府の提督は男性のはずなのだけれど……)

漣「じゃあ私達はここまでね」

夕立「今度は一緒に遊んでほしいっぽい!」

大鳳「えぇ、ありがとう。これからよろしく頼むわね」

若干の疑問はあるものの、大鳳はここまで案内してくれた四人に手を振り、走って戻っていくのを見送る。

改めて執務室の扉を見つめると緊張したのか、ドアノブを握る手にはうっすらと汗がにじんでいる。しかし、待たせるわけにはいかないので平常心平常心と心で唱えながら彼女はその扉を開いた。

大鳳「失礼します! 本日付けでこの鎮守府に着任しました大鳳です。提督、この度は――?」

挨拶の途中で、ある重要な事実に気付く。執務机に座っているのは提督ではなく、艦娘だ。

?「ここではそのような挨拶は不要よ、楽にして構わないわ」

大鳳「あ、ありがとうございます……あの、一つよろしいですか?」

大鳳「いえ、相談ではなくて、その……何故艦娘である貴女が提督を?」

加賀「勘違いしているようだけれど、私は提督ではないわ。一航戦、加賀。貴女と同じこの鎮守府に配属されている同僚よ」

それならば、何故に執務室の執務机で書類仕事を一人でしているのか、という疑問が沸き上がる。それを見透かすように、加賀は大鳳にこちらへ来いと手招きする。

加賀「彼が私達の、提督です」

大鳳「・・・・・・」

恐る恐る近付いて彼女が目にしたものは、加賀の膝枕で寝ている二十代前半位の若い提督の姿だった。


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