過去ログ - 裕子「特別なことができるなら」
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1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:16:02.20 ID:jzgcTAa+0
【モバマス・デレステSS】です
※注意事項
・ユッコのPが女性、地の文あり
・上記のうち一つでもダメな人はブラウザバックを

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(さいきっく? なにを言っているんだ裕子)

(夢でも見たのよきっと)

裕子(違う……私は……!)

流れていく景色。浮かんでは消えていく人々。見知った顔も、見慣れぬ顔もそこにはあって。

(あの子頭おかしいんじゃあないか?)

(親はどこにいるのかしら……)

裕子(信じて、私は本当に……!)

叫びは言葉にならず、自分を見ていた人々は次々に顔を背けて去っていく。

裕子(待って、お願い! 私は、私は……!)

手を伸ばしても距離は開くばかりで、1人その場に残されていく。誰もこちらを見もしない。
自分は狂ってしまったのか、それとも幻を見ているだけなのか。

裕子(私は……!)

(大丈夫)

その時、後ろから声が聞こえた。それはとても安心できる声で、その人物が誰かは容易に想像が出来る。

裕子(……ッ!)

(私は、ユッコを信じてる)

温かみのある言葉と気配。それを感じた少女は嬉しそうに後ろを振り向いて――。


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