【悪魔のリドル】兎角「一線を越える、ということ」
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34:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 23:36:51.82 ID:u1xI7N2CO
 晴はまず兎角の右の乳房に軽くキスをした。
 晴はそのまま舌で柔らかい乳房を舐め上げ、伸ばした右手で兎角の左乳首を責め出した。責める速度はゆっくりであったがそれでも最上級の刺激であった。
 一方の左手は股間へと伸び、濡れたショーツの上から隆起したクリトリスを執拗に掻いていた。晴はこの服の上から責めるのが好きなのだろうか。もしくは兎角がいい反応をするからそれに合わせたのかもしれない。どちらにしてもこれもまた最上級の快楽であったことは言うまでもない。

 兎角は予感した。
 『来る』と。
 今まで経験したことのない最大級の快楽の波が来ると。
 今こそその一線を越える時だと。

 兎角の高まりを感じ取ってか晴も責めのギアを一段上げる。
 首筋に唇を落とし、手を入れ換えて左手で乳房を撫でる。右手で濡れたショーツをずらし、あらわになった膣穴に二本の指を突っ込む。これ以上なく濡れていた兎角の膣穴はそれを抵抗も何もせずに受け入れた。晴が指を曲げると刺激が兎角の目の奥の方で火花となった。
 兎角の予想が確信に変わる。
 敏感の極みとなった神経は体を巡る電気信号一つ一つですら感じ取れた。すべての刺激が一本の本流となり背すじを駆け上がる。その激流は今まさに脳を撃ち抜こうとしている。脳もまたその絶頂を期待している。
 兎角はまさにその最後の一線を越えようとしていた。


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