過去ログ - シスター「この街に残りたい。けど勇者様との旅もありますし…」男兵「……」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/02/04(水) 23:10:41.98 ID:O4e/Gl2DO
兵士A「聞いたか?街に勇者達が来ているらしいぞ。」

兵士B「だからなんだよ?サインでも貰いに行けってか?
俺達には関係ないだろ。」

男兵「……そのせいでこの辺の警備が薄くなってるのか?上の奴ら、街にいる勇者の護衛に人員を割きやがったな。
こんな時に魔物に襲撃されたらどうすんだよ?こんな抜け空の砦じゃ一瞬でお仕舞いだな。」


兵士C「勇者が街に居るってのに、魔物がくるわけないだろ。逆に怯えて逃げて行くさ。」

兵士B「どうだか……。むしろ勇者がいる今だからこそ、狙われちまうかもしれないだろ?」


男兵「そういう物騒な話はやめろよ。こういう時に限ってそういう読みはあたるんだからな……」




少女「ごめんくださ〜い。」

兵士B「ん?……って、おい!お前何こんな所にまで来てるんだ!」

兵士A「誰だ?あの可愛いお嬢ちゃんは?」

男兵「あいつの妹。街の定食屋で働いてるらしい。」

少女「あ、男兵さんもご苦労様です。兄にお弁当を持ってきたんですけど、よかったら男兵さんや皆さんもどうぞ。」

男兵「ん?お、サンキュー。」

兵士B「お前……こんな危険な所には来るなって言っただろ…」

少女「大丈夫。だって、いざというときはお兄さんと皆さん達が守ってくれるでしょ?」

兵士B「なっ……」


兵士A「え?マジでくれるの?ちょうど腹減ってたから助かるわ〜。」

兵士C「ありがて〜。今朝なんて握り飯一個だったしな。」

男兵「おいコラ!エビフライは1人1つまでだ!誰だ2個食ったのは!?」


兵士B「……お前ら…」

少女「ふふっ。皆元気だね。」

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