アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/28(火) 22:54:55.28 ID:sxcjprsF0
アルビノの女「シャワー、まだ浴びてないんです」「ベッドにでも座って、暫く待ってて下さい」
黒髪の娼婦「ああ、それなら。私も、まだだから」
アルビノの女「気にしませんよ、私は」 黒髪の娼婦「私は、そうは行かないもの」
アルビノの女「……仕方ありませんね。なら、お任せします」
黒髪の娼婦「……ありがとう、ラティーナ」スルリ
揺らめくようにして近付いた娼婦の指先が、アルビノの女の付けていた酸素マスクを外す。
恐らくは右目にオンライン脳直システムを内蔵した、赤と金のオッドアイが微かに見開かれて、眼前で穏やかに微笑む娼婦の紅い目を見つめた。
黒髪の娼婦「あら」「マスクを外すと、そんな顔なのね。可愛いわ」
アルビノの女「……安物の、酸素マスクですよ」「人のもの、勝手に取らないで下さい」
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