過去ログ - ほむら「今度こそあなたを救ってみせる」 士郎「……」
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◆huW6MC36gk
[sage saga]
2014/11/14(金) 21:34:54.71 ID:ue3ynY+ko
士郎「俺は……そうだな……正義の味方、ってのじゃダメかな?」
彼の口から飛び出したのは酷く抽象的な言葉。
さやか「正義の味方って、そんなアニメやゲームじゃあるまいし」
士郎「って言われてもなぁ」
マミ「言い辛いのなら言わなくても大丈夫ですよ」
マミは紅茶を入れたカップを士郎の前へと置く。
マミ「それより、遅れてしまいましたけど、あの時助けて頂いてありがとうございました」
士郎「いや、俺はただあの魔女ってのを抑えただけさ、俺一人じゃアイツには勝てなかったし」
結局の所、士郎一人ではお菓子の魔女の攻撃を捌くので精一杯であった。
彼が囮になっている間に体勢を立て直したマミがお菓子の魔女にトドメを刺したのだ。
マミ「それでも、あのままだったら私は命を落としていたかもしれない、それを救ってくれたのは衛宮さんですから」
士郎「そっか、じゃあその言葉はありがたく受け取っておくよ」
士郎は紅茶を飲みきると立ち上がった。
士郎「それじゃ、いつまでも女の子の部屋に居るのもアレだからな」
マミ「そんな、ゆっくりしていって貰っても構わないのに」
士郎「また今度暇な時にお願いするよ、俺もしばらくはこの町に居るからさ」
そう言って、彼はマミの部屋を後にした。
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