過去ログ - 三船美優「私を狂わす貴方のアロマ」
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5: ◆agif0ROmyg[saga]
2015/04/30(木) 18:07:29.74 ID:dJKtDHpp0
今までの長い付き合いを通じて、常に紳士的に振る舞い一線を越えようという素振りすら見せなかった彼が、こんなにも欲望を露わにしている。
彼を想って、彼のシャツを使ってしたことで、こんなにも興奮してもらえるなんて。
私のことなんてほとんど考えない、自分の欲望ありきな腰使いでしたが、かえってそれがいい。
あの穏やかなプロデューサーさんが私に煽られて狂っている。私に女を感じて、暴走している。
その事実が私を熱くするのです。
何十回目かのピストンで、ついに私はイきました。
オナニーしているところに乱入され、壁に押し付けられて立ったまま無理やり挿入されて、絶頂しました。
叫んでしまいそうなのを、必死に堪えます。
下唇を噛んで声を抑えようとすると、口の端からヨダレが流れでて、今自分がどんな酷い表情をしているのか知りました。
私が浮遊感に取り憑かれると、彼もまたすぐに限界を迎え、膣の奥に熱くて濃い精液をだくだく流し込んでいました。
素早く動いていたのが急に止まって、胎の奥で男性器がびくびく震えています。
じんわりと広がる精液の暖かさを感じ取ろうとして、私はずっとふわふわした感じのままでした。
しばらく後。
正気に戻ったらしいプロデューサーさんは、まず私に謝ろうとしました。
でも、話の流れからいって、非があるのは私の方です。
機先を制して謝った後、これからも一緒にお仕事させて欲しいというと、随分驚いたようでした。
かなり遠慮がちにしていましたが、プロデューサーさんと離れたくない、捨てられたくないと言うと後ろめたそうな表情でOKしてくれました。
罪悪感につけ込むようなことをしてしまいましたが、それだけ彼が私のことを大事に思っているのだと思うと、ますます嬉しくなってしまうのでした。
次の日。
プロデューサーさんはずっと、居心地悪そうな、距離のとり方がよくわからないような、微妙な態度を取り続けていました。
一方私はといえば、思っていたよりも穏やかというか満たされたような気分です。
アイドルとして活動していく中で、かつては想像もしなかったような奇抜な衣装や、大胆な服などを着る機会が頻繁にあり、
段々昔と比べて度胸がついてきたように思っていましたが、これもその影響でしょうか。
仕事が終わり、職場の皆が帰宅し、窓のブラインドを閉めて誰も残っていないのを念入りに確認した後。
私達二人は、休憩室に忍び込みました。
日中、お仕事をしている間も、人の目を盗んで色々おしゃべりしたり、手を握り合ったりしていましたが、そのせいでやる気になり過ぎてしまいました。
ベッドに腰掛けて一瞬見つめ合って、どちらからともなくキス。
熱い口づけを交わしているうちに、彼の瞳がどんどん昏くなっていきます。
薄暗い部屋、欲望を隠し切れない男と二人きり。
これから一体どんなことをされてしまうのか、期待で下着が濡れてしまいます。
唇を舐め合って舌を絡め合うと唾の音が口から頭に響いてきます。
生ぬるい唾液を味わうたびにもっともっと欲しくなり、火照った体を押し付けます。
胸を押し当てると彼の両腕にも力が入り、指が胴に食い込むほど強く抱きすくめられます。
身動きを封じられて口を貪られて、これから身体も好き放題されるのだという事実を思い知らされます。
どくんどくんと心臓の音がうるさいくらいですが、それは彼も同じ。
ゆっくりと口を離し、まだ少し躊躇しているプロデューサーさんの頬に手を当てました。
職業人の挟持を捨てきれない彼を魅了して、間違った道へ誘うのです。
我慢なんてしなくていいんですよ。しましょう……ううん、して下さい。
お願いします。一人は寂しいんです。だから。
もうプロデューサーさんは何も言わず、私をそっとベッドに押し倒しました。
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