過去ログ - ルナ「ルナのお友達になってくれる?」八幡「や、その友達とか良くわからないんで」
1- 20
4:名無しNIPPER[sage]
2016/08/26(金) 01:56:50.08 ID:SZHC4siA0
陽乃さんがじきじきに俺を指名するまでは

現実に居場所がない材木座はもちろんのこと、あの雪ノ下ですら「頼まれれば行かないでもないのよ」というかの有名なツンデレ状態だったわけだし

葉山ならば今までどおり、期待に応えただろう。

そうした中、由比ヶ浜と俺だけが行かないことを表明していたが

俺が連れ出されるいなや、由比ヶ浜も行くと言いだした。

相変わらず、群集心理の権化のような女である。

ただ、ほかの連中が思った以上に俺に対してドライだったことを考えると、彼女なりの優しさだったのだと思えた。

最愛の妹である小町はお土産買ってきてねと一言であったし

雪ノ下は科学には犠牲がつきものだという話をし、陽乃さんは比企谷君ならなんとかなるよ。悪運は強いでしょ、と太鼓判を押した。

家族から突き放され、敵(雪ノ下家)にも認められたことが存外に腹立たしかったので

もう帰ってこれないかもしれないと弱音を吐いてみせたが

肝心の彼女らは素知らぬふりをし、由比ヶ浜が泣きはじめたので慌ててやめた。

泣く子と地頭には勝てぬとはこのことか。

俺はいつの日か、一揆をおこすことを胸に誓って陽乃さんが用意した探査機に乗り込み、

100万円相当の商品券を手に、異世界へ飛びたったのだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
218Res/166.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice