過去ログ - エナドリの力
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20:名無しNIPPER[saga]
2015/04/27(月) 21:48:59.15 ID:3QR3IbcT0
パパは台所で、首を吊った。


顔は赤黒く変色し、口から舌をだらりと覗かせている、そして生ごみの腐ったような強烈な臭いが鼻腔を刺激する。


私はすぐに口を覆ったが、すでにその腐臭は肺の中に入り込んでいたので、それは文字通り臭いものにふたをするようなものだった。


こらえきれずふたを開けると、もう止まらなかった。


それから何度呼吸をしたかはしれないが、その臭いは確かにわたしの中に溜まりこんでいる。


ときどき溢れて、どうにか吐くことでその密度を薄めるのだが、いつまでも底で漂っている。


あぁ、今この瞬間もソウダ。


私は346プロダクションの為に頑張った


生産から、交渉まで、私はがんばったのに


お金のためにわたしはがんばったのに


わたしはがんばったのに


パパも


プロデューサーも


なんで


よろこんでくれないの?


わたしがわるいの?


がんばるからわるいの?


わかんないよ


なんにもわかんない


わたし、おかあさんいないから


おとうさんもいないから


すきなひともいないから





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