過去ログ - 藤丸「レイシフトしたら冬木の聖杯戦争に参加する羽目になった」
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14:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 15:17:44.04 ID:/FmlzppH0
SNプレイはしてるんですけどうまく台詞が思い出せず・・・すみません・・・
指摘感謝です.


アーチャー「とはいえ,傷が治っていない現在の状態で奴と戦うのは自殺に等しい.
私はしばらく傷の回復に専念させてもらう.」

アーチャーはそう告げると霊体になりどこかへ消えていった.
あいつは一体何者なんだ・・・?

凛「そういうわけで,私たちは当面の間,ヘラクレスやほかのマスターの居場所を調べるのに専念するわ.
ヘラクレスを倒すまでは,できるだけ戦闘は行わない方向で.」

俺があのアーチャーについて考えている間に,凛が作戦を総括し,こちらを見る.
そして思い出したように,こう告げた.

凛「そういえば,まだ返答を聞いていなかったわね.
―――私たちに協力,してくれる?」

俺は数刻,頭を巡らせる.
ここで断って凛を倒してしまうのも一つの手ではある.
魔力が戻れば12種ものAランク相当の宝具を用意すると簡単に告げたサーヴァントだ,今のうちに叩いておくのが最善であろう.
しかし,ここを逃すとヘラクレスを倒す手立ては現状ない.
カルデアからダビデ王を呼んでくるのも手として存在しなくはないが,聖遺物であるアークを維持できるほどの魔力を俺が持っているとも思えない.
それに,イシュタルには大きな借りがある以上,そのイシュタルに似た少女の誘いを無碍にもできない.

藤丸「・・・わかった.僕でよければ,手伝うよ.」

俺は差し出された手を取り,凛との協力関係を結んだ.

凛「オーケー,じゃあちょっと遅いけど,出かけましょう.」

凛はそう告げると,コートを手に取った.

藤丸「出かけるって・・・どこに?」

状況が呑み込めてない俺に,彼女は一言.

凛「もう一人の協力者のところよ.」




凛に連れられてやってきたのは,和風の大きな家屋.

凛「衛宮君,彼が新しい協力者の藤丸君よ.」

凛と話しているのは赤毛の少年.
年は・・・凛と同じくらいだろうか.
彼は一通り凛と話した後こちらを向いた.

士郎「初めまして,俺は衛宮士郎.一応マスターってことになってる.」

藤丸「初めまして,藤丸立花です.」

自己紹介を受け,自己紹介を返す.
驚いたことに,彼もマスターだった.
まぁ,協力者というくらいだし,そんな気もしていたが.

凛「藤丸君は外部からのマスターなの.」

衛宮「なるほど,道理で見たことない顔だと思った.
ま,これからよろしく.」

凛の説明をうけ納得した顔の士郎に手を差し出され,握手に応じる.

凛「立ち話もなんだし,中で話しましょう.寒いし.」

士郎「一応俺の家なんだけど・・・まぁ,客人には違いないしな,どうぞ.」

凛の言葉を受けた士郎は,苦笑いをしながら俺たちを家に招き入れる.
外見は古いながらも,よく手入れされたいい家だ.
俺たちは士郎に案内され,居間に通された.

「シロウ,客人ですか?」

俺たちが入ってくる音を聞きつけてか奥から人が出てきた.

「ああ,リンでしたか,あと一人は・・・?」

奥から出てきた金髪碧眼の彼女は,凛と俺を交互に見る.
華奢で小さな少女ではあるが,少女からは普通の人とは決定的に違う何かが感じ取れた.
士郎は彼女の隣に立ち,彼女の紹介をする.

士郎「紹介するよ.彼女はセイバー,俺のサーヴァントだ.」


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