7:名無しNIPPER
2016/12/23(金) 17:12:00.68 ID:lsZj+NMQ0
「はぁ……ぁ、あの、Pさん……私ばかり、その……」
「なんですか?」
「恥ずかし……ですから」
「あぁ、ごめんなさい?」
言われて自分は、まだ何も脱いでいない事に気づく。ワイシャツのボタンを外していると、美優さんがこちらに近づいてきた。
「あの、ここ……すごい、ことに……」
股間を擦られ、体が震えてしまった。そのまま、ベルトを外されてズボンを下ろされていく。鮮やかな手口だった。
「なんか慣れてますね……」
「気のせい、です」
さっきの仕返しのつもりだろうか。しかし、この年で童貞処女というのもお伽噺じゃあるまいに。とはいえそれを口に出すのも野暮だろう。
下着越しでも、股間がこれ以上ないくらい勃起しているのが分かった。パンツもやや強引に下げられる。
「P さんの……その、大きい……」
他人と比べたことがないからなんとも言えない。まぁ、言われただけでも男としては満足感がある。
「その……触ってもらえますか?」
おそるおそる、といったような手つき。一本ずつ、ゆっくりと触れられて緩く握られる。
美優さんに勃起したモノを握らせていると言う事実だけで射精が出来そうだった。事実、先走りが止まらなくなっている。
指を軽く上下に動かし始める。細い指が、カリ首や亀頭を丁寧に責めていて、もう片方の手もマッサージするように玉を揉んでくれる。
何をすればいいのかわからない訳ではないらしく、ゆっくりと、だが確実に快感を与えてくれる。緩い気持ちよさが丁度いい。激しくされたらすぐにでも出てしまいそうだ。
「P さん……」
顔を見上げてくる。もう完全に雌の顔と言った感じで、普段から下がり気味の目尻はとろんと蕩けている。
躊躇なくキスをする。今度は美優さんの方から舌を出してきた。多少驚きつつも好きにさせる。
かなり積極的に口内を犯される。歯列を丁寧になぞられ、舌と舌が深く絡み唾液が送り込まれてくる。その間手を動かす事はやめず、二ヶ所からにちゅにちゅと卑しい音だけ鳴っている。
「ちゅ、ちゅ……ぢゅ……ぅ……」
「ちゅ。ん……っ、ふ……」
息が詰まりそうになるギリギリでようやく口を離された。苦しさからの解放より、名残惜しさの方が数段大きい。
口からは唾液の糸が橋のようにかかっていて。それも一瞬でぷつりと切れた。
数秒、見つめあう。
今度はどちらともなく、もう一度唇を重ね合う。
丁寧な前戯。お互い既にしたいことは一つだろうが、今この行為は勢いのセックスなのではなく、愛し合った上でのものだとお互いに意識し、確認し合う為の儀式のようなものだった。
「ぷは……Pさん……ここ、すごく苦しそうですね……一回、出しちゃいましょうか」
妖艶な微笑みを見せる美優さん。愛おしそうに股間を眺めたかと思うと、そのまま髪をかき上げておそるおそるといった控えめさで先端をなめとった。
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