モバP「十時愛梨と一緒にいられるならAVなんて必要ない」
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1: ◆agif0ROmyg[saga]
2016/10/17(月) 21:44:19.18 ID:jecLuklK0
アイドルマスターシンデレラガールズの、十時愛梨のSSです。
地の文。R18。





金曜日の夜のこと。

久しぶりに早めに上がれた俺は恋人の愛梨が待つ部屋へまっすぐ帰った。

扉を開けて入室すると、一足先に帰宅していた愛梨が出迎えてくれる。

「あっ、おかえりなさい〜。今日も一日、お疲れ様ですっ」

愛梨もな、といって上着を脱ぐ。

俺よりも愛梨の帰宅が早い日は、食事や風呂の用意を整えてくれていることが多い。

今日はどうなのかな、と目線を向けると、思い出した様に頬を膨らませた。

「そうだ、忘れちゃうところでした。
 ねえ、ちょっとこれ。どういうことですかっ」

指差したのは机の上。

見ると、そこには俺が長年かけて少しずつ買い集めたエロDVDが積み上げられていた。

これはきまずい。

まさかAVを観るのが浮気扱いされることは無いだろうし、そもそも愛梨と一緒に住むようになってこんなものを見る機会は激減していたが。

それでも、男がこういうものを持っているのが面白くない、というのは有り得る話だ。

「ひどいじゃないですか、こんなにいっぱい隠して。私というものがありながらっ」

そのフレーズ、実際に聞くのは初めてだよ。

「えへへ、一度言ってみたかったんですよ〜
 ……って、もう! ごまかしちゃいけません!」

ごまかしてないよ、愛梨が……と弁解しかけたが。

どうも愛梨は本気で怒っているわけでもないようだし、ここは合わせてやったほうがいいか。

はい、すいません。

愛梨みたいな可愛い彼女がいるのに、あんなDVDを隠していて、ごめんなさい。

そう言って軽く頭を下げると、ただでさえゆるゆるな表情が更に緩んだ。

「えへへ、可愛い、だなんて。もうっ。
 ……まあ私としても、男の人がこういうの必要になっちゃうの、わからなくもないんですよ。
 毎日スッキリしないといけないのに、どうしても私が一緒にいられない日、ありますもんね」

毎日というわけでもないが、確かに愛梨は人気アイドルだし、ゆっくり一緒に過ごせる時間はそれほど多くない。

「それでですね、私がいないときでも私のことを想ってもらえたらステキだなあ、って」

差し出したのは、少し前に買ったビデオカメラ。

訝しむ俺に、愛梨は畳み掛けてきた。

「これで、十時愛梨主演のエッチな動画を撮ってくれませんか♪」

なるほどそういうことか。

なら、断る理由も無い。

暑い暑いといってすぐに服を脱ぎたがる愛梨のことだ。

淫らな姿を撮られることにも前々から興味があったのだろう。

カメラを受け取り、電源を入れ、部屋の証明を明るくすると、嬉しそうにベッドに座り込んだ。

「じゃあ、お願いします! プロデューサーさん専用のですからね、いっぱい撮ってくださいねっ」

さて、何から始めるべきか。

AVということだし、やはりインタビューから撮るべきか。

ショートパンツに薄手の半袖シャツを合わせた、ラフな部屋着姿の愛梨は、ただ座っているだけでも胸の形や大きさがはっきり分かって、有り体に言ってエロい。

普段ならキスでもしてベタベタしながらゆっくり脱がすところだが……


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