22:名無しNIPPER[saga]
2016/08/19(金) 16:33:52.57 ID:xz5OVBJu0
< パタンッ
< カチャンッ
奴隷「…………は…ぁ……っ」ドサッ
案内された部屋の中央で奴隷の娘は糸が切れたように崩れ落ちた。
得体の知れない威圧感、或いは別の重圧に精神的に押し潰されてしまっていたのだ。
小さなランプの灯りが部屋を照らしていた。
娘は疲れた様子で薄暗い部屋を見回す。
入って来たバラ園からの扉を部屋の南側として、正面の壁際に清潔な白のベッド。
その両脇に小さなチェストが置かれている。
西側の壁には金細工の施された鏡が掛けてあった。
そして東側にはトイレと小さな浴場へ続く扉がある。
奴隷「…………」
奴隷「どうしよう……かな」
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