【悪魔のリドル】兎角「一線を越える、ということ」
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33:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:35:08.12 ID:u1xI7N2CO
 思考もままならぬほど呆けていた兎角であったが、ふと思い立ちその視線を横に向けてみた。
 ここには自分達だけではなく千足たちもいたのだ。
 彼女達はどうしているのだろうかと隣を見ると、千足もまた今の兎角と同じような格好にされていた。

 千足は今椅子に浅く腰掛け、股を大きく広げ、胸元は完全に露出されている。
 たわわに実った果実と言うにはあまりに大きすぎる乳房はスクリーンの光を浴びて美しい曲線美を絵描いている。履いていたスカートは腰辺りにまでたくしあげられもはや何も隠していない。また千足の場合は紐パンだったのだろうか、下着すら払い取られ下半身は完全にあらわになっていた。
 そんな千足を柩はねっとりと責めていた。舌でゆっくりと胸を舐め手は太ももや脇腹といった敏感なところを撫でていた。その様は蛇かあるいはナメクジを想起させた。
 柩はメリハリをつけるかのように時折手をあらわになっている千足の性器に伸ばしクンッと指を曲げた。それに反応して千足は大きく体を反らすが、兎角にはそれが実に気持ち良さそうに見えた。
 単に肉体的刺激的な話ではない。精神的な話である。
 千足は今心の底から快楽に身を任せているのであろう。それはとても羨ましいことで、そして間もなく自分にもそんな快楽がやって来るのだろうと兎角は思った。
 ふと晴の手が近付く気配を感じた。
 兎角は体の力を抜き、やって来るであろう快楽にその身を任せた。


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