8:名無しNIPPER
2016/12/23(金) 17:12:53.65 ID:lsZj+NMQ0
「うぁ……」
思わず声が漏れた。剥け切った先端は既に我慢汁でいっぱいになっている。美優さんはそれを丁寧に舐めとっていく。先端だけの甘い口づけ。夢のような光景にさらに興奮して、舐められる量より新たに出てくる先走りの方が多いのではないかと思うほど。
「不思議な、味……Pさんに、濃い臭いが……」
「く、臭いですか……?」
「いえ……、一息吸うたびに、体が火照って……熱く……」
そういえば美優さんの趣味はアロマテラピーだったか。こんなどぎつい臭いを嗅ぐ機会はないとは思うが、匂いを嗅ぐという行為においては、美優さんは他に人より数段意味を持っていそうだ。
段々と慣れてきたのか亀頭全体を口に含んでいた。美優さんの口に肉棒が沈んでいく。すさまじい光景だった。あの美優さんがフェラチオをして、俺を奉仕しているのだ。
口の中の暖かさに包まれたうえ、舌を器用に動かして刺激を与えてくれる。一気に射精欲が高まってきた。
「美優さん……も、出そうです……!」
「ん、じゅぷ……じゅる……、ぢゅ……」
「美優、さん……!!」
口の中に出さまいと声をかけているのを全く意に介さず、それどころか美優さんは俺のモノを根本まで口に入れた。苦しいだろうに、喉がなっているのが分かる。んぐんぐんぐっと、何を言っているかはわからないが俺に意志を伝えてくれる。どうやら想像以上に貪欲だ、放してくれる気はないらしい。
苦しいほどの快感が一気に駆け巡ってきた。このままもう出てしまいそうだが、刺激は続くばかりで背筋がゾクゾクと震えてきた。もう耐えられそうにはなかった。
「あ……出ます。出る……美優さんの……口、に!」
そこからは何も考えられなくなる。快感を得ることにのみ脳が働いていて、無思考のまま、思い切り美優さんの喉に精液をぶちまけた。
どぴゅ、どぴゅ、という力強い射精音が俺の方にまで伝わってくる。数秒、射精としてはありえないくらい長い時間をかけてようやく止まる。
息を整える。美優さんの口からずるりと肉棒が解放される、まだ脈打つ感覚が残っていた。
「はあ……、はぁ……美優さん……?」
美優さんは口をもごもごと動かして、恍惚とした表情を浮かべた。それも一瞬今度は喉が数回鳴る。
「ぷは……」
美優さんがようやく息をつく。唾液と一緒に出した精液が溢れ、顎から胸へ。一瞬でもう一度勃起してしまいそうな光景だ。
しかし、零した量が出した量と釣り合っていない気がする。そういえば、さっき、思い切り喉がなっていた。もしかして……。
「美優さん……、飲みました?」
「え……えぇ……、Pさんの、欲しくって……。駄目でしたか……?」
駄目なんてことはない、むしろ最上級の奉仕行為といってもいいだろう。とはいえいきなりこんな高度な事をするとは思っても見なかったが。
美優さんには清廉潔白な印象を持っていたが、人並み、いや、もしかしたらそれ以上に性欲を持っていることになんだか安心する。しかし、そのギャップはすさまじい。夢でも見ないような光景をもう既に何度見たか分からない。
「いえ……、美優さんも、なんていうか……ちゃんとエッチなんですね。少し安心しました」
17Res/29.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20