【悪魔のリドル】兎角「一線を越える、ということ」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/21(月) 21:42:32.02 ID:u1xI7N2CO
「ふふっ。早速楽しんでるね、向こう」

 すぐ右隣の光景を楽しげに見つめる晴。
 そんな晴もまた左手では兎角の太ももを撫で、右手では箱形のスイッチを小刻みににオンオフしていた。

 兎角は一見無反応で窓の外を見ているように見えたが、よく見れば耳が赤くなっており、またスイッチがオンになったときに微かに肩が震えるのも見てとれた。
 晴が口角を高くあげる。兎角の意地らしい反応は晴の情欲を大きく焚き付けた。

「それじゃあ兎角さん、晴達も楽しみましょうか?」

 ピクリと肩を震わせる兎角。兎角は何か言おうと口を開けたが、その言葉が出る前に晴が兎角の胸をわし掴んだ。代わりに兎角の口から出たのは艶やかな吐息であった。

「ん、っ、く……!?」

 兎角は羞恥に耐えようと歯を喰い縛る。顔を赤くし険しい表情を作る兎角であったがそれすらも晴にとっては可愛らしいものであった。

「我慢しなくてもいいんだよ、兎角さん?見つかったとしても、エッチなことしてるってばれちゃうだけだし」

 小悪魔的な笑みを浮かべる晴から顔をそらす兎角。しかし晴の手に抵抗する真似は見せなかった。晴もそれをわかっているのか容赦なく攻め立てる。
 太ももをフェザータッチで撫でる。ブラウスの上から乳首をつねる。首筋に手を這わす。思い出したかのようなタイミングでローターのスイッチをいれる。
 兎角はそれらに対して羞恥の表情を浮かべながらも無抵抗に受け入れていた。

 兎角にはこれを受け入れるだけの理由があった。


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